JP2008035944A - 眼科撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮影作業を効率よく行うことが可能な眼科撮影システムを提供する。
【解決手段】眼科撮影システムは、互いに通信可能な眼底カメラ1とコンピュータ30を備える。眼底カメラ1は、眼底Efに照明光を投射する照明光学系100と、照明光の眼底反射光を受光して撮影信号を出力する撮像装置9、10を含む撮影光学系120と、フィルタ変更操作部3bと、操作部15とを有する。コンピュータ30は、各撮像装置9、10からの撮影信号に基づく眼底画像を表示する表示部33と、制御部31を有する。眼底カメラ1は、フィルタ変更操作部3b等が操作されると、コンピュータ30に操作信号を送信する。制御部31は、この操作信号に基づいて表示部33に情報を表示させる。たとえば、フィルタ変更操作部3bにより光学フィルタが変更されると、変更後の光学フィルタに対応する撮影種別情報を表示する。
【選択図】図1

Description

この発明は、被検眼の画像を撮影する眼科撮影システムに関する。
近年、医用画像の電子化が進展を見せている。特に眼科分野においては、多数の画像を診断に利用するという特性から、放射線画像分野などと並んで電子化によるメリットが比較的大きいと考えられている。
眼科撮影システムは、一般に、眼科撮影装置とコンピュータとを接続して構成される。眼科撮影装置としては、眼底カメラ、スリットランプ、OCT(Optical Coherence Tomography)などが知られている。また、これらの眼科撮影装置に接続されるコンピュータとしては、眼科撮影装置の設定操作に用いられるものや、撮影画像の画像データを格納するものなどが用いられる。
下記の特許文献1には、眼底カメラと設定用のコンピュータとを接続した形態の眼科撮影システムが開示されている。この眼科撮影システムは、次のような眼底カメラの設定操作をコンピュータ側にて行うとともに、これらの設定内容をコンピュータ側にて一元管理するように構成されている:(1)撮影種別(カラー撮影、可視蛍光撮影、赤外蛍光撮影等)の設定;(2)撮像素子(CCD)の撮影感度の設定;(3)撮影画像の解像度の設定;(3)カラー画像/モノクロ画像の設定;(4)照明光量の設定;(5)画像データの圧縮率の設定;(6)撮影間隔の設定。
特開2005−6894号公報
このような従来の眼科撮影システムは、撮影情報の管理においては有効性を発揮するものではあるが、以下に説明するように撮影の効率性の面において問題があると考えられる。
画像撮影システムを運用する際、検者は眼科撮影装置を挟んで被検者に対峙して位置している。コンピュータは、たとえば特許文献1の図2にも示すように、被検者に対峙した状態の被検者の横位置に設置されるのが一般的である。検者は、被検者側、すなわち眼科撮影装置側を向いた状態で画像撮影を行う。撮影画像は、眼科撮影装置やコンピュータの表示装置に表示される。
当該被検者の撮影が終了して次の被検者の撮影に移行するときや、当該被検者に対して別の撮影種別を実施するときなどには、検者は、眼科撮影装置側を向いている状態からコンピュータ側に向きを変え、更にキーボードやマウスを操作して眼科撮影装置の設定を変更する必要がある。従来の眼科撮影システムでは、設定変更の度毎にこのような動作を検者が行っているため、撮影作業の効率化を図ることが困難である。
特に、複数の被検者の撮影を入れ替わり立ち替わり行う場合(このようなケースは日常的に発生する)には、眼科撮影装置の設定を頻繁に変更する必要があるので、撮影の効率性が大きく低下するおそれがある。
この発明は、以上のような事情に鑑みてなされたもので、撮影作業を効率よく行うことが可能な眼科撮影システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、被検者の眼底に照明光を投射する照明光学系と、前記照明光の眼底反射光を受光して撮影信号を出力する撮影手段を含む撮影光学系とを有する眼底カメラと、前記眼底カメラと異なる筐体を有し、前記眼底カメラと通信可能に接続され、前記撮影手段から出力される撮影信号に基づく眼底画像を表示する表示手段を有するコンピュータと、を含む眼科撮影システムであって、前記眼底カメラは、操作手段を備え、前記コンピュータは、前記操作手段による操作に対応して前記眼底カメラから送信される操作信号に基づく情報を前記表示手段に表示させる制御手段とを備える、ことを特徴とする。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の眼科撮影システムであって、前記眼底カメラの前記照明光学系及び/又は前記撮影光学系は、前記操作手段による操作に対応して光路上に挿入される光学フィルタを備え、前記コンピュータの前記制御手段は、前記操作信号に基づいて、前記光路上に挿入された前記光学フィルタに対応する撮影種別を示す撮影種別情報を前記情報として前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の眼科撮影システムであって、前記眼底カメラの前記照明光学系及び/又は前記撮影光学系は、前記操作手段による操作に対応して光路上に選択的に挿入される複数の前記光学フィルタを備え、前記コンピュータの前記制御手段は、前記複数の光学フィルタのそれぞれに撮影種別を関連付けた関連情報をあらかじめ記憶した記憶手段を備え、前記操作信号に基づいて、前記選択的に挿入された光学フィルタに関連付けられた撮影種別を前記関連情報から選択し、該選択された撮影種別を示す前記撮影種別情報を前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の眼科撮影システムであって、前記関連情報は、前記複数の光学フィルタのそれぞれと、前記撮影手段の設定状態を示す撮影設定情報とを関連付け、前記コンピュータの前記制御手段は、前記操作信号に基づいて、前記選択的に挿入された光学フィルタに関連付けられた撮影設定情報を前記関連情報から選択し、該選択された撮影設定情報を前記眼底カメラに送信し、前記眼底カメラは、前記送信された撮影設定情報に基づいて、前記撮影手段の設定状態を変更する、ことを特徴とする。
また、請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の眼科撮影システムであって、前記眼底カメラの前記撮影手段は、二以上の撮像装置を含み、前記関連情報は、前記複数の光学フィルタのそれぞれに対し、前記二以上の撮像装置のうちの一の撮像装置の識別情報を前記撮影設定情報として関連付け、前記眼底カメラは、前記制御手段により送信された撮影設定情報に示す識別情報によって識別される撮像装置により撮影を行う、ことを特徴とする。
また、請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の眼科撮影システムであって、前記関連情報は、前記複数の光学フィルタのそれぞれに対し、前記眼底カメラの前記撮影手段の撮影感度及び/又は撮影画素数を前記撮影設定情報として関連付け、前記眼底カメラは、前記制御手段により送信された撮影設定情報に示す撮影感度及び/又は撮影画素数に前記撮影手段の設定を変更して撮影を行う、ことを特徴とする。
また、請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の眼科撮影システムであって、前記眼底カメラは、前記操作手段により撮影画角の設定、前記照明光の光量の設定又は左眼/右眼の設定がなされたときに、当該設定の情報を含む操作信号を送信し、前記コンピュータの前記制御手段は、該送信された操作信号に含まれる前記設定の情報に基づいて、前記操作手段により設定された撮影画角、前記照明光の光量又は左眼/右眼を示す情報を前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする。
また、請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の眼科撮影システムであって、前記眼底カメラは、被検者識別情報を表示する手段を備え、前記操作手段により前記表示される被検者識別情報が変更されたことに対応し、当該変更後の被検者識別情報を含む操作信号を送信し、前記コンピュータの前記制御手段は、複数の被検者のそれぞれについての検査情報を記憶する記憶手段を備え、前記送信された操作信号に含まれる被検者識別情報に基づいて、前記記憶手段から検査情報を選択し、該選択された検査情報を前記表示手段に表示させる、ことを特徴とする。
この発明に係る眼科撮影システムは、眼底カメラの操作手段が操作されたことに対応し、眼底カメラがコンピュータに操作信号を送信するとともに、コンピュータの制御手段が、この操作信号に基づいて表示手段に情報を表示するように作用するので、当該情報を表示させるためにコンピュータを操作する必要がない。したがって、この発明に係る眼科撮影システムによれば、眼底カメラによる撮影作業を効率よく行うことができる。
