JP2008037355A - 電動式駆動装置 - Google Patents

電動式駆動装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008037355A
JP2008037355A JP2006217063A JP2006217063A JP2008037355A JP 2008037355 A JP2008037355 A JP 2008037355A JP 2006217063 A JP2006217063 A JP 2006217063A JP 2006217063 A JP2006217063 A JP 2006217063A JP 2008037355 A JP2008037355 A JP 2008037355A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
drive device
electric drive
output shaft
bearing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006217063A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5023606B2 (ja
Inventor
Hiroyuki Hirano
弘之 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP2006217063A priority Critical patent/JP5023606B2/ja
Publication of JP2008037355A publication Critical patent/JP2008037355A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5023606B2 publication Critical patent/JP5023606B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Motor Power Transmission Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

【課題】ケースに仕切壁を設けることなくロータ、減速機を回転自在に支持すると共に、ロータ用軸受の小径化を図った電動式駆動装置を提案する。
【解決手段】ケース2内に、ステータ6およびロータ7より成る電動モータ5を収納する。ロータ7の回転を減速して出力する減速機8は、ロータ回転軸7cのサンギヤ9と、ケース3内に固定したリングギヤ10と、サンギヤ9に噛合する大径ピニオン11a及びリングギヤ10に噛合する小径ピニオン11bの一体成形になる段付きピニオン11と、段付きピニオン11を回転自在に支持したキャリア12により構成する。ロータ回転軸7cに出力軸13を設け、キャリア12を結合する。出力軸13はケース4に対し、予圧を付与された複列軸受14を介し回転自在に支持する。ロータ回転軸7cを出力軸13まで延在させて突き合わせ嵌合させ、この嵌合部にロータ軸受20を設け、ロータ回転軸7cの反対端部は、別のロータ軸受21によりケース部分2に回転自在に支持する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電動モータからの動力により減速機を介して車輪などの被駆動物品を駆動する電動式駆動装置に関するものである。
電動式駆動装置としては従来、例えば特許文献1に記載のごときものが知られている。
この電動式駆動装置は、ステータおよびロータより成る電動モータからの動力を減速機により減速し、これからの減速回転を出力軸を介して被駆動物品に向かわせるものである。
ロータ(ロータ回転軸)および減速機の回転支持に際しては、電動モータと減速機との間においてケースに仕切り壁を設け、
ロータ(ロータ回転軸)の軸受および減速機の軸受をともにケースの上記仕切り壁に配置し、ロータ(ロータ回転軸)および減速機をともにそれぞれの軸受を介してケースの上記仕切り壁に対し回転自在に支持する。
電動式駆動装置としては従来、例えば特許文献2に記載のごときものも知られている。
この電動式駆動装置も、ステータおよびロータより成る電動モータからの動力を減速機により減速し、これからの減速回転を出力軸を介して出力するが、
減速機からの減速回転を出力する出力軸を複列アンギュラベアリングにより固定部に回転自在に支持し、かかる複列アンギュラベアリングを取り巻く固定部箇所に、ロータを回転自在に支持する軸受を配置したものである。
特開2005−008143号公報 特許第3093782号明細書
しかし、特許文献1に記載の電動式駆動装置にあっては、電動モータと減速機との間においてケースに設けた仕切り壁に対し、ロータ(ロータ回転軸)および減速機をそれぞれの軸受を介して回転自在に支持するため、ケースに仕切り壁を設けることが必須であり、仕切り壁の分だけ電動式駆動装置の軸線方向寸法が大きくなるという問題を有する。
また特許文献2に記載の電動式駆動装置にあっては、上記のような仕切り壁が不要であるため、上記のような軸線方向寸法の長大化に関する問題を生じないものの、出力軸を回転自在に支持する複列アンギュラベアリングを取り巻く固定部箇所にロータ用の軸受を配置するため、ロータを回転自在に支持する軸受が大径になるのを免れない。
これがため、電動モータを高回転化してその小型化を目指そうとしても、この高回転化がロータ用軸受の回転周速を許容速度以上にしてしまい、電動モータを高回転化してその小型化を実現する手法を採用することができないという問題を生ずる。
本発明は、ケースに上記のような仕切り壁を設けることなくロータおよび減速機をそれぞれ回転自在に支持し得るようにすると共に、ロータ用の軸受が大径になることのないような電動式駆動装置を提案し、
