JP2008031745A - 高濃度浚渫装置 - Google Patents

高濃度浚渫装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008031745A
JP2008031745A JP2006207206A JP2006207206A JP2008031745A JP 2008031745 A JP2008031745 A JP 2008031745A JP 2006207206 A JP2006207206 A JP 2006207206A JP 2006207206 A JP2006207206 A JP 2006207206A JP 2008031745 A JP2008031745 A JP 2008031745A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mud
stirring blade
collecting device
sludge
rotating shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006207206A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3900532B1 (ja
Inventor
Takao Noguchi
孝雄 野口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OYANAGI KENSETSU KK
Original Assignee
OYANAGI KENSETSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by OYANAGI KENSETSU KK filed Critical OYANAGI KENSETSU KK
Priority to JP2006207206A priority Critical patent/JP3900532B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3900532B1 publication Critical patent/JP3900532B1/ja
Publication of JP2008031745A publication Critical patent/JP2008031745A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Treatment Of Sludge (AREA)

Abstract

【課題】水底に堆積した泥土を高濃度で浚渫する高濃度浚渫装置を提供する。
【解決手段】船体53に設けた支持杆54の先端に支持され、泥土を吸引する吸引口26を接続した集泥装置1と、集泥装置1に設けられ支持杆54の移動により水底の泥土を集泥装置1の集泥室6内に取り込む集泥口4とを備えた浚渫装置において、集泥装置1は、下方を閉塞されるとともに、集泥口4が、集泥装置1の移動方向側の側面に形成されたことにより、水底に泥土が厚く堆積している場合、一度集泥装置1を全て泥土の中に潜し、支持杆54を操作し、集泥装置1に泥土を入れるが、集泥装置1をその時にかかる泥土の抵抗に対抗し得る強固な構造とすることができる。また、集泥口4を一側面3の下側半分にのみを開口して設けたことにより、余分な水を集泥装置1内に取り込むことない含泥率の高い浚渫を行うことが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、水底に堆積した泥土を高濃度で浚渫する高濃度浚渫装置に関するものである。
従来、汚泥浚渫においては、浚渫時にできるだけ水の混入を防止すると共に、堆積状体のまま浚渫することが望ましく、このため様々の浚渫装置がその目的に合わせて用いられている。そして、その浚渫装置の一つとして、本体フレームに固定されており一端が閉じられ他端の最も低い位置の開口部に本体フレームに固定されているサンドポンプの吸入パイプが連結されており上部が開口している円筒パイプに、本体フレームの進行方向に平行に設けた円輪板間にそれぞれ掻き上げ羽根が同間隔で取り付けたロータを油圧モータにより回転し得るように装着し、ロータ及び円筒パイプの少なくとも上半分を覆うように本体フレームに固定されているフードにその内部に圧縮空気を供給する供給パイプを上部にまた余分な空気を大気中へ排出させる排気パイプを最下端に接続した浚渫装置がある(特許文献1)。
特開平5―51941号公報
しかし、この特許文献1の発明では、フードの形状をロータ及び円筒パイプの上半分を覆う形状としたことにより、浚渫作業中にフードの開口された下方及び側面からは、泥土とともに余分な水分の進入も許してしまうため、泥土とともに大量の水もポンプにより外部へ送られることとなり、効率的な浚渫が行われないという欠点を有していた。
さらに、水底の泥土中にこの浚渫装置を埋設させてその状態で移動をさせた場合や、硬く締まった泥土にこの浚渫装置を用いた場合に、この浚渫装置においては、フードの開口部分が下方に広く形成する構造しており、これらの場合における泥土の抵抗に対応しきれず、変形を起こしたり、破損が生じたり等の虞を有していた。
解決しようとする問題点は、上記の問題点を克服し、水底に堆積した泥土を高濃度で浚渫する高濃度浚渫装置を提供する点である。
請求項1の発明は、船体に設けた支持杆の先端に支持され、泥土を吸引する吸引口に接続された集泥装置と、この集泥装置に設けられ、前記支持杆の移動により水底の泥土を該集泥装置の集泥室内に取り込む集泥口とを備えた浚渫装置において、前記集泥装置は、下方を閉塞されるとともに、前記集泥口が、前記集泥装置の移動方向側の側面に形成されたことである。
