JP2008047587A - 光検出装置 - Google Patents

光検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008047587A
JP2008047587A JP2006219274A JP2006219274A JP2008047587A JP 2008047587 A JP2008047587 A JP 2008047587A JP 2006219274 A JP2006219274 A JP 2006219274A JP 2006219274 A JP2006219274 A JP 2006219274A JP 2008047587 A JP2008047587 A JP 2008047587A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
light receiving
receiving element
layer
ceramic honeycomb
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2006219274A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyuki Mitsui
伸行 光井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP2006219274A priority Critical patent/JP2008047587A/ja
Publication of JP2008047587A publication Critical patent/JP2008047587A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Solid State Image Pick-Up Elements (AREA)
  • Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
  • Light Receiving Elements (AREA)

Abstract

【課題】 エピタキシャル積層構造内に変更を加えることなく、光のクロストークを抑制することができる機構を備えた光検出装置を提供する。
【解決手段】 受光層3を含むエピタキシャル積層構造を持つ受光素子10が、複数個、共通の半導体基板51上に配置された、基板側が光の入射面である光検出装置50であって、光入射側の表面に、各受光素子10をメッシュ状に区分けるように位置するセラミックハニカム15を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、受光素子を、複数個、配置した光検出装置に関するものである。
イメージセンサへの関心が高まるにつれ、イメージセンサの画素を構成する各受光素子間の光のクロストーク(1つの受光素子への入射光の隣接素子への混入)による画像乱れが問題とされている(非特許文献1)。図9に示すように、1つの受光素子110に入射した光は、その受光素子110の受光箇所116で受光され、電流に変換されるが、実装面側の受光素子の中央部に位置するp部電極107などで反射され、隣の電極でも受光を生じてしまう。このようなクロストークの結果、隣り合う受光素子(画素)で信号電流が発生し、解像度が劣化するため、改善が要求されている。
上記の光検出装置では、アレイ化された受光素子のピッチを小さくするほど、解像度の劣化は顕著となる。このため一定の大きさのセンサ部において画素数を増やすことができず、また画素数を増やす場合にはチップサイズを大きくする必要があり、コスト増をもたらし、また小型化に逆行する。上記の画素間の光のクロストークを低減するために、受光素子間に分離溝を設けて金属膜を配置して、受光素子間を金属膜で遮断する構造が提案されている(特許文献1)。
石原正敏ら,"近赤外InGaAsイメージセンサとその応用"電気学会 光応用・視覚研究会資料 JN:Z0953A Vol.LAV-00 No.7-13;Page.31-36;(2000/10/26) 特開2005−123217号公報
しかしながら、受光素子間に分離溝と金属膜とを設ける構造では、光のクロストークに対して一定の効果はあるが、半導体基板の部分は光が自由に伝播できるため、半導体基板を介して多重反射した光が隣り合う受光素子に混入する。このため、クロストークを十分に抑制することはできない。また、上記構造では、受光素子間に絶縁膜を設け、その上に金属膜を形成するので、絶縁膜に要求される品質の信頼性(信頼性要求度)は非常に高いものとなる。このため、たとえばその絶縁膜中にピンホールのようなものが存在するだけで電気的短絡を生じ、受光素子として機能しなくなる。ひいては歩留まり低下やコスト増への影響も無視できなくなる。また、集積回路上に受光素子を集積配列した構造においては、受光素子間は分離されるが、散乱光は自由に通過できるためクロストークの解決にはならない。
