JP2001318828A - メモリ制御装置および画像処理システム - Google Patents

メモリ制御装置および画像処理システム

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JP2001318828A
JP2001318828A JP2000137550A JP2000137550A JP2001318828A JP 2001318828 A JP2001318828 A JP 2001318828A JP 2000137550 A JP2000137550 A JP 2000137550A JP 2000137550 A JP2000137550 A JP 2000137550A JP 2001318828 A JP2001318828 A JP 2001318828A
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clock
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Shinichi Fukunaga
永 真 一 福
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SDRAMをリード,ライトそれぞれで高速
で動かす。クロックスキューを高速に最適に選定する。
SDRAMの増設があるとき及び環境温度の変化がある
ときも同様。 【解決手段】 クロック同期SDRAM(341,342)に、
読出R時と書込W時のクロックタイミング(d1/d2)を変
え、W時にR時(f2)よりも高い周波数(f1)のクロック(C
LK3,CLK4)を与え、これに対応しクロックスキュー(d1,d
17/d2,d18)も別個(W:d1,d17/R:d2,d18)に定めたメモリ
制御装置。また、増設SDRAM(342)があると、増設
用周波数(f9,f10)及びスキューのクロック(CLK3,CLK4)
をSDRAM(341,342)に与える。環境温度の変化対応
で、周波数およびのスキューを切換える。このようなS
DRAM及びメモリ制御装置を含む、画像読取り装置,
プリンタあるいは複合機能のカラー複写機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロック同期で動
作するSDRAMの同期クロックの制御に関し、特に、
これに限定する意図ではないが、増設スロットを持つS
DRAMメモリシステムに関する。本発明は又、そのよ
うなメモリシステムを用いる画像処理システム、例えば
プリンタシステム,画像読取りシステム及び複写システ
ム、に関する。
【0002】
【従来技術】従来では、SDRAMのリードアクセス時
とライトアクセス時において、クロックの周波数は同じ
であり、また、クロックのスキュー(SDRAMに与え
るクロックとそれにアクセスする手段例えばASIC:A
pplication Specific IC に与えるクロックとの立ち上
がりの時間差)をなるべく小さくするように設計をして
いた。メモリ毎に好適なクロック周波数を使用すること
は、例えば特開平11−167514号公報に提示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ASI
CおよびSDRAMの入出力特性から最高速で動かすタ
イミングを考えたときには、上記のSDRAMクロック
とASICクロックは読出し(リード)時および書込み
(ライト)時で同じ周波数にすると、リード時の方が時
間が掛かるため、ライト時が最高速より遅くなってしま
う不具合があった。また、従来はクロックスキューを小
さくするように制御をしていたが、最高速動作を考えた
場合に、リードとライト時にそれぞれ最適な時間差があ
った方が高速に動かすことができる。
【0004】又、増設スロットにSDRAMが増設され
た場合において、データバスの負荷容量が増えるために
負荷容量係数×負荷容量増加分の時間だけ遅延時間が増
加する。従来では増設SDRAMが増設されていない場
合と増設された場合の最大と最小遅延をもってシステム
としての最大,最小遅延として設計している場合が多か
った。例えば特開平11−167515号公報には、メ
モリ毎の遅延時間のばらつきに対処して安全確実にデー
タ転送することを課題とした技術が開示されている。し
かし従来では、メモリを増設した場合において、単に全
体のクロック周波数を下げたり、もともと増設された場
合とされない場合の両方に対応できるタイミング設定に
してあったために、セットアップおよびホールド時間の
マージンを、結果として多く取らないといけなかった。
【0005】更には、環境温度が変化した場合におい
て、温度・遅延係数分の時間だけ遅延時間が増加する。
従来では動作保証の環境温度の最大と最小時の遅延をも
ってシステムとしての最大,最小遅延として設計してい
る場合が多かった。
【0006】そこで、本発明では、リード,ライト時に
それぞれ高速でSDRAMを動かすことを第1の目的と
し、クロックスキューを高速に最適に設定することを第
2の目的とする。SDRAMの増設があるときにも、既
設及び増設SDRAMを、リード,ライト時にそれぞれ
高速で動かすことを第3の目的とし、クロックスキュー
を高速に最適に設定することを第4の目的とする。環境
温度の変動にもかかわらず、リード,ライト時にそれぞ
れ高速でSDRAMを動かすことを第5の目的とし、ク
ロックスキューを高速に最適に設定することを第6の目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】(1)クロック同期で動
作するSDRAM(341,342)に、読出し(R)時と書込み
(W)時のクロックタイミング(d1/d2)を変え、書込み(W)
時に読出し(R)時(f2)よりも高い周波数(f1)のクロック
(CLK3,CLK4)を与えるメモリ制御装置(42)。
【0008】なお、理解を容易にするためにカッコ内に
は、図面に示し後述する実施例の対応要素又は対応事項
の符号を、参考までに付記した。以下も同様である。
【0009】たとえばアクセス手段であるASIC(42
2)およびSDRAMの(341,342)入出力特性から最高速
で動かすタイミングを考えたときには、SDRAMクロ
ック(CLK3,CLK4)とASICクロック(CLK2)はリード(R)
時およびライト(W)時で最高のスピードが出せる設定に
することにより、従来、リード時とライト時で同じ周波
数で操作させていた時と比べ、少なくともライト(W)時
のスピードアップができる。
【0010】
【発明の実施の形態】(2)前記SDRAM(341,342)
とそれにアクセスする手段(422)のクロックスキュー(d
1,d17/d2,d18)を、書込み(W)時と読出し(R)時のそれぞ
れに別個(W:d1,d17/R:d2,d18)に定めた、上記(1)の
メモリ制御装置(42)。
【0011】このようにクロックスキューを別個に、意
図的に設定することにより、スキューがない従来例と比
べスピードアップができる。
【0012】(3)SDRAMの増設を表す信号がある
ときには、増設用に定めている周波数(f9,f10)のクロッ
ク(CLK3,CLK4)をSDRAM(341,342)に与える、上記
(1)または(2)のメモリ制御装置(42)。
【0013】これによれば、クロック周波数を増設SD
