JP2008035678A - 電源装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】短絡により電池電圧が低下したとしても短絡検知結果をラッチするラッチ回路を停止させることない電源装置を提供することを課題とする。
【解決手段】第1の電源(101)と、前記第1の電源とは異なる第2の電源(109)と、前記第1の電源の電圧を昇圧して所望の電圧を生成する電圧生成手段(106)と、前記第1の電源と前記電圧生成手段との間に接続される負荷スイッチ(105)と、前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知する短絡検知部(103(k))と、前記第2の電源によって動作する前記短絡検知部が短絡を検知したときにラッチするラッチ部(110)と、前記ラッチ部のラッチに応じて前記電圧生成手段の出力を停止し、前記ラッチ部がラッチしている間は前記電圧生成手段から出力させないように制御する制御部(103(a))とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電源装置及び撮像装置に関するものである。
従来より、スイッチングレギュレータコントローラを用いたデジタルカメラが種々提案されている。図14は従来のデジタルカメラの主に電源部のブロック図を示している。図14において、101はデジタルカメラを駆動する主たる電池、102はヒューズ、103はスイッチングレギュレータコントローラである。104は電源スイッチ14とシステム制御部10からスイッチングレギュレータコントローラ103への制御信号を入力とするOR回路である。105はスイッチングレギュレータコントローラ103が動作していないときに電池101の電圧が出力端子VCC1OUTに出力しないように制御するロードスイッチである。106は電池101から供給される電圧及びスイッチングレギュレータコントローラ103の制御により出力電圧VCC1を発生するためのスイッチングレギュレータ部である。107は短絡検知の際に充電するためのコンデンサである。
また、103(a)はロジック制御部である。103(b)はスイッチングレギュレータ部106を制御及び駆動するためのドライバー部である。103(c)は出力端子VCC1OUTの電圧VCC1を入力し基準電圧と比較する誤差増幅器である。103(d)は誤差増幅器103(c)の出力レベルを基準電圧と比較する比較器、その比較結果に応じてコンデンサ107に充電するための充電回路及びその制御を行う制御部からなる短絡検知回路部である。103(e)は短絡検知回路部103(d)と低電圧動作停止回路103(h)からの信号を入力とする保持(ラッチ)回路である。103(f)は三角波電圧を発生する発振部である。103(g)は誤差増幅器103(c)と発振部103(f)と抵抗で設定される基準電圧とを比較することによりスイッチングのオン、オフのデューティを設定するためのコンパレータ回路部である。103(h)は電池101の電圧が所定の電圧よりも低くなった場合にスイッチングレギュレータコントローラ103の動作を停止するための信号を出力する低入力電圧動作停止回路である。103(i)はラッチ回路103(e)と低入力電圧動作停止回路103(h)からの信号を入力とする論理回路である。
この従来の構成でメインスイッチ14が押されてからの起動時の動作について図15(a)、図16を参照しながら説明する。時刻t1aでメインスイッチ14が押される(S2201)とスイッチングレギュレータコントローラ103はロードスイッチ105をオンする(S2202)。するとスイッチングレギュレータ部106は昇圧回路を構成しているので、出力端子VCC1OUTにはほぼ電池101の電圧が発生する。同時に、スイッチングレギュレータコントローラ103はスイッチング動作を開始し、出力端子VCC1OUTの電圧VCC1が徐々に上昇する。このとき、出力電圧VCC1は所定の電圧に達していないため(S2203)、短絡検知回路部103(d)はコンデンサ107に充電を開始する(S2207)。その後所定の時間を経て時刻t2aで所定の出力電圧に達する。この間、出力電圧VCC1が所定電圧に達していないためコンデンサ107が接続されているSCP端子は電圧が上昇するがスレッショルドレベルに達しないため短絡とは判断されない。時刻t2aで出力電圧VCC1が所定の出力電圧に達すると短絡検知回路部103(d)はコンデンサ107への充電を停止する(S2204)。そして、メインスイッチ14がオフされるまで所定の電圧を出すようにスイッチングレギュレータコントローラ103は動作を続ける。メインスイッチ14がオフされれば(S2205)、スイッチングレギュレータコントローラ103は動作を停止する(S2206)。
次に正常動作中に何らかの原因で出力端子VCC1OUTの系に短絡が起こった場合について説明する。時刻t3aで短絡が起こった場合には、出力電圧VCC1が降下し電池101の電圧VBATTも降下する。すると、出力電圧VCC1は所定の電圧を満たしていないため(S2203)、誤差増幅器103(c)の出力変化により短絡検知回路部103(d)はコンデンサ107に充電を開始する(S2207)。時刻t4aでコンデンサ107が接続されているSCP端子の電圧が所定のスレッショルドレベルに達する(S2208)。するとスイッチングレギュレータコントローラ103は短絡を検出しロードスイッチ105をオフし、スイッチングの動作を停止する(S2206)。時刻t3aはスイッチングレギュレータコントローラ103の動作中での短絡であったが、動作開始時から短絡していた場合でも同様の動作により、スイッチングの動作を停止する。このようにして短絡検知を行い、短絡を検知した場合にはスイッチング動作を停止することができる。
特許文献1には、スイッチング電源装置における出力電圧異常時の保護回路が記載されている。
