JP2008033486A - 硬貨払出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】硬貨が直立した状態で払出ベルトに接触せず搬送不可能となっても、直立した硬貨を確実に倒した状態として払出ベルトで搬送可能とする。
【解決手段】硬貨払出装置1を、硬貨の直径寸法と略等しい幅寸法を備えて硬貨を収納する硬貨収納部14と、硬貨収納部の出口部に配置され硬貨を一枚毎に分離する分離ローラ18と、硬貨収納部の幅寸法より小さい幅を備え、硬貨収納部に収納された硬貨を分離ローラ配置位置まで搬送する払出ベルト15と、払出ベルトを前記硬貨収納部内の硬貨を前記分離ローラに向けて搬送する正回転方向、及び、前記正回転方向と逆方向の逆転方向に駆動するモータMと、硬貨収納部に配置されている硬貨の枚数を計数する手段と、モータMを制御して硬貨収納部14に収納された硬貨が10枚になったとき、モータMを逆転方向に駆動する制御部30とを備える。
【選択図】図7

Description

本発明は、硬貨払出装置であって、特にPOS(Point Of Sales)端末やECR(Electronic Cash Register)等の電子機器に接続して使用するのに適した硬貨払出装置に関する。
近年、1円,5円,10円,50円,100円,500円の硬貨を金種毎に収納する硬貨収納部を内蔵し、POS端末やECRからの釣り銭の払い出し指令により、硬貨収納部内の硬貨を釣り銭額だけ硬貨払出口に払い出すようにした硬貨払出装置が普及している。
このような硬貨払出装置では、各金種に対応する硬貨収納部内の硬貨を搬送ベルトにより搬送し、所望の金種の硬貨を所望の枚数だけ払い出す。
図9は従来の硬貨支払装置の構造を示す断面図、図10は従来の硬貨支払装置の構造を示す拡大平面図である。
このような硬貨払出装置では、図9及び図10に示すように、金種毎に硬貨の直径寸法と略等しい幅寸法を備えて硬貨を収納する硬貨収納部14と、この硬貨収納部14の出口部に配置された分離ローラ18と、仕切板13に挟まれて形成された硬貨収納部14の底壁部に配置され幅寸法より小さい幅を有し硬貨収納部に収納された硬貨を分離ローラ配置位置まで搬送する払出ベルト15とを備え、硬貨収納部に収納された硬貨Cを払出ベルト15で分離ローラ18まで移送し、移送された硬貨Cを分離ローラ18で一枚毎に分離して硬貨を支払うものとしている。
この例では、払出ベルト15は駆動ローラ16と従動ローラ17との間に掛け渡されて配置されている他、分離ローラ18より先側にはシャッタソレノイド21で駆動され、支払に必要な枚数の硬貨のみを通過する硬貨シャッタ20、硬貨の支払枚数を検知する払出センサ22、及び硬貨の材質を検知する材質センサ27が配置されている。また、この硬貨収納部14には、その上部に入金された硬貨Cが選別される硬貨選別部11が設けられ、硬貨Cは選別孔10から落下して補充されるようになっている。
しかし、このような硬貨払出装置1にあっては、硬貨収納部にある硬貨の数が少量となったとき、図9に示すように、硬貨収納部14内において硬貨C1が硬貨収納部14の奥壁25と仕切板13(図10参照)とに接触して、仕切板13と払出ベルト15との間に位置する底壁部28に直立してしまい、払出ベルト15で搬送することができないことがある。
即ち、図10に示すように、硬貨収納部14の底部に配置される払出ベルト15としては、硬貨収納部14を構成する2枚の仕切板13間の幅寸法W1より小さいものが既製品から選択されて使用されることから、その幅寸法W2が小さい場合には、払出ベルト15の両側には、硬貨の厚さtより大きい幅寸法W3の両側底壁部28が形成されることがあり、この両側底壁部28に硬貨Cが立設したときには硬貨を払出ベルト15で搬送できないこととなるのである。
特許文献1は、このような不都合の解消を課題とし、硬貨の硬貨収納部内での直立を防止するため、硬貨搬送部側板の内壁であって硬貨搬送ベルトの直上位置の所定高さにU字型弾性板を配置するようにしたものが記載されている。この例では、落下してきた硬貨は、前記U字型弾性板に接触して転倒するようになる。
