JP2010074615A - データ伝送回路、画像形成装置 - Google Patents

データ伝送回路、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】データ同士のスキューを可及的に低減できるデータ伝送回路を提供する。
【解決手段】例えば複合機1の主電源がオンされると、或いは、画像形成動作を実施しない期間の或るタイミングで、当該複合機1のモードを、各差動ドライバ部205〜207のドライブ能力の設定処理を実施するキャリブレーションモードに設定するモード設定部46と、前記差動ドライバ205〜207のドライブ能力の段階を順番に切り替えていくドライブ能力設定部48と、前記ドライブ能力の各段階において、予め定められた補正用信号がパラシリ変換部201〜203から出力されるように送信制御回路200に指示を与え、前記補正用信号を前記シリパラ変換部307〜309で受信したタイミングを、受信制御回路300を用いて検出する検出部47とを備えた。
【選択図】図2

Description

本発明は、データを伝送するデータ伝送回路及びこれを用いた画像形成装置に関する。
大容量のデータを取り扱う装置、例えば複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、及びこれらの複合機等の画像形成装置では、例えば原稿画像を取得するスキャナと画像処理回路との間や、画像処理回路と画像形成回路との間等、装置内部で大量のデータを高速に伝送する必要がある。このような機器内部のデータ伝送には、従来からパラレルバスが一般的に用いられている。パラレルバスにおいてデータ伝送速度を向上させる方法として、バス幅を増大する方法と、データ伝送のクロック周波数を増大させる方法とがある。
しかし、画像形成装置で取り扱われる画像データは、例えばR、G、Bの3色に対応したデータで表され、各色8ビットから10ビットで表されている。このような画像データをパラレルバスで伝送しようとすると、24ビット〜30ビットのバス幅が必要となる。さらに、このような信号を高速伝送するためには差動信号を用いることが望ましいが、差動信号を用いると、信号線が2倍必要となって、パラレルバスの信号線は48本〜60本となる。そうすると、信号ケーブルやコネクタのコストの増大を招くこととなる。また、信号本数の増大やクロック周波数の増大は、電磁波の不要輻射を増大させ、EMC(Electro Magnetic Compatibility)の観点からも問題となる。
そこで、近年、このような装置内部におけるデータ伝送の用途に、信号線を少なくすることができるシリアルバスの活用が図られている。
なお、画像形成装置におけるデータの伝送技術に関連する文献として、下記特許文献1,2がある。下記特許文献1には、書込み密度に応じて周波数が変化するクロックを画像データの書込みクロックとして用い、この書込みクロックに同期して画像メモリより送られてくる画像データにより書込みを行なうようにした、画像形成装置の光書込み装置において、互いに位相の逆転した2つの書込みクロックにより画像データをラッチするラッチ回路を設け、一方の書込みクロックによりラッチされた画像データを書込みデータとして選択する選択手段を設ける技術が開示されている。
また、下記特許文献2には、外部からビデオデータを受信し、当該ビデオデータを画像形成手段に送信する画像処理装置において、第1のクロックを発生する第1のクロック発生手段と、前記第1のクロックと同じ周期の第2クロックを発生する第2のクロック発生手段と、前記第1のクロックに同期してN周期分のN個の前記ビデオデータをラッチするN個のラッチ手段と、前記第2のクロックに同期して、前記N個のラッチ手段を順次に選択する選択手段とを具え、前記選択手段により順次に選択されたラッチ手段にラッチされているビデオデータを前記画像形成手段に送信する記載がなされている。
特開平5−110822号公報 特開2002−44319号公報
ところで、前記データの伝送を行う送信側回路と受信側回路との間の伝送路の寄生容量の、各色のデータを伝送する伝送路間におけるばらつきや、装置内配線の伝送距離や、データ伝送用配線のバッファ特性のばらつきなどにより、データ同士にスキューが発生する。また、例えばケーブルの脱落などが発生している場合もある。このような状況が発生していると、適切な画像データが画像形成部に伝送されなくなり、原稿に忠実な色の画像を記録紙に形成することができなくなる。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、データ同士のスキューを可及的に低減することのできるデータ伝送回路及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、予め定められた周期で出力されるクロック信号と同期して、第1及び第2シリアル信号をそれぞれ出力する第1及び第2シリアル信号出力部と、ドライブ能力が可変に構成され、前記第1シリアル信号出力部から出力される第1シリアル信号を差動信号に変換して出力する第1出力バッファ部と、ドライブ能力が可変に構成され、前記第2シリアル信号出力部から出力される第2シリアル信号を差動信号に変換して出力する第2出力バッファ部と、前記第1出力バッファ部から出力される第1差動信号を第1パラレル信号に変換して出力する第1パラレル信号出力部と、前記第2出力バッファ部から出力される第2差動信号を第2パラレル信号に変換して出力する第2パラレル信号出力部と、前記第1シリアル信号出力部、前記第1出力バッファ部及び前記第1パラレル信号出力部により構成される第1伝送路に予め定められた信号を伝送させ、該予め定められた信号が前記第1パラレル信号出力部により受信されるタイミングを検出する第1検出部と、前記第2シリアル信号出力部、前記第2出力バッファ部及び前記第2パラレル信号出力部により構成される第2伝送路に予め定められた信号を伝送させ、該予め定められた信号が前記第2パラレル信号出力部により受信されるタイミングを検出する第2検出部と、前記第1及び第2検出部によりそれぞれ検出されるタイミングと、予め定められた目標タイミングとの時間差が零又は最小となる前記第1及び第2出力バッファ部のドライブ能力を検出し、前記第1及び第2出力バッファ部のドライブ能力を、その検出したドライブ能力に設定するドライブ能力設定部とを備えるデータ伝送回路である。
