JP2008037125A - 車両制御装置およびそれを備えた車両 - Google Patents

車両制御装置およびそれを備えた車両 Download PDF

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Abstract

【課題】携帯機の電池の消耗を抑制しながら、携帯機を落とした場所から可能な限り近い場所で携帯機が落下したことを知らせることが可能な車両制御装置を提供する。
【解決手段】この車両制御装置25は、自動二輪車1の使用許可認証用のスマートキー50の落下検出を行うために、スマートキー50が自動二輪車1の所定の範囲内に位置しているか否かを確認するためのコード要求信号をスマートキー50に対して所定の送信周期で送信するとともに、コード要求信号を受信したスマートキー50から送信されたコード信号を受信する送受信回路17と、送受信回路17により受信されるコード信号のコード照合を行うコード照合部18と、コード要求信号の送信周期を自動二輪車1の走行状況に応じて変化させる制御部12とを備える。
【選択図】図2

Description

この発明は、車両制御装置およびそれを備えた車両に関し、特に、車両の使用許可の認証を行う車両制御装置およびそれを備えた車両に関する。
従来、車両の使用許可認証を行う車両用電子キーシステム(車両制御装置)が知られている(たとえば、特許文献1参照)。上記特許文献1には、車両に搭載された制御装置と、制御装置からのリクエスト信号(コード要求信号)の受信に基づいて応答信号(コード信号)を送信する電子キー(携帯機)とを含む車両電子キーシステムが開示されている。この制御装置には、エンジンが動作している際に、電子キーに対して予め設定された一定時間(一定周期(10秒〜100秒))ごとにリクエスト信号を出力するリクエスト信号生成手段(送信手段)が設けられている。
特開2004−114860号公報
上記特許文献1に開示された車両用電子キーシステム(車両制御装置)では、上記のように、携帯機に対してリクエスト信号を出力する周期が一定時間(10秒〜100秒のいずれか)に予め設定されているので、リクエスト信号の出力周期がたとえば100秒に設定されている場合に、車両の速度を上昇させて高速走行を行う場合には、警告灯が警告出力された時には、車両は、電子キーを落とした場所から遠距離移動してしまっている可能性が高いという問題点がある。また、リクエスト信号の出力周期がたとえば10秒に設定されている場合に、車両の速度を低下させて停止させた場合には、ユーザは、電子キーを落としていることが分かりやすいという状況にもかかわらず、リクエスト信号の出力が比較的短い10秒間隔で行われるので、電子キーの電池の消耗が多くなるという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、携帯機の電池の消耗を抑制しながら、携帯機を落とした場所から可能な限り近い場所で携帯機が落下したことを知らせることが可能な車両制御装置およびそれを備えた車両を提供することである。
課題を解決するための手段および発明の効果
この発明の第1の局面による車両制御装置は、車両の使用許可認証用の携帯機の落下検出を行うために、携帯機が車両の所定の範囲内に位置しているか否かを確認するためのコード要求信号を携帯機に対して所定の送信周期で送信する送信手段と、コード要求信号を受信した携帯機から送信されたコード信号を受信する受信手段と、受信手段により受信されるコード信号のコード照合を行うコード照合手段と、送信手段によるコード要求信号の送信周期を車両の走行状況に応じて変化させる送信制御部とを備える。
この第1の局面による車両制御装置では、上記のように、携帯機の落下検出を行うために、車両制御装置に、コード要求信号を携帯機に対して所定の送信周期で送信する送信手段によるコード要求信号の送信周期を車両の走行状況に応じて変化させる送信制御部を設けることによって、たとえば、車両の走行状況の一種である車速の増加に応じてコード要求信号の送信周期を小さくするようにすれば、車両が高速で走行する場合にも、携帯機が落下しているか否かを早く確認することができるので、携帯機を落とした場所から可能な限り近い場所で携帯機が落下した可能性があることを運転手に知らせることができる。また、この場合、車両が低速で走行する場合には、コード要求信号の送信周期が大きくなるので、携帯機がコード信号を出力する回数を減らすことができ、その結果、携帯機の電池の消耗を抑制することができる。
上記第1の局面による車両制御装置において、好ましくは、送信制御部は、送信手段によるコード要求信号の送信周期を、車両の速度に応じて変化させる。このように構成すれば、容易に、車両の走行状況に応じて送信手段によるコード要求信号の送信周期を変化させることができる。
上記送信手段によるコード要求信号の送信周期を車両の速度に応じて変化させる車両制御装置において、好ましくは、送信制御部は、車両の速度が大きくなるにしたがって、送信手段によるコード要求信号の送信周期が小さくなるように制御する。このように構成すれば、容易に、高速で走行している場合にも、携帯機を落とした場所から可能な限り近い場所で携帯機が落下したことを知らせることができるとともに、低速で走行している場合や停止している場合に、携帯機の電池の消耗を抑制することができる。
上記車両の速度が大きくなるにしたがって送信周期が小さくなるように制御する車両制御装置において、好ましくは、コード要求信号の送信周期を計測するための第1タイマーをさらに備える。このように構成すれば、第1タイマーにより、コード要求信号の送信周期を容易に計測することができる。
上記第1の局面による車両制御装置において、好ましくは、コード照合手段がコード信号をコード照合できない場合に、携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に告知するための警告手段をさらに備える。このように構成すれば、運転者に、容易に、携帯機が落下したことを知らせることができる。
上記携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に告知するための警告手段をさらに備える車両制御装置において、好ましくは、警告手段は、受信手段がコード信号を複数回連続で受信しない場合に、運転者に携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを告知するように構成されている。このように構成すれば、車両からのノイズおよび車両周辺環境からのノイズに起因して、受信手段がコード信号を一度受信できなかった場合にも、次回の受信時にコード信号を受信すれば、携帯機が落下していないことを認識することができるので、運転者に対して、頻繁に過った告知をしてしまうのを抑制することができる。
上記携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に告知するための警告手段をさらに備える車両制御装置において、好ましくは、コード照合手段がコード信号をコード照合できなかった時から、携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを警告手段が運転者に知らせるまでの告知期間を、車両の走行状況に応じて変化させるための告知制御部をさらに備える。このように構成すれば、たとえば、車両の走行状況の一種である車速の増加に応じて、携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に知らせるまでの告知期間を短くすることによって、運転者は、携帯機が落下しているか否かを早く確認することができるので、車両が高速で走行する場合にも、携帯機を落とした場所から可能な限り近い場所で携帯機が落下したことを運転者に知らせることができる。
