JP2003046705A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

Info

Publication number
JP2003046705A
JP2003046705A JP2001229415A JP2001229415A JP2003046705A JP 2003046705 A JP2003046705 A JP 2003046705A JP 2001229415 A JP2001229415 A JP 2001229415A JP 2001229415 A JP2001229415 A JP 2001229415A JP 2003046705 A JP2003046705 A JP 2003046705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image data
stored
storage
transfer
memory box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001229415A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuya Kuwabara
哲也 桑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2001229415A priority Critical patent/JP2003046705A/ja
Publication of JP2003046705A publication Critical patent/JP2003046705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimiles In General (AREA)
  • Storing Facsimile Image Data (AREA)
  • Facsimile Transmission Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 格納された画像データに対して保存期間を指
定することができ、保存期間経過後に格納された画像デ
ータを転送後消去し、もしくは転送せずに消去する。 【解決手段】 スキャン原稿保存指定モードが「メモリ
ボックス個別指定」である場合、ディジタル複合装置2
0のRAM7は、各メモリボックス毎に予め設定された
保存期間を格納する(図4のステップS5−S6)メモ
リボックス保存管理テーブル7aを記憶する。主制御部
1は、各メモリボックスに格納された画像データの保存
期間が上記各メモリボックス毎に設定された保存期間
(蓄積時の日時+保存期間=蓄積期限の日時;図6のス
テップS30、S32参照。)を経過したとき(図9の
ステップS63でYES)、格納された画像データを予
め設定された外部端末装置に転送した後消去し(ステッ
プS65−S67)、もしくは、格納された画像データ
を転送せずに消去する(ステップS67)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばイメージス
キャナー(以下、スキャナーという。)やディジタル複
合装置の画像読取部などにより、原稿画像を読み取って
画像データに変換して画像記憶装置に格納し、外部端末
装置からの転送要求信号に応答して画像記憶装置に格納
された画像データを上記外部端末装置に転送する画像処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コピー、プリンタ及びスキャナー機能付
きファクシミリ装置であるディジタル複合装置と、パー
ソナルコンピュータなどの外部端末装置である複数のク
ライアント装置とがローカルエリアネットワーク(以
下、LANという。)を介して接続してなるLANシス
テムが実用化されている。この従来技術のLANシステ
ムにおいて、ディジタル複合装置内のスキャナーは、原
稿画像を読み取り画像データに変換した後、各クライア
ント装置に対応する画像メモリ内のメモリボックスに格
納し、各クライアント装置からの転送要求信号に応答し
て画像メモリ内のメモリボックスから画像データを読み
出して対応するクライアント装置に対してLANを介し
て転送を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術のLANシス
テムのディジタル複合装置において、画像メモリの残り
記憶容量が不足すると、保存日時が古い画像データから
自動的に消去することが一般的に行われている。しかし
ながら、画像データの種類によっては、保存期間を指定
したいものがあるという問題点があった。
【0004】本発明の目的は以上の問題点を解決し、格
納された画像データに対して保存期間を指定することが
でき、保存期間経過後に格納された画像データを転送後
消去し、もしくは転送せずに消去することができる画像
処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像処理装
置は、外部端末装置と接続され、画像データを格納する
画像記憶手段を備えた画像処理装置において、予め設定
された保存期間を記憶する設定記憶手段と、上記画像記
憶手段に格納された画像データの保存期間が上記設定さ
れた保存期間を経過したとき、格納された画像データを
予め設定された外部端末装置に転送した後消去し、もし
くは、格納された画像データを転送せずに消去する制御
手段を備えたことを特徴とする。
【0006】また、別の発明に係る画像処理装置は、外
部端末装置と接続され、複数のメモリボックスを有し、
各メモリボックスに画像データを格納する画像記憶手段
を備えた画像処理装置において、上記各メモリボックス
毎に予め設定された保存期間を記憶する設定記憶手段
と、上記各メモリボックスに格納された画像データの保
存期間が上記各メモリボックス毎に設定された保存期間
を経過したとき、格納された画像データを予め設定され
た外部端末装置に転送した後消去し、もしくは、格納さ
れた画像データを転送せずに消去する制御手段を備えた
ことを特徴とする。
【0007】上記画像処理装置において、上記制御手段
は、第1の外部端末装置からの転送要求信号を受信し、
受信した転送要求信号が上記転送した後消去された画像
データに対するものであるときは、転送先の第2の外部
端末装置に対して当該消去された画像データを当該画像
処理装置に転送させた後第1の外部端末装置に転送し、
もしくは、転送先の第2の外部端末装置から直接に第1
の外部端末装置に転送させるように制御することを特徴
とする。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0009】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、コピー、プリンタ及びスキャナー機能付きの