前記第1及び第2出力バッファ部のドライブ能力を変更すると、前記第1及び第2バッファ部による差動信号の出力タイミングが変化する。
本発明では、これを利用し、前記第1及び第2伝送路にそれぞれ予め定められた信号を伝送させたときに、この予め定められた信号が前記第1及び第2パラレル信号出力部によりそれぞれ受信されるタイミングを検出し、前記第1及び第2出力バッファ部のドライブ能力を、その検出したタイミングと予め定められた目標タイミングとの時間差が零又は最小となるドライブ能力に設定するようにしたので、前記第1及び第2シリアル信号を前記第1及び第2伝送路に伝送させた場合の、前記第1及び第2パラレル信号出力部による前記差動信号の受信タイミングを略一致させることができる。これにより、各伝送路で伝送されるデータ同士にスキューが発生するのを未然に防止又は抑制することができる。
前記第1及び第2出力バッファの構成としては、例えば請求項2に記載の発明のように、ドライブ能力が互いに異なる複数のバッファ回路が並列接続されてなり、動作させるバッファ回路が選択可能に構成されたものや、請求項3に記載の発明のように、同一のドライブ能力を有する複数のバッファ回路が並列接続されてなり、動作させるバッファ回路が選択可能に構成されたものが想定される。
そして、前者の場合には、前記複数のバッファ回路の中から、前記第1及び第2検出部によりそれぞれ検出されるタイミングと前記目標タイミングとの時間差が零又は最小となるドライブ能力を有するバッファ回路を、動作させるバッファ回路として択一的に選択し、後者の場合には、前記複数のバッファ回路の中から、前記受信タイミングと前記目標タイミングとの時間差が零又は最小となるドライブ能力に相当する数のバッファ回路を、動作させるバッファ回路として選択することで、前記第1及び第2出力バッファ部のドライブ能力を変更することができる。
請求項4に記載の発明は、画像データを取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された画像データに基づき記録紙に画像を形成する画像形成部とを備え、前記画像取得部から前記画像形成部へ前記画像データを送信するデータ伝送経路の少なくとも一部に、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデータ伝送回路が用いられている画像形成装置である。
この発明によれば、画像データを取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された画像データに基づき記録紙に画像を形成する画像形成部とを備えた画像形成装置において、画像取得部から画像形成部へ画像データを送信するデータ伝送経路の少なくとも一部に用いられるデータ伝送回路について、データ同士にスキューが発生するのを未然に防止又は抑制することができる。
本発明によれば、データ同士にスキューが発生するのを未然に防止又は抑制することができるため、原稿に忠実な色の画像を記録紙に形成することができなくなるのを未然に防止することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。図1は、本発明に係るデータ伝送回路を備えた画像形成装置の一例としてのデジタル複合機の構成例を示すブロック図である。複合機とは、複写機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能及びスキャナ機能等、画像形成に関する二以上の機能を兼ね備えた装置である。
複合機1は、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ファクシミリ通信部61、ネットワークI/F部71、パラレルI/F部72、シリアルI/F部73及びHDD(ハードディスクドライブ)74及びデータ伝送回路2,3を備えて構成されている。
そして、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、データメモリ36、制御部41、操作パネル部51及びファクシミリ通信部61によって、ファクシミリ機能が実現される。また、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41、操作パネル部51、ネットワークI/F部71及びパラレルI/F部72によって、プリンタ機能が実現される。また、スキャナ部11、画像処理部21、プリンタ部31、制御部41及び操作パネル部51によって、複写機能が実現される。
操作パネル部51は、使用者が複写機能、プリンタ機能、及びファクシミリ機能等に関する操作を行うために使用され、使用者による操作指示、例えば原稿画像の複写を指示する複写指示等を制御部41に与えるものである。操作パネル部51は、タッチパネル等を有する表示部52と、スタートキーやテンキー等を有する操作キー部53とを含む。
