JP2014241658A - ブラシレスモータの断線診断装置 - Google Patents

ブラシレスモータの断線診断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】構成を複雑化することなく、断線の診断を行うことができるブラシレスモータの断線診断装置を提供する。
【解決手段】モータ停止状態において、VLスイッチ1032を所定時間オン作動した後、VHスイッチ1031をオン作動してV相ライン1012に電圧を印加するとともに、他のライン1011,1013での電圧の印加状態を各ADコンバータ1051、1053を介して検出して断線の診断を行う。W相ライン1013が断線していると、W相ADコンバータ1053では電圧が検出されてない。これにより、W相ライン1013が断線していると診断することができる。
【選択図】図5

Description

本発明は、ブラシレスモータの断線を診断するブラシレスモータの断線診断装置に関する。
従来、ブラシレスモータの断線を診断する装置が案出されている(例えば、特許文献1参照。)。
この断線診断装置では、三相モータの各相のラインが二本に分岐されるととともに、各ラインにモニタ用の抵抗が設けられている。そして、対を成す抵抗の出力側に比較回路が設けられており、一方のラインが断線した際に、抵抗による電圧降下を検出することで、断線を確認できるように構成されている。
特開2008−184904公報
しかしながら、このような従来の断線診断装置にあっては、各相のラインを分岐するとともに、モニタ用の抵抗や比較回路が必要となる。
このため、構成が複雑化するという問題があった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、構成を複雑化することなく、断線の診断を行うことができるブラシレスモータの断線診断装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明のブラシレスモータの断線診断装置にあっては、三相コイルに電力を供給するU相ラインとV相ラインとW相ラインとが設けられたブラシレスモータの断線診断装置において、モータ停止状態で、前記各ラインのうち一つのラインに電圧を印加するとともに、他のラインでの電圧の印加状態を検出して断線の診断を行う。
すなわち、三相コイルが星形結線であっても三角結線であっても、U相ラインとV相ラインとW相ラインとは、いずれもコイルを介して接続される。
このため、モータ停止状態において、前記各ラインのうち一つのラインに電圧を印加した場合、他のラインが断線していなければ、他の各ラインにおいて、印加した電圧が検出される。
一方、いずれかのラインが断線していれば、そのラインでは電圧が検出されてない。このとき、電圧を印加したラインが断線していれば、他の両ラインにおいて電圧が検出されてない。
このため、従来のように構成を複雑化することなく、断線が検出される。
以上説明したように本発明のブラシレスモータの断線診断装置にあっては、モータ停止状態において、前記各ラインのうち一つのラインに電圧を印加するとともに、他のラインでの電圧の印加状態を検出することで、断線の診断を行うことができる。
このため、U相ラインとV相ラインとW相ラインとを二線に分岐するとともに、モニタ用の抵抗や比較回路を設けなければならなかった従来と比較して、構成を複雑化すること無く、ブラシレスモータの断線を診断することができる。
本発明の第一の実施の形態を示すブラシレスモータ式電動ポンプの断面図である。 同実施の形態を示す分解斜視図である。 同実施の形態におけるブラシレスモータの動作を示す為のブロック図である。 同実施の形態の要部を示す回路図及びタイミングチャートである。 同実施の形態で断線診断を行う際の説明図である。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
図1及び図2は、本実施の形態にかかるブラシレスモータの制御装置により回転速度が制御される電動式オイルポンプ1を示す図であり、該電動式歯車ポンプ1は、モータ2と、該モータ2で駆動されるオイルポンプ3を備えている。これにより、モータ冷却用のオイルを供給に用いられたり、自動車のATやCVT等の自動変速機に取り付けられアイドルストップ時に低下する油圧を所定圧に維持する用途に用いられたりする。
