JP2008049780A - 電動パワーステアリング制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電磁ノイズ等によって運転者の操舵する方向とは逆の方向にアシストモータ11へ電流が流れるような状態になったとしても、運転者の操舵する方向と逆の方向にアシストモータ11が回転しないようにすることのできる電動パワーステアリング制御装置を提供すること。
【解決手段】MOSU1、U2とMOSV1、V2とを直列に接続した直列回路を並列に接続して構成されたモータ駆動回路3と、ステアリング軸に加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサ12から得られる操舵トルク情報に基づいて、モータ駆動回路3へ駆動指令信号を出力する駆動指令部53とを装備し、MOSU1、U2とMOSV1、V2との接続点J1、J2それぞれに遮断用スイッチ手段としてのMOSX1、X2の一端を接続し、MOSX1、X2の他端をアシストモータ11を接続するための出力端子とする。
【選択図】図3

Description

本発明は電動パワーステアリング制御装置に関し、より詳細には、運転者の操舵力を軽減する電動パワーステアリング制御装置に関する。
電動パワーステアリングシステムは、運転者がステアリングを操作した際に発生する操舵トルクに応じて、アシストモータを使って操舵力をアシストするシステムである。図1は、従来の電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。図中1は電動パワーステアリング制御装置を示しており、電動パワーステアリング制御装置1は図示しないCPU、ROM、及びRAMを備えたマイコン2と、正逆回転駆動可能な2相モータのアシストモータ11を駆動するモータ駆動回路3と、抵抗R間に現れた電圧からアシストモータ11に流れる電流値を検出するモータ電流検出回路4と、マイコン2を作動させるための定電圧回路5とを含んで構成されている。
ステアリング軸に加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサ12、及び車速を検出する車速センサ13がマイコン2に接続されており、トルクセンサ12で検出された操舵トルクを示す信号、及び車速センサ13で検出された車速を示す信号がマイコン2に送信されるようになっている。
マイコン2にはモータ電流検出回路4が接続され、アシストモータ11に流れる電流値を示す信号を読み込むことができるようになっている。また、マイコン2には定電圧回路5が接続され、マイコン2へは一定の電圧(例えば、5[V]の電圧)電源が供給されるようになっている。
また、定電圧回路5にはヒューズ回路14、及びイグニッションスイッチなどのキースイッチ15を介してバッテリ16の電力が供給されるようになっている。
マイコン2はROMに格納されたプログラムを実行することによって、目標電流設定部21、PI制御演算部22、及びPWM信号生成部23として機能することができるようになっている。目標電流設定部21はトルクセンサ12から得られた操舵トルクを示す信号、及び車速センサ13から得られた車速を示す信号に基づいて、アシストモータ11に流すべき目標電流値Itを設定するものである。
PI制御演算部22は、モータ電流検出回路4から得られたアシストモータ11に流れる電流値Inを示す信号に基づいて、目標電流設定部21で設定された目標電流値Itと電流値Inとの偏差ΔIを算出し、目標電流値Itがアシストモータ11で実現されるように、フィードバック制御(比例積分制御)を行い、モータ駆動回路3に与えるべき指令値を算出するものである。
PWM信号生成部23は、PI制御演算部22で算出された指令値に応じたデューティ比のパルス信号(すなわち、この指令値に応じてパルス幅の変化するPWM信号)を生成し、そのパルス信号をモータ駆動回路3へ出力するものである。
モータ駆動回路3はプリドライバ31、及び4つのMOSトランジスタU1、U2、V1、V2をそれぞれアームとして組み合わせたブリッジ回路を含んで構成されている。MOSトランジスタU1、V1の直列回路、及びMOSトランジスタU2、V2の直列回路は、バッテリ16の電源ラインと(抵抗Rを介して)接地ラインとの間に、MOSトランジスタU1、U2がバッテリ16側にMOSトランジスタV1、V2が接地側になるように、並列に接続されている。
MOSトランジスタU1、V1の直列回路、及びMOSトランジスタU2、V2の直列回路にはそれぞれヒューズ回路17を介してバッテリ16からの電圧(例えば、12[V])が印加されるようになっている。また、MOSトランジスタU1、V1間の接続点J1、及びMOSトランジスタU2、V2間の接続点J2はそれぞれ出力端子であり、アシストモータ11が接続されている。
