JP2006325310A - 電源回路および電源回路を備えたデジタルカメラ - Google Patents

電源回路および電源回路を備えたデジタルカメラ Download PDF

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Abstract

【課題】スイッチングレギュレータコントローラに供給する電圧を、スイッチングレギュレータで昇圧した電源を与える回路の構成をとるデジタルカメラにおいて、スイッチングレギュレータコントローラに供給している出力系が短絡したままでデジタルカメラを起動させるために電源スイッチをオンし続けた場合、短絡の検出が正しく行われず大電流を流す場合があった。
【解決手段】立ち上がりスピードの異なる電圧を用いてスイッチングレギュレータコントローラの短絡検出動作を作動させる回路を追加することにより電源立ち上げ時に短絡検出回路を作動させ、正常時には短絡検出のスレッショルドレベルに達する前に短絡検出動作を停止させる事でデジタルカメラを正常に立ち上げ、短絡時にはスイッチングレギュレータコントローラの電圧が最低動作電圧まで下がる前にスイッチングレギュレータの動作を確実に停止し、大電流が流れることを防ぐ。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源回路および電源回路を備えたデジタルカメラに関し、特に電源回路の構成、およびスイッチングレギュレータコントローラの制御に関するものである。
従来より、スイッチングレギュレータコントローラを用いたデジタルカメラが種々提案されている。図6は従来のデジタルカメラのおもに電源部のブロック図を示している。
図6において101は電池、102は電源スイッチ14とシステム制御部10のスイッチングレギュレータコントローラ104のラッチパルスを入力するOR回路、103はスイッチングレギュレータコントローラ104が短絡検出する際のスレッショルレベルに達するまでの時定数を設定するコンデンサ、104はスイッチングレギュレータコントローラ、105は電圧VCC1を発生させるためのスイッチングレギュレータ、106は電圧VCC2を発生させるためのスイッチングレギュレータ、107は出力VCC2の出力電圧に応じて出力VCC1のオン、オフを切り替えるスイッチ、108はVCC1がLOWかつVCC2がHIのときにLOWを出力する論理回路部である。
101の電池は、単三型のアルカリマンガン電池やニッケル水素電池を2本使用する比較的電圧の低いものである。このように比較的電圧の低い電源を使用する場合、スイッチングレギュレータコントローラ104の使用動作範囲等を考慮し安定な動作をさせるために、電池101からの電圧を直接スイッチングレギュレータコントローラ104に供給しないで、VCC1のスイッチングレギュレータ105に示すような昇圧した電源を与える所謂自己電源方式の構成をとることがある。
通常スイッチングレギュレータの出力が短絡した場合、デジタルカメラが動作状態であればシステム制御部10も電源電圧を監視しているため電源電圧の低下を検出し、スイッチングレギュレータコントローラ104のラッチパルスを制御することによりスイッチングレギュレータコントローラ104の動作を停止させる。また、スイッチングレギュレータコントローラ104は全ての出力の短絡検出が可能であるため、システム制御部が監視していない出力電圧が短絡した場合でもスイッチングレギュレータコントローラ104が短絡検出をおこない、コンデンサ203で決定され時定数に従ってスイッチングレギュレータのスイッチングのコントロールを停止することができる。
しかし、所謂自己電源方式の構成をとる回路の場合、スイッチングレギュレータコントローラ104に電圧を供給している出力系が短絡した状態において、デジタルカメラを起動させるために電源スイッチ14をオンし続けると、スイッチングレギュレータコントローラ104が動作できる電圧を下回るため、短絡の検出が正しく行われず電源スイッチ14のオン期間中大電流が流れてしまうことがあった。従来例では論理回路部108を構成することによりスイッチングレギュレータコントローラ104が動作できる電圧を下回らないようにし、短絡の検出を行っていた。
特開平5−252735号公報 特開2002−176768号公報
しかしながら、スイッチングレギュレータコントローラ104に電圧を供給している出力系が短絡した状態においてデジタルカメラを起動させるために電源スイッチ14をオンし続けると、上記従来例のように論理回路部108を構成した場合においても電池101の電圧や短絡の状態の違いによっては短絡の検出が正しく行われず電源スイッチ14のオン期間中、大電流が流れたり止まったりする発振現象を起こしてしまう場合があった。
