JP4086032B2 - 画像読取装置、ファクシミリ装置及びディジタル複合装置 - Google Patents

Description

本発明は、クライアント装置からの、例えばＴＷＡＩＮ（Technology Without An Interesting Name）方式の読み取り指示信号に応答して原稿画像を読み取ってクライアント装置に転送する画像読取装置、ファクシミリ装置及びディジタル複合装置に関する。

コピー、プリンタ及びスキャナー機能付きファクシミリ装置であるディジタル複合装置と、パーソナルコンピュータなどの複数のクライアント装置とがローカルエリアネットワーク（以下、ＬＡＮという。）を介して接続してなるＬＡＮシステムが実用化されている。

この従来技術のＬＡＮシステムにおいて、メモリボックス方式のＴＷＡＩＮ機能を有するディジタル複合装置内のスキャナーは、クライアント装置からの読み取り指示信号に応答して、原稿画像を読み取り画像データに変換した後、各クライアント装置に対応する画像メモリ内のメモリボックスに格納し、各クライアント装置からの転送指示要求信号に応答して画像メモリ内のメモリボックスから画像データを読み出して対応するクライアント装置に対してＬＡＮを介して転送を行う。また、リアルタイム方式のＴＷＡＩＮ機能を有するディジタル複合装置内のスキャナーは、クライアント装置からの読み取り指示信号に応答して、原稿画像を読み取り画像データに変換した後、画像データをクライアント装置に対してＬＡＮを介して転送を行う。

特開２００２−２１８１７１号公報。

しかしながら、スキャナーの原稿台のカバーを開いて原稿を載置し、もしくは、スキャナーのＡＤＦに原稿を載置したときに、原稿画像を照明するための、例えば蛍光灯などのランプを点灯させる場合において、クライアント装置からの読み取り指示信号に即時に応答して原稿画像を読み取ると、ランプの光量が原稿を照明するための十分な光量となっておらず、読み取った原稿画像が黒ずむ場合があるという問題点があった。

この問題点を解決するために、例えば、特許文献１において、ソフトウェアの部品化によりランプの特性に依存することのないソフトウェア構成を可能とし、ソフトウェアの再利用性を向上させるための画像形成装置（以下、従来例という。）が提案されている。

従来例の画像形成装置においては、露光ランプを制御するソフトウェアをランプ制御部品として、クライアントソフトウェアモジュールから独立させ、クライアント装置からランプオン要求があると、ランプ制御部品がランプをオンし、光量が安定したことを判断し、ランプの準備ＯＫをクライアント装置に通知する。クライアント装置からランプオフ要求があると、ランプ制御部品が消灯を制御する。ランプの物理的な特性に依存する処理はランプ制御部品が受け持つので、ランプを変えてもクライアントソフトの変更は必要としないという作用効果を奏している。

しかしながら、読み取り指示信号に応答してランプをオンし、光量が安定したことを判断し、ランプの準備ＯＫをクライアント装置に通知するまでの時間が比較的長くなると、クライアント装置側では応答信号が到着しないために、応答信号待ちエラーとなり、正常な動作をすることができないという問題点があった。

本発明の目的は以上の問題点を解決し、クライアント装置がリアルタイム方式の読み取り指示信号を用いて読み取り指示した場合であっても応答信号待ちエラーを回避することができ、正常に画像読み取りを実行して転送することができる画像読取装置、ファクシミリ装置及びディジタル複合装置を提供することにある。

第１の発明に係る画像読取装置は、照明ランプを用いて原稿を照明して原稿画像を読み取る読取手段を備えた画像読取装置において、
第１の読み取り指示信号に応答して、上記照明ランプをオンし、所定の第１の待機時間待機した後、第１の応答信号を返信し、
第２の読み取り指示信号に応答して、所定の第２の待機時間経過したか否かを判断し、上記経過したときエラー応答信号を返信するとともに、上記照明ランプの光量が所定のしきい値光量以上になったか否かを判断し、上記しきい値光量以上となったとき原稿画像を上記読取手段を用いて読み取って当該原稿画像の画像データを返信するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。