この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。この眼科撮影システムは、
[システム構成]
この実施形態に係る眼科撮影システムの全体構成の一例を図1に示す。同図に示す眼科撮影システムは、眼底画像を撮影するための眼底カメラ1と、コンピュータ30とを含んで構成される。眼底カメラ1とコンピュータ30は、それぞれ異なる筐体を有している。以下、眼底カメラ1及びコンピュータ30の構成をそれぞれ説明する。
[眼底カメラの構成]
眼底カメラ1の構成について、図1〜図5を参照しながら説明する。ここで、図2は眼底カメラ1の外観構成の一例を示している。また、図3〜図5は眼底カメラ1の光学系の構成の一例を示している。
眼底カメラ1は、図2に示すように、ベース2上に前後左右方向(水平方向)にスライド可能に搭載された架台3を備えている。架台3には、検者が各種操作を行うための操作パネル3aとジョイスティック4が設置されている。
操作パネル3aは、眼底カメラ1や当該眼科撮影システムの各種の操作を行う際にオペレータ(検者)によって操作される。操作パネル3aは、この発明の「操作手段」の一例に相当するものである。操作パネル3aには、図1に示すように、表示部14と操作部15が設けられている。
表示部14は、制御部11による制御にしたがって、各種の画面や情報を表示する。この表示部14は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)等の任意の表示デバイスによって構成される。操作部15には、たとえば撮影画角(撮影倍率)の設定操作、照明光量の設定操作、被検者の選択操作などの各種操作を行うために操作されるボタンやキー等が設けられている。
また、検者は、ジョイスティック4を操作することによって、架台3をベース2上において3次元的に移動させることができる。このジョイスティック4の頂部には、眼底を撮影するときに押下される操作ボタン4aが配設されている。
ベース2上には支柱5が立設されている。この支柱5には、被検者の顎部を載置するための顎受け6aと、被検者の額が当接される額当て6bと、被検眼Eを固視させるための光を発する外部固視灯7が設けられている。
架台3上には、眼底カメラ1の各種の光学系や制御系を格納する本体部8が搭載されている。なお、制御系は、ベース2や架台3の内部等に設けられていることもあるし、眼底カメラ1に接続されたコンピュータ30等の外部装置に設けられていることもある。
本体部8の側面には、眼底撮影に使用するフィルタを切り替えるためのフィルタ変更操作部3bが設けられている。フィルタ変更操作部3bは、この発明の「操作手段」の一例に相当する。
フィルタ変更操作部3bは、たとえば回転可能に形成されたノブによって構成される。フィルタ変更操作部3bを所望の位置まで回転させると、その回転位置に応じて後述のフィルタ部105、122に設けられた複数のフィルタのうちの所望の一つが光路上に配置される。また、フィルタ変更操作部3bを操作することにより、全てのフィルタを光路上から退避させることもできるし、フィルタ部105、122のいずれか一方における一つのフィルタを光路上に配置させつつ、他方における全てのフィルタを光路上から退避させることもできる。
フィルタ変更操作部3bが操作されると、その操作結果に応じた信号が制御部11に入力される。具体例としては、上記のようにフィルタ変更操作部3bがノブにより構成される場合、その回転位置を検出して制御部11に信号を入力するエンコーダをフィルタ変更操作部3bに設ける。
本体部8の被検眼E側(図2の紙面左方向)には、被検眼Eに対峙して配置される対物レンズ部8aが設けられている。また、本体部8の検者側(図2の紙面右方向)には、被検眼Eの眼底を肉眼観察するための接眼レンズ部8bが設けられている。
更に、本体部8には、被検眼Eの眼底画像を撮影するための二つの撮像装置9、10が設けられている。撮像装置9、10は、それぞれ本体部8に対して着脱可能に形成されている。
各撮像装置9、10は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子9a、10aを搭載したデジタルカメラである。各撮像装置9、10は、その撮影画像のデータ(撮影信号)をそれぞれ接続線L1、L2を通じてコンピュータ30に送信する。コンピュータ30は、この撮影信号に基づいて撮影画像を表示したり、データベース化して保管するなどの処理を行う。撮像装置9、10は、この発明の「撮影手段」の一例として機能する。
撮像装置9、10は、たとえば異なる波長領域の光を受光する撮像素子9a、10aを具備している。この実施形態では、撮像装置9の撮像素子9aは可視領域の光を受光するものとし、撮像装置10の撮像素子10aは可視領域及び赤外領域の光を受光するものとする。
また、撮像装置9の撮像素子9aはカラー撮影に用いられるものとし、撮像装置10の撮像素子10aはモノクロ撮影に用いられるものとする。撮像装置9には、撮像素子9aの撮影感度(ISO感度)や撮影画素数などの撮影条件を変更する制御回路が設けられている。一方、撮像装置10には、撮像素子10aの撮影感度(ゲイン(Gain))や撮影画素数などの撮影条件を変更する制御回路が設けられている。
なお、この実施形態においては二台の撮像装置を設けた構成を採用しているが、この発明においては、撮影種別に対応する機能を有していれば撮像装置を一台のみ設けた構成とすることも可能であり、また三台以上の撮像装置を設けた構成とすることも適宜に可能である。
〔眼底カメラの光学系の構成〕
次に、眼底カメラ1の光学系の構成について図3を参照しながら説明する。この眼底カメラ1の光学系は、被検眼Eの眼底Efを照明光を投射する照明光学系100と、この照明光の眼底反射光を接眼レンズ部8bや撮像装置9、10に導く撮影光学系120とを含んで構成される。
(照明光学系)
照明光学系100は、観察光源101、コンデンサレンズ102、撮影光源103、コンデンサレンズ104、フィルタ部105、リング透光板107、ミラー108、LCD109、照明絞り110、リレーレンズ111、孔開きミラー112、対物レンズ113を含んで構成されている。
観察光源101は、眼底Ef′を肉眼や撮影画像にて観察するための定常光(連続光)を出力する光源である。この観察光源101は、たとえばハロゲンランプによって構成される。コンデンサレンズ102は、観察光源101から発せられた定常光(観察照明光)を集光して平行光束にする。それにより、観察照明光は眼底Efをほぼ均等に照明するようになる。
撮影光源103は、眼底Efの撮影を行うときにフラッシュ発光される光源である。この撮影光源103は、たとえばキセノンランプによって構成される。コンデンサレンズ104は、撮影光源103から発せられたフラッシュ光(撮影照明光)を集光して平行光束にする。それにより、撮影照明光を眼底Efをほぼ均等に照射するようになる。
フィルタ部105は、照明光学系100の光路上に選択的に配置される複数の光学フィルタを具備している。このフィルタ部105は、たとえば図4に示すように、複数(7個)の光学フィルタ105a〜105gが円周方向に沿って配設された円板(ターレット)によって構成される。なお、符号105hは、円形状の孔部(若しくは透明板)である。光学フィルタ105a〜105h(記載簡略化のため、符号105hを「光学フィルタ」と称することがある。)以外のフィルタ部105の領域は、光を透過させないようになっている。
フィルタ部105は、その中心位置に設けられた回転軸105Aを中心として回転可能に保持されている。回転軸105Aは、照明光学系100の光路上から外れた位置に設けられている。より具体的には、回転軸105Aは、回転軸105Aを中心にフィルタ部105が回転したときに、光学フィルタ105a〜105hが択一的に光路上に挿入されるような位置に配設されている。
フィルタ部105に設けられた光学フィルタ105a〜105gについて説明する。これら光学フィルタ105a〜105gとしては、たとえば、カラー撮影用のフィルタ、FA(フルオレセイン蛍光造影撮影;可視蛍光撮影)用のエキサイタフィルタ、ICG(インドシアニングリーン蛍光造影撮影;赤外蛍光撮影)用のエキサイタフィルタ、自発蛍光撮影用のエキサイタフィルタ、レッドフリー撮影用のフィルタなどが用いられる。なお、これら以外にも、当該眼科撮影システムによる検査内容などに応じた任意の光学フィルタを用いることができる。
フィルタ部105は、前述したフィルタ変更操作部3bに対する操作に連動して回転し、光路上に配置される光学フィルタを切り替えるように動作する。ここで、フィルタ変更操作部3bとフィルタ部105との連動の態様は任意である。たとえば、フィルタ変更操作部3bに対する回転動作を歯車などを介して伝達してフィルタ部105を回転させる機構的構成により当該連動動作を実現することができる。また、フィルタ変更操作部3bの回転位置を検出するエンコーダと、このエンコーダからの出力信号に基づいてフィルタ部105を回転させるモータとを含む電気的構成により当該連動動作を実現することも可能である。
