JP2014161500A - 画像処理装置、眼科撮影装置及び方法、並びにプログラム - Google Patents

画像処理装置、眼科撮影装置及び方法、並びにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 被検眼の眼底を検査する際に、被検者の年齢や疾病によっては、自発蛍光像が暗いため、眼底撮影時において蛍光分布が判りにくいという欠点がある。
【解決手段】 被検眼の眼底画像を解析する眼科撮影装置において、異なる時刻に被検眼を撮影して得た複数の自発蛍光像を取得する取得手段と、前記複数の自発蛍光像の輝度を調整して得た複数の蛍光輝度像を生成する生成手段と、前記被検眼を撮影した時刻毎に、前記複数の自発蛍光像と前記複数の蛍光輝度像とを並べて表示手段に表示させる表示制御手段と、
を配する。
【選択図】 図1

Description

本発明は被検眼の眼底画像を解析する画像処理装置、これを有する眼科撮影装置及び撮影方法、並びにこれらを動作或いは実行するためのプログラムに関する。
被検眼の眼底に波長選択された光を照射し、眼底から発せられる自発蛍光をろ過するフィルタを用いて、自発蛍光像を撮影する眼科撮影装置が知られている。
自発蛍光像は、ろ過フィルタに赤外光を透過するフィルタを用い、主にリポフスチンからの蛍光を捉えることが知られている。
特許文献1には、眼底の自発蛍光撮影において、被検眼の眼底自発蛍光像の特定領域から画素値の基準値を求め、基準値外の画素値を示す画素を色表示する技術が公開されている。
特許文献2には、眼底の自発蛍光撮影が可能な眼底カメラにおいて、自発蛍光用に選択された照明光により眼底を照明し、ろ過フィルタなしに眼底像を撮像し、モノクロ画像を生成する技術が公開されている。
特許文献3には、眼底の蛍光撮影において、蛍光眼底像上で任意の点を指定し、蛍光眼底像からその任意の点の輝度値以上の領域を抽出する技術が公開されている。
特開2010−279536号公報 特開2010−274048号公報 特開2006−334044号公報
自発蛍光像は、蛍光物質(リポフスチンなど)の量に応じて変化する例えば眼底像における明るさや輝度の分布を蛍光像として撮影したもの。一般に、若年者の自発蛍光像は暗く、加齢にしたがい自発蛍光像が明るくなる。また、疾病により、様々な蛍光分布を示す自発蛍光像となる。自発蛍光像は診断する上で、自発蛍光の明るさと分布が重要な情報となる。
しかし、被検者の年齢や疾病によっては、自発蛍光像が暗いため、蛍光分布が判りにくい場合が存在する。また、同じ患者についても、例えば疾病の進行により同一の蛍光輝度での画像を得ることが困難となる場合も考えられる。しかし、このような画像の変化が疾病の進行の影響であるか、撮影条件の影響であるか、等、その原因の判別は難しく、単なる画像からは疾病に関する有益な情報が得られない場合も考えられる。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、自発蛍光量と得られた蛍光輝度によらず、輝度やその分布についてそれぞれの被検眼に適した自発蛍光像を表示することができ、経時変化を含めてより多くの情報を提示することができる画像処理装置、眼科撮影装置及び撮影方法、及びこれらを動作あるいは実行させるプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る画像処理装置は、
異なる時刻に被検眼を撮影して得た複数の自発蛍光像を取得する取得手段と、
前記複数の自発蛍光像の輝度を調整して得た複数の蛍光輝度像を生成する生成手段と、
前記被検眼を撮影した時刻毎に、前記複数の自発蛍光像と前記複数の蛍光輝度像とを並べて表示手段に表示させる表示制御手段と、
を有することを特徴とする。
また、上記の課題を解決するために、本発明に係る眼科撮影装置は、
被検眼の眼底に照明光を照射する照明手段と、
前記照明光より自発蛍光励起光を選択する第二の波長選択手段と、
前記眼底に照射された前記自発蛍光励起光により前記眼底において励起された自発蛍光を透過し且つ前記自発蛍光励起光の眼底反射光をろ過する波長選択手段と、
前記波長選択手段によりろ過された自発蛍光像を撮像する撮像手段と、
