JP2018051245A - 眼底画像観察プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
眼底撮影装置100は、被検眼の眼底に光を照射し、眼底からの戻り光を受光素子によって受光するための撮影光学系(図示せず)を、少なくとも有する。受光素子からの受光信号に基づいて眼底正面画像が形成される。眼底正面画像は、眼底撮影装置100の画像処理回路(例えば、ICおよびプロセッサ等)によって形成される。なお、画像処理回路は、眼底撮影装置100に備え付けされている必要はなく、例えば、コンピュータ1の画像処理回路が、眼底撮影装置100の画像処理回路を兼ねていてもよい。
コンピュータ1は、少なくとも、眼底撮影装置100によって撮影される各種の眼底正面画像を取得し、モニタ80に表示させる。コンピュータ100は、少なくとも、演算制御部(以下、「制御部」と省略する)70を備える。制御部70は、図1に例示するように、CPU、RAM、および、ROM等によって構成されてもよい。制御部70は、眼底正面画像の表示制御のほか、眼底正面画像に関する各種処理を、眼底画像観察プログラムに基づいて実行する。
以下、上記のような構成を持つ、眼底画像観察システムの動作を説明する。
被検者に造影剤を静注した場合、眼底の血管内に流入する造影剤の量は、静注から一定時間経過後に急激に増大し、その後に徐々に減少する。静注直後の造影初期では、造影剤は、太い血管→細い血管の順で流入してゆき、眼底での蛍光発光の状態の変化は、大きく、且つ、速やかである。一方、造影剤が注入されてから、更に時間が経過した造影中期、造影後期においては、造影剤が血管内に十分に行き渡っているので、眼底での蛍光発光の状態の変化は少なくなる。
まず、検者は、被検眼に対する装置のアライメントを行い、併せて、撮影条件を設定する。この場合に設定される撮影条件には、励起光として眼底に照射する光の波長についての条件が少なくとも含まれる。例えば、FAの場合は、青色、又は、緑色の光が励起光として設定され、ICGAの場合は、赤外域の光が励起光として設定される。FA,ICGAが同時に行われる場合、それぞれに対応した2種類の波長域が、励起光として設定される。更に、本実施形態では、第2の赤外域の光が、眼底に照射される光として、更に設定される。第2の赤外域の光は、眼底観察用の光、および、反射画像を得るための光として、兼用される。なお、第2の赤外域は、ICG励起用の赤外域とは波長域が異なる。
アライメントおよび撮影条件の設定が完了したら、検者は、被検者に造影剤を静注する。また、同時に(又は直後に)、一連の蛍光造影撮影を開始させるための操作入力を、眼底撮影装置100の入力インターフェイスに対して行う。その結果、眼底撮影装置100において、蛍光造影撮影が開始される。
本実施形態では、一連の蛍光造影撮影の開始タイミングから、連続造影撮影が開始される。つまり、連続造影撮影の開始操作に基づいて、連続造影撮影の撮影トリガ信号が出力される。連続造影撮影の結果として、複数フレームの蛍光造影画像を含む撮影画像群が、メモリに記憶される。本実施形態では、各々の蛍光造影画像と同時に撮影された複数フレームの反射画像が、メモリに記憶される。連続造影撮影は、開始から一定時間経過後に自動的に終了してもよいし、眼底撮影装置100の入力インターフェイスに対する所定操作に基づいて、手動で終了してもよいし、その他の終了条件を満たしたときに終了してもよい。
次いで、数分から数十分程度の時間を適宜おいて、造影静止画像の撮影が行われる。この撮影に際し、眼底撮影装置100は、励起光に基づく、或いは、赤外域の光に基づく観察画像を取得し、モニタ80に表示させる。造影中期、造影後期における任意のタイミングで、造影状態、又は、撮影範囲を観察画像を用いて確認しながら、撮影操作を行う(例えば、レリーズボタンを押下する)。撮影操作に基づいて、眼底撮影装置100には、撮影トリガ信号(第2の撮影トリガ信号)が入力される。これにより、眼底撮影装置100は、造影静止画像を取得する。このとき、励起光と共に、反射画像撮影用の光を眼底に投光し、造影静止画像と同時に、反射画像を得る。このようして、撮影中期・後期では、撮影操作毎に、造影静止画像および反射画像が同時に取得され、メモリに記憶される。
