JP2001345964A - 画像データ伝送装置および画像データ伝送方法 - Google Patents

画像データ伝送装置および画像データ伝送方法

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JP2001345964A
JP2001345964A JP2000167524A JP2000167524A JP2001345964A JP 2001345964 A JP2001345964 A JP 2001345964A JP 2000167524 A JP2000167524 A JP 2000167524A JP 2000167524 A JP2000167524 A JP 2000167524A JP 2001345964 A JP2001345964 A JP 2001345964A
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line
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Joji Wakita
城治 脇田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像データをシリアルデータとして伝送する
ことを可能とする画像データ伝送装置および画像データ
伝送方法を提供する。 【解決手段】 画像データの送信側において、ビデオデ
ータ、ページシンク信号およびラインシンク信号をシリ
アル化し、ページ情報データを各ページのビデオデータ
に先行するヘッダ情報として付加する処理を実行する。
画像データ受信手段では、受信シリアルデータからペー
ジ情報データを取り出してレジスタに格納し、格納した
ページ情報データに基づいてページシンク信号およびラ
インシンク信号をカウンタ制御の下で生成する。さら
に、シリアルデータの各ラインのビデオデータ先行位置
にプリアンブルデータを付加し、受信側で検出して、ビ
デオデータをラインシンク信号に同期させる調整を可能
とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データ伝送装
置および画像データ伝送方法に関する。さらに詳細に
は、デジタル複写機のような画像データの伝送処理を行
なうシステムにおいて、シリアル情報としての画像デー
タ伝送を可能とする画像データ伝送装置および画像デー
タ伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】画像データの伝送を利用する装置として
は、例えばスキャナ、CCD、複写機、ファクシミリ
等、多様な装置があり、これらの画像処理装置は画像デ
ータ伝送用のビデオインタフェースを備え、インタフェ
ースを介して1つのライン毎に所定のタイミングで順
次、画像データの送信または受信を実行する。画像デー
タ送受信のためには、ラインの開始と終了を示すライン
同期信号としての水平同期信号(LSYNC)と、ペー
ジの開始と終了を示すページ同期信号としての垂直同期
信号(PSYNC)を画像データに併せて送受信するこ
とが必要になる。
【0003】従って、インタフェースは、ビデオデータ
の他に、これら水平同期信号(LSYNC)と垂直同期
信号(PSYNC)の送受信のため複数の配線を介して
パラレルに信号を送受信する構成とすることが必要とな
る。また、コネクタ、ケーブルもパラレル伝送処理を可
能とする構成が必須となる。
【0004】図31に従来のビデオインタフェースを用
いたパラレル伝送処理におけるデータ構成を示す。送信
データは3つのデータによって構成される。すなわち、
図31の上段から示すように、1.ページシンク(ペー
ジ同期信号)、2.ラインシンク(ライン同期信号)、
3.ビデオデータである。ページシンクは、1ページ内
のビデオデータの有効期間を示し、ラインシンクは1ラ
イン分のビデオデータの有効期間を示している。データ
の受信側では、ページシンクおよびラインシンクが双方
ともハイ(Hi)であるときに、ビデオデータの取り込
み処理を実行する。
【0005】このように、3つの信号を並列に送信する
ための送信および受信インタフェース、ケーブルが必要
となり装置コストが増大する。また、一方では通信速度
の高速化を実現するため処理機能を高めた高速化対応型
のビデオインタフェースが開発されており、インタフェ
ースおよび伝送媒体のコストは下落する傾向にはないの
が現状である。
【0006】このような現状に鑑みて、ビデオインタフ
ェース、伝送媒体のコスト削減を実現する構成として特
開平7−74881号に記載の画像処理装置がある。本
公報は2つの装置間に付設された1対(ペア)の伝送媒
体、すなわち2本の伝送媒体のみを用いた画像データの
伝送処理構成を開示している。本公報に記載の装置は、
画像データを2つに分離して、2本の伝送媒体のそれぞ
れに分離した画像データ、例えば1ラインづつの画像デ
ータを交互に送信する処理構成を示している。本構成に
よれば、上述した3本の信号線を用いずに2本の信号線
のみでデータ送受信を実現可能となる。
【0007】また、特開昭63−296582号は、デ
ィジタル映像データの伝送において、ディジタル映像デ
ータの種類、例えばソース・データを送信データに付加
することにより、受信側でソースに応じた処理を実行可
能として、ソース毎の複数のインタフェースを備えるこ
とを回避して単一のインタフェース構成を実現し、コス
トの削減を図った構成を開示している。具体的には、デ
ィジタル映像データに、フィールド番号、フィールドブ
ランキング区間、フィールドブランキング区間の始まり
を示すデータ、映像信号の種類の識別データ等を付加す
ることにより、受信側で信号種別に応じて自動的に処理
回路を切り換えて種別に応じた固有の処理を実行する構
成としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
7−74881号に記載の画像処理装置では、2本の伝
送媒体を使用する構成であり、また、データ送信側で
は、画像データを1ライン毎にデータを分離して、1対
の信号線に振り分ける処理が必要となり、またデータ受
信側では、各信号線から交互に送信される1ライン分の
データを一定時間間隔で交互に受信し、合成する処理回
路が必要となる。また、特開昭63−296582号に
記載のディジタル映像データ伝送方法では、データ送信
側においては、信号種別等を示す識別データを伝送デー
タに付加する処理が必要となり、データ受信側では、識
別データの解読処理および信号種別に応じた複数の処理
回路が必要となる。これらの構成は、インタフェース、
伝送媒体のコスト削減を実現する形態を示しているもの
の、一方ではデータの送信側および受信側に簡易とはい
えないデータ処理手段、あるいは回路構成が要求される
という問題点を生み出している。
【0009】本発明は、上述のような従来技術における
問題点を解決するものであり、ビデオデータ、同期信号
を1つの信号線で送受信する構成を、極めて簡易な構成
で実現する画像データ伝送装置および画像データ伝送方
法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の側面は、
画像データ伝送装置において、送信対象のビデオデータ
に対応するライン同期信号生成用情報とページ同期信号
生成用情報とを含むページ情報を前記ビデオデータとと
もに、シリアルデータとして送信する画像データ送信手
段と、前記画像データ送信手段から受信するシリアルデ
ータに含まれる前記ページ情報に基づいてライン同期信
号、およびページ同期信号を生成して、これら同期信号
に基づく受信ビデオデータの再生を実行する画像データ
受信手段と、を有することを特徴とする画像データ伝送
装置にある。
【0011】本構成により、ビデオデータのシリアル伝
送が可能となり、インタフェース、伝送媒体の低コスト
化が達成される。
【0012】さらに、本発明の画像データ伝送装置の一
実施態様において、前記ページ情報に含まれるライン同
期信号生成用情報は、ライン同期信号のハイおよびロー
の期間を示す情報であり、ページ同期信号生成用情報
は、ページ当たりのライン数を示す情報であることを特
徴とする。本構成により、データ受信側での受信シリア
ルデータからのライン同期信号およびページ同期信号の
生成により、各信号のハイおよびロー信号を検出した正
確なビデオデータの再生が可能となる。
【0013】さらに、本発明の画像データ伝送装置の一
実施態様において、前記画像データ送信手段は、ビデオ
データに対する遅延処理を実行する遅延手段と、前記ペ
ージ情報を格納するコマンドレジスタと、前記ページ情
報および、前記遅延手段によって遅延されたビデオデー
タを選択出力するセレクタとを有することを特徴とす
る。本構成により、データ送信側において簡易な構成で
コストのかからない遅延手段によるデータのシリアル化
が達成される。
【0014】さらに、本発明の画像データ伝送装置の一
実施態様において、前記画像データ受信手段は、前記ペ
ージ情報を格納するコマンドレジスタと、クロック数を
カウントするラインシンク・カウンタと、前記コマンド
レジスタに格納されたページ情報中のライン同期信号生
成用情報および前記ラインシンク・カウンタのカウント
値に基づいてライン同期信号を生成するラインシンク・
ジェネレータと、ライン数をカウントするページシンク
・カウンタと、前記コマンドレジスタに格納されたペー