RAMがある場合とない場合で独立に設定できるため
に、増設SDRAMがない場合に高速でSDRAMをア
クセスすることが可能になる。
【0014】(4)SDRAMの増設を表す信号がある
ときには、増設用に定めているスキューのクロックを前
記SDRAMとアクセス手段にあたえる、上記(3)の
メモリ制御装置(42)。
【0015】これによれば、タイミングを増設SDRA
Mがある場合とない場合で独立に設定できるために、増
設SDRAMがあってもなくても最小のセットアップ,
ホールド時間のタイミングでSDRAMをアクセスする
ことが可能になる。
【0016】(5)環境温度(TD)に対応付けているス
キューのクロックを前記SDRAM(341,342)とアクセ
ス手段(422)にあたえる上記(2),(3)又は(4)
のメモリ制御装置(42)。
【0017】これによれば、環境温度が変化した場合の
SDRAM(341,342)およびアクセス手段(422)の遅延時
間の最小値および最大値で計算したクロック周波数(f1,
f2,f3,・・・)とクロックスキュー(d1,d2,d3,・・・)を設定す
ることで、環境温度が変化してもSDRAMを常に高速
で動かせることができる。
【0018】(6)前記SDRAM(341,342),プリン
タ(PTR,90),画像データを出力画像データに変換して該
プリンタ(PTR,90)に与える画像処理装置(IPU70)、およ
び、ホスト(Pca〜PCc)が与える印刷データを画像データ
に展開して前記SDRAM(341,342)に書込み、該SD
RAMの画像データを前記画像処理装置(IPU70)に与え
る、上記(1)乃至(5)のいずれかのメモリ制御装置
(42)、を備える画像処理システム。
【0019】このシステムはホスト(Pca〜PCc)が与える
印刷データを画像データに展開してSDRAM(341,34
2)に蓄積することができ、蓄積量を増量するためのメモ
リの増設が容易でありしかも、上記(1)乃至(5)に
記載の作用効果が得られる。
【0020】(7)原稿読取りスキャナ(62),該スキャ
ナ(62)の画像データを該スキャナ(62)の読取り特性に応
じて補正する画像処理装置(IPU70),該画像処理装置(IP
U70)が補正した画像データを記憶する前記SDRAM(3
41,342)、および、上記(1)乃至(5)のいずれかの
メモリ制御装置(42)、を備える画像処理システム。
【0021】このシステムはスキャナ(62)が読取った画
像データをSDRAM(341,342)に蓄積することがで
き、蓄積量を増量するためのメモリの増設が容易であり
しかも、上記(1)乃至(5)に記載の作用効果が得ら
れる。
【0022】(8)原稿読取りスキャナ(62),前記SD
RAM(341,342),プリンタ(PTR,90),前記スキャナ(6
2)の画像データを該スキャナ(62)の読取り特性に応じて
補正して該SDRAM(341,342)に与え、該SDRAM
(341,342)から与えられる画像データを出力画像データ
に変換して前記プリンタ(PTR,90)に与える画像処理装置
(IPU70)、および、ホスト(Pca〜PCc)が与える印刷デー
タを画像データに展開して前記SDRAM (341,342)
に書込み、該SDRAM(341,342)の画像データを前記
画像処理装置(PTR,90)に与える上記(1)乃至(5)の
いずれかのメモリ制御装置(42)、を備える画像処理シス
テム。
【0023】このシステムはスキャナ(62)が読取った画
像データをSDRAM(341,342)に蓄積することがで
き、また、ホスト(Pca〜PCc)が与える印刷データを画像
データに展開してSDRAM(341,342)に蓄積すること
ができ、蓄積量を増量するためのメモリの増設が容易で
ありしかも、上記(1)乃至(5)に記載の作用効果が
得られる。
【0024】(9)クロック同期で動作するSDRAM
(341)と増設用のSDRAM(342:DIMMモジュール
で提供される場合が多い)と、それを制御するASIC
等の制御IC(422)において、読出し時と書込み時のク
ロックタイミング(R:f2,d2/W:f1,d1)を変え、書込み時
のアクセスを高速に行うことを特徴とする同期メモリ制
御装置(42)。
【0025】ASIC(422)およびSDRAM(341,342)
の入出力特性から最高速で動かすタイミングを考えたと
きには、上記のSDRAMクロック(CLK3,CLK4)とAS
ICクロック(CLK2)はリード(R)時およびライト(W)時で
最高のスピードが出せる設定にすることができ、従来、
リード時とライト時で同じ周波数で操作させていた時と
比べ、ライト(W)時のスピードアップができる。また、
クロックスキュー(d1,d2)をわざと設定することによ
り、スキューがない従来例と比べスピードアップができ
る。
【0026】(10)上記(9)において、SDRAM
(342)が増設されたことが検知された時に、負荷容量に
よって伝播時間が長くなってしまうが、その時間を考慮
してSDRAM(341,342)およびASIC(422)のクロッ
クスキュー(d9,d17)を最適に調整してアクセスすること
を特徴とする同期メモリ制御装置(42)。
【0027】従来では、増設メモリを増設した場合にお
いて、単に全体のクロック周波数を下げたり、増設され
た場合とされない場合の両方に対応できるタイミング設
定にしてあったためにセットアップおよび、ホールド時
間のマージンを結果として多く取らないといけなかった
が、タイミングを増設メモリがある場合とない場合で独
立に設定できるために、増設メモリがあってもなくても
最小のセットアップ,ホールド時間のタイミングでSD
RAM(341,342)をアクセスすることが可能になる。
【0028】(11)上記(9)において、環境温度が
変化したことが検知された時に、環境温度によって伝播
時間が長くなったり短くなったりしてしまうが、その時
間を考慮してSDRAM(341,342)およびASIC(422)
のクロックスキュー(d1,d3,d5,・・・)を最適に調整してア
クセスすることを特徴とする同期メモリ制御装置(42)。
【0029】環境温度が変化した場合において、温度・
遅延係数分の時間だけ遅延時間が増加する。従来では動
作保証の環境温度の最大と最小時の遅延をもってシステ
ムとしての最大,最小遅延として設計している場合が多
かった。本実施態様では上記(9)での最高速に動作さ
せる考え方を適用し、環境温度が変化した場合のSDR
AM(341,342)およびASIC(422)の遅延時間の最小値
および最大値で計算したクロック周波数(f1,f3,f5, ・・
・)とクロックスキュー(d1,d3,d5,・・・)を設定することで
環境温度が変化しても常に最高速で動かせることができ
る。
【0030】(12)アクセス手段(422)が与える読出
し/書込み信号(R/W)に応じて、それが読出し(R)指示の
時には読出しに宛てられた周波数(f1/f9)のクロック(CL
K2)を、書込み(W)指示の時には書込みに宛てられた周波
数(f2/f10)のクロック(CLK2)を、発生してアクセス手段
(422)に与える第1手段(135〜137)、を含むクロックド
ライバ(425);を備える上記(1)乃至(11)のいず
れかの装置。
【0031】(13)クロックドライバ(425)は、アク
セス手段(422)が与える読出し/書込み信号(R/W)に応じ
