JP2007258997A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板が交換された場合に、画像補正データを容易に新しい基板のメモリに複写することができる画像処理装置を提供する。
【解決手段】デジタル複合機1の電源がオンになったとき、メイン基板とオプション基板のメモリにガンマ補正データが記憶されていると、メイン基板に記憶されている機台毎のガンマ補正データが読取画像信号処理回路に転送され、オプション基板にデータが記憶されていないと、オプション基盤にメイン基板のデータが複写される(ステップ101〜104)。また、メイン基板にデータがなく、オプション基板にデータがある場合には、メイン基板にオプション基板のデータが複写され、両方の基板にデータがない場合には、デフォルトのガンマ補正データが読取画像信号処理回路に転送される(ステップ105〜107)。
【選択図】図5

Description

本発明は、デジタル複合機やコピー機等の画像処理装置に関し、特に画像信号を画像補正データによって補正する画像処理装置に関する。
複写機能、ファクシミリ機能、プリント機能、スキャナ機能等を有するデジタル複合機やコピー機等の画像処理装置では、最近、カラースキャナ機能を備えた機器が増加している。
このようにカラースキャナ機能を搭載した画像処理装置では、RGBの濃度特性の相違、すなわち、階調特性(ガンマ特性)のバランスを調整するために、専用のテストチャートを読み取らせた時の値から、各色のガンマ補正テーブルを生成してメモリに記憶させておくことにより、色差が少なくなるように調整している(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−117667号公報
上記のように、従来の画像処理装置では、各機台で同じカラー読取特性を有するようにガンマ補正テーブル等の画像補正データを各機台の固有の情報として記憶させるようにしているが、カラーガンマ補正テーブルは容量が大きく、フィールドで再入力することが困難であるので、例えば、デジタル複合機では、従来、主基板上のEEPROM(Electrically Erasable and Programmable ROM)にカラーガンマ補正データを記憶させており、主基板の交換の際には、古い基板からEEPROMを取り外し、新しい基板に差し替える必要があり、基板交換に手間がかかる、という問題があった。
また、主基板自体もEEPROMを着脱可能な構造としなければならず、さらに、EEPROMの周辺回路も設ける必要があり、構成が複雑となって、コストが上昇していた。特に、1種類の基板でモノクロ機もカラー機も対応する機械の場合、モノクロでは必要のない部品を載せることになり、これを避けるためには、基板の種類を2種類にしなければならず、非効率であった。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたもので、主基板が交換された場合に、画像補正データを容易に新しい基板のメモリに複写することができる画像処理装置を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するため、請求項1に係る発明の画像処理装置は、主基板上に画像補正データを格納するメモリを備えた画像処理装置において、主基板に接続されるオプション基板を備え、上記主基板上のメモリと上記オプション基板上のメモリに同一の画像補正データが格納されるとともに、上記オプション基板側のメモリがオプション基板に対して着脱自在に構成されていることを特徴とし、
請求項2に係る発明の画像処理装置は、請求項1に記載された画像処理装置において、上記主基板側のメモリ及び上記オプション基板側のメモリがフラッシュメモリであることを特徴とする。
また、請求項3に係る発明の画像処理装置は、請求項1または請求項2に記載された画像処理装置において、上記主基板側のメモリと上記オプション側のメモリ間で画像補正データの転送を制御するデータ転送手段を備え、上記オプション側のメモリに画像補正データが格納されていない時、上記データ転送手段が上記主基板側のメモリに格納された画像補正データをオプション側のメモリに複写することを特徴とし、
請求項4に係る発明の画像処理装置は、請求項3に記載された画像処理装置において、上記主基板側のメモリに画像補正データが格納されていない時、上記データ転送手段が上記オプション基板側のメモリに格納された画像補正データを上記主基板側のメモリに複写することを特徴とする。
請求項1に係る発明の画像処理装置によれば、主基板が別の主基板に交換された場合には、オプション基板のメモリから画像補正データを主基板のメモリに複写することができるので、主基板の交換の際には、古い基板からメモリを取り外す必要がなくなるので、基板交換を簡単に行うことができ、また、主基板自体をメモリが着脱可能な構造とする必要がないので、コストを抑えることができる。なお、デジタル複合機の場合、LAN接続のためのオプション基板が装着できるようになっているので、コスト的な影響はない。
