JP2008025605A - エンジンの回転バランス調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】クランクシャフト及びダンパープーリなどの各部品の回転バランスを厳密に行わなくても、それらクランクシャフト及びダンパープーリを含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスを調整できるようにする。
【解決手段】エンジン本体1にダンパープーリ2及びフライホイール3を含む部品を組み付けてエンジンアッシAを構成した後の工程で、クランクシャフト150、ダンパープーリ2及びフライホイール3を含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスを、ダンパープーリ2のダンパーゴム23の外周のダンパーマス22にバランスピース5を取り付けて調整する。このようにエンジンアッシAの状態で回転バランスを調整することで、各部品の回転バランスを厳密に行う必要がなくなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ダンパープーリを含む部品がエンジン本体に組み付けられるエンジンにおいて、クランクシャフト及びダンパープーリを含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスを調整するエンジンの回転バランス調整方法に関する。
自動車等に搭載されるエンジン本体は、各気筒を構成するシリンダブロックの内部に往復移動可能に収容されたピストンを備えており、その各ピストンが出力軸であるクランクシャフトにコネクティングロッドを介して連結されている。シリンダブロックの上端部にはシリンダヘッドが設けられており、このシリンダヘッドと各ピストン間に燃焼室が形成される。そして、各気筒の燃焼室内での混合気の燃焼・爆発によってピストンが往復運動し、そのピストンの往復運動がコネクティングロッドによってクランクシャフトの回転へと変換される。
このようなエンジン本体には、クランクシャフトの先端に取り付けられるダンパープーリ及び後端に取り付けられるフライホイールなどの複数の部品が組み付けられている。これらダンパープーリ及びフライホイールを含む複数の部品がエンジン本体に組み付けられた組立品(アッセンブリ)をエンジンアッシという。
エンジン本体への組付部品のうち、ダンパープーリは、自動車等に搭載される補機類(例えばエアコン用コンプレッサやパワーステアリング用ポンプ等)に、クランクシャフトの回転動力を伝達するプーリにダンパ機能を付加したダンパープーリである(例えば、特許文献1参照)。
ダンパープーリの一例を図13に示す。この例のダンパープーリ402は、クランクシャフト150に、アーム425及びボス424を介して連結される円形環状のハブ421と、そのハブ421の外周に沿って配設された円形環状のダンパーマス422と、ハブ421とダンパーマス422との間に挟み込まれたダンパーゴム423とを備えており、クランクシャフト150の回転時に、ハブ421とダンパーマス422とがダンパーゴム423を挟んで共振運動することにより、クランクシャフト150のねじり共振を打ち消して、クランクシャフト150の振動を減衰する構造となっている。なお、図13に示すダンパープーリ402においては、ダンパーマス422の外周面に、例えばエアコン用コンプレッサやパワーステアリング用ポンプ等の補機類への動力伝達用のベルトを巻き掛ける複数のV溝422aが形成されている。
特開昭63−246564号公報
ところで、エンジン本体に組み付けられるダンパープーリ及びフライホイールを含む複数の部品(クランクシャフト等も含む)で構成される回転体の回転バランスは、従来、各部品ごとに行っている。このため、エンジンアッシでの回転バランスを確保するには、各部品ごとの回転バランスを厳密に取る必要がある。また、回転体を構成する各部品の回転バランスが取れていても、クランクシャフトへの各部品の組付公差などにより、エンジンアッシの状態で回転体のアンバランスが生じることも懸念される。
本発明はそのような実情を考慮してなされたもので、クランクシャフト及びダンパープーリなどの各部品の回転バランスを厳密に行わなくても、それらクランクシャフト及びダンパープーリを含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスを取ることが可能なエンジンの回転バランス調整方法を提供することを目的とする。
