JP2008253185A5 - - Google Patents

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食材混合装置
この発明は、混合釜に寿司用飯米に寿司酢を混ぜ合わせるような食材を収容して混合する食材混合装置に関する。
電動モータによって混合釜を往復回動揺動させて食材を混合する技術(例えば、特許文献1参照)が知られている。
特開平11ー332487号公報(第4頁、図1)。
混合食材の排出作業を的確、円滑に行わせることができ、安全にして能率のよい食材混合作業を行わせることができ、混合済食材の誤排出を防止することを課題とする。
請求項1に記載の発明は、上部に釜口(4)を設ける混合釜(2)を横軸芯に回動自在の釜軸(1)に取り付け、釜軸(1)の回動動作により収容食材を混合する食材混合工程と、該食材混合工程の後に混合釜(2)を反転して釜口(4)を下向きにして混合釜(2)内の食材を混合釜(2)の下方に載置する取出容器(7)に排出する排出工程とを行なう食材混合装置において、取出容器(7)の載置の有無を検出する容器センサ(18)を設け、該容器センサ(18)が取出容器(7)を検出すると前記排出工程を行える構成とし、食材混合工程の終了後に容器センサ(18)が取出容器(7)を検出しないときは排出工程を行なえない構成としたことを特徴とする食材混合装置。
複数の食材を混合釜(2)に供給し、釜軸(1)の周りに往復回動して食材混合工程を行い、複数の食材を混合することができる。この食材混合工程の終了後に、容器センサ(18)が混合釜(2)の下方に取出容器7を載置しているを検出すると、混合釜2が反転して食材排出姿勢となり、混合済の食材を混合釜から取出容器へ排出するものである。このとき、容器センサ(18)が取出容器7を検出しないと、排出工程を行なえないようになっている。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明にあって、食材混合工程終了後の設定時間(Ts)内に取出容器(7)を検出すると排出工程を自動に行なう構成とし、前記設定時間(Ts)を経過しても取出容器(7)を検出しないときは自動排出から手動排出に移行することを特徴とする。
請求項1に記載の発明は、取出容器(7)が載置されているとき排出工程を可能とすることによって、混合食材の排出作業を的確、円滑に行わせることができ、安全にして、能率のよい食材混合作業を行わせることができ、混合済食材の誤排出を防止することができる。
請求項2に記載の発明は、取出容器(7)の載置が遅れたときや、置き忘れたとき等においても、食材混合工程終了後の一定の設定時間内に取出容器(7)を載置すると自動的に排出工程を行なうことで、混合食材の排出作業を円滑に行わせることができ、作業性を高めることができる。
また、この設定時間(Ts)内に取出容器(7)が置かれないときは食材の排出を手動操作で行うことができる。
図例に基づいて、混合釜2は、機体5上部の釜軸1の回りに所定の角度Q域を往復揺動させる形態としている。この混合釜2において、食材を混合するときは、この混合釜2の釜口4部を上側に向けた混合姿勢bにして、この揺動角度Qを混合揺動角度Qb(Qb=220度)として往復回動揺動し、この混合姿勢bにおける混合釜2の内部に供給した食材を撹拌混合する。
又、この食材混合工程の終了後は、混合釜2を反転して、釜口4を下方に向けた排出姿勢eにして、この混合釜2を所定の排出揺動角度Qe(Qe=30度)を往復揺動して混合済み食材をこの釜口4から下方の取出容器7へ排出する排出工程に移行する形態である。
このような混合釜2の往復揺動は、何れも機体5上に設ける電動モータ6回転によってチエン17伝動で駆動される。この電動モータ6は回転速度を制御可能な形態としており、インバータ電動のモータを用いることもできる。このモータ6の電動出力を調節することによって混合釜2の揺動速度を変更制御することができる。