上述のように、クロストークが生じると、各画素間の解像度が劣化する。受光素子の配列ピッチを小さくするほど、クロストークの増加は顕著になり、画素数を限られたサイズ内に配置することが困難になる。また、受光素子の配列ピッチを大きくして画素数を増やすと、上述のようにチップサイズが大きくなり、コスト増を招く。
また、エピタキシャル積層構造にクロストーク防止用の光学部品を組み入れることによりクロストークの十分な抑制をはかることは可能であるが、既存の光検出装置の製造工程中にそのような光学部品を作製する工程を割り込ませることになり、既存の製造工程を大きく変更することになる。このような既存の製造工程の大きな変更は、光検出装置の製造計画の変更を余儀なくするために、受け入れ不能の場合が考えられ、またコスト増をもたらす。
本発明は、エピタキシャル積層構造内に変更を加えることなく、光のクロストークを抑制することができる機構を備えた光検出装置を提供することを目的とする。
本発明の光検出装置は、受光層を含むエピタキシャル積層構造を持つ受光素子が、複数個、前記共通の半導体基板上に配置された、基板側が光の入射面である光検出装置である。この光検出装置では、光入射側の表面に、各受光素子をメッシュ状に区分けるように位置する遮光性立壁を備えることを特徴とする。
上記の構成によれば、遮光性立壁の高さやその厚みにより決まる、垂直入射に近い入射角度の範囲の光以外の光は、各受光素子内に入ってその受光素子の受光層に向かうことが難しくなる。このため1つの受光素子で受光された光が隣の受光素子に拡散して向かうことが抑制され、クロストークの発生を低減することができる。
また、光検出装置の入射側の表面に上記遮光性立壁を配置するので、エピタキシャル積層構造に変更を加えることがない。製造ラインの観点からは、従来の製造ラインとは別に、または従来の製造ラインの末尾に、上記光検出装置の外側に遮光性立壁を取り付ける作業エリアを設ければよい。このため、製造ラインの大幅な変更をすることなくクロストークを低減した光検出器を提供することができる。
また、上記の遮光性立壁をセラミックハニカムとすることができる。この構成により、簡単な構造により遮光性立壁を実現することができ、従来の光検出装置にセラミックハニカムを取り付けることで、クロストークを低減した光検出装置を得ることができる。
また上記の遮光性立壁に囲まれた中に樹脂が配置されようにしてもよい。この構成により、空気より屈折率の高い樹脂に入射する光を垂直方向に屈折させることにより、より一層クロストークを抑制することができる。
上記の樹脂は、中心線に沿うように貫通穴があいているかまたは凸レンズ形状にしてもよい。この構成により、貫通穴またはレンズの集光効果によって光を導きやすくでき、クロストークをより強力に抑制することができる。
また、上記の複数の受光素子間には分離溝がない構造にすることができる。これにより、受光素子分離のための溝を設ける必要がなくなり、プロセス工程削減によりコスト低減を実現することができる。
上記の半導体基板であるn型半導体基板上に位置し、全面にわたって同じ厚みである、n型バッファ層、受光層および窓層を備えることができる。そして、受光素子ごとに設けられている、窓層から受光層に届くp型領域およびそのp型領域に電気的に接続するp側電極を備えることができる。この構成は、上記の受光素子分離溝のない光検出装置を例示するものであり、プロセス工程削減によりコスト低減を実現することができる。
また、各受光素子に共通のn側電極を1つ備え、そのn側電極が、バッファ層またはn型半導体基板に電気的に接続される構造とすることができる。ここに、n側電極がバッファ層に電気的に接続されるのは、エピダウン実装またはフリップチップ実装の場合であり、またn型半導体基板に電気的に接続されるのはエピアップ実装の場合である。エピアップ実装の場合はn型半導体基板の裏面にn側電極をバック電極として配置する。エピダウン実装およびエピダウン実装のいずれの場合も、各受光素子に共通するn側電極を1つ設けるので、製造工程が簡単化され、コスト削減に寄与することができる。
上記の受光素子がバンドギャップ波長1.65μm〜3.0μmの受光層を有することができる。これにより近赤外線など長波長域の光検出装置を得ることができる。
また、上記の受光層が、GaInNAs、GaInNAsSbおよびGaInNAsPのいずれか、またはその組み合わせから形成されることができる。この構成により、長波長域の感度が良い光検出装置を得ることができる。