図6、図7を参照しながら動作説明を行う。
t71で電源スイッチ14がオンするとスイッチングレギュレータコントローラ104はスイッチングレギュレータのスイッチングの制御を始める。電圧VCC1のスイッチングレギュレータ105はチョッパ式昇圧回路を構成しているため、電源スイッチ14がオンした直後は電池電圧から整流ダイオードのVF分の電圧が降下した電圧が発生する。通常この電圧からある時定数を持って所定の電圧に達するまで電圧が上昇する。また、電圧VCC2OUTはグランドレベルから所定の時定数に応じて所定の電圧まで上昇し始める。t72になると論理回路部の制御により/CNTはHIからLOWに切り替わり、コンデンサ103へ充電を開始する。t73において電圧VCC2OUTが所定のレベルに達するとスイッチ107を制御し、VCC1OUTが出力される。
しかしVCC1OUTが短絡している場合は、大電流が流れVCC1OUTの電圧は所定の電圧に達することができない。従って、論理回路108においてはVCC1出力はLOWのままなので結果的に/CNT端子もLOWのままとなる。よってコンデンサ103への充電は続くこととなりt74においてSHORT DETは短絡検出のスレッショルドレベルに達する。このとき、VCC1出力は短絡状態であり電圧はほとんどグランドレベルであるが、スイッチングレギュレータ105の出力つまりスイッチングレギュレータコントローラ104に供給する電圧はスイッチ107において所定の電流制限がかかっているため、電圧が即座にスイッチングレギュレータコントローラ104の最低動作電圧を下回らない。従って、t74においてVCC1(105)がスイッチングレギュレータコントローラ104の最低動作電圧に落ちる前までに短絡検出のスレッショルドレベルに達することにより、スイッチングレギュレータコントローラ104は電源制御の動作をやめる。
ところが、電池101の電源電圧が低い場合などは、スイッチ107での電流制限がかかっているにもかかわらずVCC1(105)の電圧がスイッチングレギュレータコントローラ104の最低動作電圧を下回ってしまうことがある。
そうした場合、図8に示すようにt74になるまえにVCC1(105)の電圧がスイッチングレギュレータコントローラ104の最低動作電圧を下回ってしまうので、T71<T72<T71+T73の関係を満たすことができず、T71+T73<T72となってしまう。するとt73までの動作はすべてキャンセルされ、その時点から再びt71からの動作と同様の動きをし始める。従って、スイッチ14を放すまでは大電流が流れたりキャンセルされたりする発振現象になってしまう。
本発明は、上記のような問題を解決するために成されたもので、電池電圧が低くなった場合にスイッチングレギュレータコントローラに供給している電圧が短絡状態でデジタルカメラを起動させようとした場合でも、確実に短絡検出を行うことにより大電流が流れる現象および発振現象を回避することが可能となる電源回路および電源回路を備えたデジタルカメラを提供することを目的とする。
前述の課題を解決するため、本出願にかかる発明のデジタルカメラは、電源立ち上がり時においてスイッチングレギュレータコントローラの電源電圧が所定値以下になった場合には負荷側の回路を切り離す制御を行う回路を追加した構成となっていることを特徴としている。
上記構成において、本出願に係る第1の発明のデジタルカメラでは、スイッチングレギュレータコントローラに供給する電源ラインが短絡している場合でも、スイッチングレギュレータコントローラの短絡検出制御を確実に動作させることにより、スイッチングレギュレータの制御を確実に動作を停止し大電流が流れたり、発振現象がおこることを防ぐことが可能となる。
なお、さらに説明すれば、本発明の第一の発明について下記のように示す。
(1)電源制御デバイスの動作電源として、前記電源制御デバイスが制御する電源回路の出力を供給する構成をとる電源回路において、第1の電圧および第2の電圧など複数の電圧を発生させる電圧生成手段、前記第2の電圧の出力を制御するスイッチ手段、前記第1の電圧と前記第2の電圧が前記スイッチ手段で出力の制御をされた第3の電圧を入力とする第1の論理回路手段、前記第1の電圧がハイレベルかつ第3の電圧がローレベルのときはローレベルを出力し、前記第1の電圧がローレベルあるいは前記第3の電圧がハイレベルのときはハイレベルを出力する前記論理回路手段の出力を得ることにより電源が短絡したことを検出する短絡検出手段、前記短絡検出手段の検出開始から所定の検出レベルまで達する検出期間の時定数を設定する時定数設定手段、前記電源制御デバイスが制御する電源回路の主たる電源となる第1の電源手段、前記第1の電源とは別の電源となる第2の電源手段、比較器と前記比較器の出力と第1の電圧を入力とする論理回路を有する第2の論理回路手段とを備え、