リング透光板107は、円環形状の透光領域からなるリング透光部107aを有する板状の光学部材である。このリング透光板107は、被検眼Eの瞳孔と共役な位置に、かつ、リング透光部107aの中心が照明光学系100の光軸に位置するようにして配設されている。ミラー108は、観察光源101や撮影光源103が発した照明光を撮影光学系120の光軸方向に反射させる。LCD109は、被検眼Eの固視を行うための固視標(内部固視標:図示せず)などを表示する。
照明絞り110は、照明光の一部を遮蔽する絞り部材である。この照明絞り110は、照明光学系100の光軸方向に移動可能に構成され、眼底Efの照明領域を調整できるようになっている。この照明絞り110により、撮影画像にフレアが発生することを防止するなどの効果が得られる。
孔開きミラー112は、照明光学系100の光軸と撮影光学系120の光軸とを合成する光学素子である。孔開きミラー112の中心領域には孔部112aが開口されている。照明光学系100の光軸と撮影光学系120の光軸は、この孔部112aの略中心位置にて交差するようになっている。対物レンズ113は、本体部8の対物レンズ部8a内に設けられている。
このような構成を有する照明光学系100は、次のような態様で眼底Efを照明する。最初に、眼底観察を行う場合について説明する。まず、フィルタ変更操作部3bを操作して、観察方法に応じた光学フィルタ105a〜105hを光路上に配置させ、観察光源101から観察照明光を出力させる。観察照明光は、コンデンサレンズ102、104を介してリング透光板107を照射する。リング透光板107のリング透光部107aを通過した光は、ミラー108により反射され、LCD109、照明絞り110及びリレーレンズ111を経由して孔開きミラー112により反射される。孔開きミラー112により反射された観察照明光は、撮影光学系120の光軸方向に進行し、対物レンズ113により集束されて被検眼Eに入射して眼底Efを照明する。
このとき、リング透光板107が被検眼Eの瞳孔に共役な位置に配置されていることから、被検眼Eに入射する観察照明光のリング状の像が瞳孔上に形成される。観察照明光の眼底反射光は、この瞳孔上のリング状の像の中心暗部を通じて被検眼Eから出射する。このように、被検眼Eに入射する照明光と、その眼底反射光とを分離することにより、被検眼Eに入射する観察照明光が眼底反射光に与える影響を防止するようになっている。
次に、眼底Efを撮影する場合について説明する。まず、フィルタ変更操作部3bを操作して、撮影方法に応じた光学フィルタ105aを光路上に配置させ、操作ボタン4aを押下して撮影光源103から撮影照明光をフラッシュ発光させる。撮影照明光は、観察照明光と同様の経路を介して眼底Efに照射される。
(撮影光学系)
続いて、撮影光学系120について説明する。撮影光学系120は、対物レンズ113、孔開きミラー112(の孔部112a)、撮影絞り121、フィルタ部122、フォーカスレンズ124、変倍レンズ125、結像レンズ126、クイックリターンミラー127及び撮像装置9を含んで構成される。
照明光の眼底反射光は、前述のように、瞳孔上のリング状の像の中心暗部を通じて被検眼Eから出射する。被検眼Eから出射した眼底反射光は、孔開きミラー112の孔部112aを通じて撮影絞り121に入射する。孔開きミラー112は、照明光の角膜反射光を反射する。それにより、角膜反射光に起因するフレアの発生を防止するようになっている。
撮影絞り121は、大きさの異なる複数の円形の透光部が形成された板状の部材である。複数の透光部は、絞り値(F値)の異なる絞りを構成する。これら透光部は、図示しない駆動機構によって択一的に光路上に配置されるようになっている。
フィルタ部122は、撮影光学系120の光路上に選択的に配置される複数の光学フィルタを具備している。このフィルタ部122は、たとえば図5に示すように、複数(7個)の光学フィルタ122a〜122gが円周方向に沿って配設されたターレットによって構成される。なお、符号122hは、円形状の孔部(若しくは透明板)である。光学フィルタ122a〜122h(符号122hを「光学フィルタ」と称することがある。)以外のフィルタ部122の領域は、光を透過させないようになっている。
フィルタ部122は、その中心位置に設けられた回転軸122Aを中心として回転可能に保持されている。回転軸122Aは、撮影光学系120の光路上から外れた位置、より具体的には、回転軸122Aを中心にフィルタ部122が回転したときに、光学フィルタ122a〜122hが択一的に光路上に挿入されるような位置に配設されている。
光学フィルタ122a〜122gとしては、たとえば、カラー撮影用のフィルタ、FA用のバリアフィルタ、ICG用のバリアフィルタ、自発蛍光撮影用のバリアフィルタなどが用いられる。なお、これら以外にも、当該眼科撮影システムによる検査内容などに応じた任意の光学フィルタを用いることができる。
フィルタ部122は、前述したフィルタ変更操作部3bに対する操作に連動して回転し、光路上に配置される光学フィルタを切り替えるように動作する。フィルタ変更操作部3bとフィルタ部122との連動の態様は、フィルタ部122の場合と同様に任意である。
この実施形態では、フィルタ変更操作部3bを操作したことに対応し、フィルタ部105、122の双方が連動して光学フィルタを変更するようになっているが、各フィルタ部105、122についてそれぞれフィルタ変更操作部を設ける構成を採用することも可能である。
また、後述のように、光学フィルタ105a〜105gと光学フィルタ122a〜122gとを、それぞれこの順序で組み合わせて使用する場合、一方の光学フィルタは円形状の孔部又は透明板であってもよい。たとえば、組み合わせて使用される光学フィルタ105e、122eのうちの一方を、透過光に影響を与えない孔部や透明板とすることができる。なお、一方を孔部や透明板にする代わりに、他方の光学フィルタと、孔部(透明板)105h又は孔部(透明板)122hとを組み合わせて使用するように制御することも可能である。たとえば、光学フィルタ122eを孔部等にする代わりに、光学フィルタ105eと光学フィルタ122hとを組み合わせるように制御を行うことができる。
フォーカスレンズ124は、後述するフォーカスレンズ駆動部17によって撮影光学系120の光軸方向に移動可能とされている。それにより、眼底観察時や眼底撮影時においてフォーカスを合わせることができる。また、変倍レンズ125は、後述する変倍レンズ駆動部16により光路上に挿脱されて画角(倍率)を変更するように作用する。また、結像レンズ126は、被検眼Eからの眼底反射光を撮像装置9の撮像素子9a上に結像させるように作用する。
クイックリターンミラー127は、図示しない駆動機構によって回動軸127a周りに回動可能に設けられている。撮像装置9で眼底を撮影する場合、光路上に斜設されているクイックリターンミラー127を上方に跳ね上げて、眼底反射光を撮像装置9に導くようになっている。一方、撮像装置10による眼底撮影時や、検者の肉眼による眼底観察時には、クイックリターンミラー127を光路上に斜設配置させた状態で、眼底反射光を上方に向けて反射するようになっている。
撮影光学系120には、更に、クイックリターンミラー127により反射された眼底反射光を案内するための、フィールドレンズ(視野レンズ)128、切換ミラー129、接眼レンズ130、リレーレンズ131、反射ミラー132、撮影レンズ133及び撮像装置10が設けられている。
切換ミラー129は、クイックリターンミラー127と同様に、回動軸129a周りに回動可能とされている。この切換ミラー129は、肉眼による眼底観察時には光路上に斜設された状態で眼底反射光を接眼レンズ130に向けて反射する。
また、撮像装置10を用いて眼底画像を撮影するときには、切換ミラー129を光路上から退避して、眼底反射光を撮像素子10aに向けて導く。この眼底反射光は、リレーレンズ131を経由してミラー132により反射され、撮影レンズ133によって撮像素子10aに結像されることになる。
〔眼底カメラの制御系の構成〕
眼底カメラ1の制御系の構成について、図1を参照しながら説明する。眼底カメラ1には、前述した構成部分以外に、制御部11、記憶部12、通信部13及び変倍レンズ駆動部16が設けられている。以下、これら各部を中心とする制御系について説明する。
(制御部)