前記撮像手段により撮像された蛍光像から、蛍光量に対応した明るさの蛍光像である蛍光輝度像と、コントラストを強調した蛍光分布像と、を生成する画像処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、取得手段により取得された蛍光像から蛍光量に対応した明るさの蛍光像である蛍光輝度像とコントラストを強調し蛍光分布が視認しやすい蛍光像である蛍光分布像とを生成することで、自発蛍光の量と分布をそれぞれに適した自発蛍光像を用いて表示することができ、経時的な病変の変化を含めより多くの情報を提供することができる。
第1の実施形態の全体構成の一例を表す概略図である。 位置合わせとピント合わせの具体例を示した図である。 得られる蛍光像を処理に応じて示す図である。 蛍光像の階調分布を示したヒストグラムを処理に応じて示す図である。 他の実施形態の操作スイッチ部の詳細を示した図である。 本発明の第1の実施形態における蛍光像の生成システムを示すブロック図である。 蛍光像生成のために実行される処理を示すフローチャートである。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を用いて詳細に説明する。
[眼底撮影装置の構成]
図1は、本実施形態における眼科撮影装置の構成図である。観察用光源1から被検眼Eの前方の対物レンズ2に至る光路上には、コンデンサレンズ3、撮影用光源4、可視光を反射し且つ赤外光を透過する光学部材の一例であるコールドミラー5、リング状の開口を有する絞り6、リレーレンズ7、及び孔あきミラー9が順次に配列されている。更に、絞り6とリレーレンズ7の間には自発蛍光用励起フィルタ10が光路に挿脱自在に配置され、これらにより照明手段が構成されている。自発蛍光用励起フィルタ10は自発蛍光観察撮影時に照明光路に挿入され、カラー撮影時には照明手段から退避され、本発明における第二の波長選択手段として機能する。なお、上述した光学部材は、コールドミラーの他に、ダイクロミラーでも良く、波長を選択的に分離できる部材であれば何でも良い。また、上述した光学部材を、全反射ミラーで構成し、可視光を遮断し且つ赤外光を透過する赤外透過フィルタを別途、照明光路に設けても良い。
孔あきミラー9の通過方向の光路上には、合焦レンズ11、撮影レンズ12、及びカラー撮影ユニット13が配列されている。また、撮影レンズ12とカラー撮影ユニット13の間には、自発蛍光励起光を遮断し蛍光のみを透過する自発蛍光用ろ過フィルタ14が光路に挿脱自在に配置され、観察撮影光学系が構成されている。カラー撮影ユニット13は、撮像素子15、及び近赤外光を透過する赤色フィルタを含む三色分解カラーフィルタ16を有している。自発蛍光用ろ過フィルタ14は自発蛍光撮影時に観察撮影光路に挿入され、カラー撮影時には、観察撮影光学系から退避され、本発明における波長選択手段として機能する。
撮像素子15の出力は画像処理手段即ち生成手段である画像信号処理部21を介してシステム制御部22に接続されている。また、画像信号処理部21には表示部23が接続され、被検眼Eの観察画像が表示され、被検眼Eの観察を行うようにされている。また、システム制御部22には、画像記憶手段である画像記録部24、及び操作スイッチ部25が接続されて、眼底カメラ全体の制御系が構成されている。また、蛍光像を撮像又は取得する撮像素子15及びこれに付随する構成は、本発明における取得手段に対応する。
カラー画像撮影時には、観察用光源1を出射した光束はコンデンサレンズ3、撮影用光源4を通りミラー5で反射される。コールドミラー5での反射光は、絞り6、及びリレーレンズ7を通り孔あきミラー9の周辺で反射し、対物レンズ2を通り被検眼Eの眼底Erを可視光で照射する。このとき、自発蛍光励起フィルタ10は照明手段から離脱している。
眼底Erからの反射光は、対物レンズ2、及び孔あきミラー9の孔を通り、合焦レンズ11、及び撮影レンズ12を通過し、撮像素子15上に結像する。このとき、自発蛍光用ろ過フィルタ14は眼底観察撮影光学系から離脱しているため、眼底Erの反射光がそのまま表示部23で眼底像として観察できる。
検者はこの眼底像を見ながら、不図示の位置合わせ指標と操作部により、装置を前後、左右、上下に移動して被検眼Eに対しての位置合わせを行い、更にフォーカス合わせ用指標を用いて、合焦レンズ11を移動することによりフォーカス合わせを行う。
図2は眼底像Er’の表示部23における観察状態を示しており、眼底像Er’を観察しやすいように拡大表示している。図2(a)は位置合わせとフォーカス合わせが完了していない状態で、位置合わせサークルCと位置合わせ指標Wがずれておりフォーカス合わせ用指標Pもずれている状態を表している。図2(b)は位置合わせとフォーカス合わせが完了している状態で、位置合わせサークルCと位置合わせ指標Wが一致し、フォーカス合わせ用指標Pが一直線になった状態を表している。