以上のようにして眼底撮影装置100によって撮影された、蛍光造影画像、および、反射画像は、コンピュータ1のプロセッサからアクセス可能なメモリ(ここでは、メモリ71)に記憶される。このとき、一連の蛍光造影撮影で得られた複数フレームの蛍光造影画像(本実施形態では、更に、反射画像)が含まれる画像群データが、メモリ71に記憶される。例えば、1つの画像群データにつき、1つのファイルまたは1つのフォルダが、メモリ71に生成され、そのファイルまたはフォルダ内に、一連の蛍光造影撮影で得られた各画像のデータが含まれてもよい。本実施形態において、画像群データは、一連の蛍光造影撮影毎に1つ生成されるものとして説明するが、撮影日毎に1つ生成されるものであってもよい。
コンピュータ1の制御部70は、一連の蛍光造影撮影毎に、又は、撮影日毎に、被検眼の蛍光造影画像が一覧表示される確認画面(本実施形態では、キーフレーム選択画面と兼用)を生成し、確認画面をモニタ80に表示させる。
図3の確認画面では、位置合わせボタン225が配置されている。位置合わせボタン225選択されることで、確認画面に表示される各々の蛍光造影画像が、位置合わせされる。その結果、ある蛍光造影画像を基準として、他の蛍光造影画像の撮影位置のずれが各々補正され、表示される。ところで、各々の蛍光造影画像には、造影状態の違いがあるので、画像間の位置合わせが難しい場合がありうる。そこで、本実施形態では、例えば、蛍光造影画像と同時に撮影される反射画像を利用して、位置合わせが行われる。位置合わせの詳細は、例えば、本出願による特開2016−59400号公報等を参照されたい。
本実施形態では、詳細表示領域230に表示される蛍光造影画像おいて、注目部位の強調表示が行われてもよい。強調表示は、例えば、注目部位の拡大表示によって行われてもよいし、注目部位、或いは、その近傍にマーカーが重畳されることによる重畳表示によって行われてもよい。強調表示の態様は、拡大表示およびマーカーの重畳表示に限られるものではなく、他の種々の強調表示の態様を適用可能である。例えば、注目部位とそれ以外とが異なる態様で表示されることで、強調表示が行われてもよい。
一連の蛍光造影撮影で取得された複数の蛍光造影画像のうち詳細表示領域230に表示される蛍光造影画像は、ある画像(以下、「第1の画像」と称する)から、他の画像(以下「第2の画像」と称する)へと切換可能である。第1および第2の画像は、それぞれが、一連の蛍光造影撮影で取得された複数の蛍光造影画像の中から、検者による選択操作に基づいて任意に選択されてもよい。また、予め定められた所定の規則に基づいて選択されてもよい。ここでいう、所定の規則としては、例えば、各蛍光造影画像の撮影順序に関する規則であってもよい。例えば、スライドショー表示のように、一連の蛍光造影撮影で取得された複数の蛍光造影画像が、撮影順に、所定時間毎に、順々に切り替えられて表示されてもよい。図3の例では、ボタン250の選択操作に基づいて、上記のスライドショー表示が行われる。また、図3の例では、例えば、各々のサムネイル211,212の中から、詳細表示中のサムネイル(つまり、グラフィック214が対応づけられたサムネイル)とは異なる任意のサムネイルが、新たな詳細表示の対象として、検者による選択操作に基づいて選択可能である。
詳細表示領域230において表示される画像が、第1の画像から第2の画像へと切り替えられる場合において、第1の画像において注目部位の強調表示が行われていたときには、第1の画像における注目部位の強調が、第2の画像においても再現されてもよい。この場合、第1の画像における注目部位位置情報に基づいて、第1の画像と同じ注目部位が、第2の画像において強調される。より具体的には、第1の画像と同時に撮影された第1の反射画像と、第2の画像と同時に撮影された第2の反射画像と、の間で位置合わせが行われる。第1の画像と第1の反射画像、第2の画像と第2の反射画像、はそれぞれの撮影範囲が同じであるので、位置合わせの結果として、第1の反射画像における注目部位の位置が、第2の反射画像上で特定できる。その結果、注目部位における時間変化を、検者は容易に把握することができる。
本実施形態では、一連の蛍光造影撮影において得られた複数の蛍光造影画像の中から、所望の造影状態を示すフレームがキーフレームとして、1枚以上選択および設定される。その結果、撮影画像群の中からキーフレームを特定するためのキーフレーム特定情報が、メモリ71に記憶される。一連の蛍光造影撮影に関する画像群データと、その画像群データと対応するキーフレーム特定情報とに基づいて、画像群データの中からキーフレームを抽出して、キーフレームを一覧表示することが可能となる。このような一覧表示は、一連の蛍光造影撮影毎に行われてもよいし、撮影日毎に行われてもよい。このように、一連の蛍光造影撮影で得られた複数フレームの蛍光造影画像の中から、所望の造影状態を示す蛍光造影画像が抽出されたうえで、一覧表示されるので、一連の蛍光造影画像において、観察・診断のポイントとなる造影画像を、検者は良好に確認しやすい。