特許第2501909号公報
しかし、電池101の電圧VBATTが低い場合に短絡が起こった場合には、電池電圧VBATTが著しく下がり短絡検知が働く前にスイッチングコントローラの低入力電圧時の誤動作防止回路が働いてしまい、短絡の検出を正しく行うことができない場合がある。
図15(b)及び図16を参照しながら動作説明を行う。時刻t1bでメインスイッチ14がオンされると、スイッチングレギュレータコントローラ103はロードスイッチ105をオンする。すると、出力端子VCC1OUTにはほぼ電池101の電圧VBATTが発生する。ところが出力端子VCC1OUTは短絡しているため電圧VCC1は急激に低下する。それに伴って電池101の電圧VBATTも低下する。このとき短絡検知回路部103(d)は出力端子VCC1OUTが所定の電圧を出力していないためコンデンサ107に充電を開始する。ところが、電池101の電圧VBATTがもともと低かったことと短絡しているという条件が重なったため、時刻t2bで電池101の電圧VBATTが低入力電圧時に誤動作を防止する回路のスレッショルドレベルよりも低くなってしまう。そして、低入力電圧動作停止回路103(h)はラッチ回路103(e)をラッチする信号を出力する。そのため、ドライバー部103(b)はスイッチングレギュレータ部106の動作を停止する。しかし、電池101の電圧VBATTがもともと低かったためにスイッチングレギュレータコントローラ103がリセットしてしまう電圧まで下がってしまう。そして、スイッチングレギュレータコントローラ103はリセットされラッチ回路103(e)を含むすべての機能の動作を停止してしまう。よってロードスイッチ105はオフされ、コンデンサ107への充電も停止してしまう。電池101の電圧VBATTはロードスイッチ105がオフされたため、負荷側と接続が遮断されもとの電圧に復帰する。
ところが、メインスイッチ14はオンされ続けている。さらに、電池101の電圧VBATTがスイッチングレギュレータコントローラ103を動作可能な電圧に復帰している。さらにはラッチ回路103(e)もリセットされてしまっており、時刻t3bでロードスイッチ105は再びオンする。負荷側は短絡の状態が続いているため時刻t1bで起こった動作が繰り返されることになる。時刻t4bでメインスイッチ14がオフされてはじめてこの現象がおさまることになる。
本発明は、上記のような問題を解決するために成されたもので、短絡により電池電圧が低下したとしても短絡検知結果をラッチするラッチ回路を停止させることない電源装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の電源装置は、第1の電源と、前記第1の電源とは異なる第2の電源と、前記第1の電源の電圧を昇圧して所望の電圧を生成する電圧生成手段と、前記第1の電源と前記電圧生成手段との間に接続される負荷スイッチと、前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知する短絡検知部と、前記第2の電源によって動作する前記短絡検知部が短絡を検知したときにラッチするラッチ部と、前記ラッチ部のラッチに応じて前記電圧生成手段の出力を停止し、前記ラッチ部がラッチしている間は前記電圧生成手段から出力させないように制御する制御部とを有することを特徴とする。
本発明の電源装置は、第1の電源と、前記第1の電源とは異なる第2の電源と、前記第1の電源の電圧を昇圧して所望の電圧を生成する電圧生成手段と、前記第1の電源と前記電圧生成手段との間に接続される負荷スイッチと、前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知する短絡検知部と、前記第1の電源または前記第2の電源によって動作する前記短絡検知部が短絡を検知したときにラッチするラッチ部と、前記負荷スイッチがオンしてから電圧生成手段から前記所望の電圧を出力するまでの間に前記短絡検知部が前記第2の電源によって動作するように電源を切替える電源切替部と、前記ラッチ部のラッチに応じて前記電圧生成手段の出力を停止し、前記ラッチ部がラッチしている間は前記電圧生成手段から出力させないように制御する制御部とを有することを特徴とする。
本発明の電源装置は、第1の電源と、前記第1の電源とは異なる第2の電源と、前記第1の電源の電圧を昇圧して所望の電圧を生成する電圧生成手段と、前記第1の電源と前記電圧生成手段との間に接続される負荷スイッチと、前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知する短絡検知部と、前記第1の電源または前記第2の電源によって動作する前記短絡検知部が短絡を検知したときにラッチするラッチ部と、前記第1の電源の電圧が所定値以下であるときに、前記短絡検知部が前記第2の電源によって動作するように電源を切替える電源切替部と、前記ラッチ部のラッチに応じて前記電圧生成手段の出力を停止し、前記ラッチ部がラッチしている間は前記電圧生成手段から出力させないように制御する制御部とを有することを特徴とする。
本発明の電源装置は、第1の電源と、前記第1の電源とは異なる第2の電源と、前記第1の電源の電圧を昇圧して所望の電圧を生成する電圧生成手段と、前記第1の電源と前記電圧生成手段との間に接続される負荷スイッチと、前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知する短絡検知部と、前記第1の電源または前記第2の電源によって動作する前記短絡検知部が短絡を検知したときにラッチするラッチ部と、前記第1の電源の電圧が第1の所定値以下であるときに、前記第1の電源の負荷試験を行う負荷試験動作部と、前記負荷試験による電圧降下量が第2の所定値以下であるときに、前記短絡検知部が前記第2の電源によって動作するように電源を切替える電源切替部と、前記ラッチ部のラッチに応じて前記電圧生成手段の出力を停止し、前記ラッチ部がラッチしている間は前記電圧生成手段から出力させないように制御する制御部とを有することを特徴とする。