プリドライバ31は、PWM信号生成部23で生成されたPWM信号のパルス幅に応じた電圧をアシストモータ11に印加するように、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2を電子制御するものである。
アシストモータ11を正転駆動させる場合、MOSトランジスタU1をオン状態とし、MOSトランジスタV2をPWM制御する。これにより、矢印A1、A2で示すようにアシストモータ11に電流が流れる。アシストモータ11を逆転駆動させる場合には、MOSトランジスタV1をオン状態とし、MOSトランジスタU2をPWM制御する。これにより、矢印A1、A2で示すのと逆方向にアシストモータ11に電流が流れる。
ところが、上記のような電動パワーステアリングシステムの場合、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2を組み合わせて成るブリッジ回路にオン故障(本来ならばオフ状態であるべき時に、オン状態となる故障)が発生すると、アシストモータ11とブリッジ回路との間に閉回路が形成され、アシストモータ11で生じる誘導起電力によって誘導電流が流れ、この誘導電流によりアシストモータ11に運転者が操舵する操舵方向と逆の方向に力(制動力)が働くおそれがあった。
このような問題を解決するものとして、図2に示したように、モータ駆動回路3とアシストモータ11との間に、リレー回路41を介装するといった技術が挙げられる(例えば、下記の特許文献1参照)。MOSトランジスタU1、U2、V1、V2のオン故障が検出された場合、接点を開くことによって上記した閉回路が形成されるのを回避するようにする。
しかしながら、電動パワーステアリング制御装置において生じる故障はモータ駆動回路3だけではなく、その他の部位についての故障も考えられる。例えば、電磁ノイズ等によってマイコン2が暴走し、本来ならばアシストモータ11を正転駆動させなければならない時(矢印A1、A2で示す方向にアシストモータ11に電流を流すべき時)に、MOSトランジスタV1をオン状態とし、MOSトランジスタU2をPWM制御した場合、矢印A1、A2で示すのと逆方向にアシストモータ11に電流が流れることになる。つまり、運転者が操舵する方向とは逆の方向にステアリングが切られることになる。
特開昭62−231871号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、電磁ノイズ等によって運転者の操舵する方向とは逆の方向に電動機(アシストモータ)へ電流が流れるような状態になったとしても、運転者の操舵する方向と逆の方向に前記電動機が回転しないようにすることのできる電動パワーステアリング制御装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る電動パワーステアリング制御装置(1)は、正逆回転駆動可能な電動機を駆動制御する、電源側スイッチ手段と接地側スイッチ手段とを直列に接続した直列回路を複数並列に接続して構成された電動機駆動手段と、ステアリング軸に加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサから得られる操舵トルク情報に基づいて、前記電動機駆動手段へ駆動指令信号を出力する駆動指令手段とを備え、前記電源側スイッチ手段と前記接地側スイッチ手段との接続点それぞれに、ある一方向への導通は許可し、前記ある一方向と逆の方向への導通はある条件に達するまで禁止する遮断用スイッチ手段の一端が接続され、該遮断用スイッチ手段の他端が、前記電動機を接続するための出力端子であり、前記電動機駆動手段と前記電動機との間に、前記遮断用スイッチ手段を介装し得るように構成されていることを特徴としている。
上記電動パワーステアリング制御装置(1)によれば、前記電動機駆動手段と前記電動機との間に前記遮断用スイッチ手段が介装されるので、前記電源側スイッチ手段及び前記接地側スイッチ手段がオンされたとしても、前記遮断用スイッチ手段で遮断されれば、前記電動機に電流は流れない。
これにより、運転者の操舵する方向とは逆の方向にステアリングが切られるように、前記電源側スイッチ手段及び前記接地側スイッチ手段がオンされたとしても、前記遮断用スイッチ手段の貫通を制御することによって、前記電動機に誤った方向に電流が流れるのを阻止することができる。従って、電磁ノイズ等によって運転者の操舵する方向とは逆の方向に前記電動機へ電流が流れるような状態になったとしても、操舵方向と逆の方向に前記電動機が回転しないようにすることができる。
