JP2007014142A - 電源制御装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、電源の負荷を低減し、デジタルカメラなどの電子機器の起動スピードを早くすることができる電源制御装置を提供する。
【解決手段】 本電源制御装置は、出力電流に関わる電流を検出することにより出力電圧を制御する電流モード制御回路と、電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第1のソフトスタート回路と、出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する電圧モード制御回路と、電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第2のソフトスタート回路と、電流モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間を電圧モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間よりも短くなるように、第1のソフトスタート回路の電流及び第2のソフトスタート回路の電流を制御する制御回路とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電源制御装置及び撮像装置に関し、特に、電源制御装置を含む電源回路における出力電圧立ち上げ方法に関するものである。
電子機器には、電源制御装置を含む電源回路の各出力とGND間にコンデンサが複数接続されており、電源起動時にこれらコンデンサが瞬時に充電されるため大電流(以下、「突入電流」という)が流れる。そのため、携帯機器などの電池を電源とする電子機器では、突入電流により電池電圧が低下して動作時間低下の要因となったり、電源回路を設計する上でも突入電流を考慮して設計しなければならず、実使用頻度の高い負荷電流で効率の最適化が図れないといった問題がある。
このような問題を解決するため、電源回路の各出力電圧の立ち上げ時間を制御するソフトスタート回路を備え、各出力とGND間に接続されたコンデンサ容量によって出力電圧の立ち上げ時間を変え、ゆっくりと電圧を立ち上げることにより突入電流を軽減する方法が広く用いられている。
図11は、ソフトスタート回路を備え、3つの出力電圧を生成する従来の電源制御装置を含む電源回路の構成図である。
図11において、101は電源であり、102は降圧回路103,104及び昇降圧回路105のPWM制御を行う制御回路である。制御回路102は、基準電圧部111、三角波発振器部112、ソフトスタート回路であるソフトスタート部113,114,115、誤差増幅器部116,117,118、PWM比較器部119,120,121、出力部122,123,124、及びコントロール回路125で構成されている。
降圧回路103,104は、電源101の電圧より低い出力電圧を生成する降圧回路である。昇降圧回路105は、出力電圧が電源電圧より低い場合には降圧回路として動作し、出力電圧が電源電圧より高い場合には昇圧回路として動作する昇降圧回路である。
次に、本電源回路の動作について説明する。
電源101から制御回路102に電源が供給された状態でコントロール回路125に起動信号が入力されると、基準電圧部111よりソフトスタート部113,114,115内部のコンデンサ126(C1),127(C2),128(C3)にそれぞれ定常的な電流で充電が開始される。
誤差増幅器部116,117,118は、コンデンサ126,127,128が充電されることにより生じる電圧が基準電圧部111で生成される基準電圧に達するまでの時間、コンデンサ126,127,128の充電電圧と抵抗129,130,131,132,133,134により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部119,120,121にそれぞれ入力する。
PWM比較器部119,120,121は、増幅された差分信号と三角波発振器部112で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部122,123,124を介してPWM信号を出力する。降圧回路103,104及び昇降圧回路105は、PWM信号を受けて各々のスイッチング素子(図示せず)をスイッチングし、所望の出力電圧まで立ち上げる。
コンデンサ126,127,128の容量は、予め定められた任意の値であり、該コンデンサ容量が大きい程、基準電圧部111で生成される基準電圧に達するまでの時間が長くなるため、所望の出力電圧まで達する時間が長くなる。例えば、コンデンサ容量がコンデンサ128の容量C3>コンデンサ127の容量C2>コンデンサ126の容量C1であった場合、図12(a)〜図12(d)に示すように、昇圧回路105の立ち上げ時間T3>降圧回路104の立ち上げ時間T2>降圧回路103の立ち上げ時間T1となる。
また、コンデンサ126,127,128の充電電圧が基準電圧部111で生成される基準電圧に達すると、誤差増幅器部116,117,118は基準電圧部111と抵抗129,130,131,132,133,134により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、同様に制御して降圧回路103,104及び昇降圧回路105が所望の出力電圧を維持するように制御を行う。
