JP2008022352A - 車載受信装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両のバッテリに負担を抑制しつつ、地上デジタル放送に付随する情報を取得できる車載受信装置を提供する。
【解決手段】たとえば、IGN OFF時受信モードが設定されると、車両のイグニションスイッチがオフされた後、定期的に(間欠的に)SIデータの分離・格納を実施する。このモードが設定された状態で車両のイグニションスイッチがオフされると、コントローラ110は、コントローラ110、各メモリ112〜114を除いて、車載受信装置1の各部への電力供給を中止するように電源回路115に制御信号を出力する。そして、コントローラ110は、ユーザによってあらかじめ設定された時間ごとに、定期的にチューナ101およびDEMUX回路102にも電力を供給するように電源回路115に制御信号を出力するとともに、SIデータの分離・格納を実施する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地上デジタル放送の放送波を受信する車載受信装置に関する。
地上デジタル放送を受信する受信装置では、映像や音声の他に、サービス情報や受信可能なチャンネルの情報など、地上デジタル放送に付随する情報を取得する。従来の車載受信装置では、放送が視聴されていない待機状態のときに、地上デジタル放送に付随する情報を取得している(特許文献1参照)。
特開2006−041827号公報(背景技術の記載)
しかし、地上デジタル放送を受信する受信装置を車両に搭載した場合、車両のイグニッションスイッチがオフされた後も地上デジタル放送に付随する情報を取得するためには受信装置に電力を供給する必要がある。そのため、車両のバッテリに負担をかけてしまう。
(1) 請求項1の発明による車載受信装置は、地上デジタル放送の放送波を受信する受信手段と、受信手段で受信した放送波から音声および画像に関する情報と、音声および画像に関する情報とともに送信される付属情報とを分離する分離手段と、分離手段で分離した付属情報を記憶する記憶手段と、車両のイグニッションスイッチがオフされている場合であっても、あらかじめ入力されて設定された条件に従って、少なくとも受信手段および分離手段に電力を供給するように車両のバッテリからの電力供給を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
(2) 請求項2の発明は、請求項1に記載の車載受信装置において、制御手段は、所定の時間ごとに電力を供給するようにあらかじめ入力されて設定されると、車両のイグニッションスイッチがオフされている場合であっても、所定の時間ごとに少なくとも受信手段および分離手段に電力を供給するようにバッテリからの電力供給を制御することを特徴とする。
(3) 請求項3の発明は、請求項1に記載の車載受信装置において、自車位置を検出する自車位置検出手段をさらに備え、制御手段は、車両のイグニッションスイッチがオフされる直前の自車位置が自宅周辺であることを自車位置検出手段が検出すると、車両のイグニッションスイッチがオフされている場合であっても、少なくとも受信手段および分離手段に電力を供給するようにバッテリからの電力供給を制御することを特徴とする。
(4) 請求項4の発明は、請求項3に記載の車載受信装置において、車両のイグニッションスイッチがオフされる直前の自車位置が自宅周辺であることを自車位置検出手段が検出し、かつ、車両のイグニッションスイッチがオフされている場合に、少なくとも受信手段および分離手段にバッテリからの電力を供給するように制御手段がバッテリからの電力供給を制御するか否か、を選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする。
(5) 請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の車載受信装置において、車両から供給される電力の電圧を検出する電圧検出手段をさらに備え、制御手段は、電圧検出手段で検出した電圧が所定の値よりも低い場合には、あらかじめ入力されて設定された条件に関わらず、車両のイグニッションスイッチがオフされている場合には受信手段および分離手段に電力を供給しないように車両のバッテリからの電力供給を制御することを特徴とする。