ジ情報中のページ同期信号生成用情報および前記ページ
シンク・カウンタのカウント値に基づいてページ同期信
号を生成するページシンク・ジェネレータとを有するこ
とを特徴とする。本構成により、データ受信側において
簡易な構成でコストのかからない遅延手段によるデータ
のシリアル化が達成される。
【0015】さらに、本発明の画像データ伝送装置の一
実施態様において、前記画像データ送信手段は、前記シ
リアルデータ中に含まれるライン単位のビデオデータに
先行する位置に前記ライン単位のビデオデータ位置を示
すプリアンブルデータを付加する手段を有し、前記画像
データ受信手段は、前記プリアンブルデータの検出位置
と、クロック数をカウントするラインシンク・カウンタ
のカウント値とを比較して前記ライン単位のビデオデー
タ位置を判別する比較手段を有し、該比較結果に基づい
て前記ライン単位のビデオデータの出力タイミングを調
整する調整手段とを有することを特徴とする。本構成に
より、ビデオデータと同期信号のずれの修正が可能にな
り、正確な再生が実現される。
【0016】さらに、本発明の画像データ伝送装置の一
実施態様において、前記調整手段は、異なるタイミング
の複数の出力を行なうシフトレジスタと、該シフトレジ
スタの複数の出力中から1出力を選択するセレクタとを
有することを特徴とする。本構成により、ビデオデータ
と同期信号のずれの修正が簡易な構成によって実現され
る。
【0017】さらに、本発明の画像データ伝送装置の一
実施態様において、前記画像データ送信手段は、前記シ
リアルデータ中に含まれるライン単位のビデオデータに
先行する位置に制御情報を付加する手段を有し、前記画
像データ受信手段は、前記制御情報をビデオデータから
分離するデータ分離手段を有することを特徴とする。本
構成により、ビデオデータに対する様々な制御情報をデ
ータの空き部分を使用して伝送することが可能となる。
【0018】さらに、本発明の画像データ伝送装置の一
実施態様において、前記データ分離手段は、前記シリア
ルデータと、ライン同期信号のインバース信号とのアン
ド処理手段と、前記アンド処理手段の出力を格納するレ
ジスタとを含むことを特徴とする。本構成により、簡易
な構成で、シリアルデータからビデオデータと制御情報
とを分離可能となる。
【0019】さらに、本発明の第2の側面は、画像デー
タ伝送方法において、送信対象のビデオデータに対応す
るライン同期信号生成用情報とページ同期信号生成用情
報とを含むページ情報を前記ビデオデータとともに、シ
リアルデータとして送信する画像データ送信ステップ
と、前記画像データ送信手段から受信するシリアルデー
タに含まれる前記ページ情報に基づいてライン同期信
号、およびページ同期信号を生成して、これら同期信号
に基づく受信ビデオデータの再生を実行する画像データ
受信ステップと、を有することを特徴とする画像データ
伝送方法にある。
【0020】本構成により、ビデオデータのシリアル伝
送が可能となり、インタフェース、伝送媒体の低コスト
化が達成される。
【0021】さらに、本発明の画像データ伝送方法の一
実施態様において、前記ページ情報に含まれるライン同
期信号生成用情報は、ライン同期信号のハイおよびロー
の期間を示す情報であり、ページ同期信号生成用情報
は、ページ当たりのライン数を示す情報であることを特
徴とする。本構成により、データ受信側での受信シリア
ルデータからのライン同期信号およびページ同期信号の
生成により、各信号のハイおよびロー信号を検出した正
確なビデオデータの再生が可能となる。
【0022】さらに、本発明の画像データ伝送方法の一
実施態様において、前記画像データ送信ステップは、ビ
デオデータに対する遅延処理を実行する遅延処理ステッ
プと、前記ページ情報を格納するページ情報格納ステッ
プと、前記ページ情報および、前記遅延手段によって遅
延されたビデオデータを選択出力する選択出力ステップ
とを含むことを特徴とする。本構成により、データ送信
側において簡易な構成でコストのかからない遅延手段に
よるデータのシリアル化が達成される。
【0023】さらに、本発明の画像データ伝送方法の一
実施態様において、前記画像データ受信ステップは、前
記ページ情報をコマンドレジスタに格納するページ情報
格納ステップと、クロック数をラインシンク・カウンタ
によって、カウントするラインシンク・カウント・ステ
ップと、前記コマンドレジスタに格納されたページ情報
中のライン同期信号生成用情報および前記ラインシンク
・カウンタのカウント値に基づいてライン同期信号を生
成するライン同期信号生成ステップと、ライン数をペー
ジシンク・カウンタによってカウントするページシンク
・カウント・ステップと、前記コマンドレジスタに格納
されたページ情報中のページ同期信号生成用情報および
前記ページシンク・カウンタのカウント値に基づいてペ
ージ同期信号を生成するページ同期信号生成ステップと
を有することを特徴とする。
【0024】さらに、本発明の画像データ伝送方法の一
実施態様において、前記画像データ送信ステップは、さ
らに、前記シリアルデータ中に含まれるライン単位のビ
デオデータに先行する位置に前記ライン単位のビデオデ
ータ位置を示すプリアンブルデータを付加するプリアン
ブル・データ付加ステップを有し、前記画像データ受信
ステップは、前記プリアンブルデータの検出位置と、ク
ロック数をカウントするラインシンク・カウンタのカウ
ント値とを比較して前記ライン単位のビデオデータ位置
を判別する比較ステップと、前記比較ステップの比較結
果に基づいて前記ライン単位のビデオデータの出力タイ
ミングを調整する出力調整ステップとを有することを特
徴とする。本構成により、ビデオデータと同期信号のず
れの修正が可能になり、正確な再生が実現される。
【0025】さらに、本発明の画像データ伝送方法の一
実施態様において、前記画像データ送信ステップは、前
記シリアルデータ中に含まれるライン単位のビデオデー
タに先行する位置に制御情報を付加する制御情報付加ス
テップを有し、前記画像データ受信ステップは、前記制
御情報をビデオデータから分離するデータ分離ステップ
を有することを特徴とする。本構成により、ビデオデー
タに対する様々な制御情報をデータの空き部分を使用し
て伝送することが可能となる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像データ伝送装
置および画像データ伝送方法の詳細について図面を参照
しながら説明する。
【0027】
【実施例】[実施例1] (概要)本発明の画像データ伝送装置の概要を説明する
ブロック図を図1に示す。本発明の画像データ伝送装置
はデータ送信装置100とデータ受信装置150間にお
いて、シリアルでーたとしてビテオデータを送受信する
構成である。伝送対象のビデオデータに対応するライン
同期信号とページ同期信号とを含むページ情報が、デー
タ送信手段100のスキャナ等のページ情報取得手段1
01によって取得され、データ変換手段102によって
シリアル変換されて、データ受信手段150に対して送
信される。データ受信手段150は、受信したシリアル
データをデータ変換手段151でビデオデータ、ライン
同期信号とページ同期信号を生成してページ情報再生手
段152に出力しビデオデータを再生する。本発明の画
像データ伝送装置および画像データ伝送方法における信
号の伝送形態を説明する図を図2に示す。
【0028】図2の上段から順に、1.ページシンク
(ページ同期信号)、2.ラインシンク(ライン同期信
号)、3.ビデオデータ、4.シリアルデータが示され
ている。1.ページシンク、2.ラインシンク、3.ビ
デオデータは、前述の従来技術の欄で説明したと同様の
データであり、ページシンクは、1ページ内のビデオデ
ータの有効期間を示し、ラインシンクは1ライン分のビ
デオデータの有効期間を示している。従来は、1〜3の
信号のパラレル伝送を実行して、受信側でページシンク
およびラインシンクが双方ともハイ(Hi)であるとき
に、ビデオデータの取り込み処理を実行していた。
【0029】本発明の画像データ伝送装置および画像デ
ータ伝送方法における信号の伝送は、図2の1〜3の各
信号を並列伝送するのではなく、図2の最下段に示す
4.シリアルデータのみを送受信する形態とした。図2
に示すように、シリアルデータは、ページデータの先頭
に付加されるページ情報を示すページ情報パケット20
1と、各ページを構成する各ライン毎のビデオデータ2
02によって構成される。データの送信側では、1.ペ
ージシンク、2.ラインシンク、3.ビデオデータに基
づいて、4、シリアルデータを生成し、1.ページシン
ク、2.ラインシンクの立上がりに応じてページ情報パ
ケット201を送信し、その後、ビデオデータ202を
規定クロック経過後、すなわち所定時間のディレイをか
けて順次送信する。画像データ受信手段では、4、シリ
アルデータを受信して、カウンタでクロック数をカウン
トすることによりシリアルデータに基づいて、1.ペー
ジシンク、2.ラインシンク、3.ビデオデータを生成
して画像データ再生を行なう。以下、これらの処理につ
いて、その詳細を説明する。
【0030】まず、図2に示すページ情報パケット20
1の構成について説明する。図3にページ情報パケット
の詳細を説明する図を示す。図3に示すようにページ情
報パケットは8ビット構成であり、上位1ビットにペー
ジパケットの先頭位置を示すスタートビット、下位1ビ
ットにページパケットの末尾位置を示すエンドビット、
