JP2008038142A5 - - Google Patents

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すなわち本発明は、
(1)(A)と(B)の合計量を100重量部として、(A)ポリ乳酸系樹脂1〜60重量部、(B)ポリオレフィン系樹脂99〜40重量部および(C)相溶化剤1〜50重量部を配合してなる樹脂組成物、
(2)(C)相溶化剤が、下記から選ばれる少なくとも1種である(1)に記載の樹脂組成物、
(C−4)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するアクリル系樹脂またはスチレン系樹脂
(C−3)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するポリオレフィン系樹脂
(C−1)エチレン/酢酸ビニル共重合体
(C−2)エチレン/(メタ)アクリル酸エステル共重合体
(C−5)アイオノマー樹脂
(3)(C−1)エチレン/酢酸ビニル共重合体が、下記の条件を一つ以上満たすものである(2)に記載の樹脂組成物、
(c−1−1)酢酸ビニル含有量が、25重量%以上、かつ55重量%未満
(c−1−2)190℃、21.2N荷重条件でのメルトフローレートが、30g/10分以下
(4)(C−2)エチレン/(メタ)アクリル酸エステル共重合体が、下記の条件を一つ以上満たすものである(2)に記載の樹脂組成物、
(c−2−1)(メタ)アクリル酸エステル含有量が、26重量%以上
(c−2−2)190℃、21.2N荷重条件でのメルトフローレートが、8g/10分以上
(5)(C−3)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびはエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するポリオレフィン系樹脂が、下記の条件を一つ以上満たすものである(2)に記載の樹脂組成物、
(c−3−1)酢酸ビニル含有量、または、(メタ)アクリル酸エステル含有量が、3〜45重量%
(c−3−2)190℃、21.2N荷重条件でのメルトフローレートが、1g/10分以上
(6)(C)相溶化剤が、(C−1)エチレン/酢酸ビニル共重合体の1種以上および(C−3)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するポリオレフィン系樹脂の1種以上を併用配合するものである(2)、(3)、(5)のいずれか1項に記載の樹脂組成物、
(7)(C)相溶化剤が、(C−4)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するアクリル系樹脂またはスチレン系樹脂であり、さらに耐衝撃性改良剤を併用配合してなる(2)に記載の樹脂組成物、
(8)さらに充填剤を配合してなる(2)(7)のいずれか1項に記載の樹脂組成物、
(9)さらに可塑剤を配合してなる(2)(8)のいずれか1項に記載の樹脂組成物、
(10)アイゾット衝撃強度が55J/m以上、荷重0.46MPaにおける荷重たわみ温度が85℃以上である(1)〜(9)のいずれか1項に記載の樹脂組成物、
(11)(1)〜(10)のいずれかに記載の樹脂組成物からなる成形品、
である。

Claims (11)

  1. (A)と(B)の合計量を100重量部として、(A)ポリ乳酸系樹脂1〜60重量部、(B)ポリオレフィン系樹脂99〜40重量部および(C)相溶化剤1〜50重量部を配合してなる樹脂組成物。
  2. (C)相溶化剤が、下記から選ばれる少なくとも1種である請求項1に記載の樹脂組成物。
    (C−4)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するアクリル系樹脂またはスチレン系樹脂
    (C−3)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するポリオレフィン系樹脂
    (C−1)エチレン/酢酸ビニル共重合体
    (C−2)エチレン/(メタ)アクリル酸エステル共重合体
    (C−5)アイオノマー樹脂
  3. (C−1)エチレン/酢酸ビニル共重合体が、下記の条件を一つ以上満たすものである請求項2に記載の樹脂組成物。
    (c−1−1)酢酸ビニル含有量が、25重量%以上、かつ55重量%未満
    (c−1−2)190℃、21.2N荷重条件でのメルトフローレートが、30g/10分以下
  4. (C−2)エチレン/(メタ)アクリル酸エステル共重合体が、下記の条件を一つ以上満たすものである請求項2に記載の樹脂組成物。
    (c−2−1)(メタ)アクリル酸エステル含有量が、26重量%以上
    (c−2−2)190℃、21.2N荷重条件でのメルトフローレートが、8g/10分以上
  5. (C−3)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するポリオレフィン系樹脂が、下記の条件を一つ以上満たすものである請求項2に記載の樹脂組成物。
    (c−3−1)酢酸ビニル含有量、または、(メタ)アクリル酸エステル含有量が、3〜45重量%
    (c−3−2)190℃、21.2N荷重条件でのメルトフローレートが、1g/10分以上
  6. (C)相溶化剤が、(C−1)エチレン/酢酸ビニル共重合体の1種以上および(C−3)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するポリオレフィン系樹脂の1種以上を併用配合するものである請求項2、3、5のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
  7. (C)相溶化剤が、(C−4)酸無水物基、カルボキシル基、アミノ基、イミノ基、アルコキシシリル基、シラノール基、シリルエーテル基、ヒドロキシル基およびエポキシ基から選択される少なくとも1種の官能基を含有するアクリル系樹脂またはスチレン系樹脂であり、さらに耐衝撃性改良剤を併用配合するものである請求項に記載の樹脂組成物。
  8. さらに充填剤を配合してなる請求項2〜7のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
  9. さらに可塑剤を配合してなる請求項2〜8のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
  10. アイゾット衝撃強度が55J/m以上、荷重0.46MPaにおける荷重たわみ温度が85℃以上である請求項1〜のいずれか1項に記載の樹脂組成物。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の樹脂組成物からなる成形品。
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