JP2020071733A - 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】機能拡張の有無に応じて画像処理時間が変動する場合にも、異常な画像データを生成することなく、画像データの転送性能の低下を防止する。【解決手段】画像処理装置は、第1の画像処理手段と、機能拡張時に追加される第2の画像処理手段とを有し、機能拡張時、第1の画像処理手段と第2の画像処理手段とを画像データの転送経路で接続し、第1の画像処理手段による画像処理時間に応じて、次のラインの画像データの第1のメモリからの読み出しを許可する第1の許可信号を生成し、第2の画像処理手段による画像処理時間に応じて、次のラインの画像データの第1のメモリからの読み出しを許可する第2の許可信号を生成し、第1の許可信号と第2の許可信号とに基づいて、次のラインの画像データの第1のメモリからの読み出しを許可する第3の許可信号をメモリ制御手段に出力する。【選択図】図1

Description

本発明は、画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
従来、表裏両面の画像を同時に読み取る機能を有する複合機(MFP:MultiFunction Printer)等の画像処理装置が開発されている。この種の画像処理装置は、同時に読み取られた表面と裏面の画像データを、画像処理を実施するエンジン内のメモリに一旦蓄積し、メモリに蓄積した表面、裏面の画像を1ラインずつ順次読み取り、画像処理を実施する。この際、1ラインの画像処理を実行中に、次のラインの画像データをエンジン内のメモリから読み出すための許可信号を出力することで、画像処理の周期を短縮でき、画像データの転送効率が向上する(特許文献1)。
例えば、機能拡張により、従前の画像処理に新たな画像処理の機能を追加する場合、画像処理のレイテンシが変動するため、上記許可信号の出力タイミングは、機能拡張の有無に応じて変更する必要がある。しかしながら、機能拡張の有無に応じて許可信号の出力タイミングを変更する手法は提案されていない。許可信号の出力タイミングが早すぎ、画像処理中に次の画像データが転送されると、異常な画像データが生成されるおそれがある。また、新たな画像処理モジュールを画像処理装置に接続することで機能拡張が実現される場合、画像処理装置の本体部と新たな画像処理モジュールとの間で画像データを通信する必要がある。この場合、通信状態による通信レートの変動に応じて許可信号の出力タイミングを調整する必要がある。
本発明は、機能拡張の有無に応じて画像処理時間が変動する場合にも、異常な画像データを生成することなく、画像データの転送性能の低下を防止することを目的とする。
上記技術的課題を解決するため、本発明の一形態の画像処理装置は、画像読み取り部により生成される画像データを保持する第1のメモリと、前記第1のメモリにアクセスするメモリ制御手段と、前記画像データの画像処理を1ラインずつ実行する第1の画像処理手段と、機能拡張時に追加され、前記画像データの画像処理を1ラインずつ実行する第2の画像処理手段と、前記機能拡張時、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段とを画像データの転送経路で接続する接続手段と、前記第1の画像処理手段による画像処理時間に応じて、次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する第1の許可信号を生成する第1の生成手段と、前記第2の画像処理手段による画像処理時間に応じて、前記次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する第2の許可信号を生成する第2の生成手段と、前記第1の許可信号と前記第2の許可信号とに基づいて、前記次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する第3の許可信号を前記メモリ制御手段に出力する許可手段と、を有することを特徴とする。
機能拡張の有無に応じて画像処理時間が変動する場合にも、異常な画像データを生成することなく、画像データの転送性能の低下を防止することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置を示すブロック図である。 図2は、図1のセレクタ部の例を示すブロック図である。 図3は、図1の画像処理装置の動作の例を示すフローチャートである。 図4は、図1の画像処理装置の動作の例を示すタイミング図である。 図5は、図1の画像処理装置の動作の別の例を示すタイミング図である。 図6は、図1の画像処理装置の動作のさらなる別の例を示すタイミング図である。 図7は、図1の画像処理装置のハードウェア構成図である。 図8は、他の画像処理装置の動作の例(比較例)を示すタイミング図である。 図9は、本発明の別の実施形態に係る画像処理装置の動作の例を示すタイミング図である。 図10は、本発明の別の実施形態に係る画像処理装置を示すブロック図である。 図11は、図10の画像処理装置の動作の例を示すタイミング図である。
以下、図面を用いて実施形態を説明する。以下では、データ線または信号線を示す符号は、データまたは信号を示す符号としても使用される。
図1は、本発明の一実施形態に係る画像処理装置のブロック図である。図において、太い実線の矢印は画像データ等のデータを示し、破線の矢印は制御信号を示し、細い実線の矢印は、例えば、高速シリアル信号を示す。例えば、高速シリアル信号が伝送される信号線は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスまたはUSB(Universal Serial Bus)等である。なお、細い実線の矢印に高速シリアルバスインタフェース以外の通信インタフェースが使用されてもよい。
図1に示す画像処理装置1は、例えば、複写機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能等を有するデジタル複合機に含まれ、原稿等を読み取ることで生成される画像データに画像処理を施す機能を有している。なお、画像処理装置1は、スキャナ機能付きのプリンタまたは複写機でもよい。
画像処理装置1は、エンジン100、画像読み取り部200、コントローラ300および追加画像処理部400を有する。画像読み取り部200は、例えば、原稿の表面を読み取るCCD(Charge Coupled Device)と、原稿の裏面を読み取るCIS(Contact Image Sensor)とを有する。画像読み取り部200は、原稿の表面と裏面とを同時に読み取って、表面の画像データと裏面の画像データとを生成可能である。なお、画像読み取り部200は、原稿の片面を読み取るものでもよい。エンジン100は、画像読み取り部200により生成される画像データの画像処理を実行する。
