JP2008022196A - データ伝送回路、及びデータ伝送方法、並びに画像形成装置 - Google Patents

データ伝送回路、及びデータ伝送方法、並びに画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】装置内部でのデータ伝送を高速化しつつ、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いる場合よりもコストを低減することができるデータ伝送回路、これを用いた画像形成装置、及びデータ伝送方法を提供する。
【解決手段】同一のデータを示す信号を同期クロック信号CLK1と同期してシリアル信号TxOUT2,TxOUT1として送信し、遅延素子205によってシリアル信号TxOUT1を遅延させ、このシリアル信号TxOUT2,TxOUT1を、同期クロックCLKBと同期してシリアル信号RxIN2,RxIN1として受信した場合に、シリアル信号RxIN2,RxIN1が互いに異なるデータとなるような同期クロックCLKBのタイミングを探索し、このようなタイミングの同期クロックCLKBを1/2周期ずらすことによって、クロックスキューを補正するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、データを伝送するデータ伝送回路、及びデータ伝送方法、並びにこれを用いた画像形成装置に関する。
大容量のデータを取り扱う装置、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、及びこれらの複合機等の画像形成装置では、例えば原稿画像を取得するスキャナと画像処理回路との間や、画像処理回路と画像形成回路との間等、装置内部で大量のデータを高速に伝送する必要がある。このような機器内部のデータ伝送には、従来からパラレルバスが一般的に用いられている。パラレルバスにおいてデータ伝送速度を向上させる方法としては、バス幅を増大する方法と、データ伝送のクロック周波数を増大させる方法とがある。
しかし、画像形成装置で取り扱われる画像データは、例えばR、G、Bの3色に対応したデータで表され、各色8ビットから10ビットで表されている。このような画像データをパラレルバスで伝送しようとすると、24ビット〜30ビットのバス幅が必要となる。さらに、このような信号を高速伝送するためには差動信号を用いることが望ましいが、差動信号を用いると、信号線が2倍必要となって、パラレルバスの信号線は48本〜60本となる。そうすると、信号ケーブルやコネクタのコストの増大を招くこととなる。また、信号本数の増大やクロック周波数の増大は、電磁波の不要輻射を増大させ、EMC(Electro Magnetic Compatibility)の観点からも問題となる。
そこで、近年、このような装置内部におけるデータ伝送の用途に、信号線を少なくすることができるシリアルバスの活用が図られている。パラレルバスをシリアルバスにする場合、例えば30ビットのパラレルバスをシリアルバスに変更すると、同じデータ伝送速度を確保するためには、シリアルバスのクロック周波数を、パラレルバスを用いる場合の30倍にする必要がある。例えば、R,G,B各8ビットで40MHzで動作するパラレルバスを、同じ伝送速度のシリアルバスに置き換えるためには、1GHz程度のクロック周波数にする必要がある。
このように、クロック周波数が高速化すると、シリアルバスのデータ信号とクロック信号とのスキューが無視できなくなり、データ伝送速度の高速化が困難となる。そこで、データ信号にクロック信号を埋め込むことにより、データ信号とクロック信号との間でスキューが生じる問題を解決し、クロック周波数を増大させることでパラレルバスよりもデータ伝送速度を向上させるようにした技術が知られている。このようなシリアルデータ伝送技術としては、例えばシリアルATAや、PCI−Express等が知られている(例えば、非特許文献1参照。)。
Adam Wilen、Justin P.Schade、Ron Thornburg著「Introduction to PCI Express:A Hardware and Software Developer’s Guide」インテルプレス刊、2002年12月28日
しかしながら、上述のような、データ信号にクロック信号を埋め込むことによりシリアルバスの高速化を図る技術では、データの送信側に、データ信号へのクロック信号の埋め込み処理を行う回路が必要となり、データの受信側には、データ信号とクロック信号とを分離する回路が必要となり、回路規模が増大してコストが増大するという不都合があった。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、装置内部でのデータ伝送を高速化しつつ、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いる場合よりもコストを低減することができるデータ伝送回路、及びデータ伝送方法、並びに画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係るデータ伝送方法は、同一のデータを示すシリアル信号を、所定の周期を有する同期クロック信号と同期して、第1及び第2シリアル信号としてそれぞれ送信する工程と、前記第2シリアル信号を、前記同期クロック信号の1/4周期以下のシリアル遅延時間だけ遅延させる工程と、前記第1シリアル信号及び前記遅延された第2シリアル信号を、前記同期クロックを所定のクロック遅延時間だけ遅延させた遅延クロック信号と同期して第1及び第2受信信号としてそれぞれ受信した場合に、当該第1及び第2受信信号が互いに異なるデータとなるような前記遅延クロック信号が得られる前記クロック遅延時間を探索するタイミング探索工程と、通信目的のデータを、前記同期クロック信号と同期して、第2シリアル信号を遅延させることなく第1及び第2シリアル信号として送信する送信工程と、前記送信工程において送信された第1及び第2シリアル信号を、前記タイミング探索工程において探索されたクロック遅延時間とは前記同期クロック信号における周期の1/2の時間だけ異なる時間、遅延させた遅延クロック信号と同期して受信する受信工程とを備えたことを特徴とする。
この構成によれば、所定の周期を有する同期クロック信号と同期する第1及び第2シリアル信号が、それぞれ送信される。また、第2シリアル信号は、同期クロック信号の1/4周期以下のシリアル遅延時間だけ遅延される。また、第1シリアル信号及び前記遅延された第2シリアル信号を、同期クロックを所定のクロック遅延時間だけ遅延させた遅延クロック信号と同期して第1及び第2受信信号としてそれぞれ受信した場合に、当該第1及び第2受信信号が互いに異なるデータとなるような遅延クロック信号が得られるクロック遅延時間が探索される。この場合、探索されたクロック遅延時間により得られる遅延クロック信号は、第1シリアル信号の信号周期の先頭から1/4周期以下のタイミングと同期していることになる。そして、通信目的のデータが、同期クロック信号と同期して、第2シリアル信号を遅延させることなく第1及び第2シリアル信号として送信され、この第1及び第2シリアル信号が、前記探索されたクロック遅延時間とは同期クロック信号における周期の1/2の時間だけ異なる時間、遅延させた遅延クロック信号と同期して受信される。そうすると、遅延クロック信号の同期タイミングは、第1及び第2シリアル信号の信号周期の中央に近づけられ、クロックスキューが低減される。そして、このようなクロックスキューが低減された遅延クロック信号と同期して、通信目的のデータを示す第1及び第2シリアル信号がそれぞれ受信される。これにより、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いることなくクロックスキューを低減し、データ伝送を高速化することが可能となるので、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いる場合よりもコストを低減することができる。