て、それが読出し(R)指示の時には読出しに宛てられた
遅延(d2)を、書込み(W)指示の時には書込みに宛てられ
た遅延(d1)を、第1手段(135〜137)が発生したクロック
(CLK2)に与えた遅延クロック(CLK3)を発生してSDRA
M(341)に与える第2手段(138,139,d1〜d16)、を更に含
む、上記(12)の装置。
【0032】(14)第2手段(138,139,d1〜d16)は、
環境温度に対応した遅延(d1,d3,d4,・・・)の遅延クロック
(CLK3)を発生する上記(13)の装置。
【0033】(15)クロックドライバ(425)は、SD
RAM増設スロット(342)に増設SDRAMがあると
き、第1手段(135〜137)が発生したクロック(CLK2)に遅
延(d17,d18)を与えたクロック(CLK3)を発生して増設S
DRAM(342)に与える第3手段(140〜142,d17〜d24)、
を更に含み;第1手段(135〜137)は、SDRAM増設ス
ロット(342)に増設SDRAMがあるときは、それがな
い時より低い周波数のクロック(CLK2)を発生する;上記
(12)の装置。
【0034】(16)第3手段(140〜142,d17〜d24)
は、アクセス手段(422)が与える読出し/書込み信号(R/
W)に応じて、それが読出し(R)指示の時には読出しに宛
てられた遅延(d18)を、書込み(W)指示の時には書込みに
宛てられた遅延(d17)を、第1手段(135〜137)が発生し
たクロック(CLK2)に与えた遅延クロック(CLK4)を発生し
て増設SDRAM(342)に与える、上記(15)の装
置。
【0035】(17)クロックドライバ(425)は更に、
第1手段(135〜137)が発生するクロック(CLK2)を、環境
温度に対応した周波数にするための第4手段(133,13
4)、を含む上記(12)乃至(16)のいずれかの装
置。
【0036】(18)第3手段(140〜142,d17〜d24)
は、環境温度に対応した遅延(d17,d19,d21,・・・)の遅延
クロック(CLK4)を発生する上記(16)の装置。
【0037】本発明の他の目的および特徴は図面を参照
した以下の実施例の説明により明らかになろう。
【0038】
【実施例】図1の(a)に、本発明の一実施例の概要を
示す。そこに示すものは、カラープリンタPTRに画像
スキャナ62,ADF63,ソータ11及びその他図2
に示す画像処理関連装置を組付けた画像形成装置であ
り、パ−ソナルコンピュ−タ(以下PCと表現)等のホ
ストPCa,PCb,PCcから、LAN又はパラレル
I/Fを通じて、画像情報である印刷デ−タが与えられ
るとそれをプリントアウト(画像出力)できるシステム
構成である。図1に示す画像形成装置は複合機能がある
デジタルカラー複写機であり、それ自身で、原稿のコピ
−を生成することもできる。該複写機は、構内交換器P
BXを介して公衆電話網に接続され、公衆電話網を介し
て、遠隔のファクシミリと交信することができる。
【0039】図1の(b)に、図1の(a)に示すデジ
タルカラー複写機の一部をなすプリンタPTRの機構概
要を示す。この実施例のプリンタPTRは、電子写真方
式のレ−ザ走査型のカラ−プリンタであり、プリンタ機
構,給紙装置(バンク),両面給紙装置,及び後処理装
置(ソータ)11によって構成されている。プリンタ機
構PTRのレ−ザ走査器3には、Bk(黒),Y(イエ
ロ−),M(マゼンタ),C(シア)の各色の成分に分
解された画像データが、各色単位で与えられる。各色単
位が1画像形成単位である。
【0040】単色記録のときには、上記4色の内の一色
の画像デ−タがレ−ザ走査器3に与えられる。感光体1
は定速度で回転駆動され、メインチャ−ジャ2にて荷電
され帯電位はクエンチングランプQLで適正電位に調整
される。そして帯電面に、レ−ザ走査器3が画像デ−タ
で変調したレ−ザを走査投射する。これにより、画像デ
−タに対応する静電潜像が感光体1に形成される。この
静電潜像が、回転位置決め方式の現像装置4の、画像形
成指定色(例えばBk)に対応する色の現像トナ−を有
する現像器(Bk)にて現像されて顕像すなわちトナ−
像となる。トナ−像は、転写チャ−ジャ5にて転写ベル
ト6に転写され、そして、転写分離チャ−ジャ8にて、
レジストロ−ラ7で送り込まれる転写紙に転写され、ト
ナ−像を担持する転写紙は、搬送ベルト9で定着器10
に送り込まれる。定着器10は加熱,加圧により転写紙
上のトナ−像を転写紙に固定する。定着を終えた転写紙
は、ソ−タ11に排出される。トナ−像の転写を終えた
感光体面はクリ−ニング装置12でクリ−ニングされ
る。転写ベルト6の転写を終えた面はクリ−ニングブレ
−ド13で拭われる。14は、Pセンサと呼ばれる、感
光体面上のトナ−濃度を検出する反射型の光センサ、1
5は転写ベルト6の基準位置を示すマ−クを検出する反
射型の光センサ、16は定着ロ−ラの温度を検出する温
度センサである。
【0041】2色以上のカラ−重ね記録(最も代表的な
ものはフルカラ−記録)のときには、上述の、感光体1
上へのトナ−像の形成と転写ベルト6への転写が、各色
分繰返えされて転写ベルト6上において各色トナ−像が
重ねて転写され、所要色分の重ね転写を終えてから、転
写紙に転写される。
【0042】図2に、図1に示す画像形成装置の電気シ
ステムの概要を示す。メインコントローラ50には、プ
リンタコントローラ30の他に、オペレータに対する表
示とオペレータからの機能設定入力制御を行う操作部5
8、スキャナ62および原稿自動送り装置(ADF)6
3、原稿画像を画像メモリに書き込む制御および画像メ
モリからの作像を行う制御等を行う画像処理ユニット
(IPU)70、ならびに、プリンタPTRの制御部9
0他が接続されている。各装置とメインコントローラ5
0は、必要に応じて機械の状態,動作指令のやりとりを
行なう。
【0043】パラレルおよびシリアルデータバス,アド
レスバスならびに制御信号バスの全体でなる共通バスP
bに、プリンタコントローラ30,メインコントローラ
50およびバス制御61が接続され、しかも、追加接
続、除去可能に、IPU70,プリンタ90(PT
R),フアクシミリユニット(FCU)110,フロッ
ピー(登録商標)ディスク装置(FDD)121,コン
パクトディスク装置(CDD)122およびハードデイ
スク装置(HDD)123が、それぞれコネクタを介し
て共通バスPbに接続されている。これらIPU70以
下の画像処理,出力又は画像メモリと同様又は同等な装
置を更に、共通バスPbに接続されている空きのコネク
タに、付加接続することも可能である。バスPbの、各
装置を接続するポート(コネクタ)には、個別にIDが
付与され、どの装置をバスPbに接続するか(バスを介
しての装置間の接続)は、メインコントローラ50が、
バス制御61を介してコントロールする。
【0044】プリンタコントローラ30は、外部(ホス
トPCa〜PCc)からの画像情報である印刷データ及
びプリント指示するコマンドを解析し、印刷データを出
力画像データとして印刷できる状態にビットマップ展開
し、印刷モードをコマンドから解析し動作を決定してい
る。その印刷データ及びコマンドをLAN及びパラレル
I/Fを通じて受信し動作するために、LANコントロ
ール21とパラレルコントロール22がある。また、こ
れらならびにプリンタコントーラ30を介して、機内で