検者は眼底像Er’の位置合わせ及びフォーカス合わせの終了後に、操作スイッチ部25の撮影スイッチを押すことにより、システム制御部22が撮影用光源4を発光させる。撮影用光源4を出射した光束は、観察用光源1の光束と同様の経路で眼底Erを照射し、照明された眼底Erの反射光は、観察時と同様に撮像素子15上に結像する。結像した眼底像Er’の画像データは、画像信号処理部21、システム制御部22を経て、画像記録部24にカラー画像として保存され、表示部23には眼底像Er’が表示される。
自発蛍光撮影時においては、自発蛍光用励起フィルタ10が照明光路中に挿入される。観察用光源1を出射した光束は、コンデンサレンズ3、及び撮影用光源4を通りミラー5で反射される。コールドミラー5での反射光は、絞り6、及び自発蛍光励起フィルタ10を通り波長選択され、孔あきミラー9の周辺で反射し、対物レンズ2を通り眼底Erを照射する。観察用光源1及び自発蛍光用励起フィルタ10を含めて被検眼眼底に自発蛍光励起光を照射する構成は、本発明における蛍光励起光照明手段として機能する。なお、本実施形態では、自発蛍光励起光にて眼底を照明する構成として、眼底を照明するための照明光を発する光源手段たる撮影用光源4と、該撮影用光源4の発した照明光より自発蛍光励起光を選択する第二の波長選択手段たる自発蛍光励起フィルタ10と、からなる構成を例示している。しかし、自発蛍光励起光により眼底を照明する構成であれば本発明は当該態様に限定されず、例えば該自発蛍光励起光を直接発する構成等によりこれを置き換えることも可能である。よって、本発明では、該構成を自発蛍光励起光照明手段として総称する。
照明された眼底Erの反射光は、瞳Ep、対物レンズ2、及び孔あきミラー9の孔を通り、合焦レンズ11、及び撮影レンズ12を通過し、撮像素子15に結像する。このとき、自発蛍光用ろ過フィルタ14は眼底観察撮影光学系から離脱しているため、自発蛍光励起フィルタ10を透過し波長選択された波長光による眼底Erの反射光を眼底像Er’として観察できる。
検者はこの眼底像Er’を見ながら、図2で説明したと同様に位置合わせ指標Wにより、装置の被検眼Eに対する位置合わせを行い、フォーカス合わせ用指標Pによりフォーカス合わせを行う。
検者は、眼底像Er’の位置合わせ及びフォーカス合わせの終了後に、操作スイッチ部25の撮影スイッチを押すことにより、システム制御部22は自発蛍光用ろ過フィルタ14を眼底観察撮影光学系に挿入し、撮影用光源4を発光させる。撮影用光源4を出射した光束は、観察用光源1の光束と同様の光路を経て自発蛍光用励起フィルタ10を透過した波長光である自発蛍光励起光により眼底Erを照射する。照明された眼底Erでは、自発蛍光励起フィルタ10で波長選択された光によって蛍光物質が励起され蛍光を発する。
眼底Erからの蛍光を含む照明反射光或いは眼底反射光は、瞳Ep、対物レンズ2、及び孔あきミラー9の孔を通り、合焦レンズ11、及び撮影レンズ12を通過し、自発蛍光用ろ過フィルタ14により自発蛍光用励起フィルタ10を透過した波長光を遮断する。これにより、眼底像Er’の蛍光のみが通過して、撮像素子15に結像する。
結像した眼底像Er’は画像信号処理部21でモノクロ化され、システム制御部22を経て画像記録部24に図3(a)に示したようなモノクロ画像である第一の自発蛍光像26として保存される。
[自発蛍光像に対して施される処理]
次に得られた第一の自発蛍光像26に対して施される処理について、図6に示す本発明の一実施形態における蛍光像の生成システムを示すブロック図、及び蛍光像生成のために実行される処理を示す図7のフローチャートを用いて詳細に述べる。なお以降の処理はシステム制御部22により実行され、該システム制御部22は本発明における生成手段を構成する。システム制御部22は、画像記録部24に記憶されたこの第一の自発蛍光像26(ステップS1にて撮像即ち取得)に対して、画像信号処理部21に包含されるコントラスト強調手段51でコントラストを強調する処理を施す(ステップS2)。当該処理を経て、自発蛍光の分布が認識しやすい図3(b)に示した自発蛍光分布画像(蛍光分布像)28が、ステップS3において生成される。続いて、或いはステップS3と平行して、特定輝度値選択手段52が画像記録部24から特定の輝度値を選択し、選択された輝度値に基づいて輝度値正規化手段53により、各画素の輝度値に対する特定の輝度値による正規化が為される(ステップS4)。正規化後の各画素の値に基づいて自発蛍光像の輝度の調整が為され、実際の蛍光量に対応した自発蛍光輝度画像(蛍光輝度像)31が生成される(ステップS5)。生成された所定輝度値で正規化された自発蛍光輝度画像を図3(c)に示す。システム制御部22において、表示手段である表示部23に表示させる画像を指示する表示制御手段56として機能する領域が、これら画像より表示すべき画像を選択して表示部23に表示させる。