前記機体5は、横側のボックス8の上部に横方向の筒軸形態の釜軸1を回動自在に支持して、この釜軸1に混合釜2を取付ける。このボックス8の下方に上側の混合釜2から排出される混合仕上り食材の取出を受ける取出容器7を支持するテーブル9を有する。このボックス8の上部には各部操作の操作盤10等を設け、下部には電動モータ16や、このモータ16によって駆動される送風フアン11、及び、この送風を案内する送風筒12等を配置する。この送風筒12は上端を前記釜軸1の中心部に形成の軸筒13内に連通して、この軸筒13を介して混合釜2内に送風案内するように構成している。このモータ16も前記モータ6と略同様に回転速度を制御可能で、この電動出力を調節することによって送風フアン11の送風力を強、弱に変更制御することができる。
この混合釜2は、釜軸1に支持する下釜20と、釜口4を形成してこの下釜20に対して係止具14で着脱可能の上釜21とで構成する。この係止具14を外して、上釜21のハンドル15把持して下釜20から外して、この下釜20口部を開放し、この下釜20や、上釜21等を洗浄したり、又、この下釜20に混合する食材を所定量供給することができる。
この下釜20に上釜21を嵌合するときは、内部に撹拌棒3を介入して、これら下釜20と上釜21との接合縁部間に撹拌棒3を挟持させて固定する。
そして、混合釜2に食材を供給するときは、この上釜21を取外して下釜20口部を開放した状態、又は、この上釜21を取付けた状態のままの状態にして、この開放した下釜20口部、又はこの上釜21を取付けた状態の釜口4部から供給するが、混合処理するときや、この混合処理後の食材を排出するときは、この上釜21を取付けた状態で行い、このうち排出するときは、上釜21を有した状態のままで釜口4を直下位置Ys側に向けて排出する。
前記下釜20内に嵌合する撹拌棒3は、上釜21の縁部に沿う円形状の取付リング40の内側に囲桁形態の取付桟41を形成し、この取付桟41に適宜長さの撹拌棒3を垂下して一体的に取付けて、所定の密度に配置する。各撹拌棒3の下端部は自由端として下釜20の内周面に接近させて、この混合釜2に供給する食材層の内部に介入するように設定する。この撹拌棒3を取付けた上釜21を下釜20の縁部に接合させて、混合釜2を構成することによって、取付リング40部を下釜20縁部と上釜21縁部との間に挟持する形態にして取付ける。前記取付リング40に対する取付桟41の着脱構成は、この取付桟41の両端部を取付リング40のブラケット42の穴部に嵌合させて支持させる。この取付桟41の一部に設けるスプリング46によって押圧されるレバー47を、把持操作することによってスプリング46を圧縮させて取付桟41を移動することができ、この移動によって着脱することができる。
前記混合釜2の回動揺動は、釜口4を真上位置Yhの正面側(前記操作盤10面と対面する側で運転者Zが立つ位置側)部寄りの傾斜上方に向けた供給位置K(図1及び図2参照)を原点基準位置にして、混合揺動や、排出揺動後の最終位置もこの供給位置Kに復帰する。混合釜2の前記混合姿勢bの混合揺動角度Qbは、この直上位置Yhを中心として、この位置から前後一定角度域にわたるもので、前記のように、例えば、Qb=220度に設定している。混合釜2の混合工程Bではこの混合揺動角度Qb域を複数回にわたり往復揺動するように設定するものである。
この混合揺動角度Qbにおいては送風フアン11を駆動して混合釜2内へ送風し混合食材を冷却するが、このうち該直上位置Yhよりも供給位置K側寄りの手前揺動域Kfの揺動では、送風フアン11の駆動回転を低下して送風力を弱くする。これと反対の側における奥側揺動域Krにおいては、この送風フアン11をの回転を高めて、送風力を強くするように制御構成している。そのため、運転者Zが立つ位置側に開口する釜口4から吹き出る酢蒸気の量を少なくすることができ、作業性が向上するものである。
又、この混合釜2の排出姿勢eの排出揺動角度Qeは、釜口4部を真下位置Ysに向けた状態にして、この直下位置Ysを中心として、この位置から前後一定の揺動角度Qe域にわたるもので、例えば、排出揺動角度Qe=30度に設定している。排出姿勢eでの排出工程Eでは、この揺動角度Qe域を数回往復揺動を繰り返して混合済食材の残留物を釜口4から振り出すようにして排出させる。又、これら排出工程Eの各往復揺動の終端折返位置では所定秒間にわたって揺動を停止する揺動停止時間teを設定して、この停止時間te中に前記送風フアン11を駆動して、排出姿勢eの混合釜2内へ送風して、食材の排出を促進するものである。