表示部52は、例えばタッチパネルとLCD(Liquid Crystal Display)とを組み合わせたカラー表示可能なタッチパネルユニット等を有し、種々の操作画面を表示し、ユーザの入力操作を可能とする。表示部52は、例えばファクシミリ機能実行の際に、ユーザ選択、送信先選択、送信設定等に関する情報を表示するとともに、使用者が当該部分をタッチすることで種々の操作指示を入力するための操作ボタン等を表示する。操作キー部53は、使用者によるコピー実行開始指令、あるいはファクシミリ送信開始指令といった種々の指示入力を行うために用いられる。
スキャナ部11は、原稿の画像を光学的に取得して画像データを生成するものである。スキャナ部11は、露光ランプ12及びCCD(電荷結合素子)13を含んでいる。スキャナ部11は、露光ランプ12によって原稿を照射し、その反射光をCCD13で受光することで、原稿画像を読み取る。そして、スキャナ部11は、読み取った画像に対応する画像データを、例えば赤色の成分を示す8ビットの赤データRD[7:0]、緑色の成分を示す8ビットの緑データGD[7:0]、及び青色の成分を示す8ビットの青データBD[7:0]として生成する。
そして、スキャナ部11は、例えば赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、及び青データBD[7:0]と、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、及び青データBD[7:0]が変化するタイミングと同期した基本クロック信号TxCLKと、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、及び青データBD[7:0]における有効な垂直、水平同期タイミングを示す制御信号S1とを、データ伝送回路2によって画像処理部21へ伝送させる。
画像処理部21は、画像データに対する各種画像処理を行うものである。例えば、画像処理部21は、スキャナ部11で読み取られるなどして得られた画像データに対して、レベル補正、γ補正等の所定の補正処理、画像データの圧縮または伸張処理、拡大または縮小処理等の種々の画像処理(加工処理)を行う。画像処理部21は、画像メモリ22を含み、処理された画像データ等をこの画像メモリ22に記憶したり、プリンタ部31、ファクシミリ通信部61又はネットワークI/F部71等へ出力したりする。また、画像処理部21は、例えば画像メモリ22に記憶された画像データを、データ伝送回路3によってプリンタ部31へ伝送させ、プリンタ部31により画像形成を行わせる。
プリンタ部31は、画像処理部21からデータ伝送回路3によって伝送された画像データ、ネットワークI/F部71を介して外部のパーソナルコンピュータ等から受信した画像データ及びファクシミリ通信部61によって外部のファクシミリ装置から受信したファックスデータ等の画像データに基づく画像を所定の記録紙に印刷するものである。プリンタ部31は、給紙カセット及び給紙ローラ等を有する用紙搬送部32、中間転写体ローラ、感光体ドラム、露光装置及び現像装置等を有する画像形成部33、転写ローラ等を有する転写部34並びに定着ローラ等を有する定着部35を含む。具体的には、用紙搬送部32は記録紙を画像形成部33へ搬送し、画像形成部33は上記画像データに対応するトナー像を形成し、転写部34はトナー像を記録紙に転写し、定着部35はトナー像を記録紙に定着させて画像を形成する。
ファクシミリ通信部61は、符号化/復号化部(図示せず)、変復調部(図示せず)及びNCU(Network Control Unit)(図示せず)を含み、スキャナ部11によって読み取られた原稿の画像データを電話回線等の通信回線611を介して他のファクシミリ装置へ送信したり、他のファクシミリ装置から送信されてきた画像データを受信したりするものである。前記符号化/復号化部は、送信する画像データを圧縮・符号化し、受信した画像データを伸張・復号化するものであり、変復調部は、圧縮・符号化された画像データを音声信号に変調したり、受信した信号(音声信号)を画像データに復調したりするものである。また、NCUは、送信先となるファクシミリ装置との電話回線による接続を制御するものである。
ネットワークI/F部71は、ネットワークインターフェース(例えば10/100base-TX)等を用い、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信回線711を介して接続されたユーザ側サーバとの間での種々のデータの送受信を制御するものである。また、通信回線711にパーソナルコンピュータ等の図示しない1または複数の通信端末装置が接続されている場合に、ネットワークI/F部71はこれらの通信端末装置との間での種々のデータの送受信を制御する。例えば、ネットワークI/F部71は、スキャナ部11によって読み取られた原稿画像データを通信端末装置へ電子メールとして送信したり、プリンタ部31で印刷するために通信端末装置から送られた画像データを受信したりする。
パラレルI/F部72は、高速双方向パラレルインターフェイス(例えばIEEE1284準拠)等を用いて、複数の信号線を用いて複数ビット単位でデータを送信するパラレル伝送によって、外部機器等から印刷データ等を受信等するものである。シリアルI/F部73は、シリアルインターフェイス(例えばRS−232C)等を用い、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送によって、外部機器等から種々のデータ等を受信等するものである。