続いて、ヒストグラム生成手段53により自発蛍光分布画像28の階調分布についてのヒストグラムの生成が行われる(ステップS6)。図4(a)は、図3(a)に示した第一の自発蛍光像26の階調分布を示したヒストグラムである。
また、ヒストグラム生成手段53は更に自発蛍光輝度画像31の階調分布についてのヒストグラムの生成も行う(ステップS7)。図4(b)は、図3(b)に示した自発蛍光分布画像の階調分布を示したヒストグラムである。
画像信号処理部21では、階調数拡張手段55によって図4(a)のヒストグラムを図4(b)のヒストグラムとなるように階調数の拡張が為され(ステップS8)、図3(b)に示した自発蛍光分布画像の生成が行われる。そうすることによって、図3(b)の自発蛍光部29の明るさの分布が詳細に判るようになり、図3(a)では確認が困難であった低輝度の自発蛍光部30が確認できるようになる。なお、ここで述べる低輝度とは所謂バックグラウンドの輝度値が10の場合において蛍光部の輝度値が20のような場合が考えられる。
ここでは、一度、記憶手段である画像記録部24に第一の自発蛍光像26を記憶してから、画像信号処理部21により自発蛍光分布画像28と自発蛍光輝度画像31を生成した。画像記録部24に恒久的に記憶する画像として、第一の自発蛍光像26を記憶してもよいし、第一の自発蛍光像26を削除し、生成された自発蛍光分布画像28と自発蛍光輝度画像31を記憶してもよい。またはフローチャートにおいてステップS9に示したように、この段階にてすべてを記憶しても良い。
なお、所謂パーソナルコンピュータ(PC)を用いた場合等では、眼科撮影装置における表示部(モニタ)23に関連する構成が前述した表示制御部を包含する態様が比較的簡易であると考えられる。しかし、本形態に例示するように、表示部を外部装置とし、これに対してシステム制御部22が表示制御手段56を包含し、該表示制御手段56が表示すべき像、或いは画像を指示する態様としても良い。また、後述する他の実施形態において述べられる表示モード選択手段57はこの表示制御手段56に包含されることが好ましい。
本実施形態によれば、表示部23が蛍光像、蛍光輝度像、及び蛍光分布像の少なくとも一つを表示可能であって、表示制御手段がこれらの何れを表示するかの指示を行っている。該表示制御手段は、外部からの指示に応じて、被検眼について予め記憶手段に記憶されている蛍光像、蛍光輝度像、及び蛍光分布像の少なくとも一つと、新たに得られた蛍光像、蛍光輝度像、及び蛍光分布像の少なくとも一つとを、対応付けて表示部23に表示させる。本態様では、画像処理手段により生成された蛍光分布画像と蛍光輝度像とを記憶する記憶手段を有することでこれを可能としている。
本実施形態では、当該構成とすることによって、被検眼に関して、過去に撮影した蛍光分布画像または蛍光輝度画像について画像処理手段を介さずに見ることができるので、表示時間の短縮が可能となる。また、予め記憶されているこれら画像と、新たに得られた画像とを対応付けて表示することとしている。例えば、時間の経過によって病状が進行する等で、蛍光の度合いが変化した場合が存在する。この場合も、特定の基準値をベースにした実際の蛍光量に対応する明るさを示す蛍光輝度像、或いは階調数を拡張してコントラストをより詳細に示した視認のし易い蛍光分布像についての過去の像と、これらと対応する現在の像とを対応付けて表示することで、病変の具合を確実且つ容易に把握することが可能となる。
また、本実施形態によれば、取得手段により取得された蛍光像を第一の蛍光像として記憶し、該第一の蛍光像から少なくとも蛍光輝度像と蛍光分布像のどちらか一方を生成することで、必要に応じた自発蛍光像を提供でき、記憶手段の容量の必要以上の増大を防ぐことができる。
[第撮影モードの変更]
次に、本実施形態における撮影モードの変更の様式について、その態様の一例について説明する。ここでは、前述した眼科撮影装置に加え、操作スイッチ部25の代わりに操作スイッチ部33があり、操作スイッチ部33には、図5(a)に示したような撮影スイッチ34、撮影モード選択スイッチ35、及び表示モード選択スイッチ36が設けられている。