請求項2の発明は、前記集泥口は、前記集泥装置の前記側面のその略下側に形成され、
前記集泥装置の前記側面におけるその略上側に泥土案内部を設けたことである。
請求項3の発明は、前記集泥口の下端には、基端がこの集泥口側に取り付けられるとともに、先端を下方に傾斜するように取り付けられた掘削爪を設けたことである。
請求項4の発明は、前記集泥装置は、前記集泥室内に設けられた回転軸と、該回転軸を正逆転自在に駆動する駆動手段と、前記回転軸に設けられた撹拌羽根とを備え、該撹拌羽根は、前記回転軸から径方向外側に向けて形成された撹拌羽根本体と、該撹拌羽根本体の外周端に設けられた撹拌刃とを備え、前記撹拌羽根本体は、前記回転軸の正転方向において、前側にすくい面が設けられると共に、後側に逃げ面が設けられ、前記外周端には、前記正転方向における前側から後側にかけて前記回転軸の径方向内向きへと傾斜した傾斜部が形成されるとともに、該傾斜部には、前記撹拌刃が設けられ、該撹拌刃は、前記傾斜部に取り付けられた撹拌刃本体と、該撹拌刃本体から前記回転軸の径方向外向きへと突出する突出片とを備えたことである。
請求項5の発明は、前記集泥装置により吸引された泥土を貯泥可能に並設された複数の貯泥タンクと、この複数の貯泥タンクがその吸気側に選択的に接続される吸引手段と、前記貯泥タンクの泥土を貯泥タンク外部へ圧送する圧送手段とを備えたことである。
請求項6の発明は、前記吸引手段の排気側を前記圧送手段の吸気側に接続したことである。
請求項1の発明によれば、水底に泥が厚く堆積している場合、一度集泥装置を全て泥の中に潜し、支持杆を操作し、集泥装置に泥を入れるが、集泥装置をその時にかかる泥土の抵抗に対抗し得る強固な構造とすることができる。また、集泥口を一側面の下側半分にのみを開口して設けたことにより、水底に浅く堆積した泥を浚渫する場合に上層に位置する余分な水を集泥装置内に取り込むことなく、下層の泥のみを取り込むことが可能となり、浚渫において集泥された泥土中の水分が抑えられた、含泥率の高い浚渫を行うことが可能となる。
請求項2の発明によれば、集泥口の高さを側面より低く形成し、その集泥口の上部に泥土案内部を設けたことにより、泥土が上側から圧縮されて集泥室に取り込まれるため、余分な水分を取り込むことのない高濃度な集泥が可能となる。
請求項3の発明によれば、このように集泥口の下側に対し角度を付けて掘削爪29を設けたことにより、水底の泥土が硬くしまった場合であっても容易に集泥室に取り込むことが可能となる。
請求項4の発明によれば、このように撹拌羽根の形状にすることで、集泥装置内に導入される泥土を効率良く撹拌することが可能となり、また、河床中に存在する様々な状態、種類の泥土に対し、例えば、粘性の高い泥土、固くしまった泥土等であっても、十分に撹拌を行うことが可能となる。
請求項5の発明によれば、このような構成にすることにより、複数の貯泥タンクに対し、一つの吸引手段を用いて、貯泥タンクを連続的に吸引・圧送することにより、コスト的に効率の良い浚渫が可能となし、集泥からは排土までにかかる浚渫装置全体をコンパクトなものにすることが可能となる。
請求項6の発明によれば、前記の吸引手段を圧送手段の吸気側に接続したことで、浚渫にかかるシステムの効率化を可能とし、圧送手段の排土機能の充実や装置全体をコンパクトにすることが可能となる。さらに、装置の効率的なレイアウトを可能としたことで、装置の構成要素である作業機器の点数を減らし、従来の浚渫装置に比べ騒音を減少させることができる。
本発明における好適な実施の形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下に説明する実施の形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を限定するものではない。また、以下に説明される構成の全てが、本発明の必須要件であるとは限らない。
以下、本発明の実施形態について添付図面を参照して説明する。図1乃至図5は、本発明の第1実施例を示し、同図に示すように、集泥装置1は箱型の本体ケース2を有し、この本体ケース2の一側の側面3には下部側を開口した集泥口4が形成され、この集泥口4には格子状のスクリーン体5が設けられている。前記本体ケース2内には、集泥室6が設けられている。
この本体ケース2について、図1及び図2を参照して詳細に説明すると、本体ケース2は上部に上面壁7を備えるとともに、下部に下面壁8を備え、この上面壁7と下面壁8の間に4つの側面壁9,10,11,12を備える中空な六面体を成す箱体からなる。
そして、前記一側の側面3たる、この一方の側面壁9には、この側面壁9の略下側半分を開口させて集泥口4が形成されるとともに、この集泥口4には格子状のスクリーン体5が固設されている。さらに、この側面壁9の略上側半分の外部には、上方へ行くほどに外側に突出する板状の第1の傾斜案内部13を備えた第1の泥土案内部14が固設されている。
また、この一方の側面壁9に隣接する両側面壁10,11には、浚渫方向(図1中、白抜き矢印方向)に向かって外側斜め方向に突出する板状の第2の傾斜案内部15を備えた第2の泥土案内部16が固設されている。
さらに、両側面壁10,11には、それぞれ第1及び第2の軸受17,18が固着されており、この第1及び第2の軸受17,18に回転軸19が回転可能に設けられている。
また、第2の軸受18を備えた側面壁11の外部には、回転軸19に一体に備えられた従動スプロケット20と、その軸に一体に設けられた駆動スプロケット21とに無端状チェーン22を掛装し、この回転軸19を正逆転自在に駆動させるモータ23が設けられている。