コントローラ300は、画像処理装置1の全体を制御し、エンジン100から出力される画像処理された画像データ(画像)を回転するなどの加工機能を有する。なお、コントローラ300は、画像処理された画像データを、用紙に印刷するために図示しないプリンタユニットに出力してもよい。
エンジン100は、主画像処理部110、メモリ120およびコンピュータの一例であるCPU(Central Processing unit)130を有する。主画像処理部110は、画像処理部10、メモリコントローラ50、転送制御部60、メモリ72を含む機能拡張インタフェース部70、出力イネーブル生成部80および出力イネーブル合成部90を有する。
画像処理部10は、複数の画像処理モジュールMD(MD1、MD2、MD3)およびセレクタ部20を有する。画像処理モジュールMDの数は3つに限定されない。第1の画像処理手段およびサブ画像処理手段の一例である画像処理モジュールMD1−MD3は、画像の色の変換処理、階調処理、変倍処理、画像特性の補正処理など、互いに異なる種類の画像処理を実行する機能を有する。例えば、画像処理モジュールMD1−MD3は、直列に接続され、画像読み取り部200が生成した画像データを順に画像処理する。なお、動作させる画像処理モジュールMDは、画像処理装置1を使用するユーザの指定に基づいて、CPU130の制御により選択可能である。以下では、画像処理モジュールMDは、単にモジュールMDとも称される。
接続手段の一例であるセレクタ部20は、画像処理モジュールMD1−MD3の接続を制御し、さらに、追加画像処理部400の接続を制御する。セレクタ部20の例は、図2に示す。図1では、モジュールMD1、MD2間が太い矢印で接続され、モジュールMD2、MD3間が太い矢印で接続されているが、モジュールMD1−MD3間は、セレクタ部20を介して接続されてもよい。また、破線で示す制御信号も、セレクタ部20を介してモジュールMD1−MD3に伝送されてもよい。
メモリ制御手段の一例であるメモリコントローラ50は、エンジン100に搭載されるメモリ120にアクセスする機能を有する。メモリコントローラ50は、画像読み取り部200から受信する画像データを主走査方向に沿った1ラインずつメモリ120に書き込み、メモリ120に書き込まれた画像データを1ラインずつ読み出して画像処理部10に出力する。
例えば、メモリコントローラ50は、主走査同期信号出力イネーブルOENの受信に応じてメモリ120からの1ライン分の画像データを読み出し、読み出した画像データを主走査同期信号HSYNC0とともに出力する。主走査同期信号HSYNC0は、画像データのライン毎の出力タイミングを示す。メモリコントローラ50は、原稿毎に最初の1ライン分の画像データを出力する場合、主走査同期信号HSYNC0だけでなく副走査同期信号VSYNC0を出力する。副走査同期信号VSYNC0は、画像読み取り部200で読み取る原稿の送り方向である副走査方向に対する同期信号であり、例えば、原稿の1枚毎に生成される。主走査同期信号HSYNC0は、副走査方向に直行する主走査方向に沿う1ラインの画像データ毎に生成される。特に限定されないが、メモリ120は、DRAM(Dynamic Random Access Memory)でもよい。
転送制御部60は、エンジン100とコントローラ300との間の高速シリアル転送を制御する。第2の生成手段の一例である機能拡張インタフェース部70は、追加画像処理部400との間の通信を制御するとともに、主走査同期信号出力イネーブルOEN2を生成する機能を有する。機能拡張インタフェース部70に含まれるメモリ72は、追加画像処理部400で画像処理された画像データを一時的に保持する。例えば、メモリ72は、SRAM(Static Random Access Memory)でもよい。機能拡張インタフェース部70は、追加画像処理部400からの1ライン分の画像データをメモリ72に書き込んだことに基づいて、主走査同期信号出力イネーブルOEN2をイネーブル状態に設定する。
追加画像処理部400は、例えば、プリント基板等に実装され、図示しないコネクタ等を介してエンジン100に着脱自在に接続される。なお、追加画像処理部400を含む半導体チップやプリント基板が、エンジン100を搭載するプリント基板等に直接実装されてもよい。追加画像処理部400は、画像処理の機能拡張時にエンジン100に電気的に接続される。
例えば、追加画像処理部400は、高速シリアル信号の伝送路TX、RXを介して機能拡張インタフェース部70に接続される。伝送路TXは、機能拡張インタフェース部70から追加画像処理部400への画像データの送信に使用され、伝送路RXは、追加画像処理部400から出力される画像データの機能拡張インタフェース部70による受信に使用される。
追加画像処理部400は、第2の画像処理手段の一例である画像処理部40と、転送制御部42とを有する。例えば、画像処理部40は、エンジン100から転送される画像データを1ラインずつ画像処理する。転送制御部42は、エンジン100から転送される画像データの1ラインずつの受信を制御し、画像処理部40により処理された画像データのエンジン100への1ラインずつの転送を制御する。
特に限定されないが、画像処理部40が実行する画像処理は、偽造防止処理や透かし処理等、モジュールMDで実施される画像処理に比べて特殊性の高い処理である。この種の画像処理は、使用するユーザが限られるため、標準機能としてエンジン100に搭載するのではなく、必要に応じて機能拡張(オプション)としてエンジン100に接続されることが望ましい。これにより、必要とするユーザにのみに画像処理部40による画像処理を提供することができ、画像処理装置1のコストを削減することができる。なお、画像処理装置1の開発後に、新たな画像処理機能を搭載する場合、新たな画像処理機能を含む画像処理部40を有する追加画像処理部400が画像処理装置1に接続されてもよい。
追加画像処理部400がエンジン100に接続されない場合、すなわち、画像処理の機能拡張が行われない場合、機能拡張インタフェース部70は、主走査同期信号出力イネーブルOEN2を、イネーブル状態に固定する。
第1の生成手段の一例である出力イネーブル生成部80は、画像処理の状況に基づいて画像処理部10が生成する遅延情報DLYに基づいて、主走査同期信号出力イネーブルOEN1を生成する。例えば、遅延情報DLYは、画像処理部10での画像処理の完了タイミングを示す。
許可手段の一例である出力イネーブル合成部90は、出力イネーブル生成部80からの主走査同期信号出力イネーブルOEN1と、機能拡張インタフェース部70からの主走査同期信号出力イネーブルOEN2とに基づいて、主走査同期信号出力イネーブルOENを生成する。例えば、出力イネーブル合成部90は、主走査同期信号出力イネーブルOEN1、OEN2のうち、アサートの生成タイミングが遅いほうに基づいて、主走査同期信号出力イネーブルOENをアサートする。主走査同期信号出力イネーブルOEN1、OEN2、OENは、許可信号の一例である。
主走査同期信号出力イネーブルOENは、主走査同期信号出力イネーブルOEN1、OEN2のうち、イネーブル状態への遷移が遅い方に応じて、イネーブル状態に設定される。以下では、主走査同期信号出力イネーブルOEN、OEN1、OEN2は、単に出力イネーブルOEN、OEN1、OEN2とも称される。