また、請求項2に係る発明の画像処理装置によれば、主基板側のメモリ及びオプション基板側のメモリがフラッシュメモリにより構成されるので、回路構成を簡単にすることができる。
さらに、請求項3、請求項4に係る発明の画像処理装置によれば、オプション側のメモリに画像補正データが格納されていない時、主基板側のメモリに格納された画像補正データがオプション側のメモリに複写され、主基板側のメモリに画像補正データが格納されていない時、オプション基板側のメモリに格納された画像補正データが主基板側のメモリに複写されるので、例えば、主基板を新しい基板に交換した場合、自動的に、オプション基板側のメモリに格納された画像補正データが主基板側のメモリに複写されるので、更に基板の交換作業を簡単にすることができる。
なお、主基板やオプション基板を他の機台に取り付けられていた基板と交換した場合には、メモリにはその他の機台についての画像補正データが記憶されているが、この場合には、手動により交換されていない基板側のメモリに格納された画像補正データを交換された基板側のメモリに複写することにより、対応することができる。
以下、本発明の画像処理装置をデジタル複合機に適用した実施例について説明する。図1はデジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図であり、図2はデジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。
図1に示すネットワーク構成図において、1はデジタル複合機、2、3、4・・・はパソコン、5は公衆交換電話網(PSTN)、6はLAN(Local Area Network)、7はインターネット網である。デジタル複合機1はコピーモード、プリンタモード、ファクスモードの各機能を備えるとともに、メール送信機能も備え、PSTN5及びLAN6に接続されており、このLAN6に端末装置として複数のパソコン2、3、4・・・が接続されている。また、このLAN6はインターネット網7にも接続されており、デジタル複合機1はこのインターネット網7を介してメールの送受信を行うことも可能である。
図2はデジタル複合機1の制御系の構成を示す概略ブロック図であり、図に示すように、デジタル複合機1はMPU(Micro Processing Unit)11、フラッシュメモリ12、SRAM(Stand-by Random Access Memory)13、メモリコントローラ14、画像メモリ15、コーデック16、モデム17、ネットワーク制御ユニットNCU18、プリント画像信号処理回路19、プリンタ20、読取機構制御回路21、光源22、カラーCCD23、アナログフロントエンド(以下、AFEという)24、読取画像信号処理回路25、操作パネル26、LCD27、タッチスクリーン28、インターフェース31、MPU(2)32、RAM33、LANインターフェース(I/F)34、コンパクトフラッシュ(登録商標)35等により構成され、各部がバス29、36を介して接続されている。
そして、デジタル複合機1のメイン基板10にMPU11、フラッシュメモリ12、SRAM13、メモリコントローラ14、画像メモリ15、コーデック16、モデム17、ネットワーク制御ユニットNCU18及びプリント画像信号処理回路19が搭載されており、オプション基板30にインターフェース31、MPU(2)32、RAM33、LANインターフェース34及びコンパクトフラッシュ(登録商標)35が搭載されている。
MPU11はバス29を介してデジタル複合機1のハードウェア各部を制御するとともに、フラッシュメモリ12に記憶されたプログラムに基づいて各種のプログラムを実行し、フラッシュメモリ12は、図3に示すように、デジタル複合機の動作に必要な種々のプログラムや操作メッセージ及びデフォルト(機種共通)のガンマ補正データを記憶する記憶領域と、機台毎のシェーディング補正データ及びガンマ補正データの記憶領域を備えている。また、SRAM13はプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
メモリコントローラ14は画像メモリ15への画像信号の書込み、読出しを制御し、画像メモリ15はDRAM等を用いて構成され、送信すべき画像データまたは受信した画像データあるいは読み取った画像データを記憶し、コーデック16は所定のプロトコルに対応して符号化・復号するものであり、読み取った原稿の画像データを送信するためにMH、MRまたはMMR方式により符号化し、外部から受信した画像データを復号するとともに、電子メールに添付可能なファイルとして一般的に利用される画像フォーマットであるTIFF方式等にも対応して符号化、復号する。
また、モデム17はバス29に接続されており、ファクシミリ通信が可能なファクスモデムとしての機能を有し、このモデム19は同様にバス29に接続されたNCU18と接続されている。NCU18はアナログ回線の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム17をPSTN5に接続する。
プリント画像信号処理回路19は、プリント画像信号を処理してプリンタ20に入力し、プリンタ20は、電子写真方式等のプリンタ装置であり、受信したデータ、コピー原稿データあるいは外部のパソコン2、3、4等から送信されたプリントデータをプリントアウトする。