もって、仕切り壁の設置により電動式駆動装置の軸線方向寸法が大きくなるという前記の問題を解消すると共に、ロータ用の軸受が大径になって、電動モータの高回転化による小型化を採用することができないという前記の問題を解消することを目的とする。
この目的のため、本発明による電動式駆動装置は、請求項1に記載したごとく、
ステータおよびロータより成る電動モータと、
該電動モータからの動力を減速して出力する減速機と、
該減速機からの動力を被駆動部材に伝達する出力軸とを同軸に配して具え、
前記出力軸は、予圧を付与された複列軸受を介してケースに回転自在に支持し、
前記ロータは、ロータ軸受を介して前記出力軸に回転自在に支持し、
前記減速機は、前記ロータおよび出力軸間で前記の動力伝達を行うよう、これらロータおよび出力軸に支持したものである。
かかる本発明の電動式駆動装置によれば、
予圧を付与された複列軸受を介して出力軸をケースに回転自在に支持し、
この出力軸に対しロータ軸受を介してロータを回転自在に支持したため、
出力軸およびロータの回転支持は、仕切り壁なしにこれらの回転支持を行い得ることとなって、仕切り壁の設置により電動式駆動装置の軸線方向寸法が大きくなるという問題を解消することができると共に、
ロータ軸受が大径になることもなくて、電動モータの高回転化による小型化を採用することができ、ロータ軸受が大径になって、電動モータの高回転化による小型化を採用することができないという前記の問題をも解消することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面に示す実施例に基づき詳細に説明する。
図1〜4は、本発明による電動式駆動装置の一実施例を示し、
図1は、その全体を示す縦断側面図、
図2は、その要部拡大縦断側面図、
図3は、図1および図2に示した電動式駆動装置における減速機の縦断正面図、
図4は、図1および図2に示した電動式駆動装置の組み立て手順を示す分解図である。
本実施例の電動式駆動装置は、インホイールモータ式の車輪駆動装置として構成したもので、
図1に示すごとくケース1を具え、このケース1は、図の左側におけるモータ側ケース部分2と、中央における減速機側ケース部分3と、図の右側における出力軸側ケース部分4とを相互に合体させて構成する。
ケース部分2内には電動モータ5を収納し、この電動モータ5を環状のステータ6、および、ステータ6内に同心に配置したロータ7により構成する。
ステータ6はコイル6aを巻線して具え、ステータ6の外周をケース部分2の内周に圧入嵌着して固定する。
ロータ7は積層鋼板7aと、その外周に埋設した永久磁石7bと、ロータ回転軸7cとよりなり、ロータ回転軸7cに設定したフランジ部7dの外周に積層鋼板7aを固設して構成する。
そしてロータ7は、積層鋼板7aの外周に埋設した永久磁石7bがステータ6の内周面と正対する軸線方向位置に配置し、この位置に保ってロータ7(ロータ回転軸7c)を後述する要領で回転自在に支持する。
上記フランジ部7dとケース部分3との間に、ロータ7の回転を減速して出力する減速機8を設ける。
この減速機8は図2および図3に明示するごとく、ロータ回転軸7cに形成したサンギヤ9と、ケース部分3内に固定したリングギヤ10と、サンギヤ9に噛合する大径ピニオン部分11aおよびリングギヤ10に噛合する小径ピニオン部分11bの一体成形になる3個の段付きピニオン11と、これら段付きピニオン11を回転自在に支持したキャリア12とより成る遊星歯車組で構成する。
キャリア12は、図3に示すように3個の段付きピニオン11を円周方向等間隔に配置して回転自在に支持するもので、相互に対向するキャリアプレート12a,12bを具え、これらキャリアプレート12a,12bは、キャリアプレート12aからキャリアプレート12bまで軸線方向に延在する橋絡部12cを介してボルト12dにより相互に結合する。
そして、キャリアプレート12a,12b間に3個のピニオンシャフト12eを架設し、これらピニオンシャフト12eにそれぞれ段付きピニオン11を回転自在に支持する。
図1および図2に示すごとく、ロータ回転軸7cに同軸に配して出力軸13を設け、この出力軸13をケース部分4に貫通させると共に、ケース部分4に対し軸線方向位置決めされた複列軸受14を介してケース部分4に回転自在に支持する。
ケース部分4から突出する出力軸13の先端にブレーキドラム15をセレーション嵌合し、このブレーキドラム15を複列軸受14に突き当てると共に、出力軸13の先端に螺合させたローディングナット16により抜け止めし、ローディングナット16の緊締力により複列軸受14に予圧を付与する。
以上により出力軸13はブレーキドラム15とともに、ケース部分4(ケース1)に対し軸線方向に位置決めされた状態で回転自在に支持され、ブレーキドラム15に車輪17を取り付ける。
なお18は、ブレーキドラム15の内側開口を塞ぐよう配置してケース部分4に取り付けたバックプレート、19は、このバックプレート18に取り付けたホイールシリンダで、ホイールシリンダ19の液圧作動によりブレーキドラム15(車輪17)を制動し得るようにする。
キャリア12を構成するキャリアプレート12a,12bのうち、出力軸13に近い側におけるキャリアプレート12bを出力軸13に一体成形し、これによりキャリア12を減速機8の出力要素として出力軸13に結合すると共にこれに支持する。
ロータ回転軸7cは図1および図2に示すように、サンギヤ9が形成された端部を出力軸13まで延在させ、段付きピニオン11よりも電動モータ5から遠い軸線方向位置においてロータ回転軸7cおよび出力軸13を相互に突き合わせ嵌合させる。
そして、この突き合わせ嵌合部においてロータ回転軸7cおよび出力軸13間にロータ軸受20を設け、ロータ回転軸7cを出力軸13に対し相対回転可能に支持する。
減速機8から遠いロータ回転軸7cの端部は、別のロータ軸受21によりケース部分2に回転自在に支持する。
