JP2008027641A - ガス封入装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】前記問題点に鑑みて、本発明は、供給配管を真空引きしてガスを封入することができ、精製装置を設けずともガスに不純物を混入させず、外部に排出されるガスの量を低減できるガス封入装置を提供する。
【解決手段】封入ガスを供給するガス源8が主供給弁12を介して接続され、封入ガスを封入すべき封入容器2が末端に接続される供給配管4と、供給配管4の内部の気体を真空排気する真空排気手段21と、供給配管4と連通弁16,17を介して接続されたバッファ容器14とを備えるガス封入装置において、連通弁16,17の開閉により、供給配管4とバッファ容器14との圧力差によってバッファ容器14に封入ガスの一部を回収し、供給配管4とバッファ容器14との圧力差によってバッファ容器内14の封入ガスの一部を供給配管4に再供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ガス封入装置に関する。
プラズマディスプレイパネル(PDP)は、2枚のガラスの隙間に発光ガスを封入する必要がある。プラズマディスプレイパネルに発光ガスを封入するためには、発光ガスの供給配管にプラズマディスプレイパネルを接続し、供給配管およびプラズマディスプレイパネルの内部を真空排気してから、供給配管に発光ガスを供給してプラズマディスプレイパネルに発光ガスを導入し、プラズマディスプレイパネルを封止する。
次のプラズマディスプレイパネルに発光ガスを封入するためには、発光ガスが封入されたプラズマディスプレイパネルを供給配管から取り外して新しいプラズマディスプレイパネルを接続し、再度、供給配管およびプラズマディスプレイパネルの内部を真空排気しなければならない。このとき、供給配管に残存する発光ガスは、すべて、外部に排出されてしまう。
プラズマディスプレイパネルの隙間は狭い空間であるため、従来のガス封入装置において、供給配管に残留して外部に排気される発光ガスの量は、プラズマディスプレイパネルに封入される発光ガスの量の数倍にも及んでいた。発光ガスは高価であり、使用量の低減が望まれる。
特許文献1には、白熱電球に希ガスを封入する装置が記載され、この装置には、白熱電球にガスを供給するセンターバルブに残留する希ガスを回収してガス供給源のタンクに返送する残留ガス回収手段が設けられている。
特許文献1には明示されていないが、残留ガス回収手段は、真空ポンプのような装置が適用される。プラズマディスプレイパネルの製造装置において、真空ポンプを設けてガス供給源に発光ガスを返送すると、発光ガスに潤滑油などの不純物が混入してしまう。プラズマディスプレイパネルにおいては、発光ガスに僅かでも不純物が混入すると、その発光性能が著しく損なわれてしまう。よって、プラズマディスプレイパネルの製造装置に特許文献1に記載されているような残留ガス回収手段を設ける場合は、発光ガスの精製装置が必要となる。
特開2001−84969号公報
前記問題点に鑑みて、本発明は、供給配管を真空引きしてガスを封入することができ、精製装置を設けずともガスに不純物を混入させず、外部に排出されるガスの量を低減できるガス封入装置を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明によるガス封入装置は、封入ガスを供給するガス源が主供給弁を介して接続され、前記封入ガスを封入すべき封入容器が末端に接続される供給配管と、前記供給配管の内部の気体を真空排気する真空排気手段と、前記供給配管と連通弁を介して接続されたバッファ容器とを備え、前記連通弁を閉鎖した状態で前記主供給弁を開放して前記封入容器に前記封入ガスを供給し、前記封入容器を封止し、前記主供給弁を閉鎖してから、前記連通弁を開放し、前記供給配管と前記バッファ容器との圧力差によって前記バッファ容器に前記封入ガスの一部を回収し、前記連通弁を閉鎖し、前記封入容器を交換してから、前記真空排気手段によって前記供給配管の内部の気体を真空排気し、前記連通弁を開放して、前記供給配管と前記バッファ容器との圧力差によって前記バッファ容器内の前記封入ガスの一部を前記供給配管に供給し、前記連通弁を閉鎖してから、前記主供給弁を開放して前記封入容器に前記封入ガスを所定圧力まで供給するものとする。
この構成によれば、供給配管とバッファ容器との圧力差によって、供給配管に残留するガスの一部をバッファ容器に回収し、バッファ容器に回収したガスの一部を供給配管に再供給する。このため、封入容器を真空引きする際のガスの排出量を低減できる。また、真空ポンプのような動力機構を必要としないのでガスに不純物が混入することもない。
また、本発明のガス封入装置は、前記バッファ容器から前記供給配管に前記封入ガスを供給する際に、前記封入ガスの流量を調整する流量調整手段を備えてもよい。