前記第2の論理回路手段の前記比較器には、前記電源制御デバイスの電源である前記第2の電圧と前記第2の電源手段から生成された所定の基準電圧を入力し、前記第2の電圧が前記基準電圧よりも低くなった場合には前記スイッチ手段を制御して第3の電圧に接続される回路を切り離すことにより前記第2の電圧が前記電源制御デバイスの動作できる最低電圧よりも低くならないようにし、少なくとも前記時定数設定手段で設定された時間まで前記短絡検出手段を動作させ続けることができることを特徴とする電源回路。
本発明における電源回路および電源回路を備えたデジタルカメラによれば、論理回路を使用し電源立ち上がり時においてスイッチングレギュレータコントローラの電源電圧が所定値以下になった場合には負荷側の回路を切り離す制御を行うことにより、スイッチングレギュレータコントローラの電源系の出力が短絡している場合でも、大電流を流すことなく正常に短絡検出を行なうことができる効果を有する。
以下本発明を実施するための最良の形態を、実施例により詳しく説明する。
本発明の実施の一形態について、図1から図6に基づいて説明すると以下のとおりである。
本実施形態におけるデジタルカメラの構成を図2に示す。1は被写体の光学像を固体撮像素子3に結像させるレンズ、2はシャッター機能を有しレンズ1を通った光量を制御するための絞りを兼ねた絞り・シャッター、3はレンズ1で結像された被写体光を電気信号として取り込むための固体撮像素子、4は固体撮像素子3より出力される電気信号のクロックの除去やノイズの軽減するための相関二重サンプリングを行うCDS部、5はCDS部4の出力信号を後述のタイミング発生部8から供給されるクランプパルスのタイミングで所定の基準電圧にクランプするクランプ回路部、6はクランプ出力の信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するA/D変換部、7は表示や記録などをするために所望の形式となるように種々の信号処理や変換を行う信号処理部、8は固体撮像素子3・CDS部4・クランプ回路部5およびA/D変換部6へ必要なパルスを発生するタイミングパルス発生部、9はレンズ1や絞り・シャッター2を駆動するための光学系駆動部、10は撮像装置全体の制御及び各種演算を行うシステム制御部、11は信号処理部7からの信号を受けLCD等に表示する表示部、12は画像データの記録又は読み出しを行うための半導体メモリー等の記録媒体、13はデジタルカメラのすべてのブロックに電源を供給する電源部、14はデジタルカメラの電源をオン、オフするためのメインスイッチである。
次に、本発明のデジタルカメラの基本動作を図3のフローチャートを用いて簡単に説明する。撮像装置は、メインスイッチ14がオンされると(S301)電源部13は動作を開始し、メイン電源およびコントロール系の電源を供給する。モードが撮影または再生かを判断し(S302)撮影モードであれば撮影シーケンスに入る。再生モードであった場合は再生シーケンスに行き、記録媒体12からデータを一旦信号処理部7に取り込み(S319)表示のための信号処理を行い、LCD等に画像を表示する(S320)。その後、メインスイッチ14がオフされるまで画像を表示し、メインスイッチ14がオフされたら(S321)画像の表示を中止し電源をオフする。
S302の判断において撮影シーケンスに入った場合は、AFレンズのレンズ位置をリセット位置まで駆動し、固体撮像素子3やタイミングパルス発生部7など撮像系回路の電源をオンする。システム制御部10の制御により光学系駆動部9からの信号で絞り・シャッター2をまず開放にした後(S304)測光シーケンスに入り、固体撮像素子3を通った信号をCDS部4で相関二重サンプリング、クランプ回路部5でOB部をクランプ、A/D変換部6でA/D変換を行い、その変換された画像データを信号処理部7で処理し、更にシステム制御10に入力しここで測光値から露出制御値を演算する(S305)。この演算結果に応じてシステム制御10はプログラム線図により、絞り、シャッタースピード決定し制御する(S306)。表示モードを確認し(S307)、表示ONのモードであればLCD等の表示を行い(S308)、そうでない場合はレリーズスイッチの第1のスイッチがオンされるまで待機する。第1のスイッチがオンされると(S309)、再び測光シーケンスに入り測光および演算を行い(S310)、その結果に応じてシステム制御10は再度プログラム線図により、絞り、シャッタースピード決定し再度制御する(S311)。
