JP2016219988A - 差動伝送回路、撮像装置、画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

差動伝送回路、撮像装置、画像読取装置及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】受信側の端子配置が異なっていても、複数系統に分けられた信号を高速にそれぞれ差動伝送することができる差動伝送回路、撮像装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】複数のパラレル信号となる複数の信号群を同期信号に同期させてそれぞれシリアル信号に変換する複数の並直列変換部と、複数の並直列変換部が変換したシリアル信号をそれぞれ一対の差動信号に変換して出力する複数の差動出力部と、複数の並直列変換部の前段に設けられ、複数の並直列変換部それぞれと、複数の信号群それぞれとの組合せを設定に応じて替えるように選択する選択部と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、差動伝送回路、撮像装置、画像読取装置及び画像形成装置に関する。
高速伝送の一つとして、LVDS(Low voltage differential signaling)等の差動伝送が知られている。また、複数の信号をシリアル化又は多重化した信号を複数のLVDSチャンネル(系統)に分けて送信する場合などには、LVDSチャンネル間で配線長や特性インピーダンスを揃えることが必要となる。この場合、受信側の端子配置によっては、送信側の各LVDSチャンネルの出力端子が入れ替えられた方が適切な配線を構成できることがある。
例えば、特許文献1には、入力信号及び入力信号の極性を反転させた信号のいずれかを選択する選択部で選択された信号から差動信号を生成する差動伝送回路が開示されている。
また、特許文献2には、パラレル複数ビット構成のデータを複数組に分割して各組の分割データを各LVDSドライバに出力するための複数の出力ポートと、割付制御データに対応した各分割データの各出力ポートへの割り付けで、各組の分割データを各出力ポートから出力するセレクタと、パラレル複数ビットのデータをシリアル出力するP/S変換手段と、複数のLVDSドライバを備えるLVDSトランシーバが開示されている。
しかしながら、従来は、シリアライズ後の速いデータ信号に対して、データ信号を入れ替えるための選択処理等を行っているため、スキューによって高速化が妨げられるという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、受信側の端子配置が異なっていても、複数系統に分けられた信号を高速にそれぞれ差動伝送することができる差動伝送回路、撮像装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数のパラレル信号となる複数の信号群を同期信号に同期させてそれぞれシリアル信号に変換する複数の並直列変換部と、複数の前記並直列変換部が変換したシリアル信号をそれぞれ一対の差動信号に変換して出力する複数の差動出力部と、複数の前記並直列変換部の前段に設けられ、複数の前記並直列変換部それぞれと、複数の前記信号群それぞれとの組合せを設定に応じて替えるように選択する選択部と、を有する。
本発明によれば、受信側の端子配置が異なっていても、複数系統に分けられた信号を高速にそれぞれ差動伝送することができるという効果を奏する。
図1は、差動伝送回路を用いた信号の送信系統の概要を示す図である。 図2は、第1実施形態にかかる差動伝送回路の構成を示す図である。 図3は、並直列変換部の入出力動作を示すタイミングチャートである。 図4は、第2実施形態にかかる差動伝送回路の構成を示す図である。 図5は、分離選択部の動作を模式的に示す図である。 図6は、第3実施形態にかかる差動伝送回路の構成を示す図である。 図7は、分離選択部の構成例を示す図である。 図8は、分離選択部の動作例を示す図である。 図9は、第4実施形態にかかる差動伝送回路の構成を示す図である。 図10は、第5実施形態にかかる差動伝送回路の構成を示す図である。 図11は、撮像装置の構成、レイアウト及び端子配置を模式的に示した図である。 図12は、画像読取装置を備えた画像形成装置の概要を示す図である。
まず、本発明がなされるに至った背景について説明する。図1は、LVDSの差動伝送回路10を用いた信号の送信系統(第1送信系統)の概要を示す図である。図1に示すように、第1送信系統は、差動伝送回路(LVDSトランシーバ)10が送信するLVDSの差動信号を受信部(LVDSレシーバ)11が受信するように構成されている。