このような混合釜2の揺動の各停止時tは、この混合釜2の停止と共に、送風フアン11を駆動している。前記混合姿勢bにおける送風停止域Kfの送風フアン11の停止や、電動送風域Krを決めてフアン11を駆動制御することができ、又、この混合釜2の排出姿勢eにおける間歇揺動停止時間teを決めると共に、この各停止時間teにおける送風フアン11の駆動回転の変速や、回転停止等を設定するように構成している。
前記操作盤10には、この混合釜2を運転するための操作スイッチや、モニター等を配置している。電源スイッチ25や、各混合工程B等を予め設定のプログラムに沿って自動的に連続して行わせるスタートスイッチ27、混合釜2内の食材を排出する排出スイッチ28、運転作用工程の各モード時間を手動で設定して行う手動設定スイッチ29、同じ工程を繰返し行わせる繰返しスイッチ30、及び、運転進行時間や、設定時間、電源周波数等を7セグ、乃至デジタル表示する表示器(モニター)31等を設ける。
又、食材混合条件や、混合釜2内に供給する食材等を設定して、揺動混合制御コースを設定するためのコース設定スイッチ33、タイマーや各種量目、大きさ、速さ、或いは強さ等の調節設定のための増減スイッチ35、混合釜2の姿勢を基準の供給位置に復帰するための復帰スイッチ36、混合釜2を風乾燥する乾燥位置に回動するための乾燥スイッチ37、及び、前記手動設定スイッチ29により混合条件を設定するために、各「運転」、「解し(ほぐし)」、「混合(まぜ)」、「蒸し(むらし)」、「間歇(間欠)」、「送風」等の各作用モード毎の時間を設定するモード選択スイッチ38を設ける。
43は自動排出スイッチ、44は非常時に操作する非常停止スイッチ、45は混合釜2を正、逆方向に回転するための釜回転レバーである。前記テーブル9には容器センサー18を設けて、このテーブル9上に置かれる取出容器7の有、無を検出することができ、取出容器7のあることを検出することによって、食材混合済の混合釜2を排出姿勢eに回動させて、排出工程Eに移行して実行させることができる。又、設定スイッチ29等によって、フアン11による冷却風量を、各工程毎に0(停止状態)〜100(最大風量)%の無断階、又は有段階の多段に変更設定可能に構成している。
コース設定スイッチ33で予め初期設定されているコース1〜3を選択する。この初期設定のデータを変更するときは、選択スイッチ38で各コースや、工程、及び設定変更事項等を選択して、増減スイッチ35でこれらの作動時間や、停止時間、又は送風量等を増減して、このデータを7セグ形態の表示器31にモニター表示しながら、設定スイッチ29で設定して初期設定値を更新させる。このとき初期設定されている基本データは、変更設定されたデータの上書きによって更新登録される。又、この更新データを初期設定データに戻すには、設定スイッチ29と選択スイッチ38を同時に押すことによって行われる。このような設定操作は、各工程における作用事項、例えば、解し工程Aの揺動角度Qaや、混合工程Bの混合揺動角度Qb、これらの揺動速度、排出工程Eの排出工程時間Teや、混合釜2の排出揺動角度Qe、排出停止時間te等について、手動設定スイッチ29や、設定スイッチ33、モード選択スイッチ38、増減スイッチ35等の操作によって、前記同様にして変更設定することができる。
前記混合釜2の回動揺動等の作用工程は、解し工程A、混合工程B、蒸し工程C、間歇工程D、及び排出工程E等を、これらの順序に設定している。このうち解し工程Aは、所定の解し工程時間Ta(Ta=20秒間)に設定して、直上位置Yhを中心にして手前側位置F1と奥側位置R1との間の揺動角度Qa(Qa=180度)域を略一往複揺動するように設定している。この解し工程時間Taにおいて、混合釜2は供給位置Kから奥側位置R1へ揺動(4〜6秒)し、この後に一旦解し停止時間ta(ta=5秒間)停止し、更に折返して手前側位置F1へ揺動(4〜6秒)し、この後所定の解し停止時間ta停止する。このような往復揺動による途中で解し工程時間Taがオーバタイムになるときは供給位置Kに復帰する。
又、混合工程Bは、この混合工程時間Tb(Tb=2分間)を設定して、前記解し揺動角度Qaよりも大きい混合揺動角度Qb(Qb=220度)域を往復揺動するように設定して、奥側位置R、及び手前側位置Fでの所定の混合停止時間tb(tb=2秒間)を設定している。この混合工程Bにおける途中でタイムオーバしても奥側位置Rまで揺動して、続く蒸し工程Cへの移行のために奥側位置Rにおいて停止するように設定している。又、送風フアン11の駆動においては、この混合工程Bに入ってから1分間を経過してから送風開始するように設定している。又、この送風フアン11の駆動は、この混合工程Bから後記間歇工程Dの終了まで行わせるが、供給位置Kの位置する手前揺動位相域Kfにおいては、回転を低くして送風力を弱くし、奥側揺動位相域Krにおいては、回転を高くして送風力を強くしている。このような送風力の強、弱の切替を、直上位置Yhを境界として行うようにしたが、供給位置Kを境界として行うことも可能で同様の効果を得る。