その他のビットをページ情報、例えばA4縦、A4横、
B5縦…等、ページの種類によって決定される情報を格
納するビットとし、2〜4ビットをラインシンク(LS
YNC)情報、5〜7ビットをページシンク(PSYN
C)情報としている。第2〜6ビットは、例えば伝送す
る画像データのページがA4縦であれば、00000
1、A4横であれば、000010というように設定さ
れる。なお、図3に示すページ情報の構成は、一例であ
り、さらに多くのビットを用いてさらに詳細なページ情
報を格納する構成としてもよい。
【0031】(画像データ送信手段の処理構成)次に、
本発明の画像データ伝送装置および画像データ伝送方法
における画像データ送信手段の処理について、その詳細
を説明する。
【0032】まず、図4に画像データ送信手段の状態遷
移図を示す。データ送信側は3つの状態を持つ。すなわ
ち、待機状態(WAITING)、ページ情報パケット
送信状態(CMD)、ビデオデータ送信状態(DAT
A)の3状態であり、順次これらの状態間を遷移する。
【0033】待機状態(WAITING)は、送信すべ
きデータの待機を行なっている状態であり、ページ情報
パケット送信状態(CMD)は、図2,3で説明したペ
ージ情報の送信状態、ビデオデータ送信状態(DAT
A)は、図2のビデオデータ203を送信している状態
である。これらの3状態の遷移条件は、待機状態(WA
ITING)からページ情報パケット送信状態(CM
D)への遷移は、ページシンク(PSYNC)とライン
シンク(LSYNC)の双方の立上がり(Hi)を条件
とする。ページ情報パケット送信状態(CMD)からビ
デオデータ送信状態(DATA)への遷移は、ページ情
報パケットの送信終了、ビデオデータ送信状態(DAT
A)から待機状態(WAITING)への遷移は、1ペ
ージのデータ送信の終了を条件とする。
【0034】次に、図5を用いて、画像データ送信手段
の構成について説明する。先に図2を用いて説明したよ
うに、データ送信側では、図2に示す1.ページシン
ク、2.ラインシンク、3.ビデオデータに基づいて、
4、シリアルデータを生成する処理を実行する。またデ
ータ送信側では、図2,3を用いて説明したページ情報
パケットの生成を行なう。
【0035】図5に示すように、画像データ送信手段
は、例えばディジタル複写機等に備えられたスキャナ手
段からビデオデータ(VDATA)、ラインシンク(L
SYNC)、ページシンク(PSYNC)を受領し、さ
らに、スキャナ手段の自動認識、あるいはユーザインタ
フェースを介した入力データに基づくページサイズ情
報、例えばA4縦、A4横、B5縦等の情報が入力され
る。
【0036】図5に示すように、ビデオデータ(VDA
TA)、ラインシンク(LSYNC)、ページシンク
(PSYNC)は、遅延手段501に入力され、それぞ
れ規定のディレイがかけられて遅延ビデオデータ(DE
LAYED_VDATA)、遅延ラインシンク(DEL
AYED_LSYNC)、遅延ページシンク(DELA
YED_PSYNC)として出力され、その後、セレク
タ502を介してシリアルデータ出力(SER_OU
T)される。
【0037】また、スキャナ手段の自動認識、あるいは
ユーザインタフェースを介した入力データ等に基づくペ
ージサイズ情報に基づいて、コマンドレジスタ503に
ページ情報パケットが生成される。これは、入力される
ページサイズ情報に基づいて予め規定されたビットデー
タをコマンドレジスタ503のページ情報パケットの第
2〜6ビットに対応する位置に設定する処理として実行
される。例えばページがA4縦であれば、00000
1、A4横であれば、000010等である。これら6
ビット中、前半3ビットはラインシンク(LSYNC)
情報として機能し、後半3ビットは、ページシンク(P
SYNC)として機能する。これらの処理については後
述する。生成したページ情報パケットはセレクタ502
を介してシリアルデータ出力(SER_OUT)され
る。
【0038】ページ情報パケットの生成、すなわちコマ
ンドレジスタ503に対するビットデータのロード、セ
レクタ502を介したデータ出力の制御処理を実行する
のがステートマシン制御部504である。ステートマシ
ン制御部504による制御は、データ送信側の状態(図
4参照)に基づいて実行される。具体的には、以下の各
処理を実行する。
【0039】1.待機状態(WAITING)である場
合の処理 (1)コマンドレジスタ(CMD_REG)503に入
力ページサイズ情報をロードする。 (2)入力されるラインシンク(LSYNC)=1(H
i)でありページシンク(PSYNC)=1(Hi)と
なったことを条件として、ページ情報パケット送信状態
(CMD)に遷移する。
【0040】2.ページ情報パケット送信状態(CM
D)である場合の処理 (1)コマンドレジスタ(CMD_REG)503を直
列接続し、セレクタ502をコマンドレジスタ(CMD
_REG)503に接続し、ページ情報パケットを送信
する。 (2)コマンドレジスタ(CMD_REG)503が0
0000000となったことを条件として、ビデオデー
タ送信状態(DATA)に遷移する。
【0041】3.ビデオデータ送信状態(DATA)で
ある場合の処理 (1)セレクタ502を遅延ビデオデータ(DELAY
ED_VDATA)に接続し、ビデオデータを送信す
る。 (2)遅延ページシンク(DELAYED_PSYN
C)=0(Lo)となったことを条件として、待機状態
(WAITING)に遷移する。
【0042】以上のように、ステートマシン制御部50
4の制御が実行されることにより、セレクタ502を介
して先に図2で示した4.シリアルデータが送信され
る。以下、各状態における処理の詳細を図6以下を用い
て説明する。
【0043】(待機状態(WAITING)での処理)
待機状態(WAITING)でのデータ送信側の処理を
説明する図を図6に示す。図6に示すように、待機状態
(WAITING)では、コマンドレジスタ503に、
スキャナの自動認識、あるいは入力インタフェースから
の入力情報のページサイズ情報等に基づいて予め設定さ
れたビットデータがロードされる。この状態では、ビデ
オデータ(VDATA)、ラインシンク(LSYN
C)、ページシンク(PSYNC)は、遅延手段501
で遅延がかけられている状態であり、セレクタ502か
らのデータ出力はない。この待機状態において、入力さ
れるラインシンク(LSYNC)=1(Hi)、ページ
シンク(PSYNC)=1(Hi)となった場合に、ペ
ージ情報パケット送信状態(CMD)に遷移する。
【0044】(ページ情報パケット送信状態(CMD)
での処理)ページ情報パケット送信状態(CMD)での
データ送信側の処理を説明する図を図7に示す。図7に
示すように、ページ情報パケット送信状態(CMD)で
は、コマンドレジスタ503が直列接続され、セレクタ
502がコマンドレジスタ503に接続されて、コマン
ドレジスタ503にセットされたビットデータがセレク
タ502を介して順次出力される。このページ情報パケ
ット送信状態(CMD)において、コマンドレジスタ5
03が00000000の状態、すなわち、全てのペー
ジ情報が出力されたことを条件として、ビデオデータ送
信状態(DATA)に遷移する。
【0045】(ビデオデータ送信状態(DATA)での
処理)ビデオデータ送信状態(DATA)でのデータ送
信側の処理を説明する図を図8に示す。図8に示すよう
に、ビデオデータ送信状態(DATA)では、セレクタ
502が遅延ビデオデータ(DELAYED_VDAT
A)に接続され、遅延ビデオデータがセレクタ502を
介して出力される。このビデオデータ送信状態(DAT
A)において、遅延ページシンク(DELAYED_P
SYNC)=0(Lo)となった場合に、待機状態(W
AITING)に遷移する。
【0046】このように、データ送信側においては、送
信ページ毎に上述の待機状態(WAITING)、ペー
ジ情報パケット送信状態(CMD)、およびビデオデー
タ送信状態(DATA)を順次実行する。
【0047】(画像データ受信手段の処理構成)次に、
本発明の画像データ伝送装置および画像データ伝送方法
における画像データ受信手段の処理について、その詳細
を説明する。
【0048】まず、図9に画像データ受信手段の状態遷
移図を示す。画像データ受信手段は2つの状態を持つ。
すなわち、待機状態(WAITING)、ビデオデータ
受信状態(DATA)の2状態であり、これらの状態間
を遷移する。
【0049】待機状態(WAIT)は、受信すべきデー
タの待機を行なっている状態であり、ビデオデータ受信
状態(DATA)は、図2のページ情報またはビデオデ
ータを受信している状態である。待機状態(WAIT)
からビデオデータ受信状態(DATA)への遷移は、ペ
ージ情報信号の検出を条件とする。ビデオデータ受信状
態(DATA)から待機状態(WAIT)への遷移は、
1ページのデータ受信の終了を条件とする。以下、各状
態における処理の詳細を図10,11を用いて説明す
る。
【0050】(待機状態(WAIT)での処理)待機状
態(WAIT)での画像データ受信手段の処理を説明す
る図を図10に示す。図10に示すように、待機状態
(WAIT)では、コマンドレジスタ1001を直列接
続し、入力予定のページ情報を待機する。レジスタN
o.0,7の出力がアンド回路1002に接続され、そ
の出力値をページ情報検出信号とする。先に図3を用い
て説明したようにページ情報の前後のビットとしてスタ