保持又は生成する、印刷データ,原稿読取りデータ,こ
れらを出力用に処理した出力画像データ、および、それ
らを圧縮した圧縮データ、をホストPCa〜PCcに転
送することができる。
【0045】原稿スキャナ62は、原稿の表面に対する
ランプ照射の反射光をミラー及びレンズにより受光素子
に集光する。受光素子(本実施例ではCCD)は、スキ
ャナ62内のセンサー・ボード・ユニット(以下単にS
BUと称す)にあり、CCDに於いて電気信号に変換さ
れた画像信号は、SBU上でデジタル信号すなわち読取
った画像デ−タに変換された後、メインコントローラ5
0のI/Oポート(57:図5)及び共通バスPbを介
して、SBUから、画像処理装置(IPU)70に出力
される。スキャナ62に装着された自動原稿供給装置A
DFは、スキャナ62に対して原稿を給,排する。
【0046】メインコントローラ50がバス制御61を
用いて、プリンタコントローラ30あるいはスキャナ6
2から、共通バスPbを介した、各装置70,90,1
10,121,122,123への印刷データ,原稿読
取りデータあるいはこれらを出力用に処理した出力画像
データ、もしくは、それらを圧縮した圧縮データの転送
に関するバス接続制御、逆に、各装置70,90,11
0,121,122,123から、共通バスPbを介し
た、プリンタコントローラ30への同上データの転送に
関するバス接続制御、および、該各装置70,90,1
10,121,122,123間のデータ転送に関する
バス接続制御、を行う。
【0047】図3の(a)には、プリンタコントローラ
30の構成を示し、図3の(b)には、コントローラ3
0内の画像メモリアクセス制御(IMAC)35の構成
を示す。図4には、増設仕様のメモリMEM34と、I
MAC35のメモリアクセス制御部42との接続部を示
す。図5にはメインコントローラ50の構成を示し、図
6にはIPU70の構成を、また図7には、プリンタP
TRの制御部90の構成を示す。以下においては、プリ
ンタPTRの制御部90を単にプリンタ90ということ
もある。
【0048】スキャナ62と、プリンタ90内の作像プ
ロセスコントローラ93(図7)とは、プリンタコント
ローラ30のシステムコントローラ31およびIPU7
0と、共通バスPbを介して相互に通信を行う。IPU
70は、その内部に於いてパラレルバスとシリアルバス
とのデータインターフェースのためのデータフォーマッ
ト変換を行う。スキャナ62の読取り画像デ−タは、I
PU70に転送され、IPU70が、光学系及びディジ
タル信号への量子化に伴う信号劣化(スキャナ系の信号
劣化:スキャナ特性による読取り画像デ−タの歪)を補
正し、該画像デ−タをプリンタコントロ−ラ30の、増
設仕様のメモリMEM34,FDD121のフロッピデ
イスク,CDD122のコンパクトディスクまたはHD
D123のハードディスクに書込む。又は、IPU70
の内部のプリンタ出力のための処理系で出力画像データ
に変換してプリンタ90に与える。
【0049】すなわち、IPU70には、読取り画像デ
−タをメモリMEM34他の記億媒体に蓄積して再利用
するジョブと、メモリMEM34他の記億媒体に蓄積し
ないで、プリンタ90に作像出力するジョブとがある。
メモリMEM34に蓄積する一例としては、1枚の原稿
を複数枚複写する場合、スキャナ62を1回だけ動作さ
せ、読取り画像デ−タをメモリMEM34に蓄積し、蓄
積データを複数回読み出す使い方がある。メモリMEM
34を使わない例としては、1枚の原稿を1枚だけ複写
する場合、読取り画像デ−タをそのままプリンタ出力用
に処理すれば良いので、メモリMEM34への書込みを
行う必要はない。読取り画像デ−タの比較的に長期間の
保存を意図するときには,FDD121のフロッピデイ
スク,CDD122の光ディスクまたはHDD123の
ハードディスクに書込む。PCa〜PCbから与えられ
る印刷データ(テキストデータすなわち文章データ/イ
メージデータすなわちピクセルデータ)も同様である。
スラッシュ/は、「又は」を意味する。
【0050】まず、メモリMEM34を使わない場合、
IPU70に於いてCCDによる輝度データを面積階調
に変換するための画質処理79(図6)を行う。画質処
理後の面積階調に変化された信号はプリンタ90に与え
られ、そこの画像メモリ92を介して書込み制御94に
与えられる。書込み制御94は、ドット配置に関する後
処理及びドットを再現するためのパルス制御を、レ−ザ
プリンタPTRの作像ユニット3に対して行い、転写紙
上に再生画像を形成する。
【0051】メモリMEM34に蓄積し、それからの読
み出し時に付加的な処理、例えば画像方向の回転,画像
の合成等を行う場合は、IPU70からバスPbを経由
して画像メモリアクセス制御IMAC35に送られる。
ここではシステムコントローラ31の制御に基づき画像
データとメモリモジュ−ルMEM34のアクセス制御,
外部パソコンPCa〜PCcのプリント用データの展開
(文字コ−ド/キャラクタビット変換),メモリ有効活
用のための画像データの圧縮/伸張を行う。IMAC3
5へ送られたデータは、データ圧縮後MEM34へ蓄積
し、蓄積データを必要に応じて読み出す。読み出しデー
タは伸張し、本来の画像データに戻しIMAC35から
バスPb経由でIPU70へ戻される。IPU70は、
画質処理を行い、プリンタ90に出力する。すなわち、
転写紙上に顕像(トナ−像)を形成する。
【0052】画像データの流れに於いて、メインコント
ローラ50の、共通バスPbでのバス制御61により、
デジタル複写機の複合機能を実現する。複合機能の1つ
であるFAX送信機能は、スキャナ62の読取り画像デ
ータをIPU70にて画像処理を実施し、共通バスPb
を経由してFAX制御ユニットFCU110へ転送す
る。
【0053】各ジョブ、例えばコピー機能,FAX送受
信機能およびプリンタ出力機能において、スキャナ6
2,IPU70,プリンタ90及びFCU110への共
通バスPb使用権の割り振りを、システムコントローラ
31およびメインコントローラ50が、バス制御61を
介して制御する。
【0054】IMAC35の機能構成の概略を示す図3
の(b)を参照する。パラレルデータI/F36に於い
て、共通バスPbに対する画像データの入,出力を管理
し、MEM34への画像データの格納/読み出しと、主
に外部のPCa,PCbから入力されるコードデータ
(文章データ)の画像データ(イメージデータ)への展
開を制御する。PCa,PCbから入力されたコードデ
ータは、ラインバッファ37に格納する。すなわち、ロ
ーカル領域でのデータの格納を行い、ラインバッファ3
7に格納したコードデータは、システムコントローラI
/F39を介して入力されたシステムコントローラ31
からの展開処理命令に基づき、ビデオ制御38に於いて
画像データに展開する。展開された画像データもしくは
パラレルデータI/F36を介してパラレルバスから入
力された画像データは、MEM34に格納される。この
場合、データ変換部40に於いて格納対象となる画像デ
ータを選択し、データ圧縮部41においてメモリ使用効
率を上げるためにデータ圧縮を行い、メモリアクセス制
御部42にてMEM34のアドレスを管理しながらME
M34に画像データを格納する。MEM34に格納され
た画像データの読み出しは、メモリアクセス制御部42
にて読み出し先アドレスを制御し、読み出された画像デ
ータをデータ伸張部43にて伸張する。伸張された画像