上述した通り、各出力電圧の立ち上げ時間を制御するソフトスタート部113,114,115内部のコンデンサ126,127,128のコンデンサ容量を変えることにより、出力電圧の立ち上げ時間を変え、突入電流を低減することが可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−224843号公報
しかしながら、上記手法により所望の出力電圧に達するまでの時間が長くなると、電子機器の起動スピードが遅くなる。
また、各出力とGND間に接続されたコンデンサ容量や所望の出力電圧によって、上記ソフトスタート部113,114,115内部のコンデンサ126,127,128のコンデンサ容量を変えなくてはならないため使用部品の種類が増え、また設計負荷も大きくなる。一方、近年、出力電圧に関わる電圧を検出すると同時に電流を検出することにより出力電圧を制御する電流モード制御を備える電源回路が増加している。
本発明は、上記問題に鑑みて成されたものであり、電源の負荷を低減し、デジタルカメラなどの電子機器の起動スピードを早くすることができる電源制御装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の電源制御装置は、出力電流に関わる電流を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電流モード制御回路と、前記電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第1のソフトスタート回路と、出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電圧モード制御回路と、前記電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第2のソフトスタート回路と、前記電流モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間を前記電圧モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間よりも短くなるように、前記第1のソフトスタート回路の電流及び前記第2のソフトスタート回路の電流を制御する制御回路とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項3記載の電源制御装置は、出力電流に関わる電流を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電流モード制御回路と、出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電圧モード制御回路と、前記電圧モード制御回路の出力電圧を第1の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御すると共に、前記電圧モード制御回路の出力電圧を前記第1の所定時間間隔よりも長い時間間隔である第2の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御する制御回路とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項6記載の撮像装置は、出力電流に関わる電流を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電流モード制御回路と、前記電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第1のソフトスタート回路と、出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電圧モード制御回路と、前記電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第2のソフトスタート回路と、前記電流モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間を前記電圧モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間よりも短くなるように、前記第1のソフトスタート回路の電流及び前記第2のソフトスタート回路の電流を制御する制御回路とを有することを特徴とする。
上記目的を達成するために、請求項8記載の撮像装置は、出力電流に関わる電流を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電流モード制御回路と、出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電圧モード制御回路と、前記電圧モード制御回路の出力電圧が第1の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御すると共に、前記電圧モード制御回路の出力電圧が前記第1の所定時間間隔よりも長い時間間隔である第2の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御する制御回路とを有することを特徴とする。
