JP2008035957A - 食材混合釜の揺動制御装置 - Google Patents

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基之 菊池
Hideo Takimoto
秀夫 滝本
Kazuhiko Yamamoto
山本  和彦
Takeshi Yumitatsu
武志 弓達
Kihachiro Hase
喜八郎 長谷
Yasuhiro Miyauchi
康弘 宮内
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Abstract

【課題】
電源が60Hzの地域でも50Hzの地域でも混合釜の揺動角度を一定にして食材混合の性能を維持することを課題とする。
【解決手段】
モータ1によって混合釜2を往復回動揺動して、この混合釜2に収容の食材を混合する食材混合釜において、このモータ1を電動する電源周波数に基づいて電動揺動時間tを自動変更して、混合釜2の揺動角αを補正制御することを特徴とする揺動制御装置の構成とする。モータ1の電動回転によって混合釜2が一定の角度αにわたり往復回動揺動されて、この混合釜2内の食材が混合される。このときの電源周波数が所定の基準値よりも低いときは、この電源周波数に基づいて、このモータ1の電動揺動に要する時間tが長くなるように変更されて、この揺動角αが所定の基準値になるように補正されて維持される。
【選択図】 図1

Description

この発明は、寿司用飯米に寿司酢を混ぜ合わせるような食材混合のための食材混合釜において、この混合釜を、混合のために一定角度揺動する揺動制御装置に関するものである。
電動モータによって混合釜を往復揺動させて食材を混合する技術や、混合釜の揺動時間や停止時間等を各種のコースモード毎にタイマー設定して制御する技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開2002ー186561号公報(第3頁、図1、図7)。
電動モータによって混合釜を一定の角度域にわたって往復回動揺動する形態では、この混合釜の揺動角度や、揺動速度等が所定の設定域にあることが必要であり、この設定域に揺動されない場合は、混合撹拌の性能、又は排出性能等が低下することが多く、所定の性能を発揮でき難いものである。例えば、電源60Hzを要する混合釜の電動モータを、電源50Hzである地域の電源を用いて運転するときは、電動モータの回転数が低下すると共に、混合釜の揺動角度も小さくなって、食材混合が不十分となる等の所定の性能を発揮できないことが多い。又、このようなとき、作業者は、どこに原因があって性能低下を生じているのか、判明し難いことが多い。
請求項1に記載の発明は、モータ1によって混合釜2を往復回動揺動して、この混合釜2に収容の食材を混合する食材混合釜において、このモータ1を電動する電源周波数に基づいて、電動揺動時間Tを自動変更して(タイマー補正)、混合釜2の揺動角αを補正制御することを特徴とする揺動制御装置の構成とする。モータ1の電動回転によって混合釜2が一定の角度αにわたり往復回動揺動して、この混合釜2内の食材を混合する等の場合においては、このときの電源周波数が所定の基準値よりも低いときは、この電源周波数に基づいて、このモータ1による電動揺動時間Tを変更制御(タイマー補正する)して、揺動角度αを一定に維持して揺動させる。即ち、この混合釜の運転に必要な電源周波数を自動選択して、このモータ1の電動揺動に要する時間Tが長くなるように変更して、この揺動角αが所定の基準値になるように補正して揺動される。
請求項2に記載の発明は、前記モータ1を電動する電源周波数の検出によって、この検出周波数をモニター3に所定時間表示することを特徴とする。前記混合釜2の駆動モータ1を電動するとき、このモータ1を電動する電源の周波数がモニター3に所定時間にわたって表示させる。作業者はこのときのモニター3の表示を監視することによって電源周波数が適正であるか、否かを確認して後続作業するものである。