撮影モード選択スイッチ35は、操作スイッチ部25を包含するシステム制御部22、更には表示制御部56に包含されることが好ましく、例えばカラー撮影、自発蛍光撮影などの撮影モードを選択することができる。表示モード選択スイッチ36は、自発蛍光撮影モードのときに有効となり、蛍光分布表示モードと蛍光輝度像表示モードを選択することができるようになっている。
撮影モード選択スイッチ35で自発蛍光撮影モードが選択され、表示モード選択スイッチ36で蛍光分布表示モードが選択されている場合の説明をする。検者が眼底像Er’の位置合わせ及びフォーカス合わせの終了後に、操作スイッチ部25の撮影スイッチ34を押すと、システム制御部22は、自発蛍光用ろ過フィルタ14を眼底観察撮影光学系に挿入し、撮影用光源4を発光する。撮影用光源4を出射した光束は、観察用光源1の光束と同様の光路を経て自発蛍光用励起フィルタ10を透過した波長光により眼底Erを照射する。照明された眼底Erでは、自発蛍光用励起フィルタ10で波長選択された光によって蛍光物質が励起され蛍光を発する。
眼底Erからの蛍光を含む照明反射光は、瞳Ep、対物レンズ2、及び孔あきミラー9の孔を通り、合焦レンズ11、及び撮影レンズ12を通過し、自発蛍光用ろ過フィルタ14により自発蛍光励起フィルタ10を透過した波長光を遮断する。これにより、眼底像Er’の蛍光のみが通過して、撮像素子15に結像する。
結像した眼底像Er’は画像信号処理部21でモノクロ化され、システム制御部22を経て画像記録部24に図3(a)に示したような第一の自発蛍光像26として保存される。
システム制御部22は、画像記録部24に記憶された図3(a)の第一の自発蛍光像26を画像信号処理部21で、コントラスト強調し、自発蛍光の分布が認識しやすい図3(b)に示した自発蛍光分布画像28を生成し、表示部23に表示する。
次に、撮影モード選択スイッチ35で自発蛍光撮影モードが選択され、表示モード選択スイッチ36で蛍光輝度像表示モードが選択されている場合の説明をする。検者が眼底像Er’の位置合わせ及びフォーカス合わせの終了後に、操作スイッチ部33の撮影スイッチ34を押すと、表示モード選択スイッチ36で蛍光分布表示モードが選択されている場合と同様に、画像記録部24に図3(a)に示したような第一の自発蛍光像26として保存される。
システム制御部22は、画像記録部24に記憶されたこの第一の自発蛍光像26に対して、画像信号処理部21において特定の輝度値で正規化する処理を施して自発蛍光輝度画像31を生成する。前述した表示制御手段は、当該自発蛍光輝度画像31を表示部23に表示させる。
システム制御部22は、撮影スイッチ34が押されると、画像記録部24に第一の自発蛍光像を保存する。更に、表示モード選択スイッチ36により選択された表示モードに応じて、表示する画像を画像信号処理部21でコントラスト強調した自発蛍光の分布が認識しやすい自発蛍光分布画像28または、特定の輝度値で正規化した自発蛍光輝度画像31を生成し、表示部23に表示するようになっている。該表示モード選択スイッチ36は表示モード選択手段の一部を構成する。
ここでは、一度、画像記録部24に第一の自発蛍光像26を記憶してから、画像信号処理部21により自発蛍光分布画像28と自発蛍光輝度画像31を生成した。画像記録部24に恒久的に記憶する画像として、第一の自発蛍光像26を記憶してもよいし、第一の自発蛍光像26を削除し、生成された自発蛍光分布画像28と自発蛍光輝度画像31を記憶してもよい。またはすべて記憶しても良い。
本実施形態によれば、表示モード選択手段により、蛍光分布表示モードが選択された場合に少なくとも蛍光分布像を表示し、蛍光輝度像表示モードが選択された場合に少なくとも蛍光輝度像を表示することで、検査目的に適した蛍光像を提供することができる。
[経過情報の表示]
ここでは、病変等を含む一つの被検眼について、その経過上を報知可能とする表示態様について述べる。図5(b)に示すように、操作スイッチ部25の代わりに操作スイッチ部37があり、操作スイッチ部37には、撮影スイッチ38、撮影モード選択スイッチ39、及び表示モード選択スイッチ40に加えて、経過観察スイッチ41と画像選択スイッチ42を設けている。また、画像記録部24には、各画像と被検眼情報とを連携した情報として保存するようになっている。より詳細には、撮像素子15は、異なる時刻、例えば被検眼の検査について複数回の検査時毎に、その特定の被検眼についての自発蛍光像を取得する。
