JP2010269726A - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータ線の地絡に対しブレーキ電流を遮断することにより、操舵力がマニュアルステアリングより重くなることを防止し、安全性を向上させる。
【解決手段】複数のスイッチング素子706a〜706bで構成されたモータ駆動回路706と、モータ駆動回路706の入力端子間に接続された車載電源10と、モータ駆動回路706の出力端子間に接続され、補助力をステアリング系に作用させるモータ8とを備えた電動パワーステアリング装置であって、モータ駆動回路706と車載電源10との間のグランドラインにリレー708を接続した。
【選択図】図2

Description

この発明は、電動パワーステアリング装置に関し、詳しくはモータ線地絡時の安全性を向上させる電動パワーステアリング装置に関するものである。
一般に、電動パワーステアリング装置としては、マイクロコンピュータ等により構成されたモータ制御部と、モータを駆動するモータ駆動回路を備え、ステアリング系に作用する操作量、例えば操舵トルク、操舵回転数、操舵角等を検出し、これらの検出信号に基づきモータ制御部においてモータの制御信号を決定し、この制御信号によりモータ駆動回路においてモータを駆動制御し、これによりモータの応答性能を高め、操舵フィーリングの向上を図っている。また、モータを駆動制御するモータ駆動回路は、スイッチング素子で構成され、一定周波数のPWM制御によってモータの制御が行われている。
例えば、特許文献1では、図13に示すように、4組の電界効果トランジスタ706a〜706dから構成されるブリッジ回路を備えたモータ駆動回路706とモータ8との間にリレー730を介装すると共に、車載バッテリ10とモータ駆動回路706との間にリレー731を介装した電動パワーステアリング装置が開示されている。なお、図13において、符号7は電子制御装置を示し、符号709はリレー730および731を駆動するリレー駆動回路を示している。また、符号704はモータ電流を検出するシャント抵抗を示し、符号11は車載バッテリ10のマイナス端子が車輛ボディーに接続されて形成されるボディーグランドを示している。
前記特許文献1は、ブリッジ回路を構成する電界効果トランジスタ706a〜706dに、オン故障(電界効果トランジスタ706a〜706dへの制御信号がオン指令からオフ指令に変わっても、当該トランジスタ706a〜706dが導通状態になってしまう等の故障)が発生することによりモータ8とブリッジ回路との間に閉ループが形成され、モータ8に操舵方向と逆方向に働く制動力(モータ8が発生する誘起電圧Eに伴う誘起電流による)が発生するのを、リレー730により前記閉ループを開放して防止するものである。また、車載バッテリ10とモータ駆動回路706との間に介装したリレー731により、モータ駆動回路706の短絡等により車載バッテリ10が短絡される事故を防止するものである。
特公平7−96387号公報(特開昭62−231871号公報)
しかし、車輌ではボディーが車載バッテリのマイナス端子と接続されており、また、電界効果トランジスタには寄生ダイオードがあるため、モータ線が地絡すると車輌ボディーを介して電気回路が形成されることになる。
即ち、図13は、前記特許文献1に開示された電動パワーステアリング装置において、モータ電流指示値とシャント抵抗704により検出されるモータ電流検出値からモータ電流異常を判定し、モータ駆動回路706がオフ状態、リレー730、731がオフ状態でハンドルを操舵し、モータ8が回転することで誘起電圧Eが発生した場合を図示したものである。この場合、電流は経路hを通ってボディーグランド12へ流れる。ボディーグラ
ンド12とボディーグランド11は電気的に繋がっているため経路iを通ってモータ8へ電流が流れる。この電流(以下、ブレーキ電流という。)は、モータ8の回転を妨げる方向に働くため操舵に対しブレーキ力として作用することになる。
このように、前記特許文献1に開示された電動パワーステアリング装置においては、モータ線が地絡してモータ電流が異常になった場合に、モータ駆動回路706をオフ状態にすると共に、リレー730、731をオフ状態にしても、モータ8にブレーキ電流が流れることになり、操舵力がマニュアルステアリングより重くなる課題がある。
この発明は、前記従来技術の課題を解決するためになされたもので、モータ線の地絡に対しブレーキ電流を遮断することにより、操舵力がマニュアルステアリングより重くなることを防止し、安全性を向上させる電動パワーステアリング装置を提供するものである。
この発明に係る電動パワーステアリング装置は、複数のスイッチング素子で構成されたモータ駆動回路と、前記モータ駆動回路の入力端子間に接続された電源と、前記モータ駆動回路の出力端子間に接続され、補助力をステアリング系に作用させるモータと、を備えた電動パワーステアリング装置であって、前記モータ駆動回路と前記電源との間のグランドラインに電流遮断手段を接続したものである。
この発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、モータ駆動回路と電源との間のグランドラインに電流遮断手段を接続し、モータ線地絡に対しブレーキ電流を遮断するので、異常発生後の操舵力がマニュアルステアリングより重くなるのを防止でき、安全性が向上する。