ファクシミリ装置であるディジタル複合装置20を備え
たLANシステムの構成を示すブロック図である。
【0010】この実施形態に係るLANシステムは、外
部端末装置である複数N台のクライアントパーソナルコ
ンピュータ(以下、クライアントPCという。)30−
1乃至30−N(以下、総称して符号30を付す。)
と、公衆電話回線Lを介して公衆電話網80に接続され
たディジタル複合装置20と、インターネット90に接
続されたルータ装置60とがLAN70を介して接続さ
れて構成されてなる画像処理システムである。各クライ
アントPC30からルータ装置60やメールサーバ装置
(図示せず。)を介してインターネット90に接続する
ことにより、ホームページの閲覧や電子メールの送受信
を行うことができ、また、各クライアントPC30は、
ディジタル複合装置20に対してアクセスすることによ
り、当該装置20が有するコピー、プリンタ、スキャナ
ー及びファクシミリの各機能を共通に利用することがで
きるように構成されている。
【0011】この実施形態に係るディジタル複合装置2
0において、画像メモリ8のメモリボックス領域8a内
に複数のメモリボックスを備え、主制御部1は、画像読
取部2によって読み取られた画像の画像データをメモリ
ボックス領域8a内の各メモリボックスに格納し(図6
のステップS23)、RAM7は、各メモリボックス毎
に予め設定された保存期間を格納する(図4のステップ
S5−S6)メモリボックス保存管理テーブル7aを記
憶し、主制御部1は、各メモリボックスに格納された画
像データの保存期間が上記各メモリボックス毎に設定さ
れた保存期間(蓄積時の日時+保存期間=蓄積期限の日
時;図6のステップS30、S32参照。)を経過した
とき(図9のステップS63でYES)、格納された画
像データを予め設定された外部端末装置に転送した後消
去し(ステップS65−S67)、もしくは、格納され
た画像データを転送せずに消去する(ステップS67)
ことを特徴とする。以上は、スキャン原稿保存指定モー
ドが「メモリボックス個別指定」である場合であるが、
「メモリボックス個別指定」ではなく「ディジタル複合
装置全体指定」であるときは、RAM7のメモリボック
ス保存管理テーブル7aは、ディジタル複合装置20全
体に予め設定された保存期間を格納し(図5のステップ
S13−S14)、主制御部1は、画像メモリ8に格納
された画像データの保存期間が上記設定された保存期間
(蓄積時の日時+保存期間=蓄積期限の日時;図7のス
テップS45、S47参照。)を経過したとき(図9の
ステップS63でYES)、格納された画像データを予
め設定された外部端末装置に転送した後消去し(ステッ
プS65−S67)、もしくは、格納された画像データ
を転送せずに消去する(ステップS67)。
【0012】また、ディジタル複合装置20の主制御部
1は、1つのクライアントPC30からの転送要求パケ
ット信号を受信し(図10のステップS71でYE
S)、RAM7内の転送履歴テーブル7cに基づいて、
受信した転送要求パケット信号が上記転送した後消去さ
れた画像データに対するものであるときは(ステップS
77でYES)、転送先のクライアントPC30に対し
て当該消去された画像データを当該ディジタル複合装置
20に転送させた後(ステップS78−S79)上記転
送要求パケット信号により画像データの転送を要求して
きた別のクライアントPC30に転送する(ステップS
75)ことを特徴としている。
【0013】図2は、図1のクライアントPC30の構
成を示すブロック図である。
【0014】図2において、クライアントPC30は、
公知のパーソナルコンピュータである外部端末装置であ
って、画像データや文字データの生成や記録、格納など
の処理を実行する。本実施形態においては、クライアン
トPC30は、一例として、スキャナーにより走査され
た画像データを受信する外部端末装置又は外部機器とし
て用いられる。主制御部101は具体的にはCPUで構
成されており、バス113を介して以下のハードウェア
各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する
種々のソフトウェアの機能を実行する。このクライアン
トPC30において、画像読取部及び画像記録部(図示
せず。)はオプションで設けられる。表示部104は、
液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表
示装置であり、当該クライアントPC30の動作状態を
表示したり、送信すべき原稿の画像データ、及び受信し
た画像データの表示を行う。操作部105は、例えばキ
ーボードであり、文字データや指示コマンドを入力する
ためのものである。ここで、操作部105は、ディジタ
ル複合装置20の画像メモリ8に格納された画像データ
のうち転送すべきメモリボックスの番号及び原稿番号
(又はファイル番号)を指定可能に構成され、操作部1
05によりメモリボックスの番号及び原稿番号(又はフ
ァイル番号)が指定されたとき、主制御部101は、メ
モリボックスの番号及び原稿番号を含む転送要求パケッ
ト信号を発生してディジタル複合装置20に対して送信
する。このLANシステムにおいては、後述するディジ
タル複合装置20は、1つの転送要求パケット信号に応
答して、例えば20kBの画像データを含むパケット信
号を用いて各クライアントPC30に転送してくるの
で、例えば、1MBの画像データのファイルを転送する
ときは、各クライアントPC30は、20kBの画像デ
ータを含むパケット信号を受信する毎に、転送要求パケ
ット信号を、すべての画像データを受信するまで繰り返
し、ディジタル複合装置20に送信する。
【0015】ROM106は、当該クライアントPC3
0の起動動作に必要であって主制御部101によって実
行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納す
る。また、RAM107は、SRAM、DRAM、SD
RAM等で構成され、主制御部101のワーキングエリ
アとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時
的なデータを記憶する。さらに、ハードディスクドライ
ブ108は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、実行
するアプリケーションプログラムや画像メモリを格納す
る。
【0016】以上のように構成されたクライアントPC
30において、クライアントPC30の主制御部101
は、画像読取部2により走査されて変換された後メモリ
ボックス領域8a内の対応するメモリボックスに格納さ
れた画像データを自身の装置内に転送するとき、対応す
るメモリボックス及び原稿番号を指示する指示データを
含む転送要求パケット信号をLANインターフェース1
12及びLAN70を介してディジタル複合装置20内