当該別のロータ軸受21は、ケース部分2に貫通させて形成した開口2a内に嵌着し、この開口2a内には更に、スペーサ22、オイルキャッチャー23、およびプラグ24を順次挿置して、ロータ回転軸7cの対応端部に形成した盲孔型式の潤滑油孔25より減速機8に向け潤滑油を供給可能とする。
ロータ回転軸7cおよびケース部分2との間には、ロータ7の回転位置を検出して電動モータ5の駆動制御に資するレゾルバ26を設け、これを、ロータ回転軸7cと共に回転するようこれに取着した回転子26a、および、ケース部分2に取着した固定子26bにより構成する。
本実施例ではキャリア12が、ボルト12dの取り外しによりキャリア12a,12bを相互に分離可能であることから、図1および図2に示すごとくロータ軸受20の外径をサンギヤ9の歯底径よりも大径にしても、電動式駆動装置を後述するごとくにして組み立てることが可能である。
なお減速機5を構成する歯車をはすば歯車とした場合は、ロータ軸受20,21をアンギュラボ−ルベアリング等のスラスト荷重を支え得る軸受とするのが望ましい。
上記実施例において、電動モータ5(ロータ7)からの動力は、ロータ回転軸7cおよびサンギヤ9から、これに噛み合う大径ピニオン部分11a、これに一体の小径ピニオン部分11bに伝達され、小径ピニオン部分11bが固定のリングギヤ10の内周に沿って転動することによりキャリア12から減速回転が出力軸13を経て車輪17へ伝達され得る。
図1〜3に示す上記実施例になる電動式駆動装置の組み立て手順を、図4にもとづき以下に説明する。
ロータ軸受21をロータ回転軸7cの対応端部に嵌着したロータ7に対し、矢Aで示すごとくキャリアプレート12aを所定位置にセットする。
次いで、ロータ軸受20を矢Bで示すごとくロータ回転軸7cの対応端部に圧入して固定し、段付きピニオン11を矢Cで示すごとく、キャリアプレート12bに取着済みのピニオンシャフト12eと整列する位置に保持する。
この状態で、キャリアプレート12b(出力軸13)を矢Dで示すごとく移動させて、段付きピニオン11内にピニオンシャフト12eを挿通させながら、キャリアプレート12b(出力軸13)をキャリアプレート12aに組み付け、ボルト12dを橋絡部12cにねじ込むことによりキャリアプレート12の組み立て、および、ロータ7に対するキャリア12の組み付けを完了する。
なお上記では減速機8を成す遊星歯車組が、段付きピニオン11を有する遊星歯車組である場合について述べたが、単純遊星歯車組で減速機8を構成する場合においても本発明の着想は適用可能である。
上記した本実施例の電動式駆動装置によれば、
予圧を付与された複列軸受14を介して出力軸13をケース1に回転自在に支持し、
この出力軸13に対しロータ軸受20を介してロータ7を回転自在に支持したため、
出力軸13およびロータ7の回転支持を仕切り壁なしに行い得ることとなり、仕切り壁の設置により電動式駆動装置の軸線方向寸法が大きくなるという問題を解消することができると共に、
ロータ軸受20が中心部近くにあって大径になることがなく、電動モータ5の高回転化による小型化を採用することができ、ロータ軸受が大径になって、電動モータの高回転化による小型化を採用することができないというの問題も解消することができる。
また、減速機8を遊星歯車組で構成し、そのサンギヤ9を入力要素としてロータ7に支持し、キャリア12を出力要素として出力軸13に支持したため、比較的十分な減速比を得ることができ、ピニオン11を段付きピニオンとしたことで、更に大きな減速比を得ることができる。
更に、ロータ7を出力軸13に回転自在に支持するためのロータ軸受20を、減速機8を成す遊星歯車組のピニオン11よりも電動モータ5から遠い軸線方向位置に配置したため、
出力軸13から遠い側においてロ−タ回転軸7cを回転自在に支持するロータ軸受21と、ロータ軸受20との間における軸受スパンを大きくすることができ、ロータ軸受20の荷重分担率を下げてその小型化を実現することができたり、ロータ軸受20の荷重分担率に余裕がある場合はロ−タ7の重心位置を減速機8側に寄せることができて、電動式駆動装置を更に軸方向に短縮(小型化)することが可能となる。
図5および図6は、図1〜4に示した電動式駆動装置の変形例を示し、本実施例においては特に、ロータ回転軸7cを出力軸13に対し回転自在に支持するためのロータ軸受20を、その外径D1が図5に明示するごとくサンギヤ9の歯底径D2よりも小さくする。
図1〜4の実施例ではD1>D2であったため、電動式駆動装置の組み立てに際し図4につき前述したごとくキャリア12を、キャリアプレート12a,12bが軸線方向に分離するよう一旦分解する必要があったが、
本実施例においては図6に示すごとくキャリア12を分解しなくても電動式駆動装置の組み立てを行うことができる。
つまり図6に示すように、ロータ軸受20,21をそれぞれロータ回転軸7cの対応端部に嵌着する。
次いで、段付きピニオン11を個々のピニオンシャフト12eにより回転自在に支持してキャリアプレート12a,12b間に挟み、これらキャリアプレート12a,12bをボルト12dにより合体させてキャリア12を予備組み立てする。
そして、予備組み立てしたキャリア12をロータ回転軸7cに対し軸心合わせし、この状態で矢Aにより示すごとくキャリア12をロータ回転軸7cに対し所定の位置まで挿入して、大径ピニオン部分11aをサンギヤ9に噛合させると共にロータ軸受20を出力軸13の端面開口に嵌合させる。
かかる本実施例の電動式駆動装置は、キャリア12を予備組み立てしておくことができるため、組み立て作業性の向上を期待できる。
なお本実施例は、段付きピニオン11の代わりに平歯車式ピニオンを用いた単純遊星歯車で減速機8を構成した場合においても、同様に適用可能であることはいうまでもない。
図7は本発明の他の実施例を示す。
前記実施例では、ロータ7を出力軸13に回転自在に支持するためのロータ軸受20を、減速機8を成す遊星歯車組のピニオン11よりも電動モータ5から遠い軸線方向位置に配置したが、
本実施例においては、ロータ軸受20を段付きピニオン11の小径ピニオン部分11bが位置する軸線方向位置に配置する。