すなわち、前記自動変速機4には、油圧回路が形成されており、当該自動変速機4のケーシング11内部には、前記油圧回路を構成する為の油圧経路12が形成されている。このケーシング11の外面13には、前記電動式歯車ポンプ1を取り付ける為の取付穴14が開口しており、該取付穴14に前記電動式歯車ポンプ1の先端部を挿入した状態で取り付けられるように構成されている。
前記油圧経路12には、当該自動変速機4の制御に用いるオイル21が循環しており、前記取付穴14の奥面22には、図外のオイル貯留部に連通する連通路23と、加圧したオイル21を出力する出力路24とが開設されている。
図2は、前記電動式歯車ポンプ1を示す分解斜視図であり、該電動式歯車ポンプ1は、トロコイド式の前記オイルポンプを構成するポンプ構成部31と、該ポンプ構成部31を駆動するモータ構成部32と、該モータ構成部32を制御する為のモータ駆動制御部33とを備えている。前記ポンプ構成部31と前記モータ構成部32と前記モータ駆動制御部33とは、前記モータ構成部32を構成する回転軸34の延出方向に配列されており、前記モータ構成部32より延出した前記回転軸34が、図1に示したように、組立状態において前記ポンプ構成部31に接続されるように構成されている。
この電動歯車式ポンプ1は、外周部を構成する円筒状のケース41を備えており、前記ポンプ構成部31と前記モータ構成部32とは、前記ケース41内に内嵌されている。この内嵌状態において、前記ポンプ構成部31の外周面と前記モータ構成部32の外周面とは、前記ケース41の内側面42に面接するように構成されており、この面接状態において、前記ポンプ構成部31及び前記モータ構成部32が位置決めされるように構成されている。
前記ケース41の基端には、外方へ延出するケースフランジ部51が一体形成されており、当該電動式歯車ポンプ1は、図1及び図2に示したように、前記ケースフランジ部51より先端側が前記ケーシング11に設けられた前記取付穴14に挿入される挿入領域を構成するとともに、前記ケースフランジ部51より基端側が前記ケーシング11より突出した突出領域を形成するように構成されている。
この電動式歯車ポンプ1を前記取付穴14に取り付けた状態では、前記ケースフランジ部51が、前記ケーシング11の前記外面13に面接するように構成されており、前記ケースフランジ部51によって当該電動式歯車ポンプ1を前記ケーシング11に固定できるように構成されている。
前記挿入領域を構成する前記ケースフランジ部51より前記ケース41の先端側には、前記ポンプ構成部31及び前記モータ構成部32が配置されるように構成されており、図1に示した取付状態において、前記ケース41より突出した前記ポンプ構成部31の先端面が前記取付穴14の前記奥面22に対向するように構成されている。
前記ポンプ構成部31は、図1及び図2に示したように、先端側を構成するポンプベース71と、該ポンプベース71の基端側に配置されたポンプハウジング72とを備えており、該ポンプハウジング72と前記ポンプベース71との間には、Oリング73が配設されている。前記ポンプベース71の先端面には、図1に示したように、前記ケース41の円形穴62に挿入されて外部に突出する円形の突出部74が一体形成されており、当該ポンプベース71は、前記突出部74の外周部がケース41先端の前記折曲部61に支持された状態で先端側への抜けが阻止されるように構成されている。
前記ポンプベース71の基端面には、ピン91の一端部が挿入されており、該ピン91の他端部は、前記ポンプベース71に対向して配設された前記ポンプハウジング72の先端面に挿入されている。これにより、前記ポンプベース71に対して前記ポンプハウジング72が位置決めされるように構成されており、この状態において、前記ポンプハウジング72が前記ケース41に圧入固定され、当該ポンプベース71の外周面が前記ケース41の内側面42に密着した状態で固定されている。
前記ポンプハウジング72の中央部は、図1に示したように、没入しており、当該ポンプハウジング72と前記ポンプベース71との間には、ロータ収容部101が形成されている。該ロータ収容部101内には、ポンプロータアウタ102が回動自在に収容されており、該ポンプロータアウタ102内には、ポンプロータインナ103が回動自在に収容されている。