の主制御部1に対して送信し、これに応答して、ディジ
タル複合装置20からLAN70を介して送信されてく
る画像データを受信してハードディスクドライブ108
に格納する。また、上記画像データの受信の後、クライ
アントPC30の主制御部101は、ディジタル複合装
置20から指定された文書の原稿の画像データをポーリ
ングによりディジタル複合装置20に再転送することを
指示されたときは、クライアントPC30からLAN7
0を介してディジタル複合装置20に対して再転送す
る。
【0017】図3は、図1のディジタル複合装置20の
構成を示すブロック図である。
【0018】図3において、ディジタル複合装置20
は、従来のG3方式等のファクシミリ通信機能に加え
て、コピー、プリンタ、及びスキャナーの各機能を備え
て構成された画像処理装置である。主制御部1は具体的
にはCPUで構成されており、バス13を介して以下の
ハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほ
か、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画
像読取部2は、CCD等を利用したスキャナーで原稿を
読み取り、白黒2値に変換したドット画像データを出力
する。画像記録部3は例えば電子写真方式等のプリンタ
装置であり、画像読取部2により走査されて変換された
画像データや他のファクシミリ装置からファクシミリ通
信により受信した画像データをハードコピーとしてプリ
ントアウトして記録したり、文字データを記録する。
【0019】表示部4は、液晶表示装置(LCD)又は
CRTディスプレイ等の表示装置であり、当該ディジタ
ル複合装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原
稿の画像データ、及び受信した画像データの表示を行
う。操作部5は、当該ディジタル複合装置20を操作す
るために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダ
イヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファ
ンクションキー等を備える。なお、上述の表示部4をタ
ッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種
キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよ
い。
【0020】ROM6は、当該ディジタル複合装置20
の動作に必要であって主制御部1によって実行される種
々のソフトウェアのプログラムを予め格納し、本実施形
態では、少なくとも、図4及び図5のスキャン原稿保存
設定処理と、図6及び図7の原稿蓄積処理と、図8及び
図9のスキャン原稿期限経過処理と、図10の蓄積原稿
転送処理とのプログラムを含む。RAM7は、SRA
M、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部1の
ワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時
に発生する一時的なデータを記憶する。なお、RAM7
としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装
置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデー
タの内容が失われない。ここで、RAM7は、メモリボ
ックス管理テーブル7a、蓄積原稿管理テーブル7b及
び転送履歴テーブル7cを含む。
【0021】メモリボックス保存管理テーブル7aは、
スキャン原稿保存指定モードが「メモリボックス個別指
定」である場合、図4のスキャン原稿保存設定処理によ
り、以下の項目を各メモリボックス毎に予め設定して記
憶する。 (a)スキャン原稿保存期間設定:オン又はオフ;オン
のときは、画像データの保存期間の設定管理を実行する
が、オフのときは、保存期間の設定管理を実行しない。 (b)スキャン原稿保存期間設定がオンであるときに以
下の項目: (b−1)保存期間。 (b−2)保存期間経過時の処理設定:原稿削除、又は
原稿転送保存(ただし、転送保存のときは、転送先のク
ライアントPC30は上述の使用クライアントPC30
である。) 一方、スキャン原稿保存指定モードが「ディジタル複合
装置全体指定」であるときは、図4及び図5のスキャン
原稿保存設定処理により、上述の項目を当該ディジタル
複合装置20に対して予め設定して記憶する。
【0022】また、蓄積原稿管理テーブル7bは、原稿
の画像データを画像メモリ8内のメモリボックスに蓄積
するときに、図6及び図7の原稿蓄積処理により、各メ
モリボックス毎の画像データのアドレス、原稿番号又は
ファイル名、使用クライアントPCなどの情報(IPア
ドレス又はMACアドレスなど)に加えて、以下の項目
を各メモリボックス毎に予め設定して記憶する。 (a)蓄積期間=無制限、制限&削除、又は制限&転
送。 (b)蓄積期間が制限&削除、又は制限&転送であると
きは、原稿蓄積したときの日時+設定された保存期間=
蓄積期限。
【0023】さらに、転送履歴テーブル7cは、図9の
ステップS66及び図10のステップS75の転送処理
において、転送した原稿の画像データに係る、転送日
時、メモリボックス番号、原稿番号、及びクライアント
PC30のIPアドレスなどの情報を記憶する。
【0024】画像メモリ8はDRAM等で構成され、送
信すべき画像データ又は受信した画像データ、もしくは
走査されて変換された画像データを記憶する。ここで、
画像メモリ8は複数のメモリボックスに区分されたメモ
リボックス領域8aを備える。各メモリボックスに、フ
ァクシミリ機能により送受信される画像データ、もしく
は、スキャナー機能又はコピー機能により走査されて変
換された画像データ、プリンタ機能を用いるときの画像
データを転送して一時的に格納し、当該メモリボックス
から読み出すときは、メモリボックス番号及びスキャン
文書の原稿番号の情報を含む転送要求パケット信号に応
答して、対応するメモリボックスから対応するスキャン
文書の画像データを読み出して対応するクライアントP
C30に転送させる。さらに、ハードディスクドライブ
9は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、種々のデー
タやプログラムを格納する。
【0025】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムである。NCU(ネットワー
ク制御回路:Network Control Unit)11はアナログの
公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動作