以下、本発明に係る電動パワーステアリング制御装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図3は、実施の形態(1)に係る電動パワーステアリング制御装置を含んで構成される電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。なお、図1に示した電動パワーステアリングシステムと同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。
図中51は電動パワーステアリング制御装置を示しており、電動パワーステアリング制御装置51は図示しないCPU、ROM、及びRAMを備えたマイコン52と、正逆回転駆動可能なアシストモータ11を駆動するモータ駆動回路3と、アシストモータ11に流れる電流値を検出するモータ電流検出回路4と、マイコン52を作動させるための定電圧回路5とを含んで構成されている。
MOSトランジスタU1、V1の直列回路、及びMOSトランジスタU2、V2の直列回路にはそれぞれヒューズ回路17を介してバッテリ16からの電圧が印加されるようになっている。
また、MOSトランジスタU1、V1間の接続点J1にMOSトランジスタX1(遮断用スイッチ手段)が接続され、MOSトランジスタU2、V2間の接続点J2にMOSトランジスタX2(遮断用スイッチ手段)が接続され、モータ駆動回路3とアシストモータ11との間にMOSトランジスタX1、X2が介装されるようになっている。
マイコン52はROMに格納されたプログラムを実行することによって、目標電流設定部21、PI制御演算部22、及びPWM信号生成部23を含んで成る駆動指令部53や貫通処理部54として機能することができるようになっている。貫通処理部54はトルクセンサ12から得られる操舵トルク情報に基づいて、操舵方向を判断し、操舵方向に基づいてMOSトランジスタX1、X2のいずれかをオン状態にし貫通させて、アシストモータ11に電流を流すようにするものである。
例えば、運転者の操舵する操舵方向が右方向であって、アシストモータ11を正転駆動させる場合(すなわち、MOSトランジスタU1がオン状態とされ、MOSトランジスタV2がPWM制御される場合)、MOSトランジスタX2をオン状態として貫通させ、矢印A1、A2で示すようにアシストモータ11に電流が流れるようにする。
図4は、アシストモータ11を正転駆動させる場合のタイミングチャートである。MOSトランジスタU1がオン状態となっている間、MOSトランジスタV2がPWM制御されてオン/オフが繰り返されていることが分かる。また、MOSトランジスタV2がオンになってからMOSトランジスタU1がオフとなるまで、MOSトランジスタX2のオン状態が継続されていることが分かる。また、MOSトランジスタU1のオン状態を受けて接続点M1、M2の電圧が上昇し、MOSトランジスタV2のオン状態を受けて接続点M2の電圧が下降していることが分かる。
一方、運転者の操舵する操舵方向が左方向であって、アシストモータ11を逆転駆動させる場合(すなわち、MOSトランジスタV1がオン状態とされ、MOSトランジスタU2がPWM制御される場合)、MOSトランジスタX1をオン状態として貫通させて、矢印A1、A2で示すのと逆方向にアシストモータ11に電流が流れるようにする。
上記実施の形態(1)に係る電動パワーステアリング制御装置によれば、モータ駆動回路3とアシストモータ11との間に遮断用スイッチ手段として、MOSトランジスタX1、X2が介装されるので、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2がオンされたとしても、MOSトランジスタX1、X2で遮断されれば、アシストモータ11に電流は流れない。
これにより、運転者の操舵する方向とは逆の方向にステアリングが切られるように、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2がオンされたとしても、MOSトランジスタX1、X2の貫通を制御することによって、アシストモータ11に誤った方向に電流が流れるのを阻止することができる。従って、電磁ノイズ等によって運転者の操舵する方向とは逆の方向にアシストモータ11へ電流が流れるような状態になったとしても、操舵方向と逆の方向にアシストモータ11が回転しないようにすることができる。
また、図4に示したように、アシストモータ11へ正しく電流が流れ、アシストモータ11が正転駆動している場合には、MOSトランジスタV2のオン状態を受けて接続点M2の電圧が下降する。換言すれば、MOSトランジスタV2がオン状態になっても、接続点M2の電圧が下降しない場合、不具合が生じていると認められる。従って、その場合にはMOSトランジスタX2をオフ状態にしてアシストモータ11に電流が流れないようにするのが良い。