読取機構制御回路21は、原稿読取時にオートドキュメントフィーダー(ADF)やフラットベッドスキャナ(FBS)等の読取り用原稿載置台(図示せず)を制御するとともに、光源22を点灯し、カラーCCD23により読み取られた信号がAFE24に入力される。このAFE24はカラーCCD23からの信号をサンプル/ホールド及び増幅して読取画像信号処理回路25に入力し、読取画像信号処理回路25は白黒及びR、G、Bの3色よりなる色成分のデジタル画像データを生成する。
さらに、操作パネル26は、デジタル複合機1の動作状態を表示したり、種々の機能の操作画面の表示を行う表示部と、デジタル複合機1を操作するための複数のキーよりなり、表示部を構成するLCD27にはタッチスクリーン28が配設され、LCD27に表示された項目部分を押下することで、対応する項目の選択や機能の実行を行うことができる。
一方、オプション基板30に搭載されたインターフェース31は、バス29とバス36との間でのインターフェース処理を実行し、MPU(2)32は、このオプション基板30に搭載された機器の制御を実行する。また、RAM33はMPU(2)32のプログラム実行時に発生する一時的なデータを記憶し、LANインターフェース34はLAN6に接続され、インターネット網7からの信号を受信する一方、LAN6に対して信号やデータを送信するものであり、信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。さらに、コンパクトフラッシュ(登録商標)35は、オプション基板30に着脱自在な機構により搭載されており、ガンマ補正データの記憶領域を備えている。
図4は、上記のカラーCCD23、AFE24、読取画像信号処理回路25の詳細を示すブロック図であり、以下、これらの構成について説明する。
カラーCCD23は、R、G、B、Kからなる4チャンネルCCDであり、原稿をスキャンすることにより3つのカラー信号R、G、Bと1チャンネルモノクロ信号(B/W)を出力し、タイミング生成回路41は、基準クロック(Clk)に基づいて1画素単位のクロックを発生するとともに、この1画素単位のクロックを計数して1ラインの画素アドレスを出力し、このアドレスをデコードすることにより、シフトパルスやリセットパルス等のライン単位のCCD駆動信号やCCDからの1ライン読取領域中の有効領域信号、ライン同期信号を出力する。
そして、カラーCCD23の白黒(B/W)センサは、タイミング生成回路41からのタイミング信号に基づいて原稿画像を光学的に読み取り、白黒画像信号(B/W)をAFE24に出力し、AFE24は、このアナログデータをサンプル/ホールド及び増幅してA/D変換器42に出力する。
A/D変換器42はアナログデータを例えば8ビットのデジタルデータ(256階調)に変換してシェーディング補正回路43に入力し、シェーディング補正回路43はデジタルデータに対して、シェーディング補正データに基づき、光源の照度ムラ、CCDイメージセンサの各素子間の感度バラツキあるいはレンズ特性等を補正するシェーディング補正を行う。
また、ガンマ(γ)補正テーブル44はシェーディング補正回路43の出力をテーブルに従ってガンマ補正を行って2値化回路45に入力し、2値化回路45はその画素が白か黒か(0か1か)の値に変換して出力する。
一方、カラーCCD23のRGBセンサからのアナログデータ出力は、タイミング生成回路41の出力により入力切替を行うマルチプレクサ(MPX)46により順次選択されてAFE24に入力され、上記と同様に、AFE24でサンプル/ホールド及び増幅されてA/D変換器47に出力され、A/D変換器47で8ビットのデジタルデータに変換された画像データは、シェーディング補正回路48によりRGBシェーディング補正データに基づいてシェーディング補正が実行される。
そして、シェーディング補正回路48の出力は、タイミング生成回路41の出力により出力切替を行うデマルチプレクサ(DMPX)49により、R:ガンマ補正テーブル50、G:ガンマ補正テーブル51及びB:ガンマ補正テーブル52に順次切り替えて出力され、各色のガンマ補正テーブルによって理想的な階調特性に合わせるべく、濃度補正(階調性補正制御)が実行される。
なお、ラインずれ補正メモリ53、54は、カラーCCD23のR、G、B各成分のカラーイメージセンサの画像を読み取る位置が異なる為、各イメージセンサで読み取った同一走査ライン上の各出力がずれて出力されるので、このずれを補正してタイミングを一致させて出力させるためのものであり、B信号を基準として、R信号、G信号を遅延させて出力する。
デジタル複合機1は上記のような構成を備えており、ファクシミリ送信時には、原稿の画像データがカラーCCD23により読み取られ、読取画像信号処理回路25からの画像信号がコーデック16で圧縮されてメモリコントローラ14を介して画像メモリ15に蓄積される。この圧縮された画像データが画像メモリ15から読み出されてモデム17で変調され、NCU18からPSTN5を通して通信相手先に送信される。また、ファクシミリ受信時には、受信した画像データがモデム17で復調され、メモリコントローラ14を介して画像メモリ15に蓄積された後、コーデック16で復号されてプリント画像信号処理回路19に入力され、プリンタ20により印刷される。