を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路
であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電話
回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電話番
号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通常の
電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発信
電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2次応
答信号を発信することができる。なお、NCU11を所
定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装
置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝
送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続
するようにしてもよい。
【0026】さらに、LANインターフェース12は、
LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータ
を受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送
信して信号変換やプロトコル変換などのLAN通信に係
るインターフェース処理を実行する。さらに、クロック
回路14は、現在日時を計時し、必要に応じて、現在日
時のデータを主制御部1に出力する。
【0027】以上のように構成されたディジタル複合装
置20のファクシミリ通信機能において、各クライアン
トPC30−1乃至30−Nから転送されたドット画像
データ、又は画像読取部2により読み取られたドット画
像データはファクシミリ通信の規格で定められているM
H,MR,MMR等の符号化方式に従ってソフトウェア
により符号化された後、相手先のファクシミリ装置に送
信される一方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信
した符号化データもソフトウェアにより画像データに復
号化された後、画像メモリ8に格納され、必要に応じて
画像記録部3でプリントされる。
【0028】図4及び図5は、図3のディジタル複合装
置20の主制御部1によって実行される、スキャン原稿
保存設定処理を示すフローチャートである。
【0029】図4のステップS1において、まず、スキ
ャン原稿保存指定モードは「メモリボックス個別指定」
か否かが判断され、YESのときはステップS2に進む
一方、NOであるときは「ディジタル複合装置全体指
定」であると判断し、図5のステップS11に進む。ス
テップS2においてメモリボックス番号及びスキャン原
稿保存期間設定の「オン」又は「オフ」を操作部5を用
いて入力し、ステップS3においてスキャン原稿保存期
間設定は「オン」か否かが判断され、YESのときはス
テップS5に進む一方、NOのときはステップS4に進
む。ステップS4において指定されたメモリボックスに
対するスキャン原稿保存期間設定として「オフ」をメモ
リボックス保存管理テーブル7aに記憶して当該スキャ
ン原稿保存設定処理を終了する。
【0030】ステップS3でYESであるときは、ステ
ップS5において保存期間及び保存期間経過時の処理設
定の「削除」又は「転送保存」を操作部5を用いて入力
し、ステップS6において入力された保存期間をメモリ
ボックス保存管理テーブル7aに記憶し、ステップS7
において保存期間経過時の処理設定は「削除」であるか
否かが判断され、YESのときはステップS8に進む一
方、NOのときはステップS10に進む。ステップS8
において指定されたメモリボックスに対するスキャン原
稿保存期間設定として「オン」をメモリボックス保存管
理テーブル7aに記憶し、ステップS9において指定さ
れたメモリボックスに対する保存期間経過時の処理設定
として「原稿削除」をメモリボックス保存管理テーブル
7aに記憶して当該スキャン原稿保存設定処理を終了す
る。一方、ステップS10においては、指定されたメモ
リボックスに対するスキャン原稿保存期間設定として
「オン」をメモリボックス保存管理テーブル7aに記憶
し、ステップS10Aにおいて指定されたメモリボック
スに対する保存期間経過時の処理設定として「原稿転送
保存」を記憶して当該スキャン原稿保存設定処理を終了
する。
【0031】図5のステップS11においてスキャン原
稿保存期間設定は「オン」であるか否かが判断され、Y
ESのときはステップS13に進む一方、NOのときは
ステップS12に進む。ステップS12においてディジ
タル複合装置20に対するスキャン原稿保存期間設定と
して「オフ」をメモリボックス保存管理テーブル7aに
記憶して当該スキャン原稿保存設定処理を終了する。
【0032】ステップS11でYESであるときは、ス
テップS13において保存期間及び保存期間経過時の処
理設定の「削除」又は「転送保存」を操作部5を用いて
入力し、ステップS14において入力された保存期間を
メモリボックス保存管理テーブル7aに記憶し、ステッ
プS15において保存期間経過時の処理設定は「削除」
か否かが判断され、YESのときはステップS16に進
む一方、NOのときはステップS18に進む。ステップ
S16においてディジタル複合装置20に対するスキャ
ン原稿保存期間設定として「オン」をメモリボックス保
存管理テーブル7aに記憶し、ステップS17において
ディジタル複合装置20に対する保存期間経過時の処理
設定として「原稿削除」をメモリボックス保存管理テー
ブル7aに記憶して当該スキャン原稿保存設定処理を終
了する。一方、ステップS18においては、ディジタル
複合装置20に対するスキャン原稿保存期間設定として
「オン」をメモリボックス保存管理テーブル7aに記憶
し、ステップS19においてディジタル複合装置20に
対する保存期間経過時の処理設定として「原稿転送保
存」を記憶して当該スキャン原稿保存設定処理を終了す
る。
【0033】図6及び図7は、図3のディジタル複合装
置20の主制御部1によって実行される、原稿蓄積処理
を示すフローチャートである。
【0034】図6のステップS21において、まず、メ
モリボックス番号を操作部5を用いて入力し、ステップ
S22において原稿蓄積開始操作キーをオンしたか否か
が判断され、YESとなるまでステップS22の処理を
繰り返し、YESとなったときにステップS23に進
む。次いで、ステップS23において、画像読取部2に
より原稿画像を読み取って画像データに変換して、指定
されたメモリボックスに蓄積する。このとき、画像デー
タのアドレス、原稿番号、使用クライアントPC30の
IPアドレスなどの情報を含むスキャン情報を蓄積原稿