本発明に係るデータ伝送回路は、所定の周期を有する同期クロック信号と同期する第1シリアル信号を送信する第1送信部と、前記同期クロック信号と同期する第2シリアル信号を送信する第2送信部と、前記同期クロック信号を送信クロック信号として送信するクロック送信部と、前記第2送信部から送信される第2シリアル信号を、前記同期クロック信号の1/4周期以下のシリアル遅延時間だけ遅延可能なシリアル信号遅延部と、前記クロック送信部から送信される送信クロック信号を所定のクロック遅延時間だけ遅延させて遅延クロック信号を生成すると共に、当該クロック遅延時間が可変にされたクロック遅延部と、前記遅延クロック信号と同期して、前記第1及び第2シリアル信号をそれぞれ受信する第1及び第2受信部と、前記第1及び第2送信部によって同一のデータを示す信号を前記第1及び第2シリアル信号として送信させ、前記シリアル信号遅延部によって前記第2シリアル信号を遅延させ、前記第1及び第2受信部によって前記第1シリアル信号及び前記遅延された第2シリアル信号をそれぞれ受信させ、前記第1受信部と前記第2受信部とで異なる信号が受信される前記クロック遅延時間を探索するタイミング探索処理部と、前記タイミング探索処理部により探索されたクロック遅延時間とは、前記同期クロック信号における周期の1/2の時間だけ異なる遅延時間を新たなクロック遅延時間として前記クロック遅延部に設定するクロックスキュー補正処理を行うクロックスキュー補正処理部と、前記クロックスキュー補正処理部により前記クロックスキュー補正処理が行われた後、前記シリアル信号遅延部により前記第2シリアル信号を遅延させることなく前記第1及び第2送信部によって通信目的のデータを前記第1及び第2シリアル信号として送信させ、前記第1及び第2受信部によって前記第1及び第2シリアル信号をそれぞれ受信させる伝送処理部とを備える。
この構成によれば、所定の周期を有する同期クロック信号と同期する第1及び第2シリアル信号が、第1及び第2送信部によって、それぞれ送信される。また、第2シリアル信号は、同期クロック信号の1/4周期以下のシリアル遅延時間だけ遅延される。さらに、同期クロック信号は、クロック送信部によって送信クロック信号として送信される。また、クロック遅延部によって、送信クロック信号が所定のクロック遅延時間だけ遅延されて、遅延クロック信号が生成される。そして、第1シリアル信号及び遅延された第2シリアル信号を、遅延クロック信号と同期して第1及び第2受信部によってそれぞれ受信し、当該受信された第1シリアル信号と第2シリアル信号とが異なる信号となるクロック遅延時間が探索される。この場合、探索されたクロック遅延時間により得られる遅延クロック信号は、第1シリアル信号の信号周期の先頭から1/4周期以下のタイミングと同期していることになる。次いで、このようにして得られたクロック遅延時間とは、同期クロック信号における周期の1/2の時間だけ異なる遅延時間が、新たなクロック遅延時間としてクロック遅延部に設定される。そうすると、新たなクロック遅延時間に応じて得られる遅延クロック信号の同期タイミングは、第1シリアル信号の信号周期の中央に近づけられる結果、クロックスキューが低減される。そして、第2シリアル信号を遅延させることなく、通信目的のデータが第1及び第2送信部によって第1及び第2シリアル信号として送信され、第1及び第2受信部によって、クロック遅延部により新たなクロック遅延時間だけ遅延され、従ってクロックスキューが低減された遅延クロック信号と同期して、第1及び第2シリアル信号がそれぞれ受信される。これにより、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いることなくクロックスキューを低減し、データ伝送を高速化することが可能となるので、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いる場合よりもコストを低減することができる。
また、前記クロック送信部は、前記同期クロック信号の代わりに所定の基本クロック信号を前記送信クロック信号として送信するものであり、前記基本クロック信号を逓倍して前記同期クロック信号を生成し、前記第1及び第2送信部へ供給する送信側逓倍部と、前記クロック遅延部により生成された遅延クロック信号を、前記送信側逓倍部と同じ逓倍倍率で逓倍した逓倍クロック信号を生成する受信側逓倍部とをさらに備え、前記第1及び第2受信部は、前記遅延クロック信号の代わりに前記逓倍クロック信号と同期して、前記第1及び第2シリアル信号をそれぞれ受信することが好ましい。
この構成によれば、同期クロック信号の代わりに所定の基本クロック信号が送信クロック信号として送信される。そして、基本クロック信号が逓倍されて第1及び第2シリアル信号の送信に用いられる同期クロックが生成され、送信クロック信号が逓倍されて第1及び第2シリアル信号の受信に用いられる逓倍クロック信号が生成される。そうすると、送信クロック信号の周波数は、同期クロックが逓倍される前の低い周波数になるので、送信クロック信号の周波数を低下させて電磁波の不要輻射を低減することができる。
また、前記基本クロック信号と同期して、パラレル信号を前記第1及び第2シリアル信号に変換し、前記第1及び第2送信部へ供給するパラレルシリアル変換部をさらに備えることが好ましい。
この構成によれば、パラレル信号と基本クロック信号とを受信して、パラレル信号を基本クロック信号と同期して第1及び第2シリアル信号に変換し、この第1及び第2シリアル信号を第1及び第2送信部から第1及び第2受信部へ送信させることができるので、パラレル信号の伝送を行うことが容易となる。
また、前記クロック遅延部は、前記送信クロック信号を遅延させる複数の第1遅延素子の直列回路と、前記直列回路における各第1遅延素子の出力信号のうちいずれか一つを前記遅延クロック信号として選択するクロック遅延選択部とを備え、前記第1遅延素子一つあたりの遅延時間は、前記シリアル遅延時間より小さくされていることが好ましい。
この構成によれば、クロック遅延選択部により選択される出力信号を切り替えることにより、遅延クロック信号が変化するので、遅延クロック信号を可変にすることができる。また、第1遅延素子一つあたりの遅延時間は、シリアル遅延時間より小さくされているので、遅延クロック信号の遅延時間をシリアル遅延時間より小さい時間単位で変化させることができるので、第1受信部と第2受信部とで異なる信号が受信されるタイミング、すなわち第1シリアル信号の信号周期の先頭からシリアル遅延時間までのタイミングに、遅延クロック信号を同期させることができる遅延クロック信号の遅延時間を探索することが容易となる。
また、本発明に係る画像形成装置は、画像データを取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された画像データに基づき記録紙に画像を形成する画像形成部と、前記画像取得部から前記画像形成部へ前記画像データを送信するデータ伝送経路の少なくとも一部に、上述のデータ伝送回路が用いられていることを特徴とする。
この構成によれば、画像データを取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された画像データに基づき記録紙に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、画像取得部から画像形成部へ画像データを送信するデータ伝送経路の少なくとも一部に用いられるデータ伝送回路について、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いることなくクロックスキューを低減し、データ伝送を高速化することが可能となるので、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いる場合よりもコストを低減することができる。