請求項3に記載の発明は、前記収容食材を混合する混合釜2の混合姿勢Aでの揺動制御後に、この混合姿勢Aの混合釜2の釜口4を下向きにする排出姿勢Bに反転させて、この排出姿勢Bで往復揺動して排出すると共に、このモータ1を電動する電源周波数に基づいて、電動揺動時間T2を自動変更して(タイマー補正)、混合釜2の揺動角α2を補正制御することを特徴とする。前記混合釜2の混合姿勢Aでは、混合釜2に食材を収容した状態で一定の角度域を往復揺動して食材の混合を行わせる。このときモータ1の電源周波数が異なる場合は、電動揺動時間T2の制御が行われ、揺動角α2が補正される。この混合釜2の混合された食材を排出するときの排出姿勢Bでは、混合釜2の釜口4部を下側に向けて一定の角度α2にわたって往復揺動して混合済み食材を釜口4部から排出させる。この排出時の電動揺動時間T2の変更制御が行われて排出揺動角α2が補正されるために、混合済み食材の振出し力を維持して、安定した排出作用を行わせることができる。
請求項1に記載の発明は、混合釜2を駆動するためのモータ1の電源周波数に基づいて、このモータ1を電動する電動揺動時間Tを自動変更して、この混合釜2の揺動角αを一定にするように維持するため、電源周波数の異なる個所での運転が簡単容易であり、食材混合等の性能を高く維持することができ、操作性を簡単にすることができると共に、センサーや、スイッチ等の特別の部品を少なくして、構成を簡単にし、生産コストを安価にすることができる。
請求項2に記載の発明は、前記モータ1電動の電源周波数を、所定時間にわたってモニター3に表示させるため、電源周波数を容易に確認することができ、後続作業においての監視点検作業を容易にすることができる。
請求項3に記載の発明は、モータ1の電源動周波数が異なる場合は、電動揺動時間T2の変更制御が行われ、排出揺動角α2が補正されるため、食材を収容した状態の混合姿勢Aからこの混合釜2の混合された食材を排出するときの排出姿勢Bに移行した状態では、釜口4部を下側に向けて一定の排出揺動角度α2にわたって往復揺動して残留物を振り出する排出性能を高めることができ、安定した排出作用を行わせることができる。
発明を実施するための最良の形態について、特に酢と米飯を混合する食材混合機について説明する。
混合釜2は、機体5上部の揺動軸6の回りに所定の角度α域を往復揺動させる形態としている。この混合釜2において、食材を混合するときは、混合揺動角度α1(α1=220度)を往復回動揺動して、この混合姿勢Aにおける混合釜2の内部に供給した食材を撹拌混合する。又、この食材混合作用の終了後は、混合釜2を反転して、釜口4を下方に向けた排出姿勢Bで、この混合釜2を所定の排出揺動角度α2(α2=30度)を往復揺動して混合済み食材をこの釜口4から下方の取出容器7へ排出する形態である。このような混合釜2の往復揺動は、何れも機体5上に設ける電動モータ1回転によってチエン17伝動駆動される。この発明は、これら何れの混合揺動角度α1、又は、排出揺動角度α2の補正においても利用できる。又、これら混合揺動と排出揺動の行程は、混合揺動作用が終了した後で排出揺動作用が行われ、かつ、この電源周波数はこれらの作業行程の最初、開始時に検出するものであり、全作業行程の終わるまでは殆ど変化しないものである。従って、この電源周波数を検出したときに、混合揺動角と排出揺動角の電動揺動時間Tであるところの、混合揺動時における混合揺動時間T1、及び排出揺動時における排出揺動時間T2として、コントローラのマイコンで各々パラメータ制御演算しておき、各行程ではこの算出された各データに基づいて出力制御するように構成している。又、この混合釜2の揺動には、混合揺動の前行程として左右に略180度の揺動角度βで往復揺動するほぐし行程や、前記混合行程の後には、この混合行程と略同じ揺動角度の蒸らし行程等の往復揺動行程を設けることができ、これらの揺動行程においても電動揺動時間Tの補正を行うことができる。
