JP4044581B2 - 画像形成装置及び画像形成システム並びに画像形成動作の制御方法 - Google Patents
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Description
また、上記遅延情報を任意に設定する手段を設け、その手段により設定された遅延情報を含むタイミング制御信号を上記出力タイミング制御手段が出力するようにするとよい。
この場合、上記通信回線を介して受信する上記タイミング制御信号に含まれる上記遅延情報を格納する手段を設けるとよい。
また、この発明は、原稿の画像を読取る画像読取手段と、その手段により読取られた画像データを記憶する画像データ記憶手段と、上記画像読取手段から入力する画像データ又は上記画像データ記憶手段に記憶された画像データを入力して用紙に画像を形成する手段と、画像データ及び画像形成動作を制御するデータの通信を行う通信手段とを有する画像形成装置を通信回線を介して接続した構成を有する画像形成システムにおいて、その画像形成システムを構成する上記画像形成装置の少なくとも1つに、上記各画像形成装置の画像形成動作を、それぞれの画像形成開始タイミングが異なるように制御する出力タイミング制御手段を設け、上記出力タイミング制御手段に、画像形成開始タイミングを遅延させる各画像形成装置に対し、画像データの送信要求を送信すると共に、その送信要求に対する送信許可信号の受信が早い順に画像形成開始タイミングが早くなるように決定した画像形成開始タイミングの遅延時間を示す遅延情報を含むタイミング制御信号を送信する手段を設けた画像形成システムを提供する。
また、上記出力タイミング制御手段を有する画像形成装置の少なくとも1つが、その画像形成装置を、他の画像形成装置の画像形成動作を制御する親機に設定する親機設定手段を有するとよい。
また、上記親機に設定された上記画像形成装置が、上記遅延情報を任意に設定する手段を有し、その手段により設定された遅延情報を含むタイミング制御信号を出力するようにしてもよい。
さらに、子機に設定された画像形成装置が、上記親機に設定された画像形成装置から出力される上記タイミング制御信号に含まれる上記遅延情報に応じて画像形成開始タイミングを遅延させるようにするとよい。
上記子機に設定された画像形成装置が上記遅延情報を格納する手段を有するようにするとよい。
この画像形成動作の制御方法は、タイミング制御信号を出力する画像形成装置を親機に設定し、かつその親機に設定された画像形成装置以外の画像形成装置を子機に設定し、その子機に設定された画像形成装置の画像形成開始タイミングの遅延時間を示す遅延情報を含む上記タイミング制御信号を上記親機に設定された画像形成装置から上記子機に設定された画像形成装置に出力して、その子機に設定された画像形成装置の画像形成動作を制御するようにするとよい。
この画像形成動作の制御方法は、親機に設定された画像形成装置のタイミング制御信号に含まれる遅延情報を任意に設定し、その設定された遅延情報を含むタイミング制御信号を上記子機に設定された画像形成装置に出力して、その子機に設定された画像形成装置の画像形成動作を制御するようにするとよい。
第1の実施の形態
(1)複合機内部の構成
図2は、この発明による画像形成装置の一例である複合機200の内部の全体構成を示すブロック図である。複合機200は、エンジン部201と、コントローラ208とから構成され、その両者がPCIバス(peripheral component interconnect bub)226により接続されてなっている。PCIバス226には、通信I/F227が接続されている。
エンジン部201は、原稿の画像を読取り、読取った画像の画像データを補正するなどして用紙に画像を形成する機構を備え、スキャナ202と、プロッタ203とを有し、CPU204と、ASIC(application specific integrated circuit)205とを有している。
HDD211は、画像データの蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うための記憶手段である。このHDD211は、これらの情報を記憶することができる手段であればよく、ハードディスクドライブの代わりに光ディスクにより構成してもよい。
ローカルメモリ(MEM−C)216は、コピー用画像バッファ、符号バッファとして用いられるローカルメモリである。