差動伝送回路10は、データ分離部100及び送信部102を有する。データ分離部100は、入力信号である複数のデータ(Data)を設定に応じて複数のパラレル信号(信号群)に分離する。送信部102は、例えば2つの出力部20と、差動出力部204とを有する。
出力部20は、それぞれ並直列変換部200及び差動出力部202を有する。並直列変換部200は、例えばPLLなどの逓倍回路を備え、データ分離部100が分離した複数のパラレル信号(Data_P*:信号群)をクロックに同期させてシリアル信号に変換する。差動出力部(送信バッファ)202は、並直列変換部200が変換したシリアル信号(Data_S*)を一対の差動信号に変換して出力(送信)する。差動出力部(送信バッファ)204は、入力されるクロック(CLK:同期信号)を一対の差動信号に変換して出力する。
受信部11は、例えば2つの受信バッファ110と、受信バッファ110aとを有する。受信バッファ110は、差動出力部202が送信した差動信号を受信する。受信バッファ110aは、差動出力部204が送信した差動信号を受信する。
図1においては、入力信号のビット数は8、送信系統数は1、信号の出力チャンネル数は2(*=1〜2)、各出力チャンネルのビット数は4となっている。
ところで、高速インターフェイスは、多くの信号を低電圧で高速に伝送する技術として、並直列変換部(パラレル−シリアル変換部)等を使っていくつかの信号を保持した上で順番に出力し、受信側で元に戻すSerDes(selializer/deserializer)が一般的である。よって、図1に示した例では、Data_P*のビット数に比例して伝送速度は速くなる。
なお、クロックについては、高速に伝送することはデータより困難である。よって、一般的には、CLKは、差動伝送回路(送信側)ではそのままの周波数で転送され、受信側においてPLLなどで逓倍されたクロックを用いて各シリアルデータを取込む。
(第1実施形態)
次に、第1実施形態にかかる差動伝送回路10aについて説明する。図2は、第1実施形態にかかる差動伝送回路10aの構成を示す図である。以下、上述した構成部分と実質的に同じものには、同一の符号が付してある。
差動伝送回路10aは、データ分離部100、選択部104及び送信部102を有する。選択部104は、データ分離部100が分離したパラレル信号(Data_P*)を、選択信号(入替信号)SELによる設定に応じて、信号群(出力チャンネル単位)毎に入れ替える(切替える)ように選択し、送信部102に対して出力する。つまり、選択部104は、複数の並直列変換部200の前段に設けられ、複数の並直列変換部200それぞれと、複数の信号群それぞれとの組合せを設定に応じて替えるように選択する(選択処理)。
図2において、データ分離部100は、入力信号である複数のデータ(Data)をData_P1及びData_P2の決められたbit構成で分離し、選択部104に対して出力する。選択部104は、データ分離部100が分離したData_P1及びData_P2を、選択信号SELによる設定に応じて入れ替えて送信部102に対して出力する。
例えば、選択部104は、選択信号SELがオフのとき、Data_P1’=Data_P1、Data_P2’=Data_P2とする。また、選択部104は、選択信号SELがオンのとき、Data_P1’=Data_P2、Data_P2’=Data_P1とする。つまり、選択部104は、シリアライズ前の遅いデータ信号を入替えるので、高速化のためのクロック/データ間のスキューの影響を低減している。なお、送信部102が有する出力部20の数は2つ以上であってもよい。
図3は、図2に示した並直列変換部200の入出力動作を示すタイミングチャートである。図3においては、例としてData_P1’、CLK、Data_S1のタイミングが示されているが、Data_P2’、Data_S2も同様である。
並直列変換部200は、Data_P1’(A*〜D*)をCLKのエッジのタイミング(図3では立上りエッジ)でラッチし、A*→B*→C*→D*という順序でシリアライズし、Data_S1として出力する(*はデータの入力順)。
図3に示すように、仮に、速い信号であるData_S1に対して、データ入替を行おうとすると、回路の入出力遅延によるクロックとデータのスキューが発生した場合、受信側で逓倍して取り込まれるCLKに対してマージンが少ない(Ts)。
一方、シリアライズ前のData_P1’に対して選択部104の遅延によるクロックとデータ間のスキューが発生しても、Data_P1’が遅い信号のため、データのラッチミスは起こらない(Tp)。そして、Data_S1に対しては、選択処理等がないため、CLKとData_S1にはスキューは発生しない。
このように、差動伝送回路10aは、並直列変換部200がシリアライズする前の遅いパラレル信号に対し、選択部104が選択処理を行うので、シリアライズ後の速い信号で発生していたクロックとデータ間のスキューの影響は少なく(Tp>>Ts)、伝送品質を損なうことはない。また、差動伝送回路10aは、シリアライズ後の選択処理を行わないため、選択処理によるスキューは発生せず、高速化が可能である。