CPU130は、図示しないメモリに格納された制御プログラムを実行することで、エンジン100の全体を制御する。なお、出力イネーブル生成部80により出力イネーブルOEN1の生成タイミングを設定する機能は、CPU130が実行する制御プログラムにより実現されてもよい。機能拡張インタフェース部70により出力イネーブルOEN2の生成タイミングを設定する機能は、CPU130が実行する制御プログラムにより実現されてもよい。出力イネーブル合成部90により出力イネーブルOENの生成タイミングを設定する機能は、CPU130が実行する制御プログラムにより実現されてもよい。
図2は、図1のセレクタ部20の例を示すブロック図である。セレクタ部20は、メモリコントローラ50、モジュールMD1、MD2、MD3、追加画像処理部400および転送制御部60との間で転送される画像データの転送経路を決めるための複数のセレクタSEL0−SEL9を有する。セレクタSEL0−SEL9の動作は、CPU130が実行する制御プログラムにより制御される。
セレクタSEL0−SEL9の動作により、画像処理部40をメモリコントローラ50、モジュールMD1−MD3および転送制御部60の間の任意の個所に挿入することができる。すなわち、セレクタSEL0−SEL9は、モジュールMD1−MD3と画像処理部40とを直列に接続可能にする。なお、セレクタ部20は、主走査同期信号HSYNC0等の制御信号の送信先および送信元を選択するセレクタを有してもよい。制御信号の送信先を選択するセレクタは、複数の送信先に制御信号を並列に出力する機能を有してもよい。
セレクタSEL0は、メモリコントローラ50からの画像データをモジュールMD1または追加画像処理部400に向けて転送する。セレクタSEL1は、メモリコントローラ50からの画像データまたは追加画像処理部400からの画像データを、モジュールMD1に転送する。
セレクタSEL2は、モジュールMD1からの画像データをモジュールMD2または追加画像処理部400に向けて転送する。セレクタSEL3は、モジュールMD1からの画像データまたは追加画像処理部400からの画像データを、モジュールMD2に転送する。
セレクタSEL4は、モジュールMD2からの画像データをモジュールMD3または追加画像処理部400に向けて転送する。セレクタSEL5は、モジュールMD2からの画像データまたは追加画像処理部400からの画像データを、モジュールMD3に転送する。
セレクタSEL6は、モジュールMD3からの画像データを転送制御部60または追加画像処理部400に向けて転送する。セレクタSEL7は、モジュールMD3からの画像データまたは追加画像処理部400からの画像データを、転送制御部60に転送する。
セレクタSEL8は、メモリコントローラ50またはモジュールMD1−MD3のいずれかからの画像データを追加画像処理部400に向けて転送する。セレクタSEL9は、追加画像処理部400からの画像データをモジュールMD1−MD3のいずれか、または転送制御部60に転送する。
なお、図2に示すセレクタ部20は、追加画像処理部400が接続されない場合、メモリコントローラ50と転送制御部60との間に、モジュールMD1、MD2、MD3を直列に接続する。しかしながら、セレクタ部20は、追加画像処理部400の接続/非接続にかかわりなく、メモリコントローラ50と転送制御部60との間に、ユーザが希望する機能を実現する任意のモジュールMDを接続してもよい。
この場合、例えば、セレクタ部20は、例えば、メモリコントローラ50の出力を、モジュールMD1、MD2、MD3の入力のいずれに接続するかを選択するセレクタを有してもよい。セレクタ部20は、モジュールMD1の出力を、モジュールMD2、MD3の入力または転送制御部60の入力のいずれに接続するかを選択するセレクタを有してもよい。セレクタ部20は、モジュールMD2の出力を、モジュールMD3の入力または転送制御部60の入力のいずれに接続するかを選択するセレクタを有してもよい。
図3は、図1の画像処理装置1の動作の例を示すフローチャートである。すなわち、図3は、画像処理装置1の制御方法の例を示す。図3に示すフローチャートは、CPU130が実行する制御プログラムに基づいて、画像処理装置1内のハードウェアが動作することで実現される。また、図3に示すフローチャートは、原稿の読み取り毎に実行される。例えば、図3では、原稿の表面と裏面との両方が読み取られるが、片面のみの読み取りでもよい。
まず、ステップS10において、画像処理装置1は、原稿を読み取ることで得られる画像データに施す画像処理の指示を、画像処理装置1を操作するユーザから受け、実行する画像処理に関する各種のパラメータを設定する。例えば、ユーザは、画像処理装置1に搭載されているタッチパネル等を操作することで、画像に施す画像処理を指定(選択)する。
次に、ステップS12において、画像処理装置1は、ユーザによる画像処理の指定に基づいて、動作させるモジュールMDおよび追加画像処理部400をセレクタ部20を介して接続する。
次に、ステップS14において、画像処理装置1は、ユーザがタッチパネル等を操作して開始ボタン等を押下したことに基づいて、原稿の読み取りを開始する。例えば、原稿の読み取りは、原稿の送り方向である副走査方向にCCD等または原稿を移動しながら、副走査方向に直行する主走査方向に沿う画像を1ラインずつ読み取ることで実行される。これにより、原稿の画像データは、1ラインずつ生成される。メモリコントローラ50は、生成された画像データを1ラインずつメモリ120に書き込む。
次に、ステップS16において、画像処理装置1は、所定数のラインの画像データをメモリ120に書き込むまで待ち、所定数のラインの画像データをメモリ120に書き込んだ場合、処理をステップS18に移行する。ステップS16の処理により、画像データの画像処理中に、メモリ120から読み出すライン毎の画像データが不足することが防止される。
ステップS18において、画像処理装置1は、追加画像処理部400がエンジン100に接続されている場合、処理をステップS20に移行し、追加画像処理部400がエンジン100に接続されていない場合、処理をステップS22に移行する。なお、ステップS10によるパラメータの設定により、追加画像処理部400による画像処理を実行しない場合、追加画像処理部400がエンジン100に接続されている場合にも、処理はステップS22に移行される。
ステップS20において、画像処理装置1は、出力イネーブルOEN2のマスクを解除し、処理をステップS22に移行する。ここで、マスクとは、出力イネーブルOEN2をイネーブル状態に固定し、出力イネーブルOENが出力イネーブルOEN2の影響を受けないようにすることである。マスクの解除とは、追加画像処理部400による画像処理の状態に基づいて、出力イネーブルOEN2を生成可能な状態にすることである。なお、出力イネーブルOEN2は、フローチャートの開始時において、イネーブル状態に固定されたマスク状態になっている。