これがため、前述したようにロータ回転軸7cを出力軸13に向けて延在させるのではなく、出力軸13をロータ回転軸7cに向けて延在させ、両者を、小径ピニオン部分11bが位置する軸線方向位置において相互に突き合わせ、この突き合わせ部においてロータ回転軸7cおよび出力軸13間にロータ軸受20を介在させる。
この場合、減速機8の入力要素であるサンギヤ9と、これに噛合する大径ピニオン部分11aの近傍を支持することとなり、
これらサンギヤ9および大径ピニオン部分11aの噛合状態を確実に維持して、減速機8の耐久性を向上させ得ると共に、両者の噛み合い誤差による騒音悪化も回避することができる。
図8および図9は、本発明の更に他の実施例を示し、本実施例においては、ロータ回転軸7cを出力軸13に回転自在に支持するに際し、ロータ軸受20およびキャリア12を介してロータ回転軸7cを出力軸13に間接的に支持するようになす。
これがため、ロータ回転軸7cを出力軸13に回転自在に支持するためのロータ軸受20を、減速機8を成す遊星歯車組の段付きピニオン11よりも電動モータ5寄りの軸線方向位置に配置して、キャリア12のキャリアプレート12aおよびロータ回転軸7c間に介在させる。
本実施例においては、ロータ軸受20の上記した軸線方向位置に起因して、図9に示すごとくキャリア12を分解しなくても電動式駆動装置の組み立てを行うことができる。
つまり図9に示すように、ロータ軸受20,21をそれぞれロータ回転軸7cの所定箇所に嵌着する。
次いで、段付きピニオン11を個々のピニオンシャフト12eにより回転自在に支持してキャリアプレート12a,12b間に挟み、これらキャリアプレート12a,12bをボルト12dにより合体させてキャリア12を予備組み立てする。
そして、予備組み立てしたキャリア12をロータ回転軸7cに対し軸心合わせし、この状態で矢Aにより示すごとくキャリア12をロータ回転軸7cに対し所定の位置まで挿入して、大径ピニオン部分11aをサンギヤ9に噛合させると共にロータ軸受20をキャリアプレート12aの対応する開口に嵌合させる。
かかる本実施例の電動式駆動装置は、キャリア12を予備組み立てしておくことができるため、組み立て作業性の向上を期待できる。
なお本実施例は、段付きピニオン11の代わりに平歯車式ピニオンを用いた単純遊星歯車で減速機8を構成した場合においても、同様に適用可能であることはいうまでもない。
本実施例の構成によれば更に、段付きピニオン11との干渉を気にせず比較的自由にロータ軸受20の外径を決定できるため、ロータ軸受20の負荷容量を十分に確保できる。
また、減速機8への入力要素であるサンギヤ9と、これに噛合する大径ピニオン部分11aの近傍を支持することとなり、
これらサンギヤ9および大径ピニオン部分11aの噛合状態を確実に維持して、減速機8の耐久性を向上させ得ると共に、両者の噛み合い誤差による騒音悪化も回避することができる。
図10および図11は、図8および図9に示す電動式駆動装置の変形例で、図8および図9の例ではサンギヤ9が出力軸13に対しロータ軸受20により片持ち梁型式に支持されるのに対し、本例においては、サンギヤ9を出力軸13に対し第1のロータ軸受20および第2のロータ軸受27により両持ち梁型式に支持するよう構成する。
これがため、図10および図11に示す電動式駆動装置では、図8および図9に示す電動式駆動装置に対し以下の構成を付加する。
つまり図10に示すごとく、ロータ回転軸7cを出力軸13に向け延在させ、段付きピニオン11よりも伝動モータから遠い軸線方向位置においてこれらロータ回転軸7cおよび出力軸13を相互に突き合わせ嵌合させる。
そして、ロータ回転軸7cおよび出力軸13を相互に突き合わせ嵌合部に第2のロータ軸受27を介在させ、ロータ回転軸7cを出力軸13に対し第1ロータ軸受20および第2のロータ軸受27により両持ち梁型式に支持する。
この際第2のロータ軸受27は、外周を出力軸13の端面開口に嵌合し、内周にロータ回転軸7cの先端を嵌合し、該ロータ回転軸7cの先端外径を後記の組み立てが可能となるようサンギヤ9の歯底径よりも小径にする。
減速機8の歯車要素としてはすば歯車を用いる場合、ロータ回転軸7c用の軸受20,21,27のうち、軸受20,21をアンギュラボ−ルベアリングやテ−パロ−ラベアリング等のスラスト荷重を支持し得るベアリングとし、軸受27をニ−ドルベアリングとしてラジアル荷重のみを支持するようになすのがよい。
なお、軸受27をニ−ドルベアリングとする場合、ニードルにクラウニング加工を施して、ロータ回転軸7cの倒れに起因した片荷重が軸受27に加わるのを防止するのがよい。
かかる実施例の構成によれば、ロ−タ回転軸7cを出力軸13に対し支持するロータ軸受として、サンギヤ9および大径ピニオン部分11aの噛合部を挟んでその両側における第1および第2のロータ軸受20,27を用いたため、
サンギヤ9および大径ピニオン部分11aの噛合を確実なものとして減速機8の耐久性を向上させ得ると共に、出力軸13の微小な振動により第1のロータ軸受20が振れ回されるのを防止することができる。
本実施例においても、図11に示すごとくキャリア12を分解しなくても電動式駆動装置の組み立てを行うことができる。
つまり図11に示すように、ロータ軸受20,21をそれぞれロータ回転軸7cの所定箇所に嵌着する。
次いで、段付きピニオン11を個々のピニオンシャフト12eにより回転自在に支持してキャリアプレート12a,12b間に挟み、これらキャリアプレート12a,12bをボルト12dにより合体させてキャリア12を予備組み立てし、ロータ軸受27を対応する出力軸13の端面開口に嵌着する。
そして、予備組み立てしたキャリア12をロータ回転軸7cに対し軸心合わせし、この状態で矢Aにより示すごとくキャリア12をロータ回転軸7cに対し所定の位置まで挿入して、大径ピニオン部分11aをサンギヤ9に噛合させ、ロータ軸受20をキャリアプレート12aの対応する開口に嵌合させると共にロータ回転軸7cの先端にロータ軸受27を嵌合させる。
