JP2008042810A - Pll回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】 引込み時間の短縮化が図られたPLL回路を提供する。
【解決手段】 第1のクロックCLK1のN・Y倍の周波数の第2のクロックCLK2が入力されるリセット付分周器18が、断検出回路17で検出された入力クロックCLKINの停止を受けて分周をリセットし、再び入力クロックCLKINが入力されたことが断検出器17で検出されたことを受けて分周を開始して第3のクロックCLK3を生成して位相比較器12に入力する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、光伝送装置や移動通信装置等のデジタル装置におけるPLL回路に関する。
従来より、入力クロック由来の所定のクロックに基づいてその所定のクロックのN倍(但し、Nは1を含む正の整数)の周波数の出力クロックを生成して出力するPLL回路が知られている。このPLL回路は、光伝送装置や移動通信装置等のデジタル装置に好適に組み込まれ、そのデジタル装置に必要な基本クロックを生成する回路である。
PLL回路の、デジタル装置における目的は、そのPLL回路に入力されるクロックの周波数を、そのデジタル装置に必要な周波数に変換することである。また、PLL回路は、入力となるクロックに重畳される雑音を抑制する目的のためにも使用される。さらに、PLL回路は、そのPLL回路にクロックが入力されない状態においても、そのPLL回路では所定の周波数のクロックが生成されるため、出力クロックが途絶えるというようなことはなく、従ってデジタル装置においてクロックを供給し続ける必要があるデジタル回路へのクロック供給用としても使用される。
図5は、従来の、アクティブフィルタを用いたPLL回路の構成を示す図である。
図5に示すPLL回路100には、入力クロックCLKINを1/M(但し、Mは1以上の正の整数)に分周して第1のクロックCLK1を生成する分周器101が備えられている。
また、PLL回路100には、第1のクロックCLK1と後述する第3のクロックCLK3とが入力される位相比較器102が備えられている。この位相比較器102は、第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3との位相を比較し、これら第1,第3のクロックCLK1,CLK3の位相差に応じた位相比較結果信号POUTを出力する。
さらに、PLL回路100には、プリフィルタ103と、アクティブフィルタ104と、ポストフィルタ105とが備えられている。プリフィルタ103は、抵抗素子103aとコンデンサ素子103bから構成されている。また、アクティブフィルタ104は、抵抗素子104aと、オペアンプ104bと、そのオペアンプ104bの入出力間に接続され積分回路を構成する抵抗素子104cおよびコンデンサ素子104dと、基準電圧を生成する電源部104eとから構成されている。さらに、ポストフィルタ105は、抵抗素子105aとコンデンサ素子105bから構成されている。尚、プリフィルタ103およびポストフィルタ105は、位相比較器102から出力される位相比較結果信号POUTのうちの、アクティブフィルタ104で除去される高域成分の信号よりも更なる高域成分の信号を除去するために備えられている。
さらに、PLL回路100には、電圧制御型発振器106が備えられている。この電圧制御型発振器106は、後述する制御入力信号CNTを受けて、第1のクロックCLK1のN倍(但し、Nは1を含む正の整数)の周波数の第2のクロックCLK2を出力する。第2のクロックCLK2は、バッファ107を経由して出力クロックCLKOUTとして外部に出力されるとともに分周器108にも入力される。
分周器108は、第2のクロックCLK2を1/Nに分周して第3のクロックCLK3を出力する。第3のクロックCLK3は、前述した位相比較器102に入力される。