制御部11は、眼底カメラ1の各部の動作を制御する。具体的には、観察光源101や撮影光源の点灯/消灯の切り替え動作の制御、通信部13によるデータの送信・受信動作の制御、変倍レンズ駆動部16やフォーカスレンズ駆動部17の動作制御などを行う。また、制御部11は、各撮像装置9、10における撮影感度や撮影画素数の設定動作の制御を行う。また、制御部11は、操作パネル3aの制御、すなわち、表示部14による表示動作の制御や、操作部15に対する操作に応じた眼底カメラ1の動作制御を行う。また、制御部11は、情報を記憶部12に記憶させたり、記憶部12に記憶されている情報を読み出したりする。また、制御部11は、必要に応じて各種の演算処理を行う。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)等のマイクロプロセッサを含んで構成されている。更に制御部11には、このマイクロプロセッサに上述の動作を実行させるコンピュータプログラムを記憶したROM(Read Only Memory)やハードディスクドライブ等の記憶装置が設けられている。
(記憶部)
記憶部12は、眼底カメラ1による動作や処理に供される各種の情報を記憶する。記憶部12は、たとえばRAM(Random Access Memory)やハードディスクドライブ等の記憶装置によって構成される。
(通信部)
通信部13は、コンピュータ30との間の双方向のデータ通信を行う。この通信部13としては、たとえばUSB(Universal Serial Bus)などの任意の通信規格に準拠した通信インターフェイスを用いることができる。図1においては、接続線Lを通じてUSB等に準拠したデータ通信を行うようになっている。なお、接続線L1、L2は、撮像装置9、10から出力される撮影信号をコンピュータ30に伝送するためのケーブルである。
(変倍レンズ駆動部)
変倍レンズ駆動部16は、撮影光学系120の光路上に変倍レンズ125を挿脱させる駆動機構である。この変倍レンズ駆動部16は、たとえば、駆動力を発生するモータ等のアクチュエータと、発生された駆動力を変倍レンズ125に伝達する歯車等の伝達機構とを含んで構成される。また、ソレノイド等を用いて変倍レンズ駆動部16を構成することもできる。
(フォーカスレンズ駆動部)
フォーカスレンズ駆動部17は、撮影光学系120の光軸方向に沿ってフォーカスレンズ124を移動させる駆動機構である。このフォーカスレンズ駆動部17は、たとえば、駆動力を発生するモータ等のアクチュエータと、発生された駆動力をフォーカスレンズ124に伝達する歯車等の伝達機構とを含んで構成される。
[コンピュータの構成]
コンピュータ30の構成について、図1、図6を参照しながら説明する。図6は、コンピュータ30のハードウェア構成の一例を表している。
〔コンピュータのハードウェア構成〕
コンピュータ30は、マイクロプロセッサ41、主記憶装置42、外部記憶装置43、画像記憶装置44、表示デバイス45、操作デバイス46及び通信インターフェイス47を含んで構成される。これら各部41〜47は、バス(Bus)48を介して互いに接続されている。
マイクロプロセッサ41は、CPU等を含んで構成され、コンピュータ30に関する各種の演算処理や制御処理を実行する。主記憶装置42は、RAM等によって構成されている。外部記憶装置43は、マイクロプロセッサ41に後述の処理を実行させる各種のコンピュータプログラムやデータを記憶するハードディスクドライブやROM等によって構成されている。マイクロプロセッサ41は、外部記憶装置43に記憶されたコンピュータプログラムやデータを主記憶装置42に展開することにより後述の処理を実行する。
画像記憶装置44は、撮像装置9、10により撮影された画像の画像データが記憶される。また、画像記憶装置44には、各被検者の検査情報が記憶される。この検査情報は、撮影画像の画像データや、撮影時の設定状態を示す情報や、その他のカルテ情報などを含んでいる。これらの情報は、各被検者の識別情報(患者ID、患者氏名等の被検者識別情報)によって検索可能な状態で記憶されている。
この画像記憶装置44は、ハードディスクドライブ等の大容量の記憶装置を含んで構成される。なお、図6に示す例では、外部記憶装置43と画像記憶装置44とをそれぞれ個別に設けているが、これらを単一のハードディスクドライブ等により構成してもよい。また、画像記憶装置44は、コンピュータ30に内蔵されている必要はなく、たとえば、コンピュータ30によりアクセス可能なサーバやNAS(Network Attached Storage)等により構成することもできる。
表示デバイス45は、マイクロプロセッサ41により制御されて、各種の画面や画像などを表示する。この表示デバイス45は、たとえばLCDやCRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイなどの表示装置により構成される。
操作デバイス46は、コンピュータ30や眼底カメラ1を操作するための情報入力を行うための装置である。この操作デバイス46は、たとえばキーボード、マウス、トラックボール、ジョイスティック、コントロールパネルなどの任意の入力装置(操作装置)によって構成される。
なお、この実施形態においては、表示デバイス45と操作デバイス46とを別々に記載しているが、たとえばタッチパネル方式のLCDやペンタブレットのように、表示機能と操作機能とを一体化させた機器を適用することも可能である。
通信インターフェイス47は、接続線L、L1、L2を介してデータ通信を行うための装置である。通信インターフェイス47には、接続線Lを介するデータ通信用のUSB等の通信規格に準拠した通信インターフェイスが含まれている。更に、通信インターフェイス47は、接続線L1、L2を通じて撮像装置9、10からの撮影信号を受信するための通信インターフェイスを含んでいる。
なお、コンピュータ30によって撮像装置9、10を直接に制御する場合(眼底カメラ1の制御部11を経由せずに制御する場合)、通信インターフェイス47は、接続線L1、L2を介して制御信号を送信するための通信インターフェイスを具備する。
また、コンピュータ30は、医療機関内の情報システムに接続されている場合がある。その場合、通信インターフェイス47は、LANカード等のネットワークインターフェイス等を含んで構成される。また、モデム等の通信機器を設けて、インターネット等の広域通信を行えるようにしてもよい。
〔コンピュータの機能的構成〕
以上のようなハードウェア構成を有するコンピュータ30の機能的構成について、図1を参照しながら説明する。コンピュータ30には、制御部31、表示部33、操作部34、画像データ記憶部35及び通信部36が設けられている。制御部31は、情報記憶部32を備えている。
(表示部、操作部、画像データ記憶部、通信部)
まず、表示部33、操作部34、画像データ記憶部35及び通信部36について説明する。表示部33は、図6の表示デバイス45により構成される。表示部33は、制御部31により制御されて、撮像装置9、10からの撮影信号に基づく眼底画像や、眼底カメラ1の設定に関する情報などの各種情報を表示する。表示部33は、この発明の「表示手段」の一例として機能する。
操作部34は、図6の操作デバイス46により構成される。ユーザによる操作を受けると、操作部34は、その操作内容に応じた信号を制御部31に入力する。制御部31は、この信号に基づいて、当該操作に対応する動作をコンピュータ30に実行させる。画像データ記憶部35は、この発明の「記憶手段」の一例として機能するもので、図6の画像記憶装置44により構成される。通信部36は、図6の通信インターフェイス47により構成される。
(制御部)
制御部31は、コンピュータ30の各部の動作制御を行うもので、通信部36とともにこの発明の「制御手段」の一例として機能する。また、制御部31は、眼底カメラ1による画像撮影及びその撮影画像に関する各種の演算処理を行う。制御部31は、たとえば、マイクロプロセッサ41、主記憶装置42及び外部記憶装置43を含んで構成される。
制御部31には、主記憶装置42や外部記憶装置43により構成される情報記憶部32が設けられている。情報記憶部32は、この発明の「記憶手段」の一例として機能するものであり、たとえば図7〜図9に示す情報をあらかじめ記憶している。ここで、図7〜図9に示す情報は、この発明の「関連情報」の一例に相当する。
図7に示す関連情報32aは、眼底カメラ1のフィルタ部105、122の光学フィルタ105a〜105h、122a〜122hと、撮影種別と、プロシジャ(procedure)とを関連付ける情報である。ここで、撮影種別とは、撮影方法の種類を示すものであり、前述のように、カラー撮影、FA撮影、ICG撮影などがある。また、プロシジャとは、当該撮影種別において適用される撮影手順(使用する撮像装置9、10やその設定状態等)の種別を意味している。