(6) 請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載の車載受信装置において、放送波の受信強度を検出する受信強度検出手段をさらに備え、制御手段は、受信強度検出手段で検出した受信強度が所定の値よりも低い場合には、あらかじめ入力されて設定された条件に関わらず、車両のイグニッションスイッチがオフされている場合には受信手段および分離手段に電力を供給しないように車両のバッテリからの電力供給を制御することを特徴とする。
本発明によれば、車両のバッテリへの負担を抑制しつつ、地上デジタル放送に付随する情報を取得できる。
図1〜3を参照して、本発明による車載受信装置の一実施の形態を説明する。図1は、本発明による車載受信装置の全体構成を示す図である。車載受信装置1は、地上デジタル放送の放送波を受信して、表示モニタやスピーカで視聴可能な映像信号や音声信号を出力する装置である。車載受信装置1には、カーナビゲーション装置2を介して表示モニタ3とスピーカ4とが接続されている。
車載受信装置1には、チューナ101と、DEMUX回路102と、AVデコーダ103と、映像処理回路104と、音声処理回路105と、マルチプレクサ106と、映像出力回路107と、音声出力回路108とが設けられている。また車載受信装置1には、コントローラ110と、OSD表示回路111と、プログラムメモリ112と、不揮発メモリ113と、RAM114と、電源回路115と、電圧検出部116と、メモリカードリーダ/ライタ117とが設けられている。
チューナ101にはアンテナ5が接続されている。チューナ101は、アンテナ5で受信した放送波を高周波処理および復調して、トランスポートストリーム(TS)をDEMUX回路102へ出力する。DEMUX回路102は、チューナ101から出力されたTSを、符号化された映像・音声データであるMPEGデータと、EPG(電子番組情報)などのデータを含んだ付属情報であるSI(Service information)データとに分離する。DEMUX回路102で分離されたMPEGデータは、AVデコーダ103に出力される。DEMUX回路102で分離されたSIデータは、コントローラ110に出力される。なお、SIデータには、EPGを表示するためのデータの他、放送局からのお知らせを表示するためのデータや、車載受信装置1の更新ソフトウェアのデータなど、様々な地上デジタル放送に付随する情報が含まれることがある。
AVデコーダ103は、DEMUX回路102から出力されたMPEGデータを復調して、映像信号および音声信号を得る。映像処理回路104は、AVデコーダ103から出力された映像信号に対してフォーマット変換などの処理を行い、マルチプレクサ106へ出力する。マルチプレクサ106は、映像処理回路104から出力された映像信号と、後述するOSD表示回路111から出力された表示データとを合成して映像出力回路107に出力する。映像出力回路107から出力された映像信号はカーナビゲーション装置2を介して表示モニタ3に出力される。AVデコーダ103で得られた音声信号は、音声処理回路105、音声出力回路108およびカーナビゲーション装置2を介してスピーカ4に出力される。
コントローラ110には、コントローラ110で実行される制御プログラムを格納するプログラムメモリ112と、不揮発メモリ113と、作業エリアとしてのRAM114とが接続されている。また、コントローラ110には、電源回路115と、電圧検出部116と、メモリカードリーダ/ライタ117とが接続されている。電源回路115は、コントローラ110からの制御信号に基づいて、車載受信装置1の各部への電力供給を制御する。なお、電源回路115には、車両のバッテリからの電力供給を受ける2つの電源ラインが接続されている。この電源ラインの一方は車両のイグニッションスイッチの操作位置にかかわらず常時給電される電源ライン(常時給電ライン)であり、他方は車両のイグニッションスイッチがオフの位置に操作されると給電が絶たれる電源ライン(IGN連動給電ライン)である。
電圧検出部116は、車両の電源電圧(バッテリ電圧)を検出して、その検出信号をコントローラ110に出力する。メモリカードリーダ/ライタ117にはメモリカード6が着脱可能に装着される。なお、メモリカードには、有料番組の購入履歴などの情報が格納される。