システム制御部22は、撮影モード選択スイッチ39により自発蛍光撮影モードが選択され、表示モード選択スイッチ40により蛍光分布表示モードが選択される。経過観察スイッチ41がオンのときに、撮影スイッチ38が押されると、画像記録部24に図3(a)に示したような第一の自発蛍光像26を保存する。そして、画像記録部24に記憶された第一の自発蛍光像を画像信号処理部21にて処理し、自発蛍光分布画像28を生成するとともに、画像記録部24に保存されている同一被検眼の過去の自発蛍光分布画像を生成し、撮影直後の自発蛍光分布画像と過去の複数の自発蛍光分布画像を表示部23に表示する。即ち、表示制御部たるシステム制御部22は、被検眼を撮影した時刻毎に、複数の自発蛍光像と複数の蛍光輝度像と複数の蛍光分布像と、より任意の像を複数同時に並べて表示部23に表示させる。
また、システム制御部22は、撮影モード選択スイッチ39により自発蛍光撮影モードが選択され、表示モード選択スイッチ40により蛍光輝度像表示モードが選択される。経過観察スイッチ41がオンのときに、撮影スイッチ38が押されると、画像記録部24に図3(a)に示したような第一の自発蛍光像26を保存する。そして、画像記録部24に記憶された第一の自発蛍光像26を画像信号処理部21にて処理し、自発蛍光輝度画像31を生成するとともに、画像記録部24に保存されている同一被検眼の過去の自発蛍光輝度画像31を生成し、撮影直後の自発蛍光輝度画像と過去の複数の自発蛍光輝度画像を表示部23に表示する。
即ち、本実施形態では、表示制御手段は経過観察選択手段の一部を構成する経過観察スイッチ41を有する。該経過観察選択手段により経過観察モードが選択された場合、表示制御手段は、少なくとも、表示モード選択手段により選択されたモードに応じた像と、被検眼について予め記憶手段に記憶された前記第一の蛍光像に基づいた像であって表示モード選択手段により選択されたモードに応じた第二の蛍光像とを、表示部23に同時表示させている。
ここでは、経過観察スイッチ41がオンのときに、表示モード選択スイッチ40により蛍光分布表示モードが選択されている場合、同一被検眼の複数の経時的な自発蛍光分布画像を表示部23に表示している。また、表示モード選択スイッチ40により蛍光輝度表示モードが選択されている場合、同一被検眼の複数の経時的な自発蛍光輝度画像を表示部23に表示している。しかし、表示モード選択スイッチ40により蛍光分布表示モードが選択されている場合、同一被検眼の複数の経時的な自発蛍光分布画像とともに少なくとも1枚の自発蛍光輝度画像を表示部23に表示させる。そして、表示モード選択スイッチ40により蛍光輝度表示モードが選択されている場合、同一被検眼の複数の経時的な自発蛍光輝度画像とともに少なくとも1枚の自発蛍光分布画像を表示部23に表示するようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施形態にその態様は限定されず、取得手段については、外部の眼科撮影装置により被検眼を撮影して得た自発蛍光画像を取得することとしても良い。また、上記の外部の眼科撮影装置も含めて、下記の眼科撮影装置が、眼底カメラだけでなく、自発蛍光撮影可能なSLO装置であっても良い。
本発明によれば、経過観察選択手段により経過観察が選択され、表示モード選択手段により、蛍光分布像表示モードが選択された場合、複数の前記蛍光分布像を表示し、表示モード選択手段により蛍光輝度像表示モードが選択された場合、複数の前記蛍光輝度像を表示する。こうすることで、経時的な蛍光分布像または蛍光輝度像の変化を確認することができる。
また、本発明によれば、経過観察選択手段により経過観察が選択され、表示モード選択手段により蛍光輝度像表示モードが選択された場合、複数の前記蛍光輝度像とともに前記蛍光分布画像を表示することで、蛍光分布の確認と経時的な蛍光輝度像の変化とを同時に確認することができる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (21)

  1. 異なる時刻に被検眼を撮影して得た複数の自発蛍光像を取得する取得手段と、
    前記複数の自発蛍光像の輝度を調整して得た複数の蛍光輝度像を生成する生成手段と、