本発明によって、短絡により電池電圧が低下したとしても短絡検知結果をラッチするラッチ回路を停止させることない電源装置及び撮像装置を提供することが可能となる。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1から図5に基づいて説明すると以下の通りである。本実施形態におけるデジタルカメラ(撮像装置)の構成を図2に示す。1は被写体の光学像を固体撮像素子3に結像させるレンズである。2はシャッター機能を有しレンズ1を通った光量を制御するための絞りを兼ねた絞り及びシャッターである。3はレンズ1で結像された被写体光を電気信号として取り込むための固体撮像素子である。4は固体撮像素子3より出力される電気信号のクロックの除去やノイズを軽減するための相関二重サンプリングを行うCDS部である。5はCDS部4の出力信号を後述のタイミングパルス発生部8から供給されるクランプパルスのタイミングで所定の基準電圧にクランプするクランプ回路部である。6はクランプ回路部5の出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換部である。7は表示や記録等をするために所望の形式となるように種々の信号処理や変換を行う信号処理部である。8は固体撮像素子3、CDS部4、クランプ回路部5及びA/D変換部6へ必要なパルスを発生するタイミングパルス発生部である。9はレンズ1や絞り及びシャッター2を駆動するための光学系駆動部である。10は撮像装置全体の制御及び各種演算を行うシステム制御部である。11は信号処理部7からの信号を受けLCD等に表示する表示部である。12は画像データの記録又は読み出しを行うための半導体メモリー等の記録媒体である。13はデジタルカメラのすべてのブロックに電源を供給する電源部である。14はデジタルカメラの電源をオン、オフするためのメインスイッチである。
次に、本実施形態のデジタルカメラの基本動作を図3のフローチャートを用いて説明する。デジタルカメラは、メインスイッチ14がオンされると(S301)電源部13は動作を開始し、メイン電源及びコントロール系の電源を供給する。モードが撮影又は再生かを判断し(S302)撮影モードであれば撮影シーケンスに進む。再生モードであった場合は再生シーケンスに進み、記録媒体12からデータを一旦信号処理部7に取り込み(S317)表示のための信号処理を行い、表示部11はLCD等に画像を表示する(S318)。その後、メインスイッチ14がオフされるまで画像を表示し、メインスイッチ14がオフされたら(S319)画像の表示を中止し電源をオフする。
ステップS302の判断において撮影シーケンスに進んだ場合は、AFレンズのレンズ位置をリセット位置まで駆動し(S303)、固体撮像素子3やタイミングパルス発生部7等撮像系回路の電源をオンする。システム制御部10の制御により光学系駆動部9からの信号で絞り及びシャッター2をまず開放する(S304)。その後、測光シーケンスに進み、固体撮像素子3を通った信号をCDS部4で相関二重サンプリング、クランプ回路部5でOB部をクランプ、A/D変換部6でA/D変換を行う。その変換された画像データを信号処理部7で処理し、更にシステム制御部10に入力する。システム制御部10は、測光値から露出制御値を演算する(S305)。この演算結果に応じてシステム制御部10はプログラム線図により、絞り及びシャッタースピードを決定し制御する(S306)。表示モードを確認し(S307)、表示ON(オン)のモードであれば表示部11はLCD等の表示を行い(S308)、そうでない場合はレリーズスイッチの第1のスイッチがオンされるまで待機する。第1のスイッチがオンされると(S309)、再び測光シーケンスに進み測光及び演算を行い(S310)、その結果に応じてシステム制御部10は再度プログラム線図により、絞り及びシャッタースピードを決定し再度制御する(S311)。次に、固体撮像素子3、CDS部4、クランプ部5、A/D変換部6を通った信号から信号処理部7で高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算をシステム制御部10で行う(S312)。その後レンズを駆動して合焦か否かを判断し(S313)、合焦していないと判断したときは再びレンズを駆動し測距を行う。合焦後、レリーズスイッチの第2のスイッチがオンされるまで待機し、第2のスイッチがオンされたら(S314)静止画の露光を行う(S315)。露光が終了すると、固体撮像素子3、CDS部4、クランプ部5、A/D変換部6を通った画像データは信号処理部7で所望の信号処理を行い、システム制御部10の制御により半導体メモリー等の記録媒体12に記録される。この時第2のスイッチが押され続けていた場合は(S316)、表示部11はLCD等に画像を表示し(S317)第2のスイッチがオフされるまで表示し続け、オフされた時には表示を止めて撮影を終了する。ステップS318ではじめから第2のスイッチがオフだった場合は、表示は行わずに撮影を終了する。メインスイッチ14がオフされていなければ(S318)、ステップS303に戻り、レリーズスイッチの第1のスイッチが押されるまでのシーケンスを再度行い、レリーズスイッチの第1のスイッチがオンされるまで待機する。メインスイッチ14がオフされれば光学ブロックの各メカは所定の位置に戻りメインの電源を切る。
以下、本発明の第1の実施形態の短絡検知の動作について、図1のメインスイッチ14及び電源部13のブロック図、図4(a)、(b)のタイミング図及び図5の短絡検知シーケンスのフローチャートを用いて説明する。なお、図1に示す電源部13は、本実施形態のデジタルカメラに必要な電圧を生成する電源部の一部分だけを記載している。