HDD74は、スキャナ部11によって読み取られた画像データやネットワークを介して送信されてきた画像データ、あるいは当該画像データに設定されている出力形式等を記憶するものである。HDD74に記憶されている画像データは、該複合機1で使用されるだけでなく、ネットワークI/F部71を介して通信端末装置によって確認されたり、通信端末装置の所定のフォルダへ転送されることによって、該通信端末装置での使用に供されたりする。
制御部41は、図略のCPU(Central Processing Unit:中央演算処理部)、そのCPUの動作を規定するプログラムを格納するRAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)、ならびに一時的にデータを保管するRAMや、これらの周辺装置等を有している。これによって、制御部41は、操作パネル部51等で受け付けられた指示情報や、複合機1の各所に設けられているセンサからの検出信号に応じて、該複合機1全体の制御を行う。より具体的には、制御部41は、スキャナコントローラ42、ファクシミリコントローラ43、プリンタコントローラ44、コピーコントローラ45として機能する。
制御部41としてのコンピュータが読み取ることによって上述の各機能を実現するためのプログラムは、HDD74等の不揮発性且つ大容量の外部記憶装置に格納しておき、前記RAM等の主記憶装置に適宜転送することで、CPUによる実行に供することも可能である。前記プログラムは、ROM或いはCD―ROM等の記録媒体を通じて供給することも、ネットワークI/F部71に接続されるネットワーク等の伝送媒体を通じて供給することも可能である。伝送媒体は、有線の伝送媒体に限らず無線の伝送媒体であってもよい。また、伝送媒体には、通信線路のみでなく、通信線路を中継する中継装置、例えばルータ等の通信リンクをも含む。
プログラムがROMを通じて供給される場合には、当該プログラムが記録されたROMを制御部41に搭載することによって、CPUによる実行に供することができる。プログラムがCD−ROMを通じて供給される場合には、CD−ROM読み取り装置を、例えばパラレルI/F部72へ接続し、当該プログラムをRAM或いはHDD74へ転送することによって、CPUによる実行に供することができる。また、プログラムが伝送媒体を通じて供給される場合には、ネットワークI/F部71を通じて受信したプログラムをRAM或いはHDD74へ転送することによって、CPUによる実行に供することができる。
スキャナコントローラ42は、スキャナ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。ここで、PC送信機能を実現する場合には、スキャナコントローラ42は、ネットワークI/F部71によって、スキャナ部11により読み取られた原稿の画像データを、データメモリ36に記憶されているIPアドレスで指定される通信端末装置へ通信回線711を介して直接送信させる。
ファクシミリコントローラ43は、ファクシミリ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。ファクシミリコントローラ43は、ファクシミリの送信を行う際には、ファクシミリ通信部61によって、スキャナ部11により読み取られた原稿の画像データを、データメモリ36に記憶されている電話番号を指定してファクシミリ装置等へ通信回線611を介して直接送信させる。
プリンタコントローラ44は、プリンタ機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。コピーコントローラ45は、複写機能を実現するために用いられる各部の動作を制御するものである。
データ伝送回路2は、スキャナ部11から出力された画像データを画像処理部21へ高速伝送する。データ伝送回路3は、画像処理部21から出力された画像データを画像形成部33へ高速伝送する。図2は、データ伝送回路2,3の構成の一例を示すブロック図である。なお、データ伝送回路2とデータ伝送回路3とは同様に構成されているため、両方とも図2で示している。
以下、データ伝送回路2の構成について説明する。図2に示すデータ伝送回路2は、送信側回路20と、受信側回路30とを備えている。データ伝送回路2における送信側回路20は、スキャナ部11の近傍に配設され、スキャナ部11から出力された画像データを示す信号、すなわち赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]、基本クロック信号TxCLK及び制御信号S1を、画像処理部21の近傍に配設された受信側回路30へ送信する。
送信側回路20は、パラシリ変換部201,202,203(パラレルシリアル変換部)、PLL(Phase Locked Loop)回路204、差動ドライバ部205,206,207及び差動ドライバ208,209を備えている。
受信側回路30は、差動レシーバ301,302,303,304,305、終端抵抗R1,R2,R3,R4,R5、PLL回路306及びシリパラ変換部307,308,309を備えている。
差動ドライバ部205と差動レシーバ301とは一対のケーブル231により接続され、差動ドライバ部206と差動レシーバ302とは一対のケーブル232により接続され、差動ドライバ部207と差動レシーバ303とは一対のケーブル233により接続され、差動ドライバ208と差動レシーバ304とは一対のケーブル234により接続され、差動ドライバ209と差動レシーバ305とは一対のケーブル235により接続されている。ケーブル231,232,233,234,235としては、例えばツイストペアケーブルが用いられる。