コントローラ110は、DEMUX回路102からSIデータを受信してRAM114または不揮発メモリ113に格納する。そして、コントローラ110は、SIデータからEPGや各種の操作画面などを表示モニタ3に表示させるためのOSD制御信号を生成してOSD表示回路111に出力する。また、コントローラ110は、選局のための情報などをチューナ101およびDEMUX回路102へ出力する。
コントローラ110は、カーナビゲーション装置2からの操作信号に基づいて、車載受信装置1の各部を制御する。すなわち、カーナビゲーション装置2の入力装置2aは、車載受信装置1の入力装置としての役割も果たす。入力装置2aから、ユーザによって車載受信装置1に関連する操作が入力されると、その操作入力に対応した操作信号がカーナビゲーション装置2からコントローラ110へ出力される。
OSD表示回路111は、コントローラ110から出力されたOSD制御信号からEPGや各種の操作画面を表示するための表示データを生成してマルチプレクサ106へ出力する。
このように構成される車載受信装置1は、車両のイグニッションスイッチがオンされて、入力装置2aから地上デジタルTV放送の視聴をするように操作が入力されると、アンテナ5で受信した放送波から上述したように映像信号および音声信号を生成して、カーナビゲーション装置2を介して表示モニタ3およびスピーカ4に出力する。また、車載受信装置1は、EPGや各種の操作画面を表示するための表示データと映像処理回路104から出力された映像信号と合成し、合成した画像信号を、カーナビゲーション装置2を介して表示モニタ3に出力する。
車載受信装置1は、たとえばDVDの再生やラジオ番組の聴取など他のソースの視聴をするように、すなわち、地上デジタルTV放送の視聴を中止するように操作されると、映像信号および音声信号の出力を中止するが、受信した放送波からのSIデータの分離、および、分離したSIデータのRAM114または不揮発メモリ113への格納(以下、単にSIデータの分離・格納と呼ぶ)は継続する。なお、他のソースの視聴中にSIデータの分離・格納が行われないように、入力装置2aから入力して設定することも可能である。
車載受信装置1では、他のソースの視聴中にSIデータの分離・格納が継続される場合には、表示モニタ3の表示画面の周囲に配設された不図示のインジケータランプが点灯するように構成されている。なお、インジケータランプを点灯させる代わりに、SIデータの分離・格納が行われている旨を表示モニタ3に表示するように構成してもよい。
車載受信装置1では、車両のイグニションスイッチがオフされた後もSIデータの分離・格納を実施するか否かを、以下に述べる3つの設定モードの中からあらかじめ選択して設定できる。車両のイグニションスイッチがオンされている間に、入力装置2aからの入力操作によっていずれかの設定モードが選択されると、選択された設定モードがいずれの設定モードであるかが不揮発メモリ113に記憶される。なお、イグニションスイッチのオンオフは、IGN連動給電ラインからの電力供給の有無によって異なる電源回路115からの検出信号に基づいて、コントローラ110で判定される。
(1) IGN OFF時休止モード
IGN OFF時休止モードが設定されると、車両のイグニションスイッチがオフされた後は、SIデータの分離・格納を実施しない。このモードが設定された状態で車両のイグニションスイッチがオフされると、コントローラ110は、車載受信装置1の各部への電力供給を中止するように電源回路115に制御信号を出力する。その結果、車載受信装置1の各部では車両からの電力供給が絶たれ、SIデータの分離・格納は実施されない。
(2) IGN OFF時受信待機モード
IGN OFF時受信モードが設定されると、車両のイグニションスイッチがオフされた後、定期的に(間欠的に)SIデータの分離・格納を実施する。このモードが設定された状態で車両のイグニションスイッチがオフされると、コントローラ110は、コントローラ110、各メモリ112〜114を除いて、車載受信装置1の各部への電力供給を中止するように電源回路115に制御信号を出力する。その結果、イグニションスイッチがオフされた後も、コントローラ110、各メモリ112〜114には車両から電力が供給される。そして、コントローラ110は、ユーザによってあらかじめ設定された時間ごとに、定期的にチューナ101およびDEMUX回路102にも電力を供給するように電源回路115に制御信号を出力するとともに、上述したようにSIデータの分離・格納を実施する。コントローラ110は、SIデータの分離・格納後は、一旦、チューナ101およびDEMUX回路102への電力供給を停止するように電源回路115に制御信号を出力する。これにより、次回SIデータの分離・格納を行うまでの期間の消費電力を抑制する。