上記告知期間を車両の走行状況に応じて変化させるための告知制御部をさらに備える車両制御装置において、好ましくは、告知制御部は、告知期間を、車両の速度の増加に応じて短くする。このように構成すれば、車両の速度が大きい場合に、携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に知らせるまでの告知期間を短くすることができるので、容易に、携帯機を落とした場所から可能な限り近い場所で携帯機が落下したことを運転者に知らせることができる。
上記告知期間を車両の速度の増加に応じて短くする車両制御装置において、好ましくは、車両の速度に応じて設定された告知期間を計測するための第2タイマーをさらに備え、告知制御部は、第2タイマーによる告知期間の計測が完了した場合に、警告手段による告知を行うように制御する。このように構成すれば、第2タイマーにより、車両の速度に応じて設定された告知期間を容易に計測することができる。
上記車両の速度が大きくなるにしたがって送信周期が小さくなるように制御する車両制御装置において、好ましくは、送信制御部は、車両の速度が実質的に一定の状態で継続している場合に、コード要求信号の送信周期が大きくなるように制御する。このように、車両の速度が実質的に一定の状態が継続している場合には、運転者の大きく動く動作が少なくなると考えられるため、運転者が所持している携帯機が落下する可能性が小さくなる。この場合に、上記のように、コード要求信号の送信周期が大きくなるように制御すれば、携帯機がコード信号を出力する回数を減らすことができるので、携帯機の電池の消耗を抑制することができる。
この発明の第2の局面による車両制御装置は、車両の使用許可認証用の携帯機が車両の所定の範囲内に位置しているか否かを確認するためのコード要求信号を携帯機に対して所定の送信周期で送信する送信手段と、コード要求信号を受信した携帯機から送信されたコード信号を受信する受信手段と、受信手段により受信されるコード信号のコード照合を行うコード照合手段と、コード照合手段によるコード信号の照合ができない場合に、携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に告知するための警告手段と、コード照合手段によるコード信号の照合ができない状態が連続して、車両の移動距離が第1の距離に達した場合に、警告手段に、携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを告知させる告知制御部とを備える。
この発明の第2の局面による車両制御装置では、上記のように、コード信号の照合ができない場合に、携帯機が落下していることを運転者に告知するための警告手段と、コード信号の照合ができない状態が継続して、車両の移動距離が第1の距離に達した場合に、警告手段に、携帯機が所定の範囲内に位置していないことを告知させる告知制御部とを設けることによって、コード信号の照合ができない状態が継続して第1の距離に達した場合に、携帯機が落下などしたことを運転者に警告することができるので、車両の走行速度にかかわらずに、携帯機を落とした場所から第1の距離だけ離れた場所の付近で携帯機が落下などした可能性があることを運転者に知らせることができる。これにより、車両の走行速度にかかわらず、携帯機を落とした場所から一定の距離(第1の距離)の地点で携帯機が落下したことを運転者に知らせることができる。
上記第2の局面による車両制御装置において、好ましくは、車両の移動距離が第1の距離に達して警告手段による告知が行われた場合に、最初にコード信号がコード照合手段により照合されなかった地点から車両が走行している現在地点までの距離を表示させる表示部をさらに備える。このように構成すれば、運転者は、表示部により、携帯機が落下した場所からの距離を容易に知ることができる。
上記第2の局面による車両制御装置において、好ましくは、第1の距離よりも短い第2の距離ごとに携帯機にコード要求信号を送信するように制御する送信制御手段をさらに備える。このように構成すれば、車両が第1の距離に達するまでの間に、複数回コード信号を受信することができるので、車両からのノイズおよび車両周辺環境からのノイズによってコード信号が一度欠落したことに起因して、運転者に対して過った告知をしてしまうのを抑制することができる。
上記第2の局面による車両制御装置において、好ましくは、車両が移動する際に、所定の回転部の回転を検出する回転検出手段をさらに備え、車両の移動距離は、回転検出手段の検出結果に基づいて算出される。このように構成すれば、容易に、車両が移動した距離を算出することができる。
この発明の第3の局面による車両制御装置は、車両の使用許可認証用の携帯機の落下検出を行うために、携帯機が車両の所定の範囲内に位置しているか否かを確認するためのコード要求信号を携帯機に対して所定の送信周期で送信する送信手段と、コード要求信号を受信した携帯機から送信されたコード信号を受信する受信手段と、受信手段により受信されるコード信号のコード照合を行うコード照合手段と、コード照合手段によるコード信号の照合ができない場合に、携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に告知するための警告手段と、コード照合手段がコード信号をコード照合できなかった時から、携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを警告手段が運転者に知らせるまでの告知期間を、車両の走行状況に応じて変化させるための告知制御部とを備える。
この発明の第3の局面による車両制御装置では、上記のように、コード照合手段によるコード信号の照合ができない場合に、携帯機が落下していることを運転者に告知するための警告手段と、コード照合手段がコード信号をコード照合できなかった時から、携帯機が落下していることを警告手段が運転者に知らせるまでの告知期間を、車両の走行状況に応じて変化させるための告知制御部とを設けることによって、車両の走行状況の一種である車速の増加に応じて、携帯機が車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に知らせるまでの告知期間を短くすることによって、運転者は、携帯機が落下しているか否かを早く確認することができるので、車両が高速で走行する場合にも、携帯機を落とした場所から可能な限り近い場所で携帯機が落下したことを運転者に知らせることができる。
この発明の第4の局面による車両は、上記のいずれかの構成に記載の車両制御装置を備える。このように構成すれば、たとえば、上記第1の局面による車両制御装置を車両に設けることにより、容易に、携帯機の電池の消耗を抑制しながら、携帯機を落とした場所から可能な限り近い場所で携帯機が落下したことを運転者に知らせることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による自動二輪車の全体構造を示した側面図である。図2〜図7は、図1に示した第1実施形態による自動二輪車の車両制御装置の構成を説明するための図である。なお、第1実施形態では、本発明の車両の一例として、自動二輪車について説明する。図中、矢印FWDは、自動二輪車の走行方向の前方を示している。以下、図1〜図7を参照して、本発明の第1実施形態による自動二輪車1の構成について説明する。