又、この混合工程では、前記各コース毎に混合揺動角度を変えて設定することができる。一般的には食材の収容量が少ないときはこの混合釜2の往復揺動角度を大きくし、収容量が多いときは揺動角度を小さくするように設定することが可能である。
又、蒸し工程Cは、前記混合工程Bの奥側位置Rで所定の蒸し工程時間Tc=tc(tc=30秒間)にわたって揺動停止して、送風フアン11を高速回転させて送風力を強くするものである。混合揺動角度Qbと同じ角度のもとに往復揺動するように設定することも可能である。
又、間歇工程Dは、所定の間歇工程時間Td(Td=30秒間)に設定して、前記混合工程Bと同じ混合揺動角度Qb域を揺動し、この揺動の奥側位置Rと、手前側位置Fで、各々所定の間歇停止時間td(td=7秒間)毎停止するように設定している。この工程での送風力を、前記同様に手前揺動域Kfでは弱くし、奥側揺動域Krで強くしている。又、揺動途中出タイムアップしたときは供給位置Kまで復帰するように設定している。又、このとき、テーブル9上の容器センサー18が、このテーブル9上に取出容器9置かれていることを検出したときは、続く排出工程Eへ移行して混合済の食材の排出作用が行われる。このときの容器センサー18による検出の設定時間Tsをも、前記設定スイッチ29、33や、増減スイッチ35等によって行うことができ、又、この設定時間Tsを変更することができる。
このようにして混合工程Bから間歇工程Dの運転時間T(コース1では、T1=3分間とし、コース2では、T2=4分間とし、コース3では、T3=5分間としている。)を経過すると排出工程Eに入る。前記供給位置Kで停止した混合釜2は、釜回転レバー45の操作や、容器センサー18の検出等によって、図8のように直下位置Ys側へ回動して反転する。前記混合釜2を間歇工程Dから排出工程Eの排出位置Sへ回動揺動するときに、この混合釜2の回動方向を供給位置Kから手前側回りG、又は反対の奥側回りに回動して、直下位置Ysを過ぎて排出傾斜角度Qs位置の排出位置Sに至って停止するように設定している。この排出位置Sに所定排出位置停止時間ts(ts=10秒間)停止すると共に、前記送風フアン11による強い送風を行わせる。そして、この排出位置Sから奥側位置Srへ揺動して所定排出停止時間te(te=5秒間)停止し、続いて手前位置Sfへ揺動して排出停止時間te停止する。これら各停止時は強い送風を行う。これら排出揺動角度Qe(Qe=30度)域の往復揺動を数回繰り返した後ちに排出位置Sに戻って排出位置停止時間ts停止して強い送風を行う。これが終わると混合釜2は食材の排出を終わって供給位置Kに復帰して停止し、後続の食材供給を待機する。
ここにおいて、この発明は、混合釜2を釜軸1周りに往復回動揺動して収容食材を混合する食材混合釜において、この混合食材の取出テーブル9上における取出容器7の検出によって自動的排出可能に構成したことを特徴とする食材排出装置の構成とする。食材を混合釜2に供給し、釜軸1の周りに往復回動して、この食材を混合することができる。
この食材混合工程が終わると取出テーブル9上に取出容器7が有ることによって、混合釜2が食材取出姿勢に反転されて、混合済の食材を混合釜2の釜口4から取出容器7へ排出するものである。このとき、取出テーブル9上に取出容器7が置かれていないときは、この取出テーブル9上に取出容器7を載置することによって食材の排出が行われる。
又、前記取出容器7の非検出のときは、食材混合終了後の設定時間Ts内に取出容器7を検出することによって自動的排出可能に設けたことを特徴とする。前記のように取出テーブル9上に取出容器7がある時は自動的に食材の排出が行われるが、この取出テーブル9上に取出容器7がないときは、この食材混合が終了した後の所定の設定時間Ts内に取出容器7がこの取出テーブル9上に載置されたときは、これによって食材の取出しが行われる。しかし、この設定時間Ts内に取出容器7が置かれないときは食材の自動出は行われない。排出を手動操作で行うことができる。