データをパラレルバスへ転送する場合、パラレルデータ
I/F36を介してデータ転送を行う。
【0055】図4に、増設仕様のメモリMEM34と、
IMAC35内のメモリアクセス制御部42との組合せ
の概要を示す。増設仕様のメモリMEM34は、同期メ
モリバスに接続される同期型メモリSDRAMである。
SDRAMは増設スロット構成となっておりスロット
(コネクタ)は、2スロット用意され、各スロットに、
SDRAMモジュールが実装される。
【0056】増設用のSDRAMモジュールには、実装
すると低レベルL、未実装時は高レベルHとなるアース
接続ピンがありそのピンを利用して、メモリアクセス制
御部42が、増設SDRAMの装着すなわち増設がある
かを認知し、増設有無に対応するメモリドライブ制御を
行う。メモリアクセス制御部42は、ビデオ制御38が
与えるメモリ制御信号を、同期クロックに同期してメモ
リMEM34に出力する。
【0057】図4を参照すると、メモリアクセス制御部
42には、メモリインターフェイス423,CPU42
4,メモリMEM34の読みR/書きWを制御するAS
IC(Application Specific IC)422,クロックドラ
イバ425,クロックパルス発振器XTAL426及び
温度センサ(検出回路を含む)427がある。ASIC
422で、スロット341,342に装着されたSDR
AMの制御信号が作成される。クロックは、XTAL4
26の出力をCLK0、クロックドライバ425からC
PU424への出力をCLK1、ASIC422への出
力をCLK2、スロット341に既設のSDRAMへの
出力をCLK3、スロット342に増設装着するSDR
AMへの出力をCLK4とする。以下では、スロット3
41に既設のSDRAMをSDRAM341と表記し、
スロット342に装着する増設SDRAMをSDRAM
342と表記する。
【0058】図5を参照する。クロックドライバ425
に与えられたXTAL426の出力クロックCLK0
は、バッフアアンプ131で位相調整及び波形整形され
て、クロックCLK1としてCPU424に与えられ
る。また、バッフアアンプ132で位相調整及び波形整
形されて、第1の電圧制御発振器(VCO)133に与
えられる。この実施例では、VCO133は、入力クロ
ック(CLK0)の周波数から、与えられる制御電圧V
fに対応した周波数ずれ(増,減)があるクロックを出
力する。制御電圧Vfは、D/Aコンバータ134が与
える。
【0059】温度センサ427が、IMAC35周りの
環境温度を表すアナログ信号を発生してCPU424の
A/D変換ポートに印加する。CPU424は、このア
ナログ信号を、環境温度が4区分した温度領域のどの領
域かを示す2ビットのデジタルデータ(温度領域コー
ド)TDに、次のように変換する。
【0060】 温度センサ427の検出温度 CPU424の出力コードTD 20℃以下 00 20℃を超え40℃以下 01 40℃を超え60℃以下 10 60℃超 11。
【0061】D/A134が、検出した温度領域TDに
対応するアナログレベル(4レベルの1つ)の制御電圧
VfをVCO133に与えるので、VCO133は、入
力クロック(CLK0)に対して、環境温度に対応して
周波数が増えたまたは減ったクロックを発生する。すな
わちVCO133は、XTAL426の出力クロックC
LK0の周波数を基点にしてそれと同じかそれよりずれ
た4種の周波数のクロックの、いずれか1種の周波数の
ものを、選択的に出力する。この出力クロックは、第2
のVCO135に印加される。
【0062】エンコーダ137には、ASIC422が
与えるメモリ読み/書き制御信号R/W(1ビット)お
よび増設スロット342にSDRAM342が装着され
ているか否を示す装着信号(1ビット)が与えられる。
制御信号R/Wは、低レベルLが読出し(R)指示、高
レベルHが書込み(W)指示である。装着信号は、低レ
ベルLが装着(増設)ありを意味し、高レベルHは増設
なしを意味する。これらの読み/書き制御信号R/Wお
よび装着信号のH,Lの組合せは4種あり、エンコーダ
13は、4種の中のどの組合せかを示す2ビットのコー
ドを次のように発生してD/A136に与える。
【0063】 装着信号 制御信号R/W エンコーダ13の出力コード H(増設なし) H(書込み指示) 00 同上 L(読出し指示) 01 L(増設あり) H(書込み指示) 10 同上 L(読出し指示) 11。
【0064】D/A136はこの出力コードに対応する
制御電圧VfをVCO135に与えるので、VCO13
5は、入力クロック(VCO133の出力)に対して、
装着信号(SDRAMの増設の有無)および読み/書き
制御信号R/W(SDRAMの読出し/書込み)に対応
して周波数が減りまたは増えたクロックを発生する。す
なわちVCO135は、VCO133の出力クロックの
周波数を基点にしてそれと同じかそれよりずれた4種の
周波数のクロックの、いずれか1種の周波数のものを、
選択的に出力する。この出力クロックは、同期クロック
CLK2としてASIC422に与えられる。
【0065】ASIC422に与えられる同期クロック
CLK2は、選択スイッチ138及びアンドゲート14
0に与えられる。エンコーダ139には、2ビットの温
度コードTDならびに前述の、1ビットの装着信号およ
び1ビットの読み/書き制御信号R/Wが与えられ、エ
ンコーダ139は、これらの各ビットのH,Lの、16
種(No.1〜16)の組合せの1つをあらわす、4ビ
ットコードを発生して選択スイッチ138に与える。
【0066】選択スイッチ138は、入力端に到来する
クロックCLK2を、16個の出力端No.1〜16の
中の、エンコーダ139の4ビット出力が指定する一出
力端に出力する。選択スイッチ138は、エンコーダ1
39の4ビット出力が0をあらわす0000の時には、
出力端No.1にCLK2を出力し、エンコーダ139
の4ビット出力が1をあらわす0001の時には、出力
端No.2にCLK2を出力する。
【0067】選択スイッチ138の出力端No.1〜1
6のそれぞれに遅延素子d1〜d16のそれぞれが接続
されている。以下においては、遅延素子d1〜d16
の、クロックパルスCLK2に与える遅延時間もd1〜
d16と表記する。選択スイッチ138に入力されたC
LK2は、選択スイッチ138の、エンコーダ139の
4ビット出力で指定される出力ポートNo.iから出力
されて、その出力ポートに接続されている遅延素子di
によって、時間diの遅延を受けて、同期クロックCL
K3として、既設のSDRAM341に印加される。
【0068】アンドゲート140は、スロット342に
増設SDRAM342が装着されている時にゲートオン
であって、CLK2を選択スイッチ141の入力端に与
える。エンコーダ142には、2ビットの温度コードT
Dならびに前述の1ビットの読み/書き制御信号R/W
が与えられ、エンコーダ142はこれらの各ビットの
H,Lの、8種(No.1〜8)の組合せの1つをあら
わす、3ビットコードを発生して選択スイッチ141に
与える。
【0069】選択スイッチ141は、入力端に到来する
クロックCLK2を、8個の出力端No.1〜8の中
の、エンコーダ142の3ビット出力が指定する一出力
端に出力する。選択スイッチ141は、エンコーダ14
2の3ビット出力が0をあらわす000の時には、出力