図1において、101は電源を供給する電池等の主電源である。102はヒューズである。103はスイッチングレギュレータコントローラである。104はメインスイッチ14又はシステム制御部10の制御信号のどちらかがHI(ハイレベル)のときにHIを出力する論理(OR)回路である。105は主電源101とスイッチングレギュレータ部106の接続をオン、オフするためのロードスイッチである。106は主電源101から供給される電圧及びスイッチングレギュレータコントローラ103の制御により出力電圧VCC1を発生するためのスイッチングレギュレータ部である。107は短絡検知の際に充電するためのコンデンサである。108は出力端子VCC1OUTの電流を検出する電流検出部である。109は主電源101とは別の電源である。110は後述のコンパレータ回路103(k)の出力に応じてラッチするとともに、ロジック制御部103(a)にラッチ信号を出力するラッチ回路部である。
また、103(a)はロジック制御部である。103(b)はスイッチングレギュレータ部106を制御及び駆動するためのドライバー部である。103(c)は出力端子VCC1OUTの電圧VCC1を入力し基準電圧と比較する誤差増幅器である。103(d)は誤差増幅器103(c)の出力レベルを基準電圧と比較する比較器、その比較結果に応じてコンデンサ107に充電するための充電回路及びその制御を行う制御部からなる短絡検知回路部である。103(e)は短絡検知回路部103(d)と低電圧動作停止回路103(h)からの信号を入力とするラッチ回路である。103(f)は三角波電圧を発生する発振部である。103(g)は誤差増幅器103(c)と発振部103(f)と抵抗で設定される基準電圧とを比較することによりスイッチングのオン、オフのデューティを設定するためのコンパレータ回路部である。103(h)は電池101の電圧が所定の電圧よりも低くなった場合にスイッチングレギュレータコントローラ103の動作を停止するための信号を出力する低入力電圧動作停止回路である。103(i)はラッチ回路103(e)と低入力電圧動作停止回路103(h)からの信号を入力とする論理回路部である。103(j)はロジック制御部103(a)により制御されるタイマ回路である。103(k)は電流検出部108からの信号を所定の電圧と比較するためのコンパレータ回路である。103(l)は低入力電圧動作停止回路103(h)とタイマ回路103(j)からの信号を入力とする論理回路部である。103(m)はスイッチングレギュレータコントローラ103の内部にあるラッチ回路103(e)とタイマ回路103(j)及びラッチ回路部110からの信号を入力とする論理回路部である。
次に図4(a)のタイミング図及び図5のフローチャートに従って説明する。時刻t41aでメインスイッチ14が押される(S501)。すると、論理回路104の出力がHI(ハイレベル)となることによりスイッチングレギュレータコントローラ103のCont端子にHI信号が入力され、スイッチングレギュレータコントローラ103はタイマ回路103(j)をオンする(S502)。それと同時にロードスイッチ105をオンする(S503)とスイッチングレギュレータ部106は昇圧回路を構成しているので、出力端子VCC1OUTにはほぼ主電源101の電圧VBATTが発生する。このときドライバー部103(b)はタイマ回路部103(j)で設定されている所定の時間が経過するまでスイッチング動作は行わない。
電流検出部108は出力端子VCC1OUTの電流値を検出し、コンパレータ103(k)はその電流値を所定の電流値に相当する電圧と比較する(S504)。ステップS504で出力端子VCC1OUTに流れる電流値が所定の電流値以下であると判断した場合は、タイマ回路103(j)で設定された所定時間が経過するまで待機する(S505)。この所定時間はコンデンサ107に充電され短絡と判断する時間よりも短い値に設定されている。時刻t42aで所定時間が経過したらタイマ回路部103(j)はカウントを停止し(S506)、ドライバー部103(b)はスイッチング動作を開始する(S507)。
スイッチングレギュレータコントローラ103がスイッチング動作を開始すると、出力端子VCC1OUTの電圧が徐々に上昇する。このとき出力端子VCC1OUTの電圧VCC1は所定の電圧Vtypに達していないため(S511)、短絡検知回路部103(d)はコンデンサ107に充電を開始する(S515)。その後所定の時間を経て時刻t43aで所定の出力電圧に達する。この間、出力電圧VCC1が所定電圧に達していないためコンデンサ107が接続されているSCP端子は電圧VSCPが上昇するがスレッショルドレベルに達しないため短絡とは判断されない(S516)。時刻t43aで出力電圧VCC1が所定の電圧Vtypに達すると短絡検知回路部103(d)はコンデンサ107への充電を停止する(S512)。そして、電源スイッチがオフされるまで所定の電圧を出すようにスイッチングレギュレータコントローラ103は動作を続ける。電源スイッチがオフされれば(S513)、スイッチングレギュレータコントローラ103は動作を停止する(S514)。
次に正常動作中に何らかの原因で出力端子VCC1OUTの系に短絡が起こった場合について説明する。時刻t44aで短絡が起こった場合には、出力端子VCC1OUTの電圧VCC1が降下し主電源101の電圧VBATTも降下する。すると出力電圧VCC1は所定の電圧Vtypではないため(S511)、誤差増幅器103(c)の出力変化により短絡検知回路部103(d)はコンデンサ107に充電を開始する(S515)。時刻t45aでコンデンサ107が接続されているSCP端子の電圧VSCPが所定のスレッショルドレベルに達する(S516)。すると、スイッチングレギュレータコントローラ103は短絡を検出しロードスイッチ105をオフし、スイッチングの動作を停止する(S514)。時刻t44aはスイッチングレギュレータコントローラ103の動作中での短絡であったが、動作開始時から短絡していた場合でも同様の動作により、スイッチングの動作を停止する。