CPU218は、ROM225に記憶されているプログラムにしたがい、エンジン部201のCPU204にコマンドを発行し、エンジン部201とともにコントローラ208の動作を制御して複合機200全体の制御を行うユニットである。CPU218は、インターフェースが公開されていないので、ここではチップセットの一部であるNB219を介してASIC209が接続されている。この際、CPU218とASIC209をPCIバスにより接続するとパフォーマンスが低下するため、AGP217を拡張利用して接続している。
ノースブリッジ(NB)219とサウスブリッジ221とはPCIバス228で接続されている。
この複合機200では、通信I/F227をPCIバス226に接続しているから、同じ通信I/F227をOPTION223,224が接続されるPCIバス226に接続する場合に比べてローカルメモリ216に画像データを早く転送できるようになっている。
図3は、上述した複合機200からなる画像形成システム300の構成を示すブロック図である。この画像形成システム300は、親機として設定された画像形成装置(以下「親機」という)301と、複数(図面では3台)の子機として設定された画像形成装置(以下「子機」という)からなる子機群302とからなっていて、親機301と、その子機群302を構成する3つの子機303,304,305とが1つの画像形成装置群を構成し、互いに通信回線を介してデイジーチェーン方式により接続されている。
親機301は、上述の複合機200と同じ構成を有する複合機である。この親機301は、通信I/F227に通信回線である後述する通信ケーブルを介して子機群302を構成する子機303が接続されている。子機303,304,305は、上述の複合機200と同じ構成を有する複合機であって、いずれも他の複合機に接続するためのポートが2つ設けられている。それぞれの通信I/F306,307,308は、通信I/F227と等価の通信機能を有している。例えば、通信I/F227と同様にIEEE1394にしたがうインターフェースである。そして、親機301と子機303,子機303と子機304,子機304と子機305とは、それぞれ通信ケーブル309,310,311で接続されている。
なお、図示した画像形成システム300は、複合機を4台接続しているが、この発明による画像形成システムは、接続される複合機の台数は4台には限定されない。
次に、以上のような構成を有する複合機200の動作及び画像形成システム300の動作内容について説明する。図4は、画像形成システム300を構成する親機301と、子機群302とでやりとりされるデータのタイミングチャートであり、図5はその要部を拡大して示すタイミングチャートである。また、図8は親機301が画像形成システムにかかる動作を実行する場合の動作手順を示すフローチャートであり、図9は画像形成システムが作動している場合に親機301と子機群302とでデータがやりとりされる手順を示す図である。なお、図4及び図5では、斜線により時間の経過を一部省略している。また、図4の(2)で表示される部分と(7)で表示される部分の間で、図5の(3)で表示される部分から(6)で表示される部分で示される動作が実行されている。
図4及び図5に示すように、親機301と子機群302とでやりとりされるデータはすべて通信クロック(TRANS_CLK)401に同期して出力されている。その通信クロック401は、親機301のCPU218において、図示しないシステムクロックを図示しない逓倍器により逓倍して得られるクロック信号である。なお、図4、図5及び以下の説明において、末尾に「_M」が付されている信号は、親機301から子機群302への信号を意味している。また、「_S1」,「_S2」,「_S3」と付されている信号は、それぞれ子機303,304,305から親機301への信号を意味している。
一方、子機群302を構成する子機303,304,305は、そのステータス信号(STAT_M)402を通信I/F306,307,308を介してそれぞれ受信する。子機303,304,305は、ステータス信号(STAT_M)402をそれぞれ受信して、画像形成が可能であるか否かを判断し、画像形成が可能であれば、親機301に対して、それぞれ許可信号(OK_S1,OK_S2,OK_S3)403,404,405のアサートbを行う。ただし、故障やジャム等の理由で画像形成ができない場合には、この許可信号のアサートbは実行されない。