端No.1にCLK2を出力し、エンコーダ142の3
ビット出力が1をあらわす001の時には、出力端N
o.2にCLK2を出力する。
【0070】選択スイッチ141の出力端No.1〜8
のそれぞれに遅延素子d17〜d24のそれぞれが接続
されている。以下においては、遅延素子d17〜d24
の、クロックパルスCLK2に与える遅延時間もd17
〜d24と表記する。選択スイッチ141に入力された
CLK2は、選択スイッチ141の、エンコーダ142
の4ビット出力で指定される出力ポートNo.jから出
力されて、その出力ポートに接続されている遅延素子d
(j+16)によって、時間d(j+16)の遅延を受
けて、同期クロックCLK4として、増設SDRAM3
42に印加される。次の表1に、クロックドライバ42
5の入力と出力の関係を示す。
【0071】
【表1】
【0072】なお、エンコーダ142は省略して、エン
コーダ139の4ビット出力コードの下位3ビットを選
択スイッチ141に、出力端選択指定データとして与え
るようにしてもよい。
【0073】エンコーダ139の4ビット出力が0また
は1のとき、すなわちSDRAM342の増設がなく、
環境温度が20°C以下のとき、を基点状態とし、この
ときのデータバスの入力条件と、出力特性を設定した。
その経過を次に示す。
【0074】リード(R)動作時のASIC422の入
力特性は、クロックの立ち上がりに対して、 セットアップ時間 3.53[nsec]min, ホールド時間 0.71[nsec]min、 ライト(W)時のASIC422の出力特性は、クロッ
ク立ち上がりから、1.22[nsec]min〜7.33[nsec]max。な
お、ここでminは、最小値を意味し、maxは最大値を意味
する。リード(R)時のSDRAM341の出力特性
は、クロックの立上りから、0[nsec]min〜6[nsec]ma
x。
【0075】ライト時のSDRAMの入力特性は、クロ
ックの立上りに対して セットアップ時間 2[nsec]min ホールド時間 1[nsec]min である。
【0076】ライト時に最高速に動かすことを考える
と、 W1. CLK2が立ち上がる、 W2. 7.33(ASIC出力遅延最大)+2(SDRAMセットアッ
プ最小必要時間)=9.33[nsec]、より9.33[nsec]後にC
LK3が立ち上がれば最高速である、 W3. このとき、9.33+1(SDRAMホールド時間最小必
要時間)−1.22(ASIC出力遅延最小)=9.11[nsec]、なの
で、CLK2が立ち上がってから次のCLK2の立上り
まで9.11[nsec]が最高速である、 W4. これは、CLK3がCLK2に対して9.33−9.
11=0.22[nsec]遅れていることを示す。また、このとき
のクロック周波数は1/9.33=107.1[MHz]である。
【0077】同様にリード(R)時に最高速に動かすこ
とを考えると、 R1. CLK3が立ち上がる、 R2. 6(SDRAM出力最大遅延)+3.53(ASICセットアッ
プ最小必要時間)=9.53[nsec]後にCLK2が立ち上が
れば最高速である、 R3. このとき、9.53+0.71(ASICホールド時間最小
必要時間)−0(SDRAM出力遅延最小)=10.24[nsec]なの
で、CLK3が立ち上がってから次のCLK3の立ち上
がりまで10.24[nsec]が最高速である、 R4.これは、CLK3がCLK2に対して0.71[nsec]
遅れていることを示す。また、このときのクロック周波
数は1/10.24=97.6[MHz]である。
【0078】以上の計算から、CLK0は107.1[MHz]を
発振させておく。CPU424からSDRAMリード命
令(R/W:L)が発行されると、ASIC422がク
ロックドライバ425に対して、LレベルのR/W信号
を与えてREAD命令がこれから実行されることを通知
する。クロックドライバ425では、上述の基準状態で
は、VCO133,135で周波数を落すことなく、C
LK0と同じ周波数f1=107.1[MHz]と、VCO135
で周波数を落としたf2=97.6[MHz]を、CLK2,C
LK3として出力する。すなわち、ASIC422から
出力されるR/W信号がH(書込みW指示)のときはf
1=107.1[MHz]をCLK2,CLK3として、またL
(読出しR指示)のときはf2=97.6[MHz]をCLK
2,CLK3として、出力する。
【0079】また、CLK2に対してCLK3を、d1
=0.22[nsec]およびd2=0.71[nsec]遅らす遅延素子
(delayライン)d1,d2をクロックドライバ425
に内蔵し、同様にASIC422から出力されるR/W
信号によって、それがH(書込みW指示)のときは遅延
d1=0.22[nsec]を、L(読出しR指示)のときは遅延
d2=0.71[nsec]を、CLK3に与える。
【0080】上記考え方を適用し、増設SDRAM34
2がスロット341に装着された場合のASIC422
およびSDRAM341,342の出力遅延時間の最小
値および最大値を計算した。増設SDRAM342が増
設され、負荷容量が増加した場合、負荷容量係数×負荷
容量増加分の時間だけ遅延時間が増加する。一般に負荷
容量係数は、遅延の最小値に適応する値と最大値に適応
する値では異なる。最小値の遅延は小さく、最大値の遅
延は大きいのが一般的である。増設SDRAM34が増
設されたときの負荷容量の増加はわかっているので、上
述の基準状態の場合の計算と同様にあらかじめ計算をし
ておき、増設されたときのクロック周波数およびクロッ
クスキューを決定し、f9〜f16,d9〜d24を、
VCO135及び遅延素子d9〜d24に設定した。増
設SDRAM342が増設され装着信号がLになると、
クロックドライバ425のエンコーダ137,138及
びアンドゲート140が、それに対応した周波数f9〜
f16にクロックCLK2,CLK3,CLK4を切換
え、選択スイッチ138,141が遅延時間をd9〜d
24に切換える。
【0081】温度センサ427は、一般的のものでよ
く、そのアナログ出力をCPU424が、4区分した温
度領域のどの領域に属するかをあらわすデジタルデータ
TDに変換し、クロックドライバ425に与える。それ
ぞれの温度領域でのSDRAM341,342およびA
SIC422の出力遅延の最小値および最大値を計算
し、各温度領域での遅延の最大値,最小値からクロック
周波数f1〜f16とクロックスキューを計算し、クロ
ックスキューから遅延時間d1〜d24を計算して、D
/A134,136及びVCO133,135を設定
し、遅延素子d1〜d24を設定した。クロックドライ
バ425は、温度領域データTDに対応して、表1に示
すように、各環境温度での最高速で動かすことのできる
周波数およびクロックスキューに自動的に設定される。
【0082】図6を参照する。メインコントローラ50
は、画像データの流れを制御し、システムコントローラ
31はシステム全体を制御し、各リソースの起動を管理
する。このデジタル複合機能複写機の機能選択は、I/
Oポート57に接続された操作ボ−ド58またはホスト
PCa〜PCcにて選択入力し、コピー機能,FAX機
能,プリントアウト機能の選択と処理内容の設定,なら
びにFDD121,CDD122およびHDD123に
対する、印刷データ,原稿読取りデータ,これらを出力
用に処理した出力画像データ、および、それらを圧縮し