一方、デジタル複合機1の出荷時には、光源の照度ムラ、CCDイメージセンサの各素子間の感度バラツキあるいはレンズ特性等を補正するため、記録用紙読み取り時の画像読取信号の値がシェーディング補正データとしてフラッシュメモリ12に記憶されるとともに、読取部におかれたテストチャート上の所定位置の読取信号(濃度)の値と、各所定位置における目標濃度とを比較することにより、白黒、R、G、B毎のガンマ補正データが生成されてフラッシュメモリ12に記憶される。
そして、デジタル複合機1の電源オン時に上記のガンマ補正データが読取画像信号処理回路25のガンマ補正テーブルに転送されるが、このガンマ補正データの転送時の作用について、図5のフローチャートにより説明する。
デジタル複合機1の電源がオンになると、MPU11は、図5のフローチャートに示す補正データ転送プログラムを開始し、まず、メイン基板10のフラッシュメモリ12に機台毎のガンマ補正データが記憶されているか否かを判定し(ステップ101)、フラッシュメモリ12に機台毎のガンマ補正データが記憶されていると判定した場合、オプション基板30のコンパクトフラッシュ(登録商標)35にガンマ補正データが記憶されているか否かを判定する(ステップ102)。
ステップ102でコンパクトフラッシュ(登録商標)35にガンマ補正データが記憶されていると判定した場合、MPU11は、フラッシュメモリ12に記憶されている機台毎のガンマ補正データを読取画像信号処理回路25のγ補正テーブル44、R:ガンマ補正テーブル50、G:ガンマ補正テーブル51及びB:ガンマ補正テーブル52に転送した(ステップ103)後、プログラムを終了する。
一方、ステップ102でコンパクトフラッシュ(登録商標)35にガンマ補正データが記憶されていないと判定した場合、MPU11は、フラッシュメモリ12に記憶されている機台毎のガンマ補正データをコンパクトフラッシュ(登録商標)35に複写した(ステップ104)後、フラッシュメモリ12に記憶されている機台毎のガンマ補正データを読取画像信号処理回路25のγ補正テーブル44、R:ガンマ補正テーブル50、G:ガンマ補正テーブル51及びB:ガンマ補正テーブル52に転送する(ステップ103)。
これにより、オプション基板30が新しい基板に交換され、コンパクトフラッシュ(登録商標)35が空である場合には、自動的にフラッシュメモリ12に記憶されている機台毎のガンマ補正データがコンパクトフラッシュ(登録商標)35に複写される。
また、ステップ101でフラッシュメモリ12に機台毎のガンマ補正データが記憶されていないと判定した場合、MPU11は、コンパクトフラッシュ(登録商標)35にガンマ補正データが記憶されているか否かを判定し(ステップ105)、コンパクトフラッシュ(登録商標)35にガンマ補正データが記憶されていると判定した場合、コンパクトフラッシュ(登録商標)35に記憶されている機台毎のガンマ補正データをフラッシュメモリ12に複写した(ステップ106)後、フラッシュメモリ12に記憶されている機台毎のガンマ補正データを読取画像信号処理回路25のγ補正テーブル44、R:ガンマ補正テーブル50、G:ガンマ補正テーブル51及びB:ガンマ補正テーブル52に転送する(ステップ103)。
これにより、メイン基板10が新しい基板に交換され、フラッシュメモリ12の機台毎のガンマ補正データ記憶領域が空である場合には、自動的にコンパクトフラッシュ(登録商標)35に記憶されている機台毎のガンマ補正データがフラッシュメモリ12に複写される。
さらに、ステップ105でコンパクトフラッシュ(登録商標)35にガンマ補正データが記憶されていないと判定した場合、フラッシュメモリ12に記憶されているデフォルトのガンマ補正データ、すなわち、機種共通のガンマ補正データを読取画像信号処理回路25のγ補正テーブル44、R:ガンマ補正テーブル50、G:ガンマ補正テーブル51及びB:ガンマ補正テーブル52に転送した(ステップ107)後、プログラムを終了する。
すなわち、フラッシュメモリ12、コンパクトフラッシュ(登録商標)35の両方にガンマ補正データが記憶されていない場合には、デフォルトのガンマ補正データで以後の読取画像信号処理が行われる。
以上のように、メイン基板またはオプション基板が交換された場合には、交換された方の基板、すなわち、ガンマ補正データが空の基板に、もう一方の基板からガンマ補正データが自動的に転送されるが、他の機械で使用した基板など、すでにガンマ補正データが入っている基板と交換された場合は、自動的にガンマ補正データの複写を行うことはできないので、このような場合には、以下の手順でガンマ補正データの複写を行うことができる。
メイン基板をすでにガンマ補正データが入っている基板と交換した場合には、LCD27に表示されたテストファンクション機能からガンマ補正データ選択を選ぶと、LCD27に使用するガンマ補正データの選択画面が表示されるので、オプション基板を選択することにより、自動的にコンパクトフラッシュ(登録商標)35に記憶されている機台毎のガンマ補正データをフラッシュメモリ12に複写することができる。