次に、固体撮像素子3、CDS部4、クランプ部5、A/D変換部6を通った信号から信号処理部7で高周波成分を取り出し被写体までの距離の演算をシステム制御10で行う(S312)。その後レンズを駆動して合焦か否かを判断し(S313)、合焦していないと判断したときは再びレンズを駆動し測距を行う。合焦後、レリーズスイッチの第2のスイッチがオンされるまで待機し、第2のスイッチがオンされたら(S314)静止画の露光を行う(S315)。露光が終了すると、固体撮像素子3、CDS部4、クランプ部5、A/D変換部6を通った画像データは信号処理部7で所望の信号処理を行い、システム制御10の制御により半導体メモリー等の記録媒体12に記録される。この時第2のスイッチが押され続けていた場合は(S316)、LCD等に画像を表示し(S317)第2のスイッチがオフされるまで表示し続け、オフされた時には表示を止めて撮影を終了する。S318ではじめから第2のスイッチがオフだった場合は、表示は行わずに撮影を終了する。メインスイッチがオフされていなければ(S318)、レリーズスイッチの第1のスイッチが押されるまでのシーケンスを再度行い、レリーズスイッチの第1のスイッチがオンされるまで待機する。メインスイッチ14がオフされれば光学ブロックの各メカは所定の位置に戻りメインの電源を切る。
以下、本発明の実施の形態の動作について、図1のメインスイッチ14から電源部13のブロック図、図4のタイミング図および図5の起動シーケンスのフローチャートを用いて説明する。
図1において101は電源を供給する電池等の電源、102はメインスイッチまたはシステム制御部10の制御信号のどちらかがHIのときにHIを出力する論理回路、103はスイッチングレギュレータコントローラ104が出力の短絡を検出した際に電源をオフするまでの時定数を決定するためのコンデンサ、104はスイッチングレギュレータコントローラ、105は電池101から供給される電圧およびスイッチングレギュレータコントローラ104のコントロールにより出力電圧VCC1を発生するためのスイッチングレギュレータ、106も105同様に出力電圧VCC2を発生するためのスイッチングレギュレータ、107は出力VCC1のオン、オフを切り替えるスイッチ、108はVCC1がLOWかつVCC2がHIのときにLOWを出力する論理回路部、109は、電池101とは別の電源を供給する電池等の電源109(a)と、109(a)の電圧を所定の電圧に設定するための分圧抵抗109(b)および109(c)と、スイッチングレギュレータコントローラ104の電源となる出力VCC1の電圧と電池109(a)を分圧抵抗で設定した電圧を比較する比較器109(d)と、前記比較器109(d)の出力と出力VCC2を入力とする論理回路109(e)で構成される論理回路部である。
次に図4(a)、(b)の電源起動時のタイミング図および図5の電源起動シーケンスに従って説明する。
まず、図4(a)を用いて正常に電源が起動する場合について説明する。メインスイッチ14がオンされると(S501)、論理回路102の出力がHIとなることによりスイッチングレギュレータコントローラ104のPower Cont端子もHIになり、スイッチングレギュレータコントローラ104はスイッチングレギュレータ105および106の制御を開始し、論理回路部108の出力および/CNT端子はHIとなる(t1)。t2で論理回路部108がある所定の電圧1に達したVCC2出力をHIと判断(S502)すると論理回路部108の出力はLOWとなりスイッチングレギュレータコントローラ104の/CNT端子もLOWになる(S503)。そうするとコンデンサ103に所定の充電電流でチャージされ(S504)、コンデンサの容量とチャージ電流に応じた関係で端子電圧が上昇していく。そしてこの端子電圧が短絡検出のためのスレッショルドレベルに達するか(S505)を判断する。このときスレッショルドレベルに達した場合は直ちにスイッチングレギュレータコントローラ104は電源の制御を停止し(S512)、デジタルカメラは動作を止める。