この実施形態では、2つのフィルタ部105、122の光学フィルタは、次のような組合せで使用されるものとする:(1)光学フィルタ105h、122h(孔部/透明板)は、カラー撮影時に使用される;(2)光学フィルタ105a、122aは、FA撮影時に使用される;(3)光学フィルタ105b、122bは、ICG撮影時に使用される;(4)光学フィルタ105c、122cは、自発蛍光撮影時に使用される;(5)光学フィルタ105d、122dは、グリーン撮影時に使用される;(6)光学フィルタ105e、122eは、ブルー撮影時に使用される。なお、この構成を適用する場合、光学フィルタ122d、122eとして孔部又は透明板が用いられる。また、図示は省略するが、光学フィルタ105f、122fや光学フィルタ105g、122gは、それぞれ、たとえばレッドフリー撮影などの他の撮影種別において使用される。
また、図7の関連情報32aにおける「フィルタ8」は光学フィルタ105h、122hの組合せを示し、「フィルタ1」は光学フィルタ105a、122aの組合せを示し、「フィルタ2」は光学フィルタ105b、122bの組合せを示し、「フィルタ3」は光学フィルタ105c、122cの組合せを示し、「フィルタ4」は光学フィルタ105d、122dの組合せを示し、「フィルタ5」は光学フィルタ105e、122eの組合せを示す(図示しない「フィルタ6」は光学フィルタ105f、122fの組合せを示し、「フィルタ7」は光学フィルタ105g、122gの組合せを示す)。
関連情報32aは、各光学フィルタ(の組合せ)について、撮影種別とプロシジャを次のように関連付けている:(1)フィルタ8に対して、撮影種別「カラー」とプロシジャ「カラー用」を関連付ける;(2)フィルタ1に対して、撮影種別「FA」とプロシジャ「B/W用−1」を関連付ける;(3)フィルタ2に対して、撮影種別「ICG」とプロシジャ「B/W用−2」を関連付ける;(4)フィルタ3に対して、撮影種別「自発蛍光」とプロシジャ「B/W用−2」を関連付ける;(5)フィルタ4に対して、撮影種別「グリーン」とプロシジャ「B/W用−1」を関連付ける;(6)フィルタ5に対して、撮影種別「ブルー」とプロシジャ「B/W用−1」を関連付ける(以降省略)。
ここで、「B/W」とは、「Black/White」すなわちモノクロ撮影を意味している。また、「B/W用−1」、「B/W用−2」は、それぞれ、モノクロ撮影おける第1のプロシジャ、第2のプロシジャを意味している。
次に、図8に示す関連情報32bについて説明する。この関連情報32bは、プロシジャと、撮像装置9、10のいずれか一方と、撮影時における撮像装置の設定とを関連付けるものである。換言すると、関連情報32bは、各プロシジャの名称に対して、その内容を関連付けている。
より具体的に説明すると、関連情報32bは、次のような関連付けを定義している:(1)プロシジャ「カラー用」に対して、撮像装置「撮像装置−A」と設定「#1」を関連付ける;(2)プロシジャ「B/W用−1」に対して、撮像装置「撮像装置−B」と設定「#1」を関連付ける;(3)プロシジャ「B/W用−2」に対して、撮像装置「撮像装置−B」と設定「#2」を関連付ける(以降省略)。
ここで、「撮像装置−A」は撮像装置9を示し、「撮像装置−B」は撮像装置10を示している。これらの情報「撮像装置−A」、「撮像装置−B」は、それぞれ撮像装置9、10の識別情報としてあらかじめ定義されているものとする。この撮像装置の識別情報は、この発明の「撮影設定情報」の一例に相当する。また、設定「#1」、「#2」は、それぞれ、当該撮像装置における第1の設定、第2の設定を示している。
次に、図9に示す関連情報32cについて説明する。この関連情報32cは、撮像装置及びその設定に対し、当該設定の内容を関連付けるものである。この設定内容は、この発明の「撮影設定情報」の一例に相当し、たとえば撮像素子9a、10aの撮影感度や撮影画素数などが含まれている。
この関連情報32cは、次のような関連付けを定義している:(1)設定「撮像装置−A、#1」に対して、撮影感度「ISO500」と撮影画素数「2000x1500」を関連付ける;(2)設定「撮像装置−B、#1」に対して、撮影感度「Gain 12」と撮影画素数「1600x1200」を関連付ける;(3)設定「撮像装置−B、#2」に対して、撮影感度「Gain 18」と撮影画素数「1600x1200」を関連付ける(以降省略)。
[使用形態]
以上のような構成を有する眼科撮影システムの使用形態を説明する。図10に示すフローチャートは、この眼科撮影システムの使用形態の一例を表している。
光学フィルタの選択に対応する眼科撮影システムの動作について、図10を参照しながら説明する。まず、ユーザが、眼底カメラ1のフィルタ変更操作部3bを操作して、光学フィルタ105a〜105h、122a〜122hの(前述の組合せの)選択を行う(S1)。フィルタ部105、122は、選択された光学フィルタをそれぞれの光路上に配置させる(S2)。
また、フィルタ変更操作部3bは、ステップS1の操作結果に応じた信号を制御部11に入力する。制御部11は、この信号に基づいて、当該操作結果、すなわち光学フィルタの選択結果を示す信号(操作信号)を生成する。そして、通信部13を制御し、この操作信号を接続線Lを介してコンピュータ30に送信する(S3)。
眼底カメラ1から送信された操作信号は、コンピュータ30の通信部36により受信されて制御部31に入力される。制御部31は、情報記憶部32に記憶された関連情報32aを参照し、当該操作信号に示す光学フィルタの選択結果に関連付けられた撮影種別とプロシジャを選択する(S4)。制御部31は、選択された撮影種別を示す情報(撮影種別情報)として、当該撮影種別の名称(略称)を表示部33に表示させる(S5)。
また、制御部31は、関連情報32bを参照し、ステップS4で選択されたプロシジャに対応する撮像装置とその設定とを選択する(S6)。更に、制御部31は、関連情報32cを参照し、ステップS6での選択結果に対応する撮影感度と撮影画素数とを選択する(S7)。
制御部31は、通信部36を制御して、ステップS6にて選択された撮像装置の識別情報と、ステップS7にて選択された撮影感度と撮影画素数の情報を、接続線Lを介して眼底カメラ1に送信する(S8)。
眼底カメラ1の通信部13は、このコンピュータ30からの撮像装置の識別情報、撮影感度の情報及び撮影画素数の情報を受信して制御部11に入力する。制御部11は、この識別情報により特定される撮像装置9又は撮像装置10を制御して、撮像素子9a又は撮像素子10aの撮影感度と撮影画素数をそれぞれ設定する(S9)。
撮像装置9又は撮像装置10の設定が終了すると、制御部11は、撮影可能な状態になったことを示す情報を呈示させる(S10)。たとえば、その旨を示すメッセージを表示部14に表示させることができる。また、眼底カメラ1の所定部位(たとえば操作ボタン4a)にLED(Light Emitting Diode)等の報知用光源を設け、この報知用光源を点灯させるように構成することもできる。
ユーザは、操作ボタン4aを押下して眼底Efの画像を撮影する(S11)。この画像撮影は、ステップS9にて設定された撮像装置9又は撮像装置10により、設定された撮影感度及び撮影画素数で取得される。撮像装置9又は撮像装置10は、その撮影画像の画像データ(撮影信号)を、接続線L1又は接続線L2を介してコンピュータ30に送信する(S12)。
コンピュータ30の通信部36がこの画像データを受信すると、制御部31は、この画像データを画像データ記憶部35に記憶するとともに(S13)、この画像データに基づく眼底画像を表示部33に表示させる(S14)。更に画像を撮影する場合には、ユーザは必要に応じて光学フィルタを変更し、ステップS1〜S14の処理を繰り返すことになる。以上で、光学フィルタの選択に対応する眼科撮影システムの動作の説明を終了する。
〔コンピュータの表示画面〕
上記の使用形態におけるコンピュータ30の表示画面について説明する。図11は、この表示画面の一例を表している。同図に示す表示画面1000は、眼底Efの撮影画像や撮影時の設定状態などを表示する画面である。
この表示画面1000には、撮影画像を表示する表示領域として、サムネイル表示部1001と、画像表示部1002が設けられている。サムネイル表示部1001には、複数枚の眼底画像の縮小画像(サムネイル)が配列して表示される。これらサムネイルに対応する眼底画像の画像データは、画像データ記憶部35に記憶されている。
なお、FA撮影やICG撮影のように、タイマ(Timer)により計時を行いながら実施する撮影種別においては、各サムネイルに計時時間が付されて表示される。各眼底画像が撮影されたときの計時時間は、眼底カメラ1の制御部11(マイクロプロセッサ)の計時機能によって取得される。撮影を行うために操作ボタン4aが押下されると、撮影ボタン4aから制御部11に信号が入力される。制御部11は、この信号が入力されたことに対応し、撮影光源103をフラッシュ発光させるとともに、タイマの計時時間及び各種情報(光学フィルタ、左右眼、撮影光量、絞り値、画角等の状態を示す情報)を取得する。そして、制御部11は、この計時時間の情報に上記各種情報及び識別情報を付加してコンピュータ30に送信する。更に、撮像装置10(9)は、撮影画像の画像データ(撮影信号)をコンピュータ30に送信する。コンピュータ30は、識別情報、上記各種情報及び計時時間を撮影信号と関連付ける。そして、その撮影信号に基づくサムネイルに計時時間を付して表示する。
