JP5032347B2 - 眼科撮影装置 - Google Patents
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Description
この実施形態に係る眼科撮影装置の構成を説明する。図1〜図4は、この実施形態に係る眼科撮影装置の構成の一例を表している。この眼科撮影装置1は、図2に示すような外観を有する。なお、眼科撮影装置1は、図2に示す眼底カメラ本体のみを含んで構成されていてもよいし、眼底カメラ本体と通信可能に接続されたコンピュータを更に含んで構成されていてもよい。
次に、眼科撮影装置1の光学系の構成について図3を参照しながら説明する。眼科撮影装置1の光学系は、照明光学系100と撮影光学系120とを含んで構成される。照明光学系100は、被検眼Eの眼底Efに照明光を照射するための光学系である。照明光学系100は、この発明の「照明手段」の一例である。また、撮影光学系120は、照明光の眼底反射光を接眼レンズ部8bや撮像装置9、10に導く光学系である。撮影光学系120(特に撮像装置9)は、この発明の「生成手段」の一例である。
照明光学系100は、観察光源101、コンデンサレンズ102、撮影光源103、コンデンサレンズ104、フィルタ部105、色補正フィルタ106、リング透光板107、ミラー108、LCD109、照明絞り110、リレーレンズ111、孔開きミラー112、対物レンズ113を含んで構成されている。
撮影光学系120について説明する。撮影光学系120は、対物レンズ113、孔開きミラー112(の孔部112a)、撮影絞り121、フィルタ部122、フォーカスレンズ124、変倍レンズ125、結像レンズ126、クイックリターンミラー127及び撮像装置9を含んで構成される。
眼科撮影装置1の制御系の構成について、図1を参照しながら説明する。眼科撮影装置1の制御系には、制御部11、記憶部14、ユーザインターフェイス15、駆動機構18及びデータ処理部20などが設けられている。
制御部11は、眼科撮影装置1の各部を制御する。具体的には、制御部11は、観察光源101や撮影光源103の点灯/消灯の制御、駆動機構18や上記各種駆動機構の動作制御などを行う。また、制御部11は、各撮像装置9、10の露光時間(電荷蓄積時間)や撮影感度や撮影画素数の設定動作の制御を行う。また、制御部11は、ユーザインターフェイス15に関する制御、すなわち、表示部16の制御や、操作部17に対する操作に応じた眼科撮影装置1の動作制御を行う。また、制御部11は、情報を記憶部14に記憶させたり、記憶部14に記憶されている情報を読み出したりする。また、制御部11は、必要に応じて各種の演算処理を行う。
フィルタ選択部12は、複数の色補正フィルタ106を選択的に使用する場合に設けられる。なお、色補正フィルタ106が一つしか設けられていない場合にはフィルタ選択部12は不要である。
記憶データ選択部13は、記憶部14に記憶させるデータを選択する。記憶データ選択部13は、この発明の「記憶制御手段」の一例である。
記憶部14は、眼科撮影装置1による動作や処理に供される各種の情報を記憶する。たとえば記憶部14には、記憶データ選択部13により選択された画像データが記憶される。記憶部14は、たとえばハードディスクドライブ等の記憶装置を含んで構成される。
ユーザインターフェイス15には、表示部16と操作部17が設けられている。表示部16は、制御部11による制御にしたがって、各種の画面や情報を表示する。表示部16は、たとえばLCD(Liquid Crystal Display)等の任意の表示デバイスによって構成される。表示部16は、本体部8の検者側の位置や、コントロールパネル3aなどに設けられる。また、表示部16は、眼底カメラ本体に接続されたコンピュータの表示デバイスを含んでいてもよい。表示部16は、この発明の「表示手段」の一例として機能する。
データ処理部20は、撮像装置9、10(特に撮像装置9)により生成された画像データに対して各種の処理を施す。データ処理部20は、たとえばCPU等のマイクロプロセッサを含んで構成される。データ処理部20には、濃度分布演算部21、光量設定部22、表示情報生成部23及び表示画像生成部24が設けられている。
濃度分布演算部21は、R成分、G成分及びB成分の各原色成分の画像データについて、その濃度分布を求める。濃度分布は、たとえば次のようにして求めることができる。
光量設定部22には、濃度分布演算部21により求められた原色成分の画像データの濃度分布が入力される。光量設定部22は、まず、この濃度分布における最大濃度や最小濃度を求める。最大濃度は、上記階調の範囲において画素数が0でない最大の濃度(画素値)である。また、最小濃度は、上記階調の範囲において画素数が0でない最小の濃度(画素値)である。
表示情報生成部23は、表示部16に表示される情報(表示情報)を生成する。表示情報生成部23には、濃度分布演算部21により求められた原色成分の画像データの濃度分布が入力される。表示情報生成部23は、表示情報として、この濃度分布の最大濃度や最小濃度、更には濃度分布を表すグラフ情報などを生成する。
表示画像生成部24は、表示部16に表示される画像(表示画像)の画像データを生成する。表示画像生成部24には、撮像装置9により生成された原色成分の画像データが入力される。表示画像生成部24は、一つ以上の原色成分の画像データに基づいて表示画像を生成する。
眼科撮影装置1の動作について説明する。図5に示すフローチャートは、眼科撮影装置1の動作の一例を表している。
以上のように動作する眼科撮影装置1によれば、所定の撮影部位(眼底)による各原色成分の反射率に対応する色バランスを有する撮影照明光を眼底Efに照射し、眼底Efによる撮影照明光の反射光を受光して各原色成分の画像データを生成するように作用するので、ほぼ等しい濃度を有するR成分、G成分及びB成分の画像データを取得することができる。それにより、各原色画像の解析を好適に行える単一のカラー画像を取得することが可能である。