次に主電源101の電池電圧が低い場合で負荷側が短絡しているときの起動時の動作について、図4(b)及び図5を参照しながら説明する。
時刻t41bで電源スイッチ14がオンされると、スイッチングレギュレータコントローラ103はロードスイッチ105をオンする。すると出力端子VCC1OUTにはほぼ電池101の電圧VBATTが発生する。ところが出力端子VCC1OUTは短絡しているため電圧VCC1は急激に低下する。それに伴って電池101の電圧VBATTも低下する。一方電流検出部108は出力端子VCC1OUTの電流を検出し、コンパレータ103(k)はその電流値を所定値と比較する(S504)。このとき負荷側は短絡して大電流が流れているため当然所定値よりも大きいため、コンパレータ103(k)はラッチ回路部110にラッチを促す信号を出力し、ロジック制御部103(a)はラッチオンを検出する(S508)。すると時刻t42bでロジック制御部103(a)の制御によりタイマ回路部103(j)は停止し(S509)、ドライバー部103(b)を停止するとともに、ロードスイッチ105をオフする。時刻t43bでロードスイッチ105がオフされることにより主電源101は負荷側と接続が遮断され、もとの電圧に復帰する。このときメインスイッチ14はオンされ続けているがラッチ回路部110の出力はラッチオンを保持し続けているので、ロジック制御部103(a)はタイマ回路部103(j)やロードスイッチ105をオンすることなく停止のままの状態となる。従って、再び主電源101と短絡している負荷側とは接続されることはなく、短絡と停止の発振動作を起こすことなく確実に動作を停止させることが可能となる。
また、主電源101がかなり低かった場合にはスイッチングレギュレータコントローラ103がリセットしてしまう電圧まで下がってしまい、スイッチングレギュレータコントローラ103のすべての機能の動作を停止してしまう。ところが、ラッチ回路部110は主電源101とは別の電源109、例えば時計用の電池を電源としているため、主電源101の電圧低下の影響は何ら受けることがない。そのため、ラッチオンの信号は確実に保持されるため、メインスイッチ14がオンされ続けても確実にスイッチングレギュレータコントローラ103の動作を停止することが可能となる。更に、スイッチングレギュレータコントローラ103がスイッチング動作をする前は低入力電圧動作停止回路103(h)が作動しないようにしておく。これにより、通常低入力電圧動作停止回路103(h)が作動してしまうがリセット電圧までは下がらないような状態においても、安定的に回路を停止させることが可能となる。
このように、スイッチングレギュレータコントローラ103がスイッチング動作をする前に短絡チェックを行い、また、ラッチ回路110の電源109を主電源101とは別の電源から供給することにより、昇圧系の短絡においても確実に動作を停止できる。
(第2の実施形態)
デジタルカメラの構成を示す図2のブロック図、デジタルカメラの基本動作を示す図3のフローチャートは本発明の第2の実施形態をも示し説明は省略する。
図6は本発明の第2の実施形態のメインスイッチ14及び電源部13を含むブロック図であり、図1と同様の機能に関しては同じ番号を付してあり説明は省略する。601はラッチ回路部110に供給する電源を切り替えるためのスイッチであり、主電源101と主電源101とは別のたとえば時計電池のような別電源109を切り替えるための電源切替スイッチである。
次に図7のタイミング図及び図8のフローチャートに従って説明する。なお図7は図4(a)と同様のタイミングには同じ記号を付してあり、図8は図5と同様の制御を行うステップには同じ番号を付してあり説明は省略する。
時刻t42aで所定時間が経過したらタイマ回路部103(j)はカウントを停止し(S506)、ドライバー部103(b)はスイッチング動作を開始する(S507)。このとき負荷側の回路は短絡していないため主電源101の電圧がスイッチングレギュレータコントローラ103をリセット電圧以下になることはない。つまり、主電源101はラッチ回路部110を安定して動作させるために必要十分な電源と判断できるため、ステップS506の後、電源切替スイッチ601によりラッチ回路部110の電源を別電源109から主電源101に切り替える(S801)。
また、時刻t45aでは、ステップS514の前に、電源切替スイッチ601によりラッチ回路部110の電源を主電源101から別電源109に切り替える(S802)。
負荷が短絡していた場合の起動時の動作は第1の実施形態と同じであるため説明は省略する。
このように、スイッチングレギュレータコントローラ103のスイッチング動作開始前の短絡検出のために、時計用の電池等容量の少ない電池109をラッチ回路部110に使用する場合がある。その場合でも、負荷側に短絡がなく安定にスイッチング動作に入れる場合には電池容量の多い主電源101に切り替えることにより、電池109の消耗を極力抑える効果を有する。
(第3の実施形態)
デジタルカメラの構成を示す図2のブロック図、デジタルカメラの基本動作を示す図3のフローチャートは本発明の第3の実施形態をも示し説明は省略する。
図9は本発明の第3の実施形態のメインスイッチ14及び電源部13を含むブロック図であり、図1、図6と同様の機能に関しては同じ番号を付してあり説明は省略する。103(n)は主電源101の電圧を検出する電圧検出部、901は負荷試験の際に主電源101と負荷902を接続、切断するためのスイッチ、902は負荷試験の際の負荷である。
次に図10のタイミング図及び図11、図12のフローチャートに従って説明する。なお図10は図4(a)と同様のタイミングには同じ記号を付してあり、図11は図5と同様の制御を行うステップには同じ番号を付してあり説明は省略する。