管理テーブル7bに記憶する。さらに、ステップS24
において画像読取部2に別の原稿があるか否かが判断さ
れ、YESであるときはステップS23の処理を繰り返
す一方、NOであるときは、ステップS25においてス
キャン原稿保存指定モードは「メモリボックス個別指
定」か否かが判断され、YESのときはステップS26
に進む一方、NOのときは「ディジタル複合装置全体指
定」と判断して図7のステップS41に進む。
【0035】ステップS26において指定されたメモリ
ボックスはスキャン原稿保存期間設定は「オン」である
か否かが判断され、YESのときはステップS28に進
む一方、NOのときはステップS27に進む。ステップ
S27では、蓄積原稿管理テーブル7bに蓄積期間=無
制限を記憶して当該原稿蓄積処理を終了する。一方、ス
テップS28において指定されたメモリボックスは保存
期間経過時の処理設定は「原稿削除」か否かが判断さ
れ、YESのときはステップS29に進む一方、NOの
ときはステップS31に進む。ステップS29において
は、蓄積原稿管理テーブル7bに蓄積期間=制限&削除
を記憶し、ステップS30において蓄積原稿管理テーブ
ル7bに蓄積期限として現在日時+保存期間の日時を記
憶して当該原稿蓄積処理を終了する。一方、ステップS
31においては、蓄積原稿管理テーブル7bに蓄積期間
=制限&転送を記憶し、ステップS32において蓄積原
稿管理テーブル7bに蓄積期限として現在日時+保存期
間の日時を記憶して当該原稿蓄積処理を終了する。
【0036】図7のステップS41においてディジタル
複合装置20に対するスキャン原稿保存期間設定は「オ
ン」であるか否かが判断され、YESのときはステップ
S43に進む一方、NOのときはステップS42に進
む。ステップS42では、蓄積原稿管理テーブル7bに
蓄積期間=無制限を記憶して当該原稿蓄積処理を終了す
る。一方、ステップS43においてディジタル複合装置
20に対する保存期間経過時の処理設定は「原稿削除」
か否かが判断され、YESのときはステップS44に進
む一方、NOのときはステップS46に進む。ステップ
S44においては、蓄積原稿管理テーブル7bに蓄積期
間=制限&削除を記憶し、ステップS45において蓄積
原稿管理テーブル7bに蓄積期限として現在日時+保存
期間の日時を記憶して当該原稿蓄積処理を終了する。一
方、ステップS46においては、蓄積原稿管理テーブル
7bに蓄積期間=制限&転送を記憶し、ステップS47
において蓄積原稿管理テーブル7bに蓄積期限として現
在日時+保存期間の日時を記憶して当該原稿蓄積処理を
終了する。
【0037】図8は、図3のディジタル複合装置20の
主制御部1によって実行される、スキャン原稿蓄積期限
経過処理を示すフローチャートである。
【0038】図8のステップS51において、まず、メ
モリボックス番号mを1に初期化し、ステップS52に
おいて、図9に図示された、指定されたメモリボックス
に対する期限経過サブルーチン処理を実行した後、ステ
ップS53においてm≧Mであるか否かが判断される。
ここで、メモリボックス番号は1からシリアルに番号付
けされ、Mは、メモリボックス番号の最大値である。ス
テップS53においてNOであれば、ステップS54に
おいてメモリボックス番号mを1だけインクリメントし
た後、ステップS52の処理を繰り返す。一方、ステッ
プS53でYESであれば、ステップS51に戻り、ス
テップS51以降の処理を繰り返す。
【0039】図9は、図8のサブルーチンである、指定
されたメモリボックスに対する期限経過サブルーチン処
理(ステップS52)を示すフローチャートである。
【0040】図9のステップS61において、まず、指
定されたメモリボックスに蓄積原稿の画像データがある
か否かが判断され、YESのときはステップS62に進
む一方、NOのときは元のルーチンに戻る。次いで、ス
テップS62において蓄積原稿管理テーブル7bにおい
て蓄積期間=無制限であるか否かが判断され、YESの
ときは元のルーチンに戻る一方、NOのときはステップ
S63に進む。さらに、ステップS63においてクロッ
ク回路14が計時する現在日時と、蓄積期限とを比較し
て、蓄積期限を経過したか否かが判断され、YESのと
きはステップS64に進む一方、NOのときは元のルー
チンに戻る。ステップS64においては、蓄積原稿管理
テーブル7bにおいて蓄積期間=制限&削除であるか否
かが判断され、YESのときは直接にステップS67に
進む一方、NOのときはステップS65に進む。ステッ
プS65において予め指定されたクライアントPC30
に対して対応する蓄積原稿の画像データを転送した後、
ステップS66において転送履歴テーブル7cにおい
て、転送日時、メモリボックス番号、原稿番号、転送先
のクライアントPC30のIPアドレスを格納し、ステ
ップS67に進む。さらに、ステップS67では、指定
されたメモリボックスから蓄積原稿の画像データを削除
した後、元のルーチンに戻る。
【0041】図10は、図3のディジタル複合装置20
の主制御部1によって実行される、蓄積原稿転送処理を
示すフローチャートである。
【0042】図10のステップS71において、まず、
メモリボックス番号及び原稿番号を含む転送要求パケッ
ト信号を受信したか否かが判断され、YESとなるまで
ステップS71の処理を繰り返し、YESとなったと
き、ステップS72において指定されたメモリボックス
に蓄積原稿の画像データがあるか否かが判断され、YE
SのときはステップS74に進む一方、NOのときはス
テップS73に進む。ステップS73において、画像デ
ータの転送要求のあったクライアントPC30に対して
蓄積原稿なしのメッセージを送信した後、当該蓄積原稿
転送処理を終了する。一方、ステップS74において
は、指定されたメモリボックスに指定された原稿番号の
原稿の画像データが蓄積されているか否かが判断され、
YESのときはステップS75に進む一方、NOのとき
はステップS77に進む。
【0043】ステップS75においては、画像データの
転送要求のあったクライアントPC30に対して蓄積さ
れた原稿の画像データを転送し、このとき、転送履歴テ
ーブル7cに、転送日時、メモリボックス番号、原稿番
号及びクライアントPC30のIPアドレスなどの情報
を記憶する。次いで、ステップS76において指定され
た原稿の画像データを全て転送済みか否かが判断され、
NOであるときはステップS75の処理を繰り返す一
方、YESであるときは、当該蓄積原稿転送処理を終了
する。
【0044】ステップS74でNOであるときは、ステ
ップS77において転送履歴テーブル7cに基づいて指
定された文書の蓄積原稿の画像データを転送及び消去済
みであるか否かが判断され、YESのときはステップS
78に進む一方、NOのときは上述のステップS73に
進む。ステップS78においては、転送されているクラ
イアントPC30から指定された文書の原稿の画像デー