た圧縮データ、の入,出力(書込み/読出し)等の処理
内容を設定する。I/Oポート57に、スキャナ62お
よびADF63が接続されている。I/Oポート57
は、共通バスPbに接続されている。
【0083】メインコントローラ50は、プログラムや
データを格納するROM54,RAM56,フォントデ
−タやプログラムを外部から供給するICカ−ド52,
操作部58(パネル装置59〜60)からのモ−ド指示
の内容,設定内容,画像出力装置の使用管理用の情報な
らびに画像出力装置の使用実績およびその他の、長期間
の保存が望まれる設定情報および管理情報を記憶してお
く不揮発性記憶装置であるNVRAM53、および、R
OM54およびICカ−ド52のプログラム,操作部3
0からのモ−ド指示およびプリンタコントローラ30
(ホストPCa〜PCc)からのコマンドに応じて、コ
ントロ−ラ50全体およびバス制御61を制御し、入力
装置30,62ならびに出力装置70,90,110,
121,122,123、の装置間のバス接続を制御す
るCPU51、を含む。
【0084】図7に、図2に示すIPU70の処理機能
の概要を示す。メインコントローラ50は、バス制御6
1及び共通バスPbを介して、スキャナ62からの読取
り画像データをIPU70に入力する。IPU70にお
いては、スキャナ62の読取り画像デ−タは、入力I/
F(インタ−フェイス)71からスキャナ画像処理72
へ伝達される。読取りによる画像情報の劣化の補正を主
目的にして、スキャナ画像処理72は、シェーディング
補正,スキャナγ補正およびMTF補正等を行う。補正
処理ではないが、拡大/縮小の変倍処理も行う。
【0085】画像データ入力制御72の入力データは、
共通バスPbでの転送効率を高めるためにデータ圧縮部
74に於いて、データ圧縮を行う。圧縮した画像デ−タ
は、パラレルデータI/F76を介してバスPbへ送出
される。一旦スキャナ画像処理72を施した画像データ
をメモリMEM34又は増設のに蓄積しておけば、画質
処理79で施す処理を変える事によって種々の再生画像
を確認することができる。例えば再生画像の濃度を振っ
てみたり、ディザマトリクスの線数を変更してみたりす
る事で、再生画像の雰囲気を変更できる。この時処理を
変更する度に画像をスキャナ62で読み込み直す必要は
なく、MEM34から格納画像を読み出せば同一データ
に対し、何度でも異なる処理を実施できる。
【0086】転写紙への出力のときには、画質処理79
に於いて面積階調処理を行う。画質処理後のデータは出
力I/F80を介して、プリンタ90へ出力される。面
積階調処理は、濃度変換,ディザ処理,誤差拡散処理等
が有り、階調情報の面積近似を主な処理とする。
【0087】バスPbからパラレルデータI/F76を
介して入力される画像データは、バス転送のために圧縮
されており、データ伸張部77で伸張される。伸張され
た画像データは、画像データ出力制御78によって画質
処理79に渡される。IPU70は、パラレルデータと
シリアルデータの変換機能を併せ持つ。システムコント
ローラ31は、パラレルバスにデータを転送し、メイン
コントローラ50は、シリアルバスにデータを転送す
る。コントローラ31と、スキャナ62およびメインコ
ントローラ50との通信のために、デ−タ変換部75お
よびシリアルデ−タI/F83で、パラレル/シリアル
データ変換を行う。シリアルデータI/F82は、スキ
ャナ画像処理72および画質処理79用であり、これら
にもシリアルデ−タ転送する。
【0088】図8に、図2に示すプリンタ90の電気系
のシステム構成の概要を示す。コントローラ(メイン制
御基板)93には、CPU,ROM,RAMがあり、
又、シリアル通信ポート,入出力ポートが、それに接続
されるものに応じて用意されている。単色記録,フルカ
ラ−記録等の画像形成モード及び画像形成シーケンス等
の管理は、コントローラ93のCPUにより制御され
る。又、コントローラ93には、両面制御ユニット9
8,バンク制御ユニット100,ソータ制御ユニット9
9がそれぞれシリアル通信により接続されている。
【0089】モータ制御基板101は、本体紙搬送部の
モータ,リボルバ駆動モータ,感光体と中間転写ベルト
を駆動するモータ及び現像モータ、現像装置4の各色現
像器のトナーを補給するための補給モータの駆動を行
う。
【0090】定着制御基板102は、コントローラ93
の、定着器ヒータのオン/オフ信号出力と、定着温度セ
ンサの検出温度の読込み用のA/D端子に接続されてい
る。定着制御基板102は、定着ロ−ラの温度を設定範
囲内とするためのヒ−タ通電制御を行なう。Pセンサ制
御回路97は、コントローラ93の、反射型光センサ1
4のLED点灯信号出力と、感光体の光反射レベルを読
込むためのA/D端子に接続されている。
【0091】図示プリンタ90(PTR)はデジタルレ
−ザプリンタであり、画像データを画像メモリ92に取
り込み、更に画像メモリ92から、書き込み制御ユニッ
ト94へ、感光体1を露光するLD(レ−ザダイオ−
ド)の光放射変調情報として、コントローラ93上のC
PUからの指示に応じて出力するようになっている。画
像メモリ92内には画像デ−タ読み書き制御回路があ
る。この画像メモリ92は、複数の画像の各画像データ
を格納可能である。
【0092】図9に、FAX送受信部FCU110の構
成を示す。FCUにて公衆回線通信網PNへのデータ変
換を行い、PNへFAXデータとして送信する。FAX
受信は、PNからの回線データをFCU110にて画像
データへ変換し、共通バスPbを経由してIPU70へ
転送される。この場合特別な画質処理は行わず、プリン
タ90においてドット再配置及びパルス制御を行い、プ
リンタPTRの作像ユニットに於いて転写紙上に顕像を
形成する。
【0093】FAX送受信部FCU110は、FAX画
像処理112,画像メモり113,メモり制御部11
5,ファクシミリ制御部114,画像圧縮伸張116,
モデム117及び網制御装置118からなる。この内、
FAX画像処理112に関し、受信画像に対する二値ス
ムージング処理は、プリンタ90内のエッジ平滑処理に
おいて行う。又画像メモり113に関しても、出力バッ
ファ機能に関してはIMAC35及びMEM34でその
機能の一部をおぎなう。
【0094】この様に構成されたFAX送受信部FCU
110では、画像情報の伝送を開始するとき、ファクシ
ミリ制御部114がメモリ制御部115に指令し、画像
メモリ113から蓄積している画像情報を順次読み出さ
せる。読み出された画像情報は、FAX画像処理112
によって元の信号に復元されるとともに、密度変換処理
及び変倍処理がなされ、ファクシミリ制御部114に加
えられる。ファクシミリ制御部114に加えられた画像
信号は、画像圧縮伸張部116によって符号圧縮され、
モデム117によって変調された後、網制御装置118
を介して宛先へと送出される。そして、送信が完了した
画像情報は、画像メモリ113から削除される。
【0095】受信時には、受信画像は一旦画像メモリ1
13に蓄積され、その時に受信画像を記録出力可能であ
れば、1枚分の画像の受信を完了した時点で記録出力さ
れる。又、複写動作時に発呼されて受信を開始したとき
は、画像メモリ113の使用率が所定値、例えば80%
に達するまでは画像メモリ83に蓄積し、画像メモリ8
3の使用率が80%に達した場合には、その時に実行し