(第2実施形態)
図4は、第2実施形態にかかる差動伝送回路10bの構成を示す図である。差動伝送回路10bは、分離選択部(選択部)104a及び送信部102を有する。分離選択部104aは、上述したデータ分離部100が備える機能と、選択部104が備える機能とが一体にされている。即ち、分離選択部104aは、入力信号(Data)を分離すると同時に、出力部20(出力チャンネル)の選択を行う。
図5は、分離選択部104aの動作を模式的に示す図である。分離選択部104aは、例えばデータ信号を保持するレジスタと、入力ビットと出力ビットを選択信号SELに応じて選択して接続するセレクタとを備える。
例えば、分離選択部104aは、図5(a)に示すように、入力された8bitのData(An〜Hn)に対し、Data_P1’としてAn/Bn/Cn/Dnの4bitを選択して出力し、Data_P2’としてEn/Fn/Gn/Hnの4bitを選択して出力する。Data_P1’及びData_P2’の信号群は、後段の出力部20によってシリアライズされた後に、受信部11に対して差動伝送される。ここで、分離選択部104aは、受信部11の端子配置(受信部11の入力端子配置などの仕様)に応じて、選択信号SELが設定される。
例えば、差動伝送回路10bと受信部11とが基板上の異なる面に実装されたときや受信部11の入力端子配置の仕様等により、差動信号の出力チャンネルを入れ替えたい場合(各出力部20が出力する差動信号を入れ替えたい場合)、図5(b)に示すように選択信号SELが設定される。即ち、分離選択部104aは、Data_P1’としてEn/Fn/Gn/Hnの4bitを選択して出力し、Data_P2’としてAn/Bn/Cn/Dnの4bitを選択して出力するように選択信号SELが設定される。このように、差動伝送回路10bは、選択信号SELが設定されることにより、入力信号(Data)を入替後のデータData_P1’とData_P2’として出力することができる。差動伝送回路10bは、シリアライズ後の選択処理を行わないため、選択処理によるスキューは発生せず、高速化が可能である。
(第3実施形態)
図6は、第3実施形態にかかる差動伝送回路10cの構成を示す図である。差動伝送回路10cは、分離選択部(選択部)104bと、2つの送信部102を有し、第1送信系統及び第2送信系統を構成する。分離選択部104bは、入力信号(Data)を2つの通信系統に分ける機能を備えている。そして、差動伝送回路10cは、伝送に必要な周波数(CLK1、CLK2)が差動伝送回路10bの伝送に必要な周波数(CLK)の半分になっている。
具体的には、分離選択部104bは、時系列で偶数番目に入力されてきたデータを第1送信系統により伝送し、奇数番目に入力されてきたデータを第2送信系統により伝送する。つまり、差動伝送回路10cは、入力信号を偶数番目と奇数番目とで分離し、分離した入力信号を2つの送信部102によって並列に差動伝送する。
図7は、分離選択部104bの構成例を示す図である。分離選択部104bは、入力信号(Data)を入力されてくる順番(時系列:タイミング)に応じて入れ替えて分離する選択処理を行う。ここで、nは、各信号が入力されてくる順番(番号)を示している。2nは偶数番目に入力される信号であり、2n+1は奇数番目に入力される信号である。つまり、分離選択部104bは、偶数番目の信号と奇数番目の信号とを物理的に分離する。分離選択部104bは、分離信号SPLの論理状態に応じてスイッチをオン又はオフにし、偶数番目の信号と奇数番目の信号とを並列に出力する。
図8は、分離選択部104bの動作例を示す図である。図8(a)に示すように、分離選択部104bは、偶数番目のデータ入力時に分離信号SPLがHにされると、nMOSスイッチ(図7)がいっせいにオンになるため、Data1のパスに偶数番目のデータが出力される。一方、分離選択部104bは、奇数番目のデータ入力時に分離信号SPLがLにされると、pMOSスイッチ(図7)がいっせいにオンになるため、Data2のパスに奇数番目のデータが出力される。
これに対して、図8(b)に示すように、分離選択部104bは、偶数番目のデータ入力時に分離信号SPLがLにされると、pMOSスイッチがいっせいにオンになるため、Data2のパスに偶数番目のデータが出力される。また、分離選択部104bは、奇数番目のデータ入力時に分離信号SPLがHにされると、nMOSスイッチがいっせいにオンになるため、Data1のパスに奇数番目のデータが出力される。
つまり、分離選択部104bは、入力されたデータの分離と同時に送信系統単位でのデータの入替えを実施する。また、分離選択部104bは、必要な伝送速度又は回路規模の制約などによって、入力されたデータを分離せず、1つの送信系統で出力するように設定されることも可能である。