ユーザは、操作部34を操作して、これら複数のサムネイルのうちの一つを指定する(たとえば、所望のサムネイルをマウスでクリックする。)。制御部11は、指定されたサムネイルに対応する画像データに基づいて、当該サムネイルの拡大画像である眼底画像Ef′を画像表示部1002に表示する。このように、ユーザは、撮影した複数の眼底画像のうちの所望のものを選択して観察することができる。
画像表示部1002の下方位置には、現在の設定状態などの各種情報が表示される。具体的には、被検者識別情報表示部1003、撮影種別表示部1004、左眼/右眼表示部1005、撮影画角表示部1006、照明光量表示部1007が設けられている。また、表示画面1000の左上位置には、撮影時の情報を表示する撮影情報表示部1008が設けられている。
(被検者識別情報の表示について)
被検者識別情報表示部1003には、当該被検者の識別情報(患者ID、患者氏名等)が表示される。図11においては、患者ID「222−22−2222」と、患者氏名「AAAA BBBB」が表示されている。
被検者識別情報は、当該被検者に対する検査開始時や画像観察開始時(先に撮影した画像の観察を開始するとき)に入力されたものである。被検者識別情報の入力方法としては、たとえば次の三つのケースがある。第1のケースとしては、ユーザがコンピュータ30の操作部34を操作して入力する方法がある。この第1のケースには、コンピュータ30にカードリーダを設けるとともに、被検者識別情報を電磁的方法等で記憶した患者カードをカードリーダで読み取って入力する場合なども含まれる。
第2のケースとしては、複数の被検者について所定の順序で検査を順次行う場合において、一の被検者に対する検査の終了をユーザが要求したことに対応し、次の被検者の被検者識別情報を自動的に入力する方法がある。検査順序は、コンピュータ30が管理するのが一般的である。なお、検査終了の要求を眼底カメラ1側にて行う場合、眼底カメラ1は、この要求に対応する信号をコンピュータ30に送信する。コンピュータ30は、この信号を受信すると、次の順序の被検者の被検者識別情報を読み出して表示する。
第3のケースとしては、眼底カメラ1側にて被検者識別情報を入力する場合がある。この場合、眼底カメラ1の制御部11は、被検者識別情報を入力するための情報を表示部14に表示させる。この情報は、被検者識別情報をユーザが手作業で入力するための入力スペースであってもよいし、被検者識別情報のリストであってもよい。ユーザは、操作部15を操作して、所望の被検者識別情報を入力(リストから選択)する。眼底カメラ1は、この入力結果(選択結果)を示す信号を接続線Lを介してコンピュータ30に送信する。コンピュータ30は、この信号に基づいて、入力された被検者識別情報を表示する。また、眼底カメラ1にカードリーダを設け、その読み取り結果を示す情報を接続線Lを介してコンピュータ30に送信し、コンピュータ30が表示するようにしてもよい。
以上のような被検者識別情報の入力は、検査開始時や画像観察開始時に実施される。コンピュータ30の制御部31は、入力された被検者識別情報により特定される検査情報(前述)を画像データ記憶部35から読み出す。なお、検査開始時に入力した場合には、たとえば当該被検者の過去の検査情報を読み出す。他方、画像観察開始時に入力した場合には、先に撮影された画像の画像データ等を含む検査情報を読み出す。制御部31は、読み出された検査情報(の一部)を表示する。それにより、たとえば、撮影種別、眼底画像、撮影時の設定状態などが表示画面1000に表示される。また、検査開始時においては、眼底カメラ1の現在の設定状態を取得して表示するように構成することもできる。
(撮影種別の表示について)
撮影種別表示部1004には、図10のステップS5における撮影種別を示す情報(撮影種別情報)が表示される。すなわち、コンピュータ30は、ステップS4において、光学フィルタの選択結果に応じた撮影種別を関連情報32aから取得し、ステップS5において、この取得された撮影種別を示す情報を撮影種別表示部1004に表示する。このときに表示される情報としては、たとえば、カラー撮影を示す「Color」、可視蛍光撮影を示す「FA」、赤外蛍光撮影を示す「ICG」等、当該撮影種別の名称や略称などの情報がある。
(左眼/右眼の表示について)
左眼/右眼表示部1005には、撮影対象の被検眼Eが左眼であるか又は右眼であるかを示す情報(左眼/右眼情報と呼ぶ。)が表示される。
左眼/右眼情報の取得方法について説明する。前述のように、眼底カメラ1には、顎受け6aと額当て6bが設けられている。被検者は、顎受け6aに顎を載置させ、額当て6bに額を当接させることにより、眼底カメラ1に対する顔位置が固定される。また、ユーザは、ベース2上において架台3を前後左右方向にスライドさせることにより、当該被検者の左眼又は右眼に眼底カメラ1の撮影光学系120の光軸を合わせる(アライメント)。
眼底カメラ1は、ベース2上における架台3の位置(左右方向の位置)を検出し、その検出結果を接続線Lを介してコンピュータ30に送信する。コンピュータ30は、この検出信号を受信し、当該左右方向の位置に基づいて、被検眼Eが左眼であるか右眼であるかを判断する。そして、この判断結果を左眼/右眼表示部1005に表示する。このとき、たとえば、左眼であると判断されたときには「L」を表示し、右眼であると判断されたときには「R」を表示する。
(撮影画角の表示について)
撮影画角表示部1006には、眼底カメラ1の変倍レンズ125の状態(撮影画角)が表示される。この撮影画角の取得方法を説明する。撮影画角は、眼底カメラ1の操作部15をユーザが操作して変倍レンズ駆動部16を動作させることによって設定される。眼底カメラ1は、この撮影画角の設定情報を接続線Lを介してコンピュータ30に送信する。コンピュータ30は、この設定情報に示す撮影画角を撮影画角表示部1006に表示する。図11では、撮影画角として「50°」が表示されている。
(照明光量の表示について)
照明光量表示部1007には、眼底カメラ1に設定されている照明光量(撮影光量)が表示される。この照明光量の取得方法を説明する。照明光量は、眼底カメラ1の操作部15に対する操作を受けた制御部11が撮影光源103を制御することによって設定される。眼底カメラ1は、この照明光量の設定情報を接続線Lを介してコンピュータ30に送信する。コンピュータ30は、この設定情報に示す照明光量を照明光量表示部1007に表示する。図11では、撮影光量として「50W・s」が表示されている。
なお、観察光源101を点灯させて眼底Efを観察する場合、撮影光源103の場合と同様にして、照明光量表示部1007に観察光源101の照明光量を表示するように構成してもよい。
(撮影情報の表示について)
撮影情報表示部1008には、図11に示すように、左眼/右眼情報、撮影画角、タイマ、撮影光量等の各種撮影情報が表示される。これらの情報は、上述した方法により取得される。
(撮影種別リストの表示について)
表示画面1000の右下位置には、撮影種別リスト1010が表示される。この撮影種別リスト1010は、被検者識別情報表示部1003に識別情報が表示された被検者について現在実施可能な撮影種別(及びその撮影状態)のリストが表示される。一般に、眼科撮影においては、一人の被検者に対して複数の撮影種別を同時並行ですることがある。たとえば、FA撮影用(ICG撮影用)の蛍光剤を静注しつつ、好適な撮影タイミングでFA撮影(ICG撮影)を行うとともに、それ以外のタイミングでカラー撮影を行うことがある。また、カラー撮影、FA撮影及びICG撮影を同時並行で行う場合もある。
なお、前述の使用形態(図10のフローチャート参照)は、このような同時並行的な撮影においても好適に用いられる。すなわち、当該被検者に対する撮影種別を変更するとき(たとえばFA撮影からカラー撮影に変更するとき)、光学フィルタを変更するだけで、眼底カメラ1が新たな撮影種別に対応する設定状態となり、コンピュータ30の表示画面も新たな撮影種別用に切り替えられるからである。
さて、撮影種別リスト1010には、表示欄「Capture Mode」、「Timer」、「W・s」、「Shot」が設けられている。表示欄「Capture Mode」には、当該被検者に対して現在実施可能な撮影種別が表示される。表示欄「Timer」には、FA撮影やICG撮影など、タイマで計時しつつ行う撮影種別についての計時時間が表示される。表示欄「W・s」には照明光量が表示される。表示欄「Shot」には撮影枚数が表示される。
撮影種別リスト1010においては、現に実施されている撮影種別は、撮影待ち状態の撮影種別と区別できるように表示される。たとえば、現に実施されている撮影種別のみを白黒反転させて表示するなどの方法が適用される。