    前記被検眼を撮影した時刻毎に、前記複数の自発蛍光像と前記複数の蛍光輝度像とを並べて表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記生成手段が、前記複数の自発蛍光像のコントラストを強調して得た複数の蛍光分布像を生成することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記表示制御手段が、前記被検眼を撮影した時刻毎に、前記複数の自発蛍光像と前記複数の蛍光輝度像と前記複数の蛍光分布像とを並べて前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 異なる時刻に被検眼を撮影して得た複数の自発蛍光像を取得する取得手段と、
    前記複数の自発蛍光像のコントラストを強調して得た複数の蛍光分布像を生成する生成手段と、
    前記被検眼を撮影した時刻毎に、前記複数の自発蛍光像と前記複数の蛍光分布像とを並べて表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  5. 異なる時刻に被検眼を撮影して得た複数の自発蛍光像を取得する取得手段と、
    前記複数の自発蛍光像の輝度を調整して得た複数の蛍光輝度像と、前記複数の自発蛍光像のコントラストを強調して得た複数の蛍光分布像とを生成する生成手段と、
    前記複数の蛍光輝度像を表示する蛍光輝度像表示モードと、前記複数の蛍光分布像を表示する蛍光分布像表示モードとを含む複数の表示モードのうちいずれかを選択する表示モード選択手段と、
    前記被検眼を撮影した時刻毎に、前記表示モード選択手段により選択された表示モードの複数の画像と前記複数の自発蛍光像とを並べて表示手段に表示させる表示制御手段と、
    を有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像処理装置の各機能をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  7. 被検眼の眼底を自発蛍光励起光により照明する自発蛍光励起光照明手段と、
    前記眼底を照明した前記自発蛍光励起光により前記眼底において励起された自発蛍光を透過し且つ前記自発蛍光励起光の眼底反射光をろ過する波長選択手段と、
    前記波長選択手段によりろ過された自発蛍光像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記自発蛍光像から、前記自発蛍光像における蛍光量に対応した明るさの蛍光像である蛍光輝度像と、コントラストを強調した蛍光分布像と、を生成する生成手段と、を有することを特徴とする眼科撮影装置。
  8. 前記自発蛍光励起光照明手段は、前記被検眼の前記眼底を照明するための照明光を発する光源手段と、前記光源手段の発した前記照明光より前記自発蛍光励起光を選択する第二の波長選択手段と、を有することを特徴とする請求項7に記載の眼科撮影装置。
  9. 前記生成手段は、
    前記コントラスト強調手段は前記自発蛍光像に対してコントラストを強調する処理を施して前記蛍光分布像を生成するコントラスト強調手段と、
    特定の輝度値を選択する特定輝度値選択手段と、
    前記輝度値正規化手段は前記特定輝度値選択手段によって選択された特定の輝度値に基づいて前記自発蛍光像を生成する各画素の輝度値を正規化する輝度値正規化手段と、を有し、
    前記輝度値正規化手段により正規化された前記輝度値に基づいて前記蛍光輝度像を生成することを特徴とする請求項7に記載の眼科撮影装置。
  10. 前記生成手段により生成された前記蛍光分布画像と前記蛍光輝度像とを記憶する記憶手段と、
    前記自発蛍光像、蛍光輝度像、及び蛍光分布像の少なくとも一つを表示可能な表示手段に表示させる表示制御手段と、を有し、
    前記表示制御手段は、外部からの指示に応じて、前記被検眼について予め前記記憶手段に記憶されている前記自発蛍光像、蛍光輝度像、及び蛍光分布像の少なくとも一つと、新たに得られた前記自発蛍光像、蛍光輝度像、及び蛍光分布像の少なくとも一つとを、対応付けて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項7乃至9の何れか一項に記載の眼科撮影装置。
  11. 前記表示制御手段は、前記表示手段に表示させる画像の表示モードを選択する表示モード選択手段を有し、前記表示モード選択手段は、少なくとも前記蛍光分布像を表示する蛍光分布表示モードと少なくとも前記蛍光輝度像を表示する蛍光輝度表示モードとの選択が可能であって、
    前記外部からの指示は前記表示モード選択手段を介して為されることを特徴とする請求項10に記載の眼科撮影装置。