このような構成のデータ伝送回路、及びデータ伝送方法、並びに画像形成装置は、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いることなくクロックスキューを低減することができるので、データ伝送を高速化しつつ、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いる場合よりもコストを低減することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明の一実施形態に係るデータ伝送方法を用いたデータ伝送回路を備えた画像形成装置の一例であるデジタル複合機の構成の一例を示すブロック図である。複合機とは、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能及びスキャナ機能等、画像形成に関する二以上の機能を兼ね備えた装置である。
複合機1は、スキャナ部11(画像取得部)、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61(画像取得部)、ネットワークI/F部71(画像取得部)、パラレルI/F部72(画像取得部)、シリアルI/F部73(画像取得部)及びHDD(ハードディスクドライブ)74、及びデータ伝送回路2,3を備えて構成されている。
そして、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、データメモリ36、制御部41、操作パネル部51及びファクシミリ通信部61によって、ファクシミリ機能が実現される。また、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ネットワークI/F部71及びパラレルI/F部72によって、プリンタ機能が実現される。また、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41及び操作パネル部51によって、複写機能が実現される。
操作パネル部51は、使用者が複写機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能等に関する操作を行うために使用され、使用者による操作指示、例えば原稿画像の複写を指示する複写指示等を制御部41に与えるものである。操作パネル部51は、タッチパネル等を有する表示部52と、スタートキーやテンキー等を有する操作キー部53とを含む。
表示部52は、例えばタッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたカラー表示可能なタッチパネルユニット等を有し、種々の操作画面を表示し、ユーザの入力操作を可能とする。表示部52は、例えばファクシミリ機能実行の際に、ユーザ選択、送信先選択、送信設定等に関する情報を表示するとともに、使用者が当該部分をタッチすることで種々の操作指示を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部53は、使用者によるコピー実行開始指令、あるいはファクシミリ送信開始指令といった種々の指示入力を行うために用いられる。
スキャナ部11は、原稿の画像を光学的に取得して画像データを生成するものである。スキャナ部11は、露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含んでいる。スキャナ部11は、露光ランプ12によって原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することで、原稿画像を読み取る。そして、スキャナ部11は、読み取った画像に対応する画像データを、例えば赤色の成分を示す8ビットの赤データRD[7:0]、緑色の成分を示す8ビットの緑データGD[7:0]、及び青色の成分を示す8ビットの青データBD[7:0]として生成する。
そして、スキャナ部11は、例えば赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、及び青データBD[7:0]と、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、及び青データBD[7:0]が変化するタイミングと同期した基本クロック信号TxCLKと、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、及び青データBD[7:0]における有効な垂直、水平同期タイミングを示す制御信号S1とを、データ伝送回路2によって画像処理部21へ伝送させる。
画像処理部21は、画像データに対する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部21は、スキャナ部11で読み取られるなどして得られた画像データに対して、レベル補正、γ補正等の所定の補正処理、画像データの圧縮または伸張処理、拡大または縮小処理等の種々の画像処理(加工処理)を行う。画像処理部21は、画像メモリ22を含み、処理された画像データ等をこの画像メモリ22に記憶したり、プリンタ部31、ファクシミリ通信部61又はネットワークI/F部71等へ出力したりする。また、画像処理部21は、例えば画像メモリ22に記憶された画像データを、データ伝送回路3によってプリンタ部31へ伝送させ、プリンタ部31により画像形成を行わせる。
プリンタ部31は、画像処理部21からデータ伝送回路3によって伝送された画像データ、ネットワークI/F部71を介して外部のパーソナルコンピュータ等から受信した画像データ、及びファクシミリ通信部61によって外部のファクシミリ装置から受信したファックスデータ等の画像データに基づく画像を所定の記録紙に印刷するものである。プリンタ部31は、給紙カセット及び給紙ローラ等を有する用紙搬送部32、中間転写体ローラ、感光体ドラム、露光装置及び現像装置等を有する画像形成部33、転写ローラ等を有する転写部34並びに定着ローラ等を有する定着部35を含む。具体的には、用紙搬送部32は記録紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記画像データに対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を記録紙に転写し、定着部35はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示せず)、変復調部(図示せず)及びNCU(Network Control Unit)(図示せず)を含み、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データを電話回線等の通信回線611を介して他のファクシミリ装置へ送信したり、他のファクシミリ装置から送信されてきた画像データを受信したりするものである。前記符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・復号化し、受信した画像データを伸張・復号化するものであり、変復調部は、圧縮・復号化された画像データを音声信号に変調したり、受信した信号(音声信号)を画像データに復調したりするものである。また、NCUは、送信先となるファクシミリ装置との電話回線による接続を制御するものである。