かかる本実施例の電動式駆動装置は、キャリア12を予備組み立てしておくことができるため、組み立て作業性の向上を期待できる。
なお本実施例は、段付きピニオン11の代わりに平歯車式ピニオンを用いた単純遊星歯車で減速機8を構成した場合においても、同様に適用可能であることはいうまでもない。
図12は、図10における電動式駆動装置の変形例を示す。
図10の例では、ロータ7を直接出力軸13に回転自在に支持するための第2のロータ軸受27を、減速機8を成す遊星歯車組のピニオン11よりも電動モータ5から遠い軸線方向位置に配置したが、
本実施例においては、第2のロータ軸受27を段付きピニオン11の小径ピニオン部分11bが位置する軸線方向位置に配置する。
これがため、出力軸13をロータ回転軸7cに向けて延在させ、両者を、小径ピニオン部分11bが位置する軸線方向位置において相互に突き合わせ嵌合させ、この突き合わせ嵌合部においてロータ回転軸7cおよび出力軸13間に第2のロータ軸受27を介在させる。
この場合第2のロータ軸受27が、減速機8の入力要素であるサンギヤ9と、これに噛合する大径ピニオン部分11aの近傍を支持することとなり、
これらサンギヤ9および大径ピニオン部分11aの噛合状態を確実に維持して、減速機8の耐久性を向上させ得ると共に、両者の噛み合い誤差による騒音悪化も回避することができる。
前記した何れの実施例においても、図4、図6、図9、図11につき前述したようにして組み立てたロータ7および減速機8の予備組み立て体をケース1内に組み付けるに際しては、図13に示すごとくにこれを行う。
ケース部分3の内周にリングギヤ10の外周を周り止めして軸線方向に抜け止めし、ケース部分4の内周に複列軸受14を介して出力軸13を回転自在に支持し、これらケース部分3,4を相互に結合する。
次いで、ロータ軸受21を嵌合するためケース部分2に形成した開口2aに同径のガイド治具28を摺動自在に挿通し、当該ガイド治具28の小径先端28aをロータ回転軸7cの潤滑油孔25に挿入して、ロータ回転軸7cを開口2aに対し心出し状態に保持する。
この状態で、ステータ6が取り付けられているケース部分2をガイド治具28による案内下で矢Aにより示すごとく上記ロータ7および減速機8の予備組み立て体に向け接近させることにより、ステータ6がロータ7に対し心出し状態で被さり、ロータ軸受21が開口2a内に嵌着され、ついにはケース部分2がケース部分3に接触する。
この間ガイド治具28の使用により、ロータ側永久磁石7bの吸引力にもかかわらず、上記の作業、つまり、ケース部分2をロータ7および減速機8の予備組み立て体に向け接近させる作業を容易に行うことができる。
その後、ボルト29によりケース部分2およびケース部分3を相互に結合することで、ロータ7および減速機8の予備組み立て体を容易にケース1内に組み付けることができる。
上記のようにしてロータ7および減速機8の予備組み立て体をケース1内に組み付けた後は、図14に示すごとく(この図では便宜上、ケース部分3,4を含むロータ7および減速機8の予備組み立て体にケース部分2を矢Aで示す被せる前の状態で示した)、スペーサ22を矢Bにより示すように開口2a内に嵌合してロータ軸受21に突き当てる。
ここでスペーサ22は、ロータ軸受20,21間に所定の予圧が作用するような厚さのものを用い、この予圧が発生するようオイルキャッチャー23を矢Cで示すごとく開口2a内に嵌合してスペーサ22に突き当て、更にプラグ24を矢Dで示すごとく開口2a内に打ち込んでオイルキャッチャー23に突き当て、プラグ24によって開口2aを塞ぐ。
本発明の一実施例になる電動式駆動装置の縦断側面図である。 同実施例になる電動式駆動装置の要部拡大縦断側面図である。 同実施例になる電動式駆動装置で用いた減速機の縦断正面図である。 図1〜3に示した電動式駆動装置における電動モータおよび減速機の予備組み立て工程の説明図である。 図1〜3に示した電動式駆動装置におけるロータ回転軸およびロータ軸受の好適例を示す詳細断面図である。 図1〜3に示した電動式駆動装置におけるロータ回転軸およびロータ軸受を図5に示すように構成した場合における電動モータおよび減速機の予備組み立て工程の説明図である。 本発明の他の実施例になる電動式駆動装置の要部拡大縦断側面図である。 本発明の更に他の実施例になる電動式駆動装置の要部拡大縦断側面図である。 図8に示した電動式駆動装置における電動モータおよび減速機の予備組み立て工程の説明図である。 本発明の別の実施例になる電動式駆動装置の要部拡大縦断側面図である。 図10に示した電動式駆動装置における電動モータおよび減速機の予備組み立て工程の説明図である。 本発明の更に別の実施例になる電動式駆動装置の要部拡大縦断側面図である。 図11に示す工程により予備組み立てした電動モータおよび減速機の予備組み立て体をケース内に組み込む時における工程説明図である。 図13により電動モータおよび減速機の予備組み立て体をケース内に組み込んだ後におけるロータ軸受開口への部品組み立て工程の説明図である。
符号の説明
1 ケース
2 モータ側ケース部分
2a ロータ軸受開口
3 減速機側ケース部分
4 出力軸側ケース部分
5 電動モータ
6 ステータ6
7 ロータ
7c ロータ回転軸
8 減速機
9 サンギヤ
10 リングギヤ
11 段付きピニオン
11a 大径ピニオン部分
11b 小径ピニオン部分
12 キャリア
12a,12b キャリアプレート
12c キャリアプレート橋絡部
12d キャリア組み立てボルト
12e ピニオンシャフト
13 出力軸
14 複列軸受
15 ブレーキドラム
16 ローディングナット
17 車輪
18 バックプレート
19 ホイールシリンダ
20 第1のロータ軸受
21 別のロータ軸受
22 スペーサ
23 オイルキャッチャー
24 プラグ
25 潤滑油孔
26 レゾルバ
27 第2のロータ軸受
28 ガイド治具
29 ケース部分結合ボルト