撮像装置9の撮影感度をISO400とし、撮影画角を30°とする。また、最初のカラー撮影(ステップ3)における撮影光量を38W・s(ワット秒)とする。
以上に詳述した構成は、この発明に係る眼科撮影装置を好適に実施するための一例に過ぎない。この発明を実施しようとする者は、この発明の要旨の範囲内における任意の変形を適宜に施すことが可能である。以下、このような変形例について説明する。
9、10 撮像装置
11 制御部
12 フィルタ選択部
13 記憶データ選択部
14 記憶部
15 ユーザインターフェイス
16 表示部
17 操作部
18 駆動機構
20 データ処理部
21 濃度分布演算部
22 光量設定部
23 表示情報生成部
24 表示画像生成部
100 照明光学系
103 撮影光源
106 色補正フィルタ
120 撮影光学系
Claims (15)
- 被検眼の所定の撮影部位に照明光を照射する照明手段と、
前記所定の撮影部位による前記照明光の反射光を受光し、R成分、G成分及びB成分の各原色成分の画像データを生成する生成手段と、
を有する眼科撮影装置であって、
前記照明手段は、所定の撮影部位による前記各原色成分の反射率に対応する色バランスを有する照明光を照射し、
前記生成手段は、当該被検眼の前記所定の撮影部位による該照明光の反射光を受光して前記各原色成分の画像データを生成する、
ことを特徴とする眼科撮影装置。 - 前記照明手段は、所定の撮影部位による前記3つの原色成分の反射光量が略等しくなるような前記色バランスを有する前記照明光を照射する、
ことを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。 - 前記照明手段は、光源と、前記光源から出力された光を前記色バランスを有する光に変換するフィルタとを含み、前記フィルタにより変換された光を前記照明光として照射する、
ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の眼科撮影装置。 - 前記照明手段は、前記光源から出力された光の光路に対して前記フィルタを挿脱する駆動手段を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の眼科撮影装置。 - 前記所定の撮影部位は眼底であり、
前記フィルタは、R成分の透過率がG成分の透過率以下であり、かつ、G成分の透過率がB成分の透過率以下である、
ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の眼科撮影装置。 - 所定の原色成分の画像データの濃度が所定範囲に含まれるような光量の前記照明光を前記照明手段に照射させる照明制御手段を更に備える、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の眼科撮影装置。 - 前記所定の撮影部位は眼底であり、
前記所定の原色成分はR成分を含み、
前記照明制御手段は、前記所定の原色成分の画像データの最大濃度が所定閾値を超えないような光量の前記照明光を前記照明手段に照射させる、
ことを特徴とする請求項6に記載の眼科撮影装置。 - 前記照明制御手段は、所定光量の照明光を前記照明手段に照射させ、前記所定光量の照明光を受光した前記生成手段により生成された前記所定の原色成分の画像データの濃度分布を求め、前記所定光量と該濃度分布とに基づいて該濃度分布における最大濃度が前記所定閾値以下になるように前記照明光の光量を求め、該光量の照明光を前記照明手段に照射させ、
前記生成手段は、該光量の照明光の前記所定の撮影部位による反射光を受光して前記各原色成分の画像データを生成する、
ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の眼科撮影装置。 - 前記所定の撮影部位は眼底であり、
前記所定の原色成分はB成分を含み、
前記照明制御手段は、前記所定の原色成分の画像データの最小濃度が所定閾値以上になるような光量の前記照明光を前記照明手段に照射させる、
ことを特徴とする請求項6に記載の眼科撮影装置。 - 前記照明制御手段は、所定光量の照明光を前記照明手段に照射させ、前記所定光量の照明光を受光した前記生成手段により生成された前記所定の原色成分の画像データの濃度分布を求め、前記所定光量と該濃度分布とに基づいて該濃度分布における最小濃度が前記所定閾値以上になるように前記照明光の光量を求め、該光量の照明光を前記照明手段に照射させ、
前記生成手段は、該光量の照明光の前記所定の撮影部位による反射光を受光して前記各原色成分の画像データを生成する、
ことを特徴とする請求項6又は請求項9に記載の眼科撮影装置。 - 前記照明制御手段は、前記所定の撮影部位による前記各原色成分の画像データの濃度分布が所定値以上の幅を有するような前記照明光を前記照明手段に照射させる、
ことを特徴とする請求項6〜請求項10のいずれか一項に記載の眼科撮影装置。 - 表示手段と、
前記生成手段により生成された前記各原色成分の画像データの濃度分布を求め、該濃度分布に基づく情報を前記表示手段に表示させる情報表示制御手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の眼科撮影装置。 - 表示手段と、
前記生成手段により生成された前記各原色成分の画像データに基づく画像を前記表示手段に表示させる画像表示制御手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか一項に記載の眼科撮影装置。 - 前記照明手段は、互いに異なる複数の前記色バランスを有する照明光を選択的に照射可能である、
ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の眼科撮影装置。 - 記憶手段と、
前記3つの原色成分の画像データ、及び、前記3つの原色成分の画像データの合成画像データを選択的に前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の眼科撮影装置。
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