請求項1記載の電源制御装置及び請求項6記載の撮像装置によれば、電流モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間が電圧モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間よりも短くなるように、第1のソフトスタート回路の電流及び第2のソフトスタート回路の電流が制御されるので、電源の負荷を低減し、デジタルカメラなどの電子機器の起動スピードを早くすることを可能とする。
請求項2記載の電源制御装置及び請求項7記載の撮像装置によれば、第1のソフトスタート回路及び第2のソフトスタート回路は同容量のコンデンサを含み、制御回路は、第1のソフトスタート回路に含まれるコンデンサを充電する充電電流が第2のソフトスタート回路に含まれるコンデンサを充電する充電電流よりも大きくなるように制御するので、電源回路設計の負荷を低減することを可能とする。
請求項3記載の電源制御装置及び請求項8記載の撮像装置によれば、電圧モード制御回路の出力電圧を第1の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御すると共に、電圧モード制御回路の出力電圧を第1の所定時間間隔よりも長い時間間隔である第2の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御するので、電源回路設計の負荷及び部品点数を低減することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電源制御装置を含む電源回路の全体構成を示すブロック図であり、図2(a)〜図2(d)は、図1の電源回路における出力電圧立ち上がり時の出力信号のシーケンスを示す図である。
図1において、1は電源であり、2は降圧回路3,4及び昇降圧回路5のPWM(Pulse Width Modulation)制御を行う制御回路である。制御回路2は、基準電圧部11、三角波発振器部12、ソフトスタート回路であるソフトスタート部13,14,15、誤差増幅器部16,17,18、PWM比較器部19,20,21,出力部22,23,24、及びコントロール回路25で構成されている。
降圧回路3,4は、電源1の電圧より低い出力電圧を生成する。昇降圧回路5は、出力電圧が電源1の電圧より低い場合には降圧回路として動作し、出力電圧が電源1の電圧より高い場合には昇圧回路として動作する。
降圧回路3,4は、電流モード制御により出力電圧を制御する。電流モード制御とは、出力電圧に関わる電圧と降圧回路3,4内部の電流を検出することにより出力電圧を制御する制御動作である。昇降圧回路5は、電圧モード制御により出力電圧を制御する。電圧モード制御とは、出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する制御動作である。
次に、図1の電源回路の動作について説明する。
電源1から制御回路2に電源が供給されて、コントロール回路25に起動信号が入力されると、基準電圧部(VREF)11よりソフトスタート部13内部のコンデンサ26(C1)に充電電流I1で充電が開始される。
誤差増幅器部16は、コンデンサ26が充電されることにより生じる電圧が基準電圧部11で生成される基準電圧に達するまでの間、コンデンサ26の充電電圧と抵抗29,30により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部19に入力する。
PWM比較器部19は、増幅された差分信号と降圧回路3内部のインダクタ(図示せず)電流と三角波発振器部12で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部22を介して降圧回路3にPWM信号を出力する。
降圧回路3は、PWM信号を受けてスイッチング素子(図示せず)をスイッチングし、図2(b)に示すように、立ち上げ時間T1で所望の出力電圧V1まで立ち上げる。また、コンデンサ26の充電電圧が基準電圧部11で生成される基準電圧に達すると、誤差増幅器部16が基準電圧部11と抵抗29,30により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部19に入力する。
PWM比較器部19は、増幅された差分信号と降圧回路3内部のインダクタ電流と三角波発振器部12で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部22を介して降圧回路3にPWM信号を出力する。
降圧回路3は、PWM信号を受けてスイッチング素子をスイッチングして降圧回路3が所望の出力電圧V1を維持するように制御を行う。
コントロール回路25は、降圧回路3が所望の出力電圧V1に達したことを検出すると、基準電圧部11よりソフトスタート部14内部のコンデンサ27(C2)に充電電流I2で充電を開始する。コンデンサ27はコンデンサ26と同容量である。充電電流I2は充電電流I1より小さい電流値に設定されている。誤差増幅器部17は、コンデンサ27が充電されることにより生じる電圧が基準電圧部11で生成される基準電圧に達するまでの間、コンデンサ27の充電電圧と抵抗31,32により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部20に入力する。
PWM比較器部20は、増幅された差分信号と降圧回路4内部のインダクタ(図示せず)電流と三角波発振器部12で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部23を介して降圧回路4にPWM信号を出力する。