この電源スイッチ25をONして、食材の混合作用を行わせる場合、混合釜2は既に供給位置Kに位置されているが、もし、この混合釜2が供給位置K以外の位置にある時は、釜復帰スイッチ36等を操作して供給位置Kに位置させて、この位置で作業者が所定量の食材を釜口4から供給する。例えば、寿司飯の酢合せの場合は、予め計量して用意した米飯と寿司酢とを供給すると共に、この場合、上釜21や、撹拌棒3が下釜20から取外されているときは、この下釜20に供給してから、これら撹拌棒3を装着すると共に、上釜21を取付けて混合姿勢bとする。又、各モードを指定するときはモード選択スイッチ38や、上下スイッチ35等を操作して各モード毎の時間を指定設定し、又、設定スイッチ29、及びコース設定スイッチ33をON操作する。このようにして混合条件を決めると、自動制御ではスタートスイッチ27をONすることにより混合作用を開始する。又、テーブル9上に取出し容器7を載せたときはセットスイッチ26を押して、容器センサー18の検出をコントローラへ入力させる。
このスタートスイッチ27のONによって、モータ1を電動して、供給位置Kに位置する混合釜2が所定の回動位相位置における解し揺動角度Qa、混合揺動角度Qb、及び排出揺動角度Qe等域を往復回動揺動する。混合釜2を混合揺動角度Qbを往復揺動することによって、この混合釜2内での食材が、撹拌棒3の抵抗を受けて撹拌混合される。この混合揺動作用中は、送風フアン11の回転による送風が送風筒12や軸筒13部等を経て混合釜2内に吹き込まれて、食材の冷却作用を行う。又、この送風フアン11は混合釜2の運転時間の各混合工程Bや、蒸し工程C、及び間歇工程Dにおいて行われるが、前記のように直上位置Yh(乃至供給位置K)を基準にして手前側揺動位相域Kfを回動揺動、又は停止するときは送風圧を低くし、運転者側への吹付け少なくし、奥側揺動位相域Krを回動揺動、又は停止するときは送風圧を高くして風冷効果を高める。
このようにして混合工程Bや、間歇工程D等の混合作用が終わると、食材混合運転時間の終了によって、テーブル9上の容器センサー18が、このテーブル9上に取出容器9置かれていることを検出したときは、続く排出工程Eへ移行して混合済の食材の排出作用が行われる。又、このとき取出容器7を検出しないときは、ブザーを適宜時間鳴らすと共に、食材混合酢量後の設定時間Tsにおいて取出容器7を検出することによって自動排出を行わせるが、この設定時間Tsにおいてもなお検出しないときは、釜回転レバー45の操作による手動排出作業を行うことになる。
この排出工程Eでは、混合姿勢bの混合釜2を、釜口4部が下方の下死点位置Ysに向うように排出位置Sへ回動して所定時間ts停止する。このとき、釜口4は直下位置Ysから適宜に傾斜した傾斜角度Qsの排出位置Sに向いているため、この釜口2の直下投影面積は狭くなると共に、この混合釜2内部を釜口4部へ向けて流下する食材は、この釜口4に対する排出圧力の集中をなくし、この釜口4の直下位置Ysの側へ寄せるようにして、捌き易く、均分状態にして連続して流下排出される。
このとき釜口4がテーブル9上に置かれている取出容器7にのぞんでいて混合釜2の食材の排出を受けることができる。これによっては混合食材の排出が完全に行われないことが多いが、続いて混合釜2を排出姿勢eに維持した状態で排出揺動角度Qe域の往復揺動する。このとき、この混合釜2の所定の揺動速度が維持されて、この揺動によって内部の残留食材が釜口4部から振り出されるようにして残留物のないように排出される。このような排出揺動時間が終了すると排出位置Sで所定時間tsにわたって停止する。この停止時間が終了すると、空の混合釜2は、排出位置Sから供給位置Kへ回動復帰して停止する。続く食材の供給を待機する。
自動排出は、テーブル9上に取出容器7が置かれていることが容器センサー18で検出されていれば、自動的に排出工程に移行されるが、容器センサー18が容器7を検出しないときは、混合釜2の釜口4が供給位置の基準センサー50位置で停止するため、釜回転レバー45による手動で排出操作する。この手動排出の場合は、取出容器7の有、無や、容器センサー18のON、OFF等に拘らず、釜口4が基準センサー50位置で停止する。