本発明の光検出装置によれば、エピタキシャル積層構造内に変更を加えることなく、光のクロストークを抑制することができる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の光検出装置50を説明するための図である。本実施の形態における特色は、光入射面側にセラミックハニカムの遮光性立壁15を配置した点にある。その遮光性立壁15の説明をする前に、この光検出装置の全体の構造について説明する。共通のn型InP基板51に形成されたエピタキシャル積層構造がフリップチップ(エピダウン)実装されている。エピタキシャル積層構造は、InP基板51上に位置するn型InPバッファ層2と、そのn型InPバッファ層2の上に形成された受光層3と、その受光層3の上に形成されたInP窓層4とで構成される。受光層3は、InGaAs、GaInNAs、GaInNAsSb、GaInNAsPなどによって形成することができる。窓層3もInPに限定されず、InAlAsなどで形成してもよい。
上記のバッファ層2/受光層3/窓層4は、各受光素子10に共通の全面にわたって同じ厚さのエピタキシャル層で形成されている。すなわち受光素子10を分離する分離溝は設けられていない。窓層4を被覆して保護するために、パッシベーション膜12がSiNなどにより形成される。なお、本実施の形態では、エピダウン実装の光検出装置について説明するが、本発明が対象とする光検出装置は、エピダウン実装タイプに限定されず、エピアップ実装タイプの光検出装置も含まれる。エピアップ実装では、光入射側の表面は、当然、エピタキシャル積層構造の表面層側となる。
受光素子10ごとに、窓層4から受光層3に届くようにZnなどのp型不純物が拡散導入されたp型領域17が設けられ、受光層3の中にpn接合が形成されている。この受光素子10ごとのpn接合により画素ごとの感光が得られることになる。受光素子10ごとのp型領域17にはp側電極7が設けられ、受光素子10ごとに光電変換による信号電流を検出する。p側電極7と対をなすn側電極6は、共通のn型InPバッファ層2に電気的に接続されている。n側電極6とp側電極7とは、各受光素子10のpn接合に逆バイアス電圧を印加して、各受光素子10の受光層3内に空乏層を形成して、光の入射を待ち、光電効果による信号電流発生の準備をする。
エピダウン実装またはフリップチップ実装の光検出装置では、共通のInP基板51の裏面(エピタキシャル積層構造の反対側の面)から光を入射させる。InP基板51の裏面には反射防止のためにSiONなどのAR(Anti-Reflection)膜13が配置される。セラミックハニカム15はAR膜13の上に、各受光素子10に対応する範囲を取り囲むようにメッシュ状に形成される(図2参照)。図2は、各受光素子10と、メッシュ状のセラミックハニカム15と、半導体基板51との形状関係を示す図である。図2によれば、セラミックハニカム15の開口部が、各受光素子の領域に対応し、立壁は隣り合う受光素子の境界に位置する。図1に示すように、入射角が大きい光はセラミックハニカム15の立壁によってブロックされるので、セラミックハニカム15は、その高さおよび壁の厚み、そして反射率などの光学的性質が重要である。図1のセラミックハニカムは透過率ゼロを想定している。
上記のセラミックハニカム15によれば、図1に示すように、所定角度以上の入射角を持つ光はブロックされ、所定角度未満の入射角の光のみが受光素子10の受光層(空乏層)に至ることができる。このため、ある受光素子10を通った光は、p側電極7等で反射しても隣の受光素子の受光層に至る確率が小さく、クロストークは確実に抑制される。また、図1に示すセラミックハニカム15は、セラミックハニカム以外の部分(エピタキシャル積層構造や各電極など)を作製したあと、付加的にInP基板51の裏面側のAR膜13の上に取り付けることができる。このため、エピタキシャル積層構造内に組み入れる光学部品等に比べて、製造ラインの大きな変更を行なう必要がない。
図3は、図1に示す光検出装置50におけるセラミックハニカム15の高さ寸法を大きくした効果を示す図である。幾何学的な考察から分かるように、セラミックハニカム15の高さ寸法を大きくすることにより、各受光素子10の受光層3に至ることができる光の入射角はより小さくなる。その結果、p側電極7等で反射しても、隣の受光素子の受光層3に到達する確率をより小さくすることができる。
次にセラミックハニカム15の材質または光学的性質の効果について説明する。図4は、セラミックハニカム15を光吸収能の高い材質で形成した場合の効果を説明するための図である。セラミックハニカム15の立壁に当たった光は、散乱されることなく、当たった箇所で吸収される。このため、散乱を繰り返して、その受光素子で受光されたあと、隣の受光素子で受光されるような経路の可能性を排除することができる。図1の光検出装置で説明したセラミックハニカム15も材質的には図5のセラミックハニカムと同類である。一方、クロストーク抑制とトレードオフの関係となるが、その受光素子で受光される光量は減ることになる。