なお、撮影不良と判定される画像は、キーフレームの選択対象から除外される。例えば、図3のサムネイル表示領域210において、撮影不良と判定された画像のサムネイルが表示されないよう設定されてもよい。撮影不良の蛍光造影画像は、例えば、眼の動きによって所期する撮影範囲から大きくずれてしまった画像、および、瞬きが生じて画像の一部または全部が影になってしまった画像等が挙げられる。制御部70は、撮影不良の画像であるか否かを、フレームごとに判定し、撮影不良と判定された画像については、キーフレームの候補とならないように設定してもよい。蛍光造影画像が撮影不良である場合、同時に撮影される反射画像も撮影不良となるので、反射画像に基づいて、上記判定が行われてもよい。特に、造影初期では、造影状態の変化が大きく、早いため、蛍光造影画像自体からは、撮影不良の判定が困難である場合が考えられる。しかし、反射画像の撮影条件は一定であるので、容易に撮影不良を判定することができる。
ポインティングデバイス等によって、ボタン265が選択された場合、図3に示す確認画面は、図4に示すフレーム画像の一覧画面に切り替えられる。図4の画面では、撮影画像群に含まれるフレーム画像を、図3の画面と比べて、より多数閲覧するために利用される。そして、閲覧したフレーム画像の中から、所望の造影状態を示す画像を、キーフレームとして選択するためにも利用される。
1日の間に、被検眼に対して2種類以上の蛍光造影撮影が行われ、その撮影結果をコンピュータ1が取得している場合、図3の確認画面に代えて、図5に示す確認画面が表示されてもよい。図5の画面では、FAによって得られた蛍光造影画像とICGAによって得られた蛍光造影画像とが、サムネイル表示領域210においてそれぞれ一覧表示される。サムネイル表示領域210には、FAによって得られた蛍光造影画像のサムネイル311と、ICGAによって得られた蛍光造影画像のサムネイル312とが、1列ずつ、上下に並列表示される。サムネイル311と、サムネイル312とは、造影時間によって、対応付けて並べられてもよい。例えば、図5の画面の場合、造影時期が同じサムネイル同士は、上下に隣り合うように配置される。
[第1変容例]
図6を用いて、第1変容例として、フォローアップのキーフレーム選択に適した確認画面を例示する。前提として、メモリ71に、第1の蛍光造影撮影(ベースライン)に関する画像群データ(ベースラインの画像群データ)、および、キーフレーム特定データが、予めメモリ71に記憶されている。更に、ベースラインの画像群と、造影種別が同じであり、且つ、撮影日が異なる(主には、撮影日が遅い)第2の蛍光造影撮影に関する画像群データ(フォローアップの画像群データ)が、予め取得されている。
確認画面において、詳細表示領域230が予め定められた位置に設定されている必要は無い。例えば、詳細表示領域230を設けずに、確認画面上で、サムネイル211,212を並べ、いずれかのサムネイル211,212が選択された場合に、選択されたサムネイルから切り替えられて、大きなサイズおよび高い画素数の蛍光造影画像であって、選択されたサムネイルと対応する画像が表示されてもよい。
図7は、図3の確認画面の変容例の1つである。図3のように、サムネイルと、詳細表示領域220における拡大画像とによって、それぞれの蛍光造影画像を、2重に表示するのではなく、サムネネイルと拡大画像との中間程度の大きさの画像を用いて、一覧表示が行われてもよい。
また、確認画面において、サムネイル211,212が表示される必要は、必ずしもない。図8に示す確認画面の第3変容例では、画像表示領域510と、コントロール520と、をから少なくとも構成されていてもよい。コントロール520によって、造影時期が選択され、選択された造影時期と対応する1枚の蛍光造影画像が、画像群データから、選択されて、画像表示領域510に表示される。
図9に示すサマリー編集画面は、蛍光造影撮影に関するサマリーを作成するために利用される。ここでいう、サマリーは、少なくとも眼底画像と、その眼底画像に関する情報とを含み、眼底疾患等の観察・診断に利用されるものである。