ている書き込み動作を強制的に中断し、受信画像を画像
メモリ83から読み出し記録出力させる。このとき画像
メモリ113から読み出した受信画像は画像メモリ11
3から削除し、画像メモリ83の使用率が所定値、例え
ば10%まで低下した時点で中断していた書き込み動作
を再開させ、その書き込み動作を全て終了した時点で、
残りの受信画像を記録出力させている。又、書き込み動
作を中断した後に、再開できるように中断時に於ける書
き込み動作のための各種パラメータを内部的に退避さ
せ、再開時に、パラメータを内部的に復帰させる。
【0096】操作部58には、液晶タッチパネル59,
テンキー,クリア/ストップキー33,スタートキー,
モードクリアキー,初期設定キ−およびテスト印刷キー
があり、液晶タッチパネル59には、機能キーならびに
部数及び画像形成装置の状態を示すメッセージが表示さ
れる。テスト印刷キーは、設定されている印刷部数に関
わらずに1部だけを印刷し、印刷結果を確認するための
キーである。また、「複写」機能,「スキャナ」機能,
「プリント」機能,「ファクシミリ」機能,「蓄積」機
能,「編集」機能,「登録」機能およびその他の機能の
選択用および実行中を表わす表示がある。初期設定キ−
が操作されると、各種初期値を設定するための「初期値
設定」機能ならびに「ID設定」機能および「使用実績
の出力」機能、の選択メニューが表示される。
【0097】「コピー」機能は、原稿スキャナ62で読
みとった画像を、プリンタ90(PTR)で転写紙に指
定された動作で複写する機能である。
【0098】「スキャナ」機能は、操作部58又はホス
トPCa〜PCcからの指示に応じて、原稿スキャナ6
2で原稿の画像を読み取ってホストPCcのディスプレ
イに表示し、もしくは、読みとった画像データを、プリ
ンタコントローラ30を介してホストPCa〜PCc
に、FDD121に、CDD122に、あるいは、HD
D123に転送して書込む機能である。
【0099】「プリント」機能は、LAN及びパラレル
I/F等で接続されたホストPCa〜PCcが与えるデ
−タあるいはFDD121,CDD122又はHDD1
23の印刷データを、ホスト又は操作部58の指示に対
応して、プリンタ90(PTR)で画像出力(プリント
出力)する機能である。
【0100】「ファクシミリ」機能は、原稿の画像をス
キャナ62で読んでFCU110に画像データを転送す
る機能である。また、LAN及びパラレルI/F等で接
続されたホストPCa〜PCcが与えるデ−タを、ホス
トの指示に対応して、FCU110に転送する機能、な
らびに、FDD121,CDD122またはHDD12
3に記録している印刷データを、操作部58またはホス
トの指示に対応して、FCU110に転送する機能も含
まれる。
【0101】「蓄積」機能は、現行ジョブ実行中(例え
ば装置が「複写」又は「プリント」機能での画像形成動
作中)に、他ジョブの、スキャナ62で読みとった画像
やホストPCa〜PCcからの画像データを、またはH
DD123に蓄積し、先行ジョブの遂行完了後にプリン
ト出力する機能である。
【0102】「編集」機能は、プリンタコントローラ3
0,FDD121,CDD122又はHDD123の印
刷データ,原稿読取りデータ又はこれらを出力用に処理
した出力画像データ、をホストPCcのディスプレイに
表示して、文章編集および又はイメージ編集をして、必
要(入力コマンド)に応じて、出力処理「プリント」,
「ファクシミリ」または「登録」を行う機能である。
【0103】「登録」機能は、操作部58またはホスト
の指示に対応して、ホストPCa〜PCcやスキャナ6
2からの印刷データ,原稿読取りデータ、もしくはこれ
らを出力用に処理した出力画像データ又はそれらを圧縮
した圧縮データを、FDD121,CDD122または
HDD123に記録する機能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本発明の一実施例の外観を示す斜視
図、(b)は(a)に示すカラープリンタPTRの画像
形成機構の概要を示す拡大横断面図である。
【図2】 図1に示すカラープリンタPTRが組付けら
れた画像出力システムを示すブロック図である。
【図3】 (a)は図2に示すプリンタコントローラ3
0の構成の概要を示すブロック図、(b)は(a)に示
す画像メモリアクセス制御IMAC35の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】 図3の(b)に示すメモリMEM34とIM
AC35のメモリアクセス制御部42の一部分を示すブ
ロック図である。
【図5】 図4に示すクロックドライバ425の構成を
示すブロック図である。
【図6】 図2に示すメインコントローラ50の構成を
示すブロック図である。
【図7】 図2に示す画像処理装置IPU70の構成を
示すブロック図である。
【図8】 図2に示すプリンタ90の構成を示すブロッ
ク図である。
【図9】 図2に示すファクシミリユニット110の構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
PCa〜PCc:パソコン PTR:カラープリンタ PBX:構内交換器 1:感光体 2:メインチャージャ 3:レーザ走査器 4:現像装置 5:転写チャージャ 6:転写ベルト 7:レジストローラ 8:転写分離チャージャ 9:搬送ベルト 10:定着器 11:ソータ 12:クリーニング装置 13:クリーニングブレー
ド 14:光センサ 15:光センサ 16:温度センサ Pb:共通バス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック同期で動作するSDRAMに、
    読出し時と書込み時のクロックタイミングを変え、書込
    み時に読出し時よりも高い周波数のクロックを与えるメ
    モリ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記SDRAMとそれにアクセスする手
    段のクロックスキューを、書込み時と読出し時のそれぞ
    れに別個に定めた、請求項1記載のメモリ制御装置。
  3. 【請求項3】 SDRAMの増設を表す信号があるとき
    には、増設用に定めている周波数のクロックをSDRA
    Mに与える、請求項1または請求項2記載のメモリ制御
    装置。
  4. 【請求項4】 SDRAMの増設を表す信号があるとき
    には、増設用に定めているスキューのクロックを前記S
    DRAMとアクセス手段にあたえる請求項3記載のメモ
    リ制御装置。
  5. 【請求項5】 環境温度に対応付けているスキューのク
    ロックを前記SDRAMとアクセス手段にあたえる請求
    項2,請求項3又は請求項4記載のメモリ制御装置。
  6. 【請求項6】 前記SDRAM,プリンタ,画像データ
    を出力画像データに変換して該プリンタに与える画像処
    理装置、および、ホストが与える印刷データを画像デー
    タに展開して前記SDRAMに書込み、該SDRAMの
    画像データを前記画像処理装置に与える、請求項1,請
    求項2,請求項3,請求項4又は請求項5に記載のメモ
    リ制御装置、を備える画像処理システム。
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