さらに、一方の側面壁9と対向する他方の側面壁12には、長手方向が水平方向と平行するように形成された接続側開口部24が形成されており、この接続側開口部24に第1の送泥管25が接続され、第1の送泥管25の吸引口26と集泥室6とが連通する。
その上また、下面壁8には、浚渫方向において中間付近から他方の側面壁12までを他方の側面壁12に向かう程に上方へと傾斜する第1の傾斜部27が形成されるとともに、一方の側面壁9に隣接する側の端を浚渫方向に対し前側に行くほど斜め下方へと傾斜する第2の傾斜部28が形成されており、この第2の傾斜部28は水平方向から、前側下方へと角度θ(30°≦θ≦40°)だけ傾斜したものである。そして、この第2の傾斜部28には、掘削爪29が複数並設されている。
また、本体ケース2の内部に設けられた集泥室6において、この集泥室6の浚渫方向と反対側の斜め上方の内周面30は円弧状をなしており、この内周面30の一端部を上面壁7の中央に連結すると共に、内周面30の他端部を他方の側面壁12における接続側開口部24の上端に連結している。
さらに、集泥室6の中央には中空な回転軸19が、両側面壁10,11にそれぞれ設けられた軸受17,18により回転可能に設けられ、前記回転軸19の側面壁11側には従動スプロケット20が設けられ、前記側面壁11の外部に回転駆動手段たる油圧モータ23を水密に設け、この油圧モータ23の軸に駆動スプロケット21を設け、それらスプロケット20,21に無端状チェーン22が掛装されている。尚、前記スプロケット20,21及びチェーン22はチェーンケース32内に水密に収納されている。
そして、この回転軸19には、図2に示すように、この回転軸19の軸方向に沿って、撹拌羽根33が並設されており、この撹拌羽根33は、前記回転軸19から径方向外側に向けて略十字をなすように放射状に形成された板状の撹拌羽根本体34と、撹拌羽根本体34の外周端41に設けられた撹拌刃35とを備える。
前記撹拌羽根本体34には、前記回転軸19の正転方向(図1中、N方向)において、前側にすくい面36が設けられると共に、後側に逃げ面37が設けられており、このすくい面36を構成している円弧部38の半径Lの大きさを、回転軸19を中心として撹拌刃35が描く円39の半径の約半分に形成されたものである。
また、撹拌羽根本体34には、前記回転軸19から径方向外側に向けて十字を成すように設けられた角柱状の骨部材40が、一体に設けられている。
さらに、撹拌羽根本体34の外周端41には、正転方向Nにおける前側から後側にかけて回転軸19の径方向内向きへと傾斜する傾斜部42が形成されるとともに、傾斜部42には、前記撹拌刃35が固着されおり、この撹拌刃35は、傾斜部42に取り付けられた矩形状の板からなる撹拌刃本体43と、撹拌刃本体43から回転軸19の径方向外向きへと突出する突出片44とからなり、この突出片44は、浚渫方向と平行な平面を備えた板材を撹拌刃本体43に回転軸19の径方向外向きに立設された一対の縦向き突出片45,45と、この一対の縦向き突出片45,45の両端を連結するとともに、浚渫方向と直交する平面を備え、縦向き突出片45,45より撹拌刃本体43からの前記径方向外向きへ突出が抑えられた一対の板材からなる横向き突出片46,46とからなる。これにより、撹拌刃本体43には、その平面から前記径方向外向きへ平面視口字形状に突出した突出片44が備えられる。
ここで、図1に示すように前記傾斜部42は、回転軸19の軸心から径方向外側に向けて延び、骨部材40と平行な仮想線Xにおいて円39におけるこの仮想線Xの接線Yと、傾斜部42の平面方向から延びた仮想線Zとがなす挟角T(5°≦T≦15°、好ましくは10°)となるように形成されている。
また、図1に示すように回転軸19を中心とし、撹拌羽根33を正転させた場合における撹拌刃本体43の回転方向前側端47が描く円48と、縦向き突出片45の先端が描く円49とは、ほぼ一致するものとする。
そして、回転軸19の両端の軸受17側と軸受18側に位置する各撹拌羽根33A,33Fは、回転軸19に接続された側の撹拌羽根本体34及び骨部材40の基端を、それぞれ回転軸19の中央方向へとずらして設けられており、さらに、各撹拌羽根33A,33B,33C,33D,33E,33Fは軸受17側から軸受連動部材31側へと、回転軸19の正転方向Nへ漸次約30°ずつ位相をずらされて並設されている。
また、前述の集泥口4に設けられたスクリーン体5において、間隔を一定にして並設された各縦杆部材50のその間隔によって生じるスクリーン体5の隙間51に対応するよう各撹拌羽根33は並設される。これについて、詳細に述べると、一つの撹拌羽根33(ここでは撹拌羽根33B)が浚渫方向において、スクリーン体5の隙間51に撹拌刃35が現れるように配置され、この攪拌羽根33Bに隣接する攪拌羽根33A,33Cは、その攪拌刃35,35が、浚渫方向において縦杆部材50,50と重なるよう配置される。同様に、図2中の右半分についても、攪拌羽根33Bを攪拌羽根33Eとし、攪拌羽根33A,33Cを攪拌羽根33D,33Fとして、スクリーン体5の隙間51に対応している。さらに、第2の傾斜部28に並設された掘削爪29においても、スクリーン体5の隙間51に対応するよう設けられる。
そして、集泥装置1における本体ケース2の上面壁7の外部には、フレーム体52が一体に設けられ、このフレーム体52には、浚渫船53の前側に配置されたバックホウ等の油圧ショベル53Aの図3に示すように、前後方向動作(ポイント)及び旋回動作可能な支持杆たるラダー54が接続され、該ラダー54はリンク機構により前記集泥装置1を水平に保持できるようになっている。集泥装置1に接続された第1の送泥管25は、ナイフゲート弁(スライドゲート弁)55により開閉自在に設けられており、この第1の送泥管25の二次側接続部が第1の三方切替弁56に接続され、この第1の三方切替弁56の二次側接続部には、それぞれ第2の送泥管57の一次側接続部と第3の送泥管58の一次側接続部とが接続されている。