タを当該ディジタル複号装置20からのポーリングによ
り当該ディジタル複合装置20に対して再転送すること
を指示し、ステップS79において再転送された文書原
稿の画像データを上記クライアントPC30から受信し
て画像メモリ8に一時的に格納し、ステップS75に進
む。このとき、ステップS75においては、ステップS
79で再転送されて画像メモリ8に一時的に格納された
原稿の画像データを、先に画像データの転送要求のあっ
たクライアントPC30に対して転送し、このとき、転
送履歴テーブル7cに、転送日時、メモリボックス番
号、原稿番号及びクライアントPC30のIPアドレス
などの情報を記憶する。次いで、ステップS76におい
て指定された原稿の画像データを全て転送済みか否かが
判断され、NOであるときはステップS75の処理を繰
り返す一方、YESであるときは、当該蓄積原稿転送処
理を終了する。
【0045】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、スキャン原稿保存指定モードが「メモリボックス個
別指定」である場合、RAM7は、各メモリボックス毎
に予め設定された保存期間を格納する(図4のステップ
S5−S6)メモリボックス保存管理テーブル7aを記
憶し、主制御部1は、各メモリボックスに格納された画
像データの保存期間が上記各メモリボックス毎に設定さ
れた保存期間(蓄積時の日時+保存期間=蓄積期限の日
時;図6のステップS30、S32参照。)を経過した
とき(図9のステップS63でYES)、格納された画
像データを予め設定された外部端末装置に転送した後消
去し(ステップS65−S67)、もしくは、格納され
た画像データを転送せずに消去する(ステップS6
7)。従って、格納された画像データに対して各メモリ
ボックス毎に保存期間を指定することができ、保存期間
経過後に格納された画像データを転送後消去し、もしく
は転送せずに消去することができ、画像データの重要度
に応じて保存期間を設定して保存できる。また、保存期
間がすぎても、特定のクライアントPC30に転送する
設定をしておけば、転送することができクライアントP
C30側で保存できる。
【0046】また、スキャン原稿保存指定モードが「デ
ィジタル複合装置全体指定」である場合、RAM7のメ
モリボックス保存管理テーブル7aは、ディジタル複合
装置20全体に予め設定された保存期間を格納し(図5
のステップS13−S14)、主制御部1は、画像メモ
リ8に格納された画像データの保存期間が上記設定され
た保存期間(蓄積時の日時+保存期間=蓄積期限の日
時;図7のステップS45、S47参照。)を経過した
とき(図9のステップS63でYES)、格納された画
像データを予め設定された外部端末装置に転送した後消
去し(ステップS65−S67)、もしくは、格納され
た画像データを転送せずに消去する(ステップS6
7)。従って、格納された画像データに対して保存期間
を指定することができ、保存期間経過後に格納された画
像データを転送後消去し、もしくは転送せずに消去する
ことができる。また、保存期間がすぎても、特定のクラ
イアントPC30に転送する設定をしておけば、転送す
ることができクライアントPC30側で保存できる。
【0047】さらに、ディジタル複合装置20の主制御
部1は、1つのクライアントPC30からの転送要求パ
ケット信号を受信し(図10のステップS71でYE
S)、RAM7内の転送履歴テーブル7cに基づいて、
受信した転送要求パケット信号が上記転送した後消去さ
れた画像データに対するものであるときは(ステップS
77でYES)、転送先のクライアントPC30に対し
て当該消去された画像データを当該ディジタル複合装置
20に転送させた後(ステップS78−S79)上記転
送要求パケット信号により画像データの転送を要求して
きた別のクライアントPC30に転送する(ステップS
75)。従って、特定のクライアントPC30に転送さ
れた画像データをディジタル複合装置20に再転送させ
た後、転送要求パケット信号により画像データを要求し
てきた別のクライアントPC30に転送できるので、別
のクライアントPC30の要求者は保存部を意識せずに
画像データを取り出すことができ、操作性を大幅に向上
できる。
【0048】<変形例>以上の実施形態においては、デ
ィジタル複合装置20の例について述べているが、本発
明はこれに限らず、スキャナー機能を有する画像読取装
置、画像メモリを有する画像記憶装置や画像処理装置に
広く適用することができる。
【0049】以上の実施形態においては、メモリボック
スにはスキャナである画像読取部2により読み取った原
稿画像の画像データを格納しているが、本発明はこれに
限らず、メモリボックスにディジタル複合装置20のフ
ァクシミリ機能により受信した画像データをメモリボッ
クスに格納してクライアントPC30に転送するように
構成してもよい。
【0050】以上の実施形態においては、ディジタル複
合装置20の主制御部1は、1つのクライアントPC3
0からの転送要求パケット信号を受信し(図10のステ
ップS71でYES)、RAM7内の転送履歴テーブル
7cに基づいて、受信した転送要求パケット信号が上記
転送した後消去された画像データに対するものであると
きは(ステップS77でYES)、転送先のクライアン
トPC30に対して当該消去された画像データを当該デ
ィジタル複合装置20に転送させた後(ステップS78
−S79)当該転送先のクライアントPC30に転送
(ステップS75)しているが、本発明はこれに限ら
ず、転送履歴テーブル7cに基づき、転送先のクライア
ントPC30から直接に要求してきたクライアントPC
30に転送させるように制御してもよい。この場合にお
いても、特定のクライアントPC30に転送された画像
データを直接に、転送要求パケット信号により画像デー
タを要求してきた別のクライアントPC30に転送でき
るので、別のクライアントPC30の要求者は保存部を
意識せずに画像データを取り出すことができ、操作性を
大幅に向上できる。また、実施形態に比較してディジタ
ル複合装置20を経由しないので、迅速に転送できる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る画像処
理装置によれば、外部端末装置と接続され、画像データ
を格納する画像記憶手段を備えた画像処理装置におい
て、予め設定された保存期間を記憶する設定記憶手段
と、上記画像記憶手段に格納された画像データの保存期
間が上記設定された保存期間を経過したとき、格納され
た画像データを予め設定された外部端末装置に転送した
後消去し、もしくは、格納された画像データを転送せず
に消去する制御手段を備える。従って、格納された画像
データに対して保存期間を指定することができ、保存期
間経過後に格納された画像データを転送後消去し、もし
くは転送せずに消去することができる。また、保存期間
がすぎても、特定の外部端末装置に転送する設定をして
