JPS63246564A - ダンパ−プ−リ−及びその製造方法 - Google Patents

ダンパ−プ−リ−及びその製造方法

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Publication number
JPS63246564A
JPS63246564A JP7837587A JP7837587A JPS63246564A JP S63246564 A JPS63246564 A JP S63246564A JP 7837587 A JP7837587 A JP 7837587A JP 7837587 A JP7837587 A JP 7837587A JP S63246564 A JPS63246564 A JP S63246564A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rubber
mass
hub
collar
damper pulley
Prior art date
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Pending
Application number
JP7837587A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakiyo Oya
雅清 大矢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JTEKT Column Systems Corp
Original Assignee
Fuji Kiko Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Kiko Co Ltd filed Critical Fuji Kiko Co Ltd
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Publication of JPS63246564A publication Critical patent/JPS63246564A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はダンパープーリー及びその製造方法に関し、特
に偏心が少なく、製造が容易なダンパープーリーとその
製造方法に関するものである。
[従来の技術] 中心部にボス部を有するハブと外周部にベルト溝を有す
るイナーシャマスとの間にゴムを介装したダンパープー
リーは内燃機関、特に自!1!lJ車のエンジンの回転
を円滑化する手段として広く用いられている。
このダンパープーリーはゴムをハブとイブ−シャマスの
間に直接正大したものもあるが通常は金属の薄板からな
るカラーと加二[前のマスとの間にゴムを加硫して固着
し、それをハブに圧入し、その後、マスの外周に■溝を
加工し表面処理等を施されたものが一般的である。
第3図は従来のダンパープーリーの製造工程を示す説明
図である。
第3図において、まず、未加工(肉厚円筒)のイナーシ
ャマス1と、そのイナーシャマス1の内径より小さい外
径を有するカラー2(薄肉円筒)との間にゴム3を注入
加硫し、これにハブ4を嵌入し、その後、イナーシャマ
ス1の外周部を切削して■ベルト溝を形成し、更に偏心
によるアンバランスを取る工程とマス1およびハブ4の
表面を処理する工程を経ていた。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、かかる従来のダンパープーリーはその製
造工程に起因する多数の問題がある。
まず、ゴムをマスとハブの間へ注入して加硫固着する際
、ハブに対し、マスの同芯度が保たれにくく、アンバラ
ンスが生じるため、後にアンバランス取りの工程が必須
となっている。また、マスの外周にベルト溝を形成する
ために切削加工を行なうが、このとき、熱がかかり隣接
するゴムを変質させる。更に、マスやハブの表面処理の
際、やはりゴムが存在するので高温焼付処理ができない
のである。
本発明は上記従来技術の欠点を解消するため、検討の結
果、得られたものである。
したがって、本発明の目的は偏心がなく、表面処理が高
温で可能、かつハブ、カラー、ゴム、マス間の密着性良
好なダンパープーリーおよびその製造方法を提供するこ
とにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明は中心部にボス部を有
するハブと外周部にベルト溝を有するイナーシャマスと
の間にゴムを介装したダンパープーリーにおいて、該ゴ
ムが薄板からなるインナーカラーとアウターカラーの間
に加硫固着したことを特徴とするものであり、またその
製造方法は、薄板からなるインナーカラーとアウターカ
ラーの間にゴムを加硫固着し、これを予め製作・表面処
理したハブとイナーシャマスとの間に圧入することを特
徴とするものである。
[実施例] 第1図は本発明のダンパープーリーの断面図で、中心に
ボス部5を有するハブ4と外周部に■ベルト溝6を有す
るイナーシャマス1との間に、インナーカラー7及びア
ウターカラー8に固着された加硫ゴム3が嵌入されてい
る。
第2図は本発明のダンパープーリーを製造する工程の説
明図である。
本発明のダンパープーリーを製造するにはまず金属薄板
を円筒状にしたインナーカラー7と、これより径の大き
いアウターカラー8を組合わせ、その外周面と内周部の