時刻t101でメインスイッチ14がオンされたら(S501)、ラッチ回路部110の電源を切り替えるか判定するため、電源切り替え判定シーケンス1に移る(S1200)。
図12において、ステップS1200で電源切り替え判定シーケンス1に移ると、まず電圧検出部103(n)により主電源101の電圧Vbat(VBATT)を検出する(S1201)。ロジック制御部103(a)は、検出した電圧Vbatを所定値1と比較し(S1202)高い場合には電圧を切り替える必要がないと判断し電源切り替え判定シーケンス1を終える。ステップS1202でロジック制御部103(a)は検出電圧Vbatが所定値1よりも低いと判断した場合、更に検出電圧Vbatを所定値1より小さい所定値2と比較する(S1203)。ここで検出電圧Vbatが所定値2より低いと判断した場合には、ロジック制御部103(a)はラッチ回路部110の電源を主電源101から別電源109となるように電源切替スイッチ601を制御する(S1204)。主電源101の電圧Vbatが所定値1より大きい場合には、短絡が発生したとしても低電圧動作停止回路103(h)が動作してしまうほど主電源101の電圧Vbatが低下しない。したがって、ラッチ回路部110は主電源101で駆動されていても、上述した問題を生じることはない。一方、主電源101の電圧Vbatが所定値2より小さい場合に、短絡が発生すると低電圧動作停止回路103(h)が動作してしまう可能性が高いので、ラッチ回路部110の電源を主電源101から別電源109となるように電源を切替える。ステップS1203で検出電圧Vbatが所定値2より高いと判断した場合には、ロジック制御部103(a)は負荷試験を行う(S1205)。負荷試験はロジック制御部103(a)によりスイッチ901を主電源101と負荷902が接続するように制御する。このとき、再度電圧検出部103(n)は主電源101の電圧を検出する。ロジック制御部103(a)は負荷902を繋いだことによる主電源101の電圧の降下分を所定値3と比較する(S1206)。電圧降下が所定値3よりも小さいと判断した場合にはこのまま電源切り替え判定シーケンス1を終える。電圧降下が所定値3よりも大きいと判断した場合には、ロジック制御部103(a)はラッチ回路部110の電源を主電源101から別電源109となるように電源切替スイッチ601を制御し(S1207)、電源切り替え判定シーケンス1を終える。
その後電源切り替え判定シーケンス1から戻り、ステップS1300の電源切り替え判定シーケンス2の前までの動作は第1の形態と同じであり省略する。
時刻t42aで所定時間が経過したらタイマ回路部103(j)はカウントを停止し(S506)、電源切り替え判定シーケンス2に移る(S1300)。
図13において、ステップS1300で電源切り替え判定シーケンス2に進んだら、ラッチ回路部110の電源が電源切替スイッチ601によってどちらになっているかを判断する(S1301)。主電源101の場合はこのまま電源切り替え判定シーケンス2を終える。別電源109の場合は、ロジック制御部103(a)はラッチ回路部110の電源を別電源109から主電源101となるように電源切替スイッチ601を制御する。その後、電源切り替え判定シーケンス2を終える。電源切り替え判定シーケンス2から戻った後の動作は第1の形態と同じであり省略する。
疑似負荷902をかけて電池電圧を検出するため、単3電池等特性が一定とならないような電池を主電源として採用する電源回路においても、確実に短絡の結果を保持することが可能となる。
第1〜第3の実施形態によれば、スイッチングドライバー部を動作させる前に負荷スイッチ及び短絡検知に必要な回路を動作させ、負荷電流を検出し電流値によって動作する短絡検出手段を有する。その検出手段の出力を記憶するラッチ回路の電源を、カメラを駆動する電源とは別の電源で動作させることにより、負荷側が短絡したままの状態で電源をオンし続けた場合でも確実に短絡検知機能を動作させることができる。
ラッチ回路の電源を主電源とは別の電源から供給することによって確実に短絡の結果を保持することができ、ラッチ回路の電源を切り替えることにより時計電池の消耗を抑えることが可能である。また、疑似負荷をかけて電池電圧を検出するため、単3電池等特性が一定とならないような電池を主電源として採用する電源回路においても、確実に短絡の結果を保持することが可能となる。
以上のように、上記実施形態は、第1の電池101と、前記第1の電池101の電圧を基に出力端子VCC1OUTに電圧を発生させる電圧生成手段106と、前記第1の電池101及び前記電圧生成手段106間に接続される負荷スイッチ105とを有する。比較手段103(k)は、前記出力端子VCC1OUTの電流が閾値電流より大きいか否かを比較する。制御手段103(a),103(b)は、電源スイッチ14が投入されると、前記電圧生成手段106を制御する前に、前記負荷スイッチ105をオンすることにより前記第1の電池101及び前記電圧生成手段106を接続する。そして、前記比較手段103(k)により前記出力端子VCC1OUTの電流が閾値電流より大きいと判断されたときには、前記負荷スイッチ105をオフする。
第2の電池109は、前記第1の電池101とは別の電池である。ラッチ手段110は、前記第2の電池109から電圧供給を受ける。前記制御手段103(a),103(b)は、前記比較手段103(k)により前記出力端子VCC1OUTの電流が閾値電流より大きいと判断されたときには、その旨の信号を前記ラッチ手段110にラッチさせる。そして、前記ラッチ手段110にラッチされた信号に応じて前記負荷スイッチ105をオフする。これにより、第1の電池の電圧が低下した場合でも確実にラッチ手段はラッチすることができる。