(3) 自宅周辺受信待機モード
自宅周辺受信モードが設定されると、車両のイグニションスイッチがオフされた際の自車位置が、あらかじめ設定された自宅の周辺であった場合にのみ、上述したIGN OFF時受信待機モードと同様の動作を行ってSIデータの分離・格納を実施する。このモードが設定された状態で車両のイグニションスイッチがオフされると、コントローラ110は、イグニションスイッチがオフされる直前の自車位置の情報と自宅の位置情報とをカーナビゲーション装置2から取得する。そして、取得した情報に基づいて、自車位置が自宅周辺であるか否かを判断する。コントローラ110は、イグニションスイッチがオフされる直前の自車位置が自宅周辺であると判断すると、上述したIGN OFF時受信待機モードと同様の動作を行ってSIデータの分離・格納を実施する。また、コントローラ110は、イグニションスイッチがオフされる直前の自車位置が自宅周辺ではないと判断すると、車載受信装置1の各部への電力供給を中止するように電源回路115に制御信号を出力する。その結果、車載受信装置1の各部では車両からの電力供給が絶たれ、SIデータの分離・格納は実施されない。
なお、イグニションスイッチがオフされた後、車両のバッテリが消耗しているときに上述したSIデータの分離・格納を実施すれば、バッテリをさらに消耗させてしまうこととなる。そこで、コントローラ110は、イグニションスイッチがオフされた後、SIデータの分離・格納を実施する前に電圧検出部116からの検出信号に基づいてバッテリ電圧を算出する。そしてコントローラ110は、所定の電圧よりもバッテリ電圧が低いと判断すると、上述したIGN OFF時受信待機モードまたは自宅周辺受信待機モードが設定されている場合であっても、バッテリ消耗防止のため、以降のSIデータの分離・格納を中止する。
また、自車位置が電界強度の弱い地域であってSIデータの分離・格納が行えないにもかかわらず、SIデータの分離・格納を試みてしまうと、バッテリを不必要に消耗することとなる。そこで、コントローラ110は、イグニションスイッチがオフされた後、SIデータの分離・格納を試みた際に、SIデータの分離・格納に失敗すると、バッテリ消耗防止のため、以降のSIデータの分離・格納を中止する。
−−−フローチャート−−−
図2は、上述した各設定モードを選択するプログラムの動作を示すフローチャートである。車両のイグニッションスイッチがオンされているときに入力装置2aからの入力操作によって各設定モードの設定画面が呼び出されると、図2に示す処理を行うプログラムが起動され、コントローラ110で実行される。ステップS1において、表示モニタ3に各設定モードを選択するための選択画面を表示させてステップS3へ進む。ステップS3において、いずれかの設定モードが選択されるまで待機する。
ステップS3が肯定判断されるとステップS5へ進み、選択された設定モードがIGN OFF時休止モードであるか否かを判断する。ステップS5が否定判断されるとステップS7へ進み、選択された設定モードが自宅周辺受信待機モードであるか否かを判断する。ステップS7が肯定判断されるとステップS9へ進み、選択された設定モードが自宅周辺受信待機モードであることを不揮発メモリ113に記憶させてリターンする。
ステップS5が肯定判断されるとステップS11へ進み、選択された設定モードがIGN OFF時休止モードであることを不揮発メモリ113に記憶させてリターンする。ステップS7が否定判断されるとステップS13へ進み、選択された設定モードがIGN OFF時受信待機モードであることを不揮発メモリ113に記憶させてリターンする。
図3は、車両のイグニションスイッチがオフされた後のSIデータの分離・格納に関するプログラムの動作を示すフローチャートである。車両のイグニッションスイッチがオフされると、図3に示す処理を行うプログラムが起動され、コントローラ110で実行される。ステップS21において、選択されている設定モードを不揮発メモリ113から読み込み、イグニションスイッチがオフされる直前の自車位置の情報と自宅の位置情報とをカーナビゲーション装置2から読み込んでステップs23へ進む。
