JP2009261067A - モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置 - Google Patents

モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モータと駆動回路とを接続する各動力線に設けられた相開放手段のそれぞれについて、その短絡故障及び断線故障を検出することのできるモータ制御装置を提供すること。
【解決手段】マイコン17は、各動力線26u,26v,26wに設けられた相開放手段としての各FET27u,27v,27wを開作動させることにより、全ての相を通電不能な開放状態とし、更に、特定相として選択した相についてのみ電源電圧に基づく電圧を印加すべく、駆動回路19を制御する。そして、この状態において、残る特定相以外の二相の各端子電圧として、上記電源電圧に基づく電圧が検出された場合には、その特定相に設けられた相開放手段としてのFETに短絡故障が発生したものと判定する。
【選択図】図2

Description

本発明は、モータ制御装置及び電動パワーステアリング装置に関するものである。
従来、モータ制御装置には、モータと駆動回路とを接続する動力線の途中に、モータ電流を遮断するための相開放手段が設けられたものがある。例えば、特許文献1に記載のモータ制御装置では、そのV相及びW相に相開放リレーが設けられている。そして、これらの相開放リレーを開作動し、当該相(V相及びW相)を通電不能な開放状態とすることによって、非電力供給時におけるモータ電流の通電を防止する構成となっている。
即ち、通常、モータ用の駆動回路は、直列に接続された一対のスイッチング素子を基本単位(アーム)として、これらを並列接続することにより構成される。そして、近年では、そのスイッチング素子に電界効果型トランジスタ(FET)を用いる構成が一般的となっている。しかしながら、このようなFET等の半導体スイッチは、その構造上、寄生ダイオードを有することから、上記のように構成されたモータ用の駆動回路では、全てのFETをオフしても、モータの回転に伴う逆起電力の発生により回生電流が流れてしまうことになる。そのため、電動パワーステアリング装置(EPS)等のような非電力供給時におけるモータの自由回転が要求される用途では、上記相開放手段により当該相における通電を不能とすることにより、その回生電流が引き起こす回生ブレーキング現象を防止するのである。
特開2005−199746号公報
ところで、近年、その小型化や信頼性の向上、及びコストの低減を図るべく、上記のような相開放手段について、従来の機械式リレーから上記FETのような半導体スイッチへの切り替えが提案されている。ところが、このような構成を採用する場合、上記のような寄生ダイオードの存在よるモータ側から駆動回路側への通電を考慮すれば、三相(U,V,W)の各動力線の全てに、その相開放手段としてのFETを設ける必要が生ずる。そして、これにより、従来の故障検出方法が利用できなくなるという問題がある。
即ち、図4に示す従来のモータ制御装置40のように、モータ41と駆動回路42とを接続する各動力線43u,43v,43wのうちの二相(V相及びW相の動力線43v,43w)に相開放リレー44v,44wが設けられている場合には、残る一相(U相動力線43u)にプルアップ抵抗Rpを介在させる。そして、駆動回路42を介した電力供給のない状況下において、その相開放リレー44v,44wのオン/オフ時における当該各相(V,W相)の端子電圧を監視することにより、これら各相開放リレー44v,44wの溶着及び断線を検出することができる。
つまり、このモータ制御装置40のように複数のFET46a〜46fを接続してなる周知のPWMインバータを駆動回路42に用いた構成では、先ず電源側の各FET46a〜46cをオフすることで、当該駆動回路42を介した電力供給を停止する。そして、図5に示すように、その各相開放リレー44v,44wをオフにした状態において、本来検出されるはずのない端子電圧(V2)が検出された場合には、その検出された相において上記溶着故障が発生したと判定することができる。
尚、図4に示すように、このモータ制御装置40では、各相の出力端子を構成する電源側の各FET46a,46b,46cと接地側の各FET46d,46e,46fとの間の各接続点47u,47v,47wには、それぞれ、直列に接続された抵抗R3,R4を接地してなる分圧回路が接続されている。そして、各相の端子電圧Vu,Vv,Vwは、これらの分圧回路を構成する各組の抵抗R3,R4の各接続点49u,49v,49wの電圧に基づいて演算される。