さらに、この第2の送泥管57の二次側接続部は、第1の貯泥タンク59の一次側接続部に接続されており、同様に第3の送泥管58の二次側接続部は、第2の貯泥タンク60の一次側接続部に接続されている。
また、第1の貯泥タンク59及び第2の貯泥タンク60には、それぞれ泥土Dを浚渫場所近傍の埋立地や処理場に送る泥土排出管59A,60Aが接続されている。
図3又は図4に示すように、第1の貯泥タンク59に接続された第1の吸引管61及び、第2の貯泥タンク60に接続された第2の吸引管62は、ともに第2の三方切替弁63の一次側接続部に接続され、この第2の三方切替弁63の二次側接続部は、金属製の管材からなる第3の吸引管64の一次側接続部に接続され、この第3の吸引管64の二次側接続部は、吸引手段たる第1のコンプレッサ65の一次側接続部に接続されている。
また、この第3の吸引管64の一次側接続部と二次側接続部の途中には、逆流防止弁66、セパレートタンク67、真空調節弁68、フィルタ69が、この順に配置されており、前述のセパレートタンク67は、図4に示すように、中空円筒形状のタンク本体70の上部に一次側接続部71を設け、この一次側接続部71とタンク本体70の内部とを連通するタンク本体70より径を小さく形成された円筒管72をタンク本体70の上部に同軸に接続し、一次側接続部71とタンク本体70の内部とを連通し、円筒管72の外周には、回転羽根73(図示せず)が回転可能に設けられ、タンク本体70の側面上方には、二次側接続部74が設けられている。さらに、タンク本体70の下部には、手動操作が可能な排出弁67Aが設けられている。
さらに、第1の貯泥タンク59における第2の一次側接続部と浚渫船53上に設けられた第2のコンプレッサ75の二次側接続部とは、第1の圧縮空気供給管76によって接続されるとともに、第2の貯泥タンク60における第2の一次側接続部と浚渫船53上に設けられた第3のコンプレッサ77の二次側接続部とは、第2の圧縮空気供給管78によって接続される。
また、第2のコンプレッサ75の一次側接続部と第3のコンプレッサ77の一次側接続部はともに、第3の三方切替弁97の二次側接続部に接続されており、この第3の三方切替弁97の一次側接続部は、第1のコンプレッサ65の二次側接続部へと接続されている。
そして、第1の貯泥タンク59の二次側接続部には、泥土排出管59Aの一次側が接続されるとともに、第2の貯泥タンク60の二次側接続部には、泥土排出管60Aの一次側が接続される。さらに第1及び第2の貯泥タンクは、それぞれ第1及び第2の大気開放弁59B,60Bが設けられている。
また、これら第1乃至第3のコンプレッサ65,75,77、第1乃至第3の三方切替弁56,63,97などは前記浚渫船53に設けられている。
そして、前記浚渫船53の左右両側には、スパッド79,79がそれぞれ設けられており、さらに、浚渫船53の中央には、前記各コンプレッサ65,75,77、前記各三方切替弁56,63,97、スパッド79等の制御を行う制御装置80と発電機53Bが配置されている。また、この制御装置80の付近には、前記ナイフゲート弁(スライドゲート弁)55の開閉にかかる作動力等を供給する第4のコンプレッサ81が設けられている。
次に、前記装置による浚渫方法につき説明すると、浚渫場所まで移動した後、水底Bにスパッド79,79を打って浚渫船53を位置固定し、ラダー54を操作し集泥装置1を水底Bに降ろす。ここで、この集泥装置1を用いて浚渫作業を行う初期状態として、ナイフゲート弁(スライドゲート弁)55は、閉状態である。
この時、集泥装置1の本体ケース2の上面壁7と水面とを平行となるように操作することで、図1に示すように、掘削爪29は、水底Bに堆積した泥土に対し進入角α(50°≦α≦60°)を有する。
そして、水底Bに降ろされた集泥装置1においては、ラダー54を集泥装置1が水平方向に移動するよう操作して、集泥装置1の集泥室6に泥土を掻き入れる。
このとき、水底Bに堆積した泥土Dに対し、集泥装置1の本体ケース2が表層の泥土に埋設された状態からラダー54を操作し集泥装置1を図1中、白抜き矢印方向へと移動させる。集泥口4の正面に位置する泥土Dはそのままスクリーン体5へ案内され、集泥口4より下層の泥土は水底Bに対し進入角αに設けられた掘削爪29により掻き上げられ、第2の傾斜部28に沿ってスクリーン体5へと案内され、また、集泥口4より上層にある泥土又は集泥口4の水平方向にある泥土Dについては、第1乃至第2の泥土案内部14,16におけるそれぞれの第1の傾斜面13及び第2の傾斜面15により圧縮されて、スクリーン体5へと案内される。そして、スクリーン体5へと案内された泥土Dは、スクリーン体5の縦杆部材50の隙間51を通過可能なもののみ集泥室6へと入れられ、岩やゴミ等はスクリーン体5により止められる。
集泥室6へと入れられた泥土Dは、回転する撹拌羽根33により撹拌される。ここで、泥土Dが撹拌羽根33により撹拌される状況について、詳細に説明すると、先ず水底Bの泥土の柔らかさの質が正転方向Rに回転する撹拌羽根33が通る位では、そのまま、撹拌羽根33を正転方向Rに回転させ、泥土の撹拌を行う。この時、撹拌刃35により、泥土に回転方向の撹拌の流れがもたらされ、撹拌羽根33のすくい面36により、泥土が切り崩されるとともに、回転方向Rへと掻き上げられ、また、突出片44により、集泥室6内側に堆積する泥土が切り崩され、撹拌の流れにこの堆積した泥土を戻す。さらに、撹拌羽根33をそれぞれ位相をずらして設けたことにより、撹拌羽根33による起こる撹拌の流れは、回転軸19を中心とした螺旋状となる。