特開平11−16025号公報参照
上述した従来の硬貨払出装置では、硬貨は落下による移動でU字型弾性板に接触したときに転倒することとなる。従って硬貨の落下状態や移動状態によって硬貨はU字型弾性板に接触しないことがあり、このような場合には、硬貨は立設した状態のままとなり、払出ベルトで搬送できない場合が生じる。
そこで、本発明は、硬貨が直立した状態で払出ベルトに接触せず搬送不可能となっても、直立した硬貨を確実に倒して払出ベルトで搬送可能とする硬貨払出装置を提供することを課題とする。
本発明において上記の課題を解決するための手段は、硬貨の直径寸法と略等しい幅寸法を有して硬貨を収納する硬貨収納部と、前記硬貨収納部の出口部に配置され硬貨を一枚毎に分離する分離ローラと、前記硬貨収納部の底部に配置され、硬貨収納部の幅寸法より小さい幅寸法を備え前記硬貨収納部に収納された硬貨を分離ローラ配置位置まで搬送する払出ベルトと、前記払出ベルトを前記硬貨収納部内の硬貨を前記分離ローラに向けて搬送する正回転方向、及び、前記正回転方向と逆方向の逆転方向に駆動するベルト駆動装置と、前記硬貨収納部に収納されている硬貨の枚数を計数する手段と、前記硬貨枚数を計数する手段が所定枚数になったことを計数したとき前記ベルト駆動装置を制御して、逆転方向に駆動する逆転制御装置とを備える硬貨払出装置である。
本発明によれば、逆転制御装置は、硬貨収納部に収納された硬貨が所定数になったとき、ベルト駆動装置を逆転方向に駆動するから、硬貨収納部に収納された硬貨は払出ベルトで逆転方向に搬送される。このため、搬送された硬貨は硬貨収納部の奥壁に立設状態となっている硬貨に衝突し、これを転倒状態とする。硬貨が転倒状態となると、硬貨は支払ベルトで搬送できるものとなる。
以下本発明に係る硬貨払出装置の実施の形態を図1乃至図8に基づいて説明する。図1は硬貨払出装置1の外観を示す斜視図、図2は硬貨払出装置1の内部構造を示す平面図、図3は硬貨払出装置1の内部構造を示す縦断面図である。図1及び図2に示すように、硬貨払出装置1の筐体であるハウジング2の右側手前には、硬貨を一括して投入する上方に開口した硬貨投入口3が設けられている。この硬貨投入口3には、光電的に硬貨の有無を検出する複数組の投入センサ4が設けられている。
ハウジング2の内部には、硬貨払出機構Aが内蔵されている。以下、硬貨払出機構Aについて説明する。
硬貨投入口3には、モータM(図5参照)に連結されて駆動され、投入された硬貨を奥に向けて搬送する投入口ベルト5が設けられている。この投入口ベルト5上には硬貨投入口3の一端に位置させて不規則に投入された硬貨を一枚ずつ送り出すための投入口ローラ6が設けられている。また、投入口ベルト5には、モータM(図5参照)に連結されて駆動され、硬貨の送り速度を速めて所定の隙間を空けてそれぞれの硬貨を送ることができるように搬送速度を速めた搬送ベルト7が連設されている。さらに、搬送ベルト7の終端部分には、搬送方向を略直角に屈曲する硬貨案内部50と、硬貨払出装置1の幅方向に略平行に設けられ、硬貨案内部50によって搬送方向が略直角に屈曲された硬貨Cを硬貨選別位置(後述する硬貨選別部11)に搬送する搬送ベルト8が設けられている。
従って、投入口ベルト5、投入口ローラ6、搬送ベルト7、硬貨案内部50及び搬送ベルト8によって、硬貨投入口3に投入された硬貨を硬貨選別位置までの硬貨搬送経路を形成して搬送する硬貨搬送部9が構成されている。
搬送ベルト8の下方には、この搬送ベルト8に沿わせて順次孔幅寸法が拡大する金種毎の選別孔10が設けられ、ここに硬貨選別位置に位置し、搬送された硬貨を金種別に選別する硬貨選別部11が形成されている。選別孔10は、図2において右側から1円,50円,5円,100円,10円,500円の順にそれぞれの金種に対応する大きさで6個設けられている。そして、各選別孔10の近傍には、各選別孔10から硬貨収納部に落下する硬貨を金種毎に硬貨の枚数をカウントするための計数センサ12が設けられている。