サブ領域に表示される各々の眼底正面画像は、それぞれ位置合わせして表示される。位置合わせは、蛍光造影画像、或いは、自発蛍光画像の位置合わせは、蛍光造影画像と同時に撮影された反射画像に基づく。例えば、ポインティングデバイスのカーソル(ポインタ)が配置されているサブ領域の眼底正面画像に対して、他のサブ領域の眼底正面画像を位置合わせしてもよい。また、位置合わせの基準とする画像は、撮影日時、撮影方法、等の眼底正面画像に関する情報に基づいて決定されてもよい。例えば、反射画像がいずれかのサブ領域に表示される場合は、反射画像を基準として、位置合わせが行われてもよい。つまり、この場合、反射画像に対する位置ずれが、その他の画像について求められ、位置合わせが行われる。
<マルチ表示>
また、図10に示すように、レイアウト領域320には、被検眼の反射画像と、第1の造影種別の蛍光造影画像(第1蛍光造影画像)と、第2の造影種別の蛍光造影画像(第2蛍光造影画像)と、の少なくとも3枚が、同時に表示可能であってもよい。好ましくは、更に、自発蛍光画像が同時に表示可能であってもよい。この場合、第1蛍光造影画像および第2蛍光造影画像が配置されるサブ領域に対応付けて、切換コントロール(操作部)340(図10では、切換ボタン)が配置される。切換コントロール340が操作されることによって、第1蛍光造影画像および第2蛍光造影画像は、それぞれと同一撮影日または同一の蛍光造影撮影で得られた同一造影種別の他の画像に切り替えて表示される。本実施形態では、ワンアクションの切換操作で、表示されている画像と造影経過時間が最も近い前後の画像のうちいずれに切り替えられる。ここでは、他のキーフレームの中から、新たに表示される画像が選択される。これにより、造影種別ごとに所望の造影状態を表示させて、見比べることができる。
<フォローアップ表示>
また、図11に示すように、レイアウト領域320には、造影種別が互いに同じ複数の蛍光造影画像であって、撮影日が互いに異なる蛍光造影画像が、同時に表示可能であってもよい。図11の例では、レイアウト作成領域320の上半分のサブ領域321,322にベースラインとなるFAによる蛍光造影画像が表示され、下半分のサブ領域323,324に、ベースラインの後日に撮影されたFAによる蛍光造影画像が表示される。
70 制御部
71 メモリ
75 操作部
80 モニタ
100 眼底撮影装置
220 スライダ
Claims (11)
- 眼底撮影装置によって撮影された蛍光による眼底正面画像である蛍光造影画像の表示を少なくとも行う眼底画像観察プログラムであって、
コンピュータのプロセッサによって実行されることにより、
前記眼科撮影装置によって撮影された複数の第1蛍光造影画像と、
前記眼科撮影装置によって撮影され、且つ、前記第1蛍光造影画像とは造影種別、造影時期、および撮影日のいずれかが異なる、複数の第2蛍光造影画像と、
を取得する取得ステップと、
被検眼の観察または診断のためのサマリーとして編集される前記サマリー編集領域が表示部に表示されると共に、所望の造影状態を示す前記第1蛍光造影画像が少なくとも1枚、所望の造影状態を示す前記第2蛍光造影画像が少なくとも1枚がそれぞれ選択され、選択されたそれぞれの画像が、前記サマリー編集領域において位置およびサイズが予め定められた複数のサブ領域のうち、互いに異なるサブ領域に、並べて配置されるサマリー編集ステップと、
前記サマリー編集ステップで編集されたサマリーを、前記表示部上に再生またはプリントアウトするサマリー出力ステップと、を含む眼底画像観察プログラム。 - 請求項1記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記サマリー編集ステップでは、前記取得ステップで取得された、前記第1蛍光造影画像、および、前記第2蛍光造影画像がリストアップされる選択領域を、前記サマリー編集領域と同時に表示させると共に、
前記選択領域にリストアップされた画像の中から、第1蛍光造影画像および前記第2蛍光造影画像を少なくとも1枚ずつ選択し、前記サブ領域に、それぞれ配置するための配置操作を受け付ける。 - 請求項1又は2記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記第1蛍光造影画像と前記第2蛍光造影画像とは、造影種別が互いに異なる画像であって、
前記サマリー編集ステップは、前記サブ領域に配置される前記第1蛍光造影画像、または、前記第2蛍光画像を、入力インターフェイスに対する所定の操作に応じて、表示中の画像と、蛍光造影撮影における造影時期が前後し、且つ、造影種別が同じ画像に切り替える。 - 請求項3記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記サマリー編集ステップは、前記第1蛍光造影画像、および、前記第2蛍光造影画像が配置される前記サブ領域と対応付けて、操作部が表示され、