また、水底Bの泥土の質が正転方向に回転する撹拌羽根33を通さない場合には、撹拌羽根33を逆転(図中R方向)させる。この場合、撹拌刃35により泥土に逆転方向Rの撹拌の流れがもたらされ、撹拌羽根33の逃げ面37により、泥土は回転方向R外側へと案内され、この案内された泥土Dは、集泥室6内側に堆積していくとともに、この堆積する泥土Dは、回転する突出片44と集泥室6内側により擦り潰されて粉砕され、撹拌の流れに戻される。撹拌羽根33の正転・逆転については、回転軸19に備えられたモータ23を制御させて行う。
さらに、水底Bの泥土の質によってラダー54の動きを使い分けることで、最適な浚渫作業を行うことが可能となり、泥土が固い場合には、図3中に示すラダー54の前後方向の動き(ポイント)により、浚渫を行い、それ以外の場合にはラダー54の旋回方向の動きにより、浚渫作業を行うが、これら前後方向、又は旋回方向に対応させるようにラダー54に対し、集泥装置1の向きを変えて装着し使用する。
続いて、この集泥室6内の泥土を外部に排出する方法について述べるとすると、まずここで、第1の三方切替弁56により、第1の送泥管25と第2の送泥管57とを連通させ、第2の三方切替弁63により、第1の吸引管61と第3の吸引管64とを連通させ、真空調節弁68を閉状態とし、第1のコンプレッサ65を作動させ、第1の貯泥タンク59に負圧をかける。そして、ナイフゲート弁(スライドゲート弁)55を開口させて、吸引口26から泥土Dを第1の貯泥タンク59へと吸引する。
そして、第1のコンプレッサ65により第1の貯泥タンク59内の空気を排気する。この時、第1の貯泥タンク59内から第3の吸引管64を通り、第1のコンプレッサ65の一次側接続部へと導かれる第1のコンプレッサ65における吸気側の空気は、セパレートタンク67を通過することで、空気内の水分及び不純物がタンク内部に落とされ、空気中の水分及び不純物が取り除かれ、さらに第3の吸引管64における二次側に配置されたフィルタ69により、さらに、残りの水分及び不純物が取り除かれ第1のコンプレッサ65の一次側接続部へと導かれる。
ここで、第1の貯泥タンク59内の泥土が定量となった状態で、第1の三方切替弁56により、第1の送泥管25と第3の送泥管58とを連通させ、第2の三方切替弁63により、第2の吸引管62と第3の吸引管64とを連通させ、第1のコンプレッサ65により、第2の貯泥タンク60に負圧をかける。
続いて、第2の貯泥タンク60へ泥土を送泥し、同時に第1の貯泥タンク59内における泥土Dの排出を行う。第1の貯泥タンク59内における泥土Dの排出は、第1の圧縮空気供給管76により接続された第2のコンプレッサ75を作動させ、第1の貯泥タンク59内に圧縮空気を供給し、第1の貯泥タンク59内の泥土を泥土排出管59Aへ圧送し、外部へ泥土を排出する。そして、第1の貯泥タンク59内における泥土の排出を完了させた後、第2のコンプレッサ75を停止させ、第1の貯泥タンク59に設けられた第1の大気開放弁82を開き、空となった第1の貯泥タンク59内を大気圧に戻す。ここで、第1のコンプレッサ65と第2及び第3のコンプレッサ75,77とは、同様のものを使用しているが、コンプレッサの吸込み側圧力と吐出し側圧力との圧力比の関係により、コンプレッサの吸込み側圧力を使用する貯泥タンク59,60内への泥土Dの吸引作業に対し、吸込み側圧力より大きな吐出し側圧力を使用する貯泥タンク59,60外への泥土の圧送作業の方が短時間で完了するため、この吸引作業と圧送作業にかかる所要時間の差を利用し、その差に当たる時間に各貯泥タンク59,60の大気開放を行っている。
さらに、第1のコンプレッサ65の吐出し側(二次側)を第3の三方切替弁97を介し第2及び第3のコンプレッサ75,77の吸い込み側(一次側)に接続することにより、貯泥タンク59,60外への泥土Dの圧送作業には、2基のコンプレッサ(第1のコンプレッサ65と第2のコンプレッサ75、又は第1のコンプレッサ65と第3のコンプレッサ77)を直列に連結した場合に生じる吐出し側圧力を用いることとなるので、吸引作業に対し、圧送作業はさらに短時間で完了することなる。
そして、第2の貯泥タンク60内の泥土が定量となった状態で、第1の三方切替弁56により、第1の送泥管25と第2の送泥管57とを連通させ、第2の三方切替弁63により、第1の吸引管61と第3の吸引管64とを連通させ、第1のコンプレッサ65により、第1の貯泥タンク59に負圧をかけ、前述したように、集泥室6の泥土を第1の貯泥タンク59に送り込む。
このように、第1のコンプレッサ65を常時作動させた状態で、図5に示すように、第1の貯泥タンク59と第2の貯泥タンク60に交互に泥土の吸引、圧送・大気開放を行い、水底Bにおける泥土Dの吸引・圧送を行う。
また、水底Bの泥土の吸引を続けることにより、第1のコンプレッサ65の吸気側(一次側)に接続されたセパレートタンク67内には、第1又は第2の貯泥タンク59,60から導かれ出される空気に混入した水分及び泥土等の不純物が沈殿しており、この沈殿物の液面がある一定の高さとなると、沈殿物液面検知手段82(図示せず)により、浚渫作業者に報知される。この沈殿物液面検知手段82の報知を認知した浚渫作業者は、排出弁67Aを開き、セパレートタンク67内の沈殿物を排出する。このセパレートタンク67内に沈殿する沈殿物については、粘性が高く、セパレートタンク67内の沈殿物が完全に排出されるまで、時間がかかるため、目視によりセパレートタンク67の内部が空になったことを確認してから、手動により排出弁67Aを閉じる。