おけば、転送することができ外部端末装置側で保存でき
る。
【0052】また、別の発明に係る画像処理装置によれ
ば、外部端末装置と接続され、複数のメモリボックスを
有し、各メモリボックスに画像データを格納する画像記
憶手段を備えた画像処理装置において、上記各メモリボ
ックス毎に予め設定された保存期間を記憶する設定記憶
手段と、上記各メモリボックスに格納された画像データ
の保存期間が上記各メモリボックス毎に設定された保存
期間を経過したとき、格納された画像データを予め設定
された外部端末装置に転送した後消去し、もしくは、格
納された画像データを転送せずに消去する制御手段を備
える。従って、格納された画像データに対して各メモリ
ボックス毎に保存期間を指定することができ、保存期間
経過後に格納された画像データを転送後消去し、もしく
は転送せずに消去することができ、画像データの重要度
に応じて保存期間を設定して保存できる。また、保存期
間がすぎても、特定の外部端末装置に転送する設定をし
ておけば、転送することができ外部端末装置側で保存で
きる。
【0053】上記画像処理装置において、上記制御手段
は、第1の外部端末装置からの転送要求信号を受信し、
受信した転送要求信号が上記転送した後消去された画像
データに対するものであるときは、転送先の第2の外部
端末装置に対して当該消去された画像データを当該画像
処理装置に転送させた後第1の外部端末装置に転送し、
もしくは、転送先の第2の外部端末装置から直接に第1
の外部端末装置に転送させるように制御する。従って、
転送先の第2の外部端末装置に対して当該消去された画
像データを当該画像処理装置に転送させた後第1の外部
端末装置に転送する前者の場合においては、特定の外部
端末装置に転送された画像データをディジタル複合装置
に再転送させた後、転送要求信号により画像データを要
求してきた別の外部端末装置に転送できるので、別の外
部端末装置の要求者は保存部を意識せずに画像データを
取り出すことができ、操作性を大幅に向上できる。ま
た、転送先の第2の外部端末装置から直接に第1の外部
端末装置に転送させるように制御する後者の場合におい
ては、特定の外部端末装置に転送された画像データを直
接に、転送要求信号により画像データを要求してきた別
の外部端末装置に転送できるので、別の外部端末装置の
要求者は保存部を意識せずに画像データを取り出すこと
ができ、操作性を大幅に向上できる。また、当該画像処
理装置を経由しないので、迅速に転送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、コピー、プリ
ンタ及びスキャナー機能付きのファクシミリ装置である
ディジタル複合装置20を備えたLANシステムの構成
を示すブロック図である。
【図2】 図1のクライアントPC30の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】 図1のディジタル複合装置20の構成を示す
ブロック図である。
【図4】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1
によって実行される、スキャン原稿保存設定処理の第1
の部分を示すフローチャートである。
【図5】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1
によって実行される、スキャン原稿保存設定処理の第2
の部分を示すフローチャートである。
【図6】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1
によって実行される、原稿蓄積処理の第1の部分を示す
フローチャートである。
【図7】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1
によって実行される、原稿蓄積処理の第2の部分を示す
フローチャートである。
【図8】 図3のディジタル複合装置20の主制御部1
によって実行される、スキャン原稿蓄積期限経過処理を
示すフローチャートである。
【図9】 図8のサブルーチンである、指定されたメモ
リボックスに対する期限経過サブルーチン処理(ステッ
プS52)を示すフローチャートである。
【図10】 図3のディジタル複合装置20の主制御部
1によって実行される、蓄積原稿転送処理を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1…主制御部、 6…ROM、 7…RAM、 7a…メモリボックス保存管理テーブル、 7b…蓄積原稿管理テーブル、 7c…転送履歴テーブル、 8…画像メモリ、 8a…メモリボックス領域、 9…ハードディスクドライブ、 12…LANインターフェース、 13…バス、 20…ディジタル複合装置、 30,30−1乃至30−N…クライアントパーソナル
コンピュータ(クライアントPC)、 70…ローカルエリアネットワーク(LAN)、 101…主制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部端末装置と接続され、画像データを
    格納する画像記憶手段を備えた画像処理装置において、
    予め設定された保存期間を記憶する設定記憶手段と、上
    記画像記憶手段に格納された画像データの保存期間が上
    記設定された保存期間を経過したとき、格納された画像
    データを予め設定された外部端末装置に転送した後消去
    し、もしくは、格納された画像データを転送せずに消去
    する制御手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 外部端末装置と接続され、複数のメモリ
    ボックスを有し、各メモリボックスに画像データを格納
    する画像記憶手段を備えた画像処理装置において、上記
    各メモリボックス毎に予め設定された保存期間を記憶す
    る設定記憶手段と、上記各メモリボックスに格納された
    画像データの保存期間が上記各メモリボックス毎に設定
    された保存期間を経過したとき、格納された画像データ
    を予め設定された外部端末装置に転送した後消去し、も
    しくは、格納された画像データを転送せずに消去する制
    御手段を備えたことを特徴とする画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記制御手段は、第1の外部端末装置か
    らの転送要求信号を受信し、受信した転送要求信号が上
    記転送した後消去された画像データに対するものである
    ときは、転送先の第2の外部端末装置に対して当該消去
    された画像データを当該画像処理装置に転送させた後第
    1の外部端末装置に転送し、もしくは、転送先の第2の
    外部端末装置から直接に第1の外部端末装置に転送させ
    るように制御することを特徴とする請求項1又は2記載