本発明は、ダンパープーリを含む部品がエンジン本体に組み付けられるエンジンにおいて、前記エンジン本体のクランクシャフト及び前記ダンパープーリを含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスを調整する方法であって、前記ダンパープーリが、ハブの外周に配設された弾性体と、その弾性体の外周に配設されたダンパーマスとを有し、このダンパープーリを含む複数の部品をエンジン本体に組み付けてエンジンアッシを構成した後に、前記ダンパープーリの前記弾性体の外周のダンパーマスにバランスピースを取り付けて回転バランスを調整することを特徴としている。
なお、本発明で言う「回転体を構成する複数の部品」とは、エンジン本体に組み付けられ、クランクシャフトとともに回転する部品(ダンパープーリを含む)のことである。
本発明によれば、ダンパープーリを含む複数の部品をエンジン本体に組み付けてエンジンアッシを組み立てた後の工程において、エンジンアッシの状態で、ダンパープーリのダンパーマスにバランスピースを取り付けて回転バランスを調整するので、クランクシャフト及びダンパープーリなどの各部品の回転バランスを厳密に行わなくても、それらクランクシャフト及びダンパープーリを含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスを取ることができる。
ここで、本発明においては、ダンパープーリに取り付けるバランスピースとして、ダンパープーリが高速で回転したときに、バランスピースがダンパーマスから離脱しない保持力が確実に得られるようにする点を考慮して、弾性金属板(鋼板)を加工したバランスピース(図4参照)を用い、そのバランスピース5をダンパープーリ2に打ち込んで取り付けるという方法を採用する(図6参照)。このようなバランスピースを用いると、バランスピースを打ち込むときの衝撃がダンパープーリに加わることとなるが、本発明では、弾性体(ダンパーゴム)の外周に配設されたダンパーマスにバランスピースを取り付けるので、取付時の衝撃力が弾性体にて緩和される。
本発明によれば、エンジン本体にダンパープーリを含む部品を組み付けてエンジンアッシを構成した後に、クランクシャフト及びダンパープーリを含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスを、ダンパープーリの弾性体の外周のダンパーマスにバランスピースを取り付けて調整するので、各部品の回転バランスを厳密に行う必要がなくなる。しかも、ダンパープーリの弾性体の外周に配設されたダンパーマスにバランスピースを取り付けるので、バランスピース取付時の衝撃力が弾性体にて緩和され、エンジン本体の各部品が傷付く等のおそれがなくなる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、本発明を適用するエンジンアッシAは、図1に示すように、エンジン本体1と、エンジン本体1のクランクシャフト150の先端に取り付けられたダンパープーリ2と、クランクシャフト150の後端に取り付けられたフライホイール3とを備えている。クランクシャフト150の先端側には、カムシャフト駆動用のクランクスプロケット4が取り付けられている。このクランクスプロケット4も回転体を構成する部品の1つである。
なお、クランクシャフト150には、クランク位置及びクランク角速度の検出に用いるクランクロータやドライブプレートが、エンジンアッシAの構成部品としてエンジン本体1に組み付けられる場合もある。
次に、エンジン本体1及びダンパープーリ2の各構成を説明する。
−エンジン本体−
図2はエンジン本体の一例を示す概略構成図である。
この例のエンジン本体1は、自動車に搭載されるV型8気筒エンジンのエンジン本体であって、シリンダブロック101の上部にV型に突出した一対のバンク(気筒群)102L,102Rを有している。各バンク102L,102Rは、シリンダブロック101の上端部に設置されたシリンダヘッド103L,103Rと、その上端に取り付けられたヘッドカバー104L,104Rとをそれぞれ備えている。シリンダブロック101には、複数のシリンダ(気筒)105L,105R,・・,105L,105R(例えば、各バンク102L,102Rに4つずつ)が所定の挟み角(例えば90°)をもって配設されている。これらシリンダ105L,105R,・・,105L,105Rの内部には、それぞれピストン151L,151R,・・,151L,151Rが往復移動可能に収容されている。各ピストン151L,151Rはコネクティングロッド152L,152Rを介してクランクシャフト150に動力伝達可能に連結されている。シリンダブロック101の下側には、クランクケース106が取り付けられている。シリンダブロック101内の下部からクランクケース106の内部に亘る空間がクランク室161となっている。また、クランクケース106のさらに下側にはオイル溜まり部となるオイルパン162が配設されている。