ートビット、エンドビットが設定される。コマンドレジ
スタ1001にページ情報の格納が完了すると、レジス
タNo.0,7にスタートビット、エンドビットの
[1]が設定され、アンド回路1002の出力が[1]
となり、この事様態を持ってページ情報の受信完了が確
認され、状態をビデオデータ受信状態(DATA)に遷
移させる。
【0051】(ビデオデータ受信状態(DATA)での
処理)ビデオデータ受信状態(DATA)での画像デー
タ受信手段の処理を説明する図を図11に示す。ビデオ
データ受信状態(DATA)では、受信するシリアルデ
ータに基づいて、ビデオデータ(VDATA)、ライン
シンク(LSYNC)、ページシンク(PSYNC)の
各信号を生成し出力する。
【0052】コマンドレジスタ1001は、各レジスタ
のD,Qが短絡され、レジスタに格納された値がホール
ドされた状態として設定される。すなわち、コマンドレ
ジスタ1001には、先に入力されたページ情報データ
が格納されたまま、そのデータが維持される。
【0053】図11に示すようにデータ受信インタフェ
ースは、ページ情報を格納するコマンドレジスタ100
1の他にラインシンク・カウンタ1003、ラインシン
ク(LSYNC)ジェネレータ1004、ページシンク
・カウンタ1005、ページシンク(PSYNC)ジェ
ネレータ1006、さらに、ラインシンク(LSYN
C)に対応する固定ディレイ(シフトレジスタ)手段1
007、ページンシンク(PSYNC)に対応する固定
ディレイ(シフトレジスタ)手段1008、ビデオデー
タ(VIDEO_OUT)に対応する固定ディレイ(シ
フトレジスタ)手段1009を有する。
【0054】この受信インタフェースでのビデオデータ
受信状態(DATA)での処理を説明する。なお、コマ
ンドレジスタに格納されるページ情報として2種類のペ
ージ情報が格納される可能性があると仮定し、そのペー
ジ情報が図12に示すビット構成および意味を持つとす
る。
【0055】2つのページ情報は、[001001]ま
たは、[0101010]であるとし、図12に示すよ
うに上位ビット(コマンドレジスタの1〜3に格納)に
[001]または[010]が格納され、下位ビット
(コマンドレジスタの4〜6に格納)に[001]また
は[010]が格納されるとする。
【0056】それぞれのページ情報の持つ意味は、図1
2に示すように、上位ビット[001]の場合は、ライ
ンシンク[LSYNC]がHiである状態が150クロ
ック、Loである状態が50クロックであり、これがペ
ージシンク[PSYNC]がHiの期間において順次繰
り返されることを示している。また、上位ビット[01
0]の場合は、ラインシンク[LSYNC]がHiであ
る状態が300クロック、Loである状態が100クロ
ックであり、これがページシンク[PSYNC]がHi
の期間において順次繰り返されることを示している。一
方、下位ビット[001]合は、1ページ当たりのライ
ン数が100本であり、下位ビット[010]は、1ペ
ージ当たりのライン数が200本であることを示してい
る。
【0057】図11に示すラインシンク(LSYNC)
ジェネレータ1004、ページシンク(PSYNC)ジ
ェネレータ1006は、これらコマンドレジスタ100
1に格納され、ホールドされたページ情報に従ってライ
ンシンク[LSYNC]信号、ページシンク[PSYN
C]信号を生成する。
【0058】ラインシンク・カウンタ1003は、クロ
ックのカウントをラインシンク(LSYNC)ジェネレ
ータ1004に供給し、例えば図12に示す、上位ビッ
ト[001]のページ情報がコマンドレジスタ1001
に格納されている場合は、ラインシンク(LSYNC)
ジェネレータ1004は、ラインシンク・カウンタ10
03のカウントに基づいて、カウント:150クロック
のHi、カウント:50クロックのLoのラインシンク
(LSYNC)信号を生成して固定ディレイ(シフトレ
ジスタ)手段1007を介してラインシンク(LSYN
C)信号を出力する。上位ビット[010]のページ情
報がコマンドレジスタ1001に格納されている場合
は、ラインシンク・カウンタ1003のカウントに基づ
いてカウント:300クロックのHi、カウント:10
0クロックのLoのラインシンク(LSYNC)信号を
生成して、固定ディレイ(シフトレジスタ)手段100
7を介してラインシンク(LSYNC)信号を出力す
る。
【0059】ページシンク・カウンタ1005は、ライ
ンシンク(LSYNC)ジェネレータ1004からのラ
インシンク(LSYNC)信号を入力し、ラインシンク
(LSYNC)の立上がりごとにカウント(+1)す
る。
【0060】ページシンク・カウンタ1005は、カウ
ントをページシンク(PSYNC)ジェネレータ100
6に供給し、例えば図12に示す、下位ビット[00
1]のページ情報がコマンドレジスタ1001に格納さ
れている場合は、ページシンク(PSYNC)ジェネレ
ータ1006は、ページシンク・カウンタ1005のカ
ウントに基づいて、カウント:100に対応するHi期
間を持つページンシンク(PSYNC)信号を生成し
て、固定ディレイ(シフトレジスタ)手段1008を介
してページシンク(PSYNC)信号を出力する。下位
ビット[010]のページ情報がコマンドレジスタ10
01に格納されている場合は、ページシンク(PSYN
C)ジェネレータ1006は、ページシンク・カウンタ
1005のカウントに基づいて、カウント:200に対
応するHi期間を持つページンシンク(PSYNC)信
号を生成して、固定ディレイ(シフトレジスタ)手段1
008を介してページシンク(PSYNC)信号を出力
する
【0061】なお、各固定ディレイ(シフトレジスタ)
手段1007,1008,1009は、ラインシンク
(LSYNC)信号、ページシンク(PSYNC)信
号、ビデオデータ(VIDEO_OUT)信号の各出力
タイミングを調整するために設けられている。これらの
3つの信号は、先に図31で示した3つの信号1.ペー
ジシンク、2.ラインシンク、3.ビデオデータと同様
のタイミングで出力され、ビデオデータがラインシンク
(LSYNC)信号、ページシンク(PSYNC)信号
に基づいて取り込まれて、再生、出力される。
【0062】図13および図14のフローチャートに従
って、ラインシンク(LSYNC)ジェネレータ100
4、およびページシンク(PSYNC)ジェネレータ1
006の処理の詳細を説明する。
【0063】まず、図13のフローチャートに従って、
ラインシンク(LSYNC)ジェネレータ1004の処
理を説明する。ステップS1301において、ラインシ
ンク(LSYNC)ジェネレータ1004は、コマンド
レジスタ(CMD_REG)1001の上位3ビット
[3..1]を読み取り、[001]、[010]のい
ずれが設定されているかを判定する。
【0064】コマンドレジスタ(CMD_REG)10
01の上位3ビットに[001]がセットされている場
合は、ステップS1302に進み、ラインシンク・カウ
ンタ1003のカウント値が200であるか否かを判定
し、200である場合(Yes)は、ステップS130
4に進み、ラインシンク・カウンタ1003のカウント
値をリセットしてスタートに戻る。
【0065】ステップS1302において、ラインシン
ク・カウンタ1003のカウント値が200でない場合
(No)は、ステップS1305に進み、ラインシンク
・カウンタ1003のカウント値が150に達している
か否かを判定する。150未満である場合(Yes)
は、ステップS1307に進み、ラインシンク信号A
(LSYNC_A)をHiとし、150以上である場合
(No)は、ステップS1308に進み、ラインシンク
信号A(LSYNC_A)をLoとする。なお、ここで
は、図12に示すように2種類のページ情報に従って異
なるラインシンク信号が生成されるので、これらをライ
ンシンク信号A(LSYNC_A)、ラインシンク信号
B(LSYNC_B)として区別して記載している。
【0066】次に、ステップS1311では、ラインシ
ンク・カウンタ1003のカウント値を1つインクリメ
ントして、ステップS1312に進み、1ページデータ
の受信が終了したか否かを判定して終了した場合は、処
理を終了し、終了していない場合は、ステップS130
1からの処理を繰り返す。
【0067】一方、ステップS1301において、コマ
ンドレジスタ(CMD_REG)1001の上位3ビッ
トに[010]がセットされている場合は、ステップS
1303に進み、ラインシンク・カウンタ1003のカ
ウント値が400であるか否かを判定し、400である
場合(Yes)は、ステップS1304に進み、ライン
シンク・カウンタ1003のカウント値をリセットして
スタートに戻る。
【0068】ステップS1303において、ラインシン
ク・カウンタ1003のカウント値が400でない場合
(No)は、ステップS1306に進み、ラインシンク
・カウンタ1003のカウント値が300に達している
か否かを判定する。300未満である場合(Yes)
は、ステップS1309に進み、ラインシンク信号B
(LSYNC_B)をHiとし、300以上である場合
(No)は、ステップS1310に進み、ラインシンク
信号B(LSYNC_B)をLoとする。以下のステッ
プS1311以降の処理は、前述と同様である。
【0069】なお、ここでは、2種類のページ情報があ
る場合の処理を例として示しているが、さらに多種類の