前記機体5は、後側のボックス8の上部に前後方向の筒軸形態の揺動軸6を回動自在に支持して、この揺動軸6の前端に混合釜2を取付ける。このボックス8の前側下方に上側の混合釜2から排出される仕上り食材の取出を受ける取出容器7を支持するテーブル9を有する。このボックス8の上部には各部操作の操作板10等を設け、内部には電動モータ1や、このモータ1によって駆動される送風フアン11、及び、この送風を案内する送風筒12等を配置する。この送風筒12は上端を前記揺動軸6の中心部に形成の軸筒13内に連通して、この軸筒13を介して混合釜2内に送風案内するように構成している。
この混合釜2は、揺動軸6に支持する下釜20と、釜口4を形成してこの下釜20に対して係止具14で着脱可能の上釜21とで構成する。この係止具14を外して、上釜21のハンドル15把持して下釜20から外して、この下釜20口部を開放し、この下釜20や、上釜21等を洗浄したり、又、この下釜20に混合する食材を所定量供給することができる。この下釜20に上釜21を嵌合するときは、内部に撹拌具16を介入して、これら下釜20と上釜21との接合縁部間に撹拌具16を挟持させて固定する。そして、混合釜2に食材を供給するときは、この上釜21を取外して下釜20口部を開放した状態、又は、この上釜21を取付けた状態のままの状態にして、この開放した下釜20口部、又はこの上釜21を取付けた状態の釜口4部から供給するが、混合処理するときや、この混合処理後の食材を排出するときは、この上釜21を取付けた状態で行い、このうち排出するときは、上釜21を有した状態のままで釜口4を下向きY2にして排出する。
前記混合釜2の回動揺動は、釜口4を真上死点位置Y1の一側(前記操作板10設置側)部寄り傾斜方向に向けた供給位置Kを原点基準位置にして、混合揺動や、排出揺動後の最終位置もこの供給位置Kに復帰する。混合釜2の混合姿勢Aの混合揺動角度α1は、この上死点位置を中心として、この位置から左右一定角度域にわたるもので、例えば、α1=220度に設定している。混合釜2の混合行程ではこの混合揺動角度α域を複数回にわたり往復揺動するように設定するものである。この混合揺動角度α1においては送風フアン11を駆動して混合釜2内へ送風し混合食材を冷却するが、このうち供給位置K側寄りの適宜角度の送風停止域Lの揺動では、送風フアン11の駆動を自動停止して混合食材に蒸らし作用を与え、これと反対の側における角度の送風域Mにおいて、この送風フアン11を自動駆動するように制御構成している。
又、この混合釜2の排出姿勢Bの排出揺動角度α2は、釜口4部を真下死点位置Y2に向けた状態にして、この下死点位置Y2を中心として、この位置から左右一定の揺動角度α2域にわたるもので、例えば、α2=30度に設定している。排出姿勢Bではこの揺動角度α2域を数回往復揺動を繰り返して混合済食材の残留物を振り出すようにして排出させる。又、これら各排出揺動行程の終端位置では数秒間にわたって揺動を停止する揺動停止時間t2を設定して、この停止時間t2中に前記送風フアン11を駆動して、排出姿勢Bの混合釜2内へ送風して、食材の排出を促進するものである。
このような混合釜2の揺動の各停止時は、この混合釜2の停止と共に、送風フアン11を伝動している。前記混合姿勢Aにおける送風停止域Lの送風フアン11の停止や、電動送風域Mを決めてフアン11駆動制御することができ、又、この混合釜2の排出姿勢Bにおける間歇揺動停止時間t1、t2、t3等を決めると共に、この各往復揺動の間歇停止時間t1、t2、t3において送風フアン11を電動して混合釜2内へ送風するように構成している。