この例では、シリンダヘッド103L,103Rは分割構造となっている。詳しくは、シリンダブロック101の上面に取り付けられるシリンダヘッド本体137L,137Rと、このシリンダヘッド本体137L,137Rの上側に組み付けられるカムシャフトハウジング138L,138Rとによってシリンダヘッド103L,103Rが構成されている。
シリンダヘッド103L,103Rのシリンダヘッド本体137L,137Rには、各燃焼室176L,176Rに連通する吸気ポート131L,131Rと排気ポート133L,133Rとが形成されている。吸気ポート131L,131Rは、各シリンダ105L,105Rごとに一対ずつ形成されている。また、排気ポート133L,133Rは、各シリンダ105L,105Rごとに一対ずつ形成されている。各燃焼室176L,176Rの頂部には、点火プラグ(図示せず)が配設されている。
シリンダヘッド本体137L,137Rには、それぞれ、吸気ポート131L,131Rを開閉するための吸気バルブ132L,132R、及び、排気ポート133L,133Rを開閉するための排気バルブ134L,134Rが組み付けられている。そして、シリンダヘッド103L,103Rのカムシャフトハウジング138L,138Rとヘッドカバー104L,104Rとの間に形成されたカム室141L,141Rに配置されたカムシャフト135L,135R及びカムシャフト136L,136Rの各回転によって、吸気バルブ132L,132R及び排気バルブ134L,134Rの開閉動作が行われるようになっている。
シリンダヘッド本体137L,137Rの各バンク102L,102Rの内側(バンク間側)の上部には、各バンク102L,102Rに対応する吸気マニホールド107L,107Rがそれぞれ装着されており、各吸気ポート131L,131Rに吸気マニホールド107L,107Rの下流端が連通している。一方、シリンダヘッド本体137L,137Rの各バンク102L,102Rの外側には、各バンク102L,102Rに対応する排気マニホールド(図示せず)がそれぞれ取り付けられており、各排気ポート133L,133Rに排気マニホールドの上流端が連通している。
シリンダヘッド本体137L,137Rの吸気ポート131L,131Rには、それぞれ、ポート噴射インジェクタ(ポート噴射燃料噴射弁)175L,175Rが設けられている。ポート噴射インジェクタ175Lは、シリンダ105Lごとの一対の吸気ポート131Lに対しそれぞれ1つずつ設けられている。ポート噴射インジェクタ175Rについても同様である。ポート噴射インジェクタ175L,175Rからの燃料噴射時にあっては、このポート噴射インジェクタ175L,175Rから噴射された燃料が吸気マニホールド107L,107R内に導入された空気と混合されて混合気となり、その混合気が吸気バルブ132L,132Rの開弁にともなって燃焼室176L,176Rに導入されることになる。また、この例では、シリンダヘッド本体137L,137Rに筒内直噴インジェクタ(筒内直噴燃料噴射弁)178L,178Rがそれぞれ設けられている。筒内直噴インジェクタ178L,178Rからの燃料噴射時にあっては、燃焼室176L,176Rへ燃料が直接噴射されるようになっている。
なお、ポート噴射インジェクタ175L,175R及び筒内直噴インジェクタ178L,178Rの燃料噴射形態の一例として、エンジンの低中負荷時には、それらポート噴射インジェクタ175L,175R及び筒内直噴インジェクタ178L,178Rの双方のインジェクタからの燃料噴射を行って均質な混合気を生成し、燃費の改善及び低エミッション化を図るようにする。また、エンジンの高負荷時には、筒内直噴インジェクタ178L,178Rのみからの燃料噴射を行って吸気冷却効果による充填効率の向上及びノッキングの抑制を図るようにしている。ただし、これらポート噴射インジェクタ175L,175R及び筒内直噴インジェクタ178L,178Rの燃料噴射形態としてはこれに限るものではない。