また、同様に、電源側の各FET46a〜46cをオフとし、且つ各相開放リレー44v,44wをオフにした状態において、本来検出されるべき端子電圧(V3)が検出されない場合に、当該相において上記溶着故障が発生したと判定することができる。
しかしながら、上記のように三相(U,V,W)の各動力線の全てに相開放手段としてのFETを配した場合、このようなプルアップ抵抗を利用した故障判定は使えなくなる。そのため、このような構成においても有効に各相開放手段の故障判定を行なうことのできる新たな故障検出の手法が強く求められていた。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、モータと駆動回路とを接続する各動力線に設けられた相開放手段のそれぞれについて、その短絡故障及び断線故障を検出することのできるモータ制御装置及び電動パワーステアリング装置を提供することにある。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、モータの各相に対して選択的に電圧を印加することが可能な駆動回路と、前記モータと前記駆動回路とを接続する各相の動力線に設けられて当該相を通電不能な開放状態とすることが可能な相開放手段と、前記相開放手段の故障を検出する故障検出手段とを備えたモータ制御装置において、前記相開放手段は、その開作動により当該相を前記開放状態とするとともに、該開放状態においても前記モータ側から前記駆動回路側への通電を許容する寄生ダイオードを含むものであって、前記モータの各相端子電圧を検出する電圧検出手段を備え、前記検出手段は、全ての前記相開放手段が開作動し、且つ特定の一相についてのみ電圧が印加されている場合に、その特定相以外の相において前記電圧の印加に基づく端子電圧が検出される場合には、前記特定相に設けられた相開放手段に短絡故障が発生したものと判定すること、を要旨とする。
即ち、特定相として選択された相の相開放手段が正常であれば、電圧印加のなされていない特定相以外の二相の各端子電圧の値は当然「0」となるはずである。ところが、特定相の相開放手段に短絡故障が発生した場合、その特定相以外の二相に設けられた各相開放手段は、モータ側から駆動回路側への通電を許容する寄生ダイオードの存在により、その相開放手段としての機能を果たすことができなくなる。そして、特定相の動力線から各モータコイルを介して当該特定相以外の各動力線及びその出力端子に至る経路が通電可能となることにより、これら特定相以外の二相の各端子電圧の値として、特定相に対する電圧印加に基づく電圧が検出されるのである。従って、上記構成によれば、特定相として選択した相における相開放手段の短絡故障を判定することができ、これを各相について順次行なうことにより、各相に配された相開放手段のそれぞれについて、その短絡故障の発生を検出することができる。
請求項2に記載の発明は、モータの各相に対して選択的に電圧を印加することが可能な駆動回路と、前記モータと前記駆動回路とを接続する各相の動力線に設けられて当該相を通電不能な開放状態とすることが可能な相開放手段と、前記相開放手段の故障を検出する故障検出手段とを備えたモータ制御装置において、前記相開放手段は、その開作動により当該相を前記開放状態とするとともに、該開放状態においても前記モータ側から前記駆動回路側への通電を許容する寄生ダイオードを含むものであって、前記モータの各相端子電圧を検出する電圧検出手段を備え、前記検出手段は、全ての前記相開放手段が閉作動し、且つ特定の一相についてのみ電圧が印加されている場合に、その特定相以外の相において前記電圧の印加に基づく端子電圧が検出されない場合には、前記特定相に設けられた相開放手段に断線故障が発生したものと判定すること、を要旨とする。
即ち、特定相として選択された相の相開放手段が正常であれば、その特定相の動力線から各モータコイルを介して当該特定相以外の二相の各動力線及びその出力端子を構成する各接続点に至る経路が通電可能となる。そして、特定相以外の相開放手段は、その寄生ダイオードの存在によりモータ側から駆動回路側への通電を許容することから、電圧印加のなされていない特定相以外の二相についても、その各端子電圧値は、当然に特定相に対する電圧印加に基づく電圧となるはずであり、その電圧が検出されない場合は特定相が通電不能な開放状態にあることを示す。従って、上記構成によれば、特定相として選択した相における相開放手段の断線故障を判定することができ、これを各相について順次行なうことにより、各相に配された相開放手段のそれぞれについて、その断線故障の発生を検出することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置を備えた電動パワーステアリング装置であること、を要旨とする。