ネットワークI/F部71は、ネットワークインターフェース(例えば10/100base-TX)等を用い、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信回線711を介して接続されたユーザ側サーバとの間での種々のデータの送受信を制御するものである。また、通信回線711にパーソナルコンピュータ等の図示しない1または複数の通信端末装置が接続されている場合に、ネットワークI/F部71はこれらの通信端末装置との間での種々のデータの送受信を制御する。例えば、ネットワークI/F部71は、スキャナ部11によって読み取られた原稿画像データを通信端末装置へ電子メールとして送信したり、プリンタ部31で印刷するために通信端末装置から送られた画像データを受信したりする。
パラレルI/F部72は、高速双方向パラレルインターフェイス(例えばIEEE1284準拠)等を用いて、複数の信号線を用いて複数ビット単位でデータを送信するパラレル伝送によって、外部機器等から印刷データ等を受信等するものである。シリアルI/F部73は、シリアルインターフェイス(例えばRS−232C)等を用い、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送によって、外部機器等から種々のデータ等を受信等するものである。
HDD74は、スキャナ部11によって読み取られた画像データやネットワークを介して送信されてきた画像データ、あるいは当該画像データに設定されている出力形式等を記憶するものである。HDD74に記憶されている画像データは、該複合機1で使用されるだけでなく、ネットワークI/F部71を介して通信端末装置によって確認されたり、通信端末装置の所定のフォルダへ転送されることによって、該通信端末装置での使用に供されたりする。
制御部41は、図略のCPU(Central Processing Unit:中央演算処理部)、そのCPUの動作を規定するプログラムを格納するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、ならびに一時的にデータを保管するRAMや、これらの周辺装置等を有している。これによって、制御部41は、操作パネル部51等で受け付けられた指示情報や、複合機1の各所に設けられているセンサからの検出信号に応じて、該複合機1全体の制御を行う。より具体的には、制御部41は、スキャナコントローラ42、ファクシミリコントローラ43、プリンタコントローラ44、コピーコントローラ45、タイミング探索処理部46、クロックスキュー補正処理部47、及び伝送処理部48として機能する。
制御部41としてのコンピュータが読み取ることによって上述の各機能を実現するためのプログラムは、HDD74等の不揮発性且つ大容量の外部記憶装置に格納しておき、前記RAM等の主記憶装置に適宜転送することで、CPUによる実行に供することも可能である。前記プログラムは、ROM或いはCD―ROM等の記録媒体を通じて供給することも、ネットワークI/F部71に接続されるネットワーク等の伝送媒体を通じて供給することも可能である。伝送媒体は、有線の伝送媒体に限らず無線の伝送媒体であってもよい。また、伝送媒体には、通信線路のみでなく、通信線路を中継する中継装置、例えばルータ等の通信リンクをも含む。
プログラムがROMを通じて供給される場合には、当該プログラムが記録されたROMを制御部41に搭載することによって、CPUによる実行に供することができる。プログラムがCD−ROMを通じて供給される場合には、CD−ROM読み取り装置を、例えばパラレルI/F部72へ接続し、当該プログラムをRAM或いはHDD74へ転送することによって、CPUによる実行に供することができる。また、プログラムが伝送媒体を通じて供給される場合には、ネットワークI/F部71を通じて受信したプログラムをRAM或いはHDD74へ転送することによって、CPUによる実行に供することができる。
スキャナコントローラ42は、スキャナ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。ここで、PC送信機能を実現する場合には、スキャナコントローラ42は、ネットワークI/F部71によって、スキャナ部11により読み取られた原稿の画像データを通信回線711を介して、データメモリ36に記憶されているIPアドレスで指定される通信端末装置へ直接送信させる。
ファクシミリコントローラ43は、ファクシミリ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。ファクシミリコントローラ43は、ファクシミリの送信を行う際には、ファクシミリ通信部61によって、スキャナ部11により読み取られた原稿の画像データを通信回線611を介して、データメモリ36に記憶されている電話番号を指定してファクシミリ装置等へ直接送信させる。
プリンタコントローラ44は、プリンタ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。コピーコントローラは、複写機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。
タイミング探索処理部46は、データ伝送回路2,3によって送受信されるデータが変化するタイミングを探索する。クロックスキュー補正処理部47は、データ伝送回路2,3におけるデータの受信タイミング、すなわち同期クロックのタイミングを、タイミング探索処理部46で探索されたデータ変化のタイミングから信号周期の1/2の時間ずれたタイミングに設定することで、クロックスキューを補正する。伝送処理部48は、クロックスキュー補正処理部47によりクロックスキューが補正された後、データ伝送回路2,3によって、伝送しようとする目的のデータを送受信させる。
データ伝送回路2は、スキャナ部11から出力された画像データを画像処理部21へ高速伝送する。データ伝送回路3は、画像処理部21から出力された画像データを画像形成部33へ高速伝送する。図2は、データ伝送回路2,3の構成の一例を示すブロック図である。なお、データ伝送回路2とデータ伝送回路3とは同様に構成されているため、両方とも図2で示している。
以下、データ伝送回路2の構成について説明する。図2に示すデータ伝送回路2は、送信側回路20と、受信側回路30とを備えている。そして、データ伝送回路2における送信側回路20は、スキャナ部11の近傍に配設され、スキャナ部11から出力された画像データを示す信号、すなわち赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]、基本クロック信号TxCLK、及び制御信号S1を画像処理部21の近傍に配設された受信側回路30へ送信する。
送信側回路20は、パラシリ変換部201,202,203(パラレルシリアル変換部)、PLL(Phase Locked Loop)回路204(送信側逓倍部)、遅延素子205(シリアル信号遅延部)、マルチプレクサ206、差動ドライバ207,208,209,210、及び差動ドライバ211(クロック送信部)を備えている。
受信側回路30は、差動レシーバ301,302,303,304,305、終端抵抗R1,R2,R3,R4,R5、クロック遅延部306、PLL回路307(受信側逓倍部)、及びシリパラ変換部308,309,310を備えている。
そして、差動ドライバ207と差動レシーバ301とは一対のケーブル231により接続され、差動ドライバ208と差動レシーバ302とは一対のケーブル232により接続され、差動ドライバ209と差動レシーバ303とは一対のケーブル233により接続され、差動ドライバ210と差動レシーバ304とは一対のケーブル234により接続され、差動ドライバ211と差動レシーバ305とは一対のケーブル235により接続されている。ケーブル231,232,233,234,235としては、例えばツイストペアケーブルが用いられる。