  12. 被検眼の眼底に照明光を照射する照明手段と、
    前記照明手段の中に設けられた自発蛍光励起光を選択する第二の波長選択手段と、
    前記波長選択手段により選択された自発蛍光励起光により励起された自発蛍光を透過し且つ前記自発蛍光励起光の眼底反射光をろ過する波長選択手段と、
    前記波長選択手段によりろ過された自発蛍光像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記自発蛍光像を第一の蛍光像として記憶する記憶手段と、
    前記第一の蛍光像から蛍光量に対応した明るさの蛍光像である蛍光輝度像とコントラストを強調した蛍光分布像の少なくともどちらか一方を生成する生成手段と、を有することを特徴とする眼科撮影装置。
  13. 前記蛍光分布像または蛍光輝度像を表示する表示手段と、
    前記表示手段に表示させる画像を指示する表示制御手段と、と有し、
    前記表示制御手段は、前記表示手段に対して、少なくとも前記蛍光分布像を表示する蛍光分布表示モードと少なくとも前記蛍光輝度像を表示する蛍光輝度表示モードの何れの表示モードを実行させるかを選択する表示モード選択手段を有することを特徴とする請求項12に記載の眼科撮影装置。
  14. 前記表示手段は複数の画像の同時表示が可能であり、
    前記表示制御手段は経過観察選択手段を更に有し、
    前記経過観察選択手段により経過観察モードが選択された場合、前記表示制御手段は、少なくとも、前記表示モード選択手段により選択されたモードに応じた像と、前記被検眼について予め前記記憶手段に記憶された前記第一の蛍光像に基づいた像であって前記表示モード選択手段により選択されたモードに応じた像である第二の蛍光像とを、前記表示手段に同時表示させることを特徴とする請求項13に記載の眼科撮影装置。
  15. 前記表示制御手段は、前記経過観察モードが選択された場合に、前記表示モード選択手段により選択されたモードに応じた第二の蛍光像に加え、前記表示モード選択手段により選択されていないモードに応じた像を少なくとも1枚、前記表示手段に同時表示させることを特徴とする請求項14に記載の眼科撮影装置。
  16. 前記表示モード選択手段は前記蛍光輝度像表示モードを選択し、前記表示制御手段は前記表示手段に対して複数の蛍光輝度像と共に少なくとも1枚の蛍光分布画像を表示することを特徴とする請求項15に記載の眼科撮影装置。
  17. 被検眼の眼底を自発蛍光励起光により照明する自発蛍光励起光照明手段と、
    前記自発蛍光励起光により励起された自発蛍光を透過し且つ前記自発蛍光励起光の眼底反射光をろ過する自発蛍光用ろ過フィルタと、
    前記ろ過フィルタによりろ過された自発蛍光像を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記自発蛍光像から、蛍光量に対応した明るさの蛍光像である蛍光輝度像と、コントラストを強調した蛍光分布像と、を生成する生成手段と、を有することを特徴とする眼科撮影システム。
  18. 前記自発蛍光励起光照明手段は、前記被検眼の前記眼底を照明するための照明光を発する光源手段と、前記光源手段の発した前記照明光より前記自発蛍光励起光を選択する波長選択手段と、を有することを特徴とする請求項17に記載の眼科撮影システム
  19. 被検眼の眼底を自発蛍光励起光により照射する照明する工程と、
    前記自発蛍光励起光により励起された自発蛍光を透過し且つ前記自発蛍光励起光の眼底反射光をろ過する自発蛍光ろ過工程と、
    前記ろ過工程によりろ過された自発蛍光像を取得する取得工程と、
    前記取得工程により取得された前記自発蛍光像から、蛍光量に対応した明るさの蛍光像である蛍光輝度像と、コントラストを強調した蛍光分布像と、を生成する生成工程と、を有することを特徴とする眼科撮影方法。
  20. 前記眼底を自発蛍光励起光により照明する工程は、前記眼底を照明するための照明光を照射する工程と、前記照明光より前記自発蛍光励起光を選択する波長選択工程と、を有することを特徴とする請求項19に記載の眼科撮影方法。
  21. 請求項19又は10に記載の眼科撮影方法の各工程をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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