この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の概略構成図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の電子制御装置の内部構成を説明する図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の動作を説明するフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の制御特性図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の正常時の動作を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置のモータ線地絡時の動作を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の車載バッテリのプラスとマイナスを逆に接続した状態を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置の電子制御装置の内部構成を説明する図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のモータ線地絡時の動作を示す図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置の車載バッテリのプラスとマイナスを逆に接続した状態を示す図である。 この発明の実施の形態3に係る電動パワーステアリング装置の電子制御装置の内部構成を説明する図である。 この発明の実施の形態4に係る電動パワーステアリング装置の電子制御装置の内部構成を説明する図である。 従来の電動パワーステアリング装置におけるモータ駆動装置を説明する図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明に係る電動パワーステアリング装置について好適な実施の形態を説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の概略構成図である。図1において、電動パワーステアリング装置100は、ハンドル1と、ハンドル1の操舵力を前輪2に伝えるステアリングシャフト3と、ステアリングシャフト3の回転力を前輪2に伝えるラック・ピニオン機構4と、ハンドル1の操舵力を検出するトルクセンサ5と、車速を検出する車速センサ6とを備えている。
更に、電動パワーステアリング装置100は、トルクセンサ5、あるいは車速センサ6等の信号により電動パワーステアリング装置100の制御を行う電子制御装置(以下、ECUという。)7と、ハンドル1の操舵力に対する補助力を発生するモータ8と、モータ8からの補助力をステアリングシャフト3に伝達する減速ギヤ9と、ECU7に電力を供給する電源である車載バッテリ10とを備えている。なお、車載バッテリ10のマイナス端子を車輌ボディーに接続することにより、ボディーグランド11を形成している。
次に、ECU7の内部構成について説明する。ECU7は、図2示すように、トルクセンサ5からの信号を入力するインターフェース回路(以下、I/F回路という。)701と、車速センサ6からの信号を入力するI/F回路702と、後述する制御を行うようにプログラムされたマイクロコンピュータ(以下、マイコンという。)703と、モータ8に流れる電流をシャント抵抗704の介装により検出する電流検出回路705を備えている。
更に、ECU7は、モータ8の電流を制御するためにスイッチング素子、例えば、電界効果トランジスタ(以下、トランジスタという。)706a〜706dをブリッジ構成したモータ駆動回路706と、マイコン703の指示に従ってモータ駆動回路706を駆動するFET駆動回路707と、モータ駆動回路706と車載バッテリ10との間のグランドラインに配置され、バッテリ電流を遮断する電流遮断手段(以下、リレーという。)708と、リレー708を駆動するリレー駆動回路709を備えている。なお、モータ駆動回路706を構成するトランジスタ706a〜706dのブリッジ構成については、前記特許文献1に詳細に開示されており、これを参照することができる。
また、ECU7は、I/F回路701、I/F回路702、マイコン703、電流検出回路705、FET駆動回路707、リレー駆動回路709の各回路に電源を供給する電源回路710と、車載バッテリ10のプラスとマイナスを逆に接続した場合に、I/F回路701、I/F回路702、マイコン703、電流検出回路705、FET駆動回路707、リレー駆動回路709、および電源回路710への電源供給を防止する逆接続防止手段である逆接続防止ダイオード711を備えている。なお、I/F回路701、I/F回路702、マイコン703、電流検出回路705、FET駆動回路707、リレー駆動回路709の各回路のグランドとなるECU7内部でのボディーグランド712が設けられている。