このように構成されたPLL回路100では、位相比較器102から第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3との位相差に応じた位相比較結果信号POUTが出力され、プリフィルタ103を経由してオペアンプ104bの一端に入力される。オペアンプ104bは、そのオペアンプ104bからの出力電圧を、抵抗素子104cおよびコンデンサ素子104dからなる積分回路で積分してフィードバックさせて得られた電圧と、そのオペアンプ104bの他端に入力されている基準電圧とを比較することにより、位相比較結果信号POUTの低域成分を抽出し、ポストフィルタ105を経由して電圧制御型発振器106に制御入力信号CNTとして入力する。このように、PLL回路100では、第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3との位相差に応じた位相誤差信号である位相比較結果信号POUTを、電圧制御型発振器106に入力される直流レベルの制御入力信号CNTに反映させることにより、第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3との位相を合わせるようにループ動作する。このループ動作により、PLL回路100から出力される出力クロックCLKOUTを、入力クロックCLKINに位相同期させることができ、以下の関係の出力周波数を得ることができる。
出力クロックCLKOUTの周波数=入力クロックCLKINの周波数×N÷M
図6は、従来の、パッシブフィルタを用いたPLL回路の構成を示す図である。
図6に示すPLL回路200は、図5に示すPLL回路100と比較し、プリフィルタ103およびアクティブフィルタ104が、ラグリードフィルタ201に置き換えられている点が異なっている。
ラグリードフィルタ201は、一端が位相比較器102の出力に接続された抵抗素子201aと、その抵抗素子201aの他端とグラウンドとの間に直列接続された抵抗素子201bおよびコンデンサ素子201cからなるローパスフィルタである。
このPLL回路200では、位相比較器102から出力される、第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3との位相差に応じた位相比較結果信号POUTが、ラグリードフィルタ201に入力され、そのラグリードフィルタ201で位相比較結果信号POUTの低域成分が抽出され、ポストフィルタ105を経由して電圧制御型発振器106に制御入力信号CNTとして入力される。このように、このPLL回路200においても、第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3との位相差に応じた位相誤差信号である位相比較結果信号POUTを、電圧制御型発振器106に入力される制御入力信号CNTに反映させることにより、第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3との位相を合わせるようにループ動作する。このループ動作により、PLL回路200から出力される出力クロックCLKOUTを、入力クロックCLKINに位相同期させることができる。
一般に、PLL回路において、入力クロックが入力されてから、出力クロックが入力クロックに位相同期するまでの期間を引込み時間と称し、PLLの性能の一つとしている。この引込み時間は、PLLの主性能であるループ帯域(カットオフ周波数)やダンピングファクタによるところが大きく、引込み時間を短くするためにはループ帯域を上げたり、あるいはダンピングファクタを下げたりする必要がある。このため、引込みの過程において、ループ帯域を上げたりダンピングファクタを下げる等の工夫を行ない、引込み時間を短くするということが行なわれている。
ここで、消費電力削減のために間欠動作が行なわれるPLL回路において、PLL動作に復帰するにあたり、入力クロックと出力クロックの位相に大きな差がある場合であっても、引込み時間を短縮化する技術が提案されている(特許文献1参照)。この技術では、入力クロックを分周する固定分周器と出力クロックを分周する可変分周器との双方にリセット機能を設け、PLL動作に復帰した時点で、上記2つの分周器からの信号の位相を位相比較器で比較して初期位相誤差を検出し、位相の進んでいる方の分周器をリセットし、次いで、位相の遅れている方の分周器の出力の立ち上がりに合わせてリセットを解除することにより位相合わせが行なわれる。
特開平10−308667号公報