Claims (14)

  1. ステータおよびロータより成る電動モータと、
    該電動モータからの動力を減速して出力する減速機と、
    該減速機からの動力を被駆動部材に伝達する出力軸とを同軸に配して具え、
    前記出力軸は、予圧を付与された複列軸受を介してケースに回転自在に支持し、
    前記ロータは、ロータ軸受を介して前記出力軸に回転自在に支持し、
    前記減速機は、前記ロータおよび出力軸間で前記の動力伝達を行うよう、これらロータおよび出力軸に支持したことを特徴とする電動式駆動装置。
  2. 請求項1に記載の電動式駆動装置において、
    前記減速機を遊星歯車組で構成し、該遊星歯車組のサンギヤを入力要素として前記ロータに支持し、該遊星歯車組のキャリアを出力要素として前記出力軸に支持したことを特徴とする電動式駆動装置。
  3. 請求項2に記載の電動式駆動装置において、
    前記ロータを前記出力軸に回転自在に支持するための前記ロータ軸受を、前記遊星歯車組のピニオンよりも前記電動モータから遠い軸線方向位置に配置したことを特徴とする電動式駆動装置。
  4. 請求項2に記載の電動式駆動装置において、
    前記遊星歯車組のピニオンを、前記サンギヤに噛合する大径ピニオン部分と、リングギヤに噛合する小径ピニオン部分との一体成形になる段付きピニオンとし、
    前記ロータを前記出力軸に回転自在に支持するための前記ロータ軸受を、前記小径ピニオン部分が位置する軸線方向位置に配置したことを特徴とする電動式駆動装置。
  5. 請求項3または4に記載の電動式駆動装置において、
    前記ロータを前記出力軸に回転自在に支持するための前記ロータ軸受の外径を、前記遊星歯車組におけるサンギヤの歯底径よりも大径とし、且つ、前記遊星歯車組のキャリアを軸線方向に分割可能に構成したことを特徴とする電動式駆動装置。
  6. 請求項3または4に記載の電動式駆動装置において、
    前記ロータを前記出力軸に回転自在に支持するための前記ロータ軸受の外径を、前記遊星歯車組におけるサンギヤの歯底径よりも小径にしたことを特徴とする電動式駆動装置。
  7. 請求項2に記載の電動式駆動装置において、
    前記ロータを前記出力軸に回転自在に支持するための前記ロータ軸受を、前記遊星歯車組のピニオンよりも電動モータ寄りの軸線方向位置に配置して、該遊星歯車組のキャリアおよび前記ロータ間に介在させることにより、ロータ軸受およびキャリアを介してロータを出力軸に回転自在に支持したことを特徴とする電動式駆動装置。
  8. 請求項7に記載の電動式駆動装置において、
    前記ロータ軸受を第1のロータ軸受とし、前記ロータおよび出力軸の同軸突き合わせ嵌合部に介在させて第2のロータ軸受を設けたことを特徴とする電動式駆動装置。
  9. 請求項8に記載の電動式駆動装置において、
    前記第2のロータ軸受を、前記遊星歯車組のピニオンよりも前記電動モータから遠い軸線方向位置に配置したことを特徴とする電動式駆動装置。
  10. 請求項8に記載の電動式駆動装置において、
    前記遊星歯車組のピニオンを、前記サンギヤに噛合する大径ピニオン部分と、リングギヤに噛合する小径ピニオン部分との一体成形になる段付きピニオンとし、
    前記第2のロータ軸受を、前記小径ピニオン部分が位置する軸線方向位置に配置したことを特徴とする電動式駆動装置。
  11. 請求項8〜10に記載の電動式駆動装置において、
    前記第2のロータ軸受をニードルベアリングで構成したことを特徴とする電動式駆動装置。
  12. 請求項11に記載の電動式駆動装置において、
    前記ニードルベアリングで構成した第2のロータ軸受は、外周を、前記ロータおよび出力軸の同軸突き合わせ部のうち出力軸側突き合わせ部に嵌合し、内周に、前記ロータ側突き合わせ部を嵌合し、第2のロータ軸受の内周に嵌合させる前記ロータ側突き合わせ部を、前記遊星歯車組におけるサンギヤの歯底径よりも小径にしたことを特徴とする電動式駆動装置。
  13. 請求項11または12に記載の電動式駆動装置において、
    前記ニードルベアリングで構成した第2のロータ軸受は、クラウニング加工されたニードルを用いたものであることを特徴とする電動式駆動装置。
  14. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の電動式駆動装置において、
    前記減速機とは反対の前記ロータの側を第3のロータ軸受を介して、ステータ取着済みのケースに回転自在に支持し、該第3のロータ軸受が嵌合する該ケースの貫通開口を、該ステータ取着済ケースと前記ロータとの組み付け時における心出しガイド治具の挿通孔として用いるよう構成したことを特徴とする電動式駆動装置。
JP2006217063A 2006-08-09 2006-08-09 電動式駆動装置 Active JP5023606B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217063A JP5023606B2 (ja) 2006-08-09 2006-08-09 電動式駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006217063A JP5023606B2 (ja) 2006-08-09 2006-08-09 電動式駆動装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008037355A true JP2008037355A (ja) 2008-02-21
JP5023606B2 JP5023606B2 (ja) 2012-09-12