すなわち、CPU204がCPU218の指示にしたがい作動して、エンジン部201のスキャナ202を作動させ、ADFにセットされている原稿を搬送しながら1枚づつ原稿の画像を読取る。ここで、読取られた画像データは、PCIバス226を経由して、ASIC209のビデオ入出力部213に転送され、ビデオ入出力部213のFIFO(First−in First−out)方式のメモリに格納される(以下このメモリを「FIFO」とする)。ASIC209のビデオ入出力部213は、FIFOに画像データが格納されたことを検知すると画像データをFIFOから読出し、その画像データをローカルメモリ216の指定されたアドレスに書き込む。このとき、ユーザがモード設定にて合成指定をしていた場合は、2ページ分の画像が読終わった時点で合成器214が格納された2つの画像データを一つに合成して合成画像データを生成し、その合成画像データをローカルメモリ216に格納するとともに、ビデオ入出力部213に出力する。CPU218は、ローカルメモリ216に格納された合成画像データをHDD211に格納させる。
ADFにセットされているすべての原稿の読取りが完了すると、CPU218が出力タイミング制御手段として作動し、ステップ9に進んでROM225からディレイ情報を読出す。このディレイ情報は、画像形成を行う各画像形成装置(親機301,子機303,304,305)の画像形成動作を、それぞれの画像形成開始タイミングが異なるようにするためのタイミング制御信号、すなわち、印刷命令ディレイ信号に含まれていて、子機303,304,305の画像形成開始タイミングをそれぞれ遅延させてずらすための遅延情報である。
すると、子機群302の各子機303,304,305は、親機301から受けた送信要求(TRANS_REQ_M)407に対して、それぞれ送信許可信号(TRANS_ACK_S1,_S2,_S3)408,409,410)の返信dを実行する。
親機301は、CPU218の処理をステップ11に進め、すべての送信許可信号(TRANS_ACK_S1,S2,S3)を受信するまで待機し、それをすべて受信するとステップ12に進み、その次のクロックでディレイ情報を含む印刷命令ディレイ信号(DELAY INFO)412の送信eを実行する。
ここで、この発明が特徴とすることは、印刷命令ディレイ信号(DELAY INFO)412は、3つのディレイ情報(ディレイ1,ディレイ2,ディレイ3)を含むが、これらのディレイ情報(delay1,delay2,delay3)はディレイ時間、すなわち、各子機303,304,305の画像形成の開始タイミングを遅延させる時間が互いに相違している点である。このことによる作用効果については後述する。
続いて、親機301は、CPU218の処理をステップ13に進め、通信I/F227を介して子機群302に印刷データ(PRINT DATA)411の送信fを実行する。
一方、親機301は、CPU218の処理をステップ14に進め、子機303,305,304のすべてから印刷待機信号(READY_S1,_S2,_S3)413,414,415を受信するまで待機して、これらをすべて受信すると、ステップ15に進み、印刷イネーブル信号(EN_M)416のアサートhを実行する。
このように、複合機200及び画像形成システム300では、親機301に出力タイミング制御手段を設けているから、各子機303,304,305の印刷開始タイミングが同じにならず、ずれるようになっている。このことによる作用効果について図1を参照して説明する。
ここで、図1(a)は、従来の画像形成システム全体における消費電力の推移を示すグラフである。この図に示すように、従来の画像形成システムでは、印刷コマンドをほとんど同時に発行しているため、接続している複合機のエンジン部の駆動部分が同時に動作を開始する。そのため、消費電力の立ち上がりmのカーブが急峻であり、大きな電力ピークP0が発生している。また、印刷終了時も駆動部を停止させるのに大きな電力を必要とし、大きな電力ピークP0が発生している。
また、印刷開始コマンドの発行タイミングをずらすことにより、エンジン部の画像形成開始タイミング(プロッタ203の出力タイミング)をずらしており、印刷に要する全体の時間からみれば印刷命令のずれによる遅延の影響は極めて少ないので、システム全体で連結して行う印刷の生産性が低下することにはならない。
さらに、親機が各子機の画像形成開始タイミングを制御しているから、システム全体での出力タイミングの制御が容易である。
この実施の形態では、第1の実施の形態と同様の複合機200により、画像形成システム300と同様の画像形成システムを構成しているので、複合機200と画像形成システム300の説明は省略する。この実施の形態では、画像形成システム300の動作が相違している。ただし、親機301と子機群302とでやりとりされるデータはすべて通信クロック(TRANS_CLK)501に同期して出力される点、親機301と子機群302とでやりとりされる信号の表記は第1の実施の形態と同様である(図6,7参照)。