ステップS22において、画像処理装置1は、メモリ120から画像データの読み出しを開始する。そして、画像処理装置1は、セレクタ部20で選択されたモジュールMDおよび画像処理部40の少なくともいずれかを用いて画像処理を1ラインずつ実行する。画像処理装置1が画像処理を実行する例は、図4から図6で説明される。
次に、ステップS24において、画像処理装置1は、画像読み取り部200で読み取る原稿の最終ラインの画像データをメモリコントローラ50に転送するまで待ち、原稿1枚分の画像処理された画像データの転送が完了した場合、処理をステップS26に移行する。ステップS26において、画像処理装置1は、出力イネーブルOEN2をイネーブル状態に固定することで、マスク状態に設定し、原稿の読み取り動作を終了する。
図4は、図1の画像処理装置1の動作の例を示すタイミング図である。図4は、セレクタ部20により、モジュールMD1、画像処理部40、モジュールMD2、MD3が順に接続された場合の動作を示している。図4では、主走査同期信号HSYNC0の出力間隔は、周期Tで示される。周期Tは、1ラインの画像データの画像処理を実行する基本の周期であり、画像処理時間に応じて変化する可変の周期である。なお、追加画像処理部400がエンジン100に接続された場合、1ラインの画像データの画像処理は、追加画像処理部400がエンジン100に接続されない場合の1ラインの画像データの画像処理の周期Tの2つ分を使用して実行される。
実線の矩形で示す"Valid"は、原稿の読み取りにより生成された画像データ(主走査方向のラインデータ)が有効であることを示し、矩形内に括弧で示す符号はライン(ラインa、ラインb、ラインc、ラインd)を示す。ラインa、b、c、dは、副走査方向に順番に並ぶラインである。破線の矩形で示す"Invalid"は、画像データが無効であることを示す。
図4の例では、追加画像処理部400の画像処理部40による画像処理のレイテンシLTは、ラインa、b、c毎に異なり、ラインaが最も大きく、ラインbが最も小さい。図4では、レイテンシLTを、画像データを伝送路TXに出力してから画像データを伝送路RXで受信するまでの期間としている。なお、レイテンシLTは、伝送路TX、RXの帯域の変動により変化する場合もある。
まず、モジュールMD1は、メモリコントローラ50から出力される同期信号HSYNC0とラインaの画像データとを受ける(図4(a))。モジュールMD1は、入力画像データの画像処理の開始に基づいて同期信号HSYNC1を出力し、ラインaの各画素の画像処理を順次実行し、出力画像データとして順次出力する(図4(b)、(c))。同期信号HSYNC1は、モジュールMD2と、機能拡張インタフェース部70とに供給される。なお、以下では、主走査同期信号HSYNC0、HSYNC1等は、同期信号HSYNCとも称される。
機能拡張インタフェース部70は、同期信号HSYNC1に応答して出力イネーブルOEN2をロウレベルにネゲートする(図4(d))。ロウレベルの出力イネーブルOEN2は、ディセーブル状態であり、メモリコントローラ50によるメモリ120からの画像データの読み出しの不許可状態を示す。ここで、出力イネーブルOEN2をネゲートする同期信号は、画像処理部40の入力側に接続されるモジュールMDが出力する主走査同期信号HSYNCである。モジュールMDが出力する主走査同期信号HSYNCは、メモリコントローラ50が出力する主走査同期信号HSYNC0に基づいて生成される。なお、画像処理部40の入力がメモリコントローラ50に直接接続される場合、出力イネーブルOEN2をネゲートする同期信号は、主走査同期信号HSYNC0である。
機能拡張インタフェース部70は、モジュールMD1により画像処理された1ラインの画像データを、セレクタ部20を介して受信し、受信した画像データを、伝送路TXを介して追加画像処理部400の画像処理部40に出力する(図4(e))。画像処理部40は、受信した画像データの画像処理を実行し、画像処理により生成した画像データを、伝送路RXを介して機能拡張インタフェース部70に送信する。
機能拡張インタフェース部70は、画像処理部40から画像データ(画素データ)を受信する毎に、受信した画像データをメモリ72に順次書き込む(図4(f))。機能拡張インタフェース部70は、画像処理部40からの1ライン分の画像データの受信の完了に応答して出力イネーブルOEN2をハイレベルにアサートする(図4(g))。ハイレベルの出力イネーブルOEN2は、イネーブル状態であり、メモリコントローラ50によるメモリ120からの画像データの読み出しの許可状態を示す。
このように、出力イネーブルOEN2は、同期信号HSYNCに基づいてネゲート(不許可)され、画像処理部40からの画像データの受信の完了に基づいてアサート(許可)される。このため、画像処理部40による画像処理中に、メモリ120からの次のラインの画像データの読み出しが禁止される。したがって、画像処理部40による画像処理時間が変動する場合にも、画像処理部40による画像処理中にメモリ120からの次のラインの画像データの読み出しを確実に禁止することができる。
一方、モジュールMD2は、同期信号HSYNC1の受信に基づいてダミーの画像データの画像処理の実行を開始し、同期信号HSYNC2を出力する(図4(h))。モジュールMD3は、同期信号HSYNC2の受信に基づいてダミーの画像データの画像処理の実行を開始し、同期信号HSYNC3を出力する(図4(i))。
出力イネーブル生成部80は、同期信号HSYNC0に応答して出力イネーブルOEN1をロウレベルにネゲートする(図4(j))。出力イネーブル生成部80は、図示しない遅延情報DLYに基づいてモジュールMD3による出力画像データの転送完了を検出して出力イネーブルOEN1をハイレベルにアサートする(図4(k))。ロウレベルの出力イネーブルOEN1は、ディセーブル状態であり、メモリコントローラ50によるメモリ120からの画像データの読み出しの不許可を示す。ハイレベルの出力イネーブルOEN1は、イネーブル状態であり、メモリコントローラ50によるメモリ120からの画像データの読み出しの許可を示す。
有効な画像データを受けない場合に、ダミーの画像データを用いて画像処理を実行することで、画像処理部10は、有効な画像データを処理する場合と同様に遅延情報DLYを出力イネーブル生成部80に出力できる。これにより、出力イネーブル生成部80は、有効な画像データを処理する場合と同様に出力イネーブルOEN1をアサートすることができる。これに対して、ダミーの画像データを用いて画像処理を実行しない場合、画像処理部10は、遅延情報DLYを出力することができず、出力イネーブル生成部80は、出力イネーブルOEN1をアサートできない。この結果、出力イネーブル合成部90は、出力イネーブルOEN2がアサートされた後、出力イネーブルOEN1のアサートを待ち続け、デッドロック状態に陥ってしまう。すなわち、ダミーの画像データを用いて画像処理を実行することで、画像処理装置1の誤動作を防止することができる。