混合釜2が供給、基準位置に待機しているとき、容器センサー18が検出しないときは、催促ブザーを鳴らして、これによって容器センサー18が検出すると、これによって自動排出を行って、復帰工程に至る。しかし、この容器センサー18による検出が行われないときは、釜回転レバー45の操作のよって手動排出を行う。この催促ブザーの発信や、時間、又は非発信等は適宜に設定可能である。
前記混合釜2が供給位置Kから後方位値Rの間にあるとき混合釜2中に食材が入っている状態で、そのまま下向き回転すると、食材が落下、排出する恐れがあるため、これを防止するために、電源スイッチ25をONした状態で、排出スイッチ28によって、釜口4を供給位置K〜後方位置R(105度)の間に向けた後、供給位置Kへの復帰スイッチ36を押すと、釜口4が上周りで供給位置Kまで戻るように構成する。混合釜2中の食材の落下を防止し、釜口4を最短で供給、基準位置Kへ戻すことができる。
又、釜口4が供給位置K〜後方位置Rの間にあるとき、非常停止スイッチ44を押して停止した後、供給位置Kへ釜復帰スイッチ36を押すと、後方センサー52を叩いた後、釜口4が上周りで、供給位置Kまで戻る。このため、混合釜2中に食材があった状態で非常停止スイッチ44を押しても落下しない。
次に、前記混合釜2の供給位置Kへの復帰回動を制御するもので、釜復帰スイッチ36をONしたとき、混合釜2の停止位置によって、この混合釜2を供給位置Kに誓い側へ向けて回動させるもので、釜復帰回動角度θ≦180度であれば、後転復帰回動し、θ>180度であれば、前転復帰回動するように制御する。このように、混合釜2の回転位置をポテンショメータ等によって検出していて、この混合釜2の停止位置によって、復帰回動の近い側の、前方へ回動させたり、又は後方へ回動させるように選択して、復帰回動効率を良くするように回動させる。
手動回転記憶データより、釜復帰において時間的に効率的釜復帰回転方向を選択できる。この効率的な条件データは、前転+前方センサー(ON履歴)+前方センサー(OFF履歴)+排出センサー(ON履歴)+排出センサー(OFF履歴)等によって判別される。
次に、主として図13、図14に基づいて、前記ボックス8内部に設ける送風筒12をフアン11の上方位置から軸筒13部に向けて下り勾配αに傾斜させたものである。混合釜2の混合食材から発生する水蒸気や、水滴が送風筒12を介してフアン11側へ逆流するのを防止する。又、この混合釜2内に連通する軸筒13の先端部に風向板22を設けて、食材の位置する側へ集中して送風するものである。
混合釜が初期位置にあるときを示す食材混合装置の正面図 混合釜が初期位置にあるときを示す食材混合装置の側面図 混合釜が排出位置にあるときを示す食材混合装置の正面図 正面から見た食材混合装置の内部を説明する図 操作盤図 食材混合装置の作用工程を示す工程図 食材混合装置の排出作動状態を示す図 撹拌棒取付部の平面図(イ)と、側面図(ロ) 混合釜の食材混合工程と排出工程の動作を説明する図 混合釜の回動制御の機構図 食材混合装置の作業のフローチャート。 食材混合装置の作業のフローチャート。 側面から見た食材混合装置の内部を説明する図
1 釜軸
2 混合釜
4 釜口
7 取出容器
18 容器センサー

Claims (2)

  1. 上部に釜口(4)を設ける混合釜(2)を横軸芯に回動自在の釜軸(1)に取り付け、釜軸(1)の回動動作により収容食材を混合する食材混合工程と、該食材混合工程の後に混合釜(2)を反転して釜口(4)を下向きにして混合釜(2)内の食材を混合釜(2)の下方に載置する取出容器(7)に排出する排出工程とを行なう食材混合装置において、取出容器(7)の載置の有無を検出する容器センサ(18)を設け、該容器センサ(18)が取出容器(7)を検出すると前記排出工程を行える構成とし、食材混合工程の終了後に容器センサ(18)が取出容器(7)を検出しないときは排出工程を行なえない構成としたことを特徴とする食材混合装置。
  2. 食材混合工程終了後の設定時間(Ts)内に取出容器(7)を検出すると排出工程を自動に行なう構成とし、前記設定時間(Ts)を経過しても取出容器(7)を検出しないときは自動排出から手動排出に移行することを特徴とする請求項1に記載の食材混合装置。
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