しかし、上述した特許文献1に提案された技術では、位相比較器に入力される2つの分周器からの信号の位相をほぼ合せてから後段に伝えているため、後段に伝えた後の引込み時間は短縮されるが、位相がほぼ合うまでは後段への信号伝達を遮断しているため、入力クロック再開時点から見ると引込み完了までには結局時間がかかるという問題がある。また、初期位相誤差を検出する期間と、位相合わせが行なわれた後の期間との切り替え時に、位相が変化してしまう可能性もある。
本発明は、上記事情に鑑み、引込み時間の短縮化が図られたPLL回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成する本発明のPLL回路は、入力クロック由来の第1のクロックに基づいてその第1のクロックのN倍(但し、Nは1を含む正の整数)の周波数の出力クロックを生成して出力するPLL回路において、
制御入力を受けて上記第1のクロックのN・Y倍(但し、Yは2以上の正の整数)の周波数の第2のクロックを生成する発振器と、
上記発振器から出力された第2のクロックを1/Yに分周して出力クロックを生成する出力側分周器と、
入力クロックの停止および再開を検出する断検出回路と、
上記発振器から出力された第2のクロックと、上記断検出回路で検出された入力クロックの停止および再開の検出結果とが入力され、入力クロックが一旦停止した後の再開を受けて、その第2のクロックが1/(N・Y)に分周された周波数であって、かつ調整された位相の第3のクロックを生成するリセット付分周器と、
上記第1のクロックと、上記リセット付分周器で生成された第3のクロックとが入力され、その第1のクロックと該第3のクロックの位相を比較する位相比較器と、
上記位相比較器による位相比較結果を受けて上記制御入力を生成して上記発振器に入力する制御入力生成器とを備えたことを特徴とする。
本発明のPLL回路は、第1のクロックのN・Y倍の周波数の第2のクロックが入力されるリセット付分周器が、断検出回路で検出された入力クロックの停止を受けて分周をリセットし、再び入力クロックが入力されたことが断検出器で検出されたことを受けて分周を開始して第3のクロックを生成して位相比較器に入力するものである。ここで、リセット付分周器に入力される第2のクロックの周波数は第1のクロックのN・Y倍の周波数である。このように高い周波数を分周するリセット付分周器を備え、第1のクロックの、例えば立ち上がり時刻に比較的近い時刻で立ち上がるように位相調整された第3のクロックを生成して位相比較器に入力する。このため、第1のクロックと第3のクロックとの初期位相差を、その高い周波数一周期の時間に相当する位相差以内に抑えることができる。従って、第1のクロックと第3のクロックとの位相同期が即座に確定し、PLLの主特性であるループ帯域やダンピングファクタを変更することもなく、入力クロックが入力されてから、出力クロックが入力クロックに位相同期するまでの引込み時間の短縮化が図られる。
ここで、入力クロックを1/M(但し、Mは1以上の正の整数)に分周して上記第1のクロックを生成する入力側分周器を備えたものであることが好ましい。
このようにすると、位相比較器に入力される第1のクロックの周波数(原周波数)が1/Mに低減されるため、原周波数で動作する位相比較器と比較し、位相比較器の回路構成を簡素化することができる。
また、上記位相比較器が、入力クロック停止時に、上記第3のクロックと同一周波数のクロックを出力するものであることも好ましい。
このようにすると、入力クロック停止時に、位相比較器から第3のクロックと同一周波数の位相比較結果が出力されるため、発振器の周波数を最大の周波数と最低の周波数との中間の周波数に維持することができる。従って、出力クロックを平均的な周波数に維持しておくことができ、引込み時間のさらなる短縮化が図られる。
さらに、上記制御入力生成器が、上記断検出回路で検出された入力クロックの停止および再開の検出結果を受けて、入力クロックの停止時には積分動作を停止する積分回路を含むものであることも好ましい態様である。
このように、入力クロックの停止時には積分動作を停止すると、発振器への制御入力の電圧を平均的な電圧(例えば、電源電圧が3.3Vの場合は、その半分の1.65Vの電圧)にすることができるため、出力クロックを平均的な周波数に維持しておくことができる。従って、引込み時間のさらなる短縮化が図られる。