また、第1及び第2の貯泥タンク59,60には、それぞれタンク内の泥土Dの容量を検知する液面検知手段83,84(ともに図示せず)を備えている。
次に、水底Bから集泥装置1を移動させる場合には、ナイフゲート弁(スライドゲート弁)55を閉じてから行うことで、集泥装置1により、第1の送泥管25に取り込まれた泥土Dが逆流し、水底Bに撒き散らされることはない。
さらに、ナイフゲート弁(スライドゲート弁)55を用いたことにより、第1の送泥管25に抵抗の大きい泥土が密に流通していても容易に第1の送泥管25が開閉されるとともに、水密性を有する。
また、第1の送泥管25の途中における浚渫船53との接続部分を水平方向に旋回自在にするスイベルジョイント85としたことで、ラダー54の水平方向の旋回に対応し第1の送泥管25の途中が回動自在となり、第1の送泥管25にねじれや屈曲等の変形が生じず常に第1の送泥管25の径は、一定に保たれることとなる。
以上のように、前記実施例では請求項1に対応して、船体53に設けた支持杆54の先端に支持され、泥土を吸引する吸引口26を接続した集泥装置1と、この集泥装置1に設けられ、前記支持杆54の移動により水底の泥土を該集泥装置1の集泥室6内に取り込む集泥口4とを備えた浚渫装置において、前記集泥装置1は、下方を閉塞されるとともに、前記集泥口4が、前記集泥装置1の移動方向側の側面に形成されたことにより、水底に泥土が厚く堆積している場合、一度集泥装置1を全て泥土の中に潜し、支持杆54を操作し、集泥装置1に泥土を入れるが、集泥装置1をその時にかかる泥土の抵抗に対抗し得る強固な構造とすることができる。また、集泥口4を一側面3の下側半分にのみを開口して設けたことにより、水底に浅く堆積した泥を浚渫する場合に上層に位置する余分な水を集泥装置1内に取り込むことなく、下層の泥土のみを取り込むことが可能となり、浚渫において集泥された泥土中の水分が抑えられた、含泥率の高い浚渫を行うことが可能となる。
また、前記実施例では請求項2に対応して、前記集泥口4は、前記集泥装置1の前記側面3のその略下側に形成され、前記集泥装置1の前記側面3におけるその略上側に泥土案内部14を設けたことにより集泥口4の高さを側面3より低く形成し、その集泥口4の上部に泥土案内部14を設けたことにより、泥土が上側から圧縮されて集泥室6に取り込まれるため、余分な水分を取り込むことのない高濃度な集泥が可能となる。
さらに、前記実施例では請求項3に対応して、前記集泥口4の下端には、基端がこの集泥口4側に取り付けられるとともに、先端を下方に傾斜するように取り付けられた掘削爪29を設けたことにより、このように集泥口の下側に対し角度を付けて掘削爪2929を設けたことにより、水底の泥土が硬くしまった場合であっても容易に集泥室6に取り込むことが可能となる。
また、前記実施例では請求項4に対応して、前記集泥装置1は、前記集泥室6内に設けられた回転軸19と、該回転軸19を正逆転自在に駆動する駆動手段23と、前記回転軸19に設けられた撹拌羽根33とを備え、該撹拌羽根33は、前記回転軸19から径方向外側に向けて形成された撹拌羽根本体34と、該撹拌羽根本体34の外周端41に設けられた撹拌刃35とを備え、前記撹拌羽根本体34は、前記回転軸19の正転方向Nにおいて、前側にすくい面36が設けられると共に、後側に逃げ面37が設けられ、前記外周端41には、前記正転方向Nにおける前側から後側にかけて前記回転軸19の径方向内向きへと傾斜した傾斜部42が形成されるとともに、該傾斜部42には、前記撹拌刃35が設けられ、該撹拌刃35は、前記傾斜部42に取り付けられた撹拌刃本体43と、該撹拌刃本体43から前記回転軸19の径方向外向きへと突出する突出片44とを備えたことにより、このように撹拌羽根33の形状にすることで、集泥装置1内に導入される泥土を効率良く撹拌することが可能となり、また、水底中に存在する様々な状態、種類の泥土に対し、例えば、粘性の高い泥土、固くしまった泥土等であっても、十分に撹拌を行うことが可能となる。
さらに、前記実施例では請求項5に対応して、前記集泥装置1により吸引された泥土を貯泥可能に並設された複数の貯泥タンク59,60と、この複数の貯泥タンク59,60がその吸気側に選択的に接続される吸引手段65と、前記貯泥タンク59,60の泥土を貯泥タンク59,60外部へ圧送する圧送手段75,77とを備えたことにより、このような構成にすることにより、複数の貯泥タンク59,60に対し、一つの吸引手段65を用いて、貯泥タンク65を連続的に吸引・圧送することにより、コスト的に効率の良い浚渫が可能となし、集泥からは排土までにかかる浚渫装置全体をコンパクトなものにすることが可能となる。
また、前記実施例では請求項6に対応して、前記吸引手段65の排気側を前記圧送手段75,77の吸気側に接続したことにより、前記の吸引手段65を圧送手段75,77の吸気側に接続したことで、浚渫にかかるシステムの効率化を可能とし、圧送手段75,77の排土機能の充実や装置全体をコンパクトにすることが可能となる。さらに、装置の効率的なレイアウトを可能としたことで、装置の構成要素である作業機器の点数を減らし、従来の浚渫装置に比べ騒音を減少させることができる。
尚、本実施例上の効果として、回転軸19の両端の軸受17側と軸受18側に位置する各撹拌羽根33A,33Fは、回転軸19に接続された側の撹拌羽根本体34及び骨部材40の基端を、それぞれ回転軸19の中央方向へとずらして設けられたことにより、集泥装置をコンパクトなものとすることができる。
また、各撹拌羽根33A,33B,33C,33D,33E,33Fは軸受17側から軸受連動部材31側へと、回転軸19の正転方向Nへ漸次約30°ずつ位相をずらされて並設されていることにより、撹拌羽根による泥土の撹拌が効率よく行われる。