PLL回路204は、基本クロック信号TxCLKを逓倍して同期クロック信号CLK1を生成し、パラシリ変換部201,202,203へ出力する。パラシリ変換部201,202,203は、8ビットのパラレル信号をシリアル信号に変換するので、パラレル信号に同期した基本クロック信号TxCLKからシリアル信号の周期を示す同期クロック信号CLK1を生成するべく逓倍倍率が8倍にされている。例えば、スキャナ部11が50MHzのクロック周波数で動作しており、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、及び青データBD[7:0]が50MHzの基本クロック信号TxCLKと同期して変化する場合、PLL回路204によって基本クロック信号TxCLKが8逓倍され、同期クロック信号CLK1は400MHzにされる。
パラシリ変換部201,202,203は、例えばシフトレジスタを用いて構成されている。そして、パラシリ変換部201は、8ビットのパラレル信号である赤データRD[7:0]を、例えば同期クロック信号CLK1と同期して1ビットずつシフトさせることで、シリアル信号TxOUT2(第1シリアル信号)として差動ドライバ207へ出力する。
パラシリ変換部202は、8ビットのパラレル信号である緑データGD[7:0]を、例えば同期クロック信号CLK1と同期して1ビットずつシフトさせることで、シリアル信号TxOUT1(第2シリアル信号)を生成し、シリアル信号TxOUT1を、マルチプレクサ206を介して差動ドライバ208へ出力すると共に、遅延素子205とマルチプレクサ206とを介して差動ドライバ208へ出力する。
パラシリ変換部203は、8ビットのパラレル信号である青データBD[7:0]を、例えば同期クロック信号CLK1と同期して1ビットずつシフトさせることで、シリアル信号TxOUT0として差動ドライバ209へ出力する。
また、パラシリ変換部201,202,203には、タイミング探索処理部46からデータを入力することが可能にされている。
遅延素子205は、例えば遅延線やバッファを用いて構成されている。そして、遅延素子205は、パラシリ変換部202から出力されたシリアル信号TxOUT1を、予め設定されたシリアル遅延時間tdsだけ遅延させてマルチプレクサ206へ出力する。シリアル遅延時間tdsは、同期クロック信号CLK1の1/4周期以下の時間に設定されている。例えば、同期クロック信号CLK1が400MHzであれば、1周期は2.5nsecであるから、シリアル遅延時間tdsは、0.625nsec以下に設定される。
なお、シリアル遅延時間tdsは、同期クロック信号CLK1の1/4周期以下の時間であればよいが、シリアル遅延時間tdsは、同期クロック信号CLK1の略1/5程度の時間に設定されることがより望ましい。
マルチプレクサ206は、パラシリ変換部202から出力されたシリアル信号TxOUT1と、遅延素子205により遅延されたシリアル信号TxOUT1とのうちいずれか一方を、制御部41からの制御信号に応じて選択し、差動ドライバ208へ出力する。これにより、マルチプレクサ206は、制御部41からの制御信号に応じてシリアル信号TxOUT1を、シリアル遅延時間tdsだけ遅延させたり遅延させなかったりすることができる。この場合、遅延素子205とマルチプレクサ206とが、シリアル信号遅延部の一例に相当している。なお、シリアル信号遅延部(遅延素子205、マルチプレクサ206)は、受信側回路30に設けるようにしてもよい。
差動ドライバ207は、パラシリ変換部201から出力されたシリアル信号TxOUT2を、差動信号に変換してケーブル231を介して差動レシーバ301へ送信する。差動ドライバ208は、マルチプレクサ206から出力されたシリアル信号TxOUT1を、差動信号に変換してケーブル232を介して差動レシーバ302へ送信する。差動ドライバ209は、パラシリ変換部203から出力されたシリアル信号TxOUT0を、差動信号に変換してケーブル233を介して差動レシーバ303へ送信する。差動ドライバ210は、スキャナ部11から出力された制御信号S1を、差動信号に変換してケーブル234を介して差動レシーバ304へ送信する。差動ドライバ211は、スキャナ部11から出力された基本クロック信号TxCLKを、差動信号に変換してケーブル235を介して差動レシーバ305へ送信する。
この場合、パラシリ変換部201と差動ドライバ207とが第1送信部の一例に相当し、パラシリ変換部202と差動ドライバ208とが第2送信部の一例に相当している。
差動レシーバ301,302,303,304,305の信号入力端子間には、終端抵抗R1,R2,R3,R4,R5がそれぞれ設けられており、伝送路のインピーダンスが整合されている。そして、差動レシーバ301は、シリアル信号TxOUT2を受信してシリアル信号RxIN2としてシリパラ変換部308へ出力する。差動レシーバ302は、シリアル信号TxOUT1を受信してシリアル信号RxIN1としてシリパラ変換部309へ出力する。差動レシーバ303は、シリアル信号TxOUT0を受信してシリアル信号RxIN0としてシリパラ変換部310へ出力する。差動レシーバ304は、制御信号S1を受信して画像処理部21へ出力する。差動レシーバ305は、基本クロック信号TxCLKを受信して、クロック遅延部306へ出力する。
クロック遅延部306は、基本クロック信号TxCLKを制御部41により設定されたクロック遅延時間tdcだけ遅延させて遅延クロック信号RxCLKを生成し、PLL回路307と画像処理部21とへ出力する。図3は、クロック遅延部306の構成の一例を示す回路図である。図3に示すクロック遅延部306は、バッファ361,362,363,364,365,366(第1遅延素子)の直列回路と、セレクタ367(クロック遅延選択部)とを用いて構成されている。そして、基本クロック信号TxCLKは、バッファ361,362,363,364,365,366の直列回路により遅延され、基本クロック信号TxCLK6としてセレクタ367へ出力される。
また、セレクタ367には、バッファ361,362,363,364,365の出力信号である基本クロック信号TxCLK1,TxCLK2,TxCLK3,TxCLK4,TxCLK5が入力されている。バッファ361,362,363,364,365,366は、それぞれシリアル遅延時間tdsより短い遅延時間を有する。例えば、シリアル遅延時間tdsが0.5nsecであれば、バッファ361,362,363,364,365,366の各遅延時間は例えば0.4nsecにされている。
そうすると、基本クロック信号TxCLK1は基本クロック信号TxCLKより0.4nsec遅延した信号となり、基本クロック信号TxCLK2は基本クロック信号TxCLKより0.8nsec遅延した信号となり、基本クロック信号TxCLK3は基本クロック信号TxCLKより1.2nsec遅延した信号となり、基本クロック信号TxCLK4は基本クロック信号TxCLKより1.6nsec遅延した信号となり、基本クロック信号TxCLK5は基本クロック信号TxCLKより2.0nsec遅延した信号となり、基本クロック信号TxCLK6は基本クロック信号TxCLKより2.4nsec遅延した信号となる。
セレクタ367は、制御部41から出力された制御信号CLKSELに応じて、基本クロック信号TxCLK,TxCLK1,TxCLK2,TxCLK3,TxCLK4,TxCLK5のうちいずれか一つを選択して遅延クロック信号RxCLKとしてPLL回路307と画像処理部21とへ出力する。これにより、クロック遅延部306は、制御部41から出力された制御信号CLKSELに応じて、遅延時間を変化させることができるようになっている。
PLL回路307は、遅延クロック信号RxCLKを逓倍し、さらに反転して同期クロック信号CLKB(逓倍クロック信号)を生成し、同期クロック信号CLKBをシリパラ変換部308,309,310へ出力する。PLL回路307の逓倍倍率は、PLL回路204の逓倍倍率と同一にされており、例えば8倍にされている。