これと同様に、アシストモータ11へ正しく電流が流れ、アシストモータ11が逆転駆動している場合には、MOSトランジスタU2のオン状態を受けて接続点M1の電圧が下降する。換言すれば、MOSトランジスタU2がオン状態になっても、接続点M1の電圧が下降しない場合、不具合が生じていると認められる。従って、その場合にはMOSトランジスタX1をオフ状態にしてアシストモータ11に電流が流れないようにするのが良い。
図5は、実施の形態(2)に係る電動パワーステアリング制御装置を含んで構成される電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。なお、図3に示した電動パワーステアリングシステムと同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。
図中61は電動パワーステアリング制御装置を示しており、電動パワーステアリング制御装置61は図示しないCPU、ROM、及びRAMを備えたメインマイコン62と、正逆回転駆動可能なアシストモータ11を駆動するモータ駆動回路3と、アシストモータ11に流れる電流値を検出するモータ電流検出回路4と、図示しないCPU、RAM、及びRAMを備えたサブマイコン64と、メインマイコン62及びサブマイコン64を作動させるための定電圧回路5とを含んで構成されている。
メインマイコン62はROMに格納されたプログラムを実行することによって、目標電流設定部21、PI制御演算部22、及びPWM信号生成部23を含んで成る駆動指令部63として機能することができるようになっている。
サブマイコン64はROMに格納されたプログラムを実行することによって、貫通処理部65として機能することができるようになっている。貫通処理部65はトルクセンサ12から得られる操舵トルク情報に基づいて、操舵方向を判断し、操舵方向に基づいてMOSトランジスタX1、X2のいずれかをオン状態にし貫通させて、アシストモータ11に電流を流すようにするものである。
例えば、操舵方向が右方向であって、アシストモータ11を正転駆動させる場合(すなわち、MOSトランジスタU1がオン状態とされ、MOSトランジスタV2がPWM制御される場合)、MOSトランジスタX2をオン状態とし貫通させて、矢印A1、A2で示すようにアシストモータ11に電流が流れるようにする。
一方、操舵方向が左方向であって、アシストモータ11を逆転駆動させる場合(すなわち、MOSトランジスタV1がオン状態とされ、MOSトランジスタU2がPWM制御される場合)、MOSトランジスタX1をオン状態とし貫通させて、矢印A1、A2で示すのと逆方向にアシストモータ11に電流が流れるようにする。
上記実施の形態(2)に係る電動パワーステアリング制御装置によれば、モータ駆動回路3とアシストモータ11との間に遮断用スイッチ手段として、MOSトランジスタX1、X2が介装されるので、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2がオンされたとしても、MOSトランジスタX1、X2で遮断されれば、アシストモータ11に電流は流れない。
これにより、運転者の操舵する方向とは逆の方向にステアリングが切られるように、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2がオンされたとしても、MOSトランジスタX1、X2の貫通を制御することによって、アシストモータ11に誤った方向に電流が流れるのを阻止することができる。従って、電磁ノイズ等によって運転者の操舵する方向とは逆の方向にアシストモータ11へ電流が流れるような状態になったとしても、操舵方向と逆の方向にアシストモータ11が回転しないようにすることができる。
さらに、MOSトランジスタX1、X2のオン/オフの指令についてはメインマイコン62ではなく、サブマイコン64で行われるので、誤動作防止の信頼性をより一層高めることができる。
図6は、実施の形態(3)に係る電動パワーステアリング制御装置を含んで構成される電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。なお、図3に示した電動パワーステアリングシステムと同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。
図中71は電動パワーステアリング制御装置を示しており、電動パワーステアリング制御装置71は図示しないCPU、ROM、及びRAMを備えたメインマイコン72と、正逆回転駆動可能なアシストモータ11を駆動するモータ駆動回路3と、アシストモータ11に流れる電流値を検出するモータ電流検出回路4と、図示しないCPU、RAM、及びRAMを備えたサブマイコン75と、メインマイコン72及びサブマイコン75を作動させるための定電圧回路5とを含んで構成されている。