前記操作板10には、この混合釜2を運転するための操作スイッチや、モニター等を配置している。電源スイッチ25や、運転開始スイッチ26、各混合行程を予め設定のプログラムに沿って自動的に連続して行わせる自動スイッチ27、混合釜2内の食材を排出する排出スイッチ28、運転作用行程の各モード時間を手動で設定して行う手動設定スイッチ29、同じ行程を繰返し行わせる繰返しスイッチ30、及び、運転進行時間や、設定時間、電源周波数等をデジタル表示する表示器(モニター)3等を設ける。又、食材混合条件を設定するための設定スイッチ32や、混合釜2内に供給する食材量を設定するための食材量設定スイッチ33、作業者が特別に設定した運転モードで運転させるユーザスイッチ34、タイマー設定のための上下スイッチ35、混合釜2の姿勢を基準の供給位置に復帰するための復帰スイッチ36、混合釜2を乾燥する乾燥位置に回動するための乾燥スイッチ37、及び、前記設定スイッチ32により混合条件を設定するために各「運転」、「ほぐし」、「混合」、「蒸らし」、「間歇」、「送風」モード毎の時間を設定するモード選択スイッチ38を設ける。39は風量調節レバーで、送風フアン11による風量を調節できる。
電源スイッチ25をONすると、操作板10の各スイッチや、表示器31等は点灯し、乃至点灯表示することができる状態となる。そして、この電源スイッチ25により電源周波数(50Hz、60Hz、又は、その他の周波数)の電流が流れることによって、このときの電源周波数を表示器31にデジタル表示すると共に、この周波数によってコントローラにおけるパラメータ制御によって、揺動角度αを維持するためのモータ1の電動揺動時間Tを算出設定(タイマー補正)する。この周波数、及び電動揺動時間Tに基づいてモータ1を電動して往復駆動することになる。従って、本機のモータ1に設定されている電源周波数と異なる周波数の電源電流が流れるときは、このモータ1の電動にタイマー補正が行われる。電源周波数が少ないときは電動揺動時間Tを長くし、電源周波数が多いときは電動揺動時間Tを短くするようにタイマー補正する。このため、混合釜2の揺動角度αは電源周波数の如何に拘らず設定目標基準の角度αに維持される。このような混合釜2の揺動角αの補正制御は、食材混合時の混合揺動角度α1や、排出揺動角α2、その他の揺動角度等の揺動制御において、混合揺動時間T1、又は排出揺動時間T2を変更して同様にして行うことができる。
この電源スイッチ25をONして、食材の混合作用を行わせる場合、混合釜2は既に供給位置Kに位置されているが、もし、この混合釜2が供給位置K以外の位置にある時は、釜復帰スイッチ36等を操作して供給位置Kに位置させて、この位置で作業者が所定量の食材を釜口4から供給する。寿司飯の酢合せの場合は、予め計量して用意した米飯と寿司酢とを供給する。この場合、上釜21や、撹拌具等が下釜20から取り外されているときは、この下釜20に供給してから、これら撹拌具を装着すると共に、上釜21を取付けて混合姿勢Aとする。ここで、設定スイッチ32、及び食材量設定スイッチ33等を操作して供給した食材量を設定する。又各モードを指定するときはモード選択スイッチ38や、上下スイッチ35等を操作して各モード毎の時間を指定設定する。このようにして混合条件を決めると、自動制御させる場合は自動スイッチ27と開始スイッチ26とをONすることにより混合作用を開始する。
開始スイッチ26のONによって、モータ1が電動されて、供給位置Kに位置する混合釜2が所定の回動位相位置における混合揺動角度α1域を左右に往復回動揺動される。この揺動回数は前記モード選択スイッチ38により設定された全混合時間によって決められるもので、この各揺動角度α1における各回動時間T1は、例えば、T1=4秒、〜6秒の範囲で設定されてる。そして、この混合時間T1の設定によって複回数の往復揺動が行われるように設定している。この混合時間等は、ユーザスイッチ34によって使用者の好みに応じた状態に設定することができる。又、この混合揺動角度α1は、前記供給される食材の供給量によって自動的に決定するように構成している。供給量が多いときは混合揺動角度α1が大き過ぎると、この混合釜2の揺動によって釜口4部から食材がオーバフローし易くなるため、これを抑制するために、供給量が多くなるに従って混合揺動角度α1を小さくするように設定している。