シリパラ変換部308,309,310は、例えばシフトレジスタを用いて構成されている。そして、シリパラ変換部308は、シリアル信号RxIN2を、例えば同期クロック信号CLKBと同期して1ビットずつシフトさせつつ取得することで、8ビットのパラレル信号である赤データRD[7:0]に変換し、画像処理部21へ出力する。
シリパラ変換部309は、シリアル信号RxIN1を、例えば同期クロック信号CLKBと同期して1ビットずつシフトさせつつ取得することで、8ビットのパラレル信号である緑データGD[7:0]に変換し、画像処理部21へ出力する。
シリパラ変換部310は、シリアル信号RxIN0を、例えば同期クロック信号CLKBと同期して1ビットずつシフトさせつつ取得することで、8ビットのパラレル信号である青データBD[7:0]に変換し、画像処理部21へ出力する。
この場合、差動レシーバ301及びシリパラ変換部308が第1受信部の一例に相当し、差動レシーバ302及びシリパラ変換部309が第2受信部の一例に相当している。また、データ伝送回路2、タイミング探索処理部46、クロックスキュー補正処理部47、及び伝送処理部48が、請求項におけるデータ伝送回路の一例に相当している。
データ伝送回路3は、画像処理部21から出力された画像データを画像形成部33へ送信する点を除き、データ伝送回路2と同様に構成されているのでその説明を省略する。
次に、上述のように構成された複合機1及びデータ伝送回路2の動作について説明する。図4は、データ伝送回路2におけるクロックスキューの補正動作について説明するための信号波形図である。まず、例えば図略の電源スイッチがオンされて、複合機1の各部に電源電圧が供給されて動作を開始すると、タイミング探索処理部46及びクロックスキュー補正処理部47によって、クロックスキュー補正処理が実行される。
具体的には、まず、タイミング探索処理部46によって、パラシリ変換部201,202,203へ、青データBD[7:0]、緑データGD[7:0]、赤データRD[7:0]として、予め設定された同一の8ビットデータ、例えば「10101010」が入力される。そして、PLL回路204によって、基本クロック信号TxCLKが8逓倍されて生成された同期クロック信号CLK1が、パラシリ変換部201,202,203へ出力される。
次に、パラシリ変換部201,202,203によって、8ビットデータ「10101010」が、同期クロック信号CLK1と同期して1ビットずつ、シリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0としてそれぞれ出力される。そうすると、シリアル信号TxOUT2,TxOUT0、及び基本クロック信号TxCLKは、そのまま差動ドライバ207,209,211によって、ケーブル231,233,235を介して差動レシーバ301,303,305へ出力される。
一方、タイミング探索処理部46から出力された制御信号に応じて、マルチプレクサ206によって、遅延素子205によりシリアル遅延時間tdsだけ遅延されたシリアル信号TxOUT1が、差動ドライバ208へ出力されて差動ドライバ208からケーブル232を介して差動レシーバ302へ出力される。そうすると、シリアル信号TxOUT1は、シリアル信号TxOUT2,TxOUT0に対してシリアル遅延時間tdsだけ遅延される。
そして、このようにして得られたシリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0が、差動レシーバ301,302,303によって、シリアル信号RxIN2,RxIN1,RxIN0としてシリパラ変換部308,309,310へ出力される。また、基本クロック信号TxCLKが、差動レシーバ305によって、クロック遅延部306へ出力される。
次に、クロック遅延部306によって、基本クロック信号TxCLKが、タイミング探索処理部46から出力された制御信号CLKSELに応じて設定されたクロック遅延時間tdcだけ遅延されて遅延クロック信号RxCLKとしてPLL回路307へ出力される。
そして、PLL回路307によって、遅延クロック信号RxCLKが8逓倍されて同期クロック信号CLKが生成され、さらに同期クロック信号CLKが反転されて同期クロック信号CLKBが生成されてシリパラ変換部308,309,310へ出力される。
次に、シリパラ変換部308,309,310によって、同期クロック信号CLKBの立ち上りタイミングと同期して、シリアル信号RxIN2,RxIN1,RxIN0がそれぞれ1ビットずつ取得されてパラレル信号に変換され、赤データRD[7:0],緑データGD[7:0],青データBD[7:0]が得られる。
そうすると、シリアル信号RxIN1は、シリアル信号RxIN2よりもシリアル遅延時間tdsだけ遅れているから、シリアル信号RxIN2が変化するタイミングからシリアル遅延時間tdsが経過するまでの期間に、同期クロック信号CLKBの立ち上りタイミングが入っていれば、赤データRD[7:0]は「10101010」、緑データGD[7:0]は「01010101」となり、赤データRD[7:0]と緑データGD[7:0]とが異なる。一方、同期クロック信号CLKBの立ち上りタイミングが、シリアル信号RxIN2が変化するタイミングからシリアル遅延時間tdsが経過するまでの期間に入っていなければ、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]は共に「10101010」となり、赤データRD[7:0]と緑データGD[7:0]とが一致する。
そこで、タイミング探索処理部46は、クロック遅延部306によって、クロック遅延時間tdcを変化させつつ赤データRD[7:0]と緑データGD[7:0]とを比較して、赤データRD[7:0]と緑データGD[7:0]とが異なるクロック遅延時間tdcを探索する。
次に、クロックスキュー補正処理部47によって、タイミング探索処理部46により探索されたクロック遅延時間tdcに、同期クロック信号CLKBの1/2周期、例えば1.25nsecが加算された遅延時間が、データ伝送に用いるクロック遅延時間tdcとしてクロック遅延部306に設定される。なお、クロックスキュー補正処理部47は、タイミング探索処理部46により探索されたクロック遅延時間tdcから、同期クロック信号CLKBの1/2周期を減算した遅延時間を、データ伝送に用いるクロック遅延時間tdcとしてクロック遅延部306に設定するようにしてもよい。
そうすると、このようにして探索されたクロック遅延時間tdcにより得られる同期クロック信号CLKBの立ち上りタイミングは、シリアル信号RxIN2が変化するタイミングすなわちデータ周期の最初から、シリアル遅延時間tdsが経過するまでの期間に入っている。従って、シリアル遅延時間tdsが同期クロック信号CLKBの1/5周期以下であれば、これに同期クロック信号CLKBの1/2周期を加算することで、同期クロック信号CLKBの立ち上りタイミングは、シリアル信号RxIN2のデータ周期の1/2の位置から7/10の位置までの間に移動するので、同期クロック信号CLKBの立ち上りタイミングをシリアル信号RxIN2のデータ周期の中央付近に移動させて、シリアル信号RxIN2と同期クロック信号CLKBとの間のクロックスキューを低減することができる。
なお、シリアル遅延時間tdsは、同期クロック信号CLKBの1/4周期以下である必要がある。シリアル遅延時間tdsが、同期クロック信号CLKBの1/4周期を超えると、1/2周期を加算することで、逆に同期クロック信号CLKBの立ち上りタイミングがシリアル信号RxIN2のデータ周期の中央付近から遠ざかってしまう場合があるからである。