図4は硬貨支払装置の硬貨選別部11の構成を示す斜視図である。選別孔10は、順次孔幅寸法が拡大する金種毎の孔が形成された板状部材であって、仕切板13により金種毎に仕切られた硬貨収納部14(14a〜14f)に連通している。なお、本実施の形態の硬貨払出装置は、詳細は後述するが、各硬貨収納部14a〜14fの幅を狭くすることにより小型化を実現しているため、各硬貨収納部14a〜14f上に設けられる各選別孔10は、必然的に近接して設けられている。このような選別孔10には、選別孔10から落下する硬貨Cを硬貨収納部14の内部に案内する傾斜ガイド10aが設けられている。これらの傾斜ガイド10aは、選別孔10の基準面10bに近い方の端部から遠い方の端部に向かうに従って下方に傾斜しており、選別孔10により選別されて落下する硬貨Cを斜め下方へ向けて落下させる。なお、選別孔10の基準面10bは、金種毎に設けられた選別孔10から対応する硬貨Cを正しく落下させるために必要な硬貨Cの搬送基準を得るための硬貨案内面である。
次に、硬貨収納部14、硬貨整列部19等について説明する。図3に示すように、硬貨収納部14には奥壁25が形成されており、硬貨収納部14内の硬貨Cを保持している。また、硬貨収納部14のそれぞれの金種の底面部分には、モータM(図5参照)に連結されて駆動される搬送ベルトである払出ベルト15が駆動ローラ16と従動ローラ17とに掛け渡されて設けられている。モータMは正転逆転自在であり、払出ベルト15も硬貨Cを硬貨収納部14から硬貨整列部19に移送する正回転方向と、硬貨Cを硬貨整列部19から硬貨収納部14の奥壁25に向けて移送する逆転方向とに駆動される。
ここで、硬貨収納部14a〜14fの底面部の横幅は、各硬貨収納部14a〜14fに収納される硬貨Cの直径よりも広く、かつ、各硬貨収納部14a〜14fに収納される硬貨Cの直径dにその硬貨Cの厚さtを加えた幅よりは狭く設定されている。このように各硬貨収納部14a〜14fの幅を規定したのは、払出ベルト15に平行な状態で硬貨収納部14a〜14f内に収納された硬貨Cと硬貨収納部14a〜14fの仕切板13との間の隙間に直立状態の硬貨Cが入り込むのを防止し、硬貨収納部14a〜14fに収納された硬貨Cの詰まりを防止するためである。
払出ベルト15は、エンドレスベルトであって、硬貨搬送方向下流側に向かうに従って高さが高くなるような昇斜面を形成するように傾斜配置されている。また、払出ベルト15は従来例で示したものと同様に硬貨収納部14の底部において、払出ベルト15の幅寸法W2は硬貨収納部の幅寸法W1より小さく、払出ベルト15の両側には、硬貨が立設可能な領域が形成されている。
そして、硬貨収納部14の出口部には、硬貨を一枚毎に分離する分離ローラ18が、払出ベルト15に対して硬貨一枚が通過し得る間隔を隔てて配設され、かつ、全ての金種の出口部をそれらの金種毎に横断するように配設されている。
次に、硬貨払出装置1に内蔵される各部の電気的接続について説明する。図5は実施の形態に係る硬貨払出装置の電気的構成を示すブロック図である。
硬貨払出装置1は、各部の制御を受け持つ制御部30を備え、この制御部30にインターフェース(I/F)31を介してPOS端末が接続されている。制御部30は、ここでは特に図示しないが、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)、制御プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)、金種別の硬貨Cの枚数等の可変的なデータを書換え自在に格納するRAM(Random Access Memory)等により構成されている。また、制御部30には、表示器24や操作キー26が接続されている。