PLL回路204は、基本クロック信号TxCLKを逓倍して同期クロック信号CLK1を生成し、パラシリ変換部201,202,203へ出力する。パラシリ変換部201,202,203は、8ビットのパラレル信号をシリアル信号に変換するので、パラレル信号に同期した基本クロック信号TxCLKからシリアル信号の周期を示す同期クロック信号CLK1を生成するべく逓倍倍率が8倍にされている。
例えば、スキャナ部11が50MHzのクロック周波数で動作しており、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、及び青データBD[7:0]が50MHzの基本クロック信号TxCLKと同期して変化する場合、PLL回路204によって基本クロック信号TxCLKが8逓倍され、同期クロック信号CLK1は400MHzにされる。
パラシリ変換部201,202,203は、例えばシフトレジスタを用いて構成されている。そして、パラシリ変換部201は、8ビットのパラレル信号である赤データRD[7:0]を、例えば同期クロック信号CLK1と同期して1ビットずつシフトさせることで、シリアル信号TxOUT2として差動ドライバ部205へ出力する。
パラシリ変換部202は、8ビットのパラレル信号である緑データGD[7:0]を、例えば同期クロック信号CLK1と同期して1ビットずつシフトさせることで、シリアル信号TxOUT1を生成し、シリアル信号TxOUT1を差動ドライバ部206へ出力する。
パラシリ変換部203は、8ビットのパラレル信号である青データBD[7:0]を、例えば同期クロック信号CLK1と同期して1ビットずつシフトさせることで、シリアル信号TxOUT0として差動ドライバ部207へ出力する。
差動ドライバ部205〜207は、前記第1及び第2出力バッファ部の一例であり、差動ドライバ部205は、パラシリ変換部201から出力されたシリアル信号TxOUT2を差動信号に変換し、該差動信号をケーブル231を介して差動レシーバ301へ送信する。差動ドライバ部206は、パラシリ変換部202から出力されたシリアル信号TxOUT1を差動信号に変換し、該差動信号をケーブル232を介して差動レシーバ302へ送信する。差動ドライバ部207は、パラシリ変換部203から出力されたシリアル信号TxOUT0を差動信号に変換し、該差動信号をケーブル233を介して差動レシーバ303へ送信する。
差動ドライバ部205〜207は、それぞれドライブ能力(駆動能力)が可変となっている。本実施形態では、差動ドライバ部205〜207は、それぞれ、図4に示すように、互いに異なるドライブ能力を有する複数の差動ドライバ回路D,D,・・・Dn−1,Dが並列接続されてなり、これらの差動ドライバ回路D,D,・・・Dn−1,Dのうち、動作させる差動ドライバ回路を、差動ドライバ回路D,D,・・・Dn−1,Dの出力側にそれぞれ設けられたスイッチSW,SW,・・・SWn−1,SWのオンオフにより択一的に選択することで、差動ドライバ部205〜207のドライブ能力をそれぞれ変えられるようになっている。動作させる差動ドライバ回路の選択(スイッチSW,SW,・・・SWn−1,SWのオンオフ)は制御部41により行われる。なお、本実施形態の差動ドライバ部205〜207は、10段階のドライブ能力が設定されているものとするが、ドライブ能力の段階数は10に限定されるものではない。図4は、差動ドライバ部205〜207の出力部分のみを抽出して示している。
図2に戻り、差動ドライバ208は、スキャナ部11から出力された制御信号S1を差動信号に変換し、該差動信号をケーブル234を介して差動レシーバ304へ送信する。差動ドライバ209は、スキャナ部11から出力された基本クロック信号TxCLKを差動信号に変換し、該差動信号をケーブル235を介して差動レシーバ305へ送信する。
差動レシーバ301,302,303,304,305の信号入力端子間には、終端抵抗R1,R2,R3,R4,R5がそれぞれ設けられており、伝送路のインピーダンスが整合されている。そして、差動レシーバ301は、シリアル信号TxOUT2を受信してシリアル信号RxIN2としてシリパラ変換部307へ出力する。差動レシーバ302は、シリアル信号TxOUT1を受信してシリアル信号RxIN1としてシリパラ変換部308へ出力する。差動レシーバ303は、シリアル信号TxOUT0を受信してシリアル信号RxIN0としてシリパラ変換部309へ出力する。差動レシーバ304は、制御信号S1を受信して画像処理部21へ出力する。差動レシーバ305は、基本クロック信号TxCLKを受信して、クロック信号RxCLKとしてPLL回路306及び画像処理部21へ出力する。
PLL回路306は、クロック信号RxCLKを逓倍し、さらに反転して同期クロック信号CLKBを生成し、同期クロック信号CLKBをシリパラ変換部307,308,309へ出力する。PLL回路306の逓倍倍率は、PLL回路204の逓倍倍率と同一にされており、例えば8倍にされている。
シリパラ変換部307,308,309は、例えばシフトレジスタを用いて構成されている。そして、シリパラ変換部307は、シリアル信号RxIN2を、例えば同期クロック信号CLKBと同期して1ビットずつシフトさせつつ取得することで、8ビットのパラレル信号である赤データRD[7:0]に変換し、画像処理部21へ出力する。