また、第２の発明に係るファクシミリ装置は、照明ランプを用いて原稿を照明して原稿画像を読み取る読取手段を備えたファクシミリ装置において、
第１の読み取り指示信号に応答して、上記照明ランプをオンし、所定の第１の待機時間待機した後、第１の応答信号を返信し、
第２の読み取り指示信号に応答して、所定の第２の待機時間経過したか否かを判断し、上記経過したときエラー応答信号を返信するとともに、上記照明ランプの光量が所定のしきい値光量以上になったか否かを判断し、上記しきい値光量以上となったとき原稿画像を上記読取手段を用いて読み取って当該原稿画像の画像データを返信するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。

さらに、第３の発明に係るディジタル複合装置は、照明ランプを用いて原稿を照明して原稿画像を読み取る読取手段を備えたディジタル複合装置において、
第１の読み取り指示信号に応答して、上記照明ランプをオンし、所定の第１の待機時間待機した後、第１の応答信号を返信し、
第２の読み取り指示信号に応答して、所定の第２の待機時間経過したか否かを判断し、上記経過したときエラー応答信号を返信するとともに、上記照明ランプの光量が所定のしきい値光量以上になったか否かを判断し、上記しきい値光量以上となったとき原稿画像を上記読取手段を用いて読み取って当該原稿画像の画像データを返信するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。

従って、本発明に係る画像読取装置、ファクシミリ装置及びディジタル複合装置によれば、第１の読み取り指示信号に応答して照明ランプをオンして第１の待機時間待機した後第１の応答信号を返信するので、従来例における応答信号待ちエラーを回避することができ、正常に画像読み取りを実行して転送することができる。

以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。

＜実施形態＞
図１は、本発明に係る実施形態である、コピー、プリンタ及びスキャナー機能付きのファクシミリ装置であるディジタル複合装置２０を備えたＬＡＮシステムの構成を示すブロック図である。

この実施形態に係るＬＡＮシステムは、複数Ｎ台のクライアントパーソナルコンピュータ３０−１乃至３０−Ｎ（以下、総称して符号３０を付す。）と、公衆電話回線Ｌを介して公衆電話網８０に接続されたディジタル複合装置２０と、インターネット９０に接続されたルータ装置６０とがＬＡＮ７０を介して接続されて構成されてなる。各クライアントパーソナルコンピュータ３０からルータ装置６０やメールサーバ装置（図示せず。）を介してインターネット９０に接続することにより、ホームページの閲覧や電子メールの送受信を行うことができ、また、各クライアントパーソナルコンピュータ３０は、ディジタル複合装置２０に対してアクセスすることにより、当該装置２０が有するコピー、プリンタ、スキャナー及びファクシミリの各機能を共通に利用することができるように構成されている。

本実施形態に係るディジタル複合装置２０は、リアルタイム方式のＴＷＡＩＮ機能を有し、照明ランプを用いて原稿を照明して原稿画像を読み取る画像読取部２を備えた画像読取装置を含む装置であり、その主制御部１は、第１の読み取り指示コマンド信号に応答して、上記照明ランプをオンし（図４のステップＳ１Ａ）、所定の第１の待機時間（例えば１分）待機した後、第１の応答メッセージ信号を返信し（ステップＳ３）、次いで、第２の読み取り指示コマンド信号に応答して、所定の第２の待機時間経過したか否かを判断し（ステップＳ６）、上記経過したときエラー応答信号を返信する（ステップＳ７）とともに、上記照明ランプの光量が所定のしきい値光量以上になったか否かを判断し（ステップＳ５）、上記しきい値光量以上となったとき原稿画像を画像読取部２のスキャナーを用いて読み取って当該原稿画像の画像データを返信する（ステップＳ８）ように制御することを特徴としている。

図２は、図１のクライアントパーソナルコンピュータ３０の構成を示すブロック図である。

図２において、クライアントパーソナルコンピュータ３０は、公知のパーソナルコンピュータである外部端末装置であって、画像データや文字データの生成や記録、格納などの処理を実行する。本実施形態においては、クライアントパーソナルコンピュータ３０は、一例として、ディジタル複合装置２０の画像読取部２に対して原稿画像の読み取りを指示し、画像読取部２のスキャナーにより走査された画像データを受信する情報処理装置として用いられる。

主制御部１０１は具体的にはＣＰＵで構成されており、バス１１３を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御する。このクライアントパーソナルコンピュータ３０において、画像読取部及び画像記録部（図示せず。）はオプションで設けられる。表示部１０４は、液晶表示装置（ＬＣＤ）又はＣＲＴディスプレイ等の表示装置であり、当該クライアントパーソナルコンピュータ３０の動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画像データ、及び受信した画像データの表示を行う。操作部１０５は、例えばキーボードであり、文字データや指示コマンドを入力するためのものである。