具体的には、前記制御手段103(a),103(b)は、前記電圧生成手段106による昇圧を制御する前に、前記負荷スイッチ105をオンすることにより前記第1の電池101及び前記電圧生成手段106を接続する。そして、前記比較手段103(k)により前記出力端子VCC1OUTの電流が閾値電流より大きいと判断されたときには、前記負荷スイッチ105をオフする。
前記第2の電池109は時計回路又はメモリ回路の電源である。また、前記第2の電池109は電気二重層コンデンサを用いたものである。これにより、ラッチ手段110は、出力端子に短絡が起こった場合でも確実に短絡検知結果をラッチすることができる。
誤動作防止手段103(c),103(d),103(e),103(a)は、前記出力端子VCC1OUTの電圧が閾値電圧より低いときには前記負荷スイッチ105をオフする。前記制御手段103(a),103(b)は、前記比較手段103(k)により前記出力端子VCC1OUTの電流が閾値電流より大きいと判断されたときには前記誤動作防止手段を動作不能とする。そして、前記比較手段103(k)により前記出力端子VCC1OUTの電流が閾値電流より小さいと判断されたときには前記誤動作防止手段を動作可能とする。短絡が起こった場合でも電源回路をリセットすることなく確実に短絡検知結果をラッチすることができる。
前記制御手段103(a),103(b)は、前記比較手段103(k)により前記出力端子VCC1OUTの電流が閾値電流より小さいと判断されたときには、前記ラッチ手段110から前記第2の電池109を切り離す。これにより、第2の電池109の消耗を抑えることができる。
また、前記制御手段103(a),103(b)は、前記比較手段103(k)により前記出力端子VCC1OUTの電流が閾値電流より小さいと判断されたときには、前記ラッチ手段110の電源を前記第2の電池109から前記第1の電池101に切り替える。これにより、第2の電池109の消耗を抑えることができる。
また、前記制御手段103(a),103(b)は、前記第1の電池101の電圧が第1の閾値電圧より高いときには前記ラッチ手段110に前記第1の電池101を接続する。そして、前記第1の電池101の電圧が第2の閾値電圧より低いときには前記ラッチ手段110に前記第2の電池109を接続する。これにより、ラッチ手段110を確実に動作させることができる。
また、前記制御手段103(a),103(b)は、前記第1の電池101に負荷902を接続し、前記負荷902を接続したときの前記第1の電池101の電圧降下が第3の閾値電圧より低いときには前記ラッチ手段110に前記第1の電池101を接続する。そして、第3の閾値電圧より高いときには前記ラッチ手段110に前記第2の電池109を接続する。これにより、ラッチ手段110を確実に動作させることができる。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
本発明の第1の実施形態のメインスイッチ及び電源部を含むブロック図である。 本発明の第1の実施形態のブロック図である。 本発明の第1の実施形態のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態のタイミング図である。 本発明の第1の実施形態の短絡検知のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のメインスイッチ及び電源部を含むブロック図である。 本発明の第2の実施形態の短絡検知のタイミング図である。 本発明の第2の実施形態の短絡検知のフローチャートである。 本発明の第2の実施形態のメインスイッチ及び電源部を含むブロック図である。 本発明の第3の実施形態の短絡検知のタイミング図である。 本発明の第3の実施形態の短絡検知のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の電源切り替え判定シーケンス1のフローチャートである。 本発明の第3の実施形態の電源切り替え判定シーケンス2のフローチャートである。 従来のデジタルカメラのメインスイッチ及び電源部を含むブロック図である。 従来のデジタルカメラの短絡検知のタイミング図である。 従来のデジタルカメラの短絡検知のフローチャートである。
符号の説明
1 レンズ
2 シャッター機能付き絞り
3 固体撮像素子
4 CDS部
5 クランプ回路部
6 A/D変換部
7 信号処理部
8 タイミング発生部
9 光学系駆動部
10 システム制御部
11 表示部
12 記録媒体
13 電源部
14 スイッチ部
101 主電源
102 ヒューズ
103 スイッチングレギュレータコントローラ
104 論理(OR)回路
105 ロードスイッチ
106 スイッチングレギュレータ部
107 コンデンサ
108 電流検出部
109 電源
110 ラッチ回路部

Claims (12)

  1. 第1の電源と、
    前記第1の電源とは異なる第2の電源と、
    前記第1の電源の電圧を昇圧して所望の電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記第1の電源と前記電圧生成手段との間に接続される負荷スイッチと、
    前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知する短絡検知部と、
    前記第2の電源によって動作する前記短絡検知部が短絡を検知したときにラッチするラッチ部と、
    前記ラッチ部のラッチに応じて前記電圧生成手段の出力を停止し、前記ラッチ部がラッチしている間は前記電圧生成手段から出力させないように制御する制御部とを有することを特徴とする電源装置。
  2. 前記短絡検知部は前記負荷スイッチがオンしてから前記電圧生成手段が動作するまでの間に前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知することを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 第1の電源と、