シリパラ変換部308は、シリアル信号RxIN1を、例えば同期クロック信号CLKBと同期して1ビットずつシフトさせつつ取得することで、8ビットのパラレル信号である緑データGD[7:0]に変換し、画像処理部21へ出力する。
シリパラ変換部309は、シリアル信号RxIN0を、例えば同期クロック信号CLKBと同期して1ビットずつシフトさせつつ取得することで、8ビットのパラレル信号である青データBD[7:0]に変換し、画像処理部21へ出力する。
データ伝送回路3は、画像処理部21から出力された画像データを画像形成部33へ送信する点を除き、データ伝送回路2と同様に構成されているのでその説明を省略する。
次に、上述のように構成された複合機1及びデータ伝送回路2の動作について説明する。
図3は、データ伝送回路2における画像データの伝送処理を説明するための信号波形図である。例えば、操作パネル部51によって、ユーザからの複写を指示する操作指示が受け付けられると、コピーコントローラ45からの制御信号に応じてスキャナ部11によって、原稿から画像が読み取られ、スキャナ部11から画像を示す信号、すなわち赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]、基本クロック信号TxCLK及び制御信号S1がデータ伝送回路2へ送信される。
図3においては、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]の各ビット単位でのデータの流れを示すために、赤データRD[7:0]の各ビットを23〜16、緑データGD[7:0]の各ビットを15〜08、青データBD[7:0]の各ビットを07〜00の番号で示している。
制御信号S1は、差動ドライバ208によって、ケーブル234及び差動レシーバ304を介して画像処理部21へ送信される。
基本クロック信号TxCLKは、PLL回路204に供給されると共に、差動ドライバ209によって、ケーブル235及び差動レシーバ305を介し、クロック信号RxCLKとしてPLL回路306及び画像処理部21へ出力される。
そして、PLL回路204によって基本クロック信号TxCLKから同期クロック信号CLK1が生成されてパラシリ変換部201,202,203へ出力される。次いで、パラシリ変換部201,202,203によって、赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]が同期クロック信号CLK1と同期してシリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0に変換される。
さらに、シリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0は、差動ドライバ部205,206,207によって、ケーブル231,232,233、差動レシーバ301,302,303を介してそれぞれシリアル信号RxIN2,RxIN1,RxIN0としてシリパラ変換部307,308,309へ送信される。
次に、シリパラ変換部307,308,309によって、同期クロック信号CLKBの立ち上りタイミングと同期して、シリアル信号RxIN2,RxIN1,RxIN0がそれぞれ1ビットずつ取得されてパラレル信号に変換され、赤データRD[7:0],緑データGD[7:0],青データBD[7:0]が得られ、各データが画像処理部21へ出力される。
次に、画像処理部21によって、データ伝送回路2から出力された赤データRD[7:0]、緑データGD[7:0]、青データBD[7:0]、制御信号S1、及びクロック信号RxCLKに各種画像処理が施された後、データ伝送回路3によって、これら画像処理の施された画像データが画像形成部33へ送信される。データ伝送回路3の動作はデータ伝送回路2と同様であるのでその説明を省略する。
そして、画像形成部33によって、データ伝送回路3から出力された画像データに基づいて、記録紙に画像が形成される。
以上のような構成を有する複合機1において、本実施形態では、データ同士のスキューを解消又は低減するための処理を実施するキャリブレーションモードを有している。以下、このキャリブレーションモードに関する説明を行う。
本実施形態では、前記キャリブレーションモードを実現するための構成として、前述したように、差動ドライバ部205〜207のドライブ能力が可変の構成を有している。すなわち、前述したように、差動ドライバ部205〜207は、それぞれ、差動ドライバ回路D,D,・・・Dn−1,Dを備えている。前記差動ドライバ回路D,D,・・・Dn−1,Dは、出力インピーダンスや寄生容量を有しており、或る信号が入力された場合に、その出力インピーダンスや寄生容量の存在に因り、入力タイミングから遅延して差動信号(パルス)を出力する。
ここで、その遅延の程度(遅延時間)は、前記出力インピーダンスや寄生容量の大小に応じて異なり、前記出力インピーダンスや寄生容量が小さいほど前記遅延の程度(遅延時間)が小さく、前記差動信号をより速やかに出力することができる。このように、前記差動信号を速やかに出力できる能力をドライブ能力といい、前記差動ドライバ回路D,D,・・・Dn−1,Dは、このドライブ能力が互いに異なる。したがって、動作させる差動ドライバ回路、ひいてはドライブ能力を変えることで、差動ドライバ部205〜207による差動信号の出力タイミングを変化させることができる。
本実施形態は、これを用いて、差動ドライバ部205〜207による前記差動信号の出力タイミングを調整することで、シリパラ変換部307〜309による前記差動信号の受信タイミングを、予め定められた目標のタイミングに一致又は近似させ、これにより、送信側回路20と受信側回路30との間でデータの送受信が行われる場合に、各伝送路で伝送されるデータ同士のスキューを解消又は低減するようにしている。