また、上記制御入力生成器が、上記位相比較器からの、上記第1のクロックが上記第3のクロックよりも位相が進んでいるときの位相比較結果を表わす第1の信号レベルと、上記第1のクロックが上記第3のクロックよりも位相が遅れているときの位相比較結果を表わす第2の信号レベルとの中間のレベルにバイアスされた積分回路を含むものであることも好ましい。
このようにすると、制御入力生成器は、発振器への制御入力の電圧を平均的な電圧にすることができるため、出力クロックを平均的な周波数に維持しておくことができ、従って引込み時間のさらなる短縮化が図られる。
さらに、上記断検出回路が、リトリガブルモノマルチバイブレータからなることも好ましい。
このようにすると、断検出回路を簡単に構成することができる。
本発明によれば、引込み時間の短縮化が図られたPLL回路を提供することができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のPLL回路の第1実施形態の構成を示す図である。
図1に示すPLL回路10は、入力クロックCLKIN由来の第1のクロックCLK1に基づいて、その第1のクロックCLK1のN倍(但し、Nは1を含む正の整数)の周波数の出力クロックCLKOUTを生成して出力するPLL回路である。
このPLL回路10には、入力クロックCLKINを1/M(但し、Mは1以上の正の整数)に分周して第1のクロックCLK1を生成する分周器11(本発明にいう入力側分周器の一例に相当)が備えられている。
また、このPLL回路10には、第1のクロックCLK1と、後述する第3のクロックCLK3とが入力され、これら第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3の位相を比較する位相比較器12が備えられている。位相比較器12の回路構成については後述するが、この位相比較器12は、入力クロックCLKINの停止時に、第3のクロックCLK3と同一周波数のクロックを出力するものである。
さらに、このPLL回路10には、位相比較器12による位相比較結果信号POUTを受けて制御入力信号CNTを生成する制御入力生成器13が備えられている。この制御入力生成器13は、プリフィルタ13_1と、アクティブフィルタ13_2と、ポストフィルタ13_3とから構成されている。プリフィルタ13_1は、抵抗素子13_1aとコンデンサ素子13_1bから構成されている。また、アクティブフィルタ13_2は、抵抗素子13_2aと、オペアンプ13_2bと、そのオペアンプ13_2bの入出力間に接続され積分回路を構成する抵抗素子13_2cおよびコンデンサ素子13_2dと、基準電圧を生成する電源部13_2eとから構成されている。さらに、ポストフィルタ13_3は、抵抗素子13_3aとコンデンサ素子13_3bから構成されている。
また、このPLL回路10には、電圧制御型発振器14(本発明にいう発振器の一例に相当)と、バッファ15と、分周器16(本発明にいう出力側分周器の一例に相当)と、断検出回路17と、リセット付分周器18とが備えられている。
電圧制御型発振器14は、後述する制御入力信号CNTを受けて、第1のクロックCLK1のN倍の周波数の第2のクロック2を出力する。第2のクロック2は、バッファ15を経由して分周器16に入力されるとともにリセット付分周器17にも入力される。
分周器16は、電圧制御型発振器14から出力された第2のクロックCLK2を1/Yに分周して出力クロックCLKOUTとして外部に出力する。
断検出回路17は、入力クロックCLKINの停止および再開を検出し、その検出結果を表わす検出結果信号Qを出力する。詳細には、この断検出回路17は、リトリガブルモノマルチバイブレータから構成されており、入力クロックCLKINの周波数に応じて抵抗素子およびコンデンサ素子の定数が定められており、入力クロックCLKINが入力され続けている間は、検出結果信号Qとして‘H’レベルが出力され続ける。一方、入力クロックCLKINが所定時間(上記抵抗素子およびコンデンサ素子の定数で定められた時間)以上停止された場合は、検出結果信号Qは‘H’レベルから‘L’レベルに変化する。再び入力クロックCLKINが入力されると、検出結果信号Qは‘L’レベルから‘H’レベルに変化する。