このロータ収容部101には、前記ポンプベース71に設けられた吸入ポート111と吐出ポート112とが連通しており、両ポート111,112は、前記ポンプベース71の前記突出部74の端面に開口するように構成されている。
前記吸入ポート111は、当該電動式歯車ポンプ1を前記取付穴14に取り付けた状態において、前記取付穴14の奥面22に設けられた前記連通路23に接続されるように構成されており、前記吐出ポート112は、Oリング121を介して前記出力路24に接続されるように構成されている。
これにより、前記ポンプロータインナ103の回転に伴って前記ポンプロータアウタ102が回転することで、前記連通路23から前記吸入ポート111を介して吸入したオイルを加圧して、前記吐出ポート112から前記出力路24へ出力するトロコイドポンプが形成されるように構成されている。
このトロコイドポンプの基端側には、図1に示したように、前記モータ構成部32で構成された直流式のブラシレスモータが配設されている。このモータは、外周部を形成するモータケース201を備えており、該モータケース201の外周面が前記ケース41の内側面42に密着した状態で固定されている。
このモータケース201の内側には、モータ巻線211が巻回された三相コイル212が内嵌されており、該三相コイル212には、コイルで励磁されるステータ213が保持されている。このステータ213の内側には、モータロータコア214が回転自在に収容されており、該モータロータコア214の外周面には、マグネット215が設けられている。このモータロータコア214には、前記回転軸34が挿通しており、当該回転軸34は、前記モータロータコア214を貫通した状態で固定されている。
この回転軸34の他端部は、先端側へ向けて延出しており、当該回転軸34は、オイルシール221を介して前記ポンプハウジング72の中心穴222を挿通し、前記ロータ収容部101内に突出するように構成されている。該ロータ収容部101に突出した前記回転軸34の周面には、平坦面223が形成されており、断面D字状のロータ接続部224が形成されている。このロータ接続部224は、前記ロータ収容部101に収容された前記ポンプロータインナ103のD字穴225を挿通した後、先端側軸受けを介して前記ポンプベース71の座ぐり穴227に回転自在に収容された状態で支持されている。
このモータ構成部32で構成されたモータの基端側には、前記モータ駆動制御部33が配設されており、該モータ駆動制御部33は、前記モータ構成部32の基端部に接続されたインシュレータ301を備えている(図2参照)。
該インシュレータ301は、合成樹脂によって形成されており、前記モータ構成部32の前記モータケース201の基端部に挿入され内嵌した状態で接続されるモータ接続部311が一体形成されている。該モータ接続部311には、基端側軸受け314を介して、前記回転軸34の一端部が回転自在に支持されている。
前記モータ接続部311には、前記モータ巻線211への通電を中継するバスバー321,・・・がインサート成型されており、前記モータ構成部32側に突出したバスバー321,・・・には、前記モータ巻線211が電気的に接続されている。
また、前記モータ接続部311の側縁部には、上方へ突出するとともに、ハーネス接続穴324が側方へ向けて開口したコネクタ部322が一体形成されており、該コネクタ部322の奥面には、前記ハーネスと電気的に接続される接続端子323,323がインサート成型されている。
前記モータ接続部311の端面には、支柱部333,・・・が複数立設されており、各支柱部333,・・・によって制御基板334が支持されている。該制御基板334には、電子回路が形成されており、外部機器から延出された前記ハーネスを前記コネクタ部322に接続した状態において、該コネクタ部322から入力される信号に基づいて前記バスバー321,・・・への出力信号を制御してモータ駆動制御するコントローラが構成されている。
前記モータ駆動制御部33は、前記ケース41の基端部に取り付けられる容器状の制御器カバー331を備えてなり、前記モータ接続部311に支持された前記制御基板334は、前記制御器カバー331によって覆われるように構成されている。
この制御器カバー331は、アルミニュームによって構成されており、当該制御器カバー331の外側面には、内部で発生した熱を外部に放出する冷却フィン341,・・・が複数設けられている。