さらに、本実施例の変形例として、第2のコンプレッサ59と第3のコンプレッサ60を直列に連結し、第1及び第2の貯泥タンク59,60に対し、選択的に圧縮空気を供給できるようにしても良い、その場合には、圧送手段がコンプレッサ1基の場合による泥土Dの圧送に比べ、高い圧力での泥土Dの圧送が可能となり、圧送にかかる時間も短縮され、さらにより遠距離まで泥土を送ることが可能となる。
本発明の一実施例における集泥装置を示す側面断面図である。 同上、集泥装置を示す一部切り欠け断面図である。 本発明の浚渫装置全体を示す平面図である。 本発明の浚渫装置を示す概略図である。 本発明における第1の貯泥タンク及び第2の貯泥タンクにおける作動状態を示す説明図である。
符号の説明
1 集泥装置
3 一側面
4 集泥口
6 集泥室
14 第1の泥土案内部
19 回転軸
23 モータ
26 吸引口
29 掘削爪
33 撹拌羽根
34 撹拌羽根本体
35 撹拌刃
36 すくい面
37 逃げ面
41 外周端
42 傾斜部
43 撹拌刃本体
44 突出片
53 浚渫船
54 ラダー(支持杆)
59 第1の貯泥タンク
60 第2の貯泥タンク
65 第1のコンプレッサ(吸引手段)
75 第2のコンプレッサ(圧送手段)
77 第3のコンプレッサ(圧送手段)

Claims (6)

  1. 船体に設けた支持杆の先端に支持され、泥土を吸引する吸引口に接続された集泥装置と、この集泥装置に設けられ、前記支持杆の移動により水底の泥土を該集泥装置の集泥室内に取り込む集泥口とを備えた浚渫装置において、
    前記集泥装置は、下方を閉塞されるとともに、
    前記集泥口が、前記集泥装置の移動方向側の側面に形成されたことを特徴する高濃度浚渫装置。
  2. 前記集泥口は、前記集泥装置の前記側面のその略下側に形成され、
    前記集泥装置の前記側面におけるその略上側に泥土案内部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の浚渫装置。
  3. 前記集泥口の下端には、基端がこの集泥口側に取り付けられるとともに、先端を下方に傾斜するように取り付けられた掘削爪を設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の浚渫装置。
  4. 前記集泥装置は、前記集泥室内に設けられた回転軸と、
    該回転軸を正逆転自在に駆動する駆動手段と、
    前記回転軸に設けられた撹拌羽根とを備え、
    該撹拌羽根は、前記回転軸から径方向外側に向けて形成された撹拌羽根本体と、
    該撹拌羽根本体の外周端に設けられた撹拌刃とを備え、
    前記撹拌羽根本体は、前記回転軸の正転方向において、前側にすくい面が設けられると共に、後側に逃げ面が設けられ、
    前記外周端には、前記正転方向における前側から後側にかけて前記回転軸の径方向内向きへと傾斜した傾斜部が形成されるとともに、
    該傾斜部には、前記撹拌刃が設けられ、
    該撹拌刃は、前記傾斜部に取り付けられた撹拌刃本体と、該撹拌刃本体から前記回転軸の径方向外向きへと突出する突出片とを備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の浚渫装置。
  5. 前記集泥装置により吸引された泥土を貯泥可能に並設された複数の貯泥タンクと、
    この複数の貯泥タンクがその吸気側に選択的に接続される吸引手段と、
    前記貯泥タンクの泥土を貯泥タンク外部へ圧送する圧送手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の浚渫装置。
  6. 前記吸引手段の排気側を前記圧送手段の吸気側に接続したことを特徴とする請求項5に記載の浚渫装置。
JP2006207206A 2006-07-28 2006-07-28 高濃度浚渫装置 Active JP3900532B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006207206A JP3900532B1 (ja) 2006-07-28 2006-07-28 高濃度浚渫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006207206A JP3900532B1 (ja) 2006-07-28 2006-07-28 高濃度浚渫装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3900532B1 JP3900532B1 (ja) 2007-04-04
JP2008031745A true JP2008031745A (ja) 2008-02-14

Family

ID=37982387

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006207206A Active JP3900532B1 (ja) 2006-07-28 2006-07-28 高濃度浚渫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3900532B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011109024A1 (en) * 2010-03-05 2011-09-09 Vermeer Manufacturing Company Dust suppression arrangement for heavy excavation equipment