リセット付分周器18は、電圧制御型発振器14から出力された第2のクロックCLK2と、断検出回路17で検出された入力クロックCLKINの停止および再開の検出結果を表わす検出結果信号Qとが入力され、入力クロックCLKINが一旦停止した後の再開を受けて、第2のクロックCLK2が1/(N・Y)に分周された周波数であって、かつ調整された位相の第3のクロックCLK3を生成する。具体的には、リセット付分周器18は、検出結果信号Qが‘H’レベルにある間は分周を続け、検出結果信号Qが‘L’レベルになった時点でリセットされる。再び入力クロックCLKINが入力されて検出結果信号Qが‘H’レベルになると、分周を開始する。ここで、リセット付分周器18に入力される第2のクロックCLK2の周波数は第1のクロックCLK1のN・Y倍の周波数である。このように高い周波数を分周するリセット付分周器18を備え、第1のクロックCLK1の、ここでは立ち上がり時刻に比較的近い時刻で立ち上がるように位相調整された第3のクロックCLK3を生成して位相比較器12に入力する。このため、第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3との初期位相差を、その高い周波数一周期の時間に相当する位相差以内に抑えることができる。従って、第1のクロックCLK1と第3のクロックCLK3との位相同期が即座に確定し、PLLの主特性であるループ帯域やダンピングファクタを変更することもなく、入力クロックCLKINが入力されてから、出力クロックCLKOUTが入力クロックCLKINに位相同期するまでの引込み時間の短縮化が図られる。
ここで、リセット付分周器18に、検出結果信号Qとして‘L’レベルが入力された時点で所望の値にプリセットする機能を備え、検出結果信号Qが‘L’レベルから‘H’レベルに変化した時点でプリセットされた値を第2のクロックCLK2でカウントするようにしてもよい。このようにすると、第3のクロックCLK3の立ち上がりを所望の位相に設定することができる。
次に、PLL回路10の引込み時間の詳細について説明する。引込み時間を考える場合、位相が合っているのかという観点と、周波数が合っているのかという観点とを考えることが重要である。
PLLは名前の如く位相同期であり、位相が一致することで、周波数が一致すると考えるものである。PLLの同期時間とは、出力クロックCLKOUTの位相および周波数が入力クロックCLKINの位相および周波数に一致する時間である。ここで、入力クロックCLKINが入力された時点で、上述したようにして位相および周波数を共に合わせ込むことで、PLLの主特性であるループ帯域やダンピングファクタを変更することなく、引込み時間の短縮化が図られる。
PLLの位相変化時(Phase step)の引込み時間については、以下の式で考えることができる(PLL周波数シンセサイザ・回路設計法総合電子出版小沢利行氏著)。
ダンピングファクタζに応じて、3つの式(1),(2),(3)に分かれるが、結局のところ、∠θ(位相ステップ量)に比例した関数となる。
Figure 2008042810
Figure 2008042810
Figure 2008042810
ここで、e(t)はPLLの誤差を示す。また、ωは自然角周波数を示す。さらに、式(1),(2),(3)におけるζは、以下の条件とする。
式(1)ではζ<1、式(2)ではζ=1、式(3)ではζ>1とする。
PLLの誤差を示すe(t)は、式(1),(2),(3)から∠θを小さくすることが誤差(エラー)を減らすこととなる。即ち、引込みを早く達成することができる。
ここで、PLL回路10において、例えば、以下の条件を適用する。
入力クロックCLKINの周波数=8kHz
出力クロックCLKOUTの周波数=10MHz
M=1、N=1250
この場合、位相比較器12の周波数は、8kHzであり、位相比較器12の最大の位相エラーは、±πとなり、時間としては、±62.5μsecとなる。
ここで、PLL回路10への入力クロックCLKINが一旦停止した時点でリセット付分周器18をリセットし、入力クロックCLKINの再開を受けて、第3のクロックCLK3を入力クロックCLKINに近い位相に合せるようにすることで、最大の位相誤差を(N×Y÷2)倍抑圧することができる。即ち、上記式(1),(2),(3)の∠θを、∠θ×2÷(N×Y)とするものである。