上記構成によれば、MOSFET等の半導体スイッチング素子に相開放手段を使用して、その小型化や、信頼性の向上及びコストの低減を図ることが可能になるとともに、相開放手段に故障が生じた場合には、その故障原因を特定して、的確にフェールセーフを図ることができる。
本発明によれば、モータと駆動回路とを接続する各動力線に設けられた相開放手段のそれぞれについて、その短絡故障及び断線故障を検出することのできるモータ制御装置及び電動パワーステアリング装置を提供することができる。
以下、本発明を電動パワーステアリング装置(EPS)に具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1は、本実施形態のEPS1の概略構成図である。同図に示すように、ステアリングホイール(ステアリング)2が固定されたステアリングシャフト3は、ラックアンドピニオン機構4を介してラック5に連結されており、ステアリング操作に伴うステアリングシャフト3の回転は、ラックアンドピニオン機構4によりラック5の往復直線運動に変換される。そして、このラック5の往復直線運動により操舵輪6の舵角が変更されるようになっている。
また、EPS1は、操舵系にステアリング操作を補助するためのアシスト力を付与する操舵力補助装置としてのEPSアクチュエータ10と、該EPSアクチュエータ10の作動を制御する制御手段としてのECU11とを備えている。
本実施形態のEPSアクチュエータ10は、その駆動源であるモータ12がラック5と同軸に配置された所謂ラック型のEPSアクチュエータであり、モータ12が発生するアシストトルクは、ボールねじ機構(図示略)を介してラック5に伝達される。尚、本実施形態のモータ12は、ブラシレスモータであり、ECU11から三相(U,V,W)の駆動電力の供給を受けることにより回転する。そして、モータ制御装置としてのECU11は、このモータ12が発生するアシストトルクを制御することにより、操舵系に付与するアシスト力を制御する(パワーアシスト制御)。
本実施形態では、ECU11には、トルクセンサ14及び車速センサ15が接続されている。そして、ECU11は、これらトルクセンサ14及び車速センサ15によりそれぞれ検出される操舵トルクτ及び車速Vに基づいて、EPSアクチュエータ10の作動を制御、即ちパワーアシスト制御を実行する。
次に、本実施形態のEPSの電気的構成について説明する。
図2は、本実施形態のEPSの制御ブロック図である。同図に示すように、モータ制御装置としてのECU11は、モータ制御信号を出力するモータ制御信号出力手段としてのマイコン17と、直流電源であるバッテリ18とモータ12との間の電力供給経路Lpの途中に設けられてマイコン17の出力するモータ制御信号に基づきモータ12に三相(U,V,W)の駆動電力を供給する駆動回路19とを備えている。
詳述すると、本実施形態のECU11には、モータ12に通電される各相電流値Iu,Iv,Iwを検出するための電流センサ20u,20v,20w、及びモータ12の回転角θを検出するための回転角センサ21が接続されている。そして、マイコン17は、これら各センサの出力信号に基づき検出されたモータ12の各相電流値Iu,Iv,Iw及び回転角θ、並びに上記操舵トルクτ及び車速Vに基づいて駆動回路19にモータ制御信号を出力する。
一方、本実施形態の駆動回路19には、直列に接続された一対のスイッチング素子(MOSFET)を並列に接続してなる周知のPWMインバータが採用されている。
具体的には、駆動回路19は、FET23a,23d、FET23b,23e、及びFET23c,23fの各組の直列回路(アーム)を並列に接続してなり、これらの各アームを構成する電源側のFET23a,23b,23cは、電源線24を介してバッテリ18のプラス端子に接続され、接地側のFET23d,23e,23fは接地されている。また、各アームにおける電源側のFET23a,23b,23cと接地側のFET23d,23e,23fとの間の各接続点25u,25v,25wは、それぞれ動力線26u,26v,26wを介してモータ12の各モータコイル12u,12v,12wに接続されている。更に、各FET23a〜23fのゲート端子はマイコン17に接続されている。そして、マイコン17の出力するモータ制御信号が、これら各ゲート端子に入力されるようになっている。
即ち、この駆動回路19では、上記の各接続点25u,25v,25wにより各相の出力端子が構成されており、モータ制御信号に応答して各FET23a〜23fがオン/オフすることにより、バッテリ18の電源電圧に基づく任意の電圧をモータ12の各相に印加することが可能となっている。そして、本実施形態のECU11では、マイコン17がそのモータ制御信号の出力を通じて各相の印加電圧を制御することにより、バッテリ18の直流電力が三相の駆動電力に変換されてモータ12へと供給されるようになっている。