実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置100は、前記のように構成されてお
り、次にその動作について説明する。説明に際し、先ずマイコン703の動作を図3のフローチャートを用いて説明する。
図3において、マイコン703が起動されると、初期チェック等を行い(ステップS301)、リレー駆動回路709を駆動してリレー708をオンする。(ステップS302)
その後、トルクセンサ5からのトルク信号を取り込み(ステップS303)、次に車速センサ6からの車速信号を取り込む。(ステップS304)
次に、ステップS303で取り込んだトルク信号と、ステップS304で取り込んだ車速信号から、図4に示す制御特性に従ってモータ電流指示値を決定する(ステップS305)。なお、図4は、横軸をトルク、縦軸をモータ電流指示値とし、車速とトルクおよびモータ電流指示値の関係を示す電動パワーステアリング装置の制御特性図である。
次に、電流検出回路705を介してモータ電流検出値を取り込み(ステップS306)、ステップS305で決定したモータ電流指示値と、モータ電流検出値が一致するようにモータ電流制御を行う。(ステップS307)
その後、モータ電流指示値とモータ電流検出値とからモータ電流異常を判定し(ステップS308)、その結果が正常であれば「正常」へ分岐し、ステップS303からの処理を繰り返す。
ステップS308で異常を検出した場合は「異常」へ分岐し、モータ駆動回路をオフする。(ステップS309)
その後、リレー708をオフし(ステップS310)、以降、ECU7の電源をオフするまで、モータ駆動回路706のオフを維持し、リレー708のオフ状態を維持する。
ここで、ステップS308は、例えばモータ電流指示値に対してモータ電流検出値が所定値以上(例えば、10A以上)大きい状態が所定時間(例えば、0.1sec)継続した場合に、異常と判断するモータ電流異常判定処理である。
次に、電動パワーステアリング装置100の動作について説明する。例えば、ハンドル1を左方向に操舵した場合、トルクセンサ5が左方向のトルクを検出し、そのトルク信号がI/F回路701を介してマイコン703に入力される。同時に車速も車速センサ6が検出し、その車速信号がI/F回路702を介してマイコン703に入力される。
マイコン703は,検出したトルクと車速から図4の特性に従ってモータ電流指示値を決定する。今、ハンドル1を左方向に操舵したのでモータ電流指示値も左方向となる。左方向のモータ電流を制御する場合、トランジスタ706bがPWM動作、トランジスタ706cがオン、トランジスタ706aおよび706dがオフとなり、図5の経路a→経路b→経路cによりモータ電流が流れる。
この状態で、図6のように回路Aで示すように、モータ線が地絡すると、モータ電流は、経路a→経路dを通り、ボディーグランド12へ流れる。ボディーグランド12とボディーグランド11は電気的に繋がっているので、モータ電流はボディーグランド12、11を介して経路cを通って車載バッテリ10へ流れる。この経路には負荷が無く短絡状態であるため、流れるモータ電流はモータ電流指示値に対して過大なものとなる。従って、モータ電流指示値に対してモータ電流検出値が大きくなり、図3のステップS308で異常判定される。異常判定されると、ステップS309でモータ駆動回路706をオフし、ステップS310でリレー708をオフする。
次に、この状態(モータ駆動回路706のオフ、リレー708のオフ状態)で、ハンドル1を操舵した場合について説明する。ハンドル1の操舵によって、図6の誘起電圧Eが発生すると、この電圧Eは、経路d→ボディーグランド12→ボディーグランド11→経路eを通ってモータ8へ電流を流そうとする。しかし、リレー708がオフしているために、この電流、即ち、ブレーキ電流は流れず、ブレーキ力は発生しない。従って、操舵力がマニュアルステアリングより重くなることが無く安全上好ましい。
更に、図2に示すとおり、逆接続防止ダイオード711があるため、車載バッテリ10のプラスとマイナスを逆に接続した場合、リレー駆動回路709はオフ状態となり、その結果、リレー708もオフ状態となるため、図7の経路f、経路gに示すような短絡電流は流れない。そのため、車載バッテリ10を逆に接続した場合でも回路破壊を防ぐことが出来る。
以上のように、実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置によれば、モータ駆動回路706と車載バッテリ10との間のグランドラインにリレー708を配置し、モータ電流が異常判定された際に、グランドラインを遮断するので、モータ線地絡に対し、ブレーキ電流を遮断することが出来る。これによって、異常判定後の操舵力がマニュアルステアリングより重くなることが無くなり安全性が向上する。
また、モータ駆動回路706と車載バッテリ10との間のグランドラインに配置したリレー708は、車載バッテリ10のプラスとマイナスを逆に繋いだ場合にオフ状態(遮断状態)になるように構成されているので、車載バッテリ10のプラスとマイナスを逆に繋いでも短絡電流が流れず、回路破壊を防ぐことが出来る。
更に、従来技術に対し電流遮断手段を増やす必要が無いので、コストアップすることなく前述のような効果を得ることが出来る。
実施の形態2.
