JP2014241657A - ブラシレスモータの制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】安定した起動を行うとともに、起動時間の短縮を図ることができるブラシレスモータの制御装置を提供する。【解決手段】回転指令が成されると(S1)、所定の二相のモータ巻線に対してデューティー比D1の制御信号を所定時間(Phase1)印加する(S2)。次に、二相のモータ巻線に対してデューティー比D1より大きなデューティー比D2の制御信号を印加し(S3)、モータの位置検出を行ったか否かを判断する(S4)。デューティー比D2の制御信号は、モータに加えられる駆動電圧に基づいて設定され、モータに加えられる駆動電圧が大きくなるに従ってデューティー比が小さくなるように設定される。【選択図】図4

Description

本発明は、ブラシレスモータの制御装置に関する。
従来、ブラシレスモータを起動する際には、デューティー制御により起動時間の短縮を図る装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010−110162公報
しかしながら、このような従来にあっては、起動時におけるデューティー比を一定で行うと、電圧が定格より低い場合パワー不足となってしまう。
また、電圧が定格よりもかなり高い場合は脱調現象が発生し、起動が安定しないという課題があった。
さらに、起動時における時間短縮を図りたいという課題もあった。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、安定した起動を行うとともに、起動時間の短縮を図ることができるブラシレスモータの制御装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために本発明の請求項1のブラシレスモータの制御装置にあっては、回転駆動されるモータの回転速度を目標とする回転速度に収束すべくモータ制御量を調整してフィードバック制御するブラシレスモータの制御装置であって、モータ起動時に該モータに加えられる電圧に基づくデューティー比の制御信号をモータに印加する起動時信号印加手段と、モータ回転位置を検出した際に通常のモータ制御に移行するモータ制御手段と、を備えている。
また、請求項2のブラシレスモータの制御装置においては、前記起動時信号印加手段は、モータ通電時からの経過時間に応じて前記デューティー比を大きくする。
さらに、請求項3のブラシレスモータの制御装置では、前記起動時信号印加手段は、前記モータに加えられる電圧が大きくなるに従って小さな前記デューティー比を設定する。
以上説明したように本発明の請求項1のブラシレスモータの制御装置にあっては、モータ起動時に該モータに加えられる電圧に基づくデューティー比の制御信号をモータに印加するので、例えば前記電圧が定格より低い場合には、デューティー比を大きくすることで、パワー不足による不具合を解消することができる。また、前記電圧が定格よりも高い場合には、デューティー比を小さくすることで、脱調現象を防止し、起動時の安定性を高めることができる。
このように、前記電圧の高低に応じて適切な制御を行うことにより、モータ回転位置を検出までの時間を短くすることができるので、起動時における時間短縮を図ることができる。
また、請求項2のブラシレスモータの制御装置においては、前記起動時信号印加手段は、モータ通電時からの経過時間に応じて前記デューティー比を大きくするので、一定のデューティー比で駆動する場合と比較して、モータに加えられる電圧が定格より低い場合であっても、より短時間でモータ回転位置を検出することが可能となる。
さらに、請求項3のブラシレスモータの制御装置では、前記起動時信号印加手段は、前記モータに加えられる電圧が大きくなるに従って小さな前記デューティー比を設定するので、前記電圧が定格よりも高い場合には、デューティー比を小さくすることで、脱調現象を確実に防止することができる。これにより起動時の安定性を高めることができる。