本発明の第1実施形態による自動二輪車1では、図1に示すように、ヘッドパイプ2の後方には、メインフレーム3が配置されている。このメインフレーム3は、メインフレーム3の本体部分を形成するフレーム本体部3aと、フレーム本体部3aの上部2点を支持する支持部3bとを有している。これらのヘッドパイプ2およびメインフレーム3によって、車体フレームが構成されている。
また、ヘッドパイプ2の上方には、図示しないスロットルが取り付けられたハンドル4が配置されている。また、ヘッドパイプ2の前方には、ヘッドパイプ2の前方を覆うフロントカウル5が設けられている。また、フロントカウル5の下方には、前輪6と、前輪6の上方に配置されるフロントフェンダ7とが配置されている。この前輪6は、一対のフロントフォーク8の下部に回転可能に取り付けられている。
また、メインフレーム3の後方の上部には、シート9が配置されている。また、メインフレーム3の後端部の下方には、後輪10が回転可能に配置されている。
ここで、第1実施形態では、ヘッドパイプ2の後方には、制御ユニット11が設けられている。この制御ユニット11には、図2に示すように、制御部12と、制御部12にそれぞれ接続された演算部13、落下検出用タイマー14、落下警告用タイマー15、インジケータ制御回路16、送受信回路17およびコード照合部18とが設けられている。なお、制御部12は、本発明の「送信制御部」および「告知制御部」の一例であり、落下検出用タイマー14は、本発明の「第1タイマー」の一例である。また、落下警告用タイマー15は、本発明の「第2タイマー」の一例である。また、送受信回路17は、本発明の「送信手段」および「受信手段」の一例であり、コード照合部18は、本発明の「コード照合手段」の一例である。
また、制御部12は、シート9(図1参照)の下方に配置されたECU(エンジンコントロールユニット)19と、ハンドル4(図1参照)の幅方向の中心部の下方に配置されたメインスイッチ20(図2参照)に接続されている。なお、制御部12と、ECU19とは、図示しないSCI(シリアル・コミュニケーション・インターフェイス)を用いて、シリアル通信されるように構成されている。また、ECU19は、ハンドル4(図1参照)に取り付けられたスタータスイッチ21と、後輪10(図1参照)の近傍に配置され、後輪10の回転数を検出するスピードセンサ22とに接続されている。なお、スピードセンサ22は、本発明の「回転検出手段」の一例である。また、ECU19は、スピードセンサ22で検出された後輪10の回転数を制御部12に伝達する機能を有する。
また、第1実施形態では、制御部12は、メインスイッチ20がオンされた場合、送受信回路17と後述する自動二輪車1の使用許可認証用のスマートキー50との通信を行うように構成されており、スマートキー50が自動二輪車1に対応するスマートキーであると判断された場合、制御ユニット11を起動する機能を有する。これにより、スマートキー50が自動二輪車1に対応するスマートキーであると判断された場合、スマートキー50の後述する落下検出のための制御ユニット11とスマートキー50と間の通信システムがオン状態になる。なお、スマートキー50は、本発明の「携帯機」の一例である。
また、第1実施形態では、演算部13は、スピードセンサ22により検出されて制御部12(ECU19)から伝達された後輪10の回転数に基づいて、車速を算出する機能を有する。また、演算部13は、図3および図4に示すように、自動二輪車1が10km/h以上の速度で走行している場合には、落下検出用タイマー14の減算カウンタ長(送信周期)t1は、自動二輪車1の車速を用いて、t1=360/車速の式から算出されるように構成されている。また、図5および図6に示すように、落下検出用タイマー14の減算カウンタ長t1を算出する場合と同様に、落下警告用タイマー15の減算カウンタ長t2は、t2=3600/車速の式から算出されるように構成されている。また、図4および図6に示すように、自動二輪車1が走行する速度が10km/h以下の場合には、落下検出用タイマー14の減算カウンタ長t1(図4参照)は、60秒に固定されるとともに、落下警告用タイマー15の減算カウンタ長t2(図6参照)は、360秒に固定される。また、落下検出用タイマー14は、制御部12によりオンされた場合、t1秒後に減算カウンタが0になるように構成されている。また、落下警告用タイマー15は、制御部12によりオンされた場合、t2秒後に減算カウンタが0になるように構成されている。
また、インジケータ制御回路16は、フロントカウル5の後方に配置されたメータ23(図1参照)に設けられたインジケータ24に接続されている。また、このメータ23、スピードセンサ22、ECU19および制御ユニット11により、車両制御装置25が構成されている。また、メータ23には、液晶表示部からなる距離メータ26が設けられている。この距離メータ26は、後輪10の回転数を検出するスピードセンサ22によって取得される後輪10の回転数に基づいて、演算部13により算出される自動二輪車1が走行した距離を表示する機能を有する。なお、制御部12と、距離メータ26とは、図示しないSCIを用いて、シリアル通信されるように構成されている。また、インジケータ制御回路16は、制御部12からの信号により、インジケータ24を点滅または消灯させる機能を有する。なお、インジケータ24は、本発明の「警告手段」の一例である。
また、送受信回路17は、スマートキー50と通信可能に構成されている。具体的には、第1実施形態では、スマートキー50には、図示しない電池が内蔵されているとともに、スマートキー50が自動二輪車1に対応しているか否かを判断するための個体識別コードと、運転者がスマートキー50を落下したか否かを判断するために、スマートキー50が自動二輪車1から所定の範囲(約1m)以内に位置しているか否かを確認するための落下検出用コードとが記録されている。この個体識別コードは、盗難防止機能を高めるために、複雑で長いコードにより構成されている一方、落下検出用コードは、スマートキー50が自動二輪車1から所定の範囲(約1m)以内に位置しているか否かを判断するためだけの簡易で短いコードにより構成されている。すなわち、スマートキー50から送受信回路17に個体識別コードを送信する際の個体識別コード信号は、複雑で長い信号により構成されているとともに、落下検出用コードを送信する際の落下検出用コード信号は、簡易で短い信号により構成されている。
また、送受信回路17は、個体識別コードを送信するようにスマートキー50に要求する個体識別コード要求信号と、落下検出用コードを送信するようにスマートキー50に要求する落下検出用コード要求信号とをスマートキー50に送信可能に構成されている。また、個体識別コード要求信号および落下検出用コード要求信号は、簡易で短い信号に構成されている。
また、第1実施形態では、送受信回路17は、メインスイッチ20およびスタータスイッチ21などが運転者により押された際に、制御部12により個体識別コード要求信号がスマートキー50に送信されるように構成されている。また、送受信回路17は、制御部12により、スマートキー50の落下検出のための制御ユニット11とスマートキー50との間の通信システムのオン状態で、落下検出用タイマー14の減算カウンタが0になった場合に、落下検出用コード要求信号がスマートキー50に送信されるように構成されている。また、送受信回路17は、スマートキー50から受信した信号を制御部12に伝達する機能を有する。