次に、周波数変化時(frequency step)の引込み時間について考える。周波数変化時の引込み特性は、位相変化時の引込み特性と同様に、以下の式で考えることができる(PLL周波数シンセサイザ・回路設計法総合電子出版小沢利行氏著)。
Figure 2008042810
Figure 2008042810
Figure 2008042810
尚、式(4),(5),(6)におけるζは、以下の条件とする。
式(4)ではζ<1、式(5)ではζ=1、式(6)ではζ>1とする。
周波数ステップも位相ステップと同様に、周波数誤差を減らすことが引込みを最短にする近道であることが判る。
ここで、入力クロックCLKINが一旦停止した状態において、如何に出力クロックCLKOUTを平均的な周波数に維持しておくのかが重要である。例えば、電圧制御型発振器14の周波数は5MHzから15MHzまでの範囲で発振できるものとする。その中心周波数は10MHzとなるが、入力クロックCLKINが一旦停止した場合、従来の、図5に示すオペアンプ104bの出力電圧は上限を上回る(もしくは下限を下回る)電圧になってしまうため、出力クロックCLKOUTの周波数は、5MHzあるいは15MHzとなってしまう。これを10MHz付近に合せることで、確実に誤差が減り、周波数引込みが早くなる。以下、図2を参照して説明する。
図2は、図1に示す位相比較器の回路構成を示す図である。
図2に示す位相比較器12には、入力クロックCLKIN由来の第1のクロックCLK1が入力される第1のフリップフロップ12_1と、第3のクロックCLK3が入力される第2のフリップフロップ12_2と、これら第1,第2のフリップフロップ12_1,12_2からの出力信号が入力されるエクスクルーシブ・オアゲート12_3とが備えられている。
この位相比較器12では、入力クロックCLKINの停止に伴い、第1のクロックCLK1が第1のフリップフロップ12_1に入力されない場合、第1のフリップフロップ12_1からは‘L’レベルの信号が出力される。この‘L’レベルの信号は、エクスクルーシブ・オアゲート12_3の一方に入力される。一方、第2のフリップフロップ12_2には、第3のクロックCLK3が入力されている。このため、第2のフリップフロップ12_2からは第3のクロックCLK3の周波数に応じた論理‘1’,‘0’の繰り返し信号が出力される。この論理‘1’,‘0’の繰り返し信号は、エクスクルーシブ・オアゲート12_3の他方に入力される。従って、エクスクルーシブ・オアゲート12_3からは、上記の繰り返し信号、即ち第3のクロックCLK3と同一周波数のクロックである位相比較結果信号POUTが出力される。
このように、入力クロックCLKINが一旦停止した状態において、位相比較器12から第3のクロックCLK3と同一周波数の位相比較結果信号POUTが出力されるため、出力クロックCLKOUTを平均的な周波数に維持しておくことができる。従って、上述した10MHz付近に合せることができ、引込み時間の短縮化が図られる。
図3は、本発明のPLL回路の第2実施形態の構成を示す図である。
尚、図1に示すPLL回路10の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図3に示すPLL回路20は、図1に示すPLL回路10と比較し、抵抗素子13_2cとコンデンサ素子13_2dからなる積分回路に代えて、抵抗素子13_2cとコンデンサ素子13_2dとスイッチ23aとからなる積分回路を含む制御入力生成器23が備えられている点が異なっている。
この制御入力生成器23は、断検出回路17で検出された入力クロックCLKINの停止および再開の検出結果を受けて、入力クロックCLKINの停止時には、オペアンプ13_2bの入出力をスイッチ23aで短絡させることにより、積分動作を停止する。即ち、断検出回路17で入力クロックCLKINの停止が検出され、その断検出回路17から検出結果信号Qとして‘L’レベルが出力された場合、スイッチ23aがオン状態になり、積分動作が停止する。これにより、電圧制御型発振器14への制御入力信号CNTの電圧が平均的な電圧(例えば、電源電圧が3.3Vの場合は、その半分の1.65Vの電圧)になる。また、積分回路を構成するコンデンサ素子13_2dにも、この電圧が印加される。このように、入力クロックCLKINが一旦停止した状態においては、制御入力生成器23から電圧制御型発振器14に向けて平均的な電圧が出力されるため、出力クロックCLKOUTを平均的な周波数に維持しておくことができる。従って、引込み時間の短縮化が図られる。