降圧回路4は、PWM信号を受けてスイッチング素子(図示せず)をスイッチングし、図2(c)に示すように、立ち上げ時間T2で所望の出力電圧V2まで立ち上げる。コンデンサ27とコンデンサ26とが同容量であって、充電電流I2が充電電流I1より小さいので、立ち上げ時間T2は出力電圧V1の立ち上げ時間T1より長くなる。また、コンデンサ27の充電電圧が基準電圧部11で生成される基準電圧に達すると、誤差増幅器部17は基準電圧部11と抵抗31,32により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部20に入力する。
PWM比較器部20は、増幅された差分信号と降圧回路4内部のインダクタ電流と三角波発振器部12で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部23を介して降圧回路4にPWM信号を出力する。降圧回路4は、PWM信号を受けてスイッチング素子(図示せず)をスイッチングして降圧回路4が所望の出力電圧V2を維持するように制御を行う。
コントロール回路25は、降圧回路4が所望の出力電圧V2に達したことを検出すると、基準電圧部11よりソフトスタート部15内部のコンデンサ28(C3)に充電電流I3で充電を開始する。コンデンサ28はコンデンサ26,27と同容量である。充電電流I3は充電電流I1及び充電電流I2より小さく設定されている。誤差増幅器部18は、コンデンサ28が充電されることにより生じる電圧が基準電圧部11で生成される基準電圧に達するまでの間、コンデンサ28の充電電圧と抵抗33,34により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部21に入力する。
PWM比較器部21は、増幅された差分信号と三角波発振器部12で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部24を介して昇降圧回路5にPWM信号を出力する。
昇降圧回路5は、PWM信号を受けてスイッチング素子(図示せず)をスイッチングし、図2(d)に示すように、出力電圧V2の立ち上げ時間T1よりも長い立ち上げ時間T3で所望の出力電圧V3まで立ち上げる。また、コンデンサ28の充電電圧が基準電圧部11で生成される基準電圧に達すると、誤差増幅器部18が基準電圧部11と抵抗33,34により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部21に入力する。
PWM比較器部21は、増幅された差分信号と三角波発振器部12で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部24を介して昇降圧回路5にPWM信号を出力する。昇降圧回路5は、PWM信号を受けてスイッチング素子(図示せず)をスイッチングして昇降圧回路5が所望の出力電圧V3を維持するように制御を行う。
上記第1の実施の形態によれば、電流モード制御される降圧回路3,4により制御される出力電圧立ち上げ時間T1,T2を、電圧モード制御される昇降圧回路5により制御される出力電圧立ち上げ時間T3よりも短くなるように制御するので、電源の負荷を低減することができ、またデジタルカメラなどの電子機器に適用することにより、当該電子機器の起動スピードを早くすることができる。
また、出力電圧立ち上げ時間をソフトスタート部13,14,15にそれぞれ接続されたコンデンサ26,27,28を同容量とし、コンデンサ26,27,28への充電電流I1,I2,I3に対して、コンデンサ充電電流I1,I2を上記電圧モード制御回路のコンデンサ充電電流I3より大きくなるように設定するので、電源回路設計の負荷を低減することができる。
上記第1の実施の形態では、3チャンネルの出力電圧に限定して説明を行ったが、これに限定されるものではない。すなわち、電流モード制御による出力電圧の立ち上げ時間を電圧モード制御による出力電圧の立ち上げ時間より早くなるような制御であれば、チャンネル数は何チャンネルでも構わない。また、上記第1の実施の形態では、電流モード制御で動作する降圧回路を説明しているが、昇圧回路であっても同様である。
さらに、出力電圧の立ち上げ時間を上述した従来例と同様のソフトスタート部内部のコンデンサ容量を変えることにより制御を行ってもよい。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る電源制御装置を含む電源回路の全体構成を示すブロック図であり、図4(a)〜図4(d)は、図3の電源回路における出力電圧立ち上がり時の出力信号のシーケンスを示す図である。
図3において、51は電源であり、52は降圧回路53,54及び昇降圧回路55のPWM制御を行う制御回路である。制御回路52は、基準電圧部61、三角波発振器部62、誤差増幅器部66,67,68、PWM比較器部69,70,71、出力部72,73,74、及びコントロール回路75で構成されている。
降圧回路53,54は、電源51の電圧より低い出力電圧を生成する。昇降圧回路55は、出力電圧が電源51の電圧より低い場合には降圧回路として動作し、出力電圧が電源51の電圧より高い場合には昇圧回路として動作する。