メインマイコン72はROMに格納されたプログラムを実行することによって、目標電流設定部21、PI制御演算部22、及びPWM信号生成部23を含んで成る駆動指令部73や許可指令部74として機能することができるようになっている。許可指令部74はトルクセンサ12から得られる操舵トルク情報に基づいて、操舵方向を判断し、操舵方向に基づいてオン状態にすべきMOSトランジスタX1、X2を決定し、その決定事項をサブマイコン75へ出力するものである。また、駆動指令部73によってモータ駆動回路3へ出力される指令値はサブマイコン75へも出力されるようになっている。
サブマイコン75はROMに格納されたプログラムを実行することによって、照合部76や貫通処理部77として機能することができるようになっている。照合部76は駆動指令部73からの指令(すなわち、モータ駆動回路3に対する指令)と、許可指令部74からの指令とを照合し、これら指令が適切なものであるか否かを判断するものである。
例えば、操舵方向が右方向であって、アシストモータ11を正転駆動させる場合、駆動指令部73からの指令は、MOSトランジスタU1、V2をオン状態にする指令となるはずであり、許可指令部74からの指令は、MOSトランジスタX2をオン状態にする指令となるはずである。
また、操舵方向が左方向であって、アシストモータ11を逆転駆動させる場合、駆動指令部73からの指令は、MOSトランジスタU2、V1をオン状態にする指令となるはずであり、許可指令部74からの指令は、MOSトランジスタX1をオン状態にする指令となるはずである。
従って、駆動指令部73からの指令が、MOSトランジスタU1、V2をオン状態にする指令であるにも拘らず、許可指令部74からの指令が、MOSトランジスタX1をオン状態にする指令の場合、これら指令は適切でないと言え、また駆動指令部73からの指令が、MOSトランジスタU2、V1をオン状態にする指令であるにも拘らず、許可指令部74からの指令が、MOSトランジスタX2をオン状態にする指令の場合、これら指令は適切でないと言える。
貫通処理部77は、照合部75でメインマイコン72からの指令が適切な指令であると判断された場合、メインマイコン72(許可指令部74)からの指令に従って、トランジスタX1、X2のいずれかをオン状態にし貫通させてアシストモータ11に電流を流すようにするものである。
上記実施の形態(3)に係る電動パワーステアリング制御装置によれば、モータ駆動回路3とアシストモータ11との間に遮断用スイッチ手段として、MOSトランジスタX1、X2が介装されるので、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2がオンされたとしても、MOSトランジスタX1、X2で遮断されれば、アシストモータ11に電流は流れない。
これにより、運転者の操舵する方向とは逆の方向にステアリングが切られるように、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2がオンされたとしても、MOSトランジスタX1、X2の貫通を制御することによって、アシストモータ11に誤った方向に電流が流れるのを阻止することができる。従って、電磁ノイズ等によって運転者の操舵する方向とは逆の方向にアシストモータ11へ電流が流れるような状態になったとしても、操舵方向と逆の方向にアシストモータ11が回転しないようにすることができる。
さらに、メインマイコン72からの指令が適切なものであるか否かが判断されるので、誤動作防止の信頼性をより一層高めることができる。
上記実施の形態(1)〜(3)に係る電動パワーステアリング制御装置では、例えば、アシストモータ11を正転駆動させる場合、MOSトランジスタU1をオン状態とし、MOSトランジスタV2をPWM制御し、MOSトランジスタX2をオン状態として、矢印A1、A2で示すようにアシストモータ11に電流が流れるようにしている。すなわち、MOSトランジスタX1はオフ状態であるため、ここではMOSトランジスタX1に内蔵されたダイオードを電流が流れることになる。
これと同様に、アシストモータ11を逆転駆動させる場合、MOSトランジスタX2はオフ状態であるため、ここではMOSトランジスタX2に内蔵されているダイオードを電流が流れることになる。MOSトランジスタX1、X2に内蔵されているダイオードに電流が流れると、発熱量が多くなり、電力の損失が大きくなるという問題がある。
そこで、別の実施の形態に係る電動パワーステアリング制御装置では、MOSトランジスタM2をオン状態にした後、アシストモータ11を正転駆動させる方向へ適切に電流が流れていると判断した場合、MOSトランジスタM1についてもオン状態にし貫通させるようにし、他方、MOSトランジスタM1をオン状態にした後、アシストモータ11を逆転駆動させる方向へ適切に電流が流れていると判断した場合、MOSトランジスタM2についてもオン状態にし貫通させるようにしても良い。これにより、損失を低減することができる。