図4は、本発明のPLL回路の第3実施形態の構成を示す図である。
尚、図1に示すPLL回路10の構成要素と同じ構成要素には同一の符号を付し、異なる点について説明する。
図4に示すPLL回路30は、図1に示すPLL回路10と比較し、プリフィルタ13_1,アクティブフィルタ13_2,ポストフィルタ13_3から構成された制御入力生成器13が、ラグリードフィルタ33_1,電源部33_2,ポストフィルタ13_3から構成された制御入力生成器33に置き換えられている点が異なっている。
制御入力生成器33は、位相比較器12からの、第1のクロックCLK1が第3のクロックCLK3よりも位相が進んでいるときの位相比較結果信号POUTで表わされる第1の信号レベルと、第1のクロックCLK1が第3のクロックCLK3よりも位相が遅れているときの位相比較結果信号POUTで表わされる第2の信号レベルとの中間のレベルにバイアスされた積分回路であるラグリードフィルタ33_1およびポストフィルタ13_3と、電源部33_2とから構成されている。
ラグリードフィルタ33_1は、一端が位相比較器12の出力に接続された抵抗素子33_1aと、その抵抗素子33_1aの他端と電源部33_2との間に直列接続された抵抗素子33_1bおよびコンデンサ素子33_1cから構成されている。
ポストフィルタ13_3は、一端が抵抗素子33_1a,33_1bの接続点に接続された抵抗素子13_3aと、その抵抗素子13_3aの他端と電源部33_2との間に接続されたコンデンサ素子13_3bから構成されている。
電源部33_2は、基準電圧として、電源電圧3.3Vの半分の電圧である1.65Vの電圧を出力する。
この制御入力生成器33は、断検出回路17で検出された入力クロックCLKINの停止および再開の検出結果を受けて、入力クロックCLKINの停止時には、図2を参照して説明したように、位相比較器12から第3のクロックCLK3と同一周波数のクロックである位相比較結果信号POUTが出力される。ここでは、この位相比較結果信号POUTの平均値はおよそ1.65Vである。この平均値と、ラグリードフィルタ33_1およびポストフィルタ13_3の接地電圧(電源部33_2からの1.65Vの電圧)は略等しいため、電圧制御型発振器14に入力される制御入力電圧CNTは、その平均の電圧(およそ1.65V)になるため、電圧制御型発振器14から出力される第2のクロックCLK2の周波数は中心周波数になる。従って、入力クロックCLKINが一旦停止した状態においては、出力クロックCLKOUTを平均的な周波数に維持しておくことができ、引込み時間の短縮化が図られる。
以下、本発明の各種形態を付記する。
(付記1) 入力クロック由来の第1のクロックに基づいて該第1のクロックのN倍(但し、Nは1を含む正の整数)の周波数の出力クロックを生成して出力するPLL回路において、
制御入力を受けて前記第1のクロックのN・Y倍(但し、Yは2以上の正の整数)の周波数の第2のクロックを生成する発振器と、
前記発振器から出力された第2のクロックを1/Yに分周して出力クロックを生成する出力側分周器と、
入力クロックの停止および再開を検出する断検出回路と、
前記発振器から出力された第2のクロックと、前記断検出回路で検出された入力クロックの停止および再開の検出結果とが入力され、入力クロックが一旦停止した後の再開を受けて、該第2のクロックが1/(N・Y)に分周された周波数であって、かつ調整された位相の第3のクロックを生成するリセット付分周器と、
前記第1のクロックと、前記リセット付分周器で生成された第3のクロックとが入力され、該第1のクロックと該第3のクロックの位相を比較する位相比較器と、
前記位相比較器による位相比較結果を受けて前記制御入力を生成して前記発振器に入力する制御入力生成器とを備えたことを特徴とするPLL回路。
(付記2) 入力クロックを1/M(但し、Mは1以上の正の整数)に分周して前記第1のクロックを生成する入力側分周器を備えたことを特徴とする付記1記載のPLL回路。