この構成によれば、ガスが封入容器に高速で流れ込んで封入容器を破損することがないように、ガスの流速を低下させることができる。
また、本発明のガス封入装置において、前記連通弁は、前記流量調節手段を介して前記バッファ容器を前記供給配管に接続する再供給弁と、前記流量調節手段を介さずに前記バッファ容器を直接前記供給配管に接続する回収弁とからなってもよい。
この構成によれば、供給配管からバッファ容器にガスを回収するときは、流路抵抗を少なくして短時間にガスを移動させられる。
また、本発明のガス封入装置は、前記バッファ容器内の気体を直接排気するバッファ排気手段を備えてもよい。
この構成によれば、最初の運転を開始する際に、バッファ排気手段を用いてバッファ容器内の気体を排気するので、真空排気手段に負荷がかからず、迅速に運転を開始できる。
また、本発明のガス封入装置において、前記バッファ容器は、容積を変えられてもよい。
この構成によれば、バッファ容器容積を変えることで、供給配管からより多くのガスを回収し、より多くのガスを再供給することができ、外部に排出するガスを少なくできる。
本発明によれば、供給配管とバッファ容器との圧力差によって、供給配管内のガスをバッファ容器に回収し、バッファ容器から供給配管に再供給するので、ガスに不純物を混入させることなく、外部に排出されるガス量を低減できる。
これより、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1に、本発明の第1実施形態のガス封入装置1の構成を示す。このガス封入装置1は、2枚のガラスの隙間に空間を形成した封入容器であるプラズマディスプレイパネル2に発光ガスを封入する装置である。
ガス封入装置1は、複数のプラズマディスプレイパネル2がそれぞれ分岐弁3を介して接続される供給配管4と、各プラズマディスプレイパネル2がそれぞれ排気弁5を介して供給配管4と並列に接続される排気配管6とを有している。供給配管4と排気配管6とは、同圧弁7を介して接続されている。
供給配管4には、ガス源であるガスボンベ8が複数接続されている。ガスボンベ8は、それぞれ、ストップ弁9を有し、自動切替弁10を介して互いに接続され、ガス圧が十分なガスボンベ8を選択して使用することができる。また、ガスボンベ8は、マスフローコントローラ11および主供給弁12を介して供給配管4に接続され、マスフローコントローラ11および主供給弁12をバイパスして供給配管4に発光ガスを供給できるバイパス弁13も設けられている。
さらに、供給配管4には、バッファ容器14が接続されている。バッファ容器14は、供給配管4に対し、マスフローコントローラ(流量調節手段)15および再供給弁(連通弁)16を介して接続されるとともに、回収弁(連通弁)17を介して流路抵抗が小さくなるようにも接続されている。また、バッファ容器14には、バッファ排気弁18を介して排気ポンプ(バッファ排気手段)19が接続されている。
また、排気配管6には、主排気弁20を介してターボ分子ポンプ(真空排気手段)21が接続されている。さらに、ターボ分子ポンプ21および排気配管6にそれぞれ補助弁22および粗引弁23を介してロータリポンプ24が接続されている。ターボ分子ポンプ21およびロータリポンプ24は、常時起動されており、主排気弁20、補助弁22および粗引弁23の開閉によって、それぞれ真空引きを行うようになっている。
続いて、本実施形態のガス封入装置1による発光ガスの封入手順例を説明する。
先ず、供給配管4の末端に、それぞれ、プラズマディスプレイパネル2を接続し、当該プラズマディスプレイパネル2に封入すべき発光ガスが充填されたガスボンベ8を接続する。
発光ガスの封入準備として、分岐弁3、排気弁5、同圧弁7、バイパス弁13、回収弁17、粗引弁23を開放し、ロータリポンプ24によって排気配管6を介して供給配管4およびプラズマディスプレイパネル2内の空気を排気する。本実施形態では、回収弁17を閉じたまま、バッファ排気弁18を開放して排気ポンプ19によりバッファ容器14内の空気または残留している発光ガスを独立して排気することもできる。
供給配管4およびバッファ容器14内の真空度がある程度のレベルに達したなら、バッファ排気弁18および粗引弁23を閉鎖し、主排気弁20および補助弁22を解放して、ターボ分子ポンプ21により、排気配管6、供給配管4、バッファ容器14およびプラズマディスプレイパネル2を高真空に真空引きする。
ターボ分子ポンプ21による真空引きが完了したなら、主排気弁20、排気弁5および同圧弁7を閉鎖して、真空引きのための管路を供給配管から切り離す。また、バイパス弁13および回収弁17を閉鎖してから、いずれかのガスボンベ8のストップ弁9および切替弁10を開放し、主供給弁12を開放してマスフローコントローラ11を介して供給配管4に発光ガスを供給する。供給配管4からプラズマディスプレイパネル2に発光ガスが供給されるが、マスフローコントローラ11は、プラズマディスプレイパネル2に発光ガスが高速で突入してプラズマディスプレイパネル2を破壊しないように、発光ガスの流量を調節する。