出力イネーブル合成部90は、例えば、出力イネーブルOEN1、OEN2の負論理のオアをとり、出力イネーブルOENとして出力する(図4(l))。これにより、メモリコントローラ50によるメモリ120からの画像データの読み出しの許可タイミングである出力イネーブルOENのアサートタイミングは、図4の例では、アサートタイミングが遅い出力イネーブルOEN2に合わせられる。
2周期目におけるモジュールMD1の動作は、1周期目と同様であり、画像処理部40の動作は、画像データの処理時間が1周期目に比べて短いことを除き、1周期目と同様である。機能拡張インタフェース部70は、画像処理部40からの1ライン分の画像データの受信の完了に応答して出力イネーブルOEN2をアサートする(図4(m))。
一方、2周期目において、モジュールMD2、MD3は、1周期目で画像処理部40が生成したラインaの画像データを使用して画像処理を順次実行する。モジュールMD2は、モジュールMD1から出力される主走査同期信号HSYNC1とともにメモリ72が保持するラインaの画像データを受け、画像処理を開始し、主走査同期信号HSYNC2を出力する(図4(n)、(o))。例えば、機能拡張インタフェース部70は、2番目の周期Tの開始タイミングである同期信号HSYNC0に基づいて、メモリ72から画像データを読み出し、読み出し画像データを同期信号HSYNC1に合わせてモジュールMD2に出力する。
上述したように、追加画像処理部400がエンジン100に接続される場合、画像処理は、2つ分の周期Tを使用して実行される。このため、2番目の周期Tでは、モジュールMD1および画像処理部40によるラインbの画像データの画像処理と平行して、モジュールMD2、MD3によるラインaの画像データの画像処理が実行される。この場合にも、出力イネーブルOEN1、OEN2の遅い方に合わせて次のラインの画像データの読み出しを許可することで、各モジュールMDは、常に所定の主走査同期信号HSYNCに基づいて画像の処理を開始することができる。
画像処理部40が生成した画像データは、メモリ72にバッファされるため、周期Tが変動する場合にも、モジュールMD2は、同期信号HSYNC1に合わせて画像データを受信し、画像処理を実行することができる。換言すれば、追加画像処理部400がエンジン100に接続され、画像処理が複数の周期Tにまたがって実行される場合にも、先頭の周期Tの変動によるタイミングのずれを調整して、後続の周期Tでの画像処理を常に同じタイミングで開始することができる。この結果、周期Tをまたぐことによるタイミングのずれに起因して異常な画像が生成されることを防止できる。
モジュールMD3は、モジュールMD2から出力される主走査同期信号HSYNC2とともに画像データを受け、画像処理を開始し、主走査同期信号HSYNC3を出力する(図4(p)、(q))。出力イネーブル生成部80は、モジュールMD3による出力画像データの転送完了に応答して出力イネーブルOEN1をアサートする(図4(r))。
出力イネーブル合成部90は、出力イネーブルOEN1、OEN2のうち、アサートタイミングが遅い出力イネーブルOEN1に合わせて、出力イネーブルOENをアサートする(図4(s))。
3番目の周期Tの動作は、出力イネーブルOENのアサートタイミングが出力イネーブルOEN2に合わせられることを除き、2番目の周期の動作と同様である。図4に示すように、画像処理部40からの画像データの受信タイミングが変動する場合、機能拡張インタフェース部70は、受信の完了タイミングに合わせて出力イネーブルOEN2をアサートする。また、出力イネーブル合成部90は、出力イネーブルOEN1、OEN2のうち、アサートタイミングが遅い側に合わせて、メモリコントローラ50に出力する出力イネーブルOENのアサートタイミングを決定する。これにより、追加画像処理部400からの画像データの受信タイミングが変動する場合にも、常に正常な画像処理を実行することができる。
図5は、図1の画像処理装置1の動作の別の例を示すタイミング図である。図4と同じ動作については、詳細な説明は省略する。図5は、セレクタ部20により、モジュールMD1、MD2、画像処理部40、モジュールMD3が順に接続された場合の動作を示している。図5においても、図4と同様に、追加画像処理部400がエンジン100に接続された場合、1ラインの画像データの画像処理は、追加画像処理部400がエンジン100に接続されない場合の1ラインの画像処理の周期Tの2つ分を使用して実行される。追加画像処理部400の画像処理部40による画像処理のレイテンシLTは、図4と同様に、ラインaが最も大きく、ラインbが最も小さい。
図5では、モジュールMD2は、1番目の周期Tにおいて、モジュールMD1から有効な画像データを受け、画像処理を実行する(図5(a))。なお、画像処理部40が接続される位置にかかわらず、同期信号HSYNC1は、モジュールMD1からモジュールMD2に出力され、同期信号HSYNC2は、モジュールMD2からモジュールMD3に出力される(図5(b)、(c))。また、図5では、拡張インタフェース部70は、同期信号HSYNC2に応答して出力イネーブルOEN2をロウレベルにネゲートする(図5(d))。
モジュールMD3は、1番目の周期Tでは、画像処理部40から有効な画像データを受けていないため、同期信号HSYNC2に基づいてダミーの画像データの画像処理を開始する(図5(e))。そして、図4と同様に、1番目の周期Tでは、出力イネーブルOEN2に基づいて出力イネーブルOENがアサートされる(図5(f))。2番目の周期Tでは、出力イネーブルOEN1に基づいて出力イネーブルOENがアサートされる(図5(h))。3番目の周期Tでは、出力イネーブルOEN2に基づいて出力イネーブルOENがアサートされる(図5(h))。
図5においても、出力イネーブル合成部90は、出力イネーブルOEN1、OEN2のうち、アサートタイミングが遅い側に合わせて、メモリコントローラ50に出力する出力イネーブルOENのアサートタイミングを決定する。これにより、追加画像処理部400が接続される位置にかかわらず、追加画像処理部400からの画像データの受信タイミングが変動する場合にも、正常な画像処理を実行することができる。
図6は、図1の画像処理装置1の動作のさらなる別の例を示すタイミング図である。図4と同じ動作については、詳細な説明は省略する。図6では、追加画像処理部400はエンジン100に接続されない。すなわち、図6は、セレクタ部20により、モジュールMD1、MD2、MD3が順に接続された場合の動作を示している。追加画像処理部400がエンジン100に接続されない場合、1ラインの画像データの画像処理は、1つの周期Tを使用して実行される。
機能拡張インタフェース部70は、追加画像処理部400がエンジン100に接続されたか否かを検出する機能を有する。そして、機能拡張インタフェース部70は、追加画像処理部400がエンジン100に接続されないことを検出した場合、出力イネーブルOEN2を、ハイレベル"H"(イネーブル状態)に固定する(図6(a))。この場合、出力イネーブル合成部90は、出力イネーブル生成部80からの出力イネーブルOEN1のみに基づいて出力イネーブルOENを生成する(図6(b)、(c)、(d))。