画像形成システム300は、図10に示す手順にしたがい以下のようにして作動する。まず、ユーザが親機301において、原稿をADFにセットし、操作部210を操作してその表示画面にモード設定画面を出力させる。ユーザがこのモード設定画面を参照して、複写して出力する用紙の部数(出力部数)とともに、出力モードの設定を行う。この出力モードの設定では、第1の実施の形態と同様にして、単独出力モードと連結出力モードのいずれかを選択して設定することができる。
また、このとき、ユーザは、モード設定画面での出力モードの設定に続いて、操作部210を操作して、子機303,304,305のディレイ情報を入力することができる。ここでのユーザの入力を受けて、CPU218は処理をステップ17に進め、入力された情報をASIC209の内部レジスタ212に格納する。このようにして、ユーザは、子機303,304,305のディレイ情報を任意に設定することができる。
そして、親機301は処理をステップ17からステップ3に進めて許可信号(OK_S1,OK_S2,OK_S3)のアサートを検出する間待機して、その間に何れかの許可信号のアサートを検出するとステップ4に進み、その検出した許可信号に対応する子機を決定して、その子機を操作部210に表示させる。ユーザは、その操作部210の表示を確認して画像形成で利用する子機を選択し、その選択した子機を指定する情報を操作部210から入力するとともに、選択した子機ごとに出力部数を入力して、出力部数の割り振りを行う。すると、親機301は処理をステップ5に進めて、操作部210から入力された情報をCPU218に入力する。このとき、親機301から、子機群302に対して、親機301から指定された旨及びその指定による出力部数を指定された子機に通知する。これは、図6のTRANSACTIN506の(1)で示されるタイミングで出力されている。
すなわち、CPU204がCPU218の指示にしたがい作動して、エンジン部201のスキャナ202を作動させ、ADFにセットされている原稿を搬送しながら1枚づつ原稿の画像を読取る。ここで、読取られた画像データは、PCIバス226を経由して、ASIC209のビデオ入出力部213に転送され、ビデオ入出力部213のFIFOに格納される。ASIC209のビデオ入出力部213は、FIFOに画像データが格納されたことを検知すると画像データをFIFOから読出し、その画像データをローカルメモリ216の指定されたアドレスに書き込む。このとき、ユーザがモード設定にて合成指定をしていた場合は、2ページ分の画像が読終わった時点で合成器214が格納された2つの画像データを一つに合成して合成画像データを生成し、その合成画像データをローカルメモリ216に格納するとともに、ビデオ入出力部213に出力する。CPU218は、ローカルメモリ216に格納された合成画像データをHDD211に格納させる。
ADFにセットされているすべての原稿の読取りが完了すると、CPU218が出力タイミング制御手段として作動し、ステップ9に進んでROM225からディレイ情報を読出す。このディレイ情報は、画像形成を行う各画像形成装置(親機301,子機303,304,305)の画像形成動作を、それぞれの画像形成開始タイミングが異なるようにするためのタイミング制御信号、すなわち、印刷命令ディレイ信号に含まれていて、子機303,304,305の画像形成開始タイミングをそれぞれ遅延させてずらすための遅延情報である。
すると、子機群302の各子機303,304,305は、親機301から受けた送信要求(TRANS_REQ_M)507に対して、それぞれ送信許可信号(TRANS_ACK_S1,_S2,_S3)508,509,510)の返信dを実行する。
親機301は、CPU218の処理をステップ11に進め、すべての送信許可信号(TRANS_ACK_S1,S2,S3)を受信するまで待機し、それをすべて受信するとステップ12に進み、その次のクロックでディレイ情報を含む印刷命令ディレイ信号(DELAY INFO)512の送信eを実行する。
また、この実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、印刷命令ディレイ信号は、ユーザが指定した値、すなわち、ユーザが上述のステップ17で設定した値になっている。delay1,delay2,delay3ではなく、delayA,delayB,delayCを含む印刷命令ディレイ信号が送信されている。
続いて、親機301は、CPU218の処理をステップ13に進め、通信I/F227を介して子機群302に印刷データ(PRINT DATA)511の送信fを実行する。
一方、親機301は、CPU218の処理をステップ14に進め、子機303,305,304のすべてから印刷待機信号(READY_S1,_S2,_S3)513,514,515を受信するまで待機して、これらをすべて受信すると、ステップ15に進み、印刷イネーブル信号(EN_M)516のアサートhを実行する。