図5は、セラミックハニカム15を反射率の高い材質で形成した場合の効果を説明するための図である。セラミックハニカム15は、その受光素子10で受光される光量を多くすることができる。セラミックハニカムに金属めっきを施すことにより、反射率の高いセラミックハニカムを得ることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における光検出装置50を示す図である。本実施の形態では、セラミックハニカム15とともに、そのセラミックハニカム15の開口部に透明な樹脂16を充填配置する点に特徴がある。樹脂16の屈折率nは、空気の屈折率nより大きい。このため、図6に示すように、大きな入射角で樹脂16に入射した光は、スネルの法則により、実質的に小さい入射角で樹脂16内を伝播する。このため、p側電極7などで反射されても、隣の受光素子の受光層に到達する可能性を小さくすることができる。このような樹脂16と、図5で説明した反射率の高い材質で形成したセラミックハニカム15とを組み合わせることにより、各受光素子で受ける光量を大きくした上でクロストークを抑えることが可能となる。
図7は、セラミックハニカム15の開口部に配置する樹脂16の中心線(軸線)に沿うように貫通穴16hを設けた場合の光検出装置50を示す図である。貫通穴16hでは空気の屈折率nであるので、周りの樹脂16の屈折率nが中心側より大きくなる。
図7のセラミックハニカムの開口部の樹脂の製造方法は、たとえば溶融状態に加熱した樹脂中にセラミックハニカムを浸漬し、セラミックハニカムの開口部の上面側および下面側において樹脂が固化する前に、セラミックハニカムを取り出し、溶融樹脂を取り除く。この方法によれば、セラミックハニカムの立壁に凝固する樹脂16を所定の厚みにしてあとは樹脂を除くことにより、貫通穴16hをあけることができる。
図8は、セラミックハニカム15の開口部に配置する樹脂を凸レンズ形状16rにした設けた場合の光検出装置50を示す図である。単なる樹脂の充填だけでなく表面から突き出して凸レンズ形状16rとした場合、レンズの集光効果によって凸レンズ形状から樹脂部への導光量を増大することができ、クロストークをより強力に抑制することができる。
セラミックハニカム15の各開口部に、凸レンズ形状の樹脂の突出部16rを設ける製造方法は、たとえば次のとおりである。まず溶融状態の樹脂をセラミックハニカム15の開口部に溢れるように注ぎ、凸レンズ形状の雌金型を圧力をかけて押し付ける。このとき雌金型における凸レンズ形状部分は、セラミックハニカムの開口部に合うように形成し、その間の部分では、余剰の樹脂が雌金型外に押し出されるように貫通穴を設けておく。完全に固化する前に貫通穴から樹脂を除くことにより凸レンズ形状の突出部16rを、セラミックハニカムの開口部15に合わせて二次元状に周期的に配置することができる。
上記において、本発明の実施の形態および実施例について説明を行ったが、上記に開示された本発明の実施の形態および実施例は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれら発明の実施の形態に限定されない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
本発明の光検出装置は、既存の光検出装置に付加する形でクロストークを抑える遮光性立壁を取り付けることができる。また遮光性立壁は、入手が容易なセラミックハニカムにより構成することができ、さらにセラミックハニカムの開口部に樹脂を配置することにより、光の入射角を実質的に小さくすることができ、受光する光量を減らすことなくクロストークを抑えることができる。
本発明の実施の形態1の光検出装置を示す図である。 図1の受光素子アレイおよび遮光性立壁(セラミックハニカム)を示す図である。 図1の光検出装置のセラミックハニカムの高さ寸法の影響を示す図である。 図1の光検出装置のセラミックハニカムを光吸収能の大きい材料で形成したときの効果を示す図である。 図1の光検出装置のセラミックハニカムを反射率の大きい材料で形成したときの効果を示す図である。 本発明の実施の形態2の光検出装置においてセラミックハニカムに樹脂を配置した効果を示す図である。 図6のセラミックハニカムに配置した樹脂の配置構成のさらに別の例を示す図である。 図6のセラミックハニカムに配置した樹脂の配置構成のその他の例を示す図である。 従来の光検出装置を示す図である。
符号の説明
2 バッファ層、3 受光層、4 窓層、6 n側電極、7 p側電極、10 受光素子、12 パッシベーション膜、13 AR膜、15 セラミックハニカム(メッシュ状の遮光性立壁)、16,16a,16b,16c 樹脂、16h 樹脂の貫通穴、16r 凸レンズ形状の突出部、17 p型領域、50 光検出装置、51 基板。