このとき、混合釜2を混合揺動角度α1を往復揺動することによって、混合釜2内での食材が撹拌混合される。この混合揺動作用中は、送風フアン11が回転されて送風筒12や軸筒13部等を経て混合釜2内に吹き込まれて、食材の冷却作用が行われる。この送風フアン11は混合釜2の各揺動行程のうち送風域Mにおいて行われ、送風停止域Lにおいては回転停止されるように、フアンモータの間歇的電動出力制御が行われる。
このようにして混合作用が終わると、混合揺動時間の終了によって混合姿勢Aの混合釜2が、釜口4部を下方の下死点位置Y2に向けるように回動して一定時間t1(数秒間)停止する。このとき、釜口4がテーブル9上に置かれている取出容器7にのぞんでいて混合釜2の食材の排出を受けることができる。これによっては混合食材の排出が完全に行われないことが多い。続いて混合釜2は排出姿勢Bを維持した状態で排出揺動角度α2域の往復揺動作用が行われる。このとき、モータ1の電動においては、前記のようにタイマー補正が行われていて、電源周波数の如何に拘らず所定の排出揺動角度α2に揺動される。従ってこの混合釜2の所定の揺動速度が維持されて、この揺動によって内部の残留食材が釜口4部から振り出されるようにして残留物のないように排出される。このような排出揺動時間が終了すると下死点位置Y2で一定時間t3にわたって停止する。この致死時間が終了すると、空の混合釜2は、下死点位置Y2から供給位置Kへ回動復帰して停止する。続く食材の供給を待つ。
このような食材混合作業の完了によって、混合釜2の内部を乾燥する。このとき水洗浄等を行うこともできる。乾燥スイッチ37をONすると、混合釜2は下死点位置Y2に回動して、10秒間停止すると共に、送風フアン11が駆動されて送風し、混合釜2内周面を乾燥する。この停止時間が経過すると、続いて混合釜を下向きにしたままの状態で、乾燥風を送風しながら、前記混合食材の排出行程と同様にして一定の揺動角α2域を往復揺動させて揺動乾燥制御を行うことができ、水切り作用を十分に行う。この場合も、前記電源周波数の異なるときは、この混合釜2の揺動角度α2が設定目標角度に維持されて、水切り乾燥を効果的に維持する。このとき、混合釜2の上釜21を取外した状態で、洗浄乾燥するときは、この下釜20を下向きに反転させた状態にして、釜乾燥スイッチ37をONして同様にして往復揺動しながら送風乾燥することができる。又、この乾燥を終わると、釜乾燥スイッチ36をONして下釜20を上向きの供給位置Kに戻すことができる。
次に、主として、図8において、前記送風フアン11から混合釜2へ送風案内する送風筒12に、電子冷却器41、氷受器42、又は給水カーテン46等を設けて、送風を冷却して混合釜2の混合食材の冷却効果を高めるものである。冷却器41は送風筒12の側面に取付けて、熱交換による冷却風をこの送風筒12内に吹込むように構成している。又、氷受器42は、この送風筒12の底面を受皿とした形態で、ドレンパイプ43を設け、又、送風筒12の側面の供給口44には開閉可能の蓋漏斗45を設け、この蓋漏斗45を外側に開くことによって供給口44から氷を供給することができる。又、給水カーデン46は布材等から構成されて、該送風筒12の底部に水タンク47を形成して、この水タンク47の上部に垂下させて設け、この水タンク47の貯水を吸い上げて、この送風筒12を流れる送風を加湿するものである。この冷却用水は送風筒12の側面の給水口48から補給することができる。
次に、主として図9に基づいて、前記混合釜2の混合作用中において、前記送風フアン11、及び送風筒12等を通して混合筒2内へ冷風を送込むが、これと同時に、この混合釜2の釜口4からも直接冷風うを送込むように構成したもので、混合食材の冷却を高めると共に、前記軸筒13部からとこの釜口4部からの送風によって、この釜口4から寿司酢が遠くへ飛散するのを抑制するものである。送風筒12には該釜口4へのぞむ送風筒49を分岐して設け、この分岐口50に開閉弁41を設ける。この開閉弁41を開いて分岐口50から一部の送風を送風筒49へ分流させて、釜口4からも冷風を吹込むことができる。