ＲＯＭ１０６は、当該クライアントパーソナルコンピュータ３０の動作に必要であって主制御部１０１によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。また、ＲＡＭ１０７は、ＳＲＡＭ、ＤＲＡＭ、ＳＤＲＡＭ等で構成され、主制御部１０１のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。さらに、ハードディスクドライブ１０８は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、以下のテーブル又は領域を含む。
（ａ）画像データメモリ領域１０８ａ：画像データを格納するメモリ領域である。
（ｂ）プログラムメモリ領域１０８ｂ：実行するアプリケーションプログラムや画像データを格納するメモリ領域である。

以上のように構成されたクライアントパーソナルコンピュータ３０において、クライアントパーソナルコンピュータ３０の主制御部１０１は、図４のＴＷＡＩＮコマンド信号受信処理に対応した処理を実行することにより、ディジタル複合装置２０の画像読取部２に対して原稿画像の読み取りを指示し、画像読取部２のスキャナーにより走査された画像データを受信する。

図３は、図１のディジタル複合装置２０の構成を示すブロック図である。

図３において、ディジタル複合装置２０は、従来のＧ３方式等のファクシミリ通信機能に加えて、コピー、プリンタ、並びに、リアルタイム方式のＴＷＡＩＮ機能を含むスキャナーの各機能を備えている。主制御部１は具体的にはＣＰＵで構成されており、バス１３を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画像読取部２は、ＣＣＤ等を利用したスキャナーで原稿を読み取り、白黒２値に変換したドット画像データを出力する。画像記録部３は例えば電子写真方式等のプリンタ装置であり、画像読取部２により走査されて変換された画像データや他のファクシミリ装置からファクシミリ通信により受信した画像データをハードコピーとしてプリントアウトして記録したり、文字データを記録する。

表示部４は、液晶表示装置（ＬＣＤ）又はＣＲＴディスプレイ等の表示装置であり、当該ディジタル複合装置２０の動作状態を表示したり、送信すべき原稿の画像データ、及び受信した画像データの表示を行う。操作部５は、当該ディジタル複合装置２０を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部４をタッチパネル方式とすることにより、この操作部５の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよい。

ＲＯＭ６は、当該ディジタル複合装置２０の動作に必要であって主制御部１によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納し、本実施形態では、少なくとも、図４のＴＷＡＩＮコマンド信号受信処理を含む。ＲＡＭ７は、ＳＲＡＭ、ＤＲＡＭ、ＳＤＲＡＭ等で構成され、主制御部１のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。なお、ＲＡＭ７としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。

画像メモリ８はＤＲＡＭ等で構成され、送信すべき画像データ又は受信した画像データ、もしくは走査されて変換された画像データを記憶する。ここで、画像メモリ８は、特に、リアルタイム方式のＴＷＡＩＮ機能において読み取った画像データをクライアントパーソナルコンピュータ３０に転送する前に一時的に格納するバッファメモリ領域８ａを含む。

ファックスモデム１０は、公衆電話回線Ｌに接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモデムの機能を有するモデムである。ＮＣＵ（ネットワーク制御回路：Network Control Unit）１１はアナログの公衆電話回線Ｌの直流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム１０を公衆電話回線Ｌに接続する。ここで、ＮＣＵ１１は、発信電話番号通知サービスにおけるＩＤ受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービスにおける１次応答信号及び２次応答信号を発信することができる。なお、ＮＣＵ１１を所定のターミナルアダプタ及びＤＳＵ（加入者線終端装置：Digital Service Unit）を介して、ベースバンド伝送方式のディジタル回線（例えば、ＩＳＤＮ回線）に接続するようにしてもよい。

さらに、ＬＡＮインターフェース１２は、ＬＡＮ７０に接続され、ＬＡＮ７０からの信号やデータを受信する一方、ＬＡＮ７０に対して信号やデータを送信して信号変換やプロトコル変換などのＬＡＮ通信に係るインターフェース処理を実行する。