ページ情報が存在する場合は、それぞれのページ情報に
従った処理、すなわちラインシンク・カウンタ1003
のカウント値の判定処理をページ情報に設定されたデー
タに応じて判定するように構成する。
【0070】次に、図14のフローチャートに従って、
ページシンク(PSYNC)ジェネレータ1006の処
理を説明する。
【0071】ステップS1401において、ページシン
ク(PSYNC)ジェネレータ1006は、コマンドレ
ジスタ(CMD_REG)1001の下位3ビット
[6..4]を読み取り、[001]、[010]のい
ずれが設定されているかを判定する。
【0072】コマンドレジスタ(CMD_REG)10
01の下位3ビットに[001]がセットされている場
合は、ステップS1402に進み、ページシンク・カウ
ンタ1005のカウント値が100であるか否かを判定
し、100でない場合(No)は、ステップS1405
に進み、ページシンク信号(PSYNC)をHiとし、
さらに、ステップS1401に戻り同様の処理を繰り返
し実行する。ステップS1402において、ページシン
ク・カウンタ1005のカウント値が100であると判
定(Yes)されると、ステップS1404に進み、ペ
ージシンク信号(PSYNC)をLoとして、処理を終
了する。これらの処理で1ページのライン数が100の
1ページ分のビデオデータに対応するページシンク信号
(PSYNC)が生成される。
【0073】また、ステップS1401において、コマ
ンドレジスタ(CMD_REG)1001の下位3ビッ
トに[010]がセットされている場合は、ステップS
1403に進み、ページシンク・カウンタ1005のカ
ウント値が200であるか否かを判定し、200でない
場合(No)は、ステップS1405に進み、ページシ
ンク信号(PSYNC)をHiとし、さらに、ステップ
S1401に戻り同様の処理を繰り返し実行する。ステ
ップS1403において、ページシンク・カウンタ10
05のカウント値が200であると判定(Yes)され
ると、ステップS1404に進み、ページシンク信号
(PSYNC)をLoとして処理を終了する。これらの
処理で1ページのライン数が200の1ページ分のビデ
オデータに対応するページシンク信号(PSYNC)が
生成される。
【0074】このように画像データ受信手段では、受信
するシリアルデータのページ情報をコマンドレジスタに
格納し、格納したデータに基づいてページシンク信号お
よびラインシンク信号をカウンタ制御の下に生成し、そ
れぞれ信号に対して例えばシフトレジスタによって構成
される遅延手段によって所定の遅延処理を実行すること
により、ビデオデータ、ページシンク信号およびライン
シンク信号を生成する。
【0075】以上、説明したように、本発明の画像デー
タ伝送装置および画像データ伝送方法では、データ送信
側において、ビデオデータ、ページシンク信号およびラ
インシンク信号をシリアル化し、ページ情報データを各
ページのビデオデータに先行するヘッダ情報として付加
する処理を実行し、画像データ受信手段では、受信する
シリアルデータからページ情報データを取り出してレジ
スタに格納し、格納したデータに基づいてページシンク
信号およびラインシンク信号をカウンタ制御の下で生成
するという簡易な構成によって、ビデオデータのシリア
ル伝送を可能とした。
【0076】[実施例2]上述した実施例では、画像デ
ータ受信手段において生成するラインシンク(LSYN
C)信号は、ページ情報バケットを受信した時刻を起点
として、そのHi期間、Lo期間が設定され、1ページ
の終了まで、補正処理は行なわれない。この構成におい
ても送受信データが送信媒体において何ら遅延なく伝送
される場合は問題ないが、例えば、伝走路が長い場合、
あるいは光通信等の場合にジッタやクロックとのスキュ
ーなどの要因によって信号遅れが発生する場合がある。
【0077】実施例2は、これらの伝送データの乱れが
発生した場合にも画像データ受信手段で正確にビデオデ
ータを再生、出力することを可能とした構成である。図
15に実施例2の構成において画像データ受信手段で生
成するビデオデータ信号と、ラインシンク(LSYN
C)信号との関係を説明する図を示す。
【0078】図15の上段(A)は、ビデオデータ信号
とラインシンク(LSYNC)信号との間にずれか発生
した状態を示す。ビデオデータの第2パケットと、ライ
ンシンクの立上がりにずれ1501が発生している。こ
のような状態においては、画像データ受信手段は、正確
にビデオデータを再生、出力することができなくなる。
以下に説明する実施例2の構成は、図15の下段(B)
に示すように、ビデオデータの各ライン毎のパケットの
先頭にプリアンブルデータ1502を付加し、画像デー
タ受信手段で、プリアンブルデータ1502を識別し
て、識別したプリアンブルデータの位置に応じてビデオ
データの出力タイミングを調節する構成としたものであ
る。
【0079】図16に画像データ送信手段の状態遷移図
を示す。画像データ送信手段は4つの状態を持つ。すな
わち、待機状態(WAITING)、ページ情報パケッ
ト送信状態(CMD)、ラインシンク=Loのビデオデ
ータ送信状態(LSYNC_LO)、ラインシンク=H
iのビデオデータ送信状態(LSYNC_Hi)の4状
態であり、これらの状態間を遷移する。
【0080】待機状態(WAITING)は、送信すべ
きデータの待機を行なっている状態であり、ページ情報
パケット送信状態(CMD)は、図2,3で説明したペ
ージ情報の送信状態であり、実施例1と同様の処理が行
なわれる。
【0081】ラインシンク=Loのビデオデータ送信状
態(LSYNC_LO)と、ラインシンク=Hiのビデ
オデータ送信状態(LSYNC_Hi)について、図1
7、18を用いて説明する。
【0082】図17は、ラインシンク=Loのビデオデ
ータ送信状態(LSYNC_LO)の画像データ送信手
段の処理を説明する図である。ラインシンク(LSYN
C)、ページシンク(PSYNC)、ビデオデータ(V
DATA)は、実施例1と同様、それぞれ遅延手段によ
って遅延処理が実行され、それぞれの遅延データが得ら
れるが、ビデオデータ(VDATA)は、ラインシンク
=Lo(LSYNC_LO)状態では、セレクタ170
2を介する出力が行われない。実施例2の構成では、ビ
デオデータ(VDATA)は、プリアンブル用フリップ
フロップ1701において生成されるプリアンブルデー
タに後続する形で出力される。プリアンブル用フリップ
フロップ1701には、図から理解されるように[10
0]の信号がセットされる。
【0083】図18は、ラインシンク=Hiのビデオデ
ータ送信状態(LSYNC_Hi)の画像データ送信手
段の処理を説明する図である。プリアンブル用フリップ
フロップ1701は相互に直列接続され、遅延ビデオデ
ータの入力接続がなされる。さらに、セレクタ1702
がプリアンブル用フリップフロップ1701からのデー
タをシリアルデータとして出力する構成に設定される。
この構成において、ビデオデータの各ライン毎のデータ
は、プリアンブルデータとして[100]信号を先頭に
付加したデータとして出力されることになる。画像デー
タ受信手段では、このプリアンブルデータに基づいてビ
デオデータの各ライン毎のデータの出力タイミング調整
処理を実行する。
【0084】画像データ送信手段では、図18の状態で
ライン単位のヒデオデータが出力されると、図17のラ
インシンクLo(LSYNC_Lo)の状態に戻り新た
にプリアンブルデータをプリアンブル用フリップフロッ
プ1701にセットし、セットの後、ラインシンクHi
(LSYNC_Hi)の状態となり、新たなラインデー
タが出力される。ページデータの終了までこの2つの状
態間を遷移する。
【0085】図19に画像データ受信手段の状態遷移図
を示す。データ受信側は2つの状態を持つ。すなわち、
待機状態(WAITING)、ビデオデータ受信状態
(DATA)の2状態であり、これらの状態間を遷移す
る。
【0086】待機状態(WAIT)は、受信すべきデー
タの待機を行なっている状態であり、ビデオデータ受信
状態(DATA)は、図2のページ情報またはビデオデ
ータを受信している状態である。実施例1との違いは、
ビデオデータ受信状態(DATA)において、プリアン
ブルデータを検出して各ビデオデータの遅延(ディレ
イ)量を決定する処理を実行する点である。待機状態
(WAIT)からビデオデータ受信状態(DATA)へ
の遷移は、ページ情報信号の検出を条件とする。
【0087】画像データ受信手段の処理構成は、実施例
1で説明した図10,11に示す処理構成とほぼ同様で
あるが、ビデオデータ受信状態(DATA)での処理に
おいて、プリアンブルデータを検出して各ビデオデータ
の遅延(ディレイ)量を決定する処理が加わり、図20
に示すように、ビデオデータ出力(VIDEO_OU
T)が、例えばシフトレジスタによって構成される可変
ディレイ手段2001を介して実行される点が異なる。
【0088】可変ディレイ手段2001によるビデオデ
ータの出力タイミングの調整処理について図21,22
を用いて説明する。図21は、上段(A)が正常なタイ
ミングでシリアルデータが入力され、ラインシンク(L
SYNC)の立上がりに応じて各ラインのビデオデータ
が入力されている状態を示している。プリアンブルデー
タは前述のように[100]の信号によって構成される
ので、各ラインのビデオデータに2クロック先行して立
上がり[1]の信号2101を形成している。立上がり