プラズマディスプレイパネル2に発光ガスが所定の圧力で満たされたなら、主供給弁12を閉鎖し、プラズマディスプレイパネル2を封止する。プラズマディスプレイパネル2は、供給配管4に接続されるガラス管2aを有しており、このガラス管2aを溶断することで、プラズマディスプレイパネル2を封止しながら供給配管4から切り離すことができ、同時に、供給配管4側に残されたガラス管2aの先端も封止して、供給配管4を内の発光ガスを放出させない。
ここで、同じ発光ガスをさらなるプラズマディスプレイパネル2に封入する際の手順を説明する。最初にプラズマディスプレイパネル2を封止したとき、バッファ容器14は真空に保たれているので、回収弁17を開放すると供給配管4から発光ガスが流れ込み、供給配管4とバッファ容器14とが同じ圧力になる。この状態で、再び回収弁17を閉鎖して、供給配管4からバッファ容器14を切り離す。
このように、供給配管4内の発光ガスの一部をバッファ容器14に回収してから、分岐弁3を閉鎖し、供給配管4の末端に残るガラス管2aを取り外して、新しいプラズマディスプレイパネル2を接続する。
プラズマディスプレイパネル2の交換が完了したなら、分岐弁3、排気弁5、同圧弁7および粗引弁23を開放して、ロータリポンプ24により排気配管6を介して供給配管4およびプラズマディスプレイパネル2を真空引きし、さらに、粗引弁23を閉鎖し、主排気弁20および補助弁22を開放して、ターボ分子ポンプ21により、排気配管6を介して供給配管4およびプラズマディスプレイパネル2を高真空に真空引きする。
主排気弁20、排気弁5および同圧弁7を閉鎖してから、再供給弁16を開放すると、バッファ容器14内の発光ガスがマスフローコントローラ15を介して供給配管4およびプラズマディスプレイパネル2に適当な速度で流れ込む。このように、バッファ容器14内の発光ガスの一部を供給配管4およびプラズマディスプレイパネル2に供給して、バッファ容器14およびプラズマディスプレイパネル2内の圧力が等しくなってから再供給弁16を閉鎖する。
その後、主供給弁12を開放して、ガスボンベ8から発光ガスを所定の圧力になるまで供給し、プラズマディスプレイパネル2に封入する。
以後、他の種類の発光ガスを封入する必要が発生するまで、バッファ容器14に供給配管4から発光ガスを回収し、供給配管4を真空引きし、バッファ容器14から発光ガスを供給配管に再供給してから、ガスボンベ8から発光ガスを供給してプラズマディスプレイパネル2を封止する作業を繰り返す。
このように、ガス封入装置1では、供給配管4に残留する発光ガスの一部をバッファ容器14に回収し、次のプラズマディスプレイパネル2に供給することができる。これによって大気中に放出される発光ガスの量を低減できる。
なお、実際のガス封入装置1では、供給配管4の分岐弁3より末端の各プラズマディスプレイパネル2に接続される管路の容積が、分岐弁3よりガスボンベ8側のヘッダ部分の容積よりも数倍大きくなる。よって、バッファ容器14の容量を十分に大きくすれば、供給配管4の分岐弁3よりガスボンベ8側のヘッダ部分に残留する発光ガスをそのまま保存して供給配管4の分岐弁3より末端側に残留する発光ガスだけをすべて排気する場合に比べたときの、供給配管4のヘッダ部分を真空排気することによる発光ガスの排気量の増加分よりも、供給配管の末端側からバッファ容器14に回収されることによる発光ガスの排気量の減少分の方が大きくなる。
これより、ガス封入装置1において、バッファ容器14に回収して再利用される発光ガスの量を計算する。
供給配管4の容積をV、バッファ容器14の容積をV、ある時点でのバッファ容器14の圧力をP、また、ガスボンベ8からのガス供給圧力をPとすると、プラズマディスプレイパネル2に発光ガスを供給した直後の供給配管4内のガス量は、P・V、バッファ容器14内のガス量は、P・Vとして表される。
この状態で、再供給弁16を開いたときの供給配管4の圧力Pは、次式で表される。
Figure 2008027641
さらに、再供給弁16を閉じて供給配管4内を真空排気してから、再度再供給弁16を開いたときの供給配管4の圧力Pは、次式で表される。ただし、プラズマディスプレイパネル2の容積は、供給配管4に比べて非常に小さいので、その容積は無視している。
Figure 2008027641
この後、再供給弁16を閉じてからガスボンベ8から発光ガスが供給されることになる。以上の操作を繰り返し行うと、P=Pになる。よって、P=Pとして数2に数1を代入すると、次式となる。
Figure 2008027641
ここで、X=V/Vとおくと、次式となる。
Figure 2008027641
また、供給配管から外部に排出されるガス量はP・Vであるから数1より、次式で表される。