降圧回路53,54は、電流モード制御により当該出力電圧を制御する。電流モード制御とは、出力電圧に関わる電圧と降圧回路53,54内部の電流を検出することにより出力電圧を制御する制御動作である。昇降圧回路5は、電圧モード制御により当該出力電圧を制御する。電圧モード制御とは、出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する制御動作である。
次に、図3の電源回路の動作について説明する。
各出力電圧の立ち上げに関し、上記第1の実施の形態では、ソフトスタート部13,14,15のアナログ動作により制御していたが、本実施の形態ではコントロール回路75のデジタル動作により制御している。
電源51から制御回路52に電源が供給された状態でコントロール回路75に起動信号が入力されると、コントロール回路75は図4(b)に示すように、一定の時間間隔T1ごとに、予め定められた所望の基準電圧値まで誤差増幅器部66の基準電圧設定値を順次引き上げる。誤差増幅器部66は、基準電圧設定値と抵抗79,80により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部69に入力する。
PWM比較器部69は、増幅された差分信号と降圧回路53内部のインダクタ(図示せず)電流と三角波発振器部62で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部72を介して降圧回路53にPWM信号を出力する。
降圧回路53は、PWM信号を受けてスイッチング素子(図示せず)をスイッチングし、所望の出力電圧V1まで立ち上げ出力電圧V1を維持するように制御を行う。
コントロール回路75は、降圧回路53が所望の出力電圧V1に達したことを検出すると、図4(c)に示すように、一定の時間間隔T2ごとに、予め定められた所望の基準電圧値まで誤差増幅器部67の基準電圧設定値を順次引き上げる。一定の時間間隔T2は、一定の時間間隔T1より長く設定されている。誤差増幅器部67は、基準電圧設定値と抵抗81,82により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部70に入力する。
PWM比較器部70は、増幅された差分信号と降圧回路54内部のインダクタ(図示せず)電流と三角波発振器部62で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部73を介して降圧回路54にPWM信号を出力する。
降圧回路54は、PWM信号を受けてスイッチング素子(図示せず)をスイッチングし、所望の出力電圧V2まで立ち上げ出力電圧V2を維持するように制御を行う。
コントロール回路75は、降圧回路54が所望の出力電圧V2に達したことを検出すると、図4(d)に示すように、一定の時間間隔T3ごとに、予め定められた所望の基準電圧値まで誤差増幅器部68の基準電圧設定値を順次引き上げる。一定の時間間隔T3は、一定の時間間隔T2より長く設定されている。誤差増幅器部68は、基準電圧設定値と抵抗83,84により分圧された各出力電圧の差分を増幅し、PWM比較器部71に入力する。
PWM比較器部71は、増幅された差分信号と三角波発振器部62で生成された三角波とを比較してオン・デューティを可変し、出力部74を介してPWM信号を昇降圧回路55に出力する。
昇降圧回路55は、PWM信号を受けてスイッチング素子(図示せず)をスイッチングし、所望の出力電圧V3まで立ち上げ出力電圧V3を維持するように制御を行う。
上記第2の実施の形態によれば、回路規模が小さくなるので、上記第1の実施の形態よりも、電源回路設計の負荷及び部品点数を低減することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態に係るデジタルカメラについて説明する。
図5は、本発明の第3の実施の形態に係るデジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。
図5において、レンズ201は被写体の光学像を固体撮像素子203に結像させるレンズである。絞り・シャッター202は、シャッター機能とレンズ201を通った光量を制御するための絞り機能とを備えたものである。固体撮像素子203は、レンズ201で結像された被写体光を電気信号として取り込むための固体撮像素子である。
CDS部204は、固体撮像素子203より出力される電気信号のクロックの除去やノイズの軽減するための相関二重サンプリングを行う。クランプ回路部205は、CDS部204の出力信号を後述のタイミング発生部208から供給されるクランプパルスのタイミングで所定の基準電圧にクランプする。A/D変換部206は、クランプ出力の信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。信号処理部207は、表示や記録などをするために所望の形式となるように種々の信号処理や変換を行う。
タイミングパルス発生器208は、固体撮像素子203、CDS部204、クランプ回路部205、及びA/D変換部206へ必要なパルスを発生する。光学系駆動部209はレンズ201や絞り・シャッター202を駆動する。システム制御部210は、デジタルカメラ全体の制御及び各種演算を行う。表示部211は信号処理部7から信号を受けてLCD(Liquid Crystal Display)等に表示する。記録媒体212は、画像データの記録又は読み出しを行うための半導体メモリ等で構成される。電源部213は、デジタルカメラのすべてのブロックに電源を供給する。メインスイッチ214はデジタルカメラの電源をオン、オフするためのスイッチである。