前記キャリブレーションモードを実現するための構成として、差動ドライバ部205〜207がそれぞれドライブ能力可変の構成を有する他、図1に示すように、制御部41は、モード設定部46と、検出部47と、ドライブ能力設定部48とを機能的に備えている。モード設定部46、検出部47及びドライブ能力設定部48は、以下に説明する、各差動ドライバ部205〜207のドライブ能力の設定処理を差動ドライバ部205〜207ごとに順番に実施する。
前記モード設定部46は、例えば複合機1の主電源がオンされると、或いは、画像形成動作を実施しない期間の或るタイミングで、当該複合機1のモードを、各差動ドライバ部205〜207のドライブ能力の設定処理を実施する前記キャリブレーションモードに設定する。具体的には、前記モード設定部46は、図6(a)に示すように、まず、前記差動ドライバ部205〜207のうち差動ドライバ部205についてのドライブ能力の設定処理を実施する旨を示すモード移行パターン信号がパラシリ変換部201から出力されるように前記送信制御回路200に指示を与える。
次に、ドライブ能力設定部48は、該差動ドライバ205のドライブ能力の段階を順番に切り替えていく。検出部47は、各段階において、予め定められた信号(以下、補正用信号という)がパラシリ変換部201から出力されるように前記送信制御回路200に指示を与え、前記補正用信号を前記シリパラ変換部307で受信したタイミングを、受信制御回路300を用いて検出する。
図5及び図6(b)〜(d)は、差動ドライバ205のドライブ能力を各段階に設定した場合に前記補正用信号がシリパラ変換部307に受信されるタイミングを示すものである。なお、図5及び図6(b)〜(d)においては、前記ドライブ能力は10段階設けられているが、段階ごとに異なる受信タイミングになったのではなく、3種類の受信タイミングが得られた状況が示されている。
すなわち、図5及び図6(b)〜(d)は、差動ドライバ205のドライブ能力を「1」,「2」に設定したときには、前記補正用信号は前記シリパラ変換部307によりタイミング「T1」で受信され、ドライブ能力を「3」〜「8」に設定したときには、前記補正用信号は前記シリパラ変換部307によりタイミング「T2」で受信され、ドライブ能力を「9」,「10」に設定したときには、前記補正用信号は前記シリパラ変換部307によりタイミング「T3」で受信されたことを示している。
そして、ドライブ能力設定部48は、前記検出部47により前記各段階においてそれぞれ検出されたタイミングのうち、予め定められた目標のタイミングと一致するタイミング、又は、前記目標のタイミングに最も近いタイミングに対応するドライブ能力を検出する。
例えば、前記目標のタイミングがタイミング「T2」若しくは該タイミング「T2」に近似したタイミングであるものとする。このとき、ドライブ能力設定部48は、前記差動ドライバ部205のドライブ能力を、前記タイミング「T2」に相当するドライブ能力に設定する。
なお、図5に示す場合には、受信タイミングが「T2」となるドライブ能力が複数存在し(ドライブ能力「3」〜「8」)、どのドライブ能力も採用可能ではあるが、例えばドライブ能力を「3」や「8」に設定した場合、何らかの要因により前記差動ドライバ部205のドライブ能力がドライブ能力「3」又は「8」から例えば「2」や「9」に変化して、受信タイミングが「T2」から「T1」や「T3」に変化する可能性がある。このような状況が発生するのを確実に回避するため、前記ドライブ能力の範囲「3」〜「8」の中央の値「5」又は「6」を採用するのが好ましい。
前記モード設定部46は、図6(e)に示すように、差動ドライバ部205〜207についてのドライブ能力の設定処理を終了する旨を示すモード終了パターン信号がパラシリ変換部201から出力されるように前記送信制御回路200に指示を与える。
モード設定部46、検出部47及びドライブ能力設定部48は、以上のような動作を他の差動ドライバ部206,207についても実施する。
これにより、前記補正用信号が同時にパラシリ変換部201〜203から出力された場合に、各差動ドライバ部205〜207から出力された補正用信号を、前記シリパラ変換部307〜309は同時又は略同時に受信することができる。
その結果、画像データを示す信号が各伝送路に伝送される場合にも、各差動ドライバ部205〜207から出力された差動信号を、前記シリパラ変換部307〜309は同時又は略同時に受信することができる。これにより、各伝送路で伝送されるデータ同士にスキューが発生するのを未然に防止又は抑制することができる。
本件は、前記実施形態に代えて、或いは前記実施形態に加えて次のような変形形態も採用可能である。
[1]前記実施形態では、差動ドライバ部205〜207のドライブ能力を可変とし、差動ドライバ部205〜207を、それぞれ、互いに異なるドライブ能力を有する複数の差動ドライバ回路D,D,・・・Dn−1,Dを並列接続して構成し、これらの差動ドライバ回路D,D,・・・Dn−1,Dのうち、動作させる差動ドライバ回路を択一的に選択する構成としたが、この形態に限らず、図7に示すように、差動ドライバ部205〜207を、それぞれ、同一のドライブ能力を有する複数の差動ドライバ回路D’を有して構成し、これらの差動ドライバ回路D’のうち、動作させる差動ドライバ回路の数を、各差動ドライバ回路D’の出力側にそれぞれ設けられた各スイッチSW’のオンオフにより変えることで、前記ドライブ能力の可変構成を実現するようにしてもよい。なお、図7においても、差動ドライバ部205〜207の出力部分のみを抽出して示している。