前記操作部に対するワンアクションの操作を、前記所定の操作として受け付け、前記操作された前記操作部と対応するサブ領域において、前記操作に基づく前記蛍光造影画像の切換表示が行われる。 - 請求項1又は2記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記第1蛍光造影画像と前記第2蛍光造影画像とは、一連の蛍光造影撮影において造影初期と、造影中期または後期に撮影された画像であって、
前記取得ステップは、更に、被検眼の眼底反射光に基づく反射画像を取得し、
前記第1蛍光造影画像および前記第2蛍光造影画像がそれぞれ配置される2つの前記サブ領域とは異なる前記サブ領域である第3のサブ領域に、前記反射画像を前記2つのサブ領域と並べて表示される。 - 請求項1又は2記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記第1蛍光造影画像と前記第2蛍光造影画像とは、互いに異なる撮影日に撮影され、造影種別が同一の画像である。 - 請求項6記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記取得ステップでは、前記第1蛍光造影画像および前記第2蛍光造影画像と共に、各々の画像における造影時期に関する情報を取得し、
前記サマリー編集ステップにおいて、
前記サマリー編集領域には、
前記第1蛍光造影画像が配置可能なサブ領域が第1方向に並べられた第1編集領域と、
前記第2蛍光造影画像が配置可能なサブ領域が前記第1方向に並べられた第2編集領域と、が、前記第1方向とは交差する第2方向に並べられており、
前記第1蛍光造影画像が前記第1編集領域のサブ領域の1つである第1サブ領域に配置された場合に、その第1蛍光造影画像と同じ造影時期に撮影された前記第2蛍光造影画像が、前記第1サブ領域と前記第2方向に関して隣接する、前記第2編集領域の第2サブ領域に、自動的に配置される、或いは、前記第2サブ領域に配置可能な画像として示される。 - 請求項6又は7記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記取得ステップでは、前記第1蛍光造影画像および前記第2蛍光造影画像と共に、各々の画像における造影時期に関する情報を取得し、
前記サマリー編集ステップにおいて、
前記取得ステップで取得された、前記第1蛍光造影画像、および、前記第2蛍光造影画像が、造影時期によって互いに対応付けられてリストアップされる選択領域を、前記サマリー編集領域と同時に表示させると共に、
前記選択領域にリストアップされた画像の中から、第1蛍光造影画像および前記第2蛍光造影画像を少なくとも1枚ずつ選択し、前記サブ領域に、それぞれ配置するための配置操作を受け付ける。 - 請求項1から8のいずれかに記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記サマリー編集ステップにおいて、前記サマリー編集領域上で入力インターフェイスに対する操作に応じて移動するポインタを表示させると共に、
前記ポインタが前記眼底正面画像が配置されたいずれかの前記サブ領域の上に配置された場合に、他の前記サブ領域における眼底正面画像上で、前記ポインタと眼底上の同じ位置を示す第2ポインタが表示される。 - 請求項1から9のいずれかに記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記各々のサブ領域には、各々のサブ領域に配置される眼底正面画像と対応づけて、該眼底正面画像の撮影方法および撮影時期のいずれかを示す情報が表示される。 - 請求項1から10のいずれかに記載の眼底画像観察プログラムであって、
前記サマリー編集ステップよりも先に実行されるキーフレーム選択ステップであって、
前記一連の蛍光造影撮影において撮影された複数フレームの蛍光造影画像の少なくとも一部を、キーフレーム選択画面に表示させると共に、前記キーフレーム選択画面に表示される前記蛍光造影画像の中から検者の選択操作に基づいて1枚以上選択する選択ステップを、前記コンピュータに更に実行させ、
更に、前記サマリー編集ステップでは、前記選択ステップによって選択された前記キーフレームが、前記選択領域にリストアップされる。
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