−ダンパープーリ−
図3はエンジン本体1に組み付けるダンパープーリの一例を示す縦断面図である。
この例のダンパープーリ2は、エンジン本体1のクランクシャフト150に連結され、プーリ外周面に巻き掛けられたベルトを介して回転軸の回転力を従動側の補機類(例えばエアコン用コンプレッサやパワーステアリング用ポンプ等)に伝達するのに使用される。
ダンパープーリ2は、円形環状のハブ(例えば鋳鉄製)21と、このハブ21にアーム25を介して一体形成されたボス24と、ハブ21の外周に沿って配設された円形環状のダンパーマス(例えば鋳鉄製)22と、ハブ21とダンパーマス22との間に配設されたダンパーゴム(弾性体)23とを備えており、ハブ21がクランクシャフト150にアーム25及びボス24を介して連結される。
以上の図3に示すダンパープーリ2では、ダンパーゴム23の外周にダンパーマス22が配設されている。また、ダンパーマス22の外周面には周方向に沿って延びる複数本のV溝22aが形成されており、それらV溝22aに、例えばエアコン用コンプレッサやパワーステアリング用ポンプ等の補機類への動力伝達用のベルトが巻き掛けられる。なお、ダンパーゴム23としては、例えばEPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合)ゴムが用いられている。
この例のダンパープーリ2によれば、ハブ21とダンパーマス22との間にダンパーゴム23を配置しているので、クランクシャフト150の回転時に、ハブ21とダンパーマス22とがダンパーゴム23を挟んで共振運動することにより、クランクシャフト150のねじり振動を打ち消して、クランクシャフト150の振動を減衰することができる。なお、ダンパープーリ2の固有振動数は、クランクシャフト150のねじり共振周波数に適合されている。
そして、ダンパープーリ2のダンパーマス22には、後述するバランスピース5を取り付けるための取付部22bが一体形成されている。取付部22bは、ダンパーマス22の前方側(ボス24とは反対側)に突出する断面略四角形の部材で、ダンパーマス22の周縁に沿って円環状に形成されている。取付部22bの角部にはアールが設けられている。取付部22bの根元部(ダンパーマス22の外周面)には、断面形状が略半円形の凹部22cがダンパーマス22の周方向に沿って設けられている。この凹部22cには、バランスピース5のクリップ部52の先端52bが係止される(図9参照)。この点については後述する。
−バランスピース−
図4は、図1に示すエンジンアッシAの回転バランスの調整に用いるバランスピースの正面図(a)及び側面図(b)を併記して示す図である。図5は図4のバランスピースの斜視図である。
この例のバランスピース5は、鋼板(例えば工具鋼の板材)をプレス加工にて成形した折り曲げ加工品であって、ウェイト部51とクリップ部52とが一体形成されている。ウェイト部51は略矩形環状に成形されている。クリップ部52は、ダンパープーリ2のダンパーマス22周縁の取付部22b(図3及び図6参照)を挟み込む形状(略C字形状)に成形されている。なお、クリップ部52自体もバランスウェイトとして機能する。
以上のバランスピース5は、図6に示すように、クリップ部52のクリップ隙間Cをダンパーマス22周縁の取付部22bに合わせた状態で、例えばプラスチックハンマーHでクリップ部52の中央部(幅方向の中央部)を叩いて、クリップ部52を取付部22bに打ち込むという手順によってダンパープーリ2に取り付けることができる(図7参照)。なお、バランスピース5は、後述するアンバランスの測定結果に応じて、ダンパーマス22の円環状の取付部22bの周方向の任意の位置に取り付けることができる。
さらに、この例のバランスピース5では、クリップ部52の先端52b及び下部辺52aを、ダンパーマス22の曲率に合わせた湾曲形状とはせずに、それぞれが直線状に延びる形状としている。これにより、クリップ部52をダンパーマス22の取付部22bに嵌め込んだ状態で、図8及び図9に示すように、クリップ部52の先端52bの中央部(幅方向の中央部)がダンパーマス22外周面の凹部22c内面に接触(点Pbでの1点接触)するとともに、クリップ部52の下部辺52aの両端がそれぞれ取付部22bの角部に接触(点Paでの2点接触)する。このように、この例のバランスピース5では、クリップ部52をダンパーマス22に対して常に3点固定で取り付けることができるので、バランスピース5がダンパーマス22に偏った姿勢で取り付けられる等の不具合が生じることがなく、必要とするクリップ力(保持力)を確実に得ることができる。