Figure 2008027641
数5に数4を代入すると、次式となる。
Figure 2008027641
数6は、X=1のとき、つまり、供給配管4の容量とバッファ容器14の容量とが等しい場合に、供給配管から外部に排出されるガス量が供給配管4の容量の2/3になることを示し、供給配管4の容量の1/3のガス量を、バッファ容器14に回収して再利用できることを示している。また、バッファ容器14が無限に大きいとすると、供給配管4の容量の1/2のガスを回収して再利用できることになる。
さらに、図2に、本発明の第2実施形態のガス封入装置1を示す。本実施形態において、第1実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態のガス封入装置1は、蛇腹状のバッファ容器25と、バッファ容器25を伸縮させる流体圧シリンダ26とを有している。
また、本実施形態では、蛇腹状のバッファ容器25を採用したことでバッファ容器25の容積を変化させることができる。つまり、供給配管4から発光ガスを回収する際は、バッファ容器25の容積を大きくして発光ガスを多く回収し、バッファ容器25から発光ガスを再供給する際は、バッファ容器25の容積を小さくしてバッファ容器25に残留する発光ガスを少なくすることで、発光ガスの利用効率を高めることができる。
さらに、図3に、本発明の第3実施形態のガス封入装置1を示す。本実施形態において、第1および第2実施形態と同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略する。
本実施形態のガス封入装置1は、独立した排気配管6を設けておらず、供給配管4を真空排気のための管路としても兼用するようになっている。
本実施形態では、排気配管6および排気弁5が不要であり、構成が簡単である。この構成において真空排気能力を損なわないためには、供給配管4の管径を大きくする必要があり、供給配管4に残留する発光ガスが多くなる。このため、バッファ容器25を設けることによる、供給配管4から発光ガスを回収して発光ガスの利用効率を高める効果が顕著である。
本発明の第1実施形態のガス封入装置のフローシート。 本発明の第2実施形態のガス封入装置のフローシート。 本発明の第3実施形態のガス封入装置のフローシート。
符号の説明
1 ガス封入装置
2 プラズマディスプレイパネル(封入容器)
4 供給配管
8 ガスボンベ(ガス源)
12 主供給弁
14 バッファ容器
15 マスフローコントローラ(流量調節手段)
16 再供給弁(連通弁)
17 回収弁(連通弁)
19 排気ポンプ(バッファ排気手段)
20 主排気弁
21 ターボ分子ポンプ(真空排気手段)
24 ロータリポンプ
25 バッファ容器

Claims (5)

  1. 封入ガスを供給するガス源が主供給弁を介して接続され、前記封入ガスを封入すべき封入容器が末端に接続される供給配管と、
    前記供給配管の内部の気体を真空排気する真空排気手段と、
    前記供給配管と連通弁を介して接続されたバッファ容器とを備え、
    前記連通弁を閉鎖した状態で前記主供給弁を開放して前記封入容器に前記封入ガスを供給し、
    前記封入容器を封止し、前記主供給弁を閉鎖してから、前記連通弁を開放し、前記供給配管と前記バッファ容器との圧力差によって前記バッファ容器に前記封入ガスの一部を回収し、
    前記連通弁を閉鎖し、前記封入容器を交換してから、前記真空排気手段によって前記供給配管の内部の気体を真空排気し、
    前記連通弁を開放して、前記供給配管と前記バッファ容器との圧力差によって前記バッファ容器内の前記封入ガスの一部を前記供給配管に供給し、
    前記連通弁を閉鎖してから、前記主供給弁を開放して前記封入容器に前記封入ガスを所定圧力まで供給することを特徴とするガス封入装置。
  2. 前記バッファ容器から前記供給配管に前記封入ガスを供給する際に、前記封入ガスの流量を調整する流量調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のガス封入装置。
  3. 前記連通弁は、前記流量調節手段を介して前記バッファ容器を前記供給配管に接続する再供給弁と、前記流量調節手段を介さずに前記バッファ容器を直接前記供給配管に接続する回収弁とからなることを特徴とする請求項2に記載のガス封入装置。
  4. 前記バッファ容器内の気体を直接排気するバッファ排気手段を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のガス封入装置。
  5. 前記バッファ容器は、容積を変えられることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のガス封入装置。
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