ユーザは、前述のように光学フィルタを変更することにより新たな撮影種別に移行できる他に、操作部15を用いて撮影種別リスト1010中の所望の撮影種別を指定することによっても新たな撮影種別に移行できる。後者の場合、上記使用形態と同様に図7〜図9の関連情報32a〜32cを参照して、新たに指定された撮影種別に対応する撮影設定情報(撮像装置や設定)を取得し、その撮影設定情報を眼底カメラ1に送信して自動的に設定を行う。
[作用・効果]
以上のような眼科撮影システムの作用及び効果について説明する。
まず、この眼科撮影システムによれば、眼底カメラ1のフィルタ変更操作部3bや操作部15が操作されたことに対応し、眼底カメラ1からコンピュータ30に操作信号が送信される。コンピュータ30は、この操作信号に基づいて表示部33に情報を表示するように作用する。表示部33に表示される情報としては、撮影種別情報や撮影設定情報などがある。
このように作用する眼科撮影システムによれば、眼底カメラ1のフィルタ変更操作部3bや操作部15を操作するだけで、当該操作に対応する情報が表示部33に表示されるので、当該情報を表示させるためにコンピュータ30を操作する必要がない。したがって、眼底カメラによる撮影作業を効率よく行うことができる。
更に、この眼科撮影システムによれば、眼底カメラ1のフィルタ変更操作部3bや操作部15を操作することにより、撮影種別の変更や眼底カメラ1の設定の変更を行うことができる。したがって、このような変更操作を行うためにコンピュータ30を操作する必要がないため、撮影作業を効率よく行うことができる。
また、新たな被検者の眼底撮影に移行するときに、コンピュータ30にて被検者の変更操作を行う代わりに、眼底カメラ1の操作部15を用いて変更操作を行うことができるので、撮影作業を効率よく行うことが可能である。
なお、この実施形態では、コンピュータ30と眼底カメラ1は、コンピュータ30側の制御部31より接続線Lを介して眼底カメラ1側の制御部11を経由し、撮像装置9、10の各種設定等の通信を行うようになっており、また、画像データについては、撮像装置9、10から接続線L1、L2を介してコンピュータ30に送るようになっているが、撮像装置9、10の各種設定の通信は、直接に撮像装置9、10に接続されている接続線L1、L2を介して行うように構成してもよい。それにより、眼底カメラ1の制御部11に変更等を加えることなく、使用する撮像装置9、10の変更や撮像装置9、10の設定変更を行うことができる。
[変形例]
以上において詳述した構成は、この発明に係る眼科撮影システムを好適に実施するための一具体例に過ぎない。したがって、たとえば以下に説明するような任意の変形を適宜に施すことが可能である。
〔第1の変形例〕
上記の実施形態では、図7〜図9の関連情報32a〜32cに示すように、光学フィルタが指定されたことに対応して撮影設定情報(使用する撮像装置や設定)が一意的に関連付けられているが、この発明に係る眼科撮影システムは、これに限定されるものではない。
たとえば、或る光学フィルタに対して二以上の撮影設定情報が関連付けられている場合について説明する。まず、コンピュータ30は、この二以上の撮影設定情報を示す情報を眼底カメラ1に送信する。このとき送信される情報には、たとえば二以上の撮像装置の識別情報や、二以上の撮影感度、撮影画素数などが含まれる。
眼底カメラ1は、この情報を受信し、当該二以上の撮影設定情報を表示部14に表示する。ユーザは、操作部15を操作して、所望の撮影設定状態を指定する。眼底カメラ1は、撮像装置9、10を制御して、眼底カメラ1の各部を指定された設定に変更する。また、眼底カメラ1は、この指定結果をコンピュータ30に送信する。コンピュータ30は、上記の実施形態と同様に、受信した指定結果に基づいて表示部33に情報を表示する。
このような変形例によれば、光学フィルタに対して撮影設定情報が一意的に関連付けられていない場合であっても、眼底カメラ1を操作するだけで撮影種別や眼底カメラ1の設定を変更することができるので、撮影を効率的に行うことができる。
〔第2の変形例〕
タイマを用いた撮影種別の検査を二つ以上同時並行して実施する場合について説明する。この変形例は、異なる撮影種別を同時並行的に実施するケース、同じ撮影種別を二人以上の被検者に対して同時並行的に実施するケース、及び、これらのケースを複合的に実施するケースを包含するものである。
或る被検者に対して同時並行的に実施されている二以上の撮影種別は、上記の実施形態において説明したように、撮影種別リスト1010によって管理される。
また、二人以上の被検者に対して同時並行的に検査を行っている場合に、ユーザが所定の操作を行うと、これらの検査を管理するための検査管理画面が表示部33に表示される。図11に示す表示画面1000等の別の表示画面が表示されているときに当該操作を行うと、検査管理画面がポップアップ表示される(つまり、当該表示画面とは別ウィンドウの検査管理画面が重畳表示される)。
図12は、検査管理画面の一例を表している。同図に示す検査管理画面2000には、現在同時並行で実施している各検査に関する情報がリスト表示されている。具体的に説明すると、検査管理画面2000には、表示欄「ID」、「First Name」、「Last Name」、「DB#」、「Color」、「FA」、「ICG」、「Green」、「Blue」、「AutoFl」が設けられている。
表示欄「ID」には、各被検者の患者IDが表示される。表示欄「First Name」には、各被検者の名が表示される。表示欄「Last Name」には、各被検者の姓が表示される。表示欄「DB#」には、各検査の検査情報が保管されているデータベースの識別情報が表示される。表示欄「Color」には、カラー撮影の実施の有無が表示される。表示欄「FA」には、FA撮影の実施の有無、そして実施している場合にはタイマの計時時間が表示される。表示欄「ICG」には、ICG撮影の実施の有無、そして実施している場合にはタイマの計時時間が表示される。表示欄「Green」には、グリーンフィルタを使用した撮影の実施の有無が表示される。表示欄「Blue」には、ブルーフィルタを用いた撮影の実施の有無が表示される。表示欄「AutoFl」には、自発蛍光撮影の実施の有無、そして実施している場合にはタイマの計時時間が表示される。
このような検査管理画面2000を用いることにより、同時並行的に実施している複数の検査を管理することができる。たとえば、図12に示す表示内容は、三人の被検者に対して同時並行的に検査を行っていることを示している。また、この検査管理画面2000を視認することにより、最初の被検者(ID「222−22−2222」)に対して、FA撮影とICG撮影を実施していることを把握できる。更に、FA撮影の計時時間が4分40秒であり、ICG撮影の計時時間が3分53秒であることも把握できる。他の被検者についても同様に、実施している撮影種別及びタイマの経過時間を把握することができる。
なお、図示は省略するが、眼底カメラ1の表示部14には、現に実施中の検査に関わるタイマの計時時間が表示されるようになっている。なお、現に実施中の検査の計時時間をコンピュータ30のタイマで取得することもできるが、撮影信号を眼底カメラ1からコンピュータ30に送信するのに数秒程度の時間が掛かるために、実際の撮影タイミングと計時時間との間に差が生じるおそれがある。したがって、現に実施中の検査に関わる計時は、眼底カメラ1側で行うことが望ましい。
続いて、各撮影種別に関するタイマの計時態様について説明する。一般に、眼科撮影システムにおいては、眼底カメラ側のタイマは単一の時間のみ計時でき、コンピュータ側のタイマは複数の時間を同時並行で計時することができる。当該変形例においては、コンピュータ30のタイマは、検査管理画面2000に表示された複数の検査に関わる計時をそれぞれ実行する。一方、眼底カメラ1のタイマは、これら複数の検査のうちの一つの検査(現に実行中の検査)に関わる計時のみを実行する。以下、このような処理の具体例を説明する。
コンピュータ30は、各被検者毎に各撮影種別の検査(計時を伴うもの)の計時時間を管理している。同時並行的に実施されている複数の検査の一つが終了すると、ユーザは、次に実施する検査を指定する。この指定操作は、コンピュータ30側で行うこともできるが、眼底カメラ1の操作部15により行うことが望ましい。このとき、表示部14に表示された検査のリストから指定するように構成してもよいし、コンピュータ30側に表示されたリスト(検査管理画面2000)から操作部15を操作により指定するようにしてもよい。
新たな検査が指定されると、上記の実施形態と同様にして、眼底カメラ1の設定が、この新たな検査の撮影種別に応じた設定に変更される。