また、オプション基板をすでにガンマ補正データが入っている基板と交換した場合には、同様に、LCD27に表示されたテストファンクション機能からガンマ補正データ選択を選ぶと、LCD27に使用するガンマ補正データの選択画面が表示されるので、メイン基板を選択することにより、自動的にフラッシュメモリ12に記憶されている機台毎のガンマ補正データをコンパクトフラッシュ(登録商標)35に複写することができる。
さらに、メイン基板、オプション基板の両方をすでにガンマ補正データが入っている基板と交換する場合には、交換前のオプション基板のコンパクトフラッシュ(登録商標)35を一時的に新しいオプション基板に取り付けておき、メイン基板、オプション基板の両方を交換後、上記のメイン基板の交換時と同様に、LCD27に表示されたテストファンクション機能からガンマ補正データ選択を選び、ガンマ補正データの選択画面でオプション基板を選択することにより、コンパクトフラッシュ(登録商標)35に記憶されている機台毎のガンマ補正データがフラッシュメモリ12に複写される。
次に、一度電源をオフした後、新しいオプション基板に元々取り付けられていたコンパクトフラッシュ(登録商標)35を挿してから電源をオンにし、上記のオプション基板の交換時と同様に、LCD27に表示されたテストファンクション機能からガンマ補正データ選択を選び、ガンマ補正データの選択画面でメイン基板を選択することにより、フラッシュメモリ12に記憶されている機台毎のガンマ補正データをコンパクトフラッシュ(登録商標)35に複写することができる。
なお、上記の実施例では、ガンマ補正データを複写する場合の例について説明したが、本発明の画像処理装置は、ガンマ補正データ以外の他の画像補正データの複写にも適用することができる。
また、上記の実施例では、本発明の画像処理装置を、デジタル複合機に適用した場合について説明したが、本発明の画像処理装置はコピー機等の他の画像読取装置にも適用することが可能である。
デジタル複合機を備えたシステムのネットワーク構成例を示す図である。 デジタル複合機のハードウェア構成を示すブロック図である。 フラッシュメモリに記憶されるプログラムやデータの例を示す図である。 読取画像処理回路の詳細を示すブロック図である。 電源オン時にガンマ補正データが読取画像信号処理回路に転送される場合の作用を示すフローチャートである。
符号の説明
1 デジタル複合機
2、3、4 パソコン
5 PSTN
6 LAN
7 インターネット網
10 メイン基板
11 MPU
12 フラッシュメモリ
13 SRAM
14 メモリコントローラ
15 画像メモリ
16 コーデック
17 モデム
18 NCU
19 プリント画像信号処理回路
20 プリンタ
21 読取機構制御回路
22 光源
23 カラーCCD
24 アナログフロントエンド
25 読取画像信号処理回路
26 操作パネル
27 LCD
28 タッチスクリーン
29、36 バス
30 オプション基板
31 インターフェース
32 MPU2
33 RAM
34 LAN I/F
35 コンパクトフラッシュ(登録商標)

Claims (4)

  1. 主基板上に画像補正データを格納するメモリを備えた画像処理装置において、
    主基板に接続されるオプション基板を備え、上記主基板上のメモリと上記オプション基板上のメモリに同一の画像補正データが格納されるとともに、上記オプション基板側のメモリがオプション基板に対して着脱自在に構成されていることを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載された画像処理装置において、
    上記主基板側のメモリ及び上記オプション基板側のメモリがフラッシュメモリであることを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載された画像処理装置において、
    上記主基板側のメモリと上記オプション側のメモリ間で画像補正データの転送を制御するデータ転送手段を備え、上記オプション側のメモリに画像補正データが格納されていない時、上記データ転送手段が上記主基板側のメモリに格納された画像補正データをオプション側のメモリに複写することを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項3に記載された画像処理装置において、
    上記主基板側のメモリに画像補正データが格納されていない時、上記データ転送手段が上記オプション基板側のメモリに格納された画像補正データを上記主基板側のメモリに複写することを特徴とする画像処理装置。
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WO2017002677A1 (ja) * 2015-06-29 2017-01-05 シャープ株式会社 表示装置

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