モジュールMD2、MD3の動作は、図4の2番目の周期TにおけるモジュールMD2、MD3の動作と同様である。同期信号HSYNC1、HSYNC2、HCYNC3の生成タイミングは、追加画像処理部400が接続されるか否かにかかわらず変更されない。このため、モジュールMD1、MD2、MD3の動作タイミングは、追加画像処理部400が接続されるか否かにかかわらず変更されない。したがって、画像データの処理時間に掛かる周期Tの数にかかわらず、画像処理を正常に実行することができる。
図7は、図1の画像処理装置1のハードウェア構成図である。画像処理装置1は、CPU130、ROM(Read Only Memory)102、RAM103、HDD(Hard Disk Drive)104、FPGA(Field Programmable Gate Array)105、通信インタフェース(I/F)106、入出力インタフェース(I/F)107、108を有する。
例えば、通信インタフェース106は、PCIインタフェースである。入出力インタフェース107は、タッチパネルや各種ボタン等の入力機器に接続され、あるいは、液晶ディスプレイ等の表示装置に接続される。入出力インタフェース108は、DVD、CD−ROM、またはUSBメモリ等の記録媒体を接続するためのインタフェースである。記録媒体には、画像処理装置1の動作を制御する制御プログラムが格納されてもよい。この場合、CPU130は、記録媒体からHDD104等に転送された制御プログラムを実行する。
CPU130は、ROM102または記録媒体に格納された制御プログラムを実行することで、画像処理装置1の機能を実現する。RAM103は、図1に示すメモリ120またはメモリ72を含んでもよい。FPGA105は、図1に示す主画像処理部110のハードウェアの少なくとも一部が構築されてもよい。
図8は、他の画像処理装置の動作の例(比較例)を示すタイミング図である。他の画像処理装置は、図1に示した出力イネーブル合成部90を持たず、機能拡張インタフェース部70は、出力イネーブルOEN2を生成する機能を持たない。そして、出力イネーブル生成部80が生成する出力イネーブルOEN1が出力イネーブルOENとしてメモリコントローラ50に供給される。画像処理装置のその他の構成および機能は、図1に示した画像処理装置1と同様である。
図8は、図4と同様に、セレクタ部20により、モジュールMD1、画像処理部40、モジュールMD2、MD3が順に接続された場合の動作を示している。追加画像処理部400がエンジン100に接続された場合、1ラインの画像データの画像処理は、追加画像処理部400がエンジン100に接続されない場合の1ラインの画像データの画像処理の周期Tの2つ分を使用して実行される。追加画像処理部400の画像処理部40による画像処理のレイテンシLTは、図4と同様に、ラインaが最も大きく、ラインbが最も小さい。
1番目の周期Tにおいて、出力イネーブル生成部80は、モジュールMD3によるダミーの出力画像データの転送完了を検出して出力イネーブルOEN1をハイレベルにアサートする(図8(a))。メモリコントローラ50は、出力イネーブル生成部80からの出力イネーブルOEN1(OEN)のアサートに基づいて、メモリ120から次のラインの画像データを読み出し、同期信号HSYNC0とともに出力する(図8(b))。同期信号HSYNC0の出力により、2番目の周期Tが開始される。
機能拡張インタフェース部70は、1番目と2番目の周期Tをまたいで、画像処理部40から画像処理後の画像データを順次受信し、受信した画像データをメモリ72に書き込む(図8(c))。
モジュールMD1は、同期信号HSYNC0に基づいて同期信号HSYNC1を生成し、ラインbの画像処理を開始する(図8(d))。モジュールMD2は、同期信号HSYNC1に基づいてメモリ72から1ライン分の画像データを受信し、ラインaの画像処理を開始する(図8(e))。しかしながら、同期信号HSYNC1が出力された時点で、メモリ72の網掛け部分には、画像処理部40が生成した画像データはまだ格納されていない。このため、モジュールMD2、MD3は、正しい画像データを用いた画像処理を実行できず、画像処理装置1は誤動作する。
なお、画像処理部40が生成した画像データのメモリ72への格納が、同期信号HSYNC1が出力される前に完了する場合、誤動作は発生しない。図4および図5に示した動作では、画像処理部40が実行する画像処理に掛かる時間に応じて、出力イネーブルOENのアサートタイミングが変更される。このため、画像処理部40が生成した画像データは、同期信号HSYNC1が出力される前にメモリ72に格納され、誤動作は発生しない。
以上、図1から図7に示す実施形態では、追加画像処理部400がエンジン100に接続される場合、画像処理部40による画像データの処理時間に応じて、出力イネーブルOEN2のアサートタイミングが調整される。例えば、出力イネーブル合成部90は、出力イネーブルOEN1、OEN2のうち、アサートタイミングが遅いほうに合わせて、出力イネーブルOENをアサートする。これにより、機能拡張の有無に応じて画像処理時間が変動する場合にも、異常な画像データを生成することなく、画像データの転送性能の低下を防止することができる。
拡張インタフェース部70は、同期信号HSYNC1に応答して出力イネーブルOEN2をネゲートし、画像処理部40からの1ライン分の画像データの受信の完了に応答して出力イネーブルOEN2をアサートする。これにより、画像処理部40による画像処理時間が変動する場合にも、画像処理部40による画像処理中にメモリ120からの次のラインの画像データの読み出しを確実に禁止することができる。
また、画像処理部40からの画像データの受信の完了に応答して出力イネーブルOEN2をアサートするため、画像データの受信途中に出力イネーブルOEN2がアサートされることを防止することができる。この結果、画像処理部40による画像処理時間が変動する場合にも、出力イネーブルOEN2のネゲート期間を最短にしつつ、異常な画像が生成されることを防止できる。
画像処理部40が生成した画像データは、メモリ72に一度格納された後、メモリ72から後続のモジュールMDに転送される。このため、周期Tが変動する場合にも、後続のモジュールMDは、同期信号HSYNCに合わせて画像データを受信し、画像処理を実行することができる。
換言すれば、追加画像処理部400がエンジン100に接続され、画像処理が複数の周期Tにまたがって実行される場合にも、先頭の周期Tの変動によるタイミングのずれを調整して、後続の周期Tでの画像処理を常に同じタイミングで開始することができる。すなわち、各周期Tにおいて、各モジュールMDにより画像処理を開始するタイミングを、追加画像処理部400が接続されるか否かにかかわらず一定にすることができる。この結果、周期Tをまたぐことによるタイミングのずれに起因して異常な画像が生成されることを防止できる。