[2]データ伝送回路2をカラーの画像データの伝送に適用する例を示したが、白黒の画像データをシリアル信号TxOUT2,TxOUT1,TxOUT0に分配して送信するようにしてもよい。
[3]データ伝送回路によるデータ伝送が行われる箇所は、スキャナ部11と画像処理部21との間、及び画像処理部21と画像形成部33との間に限られず、例えばファクシミリ通信部61、ネットワークI/F部71、パラレルI/F部72、及びシリアルI/F部73等の通信I/F部と画像処理部21との間であってもよく、その他、いかなる箇所であってもよい。
[4]画像形成装置の一例として、複合機の例を示したが、例えば複写機、ファクシミリ、プリンタ等の画像形成装置の内部におけるデータの伝送にデータ伝送回路2をもちいてもよい。
[5]データ伝送回路2によって伝送されるデータは、画像データに限らず、いかなるデータであってもよく、画像形成装置以外の種々の装置におけるデータの伝送にデータ伝送回路2を用いてもよい。
本発明の一実施形態に係るデータ伝送回路を備えた画像形成装置の一実施形態であるデジタル複合機の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係るデータ伝送回路の構成の一例を示すブロック図である。 図2に示すデータ伝送回路における画像データの伝送処理を説明するための信号波形図である。 差動ドライバ部の構成例を示す図である。 差動ドライバのドライブ能力を各段階に設定した場合に補正用信号がシリパラ変換部に受信されるタイミングを表形式で示した図である。 (a)は、モード移行パターン信号の波形図、(b)〜(d)は、差動ドライバのドライブ能力を各段階に設定した場合に補正用信号がシリパラ変換部に受信されるタイミングを示すための波形図、(e)は、モード終了パターン信号の波形図である。 差動ドライバ部の他の構成例を示す図である。
符号の説明
1 複合機
2 データ伝送回路
3 データ伝送回路
11 スキャナ部
20 送信側回路
21 画像処理部
30 受信側回路
31 プリンタ部
33 画像形成部
41 制御部
46 モード設定部
47 検出部
48 ドライブ能力設定部

Claims (4)

  1. 予め定められた周期で出力されるクロック信号と同期して、第1及び第2シリアル信号をそれぞれ出力する第1及び第2シリアル信号出力部と、
    ドライブ能力が可変に構成され、前記第1シリアル信号出力部から出力される第1シリアル信号を差動信号に変換して出力する第1出力バッファ部と、
    ドライブ能力が可変に構成され、前記第2シリアル信号出力部から出力される第2シリアル信号を差動信号に変換して出力する第2出力バッファ部と、
    前記第1出力バッファ部から出力される第1差動信号を第1パラレル信号に変換して出力する第1パラレル信号出力部と、
    前記第2出力バッファ部から出力される第2差動信号を第2パラレル信号に変換して出力する第2パラレル信号出力部と、
    前記第1シリアル信号出力部、前記第1出力バッファ部及び前記第1パラレル信号出力部により構成される第1伝送路に予め定められた信号を伝送させ、該予め定められた信号が前記第1パラレル信号出力部により受信されるタイミングを検出する第1検出部と、
    前記第2シリアル信号出力部、前記第2出力バッファ部及び前記第2パラレル信号出力部により構成される第2伝送路に予め定められた信号を伝送させ、該予め定められた信号が前記第2パラレル信号出力部により受信されるタイミングを検出する第2検出部と、
    前記第1及び第2検出部によりそれぞれ検出されるタイミングと、予め定められた目標タイミングとの時間差が零又は最小となる前記第1及び第2出力バッファ部のドライブ能力を検出し、前記第1及び第2出力バッファ部のドライブ能力を、その検出したドライブ能力に設定するドライブ能力設定部と
    を備えるデータ伝送回路。
  2. 前記第1及び第2出力バッファ部は、ドライブ能力が互いに異なる複数のバッファ回路が並列接続されてなるとともに、動作させるバッファ回路が選択可能に構成されており、
    前記ドライブ能力設定部は、前記複数のバッファ回路の中から、前記第1及び第2検出部によりそれぞれ検出されるタイミングと前記目標タイミングとの時間差が零又は最小となるドライブ能力を有するバッファ回路を、動作させるバッファ回路として択一的に選択する請求項1に記載のデータ伝送回路。
  3. 前記第1及び第2出力バッファ部は、同一のドライブ能力を有する複数のバッファ回路が並列接続されてなるとともに、動作させるバッファ回路が選択可能に構成されており、
    前記ドライブ能力設定部は、前記複数のバッファ回路の中から、前記受信タイミングと前記目標タイミングとの時間差が零又は最小となるドライブ能力に相当する数のバッファ回路を、動作させるバッファ回路として選択する請求項1に記載のデータ伝送回路。
  4. 画像データを取得する画像取得部と、
    前記画像取得部により取得された画像データに基づき記録紙に画像を形成する画像形成部とを備え、
    前記画像取得部から前記画像形成部へ前記画像データを送信するデータ伝送経路の少なくとも一部に、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のデータ伝送回路が用いられている画像形成装置。
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