Claims (9)

  1. 受光層を含むエピタキシャル積層構造を有する受光素子が、複数個、共通の半導体基板上に配置された、基板側が光の入射面である光検出装置であって、
    前記光検出装置の光入射側の表面に、各受光素子をメッシュ状に区分けるように位置する遮光性立壁を備えることを特徴とする、光検出装置。
  2. 前記遮光性立壁をセラミックハニカムとすることを特徴とする、請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記遮光性立壁に囲まれた中に樹脂が配置されていることを特徴とする、請求項1または2に記載の光検出装置。
  4. 前記樹脂は、中心線に沿うように貫通穴があいているかまたは凸レンズ形状になっていることを特徴とする、請求項3に記載の光検出装置。
  5. 前記複数の受光素子間には分離溝がないことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の光検出装置。
  6. 前記半導体基板であるn型半導体基板上に位置し、全面にわたって同じ厚みである、n型バッファ層、受光層および窓層を備え、前記受光素子ごとに設けられている、前記窓層から受光層に届くp型領域およびそのp型領域に電気的に接続するp側電極を備えることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の光検出装置。
  7. 各受光素子に共通のn側電極を1つ備え、そのn側電極が、前記バッファ層またはn型半導体基板に電気的に接続されていることを特徴とする、請求項6に記載の光検出装置。
  8. 前記受光素子がバンドギャップ波長1.65μm〜3.0μmの受光層を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の光検出装置。
  9. 前記受光層が、GaInNAs、GaInNAsSbおよびGaInNAsPのいずれか、またはその組み合わせから形成されることを特徴とする、請求項7に記載の光検出装置。
JP2006219274A 2006-08-11 2006-08-11 光検出装置 Pending JP2008047587A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006219274A JP2008047587A (ja) 2006-08-11 2006-08-11 光検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006219274A JP2008047587A (ja) 2006-08-11 2006-08-11 光検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008047587A true JP2008047587A (ja) 2008-02-28

Family

ID=39181069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006219274A Pending JP2008047587A (ja) 2006-08-11 2006-08-11 光検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008047587A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232448A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toppan Printing Co Ltd 固体撮像素子及びその製造方法
WO2011118399A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 住友電気工業株式会社 受光素子、受光素子アレイ、ハイブリッド型検出装置、光学センサ装置、および受光素子アレイの製造方法
JP2017143211A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 凸版印刷株式会社 固体撮像素子及びその製造方法
CN110275286A (zh) * 2018-03-15 2019-09-24 亚德诺半导体无限责任公司 光学隔离的微机电(mems)开关和相关方法
CN110364590A (zh) * 2019-07-09 2019-10-22 武汉光谷量子技术有限公司 一种高增益带宽积的光探测器及其制造方法