さらに、制御部30には、投入センサ4、計数センサ12、払出センサ22、材質センサ27等のセンサ類32、シャッタソレノイド21、各モータM等が接続されている。ここで、投入センサ4、計数センサ12、払出センサ22、材質センサ27等のセンサ類32は、例えば硬貨Cを光学的に検出した信号やコイルの電圧の変動等を制御部30に伝達するものであり、この検出信号に基づいて制御部30が各モータMを駆動制御する。また、シャッタソレノイド21は、制御部30から出力される信号に基づき駆動制御され、通電(ON)されることで硬貨シャッタ20を払出ベルト15から離反する方向に変位させ、指定された枚数だけ硬貨Cを払い出す。なお、シャッタソレノイド21は、ここでは1つしか図示しないが、実際には金種毎に個々に制御部30によって制御される。
また、制御部30は、逆転制御装置として作動し、払出ベルト15を硬貨収納部14に蓄留された硬貨Cを硬貨整列部19に移動するとき正方向に駆動する。制御部30は、払出ベルト15は硬貨収納部14に蓄留された硬貨Cの数が5個になったとき逆方向に駆動する。この払出ベルト15の逆方向の移動量は、分離ローラ18の位置から奥壁25までの寸法L(図7参照)から前記硬貨の直径寸法dを引いた値としている。この払出ベルト15の移動により硬貨収納部14の奥に立設して払出ベルト15に接触しないで移動されない硬貨C(図7参照)に硬貨収納部14に蓄留された硬貨Cを当接させて、立設していた硬貨Cを横倒しにして硬貨Cが払出ベルト15に接触できるものとなる。なお、この移動量はこれ以上であってもよい。
また、硬貨Cの数が10枚となったとき15を逆転させてこのような動作を行う。10枚とした理由は、硬貨収納部14内に最低限必要な硬貨は釣り銭のための4枚であるが、硬貨収納部4の硬貨がすべて立設している状態である可能性が非常に少ない枚数としたものである。
このような構成において、硬貨Cが硬貨投入口3に投入されると、投入センサ4がその硬貨Cを検出し、この検出信号により投入口ベルト5、投入口ローラ6、搬送ベルト7、搬送ベルト8が駆動される。そして、硬貨投入口3に投入された硬貨Cは、投入口ベルト5と投入口ローラ6との間で1枚ずつ分離されて搬送される。その後、搬送ベルト7により搬送される硬貨Cは、硬貨案内部50によって搬送方向が略直角に屈曲され、搬送ベルト7から搬送ベルト8に受け渡され、硬貨選別部11で金種毎の選別がなされる。即ち、硬貨Cは、金種に応じて選別孔10から落下し、硬貨収納部14a〜14fに金種別に収納される。そして、選別孔10から落下した硬貨Cは、計数センサ12によりその数がカウントされる。
また、硬貨整列部19に硬貨Cがない場合には、払出ベルト15が駆動されて硬貨整列部19に所定枚数の硬貨Cが常に存在するように動作制御がなされる。
次に本実施の形態に係る硬貨払出装置1の動作について説明する。
POS端末において締め処理がなされると、POS端末より硬貨Cの払出命令が制御部30に送信される。制御部30は、受信した払出命令に応じて、払出が必要な金種に対応する払出ベルト15が回転駆動されるようにモータMを駆動制御し、払出が必要な金種に対応する硬貨シャッタ20が引き上げられるようにシャッタソレノイド21を駆動制御する。これにより、必要金種の必要枚数の硬貨Cが硬貨払出口23に向けて送り出される。
そして、必要枚数の硬貨Cだけを通過させるように、通過を許容する最後の硬貨C1が硬貨シャッタ20の位置に達すると、その最後の硬貨C1の周縁部が有する凸部の上に硬貨シャッタ20の先端部20aが落下するよう、制御部30はシャッタソレノイド21を駆動制御する。つまり、そのような硬貨シャッタ20の落下タイミングで、シャッタソレノイド21に対する通電を解除(OFF)するわけである。
これにより、硬貨シャッタ20は、その先端部20aが最後の硬貨C1の周縁部に形成された凸部上に自重で落下する。
その後、制御部30による払出ベルト15を回転駆動するためのモータMの駆動制御は続行しているため、払出ベルト15の回転によって硬貨Cが搬送され続け、最後の硬貨Cの周縁部に形成された凸部から硬貨シャッタ20が脱落する。凸部から脱落した硬貨シャッタ20は、その最後の硬貨Cと次の硬貨Cとの間に自重で落ち込む。