[1]の信号2101を検出した時点でのラインシンク
カウンタ1003のカウント値を示しており、これらは
すべて正常値として認識される[N]を示している。
【0089】一方、図21下段(B)は、何らかの原因
でシリアルデータに1クロック分の遅れが発生した状態
を示している。このとき、プリアンブルデータの立上が
り[1]の信号2101を検出した時点でのラインシン
クカウンタ1003のカウント値は[N+1]を示して
いる。図20に示す可変ディレイ手段2001は、ライ
ンシンクカウンタ1003のカウント値に応じて、出力
するビデオデータのタイミングを調整する。
【0090】図22に画像データ受信手段におけるビデ
オデータ出力調整処理を実行する調整手段の構成図を示
す。ビデオデータ出力調整処理は、シリアルデータ(S
ER_IN)を可変ディレイ・レジスタ手段(シフトレ
ジスタ)2202に入力して、複数の異なるタイミング
の出力を発生させ、これら複数出力からセレクタ220
3によって1つの出力を選択することによって実現され
る。セレクタ2203に対しては、比較回路2201か
らの制御信号が入力され、制御信号に従って可変ディレ
イ・レジスタ手段2202からの複数の異なるタイミン
グの出力(OUT1〜3)のいずれかを選択出力する。
【0091】比較回路2201には、シリアルデータ
(SER_IN)およびラインシンクカウンタ1003
のカウント値(LSYNC_COUNT)を入力し、以
下のような論理に従って、セレクタ2203に対する制
御信号を出力する。
【0092】(1)SER_IN=Hi、かつLSYN
C_COUNT=N−1の場合、 VIDEO_OUT=OUT1 (2)SER_IN=Hi、かつLSYNC_COUN
T=Nの場合、 VIDEO_OUT=OUT2 (3)SER_IN=Hi、かつLSYNC_COUN
T=N+1の場合、 VIDEO_OUT=OUT3
【0093】上記において、(2)の場合は、正常なタ
イミングでシリアルデータが受信されている場合であ
り、(3)の場合は、シリアルデータに1クロックの遅
れが発生している場合、すなわち図21の(B)に示す
状態である。この場合は、VIDEO_OUT=OUT
3であり、可変ディレイによる遅延が1レジスタ分減少
され、1クロック分の早められたタイミングでビデオデ
ータ出力(VIDEO_OUT)がなされる。従って、
ラインシンクの立上がりに同期して各ラインのビデオデ
ータが出力される。上記の(1)の場合は、シリアルデ
ータが1クロック早まった場合であり、この場合は、V
IDEO_OUT=OUT1であり、可変ディレイによ
る遅延が1レジスタ分増加され、1クロック分の遅れた
タイミングでビデオデータ出力(VIDEO_OUT)
がなされ、ラインシンクの立上がりに同期して各ライン
のビデオデータが出力される。
【0094】図22に示す構成は、1クロック分のデー
タ誤差にのみ対応する可変遅延手段を示しているが、さ
らにシフトレジスタを多段構成とすることで複数クロッ
ク分の誤差に対応する構成とすることが可能である。
【0095】図23に実施例2におけるデータ受信装置
のビデオデータの出力タイミングの変更処理フローを図
23に示す。図23のフローの各ステップの処理につい
て説明する。
【0096】ステップS2301では、比較回路におい
て、プリアンブルデータが検出される。ステップS23
02では、検出されたプリアンブルデータの検出タイミ
ングにおけるラインシンク・カウンタのカウント値を判
別する。ステップS2303では、判別されたカウント
値が正常値、例えば図21の例であれば、図21(A)
のようにカウント値Nであるか否かが判定される。
【0097】正常カウント値であれば、ステップS23
04に進み、可変ディレイ手段の通常出力位置からビデ
オデータの出力を実行する。すなわち、図22の例で
は、セレクタ2203に対してOUT2を選択して出力
する制御信号を比較回路2201からセレクタ2203
に出力してセレクタ2203は制御信号に従ってOUT
2を出力する。
【0098】ステップS2203のカウント値が正常値
ではない、すなわちNではなくN−1,N+1等であっ
た場合は、ステップS2305に進みカウント値に応じ
て可変ディレイ手段の出力ポイントを選択する制御信号
を比較回路2201からセレクタ2203に出力して、
セレクタ2203は、制御信号に応じてOUT1または
OUT3(図22の構成の場合)を出力する。
【0099】ステップS2306では、ページデータの
終了を判定し、終了していない場合は、新たなラインデ
ータが入力されるので、ステップS2301に戻り同様
処理を繰り返す。ステップS2301〜S2305の処
理がライン毎に繰り返し実行され、ページに含まれる全
てのデータの処理が終了するとステップS2306の判
定がYesとなり、フローに示す処理は終了する。
【0100】このように、実施例2の画像データ伝送装
置および画像データ伝送方法によれば、シリアルデータ
の各ラインのビデオデータに先行する位置にプリアンブ
ルデータを付加し、受信側でプリアンブルデータの検出
位置をラインシンクカウンタのカウント値により判別し
て、ビデオデータをラインシンク信号に同期させるよう
に調整する処理を可能としたので、例えば、伝走路が長
い場合、あるいは光通信等の場合にジッタやクロックと
のスキューなどの要因によって信号遅れ等、データの乱
れが発生した場合にも画像データ受信手段で正確にビデ
オデータの再生、出力が可能となる。
【0101】[実施例3]実施例2においては、各ライ
ンデータの出力タイミングを判別するためシリアルデー
タにプリアンブルデータを付加する構成としたが、さら
に、ラインデータの出力タイミングに加え、データ送受
信装置間において使用される制御信号をプリアンブルデ
ータに後続する位置に付加した例を実施例3として説明
する。
【0102】シリアル化したビデオデータの信号は、先
に説明した図2の4.シリアルデータに示すように、ラ
イン毎のデータパケットの各々が所定の間隔をあけて送
信される。これは、ラインシンクのローの期間に相当す
るが、実施例3では、この区間にビデオデータ以外の制
御信号、例えば、エラーメッセージや、出力(コピー)
枚数データ、あるいは課金データ等の様々な制御信号を
付加する。
【0103】図24にシリアル・データの構成例を示
す。位相比較用プリアンブルデータ2401、ビデオデ
ータ2403は前述の実施例2と同様である。実施例3
では、位相比較用プリアンブルデータ2401の後続位
置に制御信号2402を付加した。制御信号は必要に応
じて、任意のビット数(nビット)の構成とすることが
できる。
【0104】実施例3における画像データ送信手段の状
態遷移は、実施例2と同様、図16に示す遷移図に従っ
たものとなる。ただし、図16の状態遷移図におけるラ
インシンクLo(LSYNC_Lo)、およびラインシ
ンクHi(LSYNC_Hi)の際の画像データ送信手
段の処理は、制御信号を付加する処理が加わるため、処
理態様が異なる。この処理を図25、図26を用いて説
明する。
【0105】図25は、ラインシンクLo(LSYNC
_Lo)の状態での画像データ送信手段の処理回路を示
す図である。実施例3では、nビットの制御信号をプリ
アンブルデータの直後に付加する。この制御信号を格納
するnビット分のレジスタ2501を有し、コンピュー
タ等の制御信号付加手段2503からnビットポート2
504を介してnビットの制御信号がレジスタ2501
にセットされる。これらの制御データは、例えば、エラ
ーメッセージや、出力(コピー)枚数データ、あるいは
課金データ等の様々データ、あるいは出力態様を制御す
るためのコマンド等である。実施例2と同様、プリアン
ブルデータ付加用のフリップフロップ2502が、Nビ
ットレジスタに先行する位置に設定される。ラインシン
クLo(LSYNC_Lo)の状態では、セレクタ25
05からは信号が出力されな。
【0106】図26は、ラインシンクHi(LSYNC
_Hi)の状態での画像データ送信手段の処理回路を示
す図である。ラインシンクHi(LSYNC_Hi)の
状態でレジスタ2501および、プリアンブルデータ付
加用のフリップフロップ2502が直列接続され、さら
に、後続して遅延されたビデオデータが出力可能に接続
される。
【0107】セレクタ2505は、これらのデータを順
次出力する。すなわち、プリアンブルデータ、制御信
号、ライン単位のビデオデータを出力する。ライン単位
のヒデオデータが出力されると、図25のラインシンク
Lo(LSYNC_Lo)の状態に戻り新たな制御信号
がnビットレジスタ2501にセットされ、セットの
後、ラインシンクHi(LSYNC_Hi)の状態とな
り、新たなラインデータが出力される。ページデータの
終了までこの2つの状態間を遷移する。
【0108】図27に実施例3における画像データ受信
手段の回路構成を示す。実施例3において、送信側から
のシリアルデータは、位相比較用プリアンブルデータ出
力回路2701および、実施例2と同様のシフトレジス
タによって構成される可変ディレイ手段2703に入力
される。位相比較用プリアンブルデータ出力回路270
1は、実施例2と同様のプリアンブルデータ(位相比較
用プリアンブルデータ)とその他の制御信号を区別し、
位相比較用プリアンブルデータのみを比較回路2705
に出力する。
【0109】制御信号は、nビットポート2702に出
力され、制御信号を示すnビットが格納され、さらに図