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188171A (ja) * 1983-04-08 1984-10-25 Fujitsu Ltd 冷却型光電変換装置
JPH09219563A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Hitachi Ltd 半導体光素子とそれを用いた応用システム
JP2000019357A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Toshiba Corp 光アレイモジュール及び反射鏡アレイ
JP2000507048A (ja) * 1996-09-07 2000-06-06 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ イメージセンサ
JP2001061109A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Japan Science & Technology Corp 画像入力装置
JP2002520819A (ja) * 1998-06-30 2002-07-09 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電磁ビームを検出するための装置
JP2003069001A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Sharp Corp 固体撮像素子およびその製造方法
JP2005072662A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Sharp Corp 透光板および透光板の製造方法、並びに透光板を用いた画像入力装置
JP2005251890A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 上面入射型受光素子アレイ
JP2005260118A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 受光素子およびその製造方法
WO2005107243A1 (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 撮像装置及び微小レンズアレイの製造方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188171A (ja) * 1983-04-08 1984-10-25 Fujitsu Ltd 冷却型光電変換装置
JPH09219563A (ja) * 1996-02-09 1997-08-19 Hitachi Ltd 半導体光素子とそれを用いた応用システム
JP2000507048A (ja) * 1996-09-07 2000-06-06 フィリップス エレクトロニクス ネムローゼ フェンノートシャップ イメージセンサ
JP2000019357A (ja) * 1998-06-30 2000-01-21 Toshiba Corp 光アレイモジュール及び反射鏡アレイ
JP2002520819A (ja) * 1998-06-30 2002-07-09 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 電磁ビームを検出するための装置
JP2001061109A (ja) * 1999-08-20 2001-03-06 Japan Science & Technology Corp 画像入力装置
JP2003069001A (ja) * 2001-08-29 2003-03-07 Sharp Corp 固体撮像素子およびその製造方法
JP2005072662A (ja) * 2003-08-25 2005-03-17 Sharp Corp 透光板および透光板の製造方法、並びに透光板を用いた画像入力装置
JP2005251890A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Sumitomo Electric Ind Ltd 上面入射型受光素子アレイ
JP2005260118A (ja) * 2004-03-15 2005-09-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 受光素子およびその製造方法
WO2005107243A1 (ja) * 2004-04-28 2005-11-10 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 撮像装置及び微小レンズアレイの製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010232448A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Toppan Printing Co Ltd 固体撮像素子及びその製造方法
WO2011118399A1 (ja) * 2010-03-25 2011-09-29 住友電気工業株式会社 受光素子、受光素子アレイ、ハイブリッド型検出装置、光学センサ装置、および受光素子アレイの製造方法
JP2011204920A (ja) * 2010-03-25 2011-10-13 Sumitomo Electric Ind Ltd 受光素子、受光素子アレイ、ハイブリッド型検出装置、光学センサ装置、および受光素子アレイの製造方法
US8921829B2 (en) 2010-03-25 2014-12-30 Sumitomo Electric Industries, Ltd. Light receiving element, light receiving element array, hybrid-type detecting device, optical sensor device, and method for producing light receiving element array
JP2017143211A (ja) * 2016-02-12 2017-08-17 凸版印刷株式会社 固体撮像素子及びその製造方法
CN110275286A (zh) * 2018-03-15 2019-09-24 亚德诺半导体无限责任公司 光学隔离的微机电(mems)开关和相关方法
US11228310B2 (en) 2018-03-15 2022-01-18 Analog Devices Global Unlimited Company System comprising a package having optically isolated micromachined (MEMS) switches with a conduit to route optical signal to an optical receiver and related methods
CN110364590A (zh) * 2019-07-09 2019-10-22 武汉光谷量子技术有限公司 一种高增益带宽积的光探测器及其制造方法
CN110364590B (zh) * 2019-07-09 2024-05-10 武汉光谷量子技术有限公司 一种高增益带宽积的光探测器及其制造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5092251B2 (ja) 光検出装置
US10128290B2 (en) Solid-state imaging apparatus
JP5794020B2 (ja) 固体撮像装置
TWI410129B (zh) 固態攝影裝置以及其設計方法
US9252177B2 (en) Solid state imaging device
US8653617B2 (en) Solid-state image sensing apparatus
TWI593094B (zh) 光學感測器
US8587082B2 (en) Imaging device and camera module
US8044443B2 (en) Photosensitive integrated circuit equipped with a reflective layer and corresponding method of production
JP5774501B2 (ja) 固体撮像装置
CN106992193B (zh) 图像传感器
WO2013094419A1 (en) Solid-state imaging device and imaging apparatus
JP2010114304A (ja) 半導体モジュール及びその製造方法
US20210280625A1 (en) Image sensor
JP2008047587A (ja) 光検出装置
CN114556573A (zh) 图像传感器和成像装置
JP2014022649A (ja) 固体撮像素子、撮像装置、及び電子機器
JP2009170551A (ja) 受光素子アレイ、撮像装置およびそれらの製造方法
KR101305608B1 (ko) 이미지 센서
JP4997066B2 (ja) 光検出装置
JP6086715B2 (ja) 固体撮像素子
JP2013084786A (ja) 固体撮像素子、及び、電子機器
US20220181375A1 (en) Photoelectric conversion device, imaging device, and imaging system
WO2013111418A1 (ja) 固体撮像素子
US20230411413A1 (en) Structure and method for improving near-infrared quantum efficiency of backside illuminated image sensor

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090730

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20091020

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20091214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110829

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111026

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20121030