また、本実施形態では、上記モータ12の各相と駆動回路19とを接続する各動力線26u,26v,26wの途中には、当該相を経由したモータ電流を遮断するための相開放手段として、それぞれFET27u,27v,27wが介在されている。これら各FET27u,27v,27wのゲート端子は、信号線28u,28v,28wを介してマイコン17に接続されており、該各FET27u,27v,27wは、マイコン17から入力される制御信号に基づいてオン/オフする構成となっている。そして、マイコン17は、何らかの障害の発生により上記パワーアシスト制御を停止する場合等には、上記制御信号の出力を通じて該各FET27u,27v,27wを開作動させ、当該相を通電不能な開放状態とすることにより、その駆動電力の供給停止後のフェールセーフを図る構成となっている。
更に、本実施形態では、上記駆動回路19において各相の出力端子を構成する電源側のFET23a,23b,23cと接地側のFET23d,23e,23fとの間の各接続点25u,25v,25wには、それぞれ、直列に接続された抵抗R1,R2を接地してなる分圧回路が接続されている。また、これらの分圧回路を構成する各組の抵抗R1,R2の各接続点31u,31v,31wは、信号線32u,32v,32wを介してマイコン17に接続されており、これにより同マイコン17には、これら各接続点31u,31v,31wの電圧が入力されるようになっている。そして、電圧検出手段としてのマイコン17は、その入力される各接続点31u,31v,31wの電圧に基づいて、上記駆動回路19における各出力端子の電圧、即ち各相の端子電圧Vu,Vv,Vwを検出する構成となっている。
(相開放手段の故障検出)
次に、本実施形態における相開放手段の故障検出の態様について説明する。
上述のように、三相(U,V,W)の各動力線26u,26v,26wの全てに相開放手段としての各FET27u,27v,27wを配した場合、従来からの所謂プルアップ式の故障判定方法は使えなくなる。
この点を踏まえ、本実施形態における故障検出手段としてのマイコン17は、その故障判定において、各FET27u,27v,27wの開閉作動と組み合わせて、当該故障判定の対象となる三相のうちの何れか一相(特定相)のみに対する電圧印加を実行する。そして、その際における当該特定相以外の二相の端子電圧に基づいて、その特定相に設けられたFETにおける短絡故障及び断線故障の発生を判定する。
詳述すると、図3に示すように、本実施形態のマイコン17は、その短絡故障検出において、先ず、各動力線26u,26v,26wに設けられた各FET27u,27v,27wを全てオフ、即ち開作動させることにより、全ての相を通電不能な開放状態とする。そして、駆動回路19の電源側の各FET23a,23b,23cを制御し、特定相として選択した相についてのみ電源電圧に基づく電圧V0を印加した状態において、その特定相以外の二相の端子電圧を監視する。
具体的には、マイコン17は、先ず、U相を特定相として選択し、駆動回路19のFET23aをオン、即ち閉作動させることにより、当該U相のみに上記電源電圧に基づく電圧V0を印加し、この状態において、残る特定相以外の二相、即ちV相及びW相の各端子電圧Vv,Vwを監視する。そして、これらV相及びW相の各端子電圧Vv,Vwとして、上記U相に対する電圧の印加に基づく値、つまり上記電源電圧に基づく電圧V0が検出された場合には、U相の動力線26uに設けられた相開放手段としてのFET27uに短絡故障が発生したものと判定する。
即ち、U相の相開放手段を構成するFET27uが正常であれば、電圧印加のなされていないV相及びW相の各端子電圧Vv,Vwの値は当然「0」となるはずである。ところが、このFET27uに短絡故障が発生した場合、V相及びW相に設けられた各FET27v,27wは、そのモータ12側から駆動回路19側への通電を許容する寄生ダイオードDの存在により、その相開放手段としての機能を果たすことができなくなる。そして、U相の動力線26uから各モータコイル12u,12v,12wを介してV相及びW相の各動力線26v,26w及びその出力端子を構成する各接続点25v,25wに至る経路が通電可能となることにより、これらV相及びW相の各端子電圧Vv,Vwの値として、上記電源電圧に基づく電圧V0が検出される。従って、このような場合には、U相の動力線26uに設けられたFET27uに短絡故障が発生したものと判定することができる。
そして、本実施形態のマイコン17は、こうした特定相をU相とした短絡故障判定に続いて、順次、V相及びW相を特定相とした同様の短絡故障判定を実行する。そして、これにより、各動力線26u,26v,26wに相開放手段として設けられた全てのFET27u,27v,27wについて、その短絡故障発生の有無を判定する構成となっている。