図5は、データ伝送回路2における画像データの伝送処理を説明するための信号波形図である。上述のようにしてクロックスキューの補正が行われた後、例えば、操作パネル部51によって、ユーザからの複写を指示する操作指示が受け付けられると、コピーコントローラ45からの制御信号に応じてスキャナ部11によって、原稿から画像が読み取られ、スキャナ部11から画像を示す信号、すなわち赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]、基本クロック信号TxCLK、及び制御信号S1が、データ伝送回路2へ送信される。
図5においては、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]の各ビット単位でのデータの流れを示すために、赤データRD[7:0]の各ビットを23〜16、緑データGD[7:0]の各ビットを15〜08、青データBD[7:0]の各ビットを07〜00の番号で示している。
制御信号S1は、差動ドライバ210によって、ケーブル234及び差動レシーバ304を介して画像処理部21へ送信される。
基本クロック信号TxCLKは、PLL回路204に供給されると共に、差動ドライバ211によって、ケーブル234及び差動レシーバ304を介してクロック遅延部306へ送信される。さらに、基本クロック信号TxCLKは、クロック遅延部306によって、クロックスキュー補正処理部47により設定されたクロック遅延時間tdcだけ遅延されて遅延クロック信号RxCLKとしてPLL回路307及び画像処理部21へ出力される。
そして、PLL回路204によって基本クロック信号TxCLKから同期クロック信号CLK1が生成されてパラシリ変換部201,202,203へ出力される。次いで、パラシリ変換部201,202,203によって、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]が同期クロック信号CLK1と同期してシリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0に変換される。
さらに、シリアル信号TxOUT2,TxOUT0は、差動ドライバ207,209によって、ケーブル231,233、差動レシーバ301,303を介してそれぞれシリアル信号RxIN2,RxIN0としてシリパラ変換部308,310へ送信される。また、伝送処理部48からの制御信号に応じて、マルチプレクサ206によって、パラシリ変換部202から出力された遅延されていないシリアル信号TxOUT1が、差動ドライバ208、ケーブル232、及び差動レシーバ302を介してシリアル信号RxIN1としてシリパラ変換部309へ送信される。
そうすると、シリアル信号RxIN2,RxIN1,RxIN0は、基本的には同じタイミングの信号となり、一方上述のクロックスキュー補正処理によってシリアル信号RxIN2と同期クロック信号CLKBとの間のクロックスキューが低減されているから、シリアル信号RxIN1,RxIN0と同期クロック信号CLKBとの間のクロックスキューもまた低減されることとなる。
次に、シリパラ変換部308,309,310によって、同期クロック信号CLKBの立ち上りタイミングと同期して、シリアル信号RxIN2,RxIN1,RxIN0がそれぞれ1ビットずつ取得されてパラレル信号に変換され、赤データRD[7:0],緑データGD[7:0],青データBD[7:0]が得られる。そうすると、シリアル信号RxIN2,RxIN1,RxIN0と同期クロック信号CLKBとの間のクロックスキューが低減された状態で、シリパラ変換部308,309,310によって、シリアル信号RxIN2,RxIN1,RxIN0が受信され、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]に変換されて画像処理部21へ出力される。
これにより、データ信号へのクロック信号の埋め込み処理を行う回路やデータ信号とクロック信号とを分離する回路を用いることなく、同期クロック信号CLKBの周波数を増大させてデータ伝送速度を高速化した場合のシリアルデータ信号とクロック信号とのスキューを低減させることができるので、装置内部でのデータ伝送を高速化しつつ、クロック信号の埋め込みを行うシリアルデータ伝送技術を用いる場合よりも、コストを低減することができる。
また、伝送しようとする画像データ、例えば赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]は、シリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0の三つのシリアル信号に分配されて、三本のケーブル231,232,233によって並行して伝送されるので、画像データを一本のケーブルで伝送する場合よりも伝送速度を増大させることができると共に、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]をパラレル信号で伝送する場合に比べてケーブルやコネクタを減少させ、電磁波の不要輻射とコストの低減とを図ることができる。
次に、画像処理部21によって、データ伝送回路2から出力された赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]、制御信号S1、及び遅延クロック信号RxCLKに各種画像処理が施された後、データ伝送回路3によって、これら画像処理の施された画像データが画像形成部33へ送信される。データ伝送回路3の動作はデータ伝送回路2と同様であるのでその説明を省略する。
そして、画像形成部33によって、データ伝送回路3から出力された画像データに基づいて、記録紙に画像が形成される。
なお、例えば図6に示すデータ伝送回路2a,3aのように、PLL回路204,307を備えず、シリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0と同期した同期クロック信号CLK1を、差動ドライバ211によって、ケーブル235及び差動レシーバ305を介してクロック遅延部306へ送信する構成としてもよい。
また、例えば図7に示すデータ伝送回路2a,3aのように、パラシリ変換部201,202,203を備えず、外部から同期クロック信号CLK1及び同期クロック信号CLK1と同期したシリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0を受信するようにしてもよい。また、シリパラ変換部308,309,310の代わりにフリップフロップ(FF)311,312,313を備え、フリップフロップ311,312,313によってシリアル信号RxIN2,RxIN1,RxIN0を同期クロック信号CLKBと同期して、シリアル信号RD、GD、BDとして外部へ出力するようにしてもよい。
また、データ伝送回路2をカラーの画像データの伝送に適用する例を示したが、白黒の画像データをシリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0に分配して送信するようにしてもよい。また、画像データをシリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0の三つのシリアル信号に分配して送信する例を示したが、遅延されずに伝送されるシリアル信号TxOUT2と、遅延の有無を制御可能なシリアル信号TxOUT1とを含んでいればよく、データ伝送に用いられるシリアル信号の本数は、二本、あるいは四本以上であってもよい。
また、データ伝送回路によるデータ伝送が行われる箇所は、スキャナ部11と画像処理部21との間、及び画像処理部21と画像形成部33との間に限られず、例えばファクシミリ通信部61、ネットワークI/F部71、パラレルI/F部72、及びシリアルI/F部73等の通信I/F部と画像処理部21との間であってもよく、その他、いかなる箇所であってもよい。