また、電流が適切な方向に流れているか否かの判断については、例えば、接続点M1、M2の電圧変化から判断するといった方法が挙げられる。図4に示したタイミングチャートからも分かるように、操舵方向が右方向である場合(すなわち、MOSトランジスタU1がオン状態となり、MOSトランジスタV2がPWM制御される場合)、MOSトランジスタU1のオン状態を受けて、接続点M2の電圧が一旦上昇した後、MOSトランジスタV2、X2のオン状態を受けて、接続点M2の電圧が下降する。従って、このような接続点M2の電圧変化が確認できた場合、電流が適切な方向に流れていると言える。
図7は、実施の形態(4)に係る電動パワーステアリング制御装置を含んで構成される電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。なお、図3に示した電動パワーステアリングシステムと同様の構成部分については同符号を付し、ここではその説明を省略する。
図中81は電動パワーステアリング制御装置を示しており、電動パワーステアリング制御装置81は図示しないCPU、ROM、及びRAMを備えたマイコン82と、正逆回転駆動可能なアシストモータ11を駆動するモータ駆動回路3と、アシストモータ11に流れる電流値を検出するモータ電流検出回路4と、マイコン82を作動させるための定電圧回路5とを含んで構成されている。
マイコン82はROMに格納されたプログラムを実行することによって、目標電流設定部21、PI制御演算部22、及びPWM信号生成部23を含んで成る駆動指令部83や貫通処理部84、故障検出部85して機能することができるようになっている。貫通処理部84はトルクセンサ12から得られる操舵トルク情報に基づいて、操舵方向を判断し、操舵方向に基づいてMOSトランジスタX1、X2のいずれかをオン状態にし貫通させてアシストモータ11に電流を流すようにするものである。
故障検出部85はMOSトランジスタU1、U2、V1、V2の故障を検出し、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2のいずれかの故障を検出した場合、MOSトランジスタX1、X2をオフ状態にし貫通させないようにするものである。具体的には貫通処理部84による機能を停止させるものである。
MOSトランジスタU1、U2、V1、V2の故障を検出する方法としては、例えば、MOSトランジスタX1、X2をオフ状態で、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2それぞれを個別にオン/オフさせ、接続点M1、M2の電圧状態を検出し、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2が指令通りにオン/オフとなっているか否かを検出するといった方法が挙げられる。なお、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2の故障検出については、イグニッションスイッチのオン直後など、ステアリングが操作されていない時に行うのが望ましい。
上記実施の形態(4)に係る電動パワーステアリング制御装置によれば、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2が故障している場合、MOSトランジスタX1、X2についてはオフ状態が保持されるので、運転者が操舵する操舵方向と逆に方向に力が働いたりといった不具合が生じるのを防止することができる。
また、MOSトランジスタU1、U2、V1、V2の故障を検出する際、検査用スイッチ手段としてのMOSトランジスタX1、X2をオフ状態にして、アシストモータ11に電流が流れないようにしているが、検査用スイッチ手段がリレー回路ではなないので故障検出を頻繁に行うことができる。リレー回路を頻繁にオン/オフさせると接点の寿命が大きく縮むおそれがあるからである。
なお、ここではマイコン82で故障検出を行う場合について説明しているが、故障検出についてはこれ以外で行っても良く、例えば、図5〜図7に示したようなメインマイコン62、72、82やサブマイコン64、75などで故障検出を行うようにしても良い。なお、貫通処理部65、77を有していないメインマイコン62、72で故障検出を行う場合には、故障検出結果をサブマイコン64、75へ伝達するようにすれば良い。
また、ここまで2相モータをアシストモータとして使用する場合について説明しているが、本発明に係る電動パワーステアリング制御装置は、2相モータをアシストモータとして使用する場合に限定されるものでは無く、3相モータをアシストモータとして使用するケースにも有効である。