ここで、ダンパーマス22の取付部22bの形状寸法とクリップ部52のクリップ隙間Cとの関係について説明する。図9に示すように、クリップ部52の下部辺52aが取付部22bに接触する点Paと取付部22bの外周面との間の距離をDa、ダンパーマス22の外周面の凹部22cの中心Mと取付部22bの前面との間の距離Db、クリップ部52のクリップ隙間Cの大きさをDcとすると、[Da/Dc]、[Db/Dc]及び[Da/Db]の各寸法比がそれぞれ0.5〜1.5の範囲内にあるという条件(つまり、Da、Db及びDcの各寸法が互いに大きく異ならない値とする条件)を満足するように、ダンパーマス22の取付部22bの各部の寸法及びクリップ隙間Cの大きさを決定することによって、ダンパーマス22へのバランスピース5の取り付け易さ(組付性)を確保しながら、バランスピース5がダンパーマス22の取付部22bから離脱しない保持力を確保することが可能になる。
−回転バランス調整方法−
この例では、エンジン本体1のクランクシャフト150に、ダンパープーリ2及びフライホイール3(クランクロータやドライブプレート等の他の回転部品を含む場合もある)を取り付けて、エンジンアッシAを組み立てた後に、それらダンパープーリ2、フライホール3及びクランクシャフト150を含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスを調整する。
具体的には、エンジンアッシAをバランサマシンにセットし、クランクシャフト150を回転させた状態でアンバランス量とアンバランス方向を測定し、アンバランスがある場合、これを相殺できるように、バランスピース5をアンバランス量・方向に応じて取り付ける。バランスピース5の取り付けは、上記した図6に示すように、バランスピース5のクリップ部52のクリップ隙間Cをダンパーマス22周縁の取付部22bに合わせた状態で、例えばプラスチックハンマーHでクリップ部52の中央部を叩いて、クリップ部52を取付部22bに打ち込むという手順で行う。
そして、このように、ダンパープーリ2を含む複数の部品をエンジン本体1に組み付けてエンジンアッシAを組み立てた後の工程において、エンジンアッシAの状態で、ダンパープーリ2のダンパーマス22にバランスピース5を取り付けて回転バランスを調整することにより、クランクシャフト150、ダンパープーリ2、フライホイール3及びクランクスプロケット4を含む各部品の回転バランスを厳密に行わなくても、それら複数の部品で構成される回転体の回転バランスを取ることができる。しかも、ダンパーゴム23の外周に配設されたダンパーマス22にバランスピース5を取り付けるので、取付時の衝撃力(ハンマーの打撃力)がダンパーゴム23にて緩和される。これによってバランスピース5の取付時にエンジン本体1の各部品が傷付く等のおそれがなくなる。
−他の実施形態−
図10はバランスピースの他の例を示す正面図(a)及び側面図(b)を併記して示す図である。図11は図10のバランスピースの斜視図である。
この例のバランスピース205は、図4及び図5のバランスピース5と比較して、ウェイト部251の大きさを小さくして、バランスピース205全体の質量を小さくしている点に特徴がある。その他の構成(クリップ部252の構成)は図4及び図5に示すバランスピース5と同じである。
この例のバランスピース205においても、クリップ部252のクリップ隙間Cを、図3及び図6に示すダンパーマス22周縁の取付部22bに合わせた状態で、プラスチックハンマーH等でクリップ部252の中央部を叩いて、クリップ252を取付部22bに打ち込むという手順によってダンパープーリ2に取り付けることができる。
そして、このようなバランスピース205と、上記した図4及び図5のバランスピース5とを用い、これら質量が異なる2種類のバランスピース5,205を組み合わせて回転バランスの調整を行うと、クランクシャフト150、ダンパープーリ2、フライホイール3及びクランクスプロケット4を含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスをより精細に調整することが可能になる。なお、質量が互いに異なる3種以上のバランスピースを用意しておき、それら3種のバランスピースを組み合わせて回転バランスの調整を行うようにしてもよい。