また、コード照合部18は、スマートキー50から受信した信号が送受信回路17から制御部12に伝達された場合に、その信号を制御部12から取得する機能を有する。また、コード照合部18には、スマートキー50に記録されたコードと同じ個体識別コードおよび落下検出用コードが記録されている。また、コード照合部18は、制御部12(スマートキー50)から個体識別コードまたは落下検出用コードが伝達された場合、伝達された個体識別コードまたは落下検出用コードと、コード照合部18に記録されている個体識別コードまたは落下検出用コードとが一致するか否かを判断するように構成されている。
図8は、図1に示した第1実施形態による車両制御装置の処理フローを示したフローチャートである。次に、図2および図8を参照して、本発明の第1実施形態による車両制御装置25の処理フローを詳細に説明する。
図8に示したステップS1において、メインスイッチ20(図2参照)がオンされたか否かが判断される。ステップS1において、メインスイッチ20がオンされていないと判断された場合には、ステップS1の判断が繰り返される。また、ステップS1において、メインスイッチ20がオンされたと判断された場合には、メインスイッチ20がオンされたことが制御部12(図2参照)に伝達されてステップS2に進む。そして、ステップS2において、送受信回路17(図2参照)から個体識別コード要求信号がスマートキー50(図2参照)に送信される。このとき、スマートキー50が制御ユニット11(送受信回路17)近傍の通信可能な範囲(約1m)内に位置している場合は、送受信回路17からの個体識別コード要求信号がスマートキー50に受信されるとともに、スマートキー50から個体識別コード信号が送受信回路17に送信される。
その後、ステップS3において、個体識別コード信号が送受信回路17により受信されたか否かが判断される。ステップS3において、個体識別コード信号が受信されていないと判断された場合には、ステップS1に戻る。また、ステップS3において、個体識別コード信号が受信されたと判断された場合には、ステップS4に進む。
その後、ステップS4において、受信した個体識別コード信号が制御部12を介してコード照合部18に伝達されるとともに、コード照合部18により、スマートキー50から受信した個体識別コード信号に対応する個体識別コードと、コード照合部18に予め記録された個体識別コードとが一致するか否かが判断される。ステップS4において、スマートキー50から受信した個体識別コード信号に対応する個体識別コードと、コード照合部18に予め記録された個体識別コードとが一致しないと判断された場合には、ステップS1に戻る。また、ステップS4において、スマートキー50から受信した個体識別コード信号に対応する個体識別コードと、コード照合部18に予め記録された個体識別コードとが一致すると判断された場合には、ステップS5に進む。そして、ステップS5において、スマートキー50の落下検出のための制御ユニット11とスマートキー50との間の通信システムがオン状態にされる。
その後、ステップS6において、スタータスイッチ21(図2参照)がオンされたか否かが判断される。ステップS6において、スタータスイッチ21がオンされていないと判断された場合には、ステップS6の判断が繰り返される。また、ステップS6において、スタータスイッチ21がオンされたと判断された場合には、ステップS7に進む。その後、ステップS7において、図示しないエンジンが始動される。
そして、ステップS8において、スマートキー50の落下検出が行われる。その後、ステップS9において、メインスイッチ20がオフされたか否かが判断される。ステップS9において、メインスイッチ20がオフされていないと判断された場合には、ステップS9の判断が繰り返される。また、ステップS9において、メインスイッチ20がオフされたと判断された場合には、処理が終了される。
図9は、図8のステップS8の落下検出の処理フローを詳細に説明するためのフローチャートである。次に、図1〜図6、図8および図9を参照して、本発明の第1実施形態による車両制御装置25の落下検出処理について詳細に説明する。
図9に示したステップS11において、スピードセンサ22(図2参照)で検出された後輪10(図1参照)の回転数が、ECU19を介して制御部12(図2参照)から演算部13(図2参照)に伝達されるとともに、演算部13により、車速が算出される。そして、ステップS12において、ステップS11において算出された車速に基づいて、演算部13により、落下検出用タイマー14の減算カウンタ長t1(図3および図4参照)が算出される。すなわち、図3および図4に示すように、落下検出用タイマー14の減算カウンタ長t1は、自動二輪車1が10km/h以上の速度で走行している場合には、自動二輪車1の車速を用いて、t1=360/車速の式から算出され、自動二輪車1が走行する速度が10km/h以下の場合には、60秒に固定される。
そして、ステップS13において、落下検出用タイマー14がオンされて、減算カウンタの減算が開始される。そして、ステップS14に進む。
その後、ステップS14において、落下検出用タイマー14の減算カウンタが0であるか否かが判断される。ステップS14において、落下検出用タイマー14の減算カウンタが0でないと判断された場合には、減算カウンタが0になるまでこの判断が繰り返される。また、ステップS14において、落下検出用タイマー14の減算カウンタが0であると判断された場合には、ステップS15に進む。
そして、ステップS15において、送受信回路17から落下検出用コード要求信号がスマートキー50に送信される。このとき、スマートキー50が制御ユニット11(送受信回路17)近傍の通信可能な範囲(約1m)内に位置している場合は、送受信回路17からの落下検出用コード要求信号がスマートキー50に受信されるとともに、スマートキー50から落下検出用コード信号が送受信回路17に送信される。
その後、ステップS16において、一定期間内に落下検出用コード信号が送受信回路17により受信されたか否かが判断される。ステップS16において、落下検出用コード信号が受信されたと判断された場合には、ステップS17に進む。そして、ステップS17において、受信した落下検出用コード信号が制御部12を介してコード照合部18に伝達されるとともに、コード照合部18により、スマートキー50から受信した落下検出用コード信号に対応する落下検出用コードと、コード照合部18に予め記録された落下検出用コードとが一致するか否かが判断される。ステップS17において、スマートキー50から受信した落下検出用コード信号に対応する落下検出用コードと、コード照合部18に予め記録された落下検出用コードとが一致すると判断された場合には、ステップS18に進む。そして、ステップS18において、落下警告用タイマー15(図2参照)がリセットされた後、ステップS19において、落下検出用タイマー14(図2参照)がリセットされて、ステップS20に進む。そして、ステップS20において、ステップS11と同様の手順によって、演算部13により、車速が算出されて、ステップS12に戻る。ステップS17において、スマートキー50から受信した落下検出用コード信号に対応する落下検出用コードと、コード照合部18に予め記録された落下検出用コードとが一致しないと判断された場合には、ステップS21に進む。また、ステップS16において、一定期間内に落下検出用コード信号が受信されていないと判断された場合には、ステップS21に進む。