次に、図5のデジタルカメラの基本動作を図6及び図7のフローチャートを参照して説明する。
図6及び図7は、図5のデジタルカメラの基本動作を示すフローチャートである。
図6において、デジタルカメラは、メインスイッチ214がオンされると(ステップS301)、電源部213は動作を開始し、メイン電源及びコントロール系の電源を供給する。
次に、撮影モードか否かを判別し(ステップS302)、撮影モードであるときは、ステップS303以降の撮影シーケンスに入る。一方、撮影モードではなく再生モードであった場合は、ステップS319以降の再生シーケンスに進み、記録媒体212から画像データを一旦信号処理部207に読み込み(ステップS319)、表示のための信号処理を行い、LCD等に画像を表示する(ステップS320)。次に、メインスイッチ214がオフされるまで画像を表示し、メインスイッチ214がオフされたときは(ステップS321でYES)、画像の表示を中止して電源をオフする。
一方、ステップS303では、AFレンズのレンズ位置をリセット位置まで駆動し、固体撮像素子203やタイミングパルス発生器207など撮像系回路の電源をオンする。次に、システム制御部210の制御により光学系駆動部209からの信号で絞り・シャッター202をまず開放にした後(ステップS304)、測光シーケンスに入り、固体撮像素子203を通った信号をCDS部204で相関二重サンプリングを行い、クランプ回路部205でOB部をクランプし、A/D変換部206でA/D変換を行い、その変換された画像データを信号処理部207で処理し、更にシステム制御210に入力して測光値から露出制御値を演算する(ステップS305)。この演算結果に応じてシステム制御210は、プログラム線図により、絞り及びシャッタースピード設定して制御する(ステップS306)。
次に、表示モードを確認し、表示ONのモードか否かを判別する(ステップS307)。この結果、表示ONのモードであるときは、LCD等の表示を行い(ステップS308)、そうでない場合はレリーズスイッチの第1のスイッチ(不図示)がオンされるまで待機する。第1のスイッチがオンされると(ステップS309)、再び測光シーケンスに入り、測光及び演算を行う(ステップS310)。
図7において、ステップS310の処理結果に応じてシステム制御210は再度プログラム線図により、絞り及びシャッタースピードを設定して再度制御する(ステップS311)。次に、固体撮像素子203、CDS部204、クランプ部205、及びA/D変換部206を通った信号から信号処理部207で高周波成分を取り出し、被写体までの距離の演算をシステム制御210で行う(ステップS312)。
次に、レンズ201を駆動して合焦したか否かを判別し(ステップS313)、合焦していないときは、再びレンズ201を駆動して測距を行う。合焦後、レリーズスイッチの第2のスイッチ(不図示)がオンされるまで待機し、第2のスイッチがオンされたときは(ステップS314)、静止画の本露光を行う(ステップS315)。
ステップS315で露光が終了すると、固体撮像素子203、CDS部204、クランプ部205、及びA/D変換部206を通った画像データは信号処理部207で所望の信号処理が行われ、システム制御210の制御により半導体メモリ等の記録媒体212に記録される。このとき、第2のスイッチが押され続けていた場合は(ステップS316)、LCD等に画像を表示し(ステップS317)、第2のスイッチがオフされるまで表示し続け、オフされたときには表示を止めて撮影を終了する。
ステップS318では、はじめから第2のスイッチがオフだった場合は、表示は行わずに撮影を終了する。メインスイッチ214がオフされていないときは(ステップS318でNO)、ステップS303へ戻り、レリーズスイッチの第1のスイッチが押されるまでのシーケンスを再度行い、レリーズスイッチの第1のスイッチがオンされるまで待機する。メインスイッチ214がオフされれば光学ブロックの各メカは所定の位置に戻り、メインの電源を切る。
次に、図5のデジタルカメラにおける電源制御の動作について説明する。
図8は、図5におけるメインスイッチ214及び電源部213を構成する電源回路の全体構成を示すブロック図であり、図9(a)〜図9(d)は、図8の電源回路における出力電圧立ち上がり時の出力信号のシーケンスを示す図である。図10は、図8の電源回路の出力電圧立ち上がり時の制御処理を示すフローチャートである。
図8において、301は電源であり、302は降圧回路303,304及び昇降圧回路305のPWM制御を行う制御回路である。制御回路302は、基準電圧部311、三角波発振器部312、ソフトスタート回路であるソフトスタート部313,314,315、誤差増幅器部316,317,318、PWM比較器部319,320,321、出力部322,323,324、及びコントロール回路325で構成されている。
論理回路335は、メインスイッチ214又はシステム制御部210の制御信号のいずれかがHIのときにHIを出力する。降圧回路303,304は、電源301の電圧より低い出力電圧を生成する。昇降圧回路305は、出力電圧が電源301の電圧より低い場合には降圧回路として動作し、出力電圧が電源301の電圧より高い場合には昇圧回路として動作する。