有効な画像データを受けない場合に、ダミーの画像データを用いて画像処理を実行することで、画像処理部10は、有効な画像データを処理する場合と同様に遅延情報DLYを出力イネーブル生成部80に出力できる。これにより、有効な画像データを処理する場合と同様に出力イネーブルOEN1をアサートすることができ、出力イネーブルOEN1がアサートされないことによる画像処理装置1の誤動作を防止することができる。
図9は、本発明の別の実施形態に係る画像処理装置の動作の例を示すタイミング図である。図1から図7に示した構成、機能および動作と同様の構成、機能および動作については、詳細な説明は省略する。図9に示す動作を実行する画像処理装置は、メモリコントローラ50の機能が異なることを除き、図4に示した画像処理装置1と同じである。図9は、図4と同様に、セレクタ部20により、モジュールMD1、画像処理部40、モジュールMD2、MD3が順に接続された場合の動作を示している。
メモリコントローラ50は、出力イネーブルOENにより設定される周期T(同期信号HSYNC0の生成周期)が、予め設定された最小周期より小さい場合、最小周期に合わせて同期信号HSYNC0を出力する。図9の1番目と3番目の周期の動作は、図4の1番目と3番目の周期の動作と同じである。
2番目の周期Tにおいて、画像処理部40による画像データの処理時間と、モジュールMD2、MD3による画像データの処理時間とは、他の周期Tの処理時間に比べて短い(図9(a)、(b))。このため、出力イネーブルOENに基づいて同期信号HSYNC0を生成した場合、2番目の周期Tは、最小周期より短くなってしまう。この場合、メモリコントローラ50は、最小周期で同期信号HSYNC0を出力する(図9(c))。これにより、出力イネーブルOENが早くアサートされる場合にも、1周期が規定の周期(すなわち、最小周期)より短くなることを防止することができる。この結果、主画像処理部110内の回路のタイミングマージンが不足することを防止でき、主画像処理部110の誤動作を防止することができる。
図10は、本発明の別の実施形態に係る画像処理装置を示すブロック図である。図1から図7に示した構成、機能および動作と同様の構成、機能および動作については、詳細な説明は省略する。図10に示す画像処理装置2では、機能拡張インタフェース部70は、マスク制御部(マスク)74を有する。画像処理装置2のその他の構成および機能は、図1に示した画像処理装置1の構成および機能と同様である。
マスク制御部74は、画像処理部40による画像処理時間がn周期(nは、2以上の整数)にわたるとき、原稿を読み取ってからn−1番目の周期まで、出力イネーブルOEN2を強制的にアサートレベルに設定する。画像処理部40による画像データの処理時間は、追加画像処理部400がエンジン100に接続されたときに、CPU130により算出されてもよく、原稿の読み取り毎にCPU130により算出されてもよい。CPU130は、算出された画像データの処理時間を周期の数としてマスク制御部74に通知する。
なお、CPU130は、算出した周期の数を、マスク制御部74が参照可能なレジスタに格納してもよい。また、マスク制御部74を設けずに、出力イネーブルOEN2を強制的にアサート状態に設定するI/Oレジスタを設けて、CPU130が、算出した周期の数に対応する期間、出力イネーブルOEN2をアサート状態に設定する値をI/Oレジスタに書き込んでもよい。
図11は、図10の画像処理装置2の動作の例を示すタイミング図である。図4と同じ動作については、詳細な説明は省略する。図11は、図4と同様に、セレクタ部20により、モジュールMD1、画像処理部40、モジュールMD2、MD3が順に接続された場合の動作を示している。CPU130は、画像処理部40による1ラインの画像処理が2周期(n="2")にわたって実行されることをマスク制御部74に予め通知している。
マスク制御部74は、CPU130からの通知に基づいて、原稿の読み取り後の最初の周期Tでは、出力イネーブルOEN2をハイレベル"H"に維持する(図11(a))。原稿の読み取り後の最初の周期Tは、1ラインの画像処理に使用される最後の周期Tを除く周期Tであり、n−1番目の周期Tまでに含まれる。例えば、画像処理部40による1ラインの画像処理が4周期かかる場合(n="4")、マスク制御部74は、原稿の読み取り後の最初の3周期(=n−1)の間、出力イネーブルOEN2をハイレベル"H"に設定する。
出力イネーブル合成部90は、出力イネーブルOEN2がハイレベルに固定されるため、出力イネーブルOEN1のアサートタイミングに同期して出力イネーブルOENをアサートする(図11(b))。これにより、メモリコントローラ50は、出力イネーブルOENに応答して、次のラインの画像データをメモリ120から読み出し、読み出した画像データを主走査同期信号HSYNC0とともに出力する(図11(c))。
図11の2番目の周期Tおよび3番目の周期Tの動作は、それぞれ図4の1番目の周期Tおよび2番目の周期Tの動作と同様である。但し、2番目の周期Tにおいて、モジュールMD2、MD3は、ダミーの画像データの画像処理を実行する(図11(d)、(e))。また、3番目の周期Tにおいて、モジュールMD2、MD3は、図4に比べて1つ前のラインの画像処理を実行する(図11(f)、(g))。図10および図11に示す実施形態では、画像処理部40による画像処理時間が複数の周期Tにまたがる場合にも、出力イネーブルOENをアサートすることができる。これにより、出力イネーブル合成部90が出力イネーブルOEN2のアサートを待ち続け、デッドロック状態に陥ってしまうことを防止することができ、画像処理装置2の誤動作を防止することができる。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
1、2 画像処理装置
10 画像処理部
20 セレクタ部
40 画像処理部
42 転送制御部
50 メモリコントローラ
60 転送制御部
70 機能拡張インタフェース部
72 メモリ
80 出力イネーブル生成部
90 出力イネーブル合成部
100 エンジン
110 主画像処理部
120 メモリ
130 CPU
200 画像読み取り部
300 コントローラ
400 追加画像処理部
HSYNC 主走査同期信号
MD 画像処理モジュール
OEN、OEN1、OEN2 主走査同期信号出力イネーブル
VSYNC0 副走査同期信号
特開2013−192197号公報

Claims (10)

  1. 画像読み取り部により生成される画像データを保持する第1のメモリと、
    前記第1のメモリにアクセスするメモリ制御手段と、
    前記画像データの画像処理を1ラインずつ実行する第1の画像処理手段と、
    機能拡張時に追加され、前記画像データの画像処理を1ラインずつ実行する第2の画像処理手段と、
    前記機能拡張時、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段とを画像データの転送経路で接続する接続手段と、