尚、V相を特定相とした場合には、駆動回路19のFET23bをオン、同様にW相を特定相とした場合には、FET23cをオンとする。そして、V相が特定相である場合に監視すべきは、U相及びW相の各端子電圧Vu,Vwであり、W相が特定相である場合に監視すべきは、U相及びV相の各端子電圧Vu,Vvであることはいうまでもない。
一方、断線故障検出において、マイコン17は、上記短絡故障検出とは反対に、先ず、各動力線26u,26v,26wに設けられた各FET27u,27v,27wを全てオン、即ち閉作動させることにより、全ての相を通電可能な状態とする。そして、駆動回路19の電源側の各FET23a,23b,23cを制御し、特定相として選択した相についてのみ電源電圧に基づく電圧V0を印加した状態において、その特定相以外の二相の端子電圧を監視する。
具体的には、マイコン17は、上記短絡故障検出と同様に、先ず、U相を特定相として選択し、駆動回路19のFET23aをオン、即ち閉作動させることにより、当該U相のみに上記電源電圧に基づく電圧V0を印加し、この状態において、残る特定相以外の二相、即ちV相及びW相の各端子電圧Vv,Vwを監視する。そして、これらV相及びW相の各端子電圧Vv,Vwとして、上記U相に対する電圧の印加に基づく値、つまり上記電源電圧に基づく電圧V0が検出されない場合には、U相の動力線26uに設けられた相開放手段としてのFET27uに断線故障が発生したものと判定する。
即ち、U相の相開放手段を構成するFET27uが正常であれば、U相の動力線26uから各モータコイル12u,12v,12wを介してV相及びW相の各動力線26v,26w及びその出力端子を構成する各接続点25v,25wに至る経路が通電可能となる。そして、上記のようにV相及びW相に設けられた各FET27v,27wは、その寄生ダイオードDの存在によりモータ12側から駆動回路19側への通電を許容するため、電圧印加のなされていないV相及びW相についても、その各端子電圧Vv,Vwの値は、当然に上記電源電圧に基づく電圧V0となるはずである。従って、このような状況下において、各端子電圧Vv,Vwの値が、本来検出されるべき上記電圧V0とならない場合には、U相の動力線26uに設けられたFET27uに断線故障が発生したものと判定することができる。
そして、本実施形態のマイコン17は、こうした特定相をU相とした断線故障判定に続いて、順次、V相及びW相を特定相とした同様の断線故障判定を実行することにより、各動力線26u,26v,26wに相開放手段として設けられた全てのFET27u,27v,27wについて、その断線故障の発生の有無を判定する構成となっている。
以上、本実施形態によれば、以下のような作用・効果を得ることができる。
(1)マイコン17は、各動力線26u,26v,26wに設けられた相開放手段としての各FET27u,27v,27wを開作動させることにより、全ての相を通電不能な開放状態とし、更に、特定相として選択した相についてのみ電源電圧に基づく電圧V0を印加すべく、駆動回路19を制御する。そして、この状態において、残る特定相以外の二相の各端子電圧として、上記電源電圧に基づく電圧V0が検出された場合には、その特定相に設けられた相開放手段としてのFETに短絡故障が発生したものと判定する。
即ち、特定相のFETが正常であれば、電圧印加のなされていない特定相以外の二相の各端子電圧の値は当然「0」となるはずである。ところが、特定相のFETに短絡故障が発生した場合、当該特定相以外に設けられた各FETは、そのモータ12側から駆動回路19側への通電を許容する寄生ダイオードDの存在により、その相開放手段としての機能を果たすことができなくなる。そして、特定相の動力線から各モータコイルを介して当該特定相以外の各動力線及びその出力端子を構成する各接続点に至る経路が通電可能となることにより、これら特定相以外の二相の各端子電圧の値として、上記電源電圧に基づく電圧V0が検出される。従って、上記構成によれば、その短絡故障判定をU,V,Wの各相について順次行なうことにより、各相に配された各FET27u,27v,27wのそれぞれについて、その短絡故障の発生を検出することができるようになる。
(2)マイコン17は、各動力線26u,26v,26wに設けられた各FET27u,27v,27wを閉作動させることにより、全ての相を通電可能な状態とし、更に、特定相として選択した相についてのみ電源電圧に基づく電圧V0を印加すべく、駆動回路19を制御する。そして、この状態において、残る特定相以外の二相の各端子電圧として、上記電源電圧に基づく電圧V0が検出されない場合には、その特定相に設けられた相開放手段としてのFETに断線故障が発生したものと判定する。