Family

ID=39172865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006217063A Active JP5023606B2 (ja) 2006-08-09 2006-08-09 電動式駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5023606B2 (ja)

Cited By (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009209965A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Nissan Motor Co Ltd 電動式駆動装置
JP2009257472A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Nissan Motor Co Ltd 電動ユニット
WO2010111253A2 (en) * 2009-03-23 2010-09-30 Bucyrus Mining Equipment, Inc. Axial thrust control for gearing
WO2011114768A1 (ja) * 2010-03-15 2011-09-22 日産自動車株式会社 変速伝動ユニット
JP2011241936A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Nissan Motor Co Ltd 変速伝動ユニット
JP2012052563A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Toyota Motor Corp 遊星歯車機構
JP2012072873A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Nissan Motor Co Ltd 歯車伝動ユニット
JP2012117573A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Nissan Motor Co Ltd 歯車伝動装置
WO2012098958A1 (ja) * 2011-01-21 2012-07-26 Ntn株式会社 インホイールモータ駆動装置
JP2012184818A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Ntn Corp 電気自動車用駆動装置
JP2012184819A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Ntn Corp 電気自動車用駆動装置
JP2012184817A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Ntn Corp 電気自動車用駆動装置
CN103029563A (zh) * 2011-09-29 2013-04-10 日产自动车株式会社 电动机驱动单元
JP2013071686A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Nissan Motor Co Ltd インホイールモータ駆動ユニット
JP2013083328A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Nissan Motor Co Ltd 車輪用軸受装置
JP2013082369A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Nissan Motor Co Ltd 車軸連結構造
WO2013125402A1 (ja) 2012-02-24 2013-08-29 日産自動車株式会社 車両の駆動制御装置
JP2014111985A (ja) * 2012-11-05 2014-06-19 Sumitomo Heavy Ind Ltd 単純遊星減速装置
US8961360B2 (en) 2011-09-06 2015-02-24 Honda Motor Co., Ltd. Supporting structure for planetary gear mechanism
JP2015117815A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 株式会社ジェイテクト 遊星歯車機構
JP2015124878A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 財団法人車輌研究測試中心 車両ブレーキトランスミッション
JP2017025856A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関用リンク機構のアクチュエータ
WO2017170526A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動装置及び駆動装置の製造方法
CN108612811A (zh) * 2018-07-04 2018-10-02 浙江银轮机械股份有限公司 一种两级齿轮减速机构
JP2019055691A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 Ntn株式会社 インホイールモータ駆動装置
CN109869446A (zh) * 2019-02-20 2019-06-11 天津德恒源科技有限公司 一种工业用大比数减速器
CN111120583A (zh) * 2018-10-31 2020-05-08 日本电产株式会社 减速装置及机电设备
WO2022059153A1 (ja) * 2020-09-17 2022-03-24 本田技研工業株式会社 パワーユニットおよびパワーユニットの組立方法
WO2022201849A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29 ソニーグループ株式会社 ブラシレスモータ

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211419A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Aisin Aw Co Ltd 減速機付モータ駆動装置及び電動車両
JPH04185532A (ja) * 1990-11-20 1992-07-02 Aisin Aw Co Ltd 減速機付ホィールモータ
JPH06241282A (ja) * 1993-02-10 1994-08-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd 内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータ及びそのシリーズ
JP2001032914A (ja) * 1999-07-16 2001-02-06 Aisin Aw Co Ltd ドライブユニットの潤滑装置
JP2003049932A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Jatco Ltd 遊星歯車のキャリア組立体
JP2005081871A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Toyota Motor Corp インホイールモータ

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211419A (ja) * 1988-06-29 1990-01-16 Aisin Aw Co Ltd 減速機付モータ駆動装置及び電動車両
JPH04185532A (ja) * 1990-11-20 1992-07-02 Aisin Aw Co Ltd 減速機付ホィールモータ
JPH06241282A (ja) * 1993-02-10 1994-08-30 Sumitomo Heavy Ind Ltd 内接噛合遊星歯車構造を採用したギヤドモータ及びそのシリーズ
JP2001032914A (ja) * 1999-07-16 2001-02-06 Aisin Aw Co Ltd ドライブユニットの潤滑装置
JP2003049932A (ja) * 2001-08-03 2003-02-21 Jatco Ltd 遊星歯車のキャリア組立体
JP2005081871A (ja) * 2003-09-04 2005-03-31 Toyota Motor Corp インホイールモータ