S505では比較器109(d)の基準電圧は電池109(a)の電圧を分圧抵抗109(b)と109(c)で分圧し、スイッチングレギュレータコントローラ104の最低動作電圧より所定値だけ高い値に設定してある。また、他方の入力にはVCC1が繋がっているため、比較器109(d)はHIを出力している。論理回路109(e)は前記比較109(d)のHIレベルとVCC2を入力しており、VCC2は諸定電圧2に達していないため論理回路部109はLOWを出力している。t3においてVCC2出力が所定電圧2に達すると(S506)、論理回路部109の出力はHIを出力しスイッチ107をオン(S507)させる。すると論理回路部109はVCC1が基準電圧としている所定値より大きいか否かを判断し(S508)、大きい場合は論理回路部108がスイッチ107をオンにより出力はHIとなっているためスイッチングレギュレータコントローラ104の/CNT端子もHIとなり(S510)コンデンサ103への充電が停止し(S511)、電源は正常に立ち上がり、電源起動シーケンスを終了する。
次に図4(b)に従ってVCC1出力が短絡している場合について説明する。t3までの動作はスイッチ107がオフになっているためVCC1出力はLOWであり、図4(a)と同じ動作となるため省略する。t3においてある所定電圧2に達したVCC2出力を論理回路109(e)がHIと判断(S506)すると、論理回路部109はHIを出力し、スイッチ107がオンする(S507)。するとVCC1出力はHIになろうとするが、VCC1の出力側は何らかの異常により短絡状態となっているので、スイッチ107の出力であるVCC1OUTは所定の電圧を出力することができない。従って、VCC1(105)も短絡状態のため電圧が急激に降下し、t4で比較器109(a)のスレッショルドレベルまで下降する。
すると論理回路部109はVCC(105)は所定電圧レベルよりも低くなったと判断し(S508)、スイッチ107をオフする(S509)。スイッチ107をオフすることによってVCC1の出力側の回路は切り離され短絡状態から抜けだすことができるため、スイッチングレギュレータコントローラ104に供給されるVCC1(105)の電圧は元の電圧まで回復する。
また、論理回路109の出力状態はVCC2が再度LOWレベルになるまで保持されるので、スイッチ107がオフされVCC1(105)の電圧が回復した場合でも再びスイッチ107をオンさせることはない。これによってスイッチングレギュレータコントローラ104が最低動作電圧を下回ることによって電源部が初期状態に戻ることなく、コンデンサ103への充電は継続される。それによりt5でSHORT DET端子がショート検出のスレッショルドレベルに達すると、スイッチングレギュレータコントローラ104は短絡状態を検出することにより(S505)、すべての動作を停止し(S512)、デジタルカメラは動作を停止する。
このとき、比較器109(c)に入力する電圧には下記の関係が成り立つ。
V1<V2<V3
V1はスイッチングレギュレータコントローラ104の最低動作電圧値である。
V2は電源109(a)を抵抗109(b)および109(c)で分圧し比較器109(d)の比較するために基準となる電圧値である。
V3はデジタルカメラにおいてシステムを動作させるために設定する下限の電圧値である。
また、電源101の種類や特性のよっては短絡時の電圧降下の特性が異なるため下記の関係となるように設定しても良い。
V3<V2
本発明の実施の形態のメインスイッチから電源部までのブロック図である。 本発明の実施の形態のブロック図である。 本発明の実施の形態のフローチャートである。 本発明の実施の形態の電源起動時のタイミング図である。 本発明の実施の形態の電源起動時のフローチャートである。 従来のデジタルカメラのメインスイッチから電源部までのブロック図である。 従来のデジタルカメラの電源起動時のタイミング図1である。 従来のデジタルカメラの電源起動時のタイミング図2である。
符号の説明
1 レンズ
2 シャッター機能付き絞り
3 固体撮像素子
4 CDS部
5 クランプ回路部
6 A/D変換部
7 信号処理部
8 タイミング発生部
9 光学系駆動部
10 システム制御部
11 表示部
12 記録媒体
13 電源部
14 スイッチ部

Claims (6)

  1. 電源制御デバイスの動作電源として、前記電源制御デバイスが制御する電源回路の出力を供給する構成をとる電源回路において、第1の電圧および第2の電圧など複数の電圧を発生させる電圧生成手段、前記第2の電圧の出力を制御するスイッチ手段、前記第1の電圧と前記第2の電圧が前記スイッチ手段で出力の制御をされた第3の電圧を入力とする第1の論理回路手段、前記第1の電圧がハイレベルかつ第3の電圧がローレベルのときはローレベルを出力し、前記第1の電圧がローレベルあるいは前記第3の電圧がハイレベルのときはハイレベルを出力する前記論理回路手段の出力を得ることにより電源が短絡したことを検出する短絡検出手段、前記短絡検出手段の検出開始から所定の検出レベルまで達する検出期間の時定数を設定する時定数設定手段、前記電源制御デバイスが制御する電源回路の主たる電源となる第1の電源手段、前記第1の電源とは別の電源となる第2の電源手段、比較器と前記比較器の出力と第1の電圧を入力とする論理回路を有する第2の論理回路手段とを備え、