また、新たな検査が指定されたことに対応し、眼底カメラ1は、指定された検査を示す情報をコンピュータ30に送信する。なお、コンピュータ30側にて指定操作を行った場合、この送信処理は不要である。コンピュータ30は、(眼底カメラ1からの情報に示す)指定された検査に関わる計時時間を取得し、眼底カメラ1に送信する。眼底カメラ1のタイマは、この計時時間から計時を開始する。
このような処理を実行することにより、同時並行的に実施している各検査について、各画像の撮影タイミングを示す計時時間を精度よく取得することができる。
〔その他の変形例〕
上記実施形態では、眼底カメラとコンピュータとを含む眼科撮影システムについて説明したが、眼底カメラ以外の眼科撮影装置(たとえばスリットランプ、OCT等)とコンピュータとを含む眼科撮影システムについても、上記実施形態と同様の構成を適用することが可能である。
この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態の全体構成の一例を表す概略ブロック図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態における眼底カメラの外観構成の一例を表す概略側面図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態における眼底カメラの光学系の構成の一例を表す概略側面図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態における眼底カメラの光学系の構成の一例を表す概略側面図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態における眼底カメラの光学系の構成の一例を表す概略側面図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態におけるコンピュータのハードウェア構成の一例を表す概略ブロック図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態におけるコンピュータに記憶された関連情報の態様の一例を表す概略図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態におけるコンピュータに記憶された関連情報の態様の一例を表す概略図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態におけるコンピュータに記憶された関連情報の態様の一例を表す概略図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態による使用形態の一例を表すフローチャートである。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態によって表示される画面の一例を表す概略図である。 この発明に係る眼科撮影システムの好適な実施形態によって表示される画面の一例を表す概略図である。
符号の説明
1 眼底カメラ
3a 操作パネル
3b フィルタ変更操作部
9、10 撮像装置
9a、10a 撮像素子
11 制御部
12 記憶部
13 通信部
14 表示部
15 操作部
16 変倍レンズ駆動部
17 フォーカスレンズ駆動部
100 照明光学系
101 観察光源
103 撮影光源
105 フィルタ部
105a〜105h 光学フィルタ
120 撮影光学系
122 フィルタ部
122a〜122h 光学フィルタ
124 フォーカスレンズ
125 変倍レンズ
30 コンピュータ
31 制御部
32 情報記憶部
32a、32b、32c 関連情報
33 表示部
34 操作部
35 画像データ記憶部
41 マイクロプロセッサ
42 主記憶装置
43 外部記憶装置
44 画像記憶装置
45 表示デバイス
46 操作デバイス
47 通信インターフェイス
1000 表示画面
1001 サムネイル表示部
1002 画像表示部
1003 被検者識別情報表示部
1004 撮影種別表示部
1005 左眼/右眼表示部
1006 撮影画角表示部
1007 照明光量表示部
1008 撮影情報表示部
2000 検査管理画面
L、L1、L2 接続線

Claims (8)

  1. 被検者の眼底に照明光を投射する照明光学系と、前記照明光の眼底反射光を受光して撮影信号を出力する撮影手段を含む撮影光学系とを有する眼底カメラと、
    前記眼底カメラと異なる筐体を有し、前記眼底カメラと通信可能に接続され、前記撮影手段から出力される撮影信号に基づく眼底画像を表示する表示手段を有するコンピュータと、
    を含む眼科撮影システムであって、
    前記眼底カメラは、操作手段を備え、
    前記コンピュータは、前記操作手段による操作に対応して前記眼底カメラから送信される操作信号に基づく情報を前記表示手段に表示させる制御手段とを備える、
    ことを特徴とする眼科撮影システム。
  2. 前記眼底カメラの前記照明光学系及び/又は前記撮影光学系は、前記操作手段による操作に対応して光路上に挿入される光学フィルタを備え、
    前記コンピュータの前記制御手段は、前記操作信号に基づいて、前記光路上に挿入された前記光学フィルタに対応する撮影種別を示す撮影種別情報を前記情報として前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影システム。
  3. 前記眼底カメラの前記照明光学系及び/又は前記撮影光学系は、前記操作手段による操作に対応して光路上に選択的に挿入される複数の前記光学フィルタを備え、
    前記コンピュータの前記制御手段は、前記複数の光学フィルタのそれぞれに撮影種別を関連付けた関連情報をあらかじめ記憶した記憶手段を備え、前記操作信号に基づいて、前記選択的に挿入された光学フィルタに関連付けられた撮影種別を前記関連情報から選択し、該選択された撮影種別を示す前記撮影種別情報を前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項2に記載の眼科撮影システム。
  4. 前記関連情報は、前記複数の光学フィルタのそれぞれと、前記撮影手段の設定状態を示す撮影設定情報とを関連付け、
    前記コンピュータの前記制御手段は、前記操作信号に基づいて、前記選択的に挿入された光学フィルタに関連付けられた撮影設定情報を前記関連情報から選択し、該選択された撮影設定情報を前記眼底カメラに送信し、
    前記眼底カメラは、前記送信された撮影設定情報に基づいて、前記撮影手段の設定状態を変更する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の眼科撮影システム。
  5. 前記眼底カメラの前記撮影手段は、二以上の撮像装置を含み、
    前記関連情報は、前記複数の光学フィルタのそれぞれに対し、前記二以上の撮像装置のうちの一の撮像装置の識別情報を前記撮影設定情報として関連付け、
    前記眼底カメラは、前記制御手段により送信された撮影設定情報に示す識別情報によって識別される撮像装置により撮影を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載の眼科撮影システム。
  6. 前記関連情報は、前記複数の光学フィルタのそれぞれに対し、前記眼底カメラの前記撮影手段の撮影感度及び/又は撮影画素数を前記撮影設定情報として関連付け、
    前記眼底カメラは、前記制御手段により送信された撮影設定情報に示す撮影感度及び/又は撮影画素数に前記撮影手段の設定を変更して撮影を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載の眼科撮影システム。
  7. 前記眼底カメラは、前記操作手段により撮影画角の設定、前記照明光の光量の設定又は左眼/右眼の設定がなされたときに、当該設定の情報を含む操作信号を送信し、
    前記コンピュータの前記制御手段は、該送信された操作信号に含まれる前記設定の情報に基づいて、前記操作手段により設定された撮影画角、前記照明光の光量又は左眼/右眼を示す情報を前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影システム。
  8. 前記眼底カメラは、被検者識別情報を表示する手段を備え、前記操作手段により前記表示される被検者識別情報が変更されたことに対応し、当該変更後の被検者識別情報を含む操作信号を送信し、
    前記コンピュータの前記制御手段は、複数の被検者のそれぞれについての検査情報を記憶する記憶手段を備え、前記送信された操作信号に含まれる被検者識別情報に基づいて、前記記憶手段から検査情報を選択し、該選択された検査情報を前記表示手段に表示させる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影システム。
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