ステップS23において、ステップS21で読み込んだ設定モードがIGN OFF時休止モードであるか否かを判断する。ステップS23が否定判断されるとステップS25へ進み、ステップS21で読み込んだ設定モードが自宅周辺受信待機モードであるか否かを判断する。ステップS25が肯定判断されるとステップS27へ進み、ステップS21で読み込んだ自車位置の情報と自宅の位置情報とを比較して、自車位置が自宅周辺であるか否かを判断する。ステップS27が肯定判断されるか、ステップS25が否定判断されるとステップS29へ進み、コントローラ110および各メモリ112〜114を除いて、車載受信装置1の各部への電力供給を中止するように電源回路115に制御信号を出力してステップS31へ進む。
ステップS31において、スケジューラを起動してステップS33へ進む。ステップS33において、ユーザによってあらかじめ設定された時間に基づいてSIデータの分離・格納を行うタイミングであるか否かを判断する。ステップS33が否定判断されるとステップS31へ戻る。ステップS33が肯定判断されるとステップS35へ進み、電圧検出部116からの検出信号に基づいてバッテリ電圧を算出し、バッテリ電圧が所定の電圧以上であるか否かを判断する。ステップS35が肯定判断されるとステップS37へ進み、チューナ101およびDEMUX回路102に電力を供給するように電源回路115に制御信号を出力してステップS39へ進む。
ステップS39において、上述したSIデータの分離・格納を実施してステップS41へ進む。ステップS41において、ステップS39で実施したSIデータの分離・格納が成功したか否かを判断する。ステップS41が肯定判断されるとステップS43へ進み、チューナ101およびDEMUX回路102への電力供給を停止するように電源回路115に制御信号を出力してステップS45へ進む。ステップS45において、イグニションスイッチがオンされたか否か、すなわち、IGN連動給電ラインから電力が供給されたことを示す検出信号が電源回路115から出力されたか否かを判断する。ステップS45が否定判断されるとステップS31へ戻る。ステップS45が肯定判断されると本プログラムを終了する。
ステップS23が肯定判断されるか、ステップS27が否定判断されるか、ステップS35が否定判断されるか、ステップS41が否定判断されるとステップS51へ進み、車載受信装置1の各部への電力供給を中止するように電源回路115に制御信号を出力して本プログラムを終了する。
本実施の形態の車載受信装置1では、次の作用効果を奏する。
(1) 車両のイグニションスイッチがオフされている間であっても、所定の条件下で、コントローラ110、各メモリ112〜114、チューナ101およびDEMUX回路102に電力を供給するように構成した。これにより、駐車中の車両のバッテリへの負担を抑制しつつ、SIデータを分離・格納できる。
(2) 車両のイグニションスイッチがオフされている間のSIデータの分離・格納を、あらかじめ選択された設定モードに基づいて実施するように構成した。これにより、ユーザの車両使用条件に沿って適切な設定モードを選択できるので、利便性が高い。
(3) IGN OFF時受信待機モードまたは自宅周辺受信待機モードが選択されている場合には、所定の時間ごとに、チューナ101およびDEMUX回路102へ電力を供給してSIデータの分離・格納を実施するように構成した。これにより、待機時の消費電力を極力抑制できるので、バッテリへの負担を大幅に抑制できる。
(4) 自宅周辺受信待機モードが選択されている場合には、車両が自宅周辺に駐車している場合に限ってSIデータの分離・格納を実施するように構成した。これにより、車両を自宅または自宅周辺の駐車場に駐車している間にのみSIデータの分離・格納を実施することになる。通勤に使用する車両のように、ほぼ毎日運転する車両では、自宅または自宅周辺の駐車場への駐車時間が限られるので、SIデータの分離・格納によるバッテリへの負担も少ない。また、頻繁に運転されてバッテリへ充電されることとなるので、SIデータの分離・格納によるバッテリ上がりの心配はほとんどない。したがって、ユーザは、SIデータの分離・格納によるバッテリ上がりをほとんど心配しなくてよい。
また、IGN OFF時休止モードを選択することで、自宅周辺に駐車する場合であっても、SIデータの分離・格納を禁止できるので、長期間駐車する場合であっても、不必要な電力消費を防止してバッテリ上がりを防止できる。