Cited By (44)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009209965A (ja) * 2008-02-29 2009-09-17 Nissan Motor Co Ltd 電動式駆動装置
JP2009257472A (ja) * 2008-04-16 2009-11-05 Nissan Motor Co Ltd 電動ユニット
US8038570B2 (en) 2009-03-23 2011-10-18 Bucyrus Mining Equipment, Inc. Axial thrust control for gearing
WO2010111253A3 (en) * 2009-03-23 2011-02-17 Bucyrus Mining Equipment, Inc. Axial thrust control for gearing
US8365853B2 (en) 2009-03-23 2013-02-05 Bucyrus Mining Equipment Inc. Axial thrust control for gearing
CN102405148A (zh) * 2009-03-23 2012-04-04 比塞洛斯采矿设备公司 用于传动装置的轴向推力控制
WO2010111253A2 (en) * 2009-03-23 2010-09-30 Bucyrus Mining Equipment, Inc. Axial thrust control for gearing
WO2011114768A1 (ja) * 2010-03-15 2011-09-22 日産自動車株式会社 変速伝動ユニット
JP2011190855A (ja) * 2010-03-15 2011-09-29 Nissan Motor Co Ltd 変速伝動ユニット
JP2011241936A (ja) * 2010-05-20 2011-12-01 Nissan Motor Co Ltd 変速伝動ユニット
JP2012052563A (ja) * 2010-08-31 2012-03-15 Toyota Motor Corp 遊星歯車機構
JP2012072873A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Nissan Motor Co Ltd 歯車伝動ユニット
JP2012117573A (ja) * 2010-11-30 2012-06-21 Nissan Motor Co Ltd 歯車伝動装置
US9340103B2 (en) 2011-01-21 2016-05-17 Ntn Corporation In-wheel motor drive device
JP2012148726A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Ntn Corp インホイールモータ駆動装置
WO2012098958A1 (ja) * 2011-01-21 2012-07-26 Ntn株式会社 インホイールモータ駆動装置
US9705378B2 (en) 2011-03-07 2017-07-11 Ntn Corporation Drive device for electric vehicle
US9333843B2 (en) 2011-03-07 2016-05-10 Ntn Corporation Drive device for electric vehicle
JP2012184817A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Ntn Corp 電気自動車用駆動装置
US8932166B2 (en) 2011-03-07 2015-01-13 Ntn Corporation Drive device for electric vehicle
CN102791506A (zh) * 2011-03-07 2012-11-21 Ntn株式会社 电动汽车用驱动装置
EP2684723A1 (en) * 2011-03-07 2014-01-15 NTN Corporation Drive device for electric vehicle
JP2012184818A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Ntn Corp 電気自動車用駆動装置
EP2684723A4 (en) * 2011-03-07 2014-10-01 Ntn Toyo Bearing Co Ltd DRIVE DEVICE FOR ELECTRIC VEHICLE
JP2012184819A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Ntn Corp 電気自動車用駆動装置
US8961360B2 (en) 2011-09-06 2015-02-24 Honda Motor Co., Ltd. Supporting structure for planetary gear mechanism
CN103029563A (zh) * 2011-09-29 2013-04-10 日产自动车株式会社 电动机驱动单元
JP2013072528A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Nissan Motor Co Ltd モータ駆動ユニット
JP2013071686A (ja) * 2011-09-29 2013-04-22 Nissan Motor Co Ltd インホイールモータ駆動ユニット
JP2013082369A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Nissan Motor Co Ltd 車軸連結構造
JP2013083328A (ja) * 2011-10-12 2013-05-09 Nissan Motor Co Ltd 車輪用軸受装置
WO2013125402A1 (ja) 2012-02-24 2013-08-29 日産自動車株式会社 車両の駆動制御装置
JP2014111985A (ja) * 2012-11-05 2014-06-19 Sumitomo Heavy Ind Ltd 単純遊星減速装置
JP2015117815A (ja) * 2013-12-20 2015-06-25 株式会社ジェイテクト 遊星歯車機構
JP2015124878A (ja) * 2013-12-27 2015-07-06 財団法人車輌研究測試中心 車両ブレーキトランスミッション
JP2017025856A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 内燃機関用リンク機構のアクチュエータ
WO2017170526A1 (ja) * 2016-03-31 2017-10-05 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 駆動装置及び駆動装置の製造方法
JP2019055691A (ja) * 2017-09-21 2019-04-11 Ntn株式会社 インホイールモータ駆動装置
CN108612811A (zh) * 2018-07-04 2018-10-02 浙江银轮机械股份有限公司 一种两级齿轮减速机构
CN111120583A (zh) * 2018-10-31 2020-05-08 日本电产株式会社 减速装置及机电设备
CN109869446B (zh) * 2019-02-20 2024-02-09 天津德恒源科技有限公司 一种工业用大速比减速器
CN109869446A (zh) * 2019-02-20 2019-06-11 天津德恒源科技有限公司 一种工业用大比数减速器
WO2022059153A1 (ja) * 2020-09-17 2022-03-24 本田技研工業株式会社 パワーユニットおよびパワーユニットの組立方法
WO2022201849A1 (ja) * 2021-03-25 2022-09-29 ソニーグループ株式会社 ブラシレスモータ

Also Published As

Publication number Publication date
JP5023606B2 (ja) 2012-09-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5023606B2 (ja) 電動式駆動装置
US8932166B2 (en) Drive device for electric vehicle
JP5709373B2 (ja) インホイールモータ駆動装置
EP2808581A1 (en) Wheel driving apparatus
CN101258664B (zh) 紧凑型轴向磁通电动机驱动装置
US20140141931A1 (en) Wheel drive unit
WO2013047695A1 (ja) インホイール型モータ内蔵車輪用軸受装置
JP2011085210A (ja) 車両用動力伝達装置
US11376952B1 (en) In-wheel driving device and method for assembling the same
JP4247748B2 (ja) ハイブリッド駆動装置
EP2412554B1 (en) In-wheel motor unit
US20130342058A1 (en) Drive device for electric vehicle
JP6160478B2 (ja) ハイブリッド車両の駆動装置
US8550956B2 (en) Planetary gear unit
JP2008215550A (ja) 歯車変速機構及び車輪駆動装置
WO2018083808A1 (ja) インホイールモータ駆動装置
JP2016017625A (ja) ホイールイン減速装置およびホイールユニット
JP3842525B2 (ja) 遊星歯車減速装置
CN110494631A (zh) 燃气涡轮发动机的附件继动器
JP5544949B2 (ja) 変速伝動ユニット
JP6015510B2 (ja) 遊星歯車機構の組立方法及び組立装置、遊星歯車機構
JP2007331476A (ja) 車輪駆動装置
JP4293545B2 (ja) 減速駆動装置
WO2018052092A1 (ja) ギヤアセンブリとそれを用いた遊星歯車機構及び歯車機構内蔵モータ
JP2010286011A (ja) 動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090326

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110829

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110913

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111109

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20111109

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120507

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120522

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120604

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5023606

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20130213