降圧回路303,304は、電流モード制御により出力電圧を制御する。電流モード制御とは、出力電圧に関わる電圧と降圧回路303,304内部の電流を検出することにより出力電圧を制御する制御動作である。昇降圧回路305は、電圧モード制御により出力電圧を制御する。電圧モード制御とは、出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する制御動作である。
次に、出力電圧の立ち上げ制御処理について図9(a)〜図9(d)及び図10を参照して説明する。図9(a)〜図9(d)の横軸は時間を表している。
図9(b)に示すように、時間t41でメインスイッチ214がオンされると、論理回路335の出力がHIとなることによりコントロール回路325にHI信号が入力され(図10のステップS501)、制御回路302は降圧回路303の制御を開始し(ステップS502)、降圧回路303の出力電圧V1をスロースタート制御により所定の時間をかけて徐々に上昇させる。
次に、出力電圧V1は、フィードバック制御のため制御回路302に戻され、コントロール回路325に入力されると共に、誤差増幅器316にも入力される(ステップS503)。
図9(c)に示すように、時間t42で出力電圧V1の電圧値が所定の電圧値V1aよりも大きくなった場合(ステップS503でYES)、コントロール回路325は制御回路302を介して降圧回路304の制御を開始する(ステップS504)。降圧回路304の出力電圧V2も、出力電圧V1と同様に、スロースタート制御により所定の時間をかけて徐々に上昇させ、フィードバック制御のため制御回路302に戻され、コントロール回路325に入力されると共に、誤差増幅器317にも入力される(ステップS505)。
図9(d)に示しように、時間t43で出力電圧V2の電圧値が所定の電圧値V2aよりも大きくなった場合(ステップS505でYES)、コントロール回路325は制御回路302を介して昇降圧回路305の制御を開始する(ステップS506)。同様にして、昇降圧回路305の出力電圧V3をスロースタート制御により所定の時間をかけて徐々に上昇させ、フィードバック制御のため制御回路302に戻され、コントロール回路325に入力されると共に、誤差増幅器318にも入力される(ステップS507)。
出力電圧V3の電圧値が所定の電圧値V3aよりも大きくなると(ステップS507でYES)、立ち上がり制御を終了する。
以上の制御により、所定の順序で出力電圧V1、出力電圧V2、及び出力電圧V3が立ち上がることが可能となる。出力電圧立ち上げ時間の制御に関しては上記第1及び第2の実施の形態と同様である。
本第3の実施の形態によれば、デジタルカメラに適用された電源回路において、電流モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間が電圧モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間より短くなるように制御されるので、電源の負荷を低減し、デジタルカメラなどの電子機器の起動スピードを早くすることができる。
本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施の形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、リムーバブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD±R、DVD−RAM、DVD±RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード等を用いることができる。または、プログラムコードをネットワークを介してダウンロードしてもよい。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上記実施の形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オペレーティングシステム)等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれる。
本発明の第1の実施の形態に係る電源制御装置を含む電源回路の全体構成を示すブロック図である。 (a)〜(d)は図1の電源回路における出力電圧立ち上がり時の出力信号のシーケンスを示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電源制御装置を含む電源回路の全体構成を示すブロック図である。 (a)〜(d)は図3の電源回路における出力電圧立ち上がり時の出力信号のシーケンスを示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係るデジタルカメラの内部構成を示すブロック図である。 図5のデジタルカメラの基本動作を示すフローチャートである。 図5のデジタルカメラの基本動作を示すフローチャートである。 図5におけるメインスイッチ214及び電源部213を構成する電源回路の全体構成を示すブロック図である。 (a)〜(d)は図8の電源回路における出力電圧立ち上がり時の出力信号のシーケンスを示す図である。 図8の電源回路の出力電圧立ち上がり時の制御処理を示すフローチャートである。 ソフトスタート回路を備え、3つの出力電圧を生成する従来の電源制御装置を含む電源回路の構成図である。 (a)〜(d)は従来の電源制御装置を含む電源回路における出力電圧立ち上がり時の出力信号のシーケンスを示す図である。
符号の説明
1 電源
2 制御回路
3,4 降圧回路
5 昇降圧回路