制御部30は、硬貨シャッタ20が最後の硬貨Cと次の硬貨Cとの間に自重で落ち込んだ後も、払出ベルト15を回転駆動するためのモータMの駆動制御を継続する。これにより、払出ベルト15の回転によって硬貨Cが搬送され続け、次の硬貨Cが硬貨シャッタ20に当接する。これにより、払出ベルト15による次の硬貨C2の搬送が硬貨シャッタ20によって規制され、払い出しが必要とされる必要枚数の硬貨Cだけを硬貨払出口23に払い出すことができる。
次に本例に係る払出ベルト15の逆転動作について説明する。図6は実施の形態に係る硬貨支払装置の作動を示すフローチャート、図7及び図8は実施の形態に係る硬貨払出装置の作動状態を示す断面図である。
制御部30は、図6に示すように、釣り銭の支払終了後、硬貨収納部に収納された硬貨が10枚以下になったとき(ステップST1)、モータMを所定量だけ逆転方向に駆動する(ステップST2)。硬貨が10枚を超えている場合には通常の操作がなされる(ステップST3)。硬貨収納部14内の硬貨の枚数は前記計数センサ12による硬貨収納部14への硬貨の投入数と、前記払出センサ22による硬貨の支払枚数により計数される。また、この逆転動作は前回の硬貨の払出が終了したときをきっかけとしてなされる。
このような動作により、図7に示すように、硬貨C1が硬貨収納部14の奥壁25と仕切板13とに接触して両側底壁部28(図10参照)に立設した状態のとき払出ベルト15が逆転されると、硬貨収納部14内に配置された他の硬貨C2が払出ベルト15により奥壁25方向に移送され、硬貨C1に接触して、硬貨C1は転倒する。これにより、図8に示すように、硬貨Cは払出ベルト15上に配置されることとなり、確実に駆動ローラ16まで移送できるようになる。
なお、上記の実施の形態では払出ベルト15の逆転は硬貨収納部14内に配置される硬貨が10枚になったときになされる場合を例として説明したが、このきっかけとなる硬貨の枚数は適宜選択することができる。
実施の形態に係る硬貨払出装置の外観を示す斜視図である。 実施の形態に係る硬貨払出装置の内部構造を示す平面図である。 実施の形態に係る硬貨払出装置の内部構造を示す縦断面図である。 実施の形態に係る硬貨支払装置の硬貨選別部の構成を示す斜視図である。 実施の形態に係る硬貨払出装置の電気的構成を示すブロック図である 実施の形態に係る硬貨支払装置の作動を示すフローチャートである。 実施の形態に係る硬貨払出装置の作動状態を示す断面図である。 実施の形態に係る硬貨払出装置の作動状態を示す断面図である。 従来の硬貨支払装置の構造を示す断面図である。 従来の硬貨支払装置の構造を示す拡大平面図である。
符号の説明
1 硬貨払出装置,14 硬貨収納部,15 払出ベルト,18 分離ローラ,30 制御部(逆転制御装置),M モータ(ベルト駆動装置)

Claims (3)

  1. 硬貨の直径寸法と略等しい幅寸法を有して硬貨を収納する硬貨収納部と、
    前記硬貨収納部の出口部に配置され硬貨を一枚毎に分離する分離ローラと、
    前記硬貨収納部の底部に配置され、硬貨収納部の幅寸法より小さい幅寸法を備え前記硬貨収納部に収納された硬貨を分離ローラ配置位置まで搬送する払出ベルトと、
    前記払出ベルトを前記硬貨収納部内の硬貨を前記分離ローラに向けて搬送する正回転方向、及び、前記正回転方向と逆方向の逆転方向に駆動するベルト駆動装置と、
    前記硬貨収納部に収納されている硬貨の枚数を計数する手段と、
    前記硬貨枚数を計数する手段が所定枚数になったことを計数したとき前記ベルト駆動装置を制御して、逆転方向に駆動する逆転制御装置と、
    を備えることを特徴とする硬貨払出装置。
  2. 前記逆転制御装置は、払出ベルトを分離ローラ配置位置から前記硬貨収納部の後端までの寸法から前記硬貨の直径寸法を引いた寸法以上逆転させることを特徴とする請求項1記載の硬貨払出装置。
  3. 前記逆転制御装置は、前の硬貨の支払いが終了したとき前記ベルト駆動装置を逆転駆動することを特徴とする請求項1又は2記載の硬貨払出装置。

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