本発明の一実施の形態を示すブラシレスモータ式電動ポンプの断面図である。 同実施の形態を示す分解斜視図である。 同実施の形態におけるブラシレスモータの動作を示す為のブロック図である。 同実施の形態のブラシレスモータの動作を示すフローチャートである。 同実施の形態のブラシレスモータに加えられる制御信号を示すタイミングチャートである。 同実施の形態のモータの駆動電圧とデューティー比との関係を示す図である。
以下、本発明の一実施の形態を図に従って説明する。
図1及び図2は、本実施の形態にかかるブラシレスモータの制御装置により回転速度が制御される電動式オイルポンプ1を示す図であり、該電動式歯車ポンプ1は、モータ2と、該モータ2で駆動されるオイルポンプ3を備えている。これにより、モータ冷却用のオイルを供給に用いられたり、自動車のATやCVT等の自動変速機に取り付けられアイドルストップ時に低下する油圧を所定圧に維持する用途に用いられたりする。
すなわち、前記自動変速機4には、油圧回路が形成されており、当該自動変速機4のケーシング11内部には、前記油圧回路を構成する為の油圧経路12が形成されている。このケーシング11の外面13には、前記電動式歯車ポンプ1を取り付ける為の取付穴14が開口しており、該取付穴14に前記電動式歯車ポンプ1の先端部を挿入した状態で取り付けられるように構成されている。
前記油圧経路12には、当該自動変速機4の制御に用いるオイル21が循環しており、前記取付穴14の奥面22には、図外のオイル貯留部に連通する連通路23と、加圧したオイル21を出力する出力路24とが開設されている。
図2は、前記電動式歯車ポンプ1を示す分解斜視図であり、該電動式歯車ポンプ1は、トロコイド式の前記オイルポンプを構成するポンプ構成部31と、該ポンプ構成部31を駆動するモータ構成部32と、該モータ構成部32を制御する為のモータ駆動制御部33とを備えている。前記ポンプ構成部31と前記モータ構成部32と前記モータ駆動制御部33とは、前記モータ構成部32を構成する回転軸34の延出方向に配列されており、前記モータ構成部32より延出した前記回転軸34が、図1に示したように、組立状態において前記ポンプ構成部31に接続されるように構成されている。
この電動歯車式ポンプ1は、外周部を構成する円筒状のケース41を備えており、前記ポンプ構成部31と前記モータ構成部32とは、前記ケース41内に内嵌されている。この内嵌状態において、前記ポンプ構成部31の外周面と前記モータ構成部32の外周面とは、前記ケース41の内側面42に面接するように構成されており、この面接状態において、前記ポンプ構成部31及び前記モータ構成部32が位置決めされるように構成されている。
前記ケース41の基端には、外方へ延出するケースフランジ部51が一体形成されており、当該電動式歯車ポンプ1は、図1及び図2に示したように、前記ケースフランジ部51より先端側が前記ケーシング11に設けられた前記取付穴14に挿入される挿入領域を構成するとともに、前記ケースフランジ部51より基端側が前記ケーシング11より突出した突出領域を形成するように構成されている。
この電動式歯車ポンプ1を前記取付穴14に取り付けた状態では、前記ケースフランジ部51が、前記ケーシング11の前記外面13に面接するように構成されており、前記ケースフランジ部51によって当該電動式歯車ポンプ1を前記ケーシング11に固定できるように構成されている。
前記挿入領域を構成する前記ケースフランジ部51より前記ケース41の先端側には、前記ポンプ構成部31及び前記モータ構成部32が配置されるように構成されており、図1に示した取付状態において、前記ケース41より突出した前記ポンプ構成部31の先端面が前記取付穴14の前記奥面22に対向するように構成されている。
前記ポンプ構成部31は、図1及び図2に示したように、先端側を構成するポンプベース71と、該ポンプベース71の基端側に配置されたポンプハウジング72とを備えており、該ポンプハウジング72と前記ポンプベース71との間には、Oリング73が配設されている。前記ポンプベース71の先端面には、図1に示したように、前記ケース41の円形穴62に挿入されて外部に突出する円形の突出部74が一体形成されており、当該ポンプベース71は、前記突出部74の外周部がケース41先端の前記折曲部61に支持された状態で先端側への抜けが阻止されるように構成されている。