(5) 車両のバッテリ電圧が低い場合には、IGN OFF時受信待機モードまたは自宅周辺受信待機モードが選択されている場合であっても、SIデータの分離・格納を禁止できるので、消耗しかけたバッテリへの負担を極力抑制できる。
(6) 駐車した位置の電界強度が弱い場合など、SIデータの分離・格納が行えない場合には、SIデータの分離・格納を禁止できるので、不必要なバッテリの消耗を防止できる。
−−−変形例−−−
(1) 上述の説明では、コントローラ110は、カーナビゲーション装置2から取得した自車位置および自宅の位置情報に基づいて、自車位置が自宅周辺であるか否かを判断するように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、カーナビゲーション装置2に自車位置が自宅周辺であるか否かを判定させて、その判定信号をコントローラ110で受信することで、自車位置が自宅周辺であるか否かを判断するように構成してもよい。
(2) 上述の説明では、イグニションスイッチがオフされた後、SIデータの分離・格納を試みた際に、SIデータの分離・格納に失敗すると、以降のSIデータの分離・格納を実施しないように構成しているが、本発明はこれに限定されない。たとえば、イグニションスイッチがオフされる直前の電界強度を検出して、電界強度が弱い場合には、IGN OFF時受信待機モードまたは自宅周辺受信待機モードが選択されている場合であっても、イグニションスイッチがオフされた後は、SIデータの分離・格納を実施しないように構成してもよい。
(3) 上述の説明では、車両のイグニションスイッチがオフされた後のSIデータの分離・格納に関して、IGN OFF時休止モード、IGN OFF時受信待機モードおよび自宅周辺受信待機モードのいずれかを選択できるように構成しているが、これらのモードは例示であって、本発明はこれら3つのモードに限定されるものではない。たとえば、月に数度しか車両を運転しないような場合には、上述した自宅周辺受信待機モードとは逆に、車両が自宅周辺に駐車している場合にはSIデータの分離・格納が実施されないように設定されていることが望まれる場合もある。このような場合には、イグニションスイッチがオフされる直前の自車位置が自宅周辺以外の場合にのみSIデータの分離・格納を定期的に実施するように設定可能とすることも考えられる。
(4) SIデータには上述したように各種のデータが含まれるが、上述の説明では、これらのデータの種類を特に限定することなく、単にSIデータの分離・格納の実施として説明しているが、たとえば、特定の種類のデータだけを放送波から分離し、RAM114または不揮発メモリ113へ格納するように構成してもよい。また、放送波から分離し、RAM114または不揮発メモリ113へ格納するデータの種類の組み合わせを任意に設定できるように構成してもよい。
(5) 上述した各実施の形態および変形例は、それぞれ組み合わせてもよい。
以上の実施の形態およびその変形例において、たとえば、受信手段はチューナ101に、分離手段はDEMUX回路102に、記憶手段は不揮発メモリ113およびRAM114に、選択手段は入力装置2aに、電圧検出手段は電圧検出部116にそれぞれ対応する。制御手段は、コントローラ110と、電源回路115と、電圧検出部116と、プログラムメモリ112に格納されてコントローラ110で実行されるプログラムによって実現される。自車位置検出手段は、カーナビゲーション装置2と、コントローラ110と、プログラムメモリ112に格納されてコントローラ110で実行されるプログラムによって実現される。受信強度検出手段は、チューナ101と、DEMUX回路102とによって実現される。なお、以上の説明はあくまで一例であり、発明を解釈する際、上記の実施形態の記載事項と特許請求の範囲の記載事項の対応関係になんら限定も拘束もされない。
また、本発明は、上述した実施の形態のものに何ら限定されず、地上デジタル放送の放送波を受信する受信手段と、受信手段で受信した放送波から音声および画像に関する情報と、音声および画像に関する情報とともに送信される付属情報とを分離する分離手段と、分離手段で分離した付属情報を記憶する記憶手段と、車両のイグニッションスイッチがオフされている場合であっても、あらかじめ入力されて設定された条件に従って、少なくとも受信手段および分離手段に電力を供給するように車両のバッテリからの電力供給を制御する制御手段とを備える各種構造の車載受信装置を含むものである。