JP2016132895A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 株式会社リソースクリエイト 放射性物質で汚染された池等の底の浚渫方法
JP6391869B1 (ja) * 2018-03-09 2018-09-19 直太郎 小柳 浚渫泥土の圧送装置
JPWO2018116503A1 (ja) * 2016-12-21 2019-11-07 岩夫 松原 浚渫用取込口構造体

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6598463B2 (ja) * 2014-12-19 2019-10-30 アクアント株式会社 浚渫用取込口構造体
CN106049583A (zh) * 2016-07-18 2016-10-26 安徽合矿机械股份有限公司 一种清淤预处理装置
CN114775717A (zh) * 2022-04-28 2022-07-22 嵊州市浙江工业大学创新研究院 一种带切泥刀的吸泥器

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011109024A1 (en) * 2010-03-05 2011-09-09 Vermeer Manufacturing Company Dust suppression arrangement for heavy excavation equipment
US8955919B2 (en) 2010-03-05 2015-02-17 Vermeer Manufacturing Company Dust suppression arrangement for heavy excavation equipment
US9587373B2 (en) 2010-03-05 2017-03-07 Vermeer Manufacturing Company Dust suppression arrangement for heavy excavation equipment
JP2016132895A (ja) * 2015-01-16 2016-07-25 株式会社リソースクリエイト 放射性物質で汚染された池等の底の浚渫方法
JPWO2018116503A1 (ja) * 2016-12-21 2019-11-07 岩夫 松原 浚渫用取込口構造体
JP6391869B1 (ja) * 2018-03-09 2018-09-19 直太郎 小柳 浚渫泥土の圧送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3900532B1 (ja) 2007-04-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3900532B1 (ja) 高濃度浚渫装置
CN210946947U (zh) 一种河道清淤装置
EP2746463A1 (en) Apparatus, dredging device and method for transporting material taken up in a liquid
KR101012750B1 (ko) 준설장치
KR200473799Y1 (ko) 환경오염을 막기 위한 차단벽이 설치된 준설장치
FI113846B (fi) Menetelmä maa-aineksen seulomiseksi ja seulaväline
CN110258704A (zh) 移动式河道污泥疏浚装置的使用方法
JPH08158397A (ja) ヘドロなどの除去方法及び除去装置
JP7252099B2 (ja) 浚渫用アタッチメント及び浚渫システム
JP2000282505A (ja) 高濃度浚渫装置
JPS61257540A (ja) 浚渫用バケツト
JP6159300B2 (ja) 水底の放射性物質の処理方法
CN117461510B (zh) 一种红树林生态修复的生境营造方法
JP2008202273A (ja) 排泥再生処理装置および処理方法
JPS6073922A (ja) 沈澱泥土浚渫工法
JPH0755320B2 (ja) 泥土等処理装置
JPS6073920A (ja) 沈澱泥土浚渫船
JP7224933B2 (ja) 浚渫装置および浚渫方法
KR100889642B1 (ko) 하천의 퇴적물 수거용 준설 바지선
NL8801344A (nl) Werkwijze en inrichting voor het baggeren van specie in hoge dichtheid.
JPS62182326A (ja) 浚渫装置
JP2024053739A (ja) 浚渫ユニットおよびこれを備える浚渫装置
JPS61126226A (ja) 浚渫設備
JPH0473495B2 (ja)
JPH02157330A (ja) 浚渫装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20061224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3900532

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120112

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130112

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140112

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250