前記ポンプベース71の基端面には、ピン91の一端部が挿入されており、該ピン91の他端部は、前記ポンプベース71に対向して配設された前記ポンプハウジング72の先端面に挿入されている。これにより、前記ポンプベース71に対して前記ポンプハウジング72が位置決めされるように構成されており、この状態において、前記ポンプハウジング72が前記ケース41に圧入固定され、当該ポンプベース71の外周面が前記ケース41の内側面42に密着した状態で固定されている。
前記ポンプハウジング72の中央部は、図1に示したように、没入しており、当該ポンプハウジング72と前記ポンプベース71との間には、ロータ収容部101が形成されている。該ロータ収容部101内には、ポンプロータアウタ102が回動自在に収容されており、該ポンプロータアウタ102内には、ポンプロータインナ103が回動自在に収容されている。
このロータ収容部101には、前記ポンプベース71に設けられた吸入ポート111と吐出ポート112とが連通しており、両ポート111,112は、前記ポンプベース71の前記突出部74の端面に開口するように構成されている。
前記吸入ポート111は、当該電動式歯車ポンプ1を前記取付穴14に取り付けた状態において、前記取付穴14の奥面22に設けられた前記連通路23に接続されるように構成されており、前記吐出ポート112は、Oリング121を介して前記出力路24に接続されるように構成されている。
これにより、前記ポンプロータインナ103の回転に伴って前記ポンプロータアウタ102が回転することで、前記連通路23から前記吸入ポート111を介して吸入したオイルを加圧して、前記吐出ポート112から前記出力路24へ出力するトロコイドポンプが形成されるように構成されている。
このトロコイドポンプの基端側には、図1に示したように、前記モータ構成部32で構成された直流式のブラシレスモータが配設されている。このモータは、外周部を形成するモータケース201を備えており、該モータケース201の外周面が前記ケース41の内側面42に密着した状態で固定されている。
このモータケース201の内側には、モータ巻線211が巻回されたコイル212が内嵌されており、該コイル212には、コイルで励磁されるステータ213が保持されている。このステータ213の内側には、モータロータコア214が回転自在に収容されており、該モータロータコア214の外周面には、マグネット215が設けられている。このモータロータコア214には、前記回転軸34が挿通しており、当該回転軸34は、前記モータロータコア214を貫通した状態で固定されている。
この回転軸34の他端部は、先端側へ向けて延出しており、当該回転軸34は、オイルシール221を介して前記ポンプハウジング72の中心穴222を挿通し、前記ロータ収容部101内に突出するように構成されている。該ロータ収容部101に突出した前記回転軸34の周面には、平坦面223が形成されており、断面D字状のロータ接続部224が形成されている。このロータ接続部224は、前記ロータ収容部101に収容された前記ポンプロータインナ103のD字穴225を挿通した後、先端側軸受けを介して前記ポンプベース71の座ぐり穴227に回転自在に収容された状態で支持されている。
このモータ構成部32で構成されたモータの基端側には、前記モータ駆動制御部33が配設されており、該モータ駆動制御部33は、前記モータ構成部32の基端部に接続されたインシュレータ301を備えている(図2参照)。
該インシュレータ301は、合成樹脂によって形成されており、前記モータ構成部32の前記モータケース201の基端部に挿入され内嵌した状態で接続されるモータ接続部311が一体形成されている。該モータ接続部311には、基端側軸受け314を介して、前記回転軸34の一端部が回転自在に支持されている。
前記モータ接続部311には、前記モータ巻線211への通電を中継するバスバー321,・・・がインサート成型されており、前記モータ構成部32側に突出したバスバー321,・・・には、前記モータ巻線211が電気的に接続されている。
また、前記モータ接続部311の側縁部には、上方へ突出するとともに、ハーネス接続穴324が側方へ向けて開口したコネクタ部322が一体形成されており、該コネクタ部322の奥面には、前記ハーネスと電気的に接続される接続端子323,323がインサート成型されている。