その後、ステップS21において、ステップS11またはステップS20において算出された車速に基づいて、落下警告用タイマー15(図2参照)の減算カウンタ長t2(図5および図6参照)が算出されているか否かが判断される。ステップS21において、落下警告用タイマー15の減算カウンタ長t2が算出されていない場合には、ステップS22に進む。そして、ステップS22において、ステップS11およびステップS20のいずれかで算出された車速のうち、最も後に算出された車速に基づいて、落下警告用タイマー15(図2参照)の減算カウンタ長t2(図5および図6参照)が、演算部13により、算出される。この落下警告用タイマー15の減算カウンタ長t2は、図5および図6に示すように、自動二輪車1が10km/h以上の速度で走行している場合には、自動二輪車1の車速を用いて、t2=3600/車速の式から算出され、自動二輪車1が走行する速度が10km/h以下の場合には、360秒に固定される。その後、ステップS23に進む。また、ステップS21において、落下警告用タイマー15の減算カウンタ長t2が算出されている場合には、ステップS23に進む。
そして、ステップS23において、落下警告用タイマー15がオンされて、減算カウンタの減算が開始される。そして、ステップS24に進む。
そして、ステップS24において、落下警告用タイマー15の減算カウンタが0であるか否かが判断される。ステップS24において、落下警告用タイマー15の減算カウンタが0でないと判断された場合には、ステップS25に進み、落下検出用タイマー14がリセットされて、ステップS13に戻る。また、ステップS24において、落下警告用タイマー15の減算カウンタが0であると判断された場合には、ステップS26に進む。
そして、ステップS26において、インジケータ制御回路16(図2参照)により、メータ23(図2参照)に設けられたインジケータ24(図2参照)が点滅される。これにより、運転者は、スマートキー50を落下した可能性が高いことを知ることが可能となる。
その後、上記したように、図8のステップS9において、メインスイッチ20がオフされるまで、ステップS9の判断が繰り返される。そして、ステップS9において、メインスイッチ20がオフされたと判断された場合には、処理が終了される。
第1実施形態では、上記のように、スマートキー50の落下検出を行うために、車両制御装置25に、落下検出用コード要求信号を落下検出用タイマー14の減算カウンタ長t1を自動二輪車1の車速に応じて変化させる制御部12を設けることによって、たとえば、自動二輪車1の走行状況の一種である車速の増加に応じて落下検出用コード要求信号の減算カウンタ長t1を小さくするようにすれば、スマートキー50が落下しているか否かを早く確認することができるので、スマートキー50を落とした場所から可能な限り近い場所でスマートキー50が落下した可能性があることを運転者に知らせることができる。また、この場合、自動二輪車1が低速で走行する場合には、落下検出用コード要求信号の減算カウンタ長t1が大きくなるので、スマートキー50が落下検出用コード信号を出力する回数を減らすことができ、その結果、スマートキー50の電池の消耗を抑制することができる。
また、第1実施形態では、制御部12に、送受信回路17による落下検出用コード要求信号の減算カウンタ長t1を、自動二輪車1の速度に応じて変化させるように構成することによって、容易に、自動二輪車1の走行状況に応じて送受信回路17による落下検出用コード要求信号の送信周期を変化させることができる。
また、第1実施形態では、制御部12に、自動二輪車1の速度が大きくなるにしたがって、送受信回路17による落下検出用コード要求信号の減算カウンタ長t1が小さくなるように構成することによって、容易に、スマートキー50を落とした場所から可能な限り近い場所でスマートキー50が落下したことを知らせることができるとともに、低速で走行している場合や停止している場合に、効果的に、スマートキー50の電池の消耗を抑制することができる。
また、第1実施形態では、車両制御装置25に、コード照合部18が落下検出用コード信号をコード照合できない場合に、スマートキー50が自動二輪車1の半径1m以内に位置していないことを運転者に告知するためのインジケータ24を備えるようにすることによって、運転者に、容易に、スマートキー50が落下したことを運転者に知らせることができる。
また、第1実施形態では、インジケータ制御回路16を、落下警告用タイマー15の減算カウンタ長t2が0になるまでの複数回連続で、落下検出用コード信号を受信しない場合に、インジケータ24に表示するように構成することによって、自動二輪車1からのノイズおよび自動二輪車1周辺環境からのノイズに起因して、送受信回路17が落下検出用コード信号を一度受信できなかった場合にも、次回の受信時に落下検出用コード信号を受信すれば、スマートキー50が落下していないことを認識することができるので、運転者に対して、頻繁に過った告知をしてしまうのを抑制することができる。
また、第1実施形態では、制御部12に、落下警告用タイマー15の減算カウンタ長t2を、自動二輪車1の走行状況に応じて変化させるように制御させることによって、たとえば、自動二輪車1の走行状況の一種である車速の増加に応じて、スマートキー50が自動二輪車1の半径1m以内に位置していないことを運転者に知らせるまでの告知期間を短くすることによって、運転者は、スマートキー50が落下しているか否かを、早く確認することができるので、自動二輪車1が高速で走行する場合にも、スマートキー50を落とした場所から可能な限り近い場所でスマートキー50が落下したことを運転者に知らせることができる。
(第2実施形態)
図10は、本発明の第2実施形態による車両制御装置の落下検出の処理フローを示したフローチャートである。この第2実施形態では、上記第1実施形態と異なり、車速が実質的に一定の状態で継続している場合に、落下検出タイマー14の減算カウンタ長を、前回に算出した減算カウンタ長よりも1秒長くなるように算出する例について説明する。なお、この第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
また、この第2実施形態の落下検出以外の処理フローは、第1実施形態のステップS1〜ステップS9(図8参照)と同様であるため、説明を省略する。また、図10に示した第2実施形態による落下検出フローのうち、ステップS11〜ステップS26は、図9に示した第1実施形態による落下検出処理と同じであるため、説明を省略する。
以下、図2、図9および図10を参照して、本発明の第2実施形態による落下検出処理を詳細に説明する。
この第2実施形態では、図10のステップS11〜ステップS20の処理を行った後の次のステップS31において、ステップS31の直前にステップS20において算出された車速が、前回にステップS11またはステップS20において算出された車速の±3km/hの範囲内に収まっているか否かが、制御部12により判断される。ステップS31において、ステップS31の直前にステップS20において算出された車速が、前回にステップS11またはステップS20において算出された車速の±3km/hの範囲内に収まっていないと判断された場合には、ステップS12に戻る。ステップS31において、ステップS31の直前にステップS20において算出された車速が、前回にステップS11またはステップS20において算出された車速の±3km/hの範囲内に収まっていると判断された場合には、ステップS32に進む。