前記インシュレータ301の前記コネクタ部322の基端部には、係合凹部351が凹設されており、該係合凹部351より端部側には、前記コネクタ部322基端の一般部よりやや低い段差部352が形成されている。このコネクタ部322の基端部と重合する前記制御器カバー331一端側の延出片353には、前記段差部352上に延在するように構成されており、当該延出片353の先端には、前記係合凹部351と係合する係合凸部354が折曲形成されている。
これにより、前記制御器カバー331の前記係合凸部354が前記コネクタ部322の前記係合凹部351に係合した状態で噛み合わせられる噛み合わせ構造が前記係合凸部354及び前記係合凹部351によって構成されており、組立時には、前記係合凹部351と前記係合凸部354との接合部分にシール剤が塗布され前記係合凸部354と前記係合凹部351とが噛み合わせられるように構成されている。
また、前記制御器カバー331の他端側には、取付状態において、前記モータケース201に外嵌した部位より側方へ向けて延出するカバーフランジ部371が前記ケースフランジ部51に対応した部位に一体形成されており、このカバーフランジ部371と前記ケースフランジ部51との面接部分及び前記モータケース201に外嵌した外嵌部分には、組立時においてシール剤が塗布されるように構成されている。
前記カバーフランジ部371と該カバーフランジ部371に面接する前記ケースフランジ部51には、ボルト挿通穴381が開設されており、該ボルト挿通穴381には、カラー382が内嵌されている。
これにより、図1に示したように、取付時において、前記ケースフランジ部51を前記ケーシング11の前記外面13に面接した状態で、前記ボルト挿通穴381内の前記カラー382に挿通したボルト391を、前記ケーシング11に形成されたねじ穴392に螺入することで、当該電動式歯車ポンプ1を前記ケーシング11に固定できるように構成されている。
図3は、前記電動式歯車ポンプ1を駆動するブラシレスモータの制御装置1001を示すブロック図である。
このブラシレスモータの制御装置1001には、目標とするモータの回転速度を設定する目標回転速度設定部1002と、前記目標回転速度設定部にて設定された目標モータ回転速度と、実際のモータ回転速度との偏差、及びモータの回転位置に基づき、モータのフィードバック制御量を設定するフィードバック制御量算出部1003と、前記フィードバック制御量算出部にて設定されたモータ電圧・電流等のモータ制御量をU・V・Wの3相のモータ巻線211へ出力するインバータ部1004が設けられている。
一方、本実施例におけるブラシレスモータにおいては、前記モータ巻線211の3相各々に生じる逆起電圧を電圧検出部1005にて検出し、各相の逆起電圧に基づきモータの回転位置や回転速度を推定するセンサレス制御を用いている。
すなわち、前記逆起電圧の入力に基づき、モータの回転位置を推定する回転位置推定部1006と、前記モータの推定回転位置に基づきモータ回転速度を推定する実回転速度推定部1007を備えており、推定された回転速度および回転位置に基づきフィードバック制御量算出部1003における制御量算出が行われる。
同様にして、U・V・Wの3相の前記モータ巻線211より電圧検出部1005にてモータ電圧(モータに印加される電圧)を検出する。
これにより検出されたモータ電圧は、断線検出部1008に出力されるように構成されており、該断線検出部1008では、モータ停止状態において、三相コイル212のU相ライン1011とV相ライン1012とW相ライン1013とのうち一つのラインに前記インバータ部1004を介して電圧を印加するとともに、他のラインでの電圧の印加状態を前記電圧検出部1005で検出して断線の診断を行うように構成されている。
図4は、前記インバータ部1004の出力部分と、前記電圧検出部1005とを示す回路図であり、その右側には、断線診断時のタイミングチャートが示されている。
すなわち、前記インバータ部1004の出力部分は、UHスイッチ1021とULスイッチ1022とが電源ライン1023とグランドライン1024との間で直列接続されてなるU相ドライブ回路1025と、VHスイッチ1031とVLスイッチ1032とが電源ライン1023とグランドライン1024との間で直列接続されてなるV相ドライブ回路1033と、WHスイッチ1041とWLスイッチ1042とが電源ライン1023とグランドライン1024との間で直列接続されてなるW相ドライブ回路1043とで構成されており、前記各スイッチ1021,1022,1031,1032,1041,1042は、FETなどのスイッチング素子で構成されている。