以上のように構成されたディジタル複合装置２０のファクシミリ通信機能において、各クライアントパーソナルコンピュータ３０−１乃至３０−Ｎから転送されたドット画像データ、又は画像読取部２により読み取られたドット画像データはファクシミリ通信の規格で定められているＭＨ，ＭＲ，ＭＭＲ等の符号化方式に従ってソフトウェアにより符号化された後、相手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信した符号化データもソフトウェアにより画像データに復号化された後、画像メモリ８に格納され、必要に応じて画像記録部３でプリントされる。

図４は、図３のディジタル複合装置２０の主制御部１によって実行されるＴＷＡＩＮコマンド信号受信処理を示すフローチャートである。

図４において、まず、ステップＳ１において、クライアントパーソナルコンピュータ３０からの、読み取りモードデータ（原稿サイズ、カラー又は白黒の別、解像度（ＤＰＩ）などを含む。）を含む第１の読み取り指示コマンド信号を受信したか否かが判断され、ＹＥＳのときはステップＳ１Ａに進む一方、ＮＯのときはステップＳ９に進む。ステップＳ９においてその他の指示コマンド信号を受信したか否かが判断され、ＹＥＳのときはステップＳ１０に進む一方、ＮＯのときはステップＳ１１に進む。ステップＳ１０では、その他の指示コマンド信号の受信処理を実行した後、ステップＳ１に戻る。一方、ステップＳ１１では、その他の受信処理を実行した後、ステップＳ１に戻る。

ステップＳ１Ａにおいて、画像読取部２であるスキャナーの照明ランプをオンし、ステップＳ２において第１の待機時間（例えば１分）が経過したか否かが判断され、ＹＥＳとなるまでステップＳ２の処理を繰り返し、ＹＥＳとなったとき、ステップＳ３において読み取り予定データ（原稿画像の実際の画素数などを含む。）を含む第１の応答メッセージ信号をクライアントパーソナルコンピュータ３０に送信する。

次いで、ステップＳ４において、上記第１の応答メッセージ信号に対する読み取り指示を行う第２の読み取り指示コマンド信号を受信したか否かが判断され、ＹＥＳとなるまでステップＳ４の処理を繰り返し、ＹＥＳとなったとき、ステップＳ５において照明ランプの光量が所定のしきい値光量（原稿画像を読み取ったときに正常に読み取れる光量）以上となり安定したか否かが判断され、ＹＥＳのときはステップＳ８に進む一方、ＮＯのときはステップＳ６に進む。ステップＳ６において第２の待機時間（例えば１分）が経過したか否かが判断され、ＹＥＳのときはステップＳ７に進む一方、ＮＯのときはステップＳ５に戻る。ステップＳ７においてエラー応答メッセージ信号をクライアントパーソナルコンピュータ３０に送信した後、ステップＳ１に戻る。一方、ステップＳ８では、スキャナーの原稿台上の画像を読み取って画像データに変換してバッファメモリ８ａに格納した後、当該変換した画像データをクライアントパーソナルコンピュータ３０に送信し、ステップＳ１に戻る。

以上説明したように、本実施形態に係るディジタル複合装置２０によれば、主制御部１は、第１の読み取り指示コマンド信号に応答して、上記照明ランプをオンし（図４のステップＳ１Ａ）、所定の第１の待機時間（例えば１分）待機した後、第１の応答メッセージ信号を返信し（ステップＳ３）、次いで、第２の読み取り指示コマンド信号に応答して、所定の第２の待機時間経過したか否かを判断し（ステップＳ６）、上記経過したときエラー応答信号を返信する（ステップＳ７）とともに、上記照明ランプの光量が所定のしきい値光量以上になったか否かを判断し（ステップＳ５）、上記しきい値光量以上となったとき原稿画像を画像読取部２のスキャナーを用いて読み取って当該原稿画像の画像データを返信する（ステップＳ８）ように制御する。従って、第１の読み取り指示信号に応答して照明ランプをオンして第１の待機時間待機した後第１の応答信号を返信するので、従来例における応答信号待ちエラーを回避することができ、正常に画像読み取りを実行して転送することができる。

＜変形例＞
以上の実施形態においては、ディジタル複合装置２０の例について述べているが、本発明はこれに限らず、ファクシミリ機能及びスキャナー機能を有するファクシミリ装置又はファイルサーバ装置、もしくは、スキャナー機能を有する画像読取装置などに広く適用することができる。