示しない処理手段によりnビット制御信号が読み取られ
制御信号に従った処理が実行される。
【0110】比較回路2705においては実施例2と同
様、ラインシンク・カウンタのカウント値と、位相比較
用プリアンブルデータの検出位置との比較が実行され、
比較に従ってセレクタ(図示せず)に制御信号が出力さ
れ、可変ディレイ手段2703からの複数の出力から1
つの出力が選択されたビデオデータとして出力される。
【0111】図28に位相比較用プリアンブルデータ出
力回路2701の状態遷移図を示す。位相比較用プリア
ンブルデータ出力回路2701は2つの状態を持つ。1
つは、WAIT:待機状態であり、プリアンブルデータ
の検出を待機する状態である。もう1つは、HOLD:
ホールド状態であり、位相比較用プリアンブルデータの
比較回路への出力処理と、nビットポートに出力すべき
nビッドデータの保持処理を実行する状態である。位相
比較用プリアンブルデータ出力回路2701は、この2
つの状態をプリアンブルデータの検出、ホールド処理の
終了毎に遷移する。
【0112】図29、図30に位相比較用プリアンブル
データ出力回路2701の各状態の処理構成を示す。図
29は、WAIT:待機状態を示している。位相比較用
プリアンブルデータ出力回路2701は、ラインシンク
(LSYNC)のインバースデータと、シリアルデータ
のアンド処理を実行するアンド回路2902、nビット
制御信号を格納保持するためのnビット分のレジスタ2
901を有する。制御信号は、ラインシンク(LSYN
C)のLoの時点においてのみ発生するように設定され
ているので、アンド回路2902の出力は、ラインシン
ク(LSYNC)のHiの時点のビデオデータを排除し
たプリアンブルデータのみとすることができる。アンド
回路2902からの出力は、nビット分のレジスタを順
次転送され、最初のビット、すなわち位相比較用プリア
ンブルデータのみがレジスタ2901から出力され比較
回路(図27に示す比較回路2705)に入力される。
すなわち図29に示すnビットレジスタフ2901、ア
ンド回路2902によりデータ分離手段が構成される。
レジスタ2901の最終桁を位相比較用プリアンブルデ
ータ検出用ラッチとして構成し、位相比較用プリアンブ
ルデータがレジスタ2901から出力されたタイミング
を、プリアンブル検出タイミングとし、状態(ステー
ト)をホールドに切り換える。
【0113】ホールド状態での位相比較用プリアンブル
データ出力回路2701の状態を図30に示す。ホール
ド状態では、nビットレジスタは、D,Qが接続されレ
ジスタ格納データを保持する。この格納データ、すなわ
ち制御信号がnビット出力ポート3001を介してnビ
ットポート2702に出力され、制御信号に応じた処理
が実行可能となる。
【0114】このように実施例3の画像データ伝送装置
および画像データ伝送方法によれば、位相比較用プリア
ンブルデータを用いて、各ラインのビデオデータのライ
ンシンクに対する位相調整が可能となるとともに、プリ
アンブルデータ中に各種の制御信号を含ませてシリアル
データとして転送する構成としたので、画像データ送信
手段から画像データ受信手段に対する関する各種制御情
報を画像データとともに送信することが可能となる。従
って、制御信号を新たに送信する必要が無くなり、効率
的な処理が可能となる。
【0115】以上、特定の実施例を参照しながら、本発
明について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨
を逸脱しない範囲で当業者が該実施例の修正や代用を成
し得ることは自明である。すなわち、例示という形態で
本発明を開示してきたのであり、限定的に解釈されるべ
きではない。本発明の要旨を判断するためには、冒頭に
記載した特許請求の範囲の欄を参酌すべきである。
【0116】
【発明の効果】以上、説明したように本発明の本発明の
画像データ伝送装置および画像データ伝送方法によれ
ば、画像データ送信手段において、ビデオデータ、ペー
ジシンク信号およびラインシンク信号をシリアル化し、
ページ情報データを各ページのビデオデータに先行する
ヘッダ情報として付加する処理を実行し、画像データ受
信手段では、受信するシリアルデータからページ情報デ
ータを取り出してレジスタに格納し、格納したデータに
基づいてページシンク信号およびラインシンク信号をカ
ウンタ制御の下で生成するという簡易な構成によって、
ビデオデータのシリアル伝送が可能となり、インタフェ
ース、伝送媒体の低コスト化が達成される。
【0117】さらに、本発明の画像データ伝送装置およ
び画像データ伝送方法によれば、シリアルデータの各ラ
インのビデオデータに先行する位置にプリアンブルデー
タを付加し、受信側でプリアンブルデータの検出位置を
ラインシンクカウンタのカウント値により判別して、ビ
デオデータをラインシンク信号に同期させるように調整
する処理を可能としたので、例えば、伝走路が長い場
合、あるいは光通信等の場合にジッタやクロックとのス
キューなどの要因によって信号遅れ等、データの乱れが
発生した場合にも画像データ受信手段で正確にビデオデ
ータの再生、出力が可能となる。
【0118】さらに、本発明の画像データ伝送装置およ
び画像データ伝送方法によれば、位相比較用プリアンブ
ルデータを用いて、各ラインのビデオデータのラインシ
ンクに対する位相調整を可能とするとともに、プリアン
ブルデータ中に各種の制御信号を含ませたシリアルデー
タ転送構成により、画像データ送信手段から画像データ
受信手段に対する関する制御情報を画像データとともに
送信することが可能となる。従って、制御信号を新たに
送信する必要が無くなり、効率的な処理が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の画像データ伝送装置の構成を示す図
である。
【図2】 本発明の画像データ伝送装置におけるシリア
ルデータ伝送処理について説明する図である。
【図3】 本発明の画像データ伝送装置におけるページ
情報の構成例について説明する図である。
【図4】 本発明の画像データ伝送装置における画像デ
ータ送信手段の状態遷移図である。
【図5】 本発明の画像データ伝送装置における画像デ
ータ送信手段のステートマシン制御部の処理を説明する
ブロック図である。
【図6】 本発明の画像データ伝送装置における画像デ
ータ送信手段の待機状態の回路構成を示す図である。
【図7】 本発明の画像データ伝送装置における画像デ
ータ送信手段のページコマンド送信状態の回路構成を示
す図である。
【図8】 本発明の画像データ伝送装置における画像デ
ータ送信手段のヒデオデータ送信状態の回路構成を示す
図である。
【図9】 本発明の画像データ伝送装置における画像デ
ータ受信手段の状態遷移図である。
【図10】 本発明の画像データ伝送装置における画像
データ受信手段の待機状態の回路構成を示す図である。
【図11】 本発明の画像データ伝送装置における画像
データ受信手段のヒデオデータ送信状態の回路構成を示
す図である。
【図12】 本発明の画像データ伝送装置におけるペー
ジ情報のビットの示す意味を説明する図である。
【図13】 本発明の画像データ伝送装置における画像
データ受信手段のラインシンク・ジェネレータの処理フ
ローを示す図である。
【図14】 本発明の画像データ伝送装置における画像
データ受信手段のページシンク・ジェネレータの処理フ
ローを示す図である。
【図15】 本発明の画像データ伝送装置の実施例2に
おけるシリアルデータ伝送データに含まれるプリアンブ
ルデータについて説明する図である。
【図16】 本発明の画像データ伝送装置の実施例2に
おける画像データ送信手段の状態遷移図である。
【図17】 本発明の画像データ伝送装置の実施例2に
おけるラインシンクのロー(Lo)状態の回路構成を示
す図である。
【図18】 本発明の画像データ伝送装置の実施例2に
おけるラインシンクのハイ(Hi)状態の回路構成を示
す図である。
【図19】 本発明の画像データ伝送装置の実施例2に
おける画像データ受信手段の状態遷移図である。
【図20】 本発明の画像データ伝送装置の実施例2に
おける画像データ受信手段のビデオデータ受信状態の回
路構成を示す図である。
【図21】 本発明の画像データ伝送装置の実施例2に
おけるプリアンブルデータとラインシンク・カウンタの
カウント値の関係を説明する図である。
【図22】 本発明の画像データ伝送装置の実施例2に
おける画像データ受信手段の可変ディレイ手段によるビ
デオデータ出力処理回路構成を示す図である。
【図23】 本発明の画像データ伝送装置の実施例2に
おける画像データ受信手段の可変ディレイ手段によるビ
デオデータ出力処理フローを示す図である。
【図24】 本発明の画像データ伝送装置の実施例3に
おけるシリアルデータ伝送データに含まれる制御信号に
ついて説明する図である。
【図25】 本発明の画像データ伝送装置の実施例3に
おけるラインシンクのロー(Lo)状態の回路構成を示
す図である。
【図26】 本発明の画像データ伝送装置の実施例3に
おけるラインシンクのハイ(Hi)状態の回路構成を示
す図である。
【図27】 本発明の画像データ伝送装置の実施例3に
おける画像データ受信手段の制御信号取得、可変ディレ
イ手段によるビデオデータ出力処理回路構成を示す図で
ある。
【図28】 本発明の画像データ伝送装置の実施例3に
おける画像データ受信手段の位相比較用プリアンブルデ
ータ出力回路の状態遷移図である。