そして、ステップS32において、演算部13により、前回に算出された落下検出用タイマー14の減算カウンタ長t1秒よりも、1秒加算された落下検出用タイマー14の減算カウンタ長(t1+1)秒を算出される。その後、ステップS13に戻る。
第2実施形態では、上記のように、自動二輪車1の速度が、前回に算出した自動二輪車1の速度の±3km/hの範囲内である場合に、落下検出用コード要求信号の減算カウンタ長を、前回に算出した減算カウンタ長t1よりも1秒大きくなるように制御する。この場合、自動二輪車1の速度が、実質的に一定の状態が継続している場合には、運転者が大きく動く動作が少なくなると考えられるため、運転者が所持しているスマートキー50が落下する可能性が小さくなる。この場合に、上記のように、落下検出用コード要求信号の減算カウンタ長t1が大きくなるように制御することによって、スマートキー50が落下検出用コード信号を出力する回数を減らすことができるので、スマートキー50の電池の消耗を抑制することができる。
(第3実施形態)
図11および図12は、本発明の第3実施形態による車両制御装置の構成を説明するためのフローチャートである。また、図13は、本発明の第3実施形態による車両制御装置の処理フローを示した図である。この第3実施形態では、上記第1実施形態および第2実施形態と異なり、車速に応じて変化する周期(時間間隔)で落下検出および落下警告を行うのではなく、所定の距離ごとに落下検出を行うとともに、落下検出を行う距離よりも長い一定の距離に達した場合に落下警告を行う例について説明する。
この第3実施形態による車両制御装置31に含まれる制御ユニット32には、図11に示すように、制御部33と、制御部33にそれぞれ接続された落下検出用カウンタ34、落下警告用カウンタ35、インジケータ制御回路36、送受信回路37、コード照合部38および演算部39とが設けられている。なお、制御部33は、本発明の「送信制御部」および「告知制御部」の一例である。また、送受信回路37は、本発明の「送信手段」および「受信手段」の一例であり、コード照合部38は、本発明の「コード照合手段」の一例である。
また、制御部33は、ECU(エンジンコントロールユニット)40と、メインスイッチ20に接続されている。なお、制御部33と、ECU40とは、図示しないSCIを用いて、シリアル通信されるように構成されている。また、ECU40は、スタータスイッチ21と、図示しない後輪の近傍に配置され、図示しない後輪の回転数を検出するスピードセンサ41とに接続されている。なお、スピードセンサ41は、本発明の「回転検出手段」の一例である。また、ECU40は、スタータスイッチ21がオンされた際、スタータスイッチ21がオンされたことを制御部33に伝達する機能を有する。また、ECU40は、スピードセンサ41で検出された図示しない後輪の回転数を制御部33に伝達する機能も有する。
また、第3実施形態では、インジケータ制御回路36は、メータ42(図12参照)に設けられたインジケータ43に接続されている。また、インジケータ43は、本発明の「警告手段」の一例である。また、インジケータ制御回路36は、制御部33からの信号により、インジケータ43を点滅または消灯させる機能を有する。また、メータ42には、この第3実施形態の図示しない自動二輪車が走行した距離を表示する機能を有する液晶表示部からなる距離メータ44が設けられている。なお、制御部33と、距離メータ44とは、図示しないSCIを用いて、シリアル通信されるように構成されている。また、距離メータ44は、本発明の「表示部」の一例である。また、制御ユニット32、ECU40、スピードセンサ41およびメータ42により、車両制御装置31が構成されている。
また、第3実施形態では、落下検出用カウンタ34のカウンタ長は、距離D1(約150m)に設定されている。また、落下警告用カウンタ35のカウンタ長は、距離D2(約900m)に設定されている。これにより、図示しない自動二輪車の車速に係わらず、最初に落下検出用コード信号が受信されなかった地点、または、落下検出用コード信号がコード照合部38で照合されなかった地点からの距離D2(約900m)に達したときに、インジケータ43が点滅することによって、運転者にスマートキー50が落下した可能性があることを告知することが可能となるように構成されている。また、第3実施形態では、走行距離を表示させるために用いる距離メータ44に、最初に落下検出用コード信号が受信されなかった地点、または、落下検出用コード信号がコード照合部38で照合されなかった地点から現在走行している地点までの距離D3を表示させることによって、運転者に対してスマートキー50を落とした地点からの距離を知らせることが可能となるように構成されている。なお、落下警告時に、運転者がインジケータ43の点滅および距離メータ44に距離D2が表示されていることに気づかない可能性があるため、距離メータ44には、インジケータ43が点滅する距離D2の地点から自動二輪車がさらに進んだ距離を加算した上記距離D3が表示されるように構成されている。なお、距離D1は、本発明の「第2の距離」の一例であり、距離D2は、本発明の「第1の距離」の一例である。
また、第3実施形態では、送受信回路37は、メインスイッチ20およびスタータスイッチ21などが運転者により押された際に、制御部33により個体識別コード要求信号がスマートキー50に送信されるように構成されている。また、送受信回路37は、制御部33により、スマートキー50の落下検出のための制御ユニット32とスマートキー50との間の通信システムのオン状態で、落下検出用カウンタ34のカウンタ長が距離D1(約150m)になった場合に、落下検出用コード要求信号がスマートキー50に送信されるように構成されている。また、送受信回路37は、スマートキー50から受信した信号を制御部33に伝達する機能を有する。
また、コード照合部38は、スマートキー50から受信した信号が送受信回路37から制御部33に伝達された場合に、その信号を制御部33から取得する機能を有する。また、コード照合部38には、スマートキー50に記録されたコードと同じ個体識別コードおよび落下検出用コードが記録されている。また、コード照合部38は、制御部33(スマートキー50)から個体識別コードまたは落下検出用コードが伝達された場合、伝達された個体識別コードまたは落下検出用コードと、コード照合部38に記録されている個体識別コードまたは落下検出用コードとが一致するか否かを判断するように構成されている。
なお、この第3実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態および第2実施形態と同様である。次に、図11〜図13を参照して、本発明の第3実施形態による車両制御装置31の落下検出処理を詳細に説明する。なお、この第3実施形態の落下検出フローは、第1実施形態のステップS1〜ステップS9(図8参照)と同様であるため、説明を省略する。
図13に示すように、ステップS41において、スピードセンサ41(図11参照)で検出された図示しない後輪の回転数が、制御部33(図11参照)から演算部39(図11参照)に伝達されるとともに、演算部39により、自動二輪車が走行した距離が算出される。そして、ステップS42において、算出された距離は、制御部33を介して、落下検出用カウンタ34および落下警告用カウンタ35に加算される。