従来の電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。 別の従来の電動パワーステアリングシステムにおけるモータ駆動回路及びその周辺の回路構成の一例を示した図である。 本発明の実施の形態(1)に係る電動パワーステアリング制御装置を含んで構成される電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。 アシストモータを正転駆動させる場合のタイミングチャートである。 実施の形態(2)に係る電動パワーステアリング制御装置を含んで構成される電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(3)に係る電動パワーステアリング制御装置を含んで構成される電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。 実施の形態(4)に係る電動パワーステアリング制御装置を含んで構成される電動パワーステアリングシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
符号の説明
51、61、71、81 電動パワーステアリング制御装置
52、82 マイコン
53、63、73、83 駆動指令部
54、65、77、84 貫通処理部
62、72、75 メインマイコン
64 サブマイコン
74 許可指令部
76 照合部
85 故障検出部
X1、X2 MOSトランジスタ

Claims (6)

  1. 正逆回転駆動可能な電動機を駆動制御する、電源側スイッチ手段と接地側スイッチ手段とを直列に接続した直列回路を複数並列に接続して構成された電動機駆動手段と、
    ステアリング軸に加えられる操舵トルクを検出するトルクセンサから得られる操舵トルク情報に基づいて、前記電動機駆動手段へ駆動指令信号を出力する駆動指令手段とを備え、
    前記電源側スイッチ手段と前記接地側スイッチ手段との接続点それぞれに、
    ある一方向への導通は許可し、前記ある一方向と逆の方向への導通はある条件に達するまで禁止する遮断用スイッチ手段の一端が接続され、
    該遮断用スイッチ手段の他端が、前記電動機を接続するための出力端子であり、
    前記電動機駆動手段と前記電動機との間に、前記遮断用スイッチ手段を介装し得るように構成されていることを特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
  2. 前記操舵トルク情報から得られる操舵方向を示す情報に基づいて、
    前記電源側スイッチ手段と前記接地側スイッチ手段との接続点それぞれに接続された前記遮断用スイッチ手段のいずれかを貫通させて、前記電動機に電流を流す第1の貫通手段を備えていることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング制御装置。
  3. 前記駆動指令手段を含んで構成される第1の制御部と、前記解除手段を含んで構成される第2の制御部とを備えていることを特徴とする請求項2記載の電動パワーステアリング制御装置。
  4. 前記操舵トルク情報から得られる操舵方向を示す情報に基づいて、前記電源側スイッチ手段と前記接地側スイッチ手段との接続点それぞれに接続された前記遮断用スイッチ手段のいずれかの貫通を許可する指令を行う許可指令手段と、
    該許可指令手段からの指令と、前記駆動指令手段からの指令とを照合し、これら指令が適切なものであるか否かを判断する指令判断手段と、
    該指令判断手段によりこれら指令が適切なものであると判断された場合、前記許可指令手段からの指令に基づいて、前記遮断用スイッチ手段のいずれかを貫通させて、前記電動機に電流を流す第1の貫通手段とを備えていることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング制御装置。
  5. 前記電動機が適切に駆動しているか否かを判断する駆動判断手段と、
    該駆動判断手段により前記電動機が適切に駆動していると判断された場合、前記電動機へ電流を流すための通路上に配置されている前記遮断用スイッチ手段を貫通させる第2の貫通手段とを備えていることを特徴とする請求項2〜4のいずれかの項に記載の電動パワーステアリング制御装置。
  6. 前記電源側スイッチ手段及び前記接地側スイッチ手段の故障を検出する故障検出手段を備え、
    該故障検出手段により前記電源側スイッチ手段及び前記接地側スイッチ手段のいずれかの故障が検出された場合、前記遮断用スイッチ手段を貫通させないように構成されていることを特徴とする請求項2〜5のいずれかの項に記載の電動パワーステアリング制御装置。
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