【図29】 本発明の画像データ伝送装置の実施例3に
おける画像データ受信手段の位相比較用プリアンブルデ
ータ出力回路の待機状態の回路図である。
【図30】 本発明の画像データ伝送装置の実施例3に
おける画像データ受信手段の位相比較用プリアンブルデ
ータ出力回路のホールド(HOLD)状態の回路図であ
る。
【図31】 従来の画像データ伝送装置の伝送データ構
成を示す図である。
【符号の説明】
100 データ送信手段 101 ページ情報取
得手段 102 データ変換手段 150 データ受信手
段 151 ページ情報変換手段 152 ページ情報再
生手段 201 ページ情報パケット 202 ビデオデータ 501 遅延(ディレイ)手段 502 セレクタ 503 コマンドレジスタ 504 ステートマシ
ン制御部 1001 コマンドレジスタ 1002 アンド回路 1003ラインシンクカウンタ 1004 ラインシンク・ジェネレータ 1005 ページシンク・カウンタ 1006 ページシンク・ジェネレータ 1007,1008,1009 固定ディレイ手段 1502 プリアンブルデータ 1701 プリアンブル用フリップフロップ 1702 セレクタ 2001 可変ディレ
イ手段 2101 プリアンブルデータ 2201 比較回路 2202 可変ディレ
イ・レジスタ手段 2203 セレクタ 2401 位相比較用
プリアンブルデータ 2402 制御信号 2403 ビデオデー
タ 2501 nビットレジスタ 2502 フリップフ
ロップ 2503 制御信号付加手段 2504 nビットポ
ート 2505 セレクタ 2701 位相比較用プリアンブルデータ出力回路 2702 nビットポート 2703 可変ディレイ
・レジスタ手段 2704 セレクタ 2705 比較回路 2901 nビットレジスタ 2902 アンド回路 3001 nビット出力ポート

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データ伝送装置において、 送信対象のビデオデータに対応するライン同期信号生成
    用情報とページ同期信号生成用情報とを含むページ情報
    を前記ビデオデータとともに、シリアルデータとして送
    信する画像データ送信手段と、 前記画像データ送信手段から受信するシリアルデータに
    含まれる前記ページ情報に基づいてライン同期信号、お
    よびページ同期信号を生成して、これら同期信号に基づ
    く受信ビデオデータの再生を実行する画像データ受信手
    段と、 を有することを特徴とする画像データ伝送装置。
  2. 【請求項2】前記ページ情報に含まれるライン同期信号
    生成用情報は、ライン同期信号のハイおよびローの期間
    を示す情報であり、ページ同期信号生成用情報は、ペー
    ジ当たりのライン数を示す情報であることを特徴とする
    請求項1に記載の画像データ伝送装置。
  3. 【請求項3】前記画像データ送信手段は、 ビデオデータに対する遅延処理を実行する遅延手段と、 前記ページ情報を格納するコマンドレジスタと、 前記ページ情報および、前記遅延手段によって遅延され
    たビデオデータを選択出力するセレクタと、 を有することを特徴とする請求項1に記載の画像データ
    伝送装置。
  4. 【請求項4】前記画像データ受信手段は、 前記ページ情報を格納するコマンドレジスタと、 クロック数をカウントするラインシンク・カウンタと、 前記コマンドレジスタに格納されたページ情報中のライ
    ン同期信号生成用情報および前記ラインシンク・カウン
    タのカウント値に基づいてライン同期信号を生成するラ
    インシンク・ジェネレータと、 ライン数をカウントするページシンク・カウンタと、 前記コマンドレジスタに格納されたページ情報中のペー
    ジ同期信号生成用情報および前記ページシンク・カウン
    タのカウント値に基づいてページ同期信号を生成するペ
    ージシンク・ジェネレータと、 を有することを特徴とする請求項1に記載の画像データ
    伝送装置。
  5. 【請求項5】前記画像データ送信手段は、 前記シリアルデータ中に含まれるライン単位のビデオデ
    ータに先行する位置に前記ライン単位のビデオデータ位
    置を示すプリアンブルデータを付加する手段を有し、 前記画像データ受信手段は、 前記プリアンブルデータの検出位置と、クロック数をカ
    ウントするラインシンク・カウンタのカウント値とを比
    較して前記ライン単位のビデオデータ位置を判別する比
    較手段を有し、該比較結果に基づいて前記ライン単位の
    ビデオデータの出力タイミングを調整する調整手段とを
    有することを特徴とする請求項1に記載の画像データ伝
    送装置。
  6. 【請求項6】前記調整手段は、 異なるタイミングの複数の出力を行なうシフトレジスタ
    と、 該シフトレジスタの複数の出力中から1出力を選択する
    セレクタと、 を有することを特徴とする請求項5に記載の画像データ
    伝送装置。
  7. 【請求項7】前記画像データ送信手段は、 前記シリアルデータ中に含まれるライン単位のビデオデ
    ータに先行する位置に制御情報を付加する手段を有し、 前記画像データ受信手段は、 前記制御情報をビデオデータから分離するデータ分離手
    段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像デー
    タ伝送装置。
  8. 【請求項8】前記データ分離手段は、 前記シリアルデータと、ライン同期信号のインバース信
    号とのアンド処理手段と、 前記アンド処理手段の出力を格納するレジスタと、 を含むことを特徴とする請求項7に記載の画像データ伝
    送装置。
  9. 【請求項9】画像データ伝送方法において、 送信対象のビデオデータに対応するライン同期信号生成
    用情報とページ同期信号生成用情報とを含むページ情報
    を前記ビデオデータとともに、シリアルデータとして送
    信する画像データ送信ステップと、 前記画像データ送信手段から受信するシリアルデータに
    含まれる前記ページ情報に基づいてライン同期信号、お
    よびページ同期信号を生成して、これら同期信号に基づ
    く受信ビデオデータの再生を実行する画像データ受信ス
    テップと、 を有することを特徴とする画像データ伝送方法。
  10. 【請求項10】前記ページ情報に含まれるライン同期信
    号生成用情報は、ライン同期信号のハイおよびローの期
    間を示す情報であり、ページ同期信号生成用情報は、ペ
    ージ当たりのライン数を示す情報であることを特徴とす
    る請求項9に記載の画像データ伝送方法。
  11. 【請求項11】前記画像データ送信ステップは、 ビデオデータに対する遅延処理を実行する遅延処理ステ
    ップと、 前記ページ情報を格納するページ情報格納ステップと、 前記ページ情報および、前記遅延手段によって遅延され
    たビデオデータを選択出力する選択出力ステップと、 を含むことを特徴とする請求項9に記載の画像データ伝
    送方法。
  12. 【請求項12】前記画像データ受信ステップは、 前記ページ情報をコマンドレジスタに格納するページ情
    報格納ステップと、 クロック数をラインシンク・カウンタによって、カウン
    トするラインシンク・カウント・ステップと、 前記コマンドレジスタに格納されたページ情報中のライ
    ン同期信号生成用情報および前記ラインシンク・カウン
    タのカウント値に基づいてライン同期信号を生成するラ
    イン同期信号生成ステップと、 ライン数をページシンク・カウンタによってカウントす
    るページシンク・カウント・ステップと、 前記コマンドレジスタに格納されたページ情報中のペー
    ジ同期信号生成用情報および前記ページシンク・カウン
    タのカウント値に基づいてページ同期信号を生成するペ
    ージ同期信号生成ステップと、 を有することを特徴とする請求項9に記載の画像データ
    伝送方法。
  13. 【請求項13】前記画像データ送信ステップは、さら
    に、 前記シリアルデータ中に含まれるライン単位のビデオデ
    ータに先行する位置に前記ライン単位のビデオデータ位
    置を示すプリアンブルデータを付加するプリアンブル・
    データ付加ステップを有し、 前記画像データ受信ステップは、 前記プリアンブルデータの検出位置と、クロック数をカ
    ウントするラインシンク・カウンタのカウント値とを比
    較して前記ライン単位のビデオデータ位置を判別する比
    較ステップと、 前記比較ステップの比較結果に基づいて前記ライン単位
    のビデオデータの出力タイミングを調整する出力調整ス
    テップと、 を有することを特徴とする請求項9に記載の画像データ
    伝送方法。
  14. 【請求項14】前記画像データ送信ステップは、 前記シリアルデータ中に含まれるライン単位のビデオデ
    ータに先行する位置に制御情報を付加する制御情報付加
    ステップを有し、 前記画像データ受信ステップは、 前記制御情報をビデオデータから分離するデータ分離ス
    テップを有することを特徴とする請求項9に記載の画像
    データ伝送方法。
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