    前記第2の論理回路手段の前記比較器には、前記電源制御デバイスの電源である前記第2の電圧と前記第2の電源手段から生成された所定の基準電圧を入力し、前記第2の電圧が前記基準電圧よりも低くなった場合には前記スイッチ手段を制御して第3の電圧に接続される回路を切り離すことにより前記第2の電圧が前記電源制御デバイスの動作できる最低電圧よりも低くならないようにし、少なくとも前記時定数設定手段で設定された時間まで前記短絡検出手段を動作させ続けることができることを特徴とする電源回路。
  2. 第2の論理回路手段の前記比較器に入力する前記第2の電源手段から生成された所定の基準電圧を、前記電源制御デバイスが動作できる最低電圧と前記電源回路を電源とする機器のシステムを作動させる最低電圧の間の値に設定することを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  3. 第2の論理回路手段の前記比較器に入力する前記第2の電源手段から生成された所定の基準電圧を、前記第1の電源手段の種類や特性によっては前記電源回路を電源とする機器のシステムを作動させる最低電圧よりも高い値に設定することを特徴とする請求項1に記載の電源回路。
  4. 電源制御デバイスの動作電源として、前記電源制御デバイスが制御する電源回路の出力を供給する構成をとる電源回路を備えたデジタルカメラにおいて、第1の電圧および第2の電圧など複数の電圧を発生させる電圧生成手段、前記第2の電圧の出力を制御するスイッチ手段、前記第1の電圧と前記第2の電圧が前記スイッチ手段で出力の制御をされた第3の電圧を入力とする第1の論理回路手段、前記第1の電圧がハイレベルかつ第3の電圧がローレベルのときはローレベルを出力し、前記第1の電圧がローレベルあるいは前記第3の電圧がハイレベルのときはハイレベルを出力する前記論理回路手段の出力を得ることにより電源が短絡したことを検出する短絡検出手段、前記短絡検出手段の検出開始から所定の検出レベルまで達する検出期間の時定数を設定する時定数設定手段、前記電源制御デバイスが制御する電源回路の主たる電源となる第1の電源手段、前記第1の電源とは別の電源となる第2の電源手段、比較器と前記比較器の出力と第1の電圧を入力とする論理回路を有する第2の論理回路手段とを備え、
    前記第2の論理回路手段の前記比較器には、前記電源制御デバイスの電源である前記第2の電圧と前記第2の電源手段から生成された所定の基準電圧を入力し、前記第2の電圧が前記基準電圧よりも低くなった場合には前記スイッチ手段を制御して第3の電圧に接続される回路を切り離すことにより前記第2の電圧が前記電源制御デバイスの動作できる最低電圧よりも低くならないようにし、少なくとも前記時定数設定手段で設定された時間まで前記短絡検出手段を動作させ続けることができることを特徴とする電源回路を備えたデジタルカメラ。
  5. 第2の論理回路手段の前記比較器に入力する前記第2の電源手段から生成された所定の基準電圧を、前記電源制御デバイスが動作できる最低電圧と前記電源回路を電源とする機器のシステムを作動させる最低電圧の間の値に設定することを特徴とする請求項4に記載の電源回路を備えたデジタルカメラ。
  6. 第2の論理回路手段の前記比較器に入力する前記第2の電源手段から生成された所定の基準電圧を、前記第1の電源手段の種類や特性によっては前記電源回路を電源とする機器のシステムを作動させる最低電圧よりも高い値に設定することを特徴とする請求項4に記載の電源回路を備えたデジタルカメラ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104898476A (zh) * 2015-04-07 2015-09-09 海能达通信股份有限公司 一种开关机控制电路以及具有该电路的电子设备

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CN104898476A (zh) * 2015-04-07 2015-09-09 海能达通信股份有限公司 一种开关机控制电路以及具有该电路的电子设备

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