前記モータ接続部311の端面には、支柱部333,・・・が複数立設されており、各支柱部333,・・・によって制御基板334が支持されている。該制御基板334には、電子回路が形成されており、外部機器から延出された前記ハーネスを前記コネクタ部322に接続した状態において、該コネクタ部322から入力される信号に基づいて前記バスバー321,・・・への出力信号を制御してモータ駆動制御するコントローラが構成されている。
前記モータ駆動制御部33は、前記ケース41の基端部に取り付けられる容器状の制御器カバー331を備えてなり、前記モータ接続部311に支持された前記制御基板334は、前記制御器カバー331によって覆われるように構成されている。
この制御器カバー331は、アルミニュームによって構成されており、当該制御器カバー331の外側面には、内部で発生した熱を外部に放出する冷却フィン341,・・・が複数設けられている。
前記インシュレータ301の前記コネクタ部322の基端部には、係合凹部351が凹設されており、該係合凹部351より端部側には、前記コネクタ部322基端の一般部よりやや低い段差部352が形成されている。このコネクタ部322の基端部と重合する前記制御器カバー331一端側の延出片353には、前記段差部352上に延在するように構成されており、当該延出片353の先端には、前記係合凹部351と係合する係合凸部354が折曲形成されている。
これにより、前記制御器カバー331の前記係合凸部354が前記コネクタ部322の前記係合凹部351に係合した状態で噛み合わせられる噛み合わせ構造が前記係合凸部354及び前記係合凹部351によって構成されており、組立時には、前記係合凹部351と前記係合凸部354との接合部分にシール剤が塗布され前記係合凸部354と前記係合凹部351とが噛み合わせられるように構成されている。
また、前記制御器カバー331の他端側には、取付状態において、前記モータケース201に外嵌した部位より側方へ向けて延出するカバーフランジ部371が前記ケースフランジ部51に対応した部位に一体形成されており、このカバーフランジ部371と前記ケースフランジ部51との面接部分及び前記モータケース201に外嵌した外嵌部分には、組立時においてシール剤が塗布されるように構成されている。
前記カバーフランジ部371と該カバーフランジ部371に面接する前記ケースフランジ部51には、ボルト挿通穴381が開設されており、該ボルト挿通穴381には、カラー382が内嵌されている。
これにより、図1に示したように、取付時において、前記ケースフランジ部51を前記ケーシング11の前記外面13に面接した状態で、前記ボルト挿通穴381内の前記カラー382に挿通したボルト391を、前記ケーシング11に形成されたねじ穴392に螺入することで、当該電動式歯車ポンプ1を前記ケーシング11に固定できるように構成されている。
図3は、前記電動式歯車ポンプ1を駆動するブラシレスモータの制御装置1001を示すブロック図である。
このブラシレスモータの制御装置1001には、目標とするモータの回転速度を設定する目標回転速度設定部1002と、前記目標回転速度設定部にて設定された目標モータ回転速度と、実際のモータ回転速度との偏差、及びモータの回転位置に基づき、モータのフィードバック制御量を設定するフィードバック制御量算出部1003と、前記フィードバック制御量算出部にて設定されたモータ電圧・電流等のモータ制御量をU・V・Wの3相のモータ巻線211へ出力するインバータ部1004が設けられている。
一方、本実施例におけるブラシレスモータにおいては、前記モータ巻線211の3相各々に生じる逆起電圧を電圧検出部1005にて検出し、各相の逆起電圧に基づきモータの回転位置や回転速度を推定するセンサレス制御を用いている。
すなわち、前記逆起電圧の入力に基づき、モータの回転位置を推定する回転位置推定部1006と、前記モータの推定回転位置に基づきモータ回転速度を推定する実回転速度推定部1007を備えており、推定された回転速度および回転位置に基づきフィードバック制御量算出部1003における制御量算出が行われる。