その後、ステップS43において、落下検出用カウンタ34のカウンタ値が、150(距離D1=約150m)であるか否かが判断される。ステップS43において、落下検出用カウンタ34のカウンタ値が150でないと判断された場合には、カウンタ値が150になるまでこの動作が繰り返される。また、ステップS43において、落下検出用カウンタ34のカウンタ値が150であると判断された場合には、ステップS44に進む。
そして、ステップS44において、送受信回路37から落下検出用コード要求信号がスマートキー50に送信される。このとき、スマートキー50が制御ユニット32(送受信回路37)近傍の通信可能な範囲(約1m)内に位置している場合は、送受信回路37からの落下検出用コード要求信号がスマートキー50に受信されるとともに、スマートキー50から落下検出用コード信号が送受信回路37に送信される。
その後、ステップS45において、一定期間内に落下検出用コード信号が送受信回路37により受信されたか否かが判断される。ステップS45において、落下検出用コード信号が受信されたと判断された場合には、ステップS46に進む。そして、ステップS46において、受信した落下検出用コード信号が制御部33を介してコード照合部38に伝達されるとともに、コード照合部38により、スマートキー50から受信した落下検出用コード信号に対応する落下検出用コードと、コード照合部38に予め記録された落下検出用コードとが一致するか否かが判断される。ステップS46において、スマートキー50から受信した落下検出用コード信号に対応する落下検出用コードと、コード照合部38に予め記録された落下検出用コードとが一致すると判断された場合には、ステップS47に進む。そして、ステップS47において、落下警告用カウンタ35(図11参照)がリセットされて、ステップS48に進む。そして、ステップS48において、落下検出用カウンタ34(図11参照)がリセットされて、ステップS41に戻る。ステップS46において、スマートキー50から受信した落下検出用コード信号に対応する落下検出用コードと、コード照合部38に予め記録された落下検出用コードとが一致しないと判断された場合には、ステップS49に進む。また、ステップS45において、落下検出用コード信号が受信されていないと判断された場合には、ステップS49に進む。
そして、ステップS49において、落下警告用カウンタ35のカウンタ値が900(900m)以上であるか否かが判断される。ステップS49において、落下警告用カウンタ35のカウンタ値が900以上でないと判断された場合には、ステップS50に進み、落下検出用カウンタ34がリセットされて、ステップS41に戻る。また、ステップS49において、落下警告用カウンタ35のカウンタ値が900以上であると判断された場合には、ステップS51に進む。
そして、ステップS51において、インジケータ制御回路36(図11参照)により、メータ42(図11および図12参照)に設けられたインジケータ43(図11および図12参照)が点滅される。これにより、運転者は、スマートキー50を落下した可能性が高いことを知ることが可能となる。
その後、ステップS52において、落下警告用カウンタ35に加算されたカウンタ値(距離)が、制御部33およびインジケータ制御回路36を介して、メータ42(図11および図12参照)に設けられた距離メータ44(図11および図12参照)に表示される。
その後、上記したように、図8のステップS9において、メインスイッチ20がオフされることにより、処理が終了される。
第3実施形態では、上記のように、落下検出用コード信号の照合ができない場合に、自動二輪車の移動距離が距離D2(約900m)に達した場合に、インジケータ43にスマートキー50が落下していることを告知させる制御部33を設けることによって、落下検出用コード信号の照合ができない状態が継続して距離D2(約900m)に達した場合に、スマートキー50が落下などしたことを運転者に警告することができるので、自動二輪車が移動する速度にかかわらずに、スマートキー50を落とした場所から距離D2(約900m)だけ離れた場所の付近でスマートキー50が落下などした可能性があることを運転者に知らせることができる。これにより、車両の走行速度にかかわらず、スマートキー50を落とした場所から一定の距離(約900m)の地点でスマートキー50が落下したことを運転者に知らせることができる。
また、第3実施形態では、インジケータ43によるスマートキー50の落下警告が行われた場合に、最初に落下検出用コード信号がコード照合部38で照合されなかった地点から現在走行している地点までの距離D3を表示させる距離メータ44を備えるように構成することによって、運転者に、スマートキー50が落下した地点からの距離を、容易に知らせることができる。なお、「照合されなかった」とは、受信がない場合、および、受信があったが、照合不成立(正規のスマートキーではないもの、あるいは、他の電波機器などからの信号受信)の場合を含む。
また、第3実施形態では、自動二輪車が移動する際に、後輪の回転を検出するスピードセンサ41を設けるとともに自動二輪車が移動する距離を、スピードセンサ41の検出結果に基づいて算出するように構成することによって、容易に、自動二輪車が移動した距離を算出することができる。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、上記実施形態では、携帯機を用いる車両制御装置を備えた車両の一例として自動二輪車を示したが、本発明はこれに限らず、携帯機(スマートキー)を用いる車両制御装置を備えた車両であれば、自転車、三輪車、ATV(All Terrain Vehicle;不整地走行車両)などの他の車両にも適用可能である。
また、上記実施形態では、スマートキーの落下警告を行う際に、インジケータに落下警告の表示を行うように構成した例について示したが、本発明はこれに限らず、警告音を発することにより落下警告を行うように構成してもよい。
また、上記第1実施形態では、落下検出用タイマーの減算カウンタ長と、落下警告用タイマーの減算カウンタ長との両方を、自動二輪車が走行する速度に応じて変化するように設定した例について示したが、本発明はこれに限らず、落下検出用タイマーの減算カウンタ長および落下警告用タイマーの減算カウンタ長のいずれかのみを、自動二輪車が走行する速度に応じて変化するように設定してもよい。
また、上記第3実施形態では、落下検出用カウンタおよび落下警告用カウンタに、スピードセンサにより計測された後輪の回転数に基づいて算出された距離を加算するように設定した例について示したが、本発明はこれに限らず、落下検出用カウンタおよび落下警告用カウンタに、スピードセンサにより計測された車輪(前輪、あるいは、後輪)の回転数を加算するように設定してもよい。
本発明の第1実施形態による自動二輪車の全体構造を示した側面図である。 図1に示した第1実施形態による自動二輪車の車両制御装置の構成を説明するための図である。 図1に示した第1実施形態による自動二輪車の落下検出用タイマーの減算カウンタ長の算出について説明するための図である。 図1に示した第1実施形態による自動二輪車の落下検出用タイマーの減算カウンタ長の算出について説明するためのグラフである。 図1に示した第1実施形態による自動二輪車の落下警告用タイマーの減算カウンタ長の算出について説明するための図である。 図1に示した第1実施形態による自動二輪車の落下警告用タイマーの減算カウンタ長の算出について説明するためのグラフである。 図1に示した第1実施形態による自動二輪車のメータの構成を説明するための図である。 図1に示した第1実施形態による車両制御装置の処理フローを示したフローチャートである。 図1に示した第1実施形態による車両制御装置の落下検出の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の第2実施形態による車両制御装置の落下検出の処理フローを示したフローチャートである。 本発明の第3実施形態による車両制御装置の構成を説明するための図である。 発明の第3実施形態による車両制御装置のメータの構成を説明するための図である。 本発明の第3実施形態による車両制御装置の落下検出の処理フローを示したフローチャートである。