(付記3) 前記位相比較器が、入力クロック停止時に、前記第3のクロックと同一周波数のクロックを出力するものであることを特徴とする付記1記載のPLL回路。
(付記4) 前記制御入力生成器が、前記断検出回路で検出された入力クロックの停止および再開の検出結果を受けて、入力クロックの停止時には積分動作を停止する積分回路を含むものであることを特徴とする付記1記載のPLL回路。
(付記5) 前記制御入力生成器が、前記位相比較器からの、前記第1のクロックが前記第3のクロックよりも位相が進んでいるときの位相比較結果を表わす第1の信号レベルと、前記第1のクロックが前記第3のクロックよりも位相が遅れているときの位相比較結果を表わす第2の信号レベルとの中間のレベルにバイアスされた積分回路を含むものであることを特徴とする付記1記載のPLL回路。
(付記6) 前記断検出回路が、リトリガブルモノマルチバイブレータからなることを特徴とする付記1記載のPLL回路。
本発明のPLL回路の第1実施形態の構成を示す図である。 図1に示す位相比較器の回路構成を示す図である。 本発明のPLL回路の第2実施形態の構成を示す図である。 本発明のPLL回路の第3実施形態の構成を示す図である。 従来の、アクティブフィルタを用いたPLL回路の構成を示す図である。 従来の、パッシブフィルタを用いたPLL回路の構成を示す図である。
符号の説明
10,20,30 PLL回路
11,16 分周器
12 位相比較器
12_1,12_2 フリップフロップ
12_3 エクスクルーシブ・オアゲート
13,23,33 制御入力生成器
13_1 プリフィルタ
13_1a,13_2a,13_2c,13_3a,33_1a,33_1b 抵抗素子
13_1b,13_2d,13_3b,33_1c コンデンサ素子
13_2 アクティブフィルタ
13_2b オペアンプ
13_2e,33_2 電源部
13_3 ポストフィルタ
14 電圧制御型発振器
15 バッファ
17 断検出回路
18 リセット付分周器
23a スイッチ
33_1 ラグリードフィルタ

Claims (5)

  1. 入力クロック由来の第1のクロックに基づいて該第1のクロックのN倍(但し、Nは1を含む正の整数)の周波数の出力クロックを生成して出力するPLL回路において、
    制御入力を受けて前記第1のクロックのN・Y倍(但し、Yは2以上の正の整数)の周波数の第2のクロックを生成する発振器と、
    前記発振器から出力された第2のクロックを1/Yに分周して出力クロックを生成する出力側分周器と、
    入力クロックの停止および再開を検出する断検出回路と、
    前記発振器から出力された第2のクロックと、前記断検出回路で検出された入力クロックの停止および再開の検出結果とが入力され、入力クロックが一旦停止した後の再開を受けて、該第2のクロックが1/(N・Y)に分周された周波数であって、かつ調整された位相の第3のクロックを生成するリセット付分周器と、
    前記第1のクロックと、前記リセット付分周器で生成された第3のクロックとが入力され、該第1のクロックと該第3のクロックの位相を比較する位相比較器と、
    前記位相比較器による位相比較結果を受けて前記制御入力を生成して前記発振器に入力する制御入力生成器とを備えたことを特徴とするPLL回路。
  2. 前記位相比較器が、入力クロック停止時に、前記第3のクロックと同一周波数のクロックを出力するものであることを特徴とする請求項1記載のPLL回路。
  3. 前記制御入力生成器が、前記断検出回路で検出された入力クロックの停止および再開の検出結果を受けて、入力クロックの停止時には積分動作を停止する積分回路を含むものであることを特徴とする請求項1記載のPLL回路。
  4. 前記制御入力生成器が、前記位相比較器からの、前記第1のクロックが前記第3のクロックよりも位相が進んでいるときの位相比較結果を表わす第1の信号レベルと、前記第1のクロックが前記第3のクロックよりも位相が遅れているときの位相比較結果を表わす第2の信号レベルとの中間のレベルにバイアスされた積分回路を含むものであることを特徴とする請求項1記載のPLL回路。
  5. 前記断検出回路が、リトリガブルモノマルチバイブレータからなることを特徴とする請求項1記載のPLL回路。
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