間へゴム3を注入して加硫し固着する。
一方、外周に■ベルト溝6を形成し、更に表面処理をも
行なったイナーシャマス1と、表面処理を施したハブ4
を組合わせ、これらの内周と外周の間へ、上記のインナ
ーカラー7とアウターカラー8に挟持固着された加硫ゴ
ム3を嵌入する。
[発明の効果] 本発明は上述のとおり、ハブとマスの間に介在するゴム
がインナーカラーとアウターカラーの間で加硫固着され
たダンパープーリーであり、また、その製法は上記加硫
固着されたゴムを予め製作・表面処理されたハブとマス
の間に嵌入する方法であるため、次のような優れた効果
を奏する。
(1)ゴムの加硫はインナーカラーとアウターカラーを
加硫型内に入れ、ゴムをその中に注入して加熱加硫する
ため、加硫圧によりカラーの鉄板が型内壁に密着し、温
度変化によるカラーの偏心がなくなる。
また、マスとボスはそれぞれ別々に製作するため、加工
精度さえ正確であればバランス取り工程が不要で、かつ
全く偏心のないダンパープーリーが得られる。
(2)バランス取り、後加工が不要となるため、コスト
を低減できる。
(3)ゴムを嵌入する前にマスとハブの表面処理を行な
うため、高温焼付処理が可能となり、防錆処理ができる
(4)ゴムの両側にカラーが介在し、圧入の際、鉄と鉄
の摩擦のみで嵌入するので密着性に優れ、またダンパー
効果はゴム単品圧入に比べ向上する。
(5)マスの外周を切削する作業時にはゴムが存在しな
いので、熱がかかつてもゴムが変質することなく、従来
品に比ベダンバー効果が向上する。
(6)マスとハブの間にカラーで1火持したゴムを嵌入
する作業は簡単であるため、カラーではさんだゴム部部
品を作り、別々に輸送して、現地組立てが可能である。
(7)マスは重f6が大きく、従来の方法に比ベゴム加
硫時の重分が低減され作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のダンパーブー9−の所面図、第2図は
本発明のダンパープーリーの製造工程を示す説明図、第
3図は従来のダンパープーリーの製造1稈を示1説明図
である。 1・・・イナーシ1νマス 2・・・カラー 3・・・ゴム 4・・・ハブ 5・・・ボス部 6・・・ベルト溝 7・・・インナーカラー 8・・・アウターカラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中心部にボス部を有するハブと、外周部にベルト
    溝を有するイナーシャマスとの間にゴムを介装したダン
    パープーリーにおいて、該ゴムが薄板からなるインナー
    カラーとアウターカラーの間に加硫固着したことを特徴
    とするダンパープーリー。
  2. (2)中心部にボス部を有するハブと、外周部のイナー
    シャマスとの間にゴムを介装させたダンパープーリーを
    製造する際、薄板からなるインナーカラーとアウターカ
    ラーの間にゴムを加硫固着し、これを予め製作・表面処
    理したハブとイナーシャマスとの間に圧入することを特
    徴としたダンパープーリーの製造方法。
JP7837587A 1987-03-31 1987-03-31 ダンパ−プ−リ−及びその製造方法 Pending JPS63246564A (ja)

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JPS63246564A true JPS63246564A (ja) 1988-10-13

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ID=13660267

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0783282A (ja) * 1993-08-21 1995-03-28 Carl Freudenberg:Fa リング状の機械部分とそれを製造する方法
US7395796B2 (en) 2006-07-18 2008-07-08 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Rotational balance adjusting structure and method for engine

Cited By (4)

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DE102007031506B4 (de) * 2006-07-18 2016-04-07 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Anordnung und Verfahren zum Einstellen des Rotationsgleichgewichts für einen Motor
DE102007031506B8 (de) * 2006-07-18 2016-07-28 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Anordnung und Verfahren zum Einstellen des Rotationsgleichgewichts für einen Motor

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