前記U相ドライブ回路1025の前記UHスイッチ1021と前記ULスイッチ1022との間には、前記U相ライン1011が接続されており、前記V相ドライブ回路1033の前記VHスイッチ1031と前記VLスイッチ1032との間には、前記V相ライン1012が接続されている。前記W相ドライブ回路1043の前記WHスイッチ1041と前記WLスイッチ1042との間には、前記W相ライン1013が接続されており、前記各スイッチ1021,1022,1031,1032,1041,1042のオンオフ状態によって前記各ライン1011〜1013への電力供給が制御されるように構成されている。
また、前記U相ドライブ回路1025の前記UHスイッチ1021と前記ULスイッチ1022との間には、U相ADコンバータ1051が接続されており、前記V相ドライブ回路1033の前記VHスイッチ1031と前記VLスイッチ1032との間には、V相ADコンバータ1052が接続されている。前記W相ドライブ回路1043の前記WHスイッチ1041と前記WLスイッチ1042との間には、W相ADコンバータ1053が接続されており、前記各ADコンバータ1051〜1053は、前記電圧検出部1005を構成している。
図5は、断線診断を行う際の説明図であり、W相ライン1013が断線している状態が示されている。
ここで、本実施の形態では、星形結線の三相コイル121を例に説明するが、三角結線の三相コイルであっても良く、前記U相ライン1011と前記V相ライン1012と前記W相ライン1013とは、いずれ場合でも三相コイル121を介して接続される。
すなわち、断線診断を行う際には、モータ停止状態において、VLスイッチ1032を所定時間オン作動した後、前記各ライン1011〜1013のうち一つのラインに電圧を印加、具体的には、前記VHスイッチ1031をオン作動して前記V相ライン1012に電圧を印加するとともに、他のライン1011,1013での電圧の印加状態を各ADコンバータ1051,1053を介して検出して断線の診断を行う。
このとき、いずれのライン1011〜1013も断線していない場合、図4中右側のタイミングチャートで示したように、各ADコンバータ1051〜1053からは「H」が検出され、電圧検出部1005では、その出力が得られる。これにより、前記断線検出部1008では、前記各ライン1011〜1013は断線していないことを確認できる。
一方、図5に示したように、いずれかのライン、具体的にはW相ライン1013が断線していた場合、W相ADコンバータ1053では電圧が検出されてない。これにより、前記断線検出部1008では、W相ライン1013が断線していると診断することができる。
なお、電圧を印加したV相ライン1012が断線していれば、他の両ライン1011,1013において電圧が検出されてない。これにより、前記断線検出部1008では、V相ライン1012が断線していると診断することができる。
このため、U相ライン1011とV相ライン1012とW相ライン1013とを二線に分岐するとともに、モニタ用の抵抗や比較回路を設けなければならなかった従来と比較して、構成を複雑化すること無く、ブラシレスモータの断線を診断することができる。
なお、前記実施の形態ではモータの負荷として電動式の歯車ポンプを用いているがこれに限定されず、別の回転ポンプを用いても良いし、ポンプ以外の負荷であっても良い。
1 電動式歯車ポンプ
2 モータ
3 オイルポンプ
31 ポンプ構成部
32 モータ構成部
34 回転軸
1001 コントローラ
1005 電圧検出部
1008 断線検出部

Claims (1)

  1. 三相コイルに電力を供給するU相ラインとV相ラインとW相ラインとが設けられたブラシレスモータの断線診断装置において、
    モータ停止状態で、前記各ラインのうち一つのラインに電圧を印加するとともに、他のラインでの電圧の印加状態を検出して断線の診断を行うことを特徴としたブラシレスモータの断線診断装置。
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