同様にして、U・V・Wの3相の前記モータ巻線211より電圧検出部1005にてモータ駆動電圧(モータに印加される駆動電圧)を検出する。
これにより検出されたモータ駆動電圧は、DUTY設定部1008に出力されるように構成されており、該DUTY設定部1008では、モータ起動時において、検出されたモータ電圧に応じたモータ駆動制御用(制御信号)のデューティー比を設定するとともに、通常時には、制御状態に応じたデューティー比を設定するように構成されている。
図4は、前記ブラシレスモータの制御装置1001の動作を示すフローチャートであり、モータを起動する際にモータに印加される制御信号の出力に関する動作が示されている。
先ず、モータを停止状態から起動する際には、回転指令が成される(S1)。すると、制御装置1001は、図5に示すように、所定の二相のモータ巻線211に対してデューティー比D1の制御信号を所定時間印加する(Phase1)(S2)。
次に、前記制御装置1001は、前記二相のモータ巻線211に対して前記デューティー比D1より大きなデューティー比D2の制御信号を印加し(Phase2)(S3)、回転位置推定部1006がモータの位置検出を行ったか否かを判断する(S4)。
前記デューティー比D2の制御信号は、図6に示すように、前記モータに加えられる駆動電圧に基づいて設定される。具体的には、前記モータに加えられる駆動電圧が大きくなるに従ってデューティー比が小さくなるように設定される。
前記デューティー比D2の値は、過大な値を設定するとモータの過電流発生の不具合を生じる可能性が高くなる。その一方で、過小な値に設定するモータの位置検出が出来ず、モータ回転速度のフィードバック制御の遅れの原因となる。そのため、前記デューティー比D2はモータの過電流発生回避とモータ回転位置検出を両立出来る領域内で一定値を維持するオープンループの制御とするのが望ましい。
これにより、モータに加えられる駆動電圧が定格より低い場合には、デューティー比を大きくすることで、パワー不足による不具合を解消することができる。また、前記駆動電圧が定格よりも高い場合には、デューティー比を小さくすることで、脱調現象を防止し、起動時の安定性を高めることができる。
このように、前記電圧の高低に応じて適切な制御を行うことにより、モータ回転位置を検出までの時間を短くすることができるので、起動時における時間短縮を図ることができる。
したがって、安定した起動を行うとともに起動時間の短縮を図ることができる。
そして、前記ステップS4において、位置検出ができなければデューティー比D2の制御信号の印加を継続する一方、位置検出ができた際には、次ステップS5(Phase3)へ移行する。
このステップS5では、モータの位置検出ができたので、モータの実回転速度や回転位置に基づくPID制御によりモータを制御する(S6)。これにより、通常のモータ制御が行われる。
なお、前記実施の形態ではモータの負荷として電動式の歯車ポンプを用いているがこれに限定されず、別の回転ポンプを用いても良いし、ポンプ以外の負荷であっても良い。
1 電動式歯車ポンプ
2 モータ
3 オイルポンプ
31 ポンプ構成部
32 モータ構成部
34 回転軸
1001 コントローラ
1005 電圧検出部
1006 回転位置推定部
1008 DUTY設定部

Claims (3)

  1. 回転駆動されるモータの回転速度を目標とする回転速度に収束すべくモータ制御量を調整してフィードバック制御するブラシレスモータの制御装置であって、
    モータ起動時に該モータに加えられる電圧に基づくデューティー比の制御信号をモータに印加する起動時信号印加手段と、
    モータ回転位置を検出した際に通常のモータ制御に移行するモータ制御手段と、
    を備えたことを特徴とするブラシレスモータの制御装置。
  2. 前記起動時信号印加手段は、モータ通電時からの経過時間に応じて前記デューティー比を大きくすることを特徴とした請求項1記載のブラシレスモータの制御装置。
  3. 前記起動時信号印加手段は、前記モータに加えられる電圧が大きくなるに従って小さな前記デューティー比を設定することを特徴とした請求項1又は2記載のブラシレスモータの制御装置。
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