符号の説明
1 自動二輪車(車両)
12、33 制御部(送信制御部、告知制御部)
14 落下検出用タイマー(第1タイマー)
15 落下警告用タイマー(第2タイマー)
17、37 送受信回路(送信手段、受信手段)
18、38 コード照合部(コード照合手段)
22、41 スピードセンサ(回転検出手段)
24、43 インジケータ(警告手段)
25、31 車両制御装置
44 距離メータ(表示部)
50 スマートキー(携帯機)

Claims (16)

  1. 車両の使用許可認証用の携帯機の落下検出を行うために、前記携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置しているか否かを確認するためのコード要求信号を前記携帯機に対して所定の送信周期で送信する送信手段と、
    前記コード要求信号を受信した前記携帯機から送信されたコード信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信される前記コード信号のコード照合を行うコード照合手段と、
    前記送信手段による前記コード要求信号の送信周期を前記車両の走行状況に応じて変化させる送信制御部とを備える、車両制御装置。
  2. 前記送信制御部は、前記送信手段による前記コード要求信号の送信周期を、前記車両の速度に応じて変化させる、請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記送信制御部は、前記車両の速度が大きくなるにしたがって、前記送信手段による前記コード要求信号の送信周期が小さくなるように制御する、請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記コード要求信号の送信周期を計測するための第1タイマーをさらに備える、請求項3に記載の車両制御装置。
  5. 前記コード照合手段が前記コード信号をコード照合できない場合に、前記携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に告知するための警告手段をさらに備える、請求項1に記載の車両制御装置。
  6. 前記警告手段は、前記受信手段が前記コード信号を複数回連続で受信しない場合に、前記運転者に前記携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置していないことを告知するように構成されている、請求項5に記載の車両制御装置。
  7. 前記コード照合手段が前記コード信号をコード照合できなかった時から、前記携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置していないことを前記警告手段が前記運転者に知らせるまでの告知期間を、前記車両の走行状況に応じて変化させるための告知制御部をさらに備える、請求項5に記載の車両制御装置。
  8. 前記告知制御部は、前記告知期間を、前記車両の速度の増加に応じて短くする、請求項7に記載の車両制御装置。
  9. 前記車両の速度に応じて設定された告知期間を計測するための第2タイマーをさらに備え、
    前記告知制御部は、前記第2タイマーによる前記告知期間の計測が完了した場合に、前記警告手段による告知を行うように制御する、請求項8に記載の車両制御装置。
  10. 前記送信制御部は、前記車両の速度が実質的に一定の状態で継続している場合に、前記コード要求信号の送信周期が大きくなるように制御する、請求項3に記載の車両制御装置。
  11. 車両の使用許可認証用の携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置しているか否かを確認するためのコード要求信号を前記携帯機に対して所定の送信周期で送信する送信手段と、
    前記コード要求信号を受信した前記携帯機から送信されたコード信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信される前記コード信号のコード照合を行うコード照合手段と、
    前記コード照合手段による前記コード信号の照合ができない場合に、前記携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に告知するための警告手段と、
    前記コード照合手段による前記コード信号の照合ができない状態が継続して、前記車両の移動距離が第1の距離に達した場合に、前記警告手段に、前記携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置していないことを告知させる告知制御部とを備える、車両制御装置。
  12. 前記車両の移動距離が前記第1の距離に達して前記警告手段による告知が行われた場合に、最初に前記コード信号が前記コード照合手段により照合されなかった地点から前記車両が走行している現在地点までの距離を表示させる表示部をさらに備える、請求項11に記載の車両制御装置。
  13. 前記携帯機に前記コード要求信号を送信する送信周期として、前記第1の距離よりも短い第2の距離ごとに前記コード要求信号を送信するように制御する送信制御手段をさらに備える、請求項11に記載の車両制御装置。
  14. 前記車両が移動する際に、所定の回転部の回転を検出する回転検出手段をさらに備え、
    前記車両の移動距離は、前記回転検出手段の検出結果に基づいて算出される、請求項11に記載の車両制御装置。
  15. 車両の使用許可認証用の携帯機の落下検出を行うために、前記携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置しているか否かを確認するためのコード要求信号を前記携帯機に対して所定の送信周期で送信する送信手段と、
    前記コード要求信号を受信した前記携帯機から送信されたコード信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信される前記コード信号のコード照合を行うコード照合手段と、
    前記コード照合手段による前記コード信号の照合ができない場合に、前記携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置していないことを運転者に告知するための警告手段と、
    前記コード照合手段が前記コード信号をコード照合できなかった時から、前記携帯機が前記車両の所定の範囲内に位置していないことを前記警告手段が前記運転者に知らせるまでの告知期間を、前記車両の走行状況に応じて変化させるための告知制御部とを備える、車両制御装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の車両制御装置を備える、車両。
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