また、画像形成装置の一例として、複合機の例を示したが、例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置の内部におけるデータの伝送にデータ伝送回路2をもちいてもよい。
また、データ伝送回路2によって伝送されるデータは、画像データに限らず、いかなるデータであってもよく、画像形成装置以外の種々の装置におけるデータの伝送にデータ伝送回路2を用いてもよい。
本発明の一実施形態に係るデータ伝送回路を備えた画像形成装置の一実施形態であるデジタル複合機の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るデータ伝送回路の構成の一例を示すブロック図である。 図2に示すクロック遅延部の構成の一例を示す回路図である。 図2に示すデータ伝送回路におけるクロックスキューの補正動作について説明するための信号波形図である。 図2に示すデータ伝送回路における画像データの伝送処理を説明するための信号波形図である。 図2に示すデータ伝送回路の変形例を示す回路図である。 図2に示すデータ伝送回路の変形例を示す回路図である。
符号の説明
1 複合機
2 データ伝送回路
3 データ伝送回路
11 スキャナ部
20 送信側回路
21 画像処理部
30 受信側回路
31 プリンタ部
33 画像形成部
41 制御部
46 タイミング探索処理部
47 クロックスキュー補正処理部
48 伝送処理部
201,202,203 パラシリ変換部
204,307 PLL回路
205 遅延素子
206 マルチプレクサ
207,208,209,210,211 差動ドライバ
231,232,233,234,235 ケーブル
301,302,303,304,305 差動レシーバ
306 クロック遅延部
308,309,310 シリパラ変換部
361,362,363,364,365,366 バッファ
367 セレクタ
CLK1,CLKB 同期クロック信号
RxCLK 遅延クロック信号
RxIN0,RxIN1,RxIN2 シリアル信号
TxCLK 基本クロック信号
TxOUT0,TxOUT1,TxOUT2 シリアル信号
tdc クロック遅延時間
tds シリアル遅延時間

Claims (6)

  1. 同一のデータを示すシリアル信号を、所定の周期を有する同期クロック信号と同期して、第1及び第2シリアル信号としてそれぞれ送信する工程と、
    前記第2シリアル信号を、前記同期クロック信号の1/4周期以下のシリアル遅延時間だけ遅延させる工程と、
    前記第1シリアル信号及び前記遅延された第2シリアル信号を、前記同期クロックを所定のクロック遅延時間だけ遅延させた遅延クロック信号と同期して第1及び第2受信信号としてそれぞれ受信した場合に、当該第1及び第2受信信号が互いに異なるデータとなるような前記遅延クロック信号が得られる前記クロック遅延時間を探索するタイミング探索工程と、
    通信目的のデータを、前記同期クロック信号と同期して、第2シリアル信号を遅延させることなく第1及び第2シリアル信号として送信する送信工程と、
    前記送信工程において送信された第1及び第2シリアル信号を、前記タイミング探索工程において探索されたクロック遅延時間とは前記同期クロック信号における周期の1/2の時間だけ異なる時間、遅延させた遅延クロック信号と同期して受信する受信工程と
    を備えることを特徴とするデータ伝送方法。
  2. 所定の周期を有する同期クロック信号と同期する第1シリアル信号を送信する第1送信部と、
    前記同期クロック信号と同期する第2シリアル信号を送信する第2送信部と、
    前記同期クロック信号を送信クロック信号として送信するクロック送信部と、
    前記第2送信部から送信される第2シリアル信号を、前記同期クロック信号の1/4周期以下のシリアル遅延時間だけ遅延可能なシリアル信号遅延部と、
    前記クロック送信部から送信される送信クロック信号を所定のクロック遅延時間だけ遅延させて遅延クロック信号を生成すると共に、当該クロック遅延時間が可変にされたクロック遅延部と、
    前記遅延クロック信号と同期して、前記第1及び第2シリアル信号をそれぞれ受信する第1及び第2受信部と、
    前記第1及び第2送信部によって同一のデータを示す信号を前記第1及び第2シリアル信号として送信させ、前記シリアル信号遅延部によって前記第2シリアル信号を遅延させ、前記第1及び第2受信部によって前記第1シリアル信号及び前記遅延された第2シリアル信号をそれぞれ受信させ、前記第1受信部と前記第2受信部とで異なる信号が受信される前記クロック遅延時間を探索するタイミング探索処理部と、
    前記タイミング探索処理部により探索されたクロック遅延時間とは、前記同期クロック信号における周期の1/2の時間だけ異なる遅延時間を新たなクロック遅延時間として前記クロック遅延部に設定するクロックスキュー補正処理を行うクロックスキュー補正処理部と、
    前記クロックスキュー補正処理部により前記クロックスキュー補正処理が行われた後、前記シリアル信号遅延部により前記第2シリアル信号を遅延させることなく前記第1及び第2送信部によって通信目的のデータを前記第1及び第2シリアル信号として送信させ、前記第1及び第2受信部によって前記第1及び第2シリアル信号をそれぞれ受信させる伝送処理部と
    を備えることを特徴とするデータ伝送回路。
  3. 前記クロック送信部は、前記同期クロック信号の代わりに所定の基本クロック信号を前記送信クロック信号として送信するものであり、
    前記基本クロック信号を逓倍して前記同期クロック信号を生成し、前記第1及び第2送信部へ供給する送信側逓倍部と、
    前記クロック遅延部により生成された遅延クロック信号を、前記送信側逓倍部と同じ逓倍倍率で逓倍した逓倍クロック信号を生成する受信側逓倍部とをさらに備え、
    前記第1及び第2受信部は、前記遅延クロック信号の代わりに前記逓倍クロック信号と同期して、前記第1及び第2シリアル信号をそれぞれ受信すること
    を特徴とする請求項2記載のデータ伝送回路。
  4. 前記基本クロック信号と同期して、パラレル信号を前記第1及び第2シリアル信号に変換し、前記第1及び第2送信部へ供給するパラレルシリアル変換部をさらに備えること
    を特徴とする請求項3記載のデータ伝送回路。
  5. 前記クロック遅延部は、
    前記送信クロック信号を遅延させる複数の第1遅延素子の直列回路と、
    前記直列回路における各第1遅延素子の出力信号のうちいずれか一つを前記遅延クロック信号として選択するクロック遅延選択部とを備え、
    前記第1遅延素子一つあたりの遅延時間は、前記シリアル遅延時間より小さくされていること
    を特徴とする請求項2〜4のいずれか1項に記載のデータ伝送回路。
  6. 画像データを取得する画像取得部と、
    前記画像取得部により取得された画像データに基づき記録紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像取得部から前記画像形成部へ前記画像データを送信するデータ伝送経路の少なくとも一部に、請求項2〜5のいずれか1項に記載のデータ伝送回路が用いられていること
    を特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016219988A (ja) * 2015-05-19 2016-12-22 株式会社リコー 差動伝送回路、撮像装置、画像読取装置及び画像形成装置

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