以上の例のバランスピース5,205では、ダンパープーリ2のダンパーマス22の曲率に合わせた湾曲形状とはせずに、幅方向が直線状に延びる形状としているが、これに限られることなく、ダンパーマス22の曲率に合わせた湾曲形状のバランスピースを用いて回転バランスを調整するようにしてもよい。
以上の例では、ハンマーの打ち込みによりバランスピース5,205をダンパーマス22に取り付けているが、これに限られることなく、専用の治具を用いてバランスピース5,205をダンパーマス22に取り付けるようにしてもよい。
本発明において、クランクシャフト150に組み付けるダンパープーリは、特に限定されず、ダンパーゴムの外周部にダンパーマスが配設されたダンパープーリであれば、任意の構造のものを適用することができる。その一例として図12に示すダンパープーリ302を挙げることができる。
図12に示すダンパープーリ302は、円形環状のハブ(例えば鋳鉄製)321と、このハブ321にアーム325を介して一体形成されたボス324と、ハブ321の外周に沿って配設され、外周面にV溝322aが形成された円形環状のアウターダンパーマス(例えば鋳鉄製)322と、ハブ321とアウターダンパーマス322との間に配設されたダンパーゴム323と、ハブ321の内側に配設された円形環状のインナーダンパーマス(例えば鋳鉄製)326と、アーム325とインナーダンパーマス326との間に配設されたダンパーゴム327とを備えたデュアルタイプのダンパープーリである。
そして、この図12に示すダンパープーリ302においても、ダンパーゴム323の外周のアウターダンパーマス322に、図3に示すダンパープーリ2と同じ形状の取付部322b及び凹部322cが一体形成されており、図4及び図5に示すバランスピース5をアウターダンパーマス322にハンマーによる打ち込み等によって取り付けることができる。
以上の例では、自動車用V型8気筒エンジンに本発明を適用した例を示したが、本発明はこれに限られることなく、自動車用直列型エンジンや、自動車用水平対向型エンジンなどの回転バランス調整にも適用可能である。また、自動車用に限らず、その他の用途に使用されるエンジンの回転バランス調整にも本発明は適用可能である。また、気筒数、V型エンジン本体におけるVバンクの挟み角、その他エンジンの仕様は特に限定されるものではない。
エンジンアッシの構成を模式的に示す図である。 図1に示すエンジンアッシのエンジン本体の概略構成図である。 ダンパープーリの一例を示す縦断面図である。 バランスピースの一例を示す正面図(a)及び側面図(b)を併記して示す図である。 図4のバランスピースの斜視図である。 バランスピースのダンパープーリへの取付手順の説明図である。 バランスピースをダンパープーリに取り付けた状態を示す縦断面図である。 バランスピースの作用説明図である。 バランスピースのクリップ隙間とダンパープーリの取付部との寸法関係の説明図である。 バランスピースの他の例を示す正面図(a)及び側面図(b)を併記して示す図である。 図10のバランスピースの斜視図である。 ダンパープーリの他の例を示す縦断面図である。 ダンパープーリの別の例を示す縦断面図である。
符号の説明
A エンジンアッシ
1 エンジン本体
2 ダンパープーリ
3 フライホイール
4 クランクスプロケット
150 クランクシャフト
2 ダンパープーリ
21 ハブ
22 ダンパーマス
22b 取付部
22c 凹部
23 ダンパーゴム
3 フライホイール
5 バランスピース
51 ウェイト部
52 クリップ部
C クリップ隙間

Claims (1)

  1. ダンパープーリを含む部品がエンジン本体に組み付けられるエンジンにおいて、前記エンジン本体のクランクシャフト及び前記ダンパープーリを含む複数の部品で構成される回転体の回転バランスを調整する方法であって、
    前記ダンパープーリが、ハブの外周に配設された弾性体と、その弾性体の外周に配設されたダンパーマスとを有し、このダンパープーリを含む複数の部品をエンジン本体に組み付けてエンジンアッシを構成した後に、前記ダンパープーリの前記弾性体の外周のダンパーマスにバランスピースを取り付けて回転バランスを調整することを特徴とするエンジンの回転バランス調整方法。
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