    の画像処理装置。
JP2001229415A 2001-07-30 2001-07-30 画像処理装置 Pending JP2003046705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001229415A JP2003046705A (ja) 2001-07-30 2001-07-30 画像処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001229415A JP2003046705A (ja) 2001-07-30 2001-07-30 画像処理装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003046705A true JP2003046705A (ja) 2003-02-14

Family

ID=19061770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001229415A Pending JP2003046705A (ja) 2001-07-30 2001-07-30 画像処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003046705A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267096A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Ricoh Co Ltd データ蓄積装置、データ蓄積システム、データ蓄積方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2006121619A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
JP2008005092A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2009182969A (ja) * 2009-02-13 2009-08-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
JP2009232317A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置
JP2011176832A (ja) * 2011-03-03 2011-09-08 Murata Machinery Ltd 画像読取装置
JP2015037879A (ja) * 2014-10-09 2015-02-26 キヤノン株式会社 プリント装置、制御方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005267096A (ja) * 2004-03-17 2005-09-29 Ricoh Co Ltd データ蓄積装置、データ蓄積システム、データ蓄積方法、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2006121619A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
JP4517816B2 (ja) * 2004-10-25 2010-08-04 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像読取装置
JP2008005092A (ja) * 2006-06-21 2008-01-10 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP4657159B2 (ja) * 2006-06-21 2011-03-23 京セラミタ株式会社 画像形成装置
JP2009232317A (ja) * 2008-03-25 2009-10-08 Fuji Xerox Co Ltd 文書処理装置
JP2009182969A (ja) * 2009-02-13 2009-08-13 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像読取装置
JP2011176832A (ja) * 2011-03-03 2011-09-08 Murata Machinery Ltd 画像読取装置
JP2015037879A (ja) * 2014-10-09 2015-02-26 キヤノン株式会社 プリント装置、制御方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003046705A (ja) 画像処理装置
JP3599015B2 (ja) 通信端末装置
JP3546986B2 (ja) ネットワーク対応通信装置
JP4274162B2 (ja) 通信端末装置
JP4910983B2 (ja) 画像処理装置
JP2002318760A (ja) サーバ装置
JP2003125134A (ja) 通信端末装置
JP3624860B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3933825B2 (ja) 通信ネットワークシステム
JP2003046704A (ja) 画像処理装置
JP2004032085A (ja) 文書管理システム
JP4258993B2 (ja) 画像読取装置
JP4086032B2 (ja) 画像読取装置、ファクシミリ装置及びディジタル複合装置
JP2006041765A (ja) ファクシミリサーバ
JP3622007B2 (ja) インターネットファクシミリ装置
JP3529250B2 (ja) ネットワークファクシミリ装置
JP3906790B2 (ja) 通信端末装置
JP4461852B2 (ja) 情報処理装置
JP3601468B2 (ja) 画像読取装置
JP2005191672A (ja) ファクシミリ装置
JP2006121381A (ja) 画像読取装置、ファクシミリ装置及びディジタル複合装置
JP2006135656A (ja) 端末装置及びネットワーク複合機
JP2005191675A (ja) ファクシミリ装置
JP2002325159A (ja) 画像処理システム
JP2003125127A (ja) 画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040727

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040803

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040817

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040928