本発明による車載受信装置の全体構成を示す図である。 各設定モードを選択するプログラムの動作を示すフローチャートである。 車両のイグニションスイッチがオフされた後のSIデータの分離・格納に関するプログラムの動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 車載受信装置 2 カーナビゲーション装置
2a 入力装置 3 表示モニタ
4 スピーカ 101 チューナ
102 DEMUX回路 110 コントローラ
112 プログラムメモリ 113 不揮発メモリ
114 RAM 115 電源回路
116 電圧検出部

Claims (6)

  1. 地上デジタル放送の放送波を受信する受信手段と、
    前記受信手段で受信した前記放送波から音声および画像に関する情報と、前記音声および画像に関する情報とともに送信される付属情報とを分離する分離手段と、
    前記分離手段で分離した前記付属情報を記憶する記憶手段と、
    車両のイグニッションスイッチがオフされている場合であっても、あらかじめ入力されて設定された条件に従って、少なくとも前記受信手段および前記分離手段に電力を供給するように前記車両のバッテリからの電力供給を制御する制御手段とを備えることを特徴とする車載受信装置。
  2. 請求項1に記載の車載受信装置において、
    前記制御手段は、所定の時間ごとに電力を供給するようにあらかじめ入力されて設定されると、前記車両のイグニッションスイッチがオフされている場合であっても、前記所定の時間ごとに少なくとも前記受信手段および前記分離手段に電力を供給するように前記バッテリからの電力供給を制御することを特徴とする車載受信装置。
  3. 請求項1に記載の車載受信装置において、
    自車位置を検出する自車位置検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記車両のイグニッションスイッチがオフされる直前の前記自車位置が自宅周辺であることを前記自車位置検出手段が検出すると、前記車両のイグニッションスイッチがオフされている場合であっても、少なくとも前記受信手段および前記分離手段に電力を供給するように前記バッテリからの電力供給を制御することを特徴とする車載受信装置。
  4. 請求項3に記載の車載受信装置において、
    前記車両のイグニッションスイッチがオフされる直前の前記自車位置が自宅周辺であることを前記自車位置検出手段が検出し、かつ、前記車両のイグニッションスイッチがオフされている場合に、少なくとも前記受信手段および前記分離手段に前記バッテリからの電力を供給するように前記制御手段が前記バッテリからの電力供給を制御するか否か、を選択する選択手段をさらに備えることを特徴とする車載受信装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の車載受信装置において、
    前記車両から供給される電力の電圧を検出する電圧検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記電圧検出手段で検出した前記電圧が所定の値よりも低い場合には、あらかじめ入力されて設定された条件に関わらず、前記車両のイグニッションスイッチがオフされている場合には前記受信手段および前記分離手段に電力を供給しないように前記車両のバッテリからの電力供給を制御することを特徴とする車載受信装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の車載受信装置において、
    前記放送波の受信強度を検出する受信強度検出手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記受信強度検出手段で検出した前記受信強度が所定の値よりも低い場合には、あらかじめ入力されて設定された条件に関わらず、前記車両のイグニッションスイッチがオフされている場合には前記受信手段および前記分離手段に電力を供給しないように前記車両のバッテリからの電力供給を制御することを特徴とする車載受信装置。
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