このように、複合機301及び画像形成システム300では、親機301に出力タイミング制御手段を設けているから、各子機303,304,305の印刷開始タイミングが同じにならず、ずれるようになっている。このことによる作用効果は、第1の実施の形態と同様である。しかも、この実施の形態では、印刷開始タイミングをずらすための印刷命令ディレイ信号に含まれるディレイ情報delayA,delayB,delayCをユーザ自らが設定する手段を設け、その手段により設定したディレイ情報により、印刷開始タイミングを制御しているから、ユーザが画像形成システムの動作環境や複合機の印刷能力や動作環境に応じて各子機の印刷開始タイミングを任意に設定することができる。
202:スキャナ 203:プロッタ
204,218:CPU
205,209,222:ASIC
206:画像処理部 207:PCII/F部
208:コントローラ 210:操作部
211:ハードディスクドライブ
212:内部レジスタ 213:ビデオ入出力部
214:合成器 215:編集器
216:ローカルメモリ 219:ノースブリッジ
220:システムメモリ 221:サウスブリッジ
223,224:OPTION 217:AGP
225:ROM 226:PCIバス
227,306,307,308:通信I/F
300:画像形成システム
301:親機 302:子機群
303,304,305:子機
309,310,311:通信ケーブル
Claims (15)
- 原稿の画像を読取る画像読取手段と、該手段により読取られた画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像読取手段から入力する画像データ又は前記画像データ記憶手段に記憶された画像データを入力して用紙に画像を形成する手段と、画像データ及び画像形成動作を制御するデータの通信を行う通信手段とを有する画像形成装置において、
前記画像形成装置及び通信回線を介して前記通信手段に接続される他の画像形成装置を含む画像形成装置群を構成する各画像形成装置の画像形成動作を、それぞれの画像形成開始タイミングが異なるように制御する出力タイミング制御手段を設け、
前記出力タイミング制御手段に、画像形成タイミングを遅延させる各画像形成装置に対し、画像データの送信要求を送信すると共に、その送信要求に対する送信許可信号の受信が早い順に画像形成開始タイミングが早くなるように決定した画像形成開始タイミングの遅延時間を示す遅延情報を含むタイミング制御信号を送信する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置であって、
原稿台に載置された複数枚の原稿を1枚づつ順次前記画像読取手段に給装する自動原稿給装手段と、
該手段に原稿が載置されたことを検出する検出手段と、
該検出手段が原稿の載置を検出したときに、前記出力タイミング制御手段を作動させる手段とを設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1又は2のいずれか一項記載の画像形成装置であって、
前記遅延情報を任意に設定する手段を設け、
該手段により設定された遅延情報を含むタイミング制御信号を前記出力タイミング制御手段が出力するようにしたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項記載の画像形成装置であって、
前記通信回線を介して受信する前記タイミング制御信号に含まれる前記遅延情報に応じて画像形成開始タイミングを遅延させる手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項4記載の画像形成装置であって、
前記通信回線を介して受信する前記タイミング制御信号に含まれる前記遅延情報を格納する手段を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 原稿の画像を読取る画像読取手段と、該手段により読取られた画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像読取手段から入力する画像データ又は前記画像データ記憶手段に記憶された画像データを入力して用紙に画像を形成する手段と、画像データ及び画像形成動作を制御するデータの通信を行う通信手段とを有する画像形成装置を通信回線を介して接続した構成を有する画像形成システムであって、
該画像形成システムを構成する前記画像形成装置の少なくとも1つに、前記各画像形成装置の画像形成動作を、それぞれの画像形成開始タイミングが異なるように制御する出力タイミング制御手段を設け、