次に、この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置について説明する。実施の形態2は、操舵力に対する補助力を発生するモータに三相ブラシレスモータを用いたものである。図8は、実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置のECUの内部構成を説明する図である。
図8において、電動パワーステアリング装置200のECU7は、ブラシレスモータ13を駆動するモータ駆動回路720を備えており、このモータ駆動回路720は、トランジスタ720a〜720fと、ブラシレスモータ13の各相電流を検出するシャント抵抗721a〜721cを備えている。
また、電動パワーステアリング装置200のECU7は、シャント抵抗721a〜721cの電位差から各相電流を検出し、マイコン703に入力する電流検出回路722と、ブラシレスモータ13の角度を検出するレゾルバ14の検出信号をマイコン703に入力するレゾルバI/F回路723を備えている。なお、その他の構成については実施の形態1と同一もしくは相当しており、図8に同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置200は、前記のように構成されているが、その動作は、実施の形態1と同様で、図3のフローチャートのように動作する。即ち、通常は、トルクセンサ5と車速センサ6からの信号に基づいて、図4の特性に従って
モータ電流指示値を決定し、モータ電流指示値とモータ電流検出値が一致するようにモータ電流を制御する。また、モータ線が地絡した場合は、モータ電流異常判定処理で異常を判定(図3のステップS308)し、モータ駆動回路720をオフするとともに、リレー708をオフする。
次に、前記のように、モータ駆動回路720をオフ、リレー708をオフの状態でハンドル1を操舵した場合について図9を用いて説明する。図9は、モータ線が回路Aでボディーグランド12に地絡した状態を示している。この状態でハンドル1を操舵し、ブラシレスモータ13を回転させて発電電圧Eが発生すると、発電電圧Eは、経路a→ボディーグランド12→ボディーグランド11→経路b→経路c、または、経路a→ボディーグランド12→ボディーグランド11→経路b→経路dを通ってブラシレスモータ13へ電流を流そうとする。しかし、リレー708がオフ状態であるため、この電流、即ち、ブレーキ電流は流れず、ブレーキ力は発生しない。従って、実施の形態1と同様に操舵力がマニュアルステアリングより重くなることが無く安全上好ましい。
更に、実施の形態1と同様、逆接続防止ダイオード711があるため、車載バッテリ10のプラスとマイナスを逆に接続した場合、リレー駆動回路709はオフ状態となり、その結果、リレー708もオフ状態となるため、図10の経路e、経路f、経路gに示すような短絡電流は流れない。従って、車載バッテリ10を逆に接続した場合でも回路破壊を防ぐことが出来る。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3に係る電動パワーステアリング装置について説明する。
実施の形態3は、操舵力に対する補助力を発生するモータにブラシ付きモータを用いたものである。図11は、実施の形態3に係る電動パワーステアリング装置のECUの内部構成を説明する図である。
図11において、電動パワーステアリング装置300のECU7は、モータ駆動回路706とブラシ付きモータ15との間にリレー713を配置し、リレー駆動回路709により、リレー708と同時にオン、オフできるよう構成したものである。なお、その他の構成は実施の形態1と同様であり、図11に同一符号を付してその説明を省略する。
以上のように構成した実施の形態3においても、実施の形態1と同様の効果を得ることが出来る。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4に係る電動パワーステアリング装置について説明する。
実施の形態4は、操舵力に対する補助力を発生するモータに三相ブラシレスモータを用いたものである。図12は、実施の形態4に係る電動パワーステアリング装置のECUの内部構成を説明する図である。
図12において、電動パワーステアリング装置400のECU7は、モータ駆動回路720と三相ブラシレスモータ13との間にリレー724を配置し、リレー駆動回路709により、リレー708と同時にオン、オフできるよう構成したものである。なお、その他の構成は実施の形態2と同様であり、図12に同一符号を付してその説明を省略する。
以上のように構成した実施の形態4においても、実施の形態2と同様の効果を得ることが出来る。
1 ハンドル
2 前輪
3 ステアリングシャフト
4 ラック・ピニオン機構
5 トルクセンサ
6 車速センサ
7 電子制御装置(ECU)
8 モータ
9 減速ギヤ
10 車載バッテリ
11、12、712 ボディーグランド
13 ブラシレスモータ
14 レゾルバ
15 ブラシ付きモータ
100、200、300、400 電動パワーステアリング装置
701、702 インターフェース回路
703 マイクロコンピュータ
704、721a〜721c シャント抵抗
705、722 電流検出回路
706、720 モータ駆動回路
706a〜706f 電界効果トランジスタ
707 FET駆動回路
708、713、724、730、731 リレー
709 リレー駆動回路
710 電源回路
711 逆接続防止ダイオード
723 レゾルバI/F回路

Claims (2)

  1. 複数のスイッチング素子で構成されたモータ駆動回路と、前記モータ駆動回路の入力端子間に接続された電源と、前記モータ駆動回路の出力端子間に接続され、補助力をステアリング系に作用させるモータと、を備えた電動パワーステアリング装置において、
    前記モータ駆動回路と前記電源との間のグランドラインに電流遮断手段を接続したことを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記電源のプラスとマイナスを逆に接続した場合に、前記電流遮断手段が動作しないように構成された逆接続防止手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電動パワーステアリング装置。
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