以上詳述したように、本発明に係る画像読取装置、ファクシミリ装置及びディジタル複合装置によれば、第１の読み取り指示信号に応答して照明ランプをオンして第１の待機時間待機した後第１の応答信号を返信するので、従来例における応答信号待ちエラーを回避することができ、正常に画像読み取りを実行して転送することができる。

本発明に係る実施形態である、コピー、プリンタ及びスキャナー機能付きのファクシミリ装置であるディジタル複合装置２０を備えたＬＡＮシステムの構成を示すブロック図である。 図１のクライアントパーソナルコンピュータ３０の構成を示すブロック図である。 図１のディジタル複合装置２０の構成を示すブロック図である。 図３のディジタル複合装置２０の主制御部１によって実行されるＴＷＡＩＮコマンド信号受信処理を示すフローチャートである。

符号の説明

１…主制御部、
２…画像読取部、
３…画像記録部、
４…表示部、
５…操作部、
６…ＲＯＭ、
７…ＲＡＭ、
８…画像メモリ、
８ａ…バッファメモリ領域、
９…ハードディスクドライブ、
１０…ファックスモデム、
１１…ＮＣＵ、
１２…ＬＡＮインターフェース、
１３…バス、
２０…ディジタル複合装置、
３０，３０−１乃至３０−Ｎ…クライアントパーソナルコンピュータ、
６０…ルータ装置、
７０…ローカルエリアネットワーク（ＬＡＮ）、
８０…公衆電話網、
９０…インターネット、
１０１…主制御部、
１０４…表示部、
１０５…操作部、
１０６…ＲＯＭ、
１０７…ＲＡＭ、
１０８…ハードディスクドライブ、
１０８ａ…画像データメモリ領域、
１０８ｂ…プログラムメモリ領域、
１１２…ＬＡＮインターフェース、
１１３…バス。

Claims (3)

1. クライアント装置に接続され、照明ランプを用いて原稿を照明して原稿画像を読み取る読取手段を備えた画像読取装置において、
   上記クライアント装置からの第１の読み取り指示信号に応答して、上記照明ランプをオンし、所定の第１の待機時間待機した後、第１の応答信号を上記クライアント装置に返信し、
   上記クライアント装置からの第２の読み取り指示信号に応答して、上記照明ランプの光量が所定のしきい値光量以上になったか否かを判断し、上記しきい値光量以上となったとき原稿画像を上記読取手段を用いて読み取って当該原稿画像の画像データを上記クライアント装置に返信する一方、上記照明ランプの光量が上記しきい値光量未満であるときに所定の第２の待機時間経過したか否かを判断し、上記経過したときエラー応答信号を上記クライアント装置に返信するように制御する制御手段を備えたことを特徴とする画像読取装置。
2. クライアント装置に接続され、照明ランプを用いて原稿を照明して原稿画像を読み取る読取手段を備えたファクシミリ装置において、
   上記クライアント装置からの第１の読み取り指示信号に応答して、上記照明ランプをオンし、所定の第１の待機時間待機した後、第１の応答信号を上記クライアント装置に返信し、
   上記クライアント装置からの第２の読み取り指示信号に応答して、上記照明ランプの光量が所定のしきい値光量以上になったか否かを判断し、上記しきい値光量以上となったとき原稿画像を上記読取手段を用いて読み取って当該原稿画像の画像データを上記クライアント装置に返信する一方、上記照明ランプの光量が上記しきい値光量未満であるときに所定の第２の待機時間経過したか否かを判断し、上記経過したときエラー応答信号を上記クライアント装置に返信するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするファクシミリ装置。
3. クライアント装置に接続され、照明ランプを用いて原稿を照明して原稿画像を読み取る読取手段を備えたディジタル複合装置において、
   上記クライアント装置からの第１の読み取り指示信号に応答して、上記照明ランプをオンし、所定の第１の待機時間待機した後、第１の応答信号を上記クライアント装置に返信し、
   上記クライアント装置からの第２の読み取り指示信号に応答して、上記照明ランプの光量が所定のしきい値光量以上になったか否かを判断し、上記しきい値光量以上となったとき原稿画像を上記読取手段を用いて読み取って当該原稿画像の画像データを上記クライアント装置に返信する一方、上記照明ランプの光量が上記しきい値光量未満であるときに所定の第２の待機時間経過したか否かを判断し、上記経過したときエラー応答信号を上記クライアント装置に返信するように制御する制御手段を備えたことを特徴とするディジタル複合装置。

Images