    前記第1の電源とは異なる第2の電源と、
    前記第1の電源の電圧を昇圧して所望の電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記第1の電源と前記電圧生成手段との間に接続される負荷スイッチと、
    前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知する短絡検知部と、
    前記第1の電源または前記第2の電源によって動作する前記短絡検知部が短絡を検知したときにラッチするラッチ部と、
    前記負荷スイッチがオンしてから電圧生成手段から前記所望の電圧を出力するまでの間に前記短絡検知部が前記第2の電源によって動作するように電源を切替える電源切替部と、
    前記ラッチ部のラッチに応じて前記電圧生成手段の出力を停止し、前記ラッチ部がラッチしている間は前記電圧生成手段から出力させないように制御する制御部とを有することを特徴とする電源装置。
  4. 前記短絡検知部は前記負荷スイッチがオンしてから前記電圧生成手段が動作するまでの間に前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知するものであって、前記短絡検知部が短絡を検知するとき、前記電源切替部は前記短絡検知部が前記第2の電源によって動作するように電源を切替えることを特徴とする請求項3に記載の電源装置。
  5. 前記電源切替部は、前記電圧生成手段が動作した後、前記短絡検知部が前記第1の電源によって動作するように電源を切替えることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記電源切替部は、前記電源装置の停止処理に連動して、前記短絡検知部が前記第2の電源によって動作するように電源を切替えることを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
  7. 第1の電源と、
    前記第1の電源とは異なる第2の電源と、
    前記第1の電源の電圧を昇圧して所望の電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記第1の電源と前記電圧生成手段との間に接続される負荷スイッチと、
    前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知する短絡検知部と、
    前記第1の電源または前記第2の電源によって動作する前記短絡検知部が短絡を検知したときにラッチするラッチ部と、
    前記第1の電源の電圧が所定値以下であるときに、前記短絡検知部が前記第2の電源によって動作するように電源を切替える電源切替部と、
    前記ラッチ部のラッチに応じて前記電圧生成手段の出力を停止し、前記ラッチ部がラッチしている間は前記電圧生成手段から出力させないように制御する制御部とを有することを特徴とする電源装置。
  8. 第1の電源と、
    前記第1の電源とは異なる第2の電源と、
    前記第1の電源の電圧を昇圧して所望の電圧を生成する電圧生成手段と、
    前記第1の電源と前記電圧生成手段との間に接続される負荷スイッチと、
    前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知する短絡検知部と、
    前記第1の電源または前記第2の電源によって動作する前記短絡検知部が短絡を検知したときにラッチするラッチ部と、
    前記第1の電源の電圧が第1の所定値以下であるときに、前記第1の電源の負荷試験を行う負荷試験動作部と、
    前記負荷試験による電圧降下量が第2の所定値以下であるときに、前記短絡検知部が前記第2の電源によって動作するように電源を切替える電源切替部と、
    前記ラッチ部のラッチに応じて前記電圧生成手段の出力を停止し、前記ラッチ部がラッチしている間は前記電圧生成手段から出力させないように制御する制御部とを有することを特徴とする電源装置。
  9. 前記短絡検知部は前記負荷スイッチがオンしてから前記電圧生成手段が動作するまでの間に前記電圧生成手段の出力電流を監視して短絡を検知するものであって、前記短絡検知部による短絡検知が終了した後、前記電源切替部は前記第1の電源の電圧に関わらず前記短絡検知部が前記第1の電源によって動作するように電源を切替えることを特徴とする請求項7または8に記載の電源装置。
  10. 前記ラッチ部がラッチしてからの時間をカウントするタイマを有し、前記タイマが所定時間をカウントしたときに前記負荷スイッチをオフすることを特徴とする請求項1ないし9のいずれかに記載の電源装置。
  11. 前記制御部は、前記ラッチ部のラッチに応じて前記負荷スイッチをオフし、前記ラッチ部がラッチしている間は前記負荷スイッチをオンしないように制御する負荷スイッチ制御部であることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかに記載の電源装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の電源装置を備えることを特徴とする撮像装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015097455A (ja) * 2013-11-15 2015-05-21 シャープ株式会社 バッテリー駆動式電子機器
JP2017103984A (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 Necプラットフォームズ株式会社 給電抑止回路、電源装置

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