前記出力タイミング制御手段に、画像形成開始タイミングを遅延させる各画像形成装置に対し、画像データの送信要求を送信すると共に、その送信要求に対する送信許可信号の受信が早い順に画像形成開始タイミングが早くなるように決定した画像形成開始タイミングの遅延時間を示す遅延情報を含むタイミング制御信号を送信する手段を設けたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項6記載の画像形成システムであって、
前記出力タイミング制御手段を有する画像形成装置が、原稿台に載置された複数枚の原稿を1枚づつ順次前記画像読取手段に給装する自動原稿給装手段と、該手段に原稿が載置されたことを検出する検出手段と、該検出手段が原稿の載置を検出したときに、前記出力タイミング制御手段を作動させる手段とを有することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項6又は7記載の画像形成システムであって、
前記出力タイミング制御手段を有する画像形成装置の少なくとも1つが、該画像形成装置を、他の画像形成装置の画像形成動作を制御する親機に設定する親機設定手段を有することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項8記載の画像形成システムであって、
前記出力タイミング制御手段を有する画像形成装置の1つが前記親機設定手段により親機に設定され、かつ該親機に設定された画像形成装置以外の前記画像形成装置が子機に設定され、前記親機に設定された画像形成装置が、該子機に設定された画像形成装置の画像形成開始タイミングの遅延時間を示す遅延情報を含むタイミング制御信号を出力するようにしたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項8記載の画像形成システムであって、
前記親機に設定された前記画像形成装置が、前記遅延情報を任意に設定する手段を有し、該手段により設定された遅延情報を含むタイミング制御信号を出力することを特徴とする画像形成システム。 - 請求項9又は10記載の画像形成システムであって、
前記子機に設定された画像形成装置が、前記親機に設定された画像形成装置から出力される前記タイミング制御信号に含まれる前記遅延情報に応じて画像形成開始タイミングを遅延させるようにしたことを特徴とする画像形成システム。 - 請求項11記載の画像形成システムであって、
前記子機に設定された画像形成装置が、前記遅延情報を格納する手段を有することを特徴とする画像形成システム。 - 原稿の画像を読取る画像読取手段と、該手段により読取られた画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記画像読取手段から入力する画像データ又は前記画像データ記憶手段に記憶された画像データを入力して用紙に画像を形成する手段と、画像データ及び画像形成動作を制御するデータの通信を行う通信手段とを有する画像形成装置を通信回線を介して接続して、該各画像形成装置の画像形成動作を制御する画像形成動作の制御方法であって、
前記いずれかの画像形成装置から、画像形成開始タイミングを遅延させる各画像形成装置に対し、画像データの送信要求を送信すると共に、その送信要求に対する送信許可信号の受信が早い順に画像形成開始タイミングが早くなるように決定した画像形成開始タイミングの遅延時間を示す遅延情報を含むタイミング制御信号を送信することにより、前記各画像形成装置の画像形成動作をその画像形成開始タイミングが異なるように前記各画像形成装置の画像形成動作を制御することを特徴とする画像形成動作の制御方法。 - 請求項13記載の画像形成動作の制御方法であって、
前記タイミング制御信号を出力する画像形成装置を親機に設定し、かつ該親機に設定された画像形成装置以外の画像形成装置を子機に設定し、該子機に設定された画像形成装置の画像形成開始タイミングの遅延時間を示する遅延情報を含む前記タイミング制御信号を前記親機に設定された画像形成装置から前記子機に設定された画像形成装置に出力して、該子機に設定された画像形成装置の画像形成動作を制御することを特徴とする画像形成動作の制御方法。 - 請求項14記載の画像形成動作の制御方法であって、
前記親機に設定された画像形成装置が出力するタイミング制御信号に含まれる遅延情報を任意に設定し、その設定された遅延情報を含むタイミング制御信号を前記子機に設定された画像形成装置に出力して、該子機に設定された画像形成装置の画像形成動作を制御することを特徴とする画像形成動作の制御方法。
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