    前記第1の画像処理手段による画像処理時間に応じて、次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する第1の許可信号を生成する第1の生成手段と、
    前記第2の画像処理手段による画像処理時間に応じて、前記次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する第2の許可信号を生成する第2の生成手段と、
    前記第1の許可信号と前記第2の許可信号とに基づいて、前記次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する第3の許可信号を前記メモリ制御手段に出力する許可手段と、を有する画像処理装置。
  2. 前記許可手段は、前記第1の許可信号と前記第2の許可信号のうち、生成タイミングが遅い許可信号に基づいて、前記第3の許可信号を出力し、
    前記メモリ制御手段は、前記第3の許可信号に基づいて、前記第1のメモリから前記次のラインの画像データを読み出し、ライン毎の画像データの出力タイミングを示す主走査同期信号とともに出力することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記第2の生成手段は、前記第2の許可信号を、前記主走査同期信号に基づいて不許可状態に設定し、前記第2の画像処理手段により画像処理した1ラインの画像データの受信の完了に基づいて許可状態に設定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 前記メモリ制御手段は、前記第3の許可信号に基づいて前記主走査同期信号を生成することで、前記主走査同期信号の生成周期が予め設定した最小周期より短くなる場合、前記第3の許可信号にかかわらず、前記最小周期で前記主走査同期信号を生成することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  5. 前記第2の画像処理手段が画像処理により生成した画像データを保持する第2のメモリを有し、
    前記第1の画像処理手段は、前記接続手段により直列に接続可能な複数のサブ画像処理手段を有し、
    前記第2の画像処理手段は、前記接続手段により、前記複数のサブ画像処理手段のうちの2つの間に接続され、
    前記第2の画像処理手段が出力する画像データの画像処理を実行するサブ画像処理手段は、前記第2の画像処理手段により画像処理した1ラインの画像データが前記第2のメモリに格納される周期の次の周期に、前記第2のメモリから読み出される画像データの画像処理を実行することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  6. 前記第2の画像処理手段が出力する画像データを受けて画像処理を実行する前記サブ画像処理手段は、画像処理を実行する周期より前の周期に、ダミーの画像データの画像処理を実行することを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
  7. 前記第2の画像処理手段による画像処理が、複数の周期をまたいで実行される場合、前記第2の生成手段は、前記複数の周期のうちの最後の周期を除き、前記第2の許可信号を許可状態に維持することを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  8. 前記機能拡張されない場合、前記第1の画像処理手段を使用して周期毎に1ラインの画像処理が実行され、
    前記機能拡張時、前記第1の画像処理手段および前記第2の画像処理手段を使用して複数の周期で1ラインの画像処理が実行され、
    前記第1の生成手段は、周期毎に前記第1の許可信号を生成し、前記第2の生成手段は、周期毎に前記第2の許可信号を生成し、前記許可手段は、周期毎に前記第3の許可信号を出力することを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 画像読み取り部により生成される画像データを保持する第1のメモリと、前記第1のメモリにアクセスするメモリ制御手段と、前記画像データの画像処理を1ラインずつ実行する第1の画像処理手段と、機能拡張時に追加され、前記画像データの画像処理を1ラインずつ実行する第2の画像処理手段とを有する画像処理装置の制御方法において、
    前記機能拡張時、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段とを画像データの転送経路で接続し、
    前記第1の画像処理手段による画像処理時間に応じて、次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する第1の許可信号を生成し、
    前記第2の画像処理手段による画像処理時間に応じて、前記次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する第2の許可信号を生成し、
    前記第1の許可信号と前記第2の許可信号とに基づいて、前記次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する第3の許可信号を前記メモリ制御手段に出力することを特徴とする画像処理装置の制御方法。
  10. 画像読み取り部により生成される画像データを保持する第1のメモリと、前記第1のメモリにアクセスするメモリ制御手段と、前記画像データの画像処理を1ラインずつ実行する第1の画像処理手段と、機能拡張時に追加され、前記画像データの画像処理を1ラインずつ実行する第2の画像処理手段とを有する画像処理装置に搭載されるコンピュータに、
    前記機能拡張時、前記第1の画像処理手段と前記第2の画像処理手段とを画像データの転送経路で接続する処理と、
    前記第1の画像処理手段による画像処理時間に応じて、次のラインの画像データの第1のメモリからの読み出し許可のタイミングを設定する処理と、
    前記第2の画像処理手段による画像処理時間に応じて、前記次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出し許可のタイミングを設定する処理と、
    前記第1の画像処理手段による画像処理時間に応じて設定されたタイミングと、前記第2の画像処理手段による画像処理時間に応じて設定されたタイミングとに基づいて前記次のラインの画像データの前記第1のメモリからの読み出しを許可する処理と、を実行させることを特徴とするプログラム。
JP2018205984A 2018-10-31 2018-10-31 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびプログラム Active JP7176355B2 (ja)

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