次に、主として図10基づいて、前記混合釜2の回動する揺動軸6の周りに上下回動可能の安全作業用のガードバー52を、釜口4に対向させることができるように設ける。このガードバー52には該釜口4に対向する拡散板53を設ける。この拡散板53を釜口4に対向させることによって、寿司酢蒸気の釜口4直前方への飛散を抑制することができる。又、このガードバー52が釜口4の回動位置部に下動しているときのみ、混合釜2による混合運転を行わせるように制御構成することができる。
次に、主として図11に基づいて、前記混合釜2の自動揺動制御において、食材を混合するときは、この混合条件の設定が行われて、自動スイッチ27をON、及び開始スイッチ26のONによって、混合釜2が左右に往復揺動されて混合揺動制御が行われる(メインルーチンM1)。このとき、混合揺動制御を行わないでメンテナンスモードとする場合は、手動操作で運転することができる。又、該混合揺動行程が終了して混合釜2から混合済み食材を取出す排出行程においては、デーブル9上の取出容器7の有無を容器センサ55によって検出しながら、この容器7がセットされているときは自動的に混合食材の排出が行われる(メインルーチンM2)。このとき、この取出しが終了するとると終了警報がブザー等から発信される。もし、このとき容器センサ55が取出容器7を検出しないときは終了警報が発信されない。前記混合揺動行程を終了時にテーブル9上に取出容器7が無いときは、容器センサ55の容器無しの検出が行われる。ここで、取り出し容器7をリセットすることによって、自動的に、又は手動により混合釜2からの混合済み食材の取出しが行われる(サブルーチンS1)。この取出しが終わると終了警報が発信される。このとき、前記テーブル9上に取出容器7がリセットされないときは、容器センサ55による容器検出が行われないため、警報が発信される(サブルーチンS2)。このため、これら容器センサ55による有、無の検出と、警報等によって、容器センサ55が、誤検出しているか、故障しているか等を簡単に判別することができると共に、誤取出を防止することができる。このとき容器センサ55に故障がある時は、前記手動取出し操作、又は、メンテナンスモード処理することになる。
(イ)食材混合釜の混合揺動を示す図 (ロ)食材混合機の正面図 食材混合機の側面図 食材混合機の平面図 背面から見た食材混合機の駆動構成を示す図 側面から見た駆動軸の構成を示す図 操作盤図。 (イ)その排出揺動を示す正面図 (ロ)食材混合機の正面図 (イ)一部別例を示す送風筒部の斜面図 (ロ)一部別例を示す送風筒部の斜面図 (ハ)一部別例を示す送風筒部の斜面図 一部別例を示す送風筒部の斜面図 混合釜ガード用のガードバー部の斜視図 混合釜揺動制御の一部別例を示す制御フローチャート
符号の説明
1 モータ
2 混合釜
3 モニター
4 釜口
A 混合姿勢
B 排出姿勢
T 電動揺動時間
T1 混合揺動時間
T2 排出揺動時間
α 揺動角度
α1 混合揺動角度
α2 排出揺動角度

Claims (3)

  1. モータ(1)によって混合釜(2)を往復回動揺動して、この混合釜(2)に収容の食材を混合する食材混合釜において、このモータ(1)を電動する電源周波数に基づいて電動揺動時間(T)を自動変更して、混合釜(2)の揺動角(α)を補正制御することを特徴とする揺動制御装置。
  2. 前記モータ(1)を電動する電源周波数の検出によって、この検出周波数をモニター(3)に所定時間表示することを特徴とする請求項1に記載の食材混合釜の揺動制御装置。
  3. 前記収容食材を混合する混合釜(2)の混合姿勢(A)での揺動制御後に、この混合姿勢(A)の混合釜(2)の釜口(4)を下向きにする排出姿勢(B)に反転させて、この排出姿勢(B)で往復揺動して排出すると共に、このモータ(1)を電動する電源周波数に基づいて、電動揺動時間(T2)を自動変更して、混合釜(2)の揺動角(α2)を補正制御することを特徴とする請求項1、又は2に記載の食材混合釜の揺動制御装置。
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