11 基準電圧部
13,14,15 ソフトスタート部
19,20,21 PWM比較器部
22,23,24 出力部
25 コントロール回路

Claims (8)

  1. 出力電流に関わる電流を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電流モード制御回路と、
    前記電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第1のソフトスタート回路と、
    出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電圧モード制御回路と、
    前記電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第2のソフトスタート回路と、
    前記電流モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間を前記電圧モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間よりも短くなるように、前記第1のソフトスタート回路の電流及び前記第2のソフトスタート回路の電流を制御する制御回路とを有することを特徴とする電源制御装置。
  2. 前記第1のソフトスタート回路及び前記第2のソフトスタート回路は同容量のコンデンサを含み、前記制御回路は、前記第1のソフトスタート回路に含まれる前記コンデンサを充電する充電電流が前記第2のソフトスタート回路に含まれる前記コンデンサを充電する充電電流よりも大きくなるように制御することを特徴とする請求項1記載の電源制御装置。
  3. 出力電流に関わる電流を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電流モード制御回路と、
    出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電圧モード制御回路と、
    前記電圧モード制御回路の出力電圧を第1の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御すると共に、前記電圧モード制御回路の出力電圧を前記第1の所定時間間隔よりも長い時間間隔である第2の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御する制御回路とを有することを特徴とする電源制御装置。
  4. 前記制御回路は、前記第1のソフトスタート回路への電力供給した後、前記第2のソフトスタート回路への電力供給することを特徴とする請求項1又は2記載の電源制御装置。
  5. 前記電流モード制御回路は、電源電圧より低い電圧を出力電圧として生成する降圧回路或いは電源電圧より高い電圧を出力電圧として生成する昇圧回路を制御し、
    前記電圧モード制御回路は、出力電圧が電源電圧より低いときは降圧回路として動作し、出力電圧が電源電圧より高いときは昇圧回路として動作する昇降圧回路を制御することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電源制御装置。
  6. 出力電流に関わる電流を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電流モード制御回路と、
    前記電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第1のソフトスタート回路と、
    出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電圧モード制御回路と、
    前記電流モード制御回路に接続され、出力電圧が予め定められた電圧に達するまでの出力電圧立ち上げ時間を制御する第2のソフトスタート回路と、
    前記電流モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間を前記電圧モード制御回路の出力電圧立ち上げ時間よりも短くなるように、前記第1のソフトスタート回路の電流及び前記第2のソフトスタート回路の電流を制御する制御回路とを有することを特徴とする撮像装置。
  7. 前記第1のソフトスタート回路及び前記第2のソフトスタート回路は同容量のコンデンサを含み、前記制御回路は、前記第1のソフトスタート回路に含まれる前記コンデンサを充電する充電電流が前記第2のソフトスタート回路に含まれる前記コンデンサを充電する充電電流より大きいことを特徴とする請求項6記載の撮像装置。
  8. 出力電流に関わる電流を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電流モード制御回路と、
    出力電圧に関わる電圧を検出することにより出力電圧を制御する少なくとも1つの電圧モード制御回路と、
    前記電圧モード制御回路の出力電圧が第1の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御すると共に、前記電圧モード制御回路の出力電圧を前記第1の所定時間間隔よりも長い時間間隔である第2の所定時間間隔ごとに順次引き上げるように制御する制御回路とを有することを特徴とする撮像装置。
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