即ち、特定相のFETが正常であれば、その特定相の動力線から各モータコイルを介して当該特定相以外の各動力線及びその出力端子を構成する各接続点に至る経路が通電可能となる。そして、特定相以外のFETは、その寄生ダイオードDの存在によりモータ12側から駆動回路19側への通電を許容することから、電圧印加のなされていない特定相以外の二相についても、その各相端子電圧の値は、当然に上記電源電圧に基づく電圧V0となるはずである。従って、上記構成によれば、その断線故障判定をU,V,Wの各相について順次行なうことにより、各相に配された各FET27u,27v,27wのそれぞれについて、その断線故障の発生を検出することができるようになる。
なお、本実施形態は以下のように変更してもよい。
・本実施形態では、本発明をEPS1のECU11に具体化したが、EPS以外の用途に用いられるモータ制御装置に適用してもよい。
・本実施形態では、相開放手段としての各FET27u,27v,27wには、MOSFETを使用することとした。しかし、これに限らず、本発明は、その開放状態においてもモータ側から駆動回路側への通電を許容する寄生ダイオードを含むものであれば、例えばジャンクションFETを用いたものに具体化してもよい。
・本実施形態では、故障検出時における特定相に対する電圧印加は、当該特定相に対する電源側FETのオンにより行なうこととした。しかし、これに限らず、Duty駆動によりものであってもよい。また、故障判定時の端子電圧の検出は、実質的に電圧の検出を行なうものであればよく、例えば、上記Duty駆動の場合には、そのパルス幅の測定により行なうものであってもよい。
・本実施形態では、マイコン17により故障検出手段が構成されることとしたが、故障検出手段は、マイコン17以外により構成されてもよい。
電動パワーステアリング装置(EPS)の概略構成図。 モータ制御装置としてのECUの概略構成図。 相開放手段としてのFETの故障検出の態様を示す説明図。 従来のモータ制御装置の概略構成図。 従来のモータ制御装置における相開放手段の故障検出の態様を示す説明図。
符号の説明
1…電動パワーステアリング装置(EPS)、10…EPSアクチュエータ、11…EPSECU、12…モータ、12u,12v,12w…モータコイル、17…マイコン、18…バッテリ、19…駆動回路、Lp…電力供給経路、23u,23v,23w…FET、24…電源線、25u,25v,25w…接続点、26u,26v,26w…動力線、27u,27v,27w…FET、V0…電圧、Vu,Vv,Vw…端子電圧、D…寄生ダイオード。

Claims (3)

  1. モータの各相に対して選択的に電圧を印加することが可能な駆動回路と、前記モータと前記駆動回路とを接続する各相の動力線に設けられて当該相を通電不能な開放状態とすることが可能な相開放手段と、前記相開放手段の故障を検出する故障検出手段とを備えたモータ制御装置において、
    前記相開放手段は、その開作動により当該相を前記開放状態とするとともに、該開放状態においても前記モータ側から前記駆動回路側への通電を許容する寄生ダイオードを含むものであって、
    前記モータの各相端子電圧を検出する電圧検出手段を備え、
    前記検出手段は、全ての前記相開放手段が開作動し、且つ特定の一相についてのみ電圧が印加されている場合に、その特定相以外の相において前記電圧の印加に基づく端子電圧が検出される場合には、前記特定相に設けられた相開放手段に短絡故障が発生したものと判定すること、を特徴とするモータ制御装置。
  2. モータの各相に対して選択的に電圧を印加することが可能な駆動回路と、前記モータと前記駆動回路とを接続する各相の動力線に設けられて当該相を通電不能な開放状態とすることが可能な相開放手段と、前記相開放手段の故障を検出する故障検出手段とを備えたモータ制御装置において、
    前記相開放手段は、その開作動により当該相を前記開放状態とするとともに、該開放状態においても前記モータ側から前記駆動回路側への通電を許容する寄生ダイオードを含むものであって、
    前記モータの各相端子電圧を検出する電圧検出手段を備え、
    前記検出手段は、全ての前記相開放手段が閉作動し、且つ特定の一相についてのみ電圧が印加されている場合に、その特定相以外の相において前記電圧の印加に基づく端子電圧が検出されない場合には、前記特定相に設けられた相開放手段に断線故障が発生したものと判定すること、を特徴とするモータ制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のモータ制御装置を備えた電動パワーステアリング装置。
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