例えば、図8(c)に示すように、入力データに対して分離信号SPLがHに固定されると、差動伝送回路10cは、Data1のパスが常にオンの状態となるため、第1送信系統による差動伝送となる。また、図8(d)に示すように、入力データに対して分離信号SPLがLに固定されると、差動伝送回路10cは、Dataのパスが常にオンの状態となるため、第2送信系統による差動伝送となる。
このように、差動伝送回路10cは、分離信号SPLの論理が設定されるだけで、選択された1つの送信系統による差動伝送と、複数の送信系統による差動伝送時の信号群毎のデータの入替えが可能になっている。なお、差動伝送回路10cは、送信系統単位だけでなく各送信系統の出力チャンネルを入替え可能にするために(Data*_P1とData*_P2を入れ替えるために)、分離選択部104bの後段に選択部104(図2)が設けられてもよい。差動伝送回路10cは、シリアライズ後の選択処理を行わないため、選択処理によるスキューは発生せず、高速化が可能である。
(第4実施形態)
図9は、第4実施形態にかかる差動伝送回路10dの構成を示す図である。差動伝送回路10dは、分離選択部(選択部)104c及び送信部102aを有する。分離選択部104cは、例えば内部にクロック変換部(同期信号変換部)30を有する。分離選択部104cは、分離選択部104a(図4)が有する機能に加えて、クロック変換部30がクロック(同期信号)を信号群(Data_P1’、Data_P2’)それぞれと同じビット数のパラレル同期信号に変換する。なお、クロック変換部30は、分離選択部104cとは別に設けられ、パラレル同期信号を生成するように構成されてもよい。
送信部102aは、例えば2つの出力部20と、出力部20aとを有する。出力部20aは、並直列変換部(再変換部)200a及び差動出力部(同期信号出力部)202aを有する。並直列変換部200aは、クロック変換部30が変換したパラレル同期信号をシリアル同期信号に再変換する。差動出力部202aは、並直列変換部200aが再変換したシリアル同期信号を一対の差動信号に変換して出力する。
つまり、差動伝送回路10dは、クロック変換部30が出力する0,0,1,1の4bitの固定データ(パラレル同期信号)を並直列変換部200aがCLKでラッチさせることにより、0→0→1→1→0→0→1→1→…のクロック状のシリアライズデータ(シリアル同期信号)が差動出力部202aに対して入力されるように構成されている。
このように、差動伝送回路10dは、送信部102aがデータ(Data_P1’、Data_P2’)に対してのみでなく、出力部20aによってパラレル同期信号に対しても並直列変換を行う。よって、差動伝送回路10dは、実質的にクロックに対してもデータと同様に出力遅延が発生するので、クロック/データ間のスキューがさらに低減される。なお、差動伝送回路10dは、差動伝送回路10cのように複数の送信系統を構成するようにされてもよい。差動伝送回路10dは、シリアライズ後の選択処理を行わないため、選択処理によるスキューは発生せず、高速化が可能である。
なお、並直列変換部200aは、並直列変換部200と構成が略同一にされており、特性が略同一になっている。また、差動出力部202aは、差動出力部202と構成が略同一にされており、特性が略同一になっている。
(第5実施形態)
図10は、第5実施形態にかかる差動伝送回路10eの構成を示す図である。差動伝送回路10eは、データ生成部32、分離選択部(選択部)104d及び送信部102aを有する。データ生成部32は、信号群(Data_P1’、Data_P2’)それぞれと同じビット数のパラレル同期信号を生成し、分離選択部104dに対して出力する。データ生成部32は、クロックを受入れて、クロックを信号群(Data_P1’、Data_P2’)それぞれと同じビット数のパラレル同期信号に変換するように構成されてもよい。つまり、データ生成部32は、クロック変換部30(図9)と同様にクロック変換部としての機能を有していてもよい。
分離選択部104dは、データ生成部32から受入れたパラレル同期信号を、信号群(Data_P1’、Data_P2’)と同様に処理し、入替えて出力することが可能にされている。即ち、分離選択部104dは、入力信号(Data)及びパラレル同期信号を、Data_P1’、Data_P2’及びData_P3’のいずれかに選択信号SELの設定に応じて入替え、送信部102aに対して出力する。このように、分離選択部104dは、クロック−データ間の出力端子の入れ替えが可能となっている。なお、差動伝送回路10eは、差動伝送回路10cのように複数の送信系統を構成するようにされてもよい。差動伝送回路10eは、シリアライズ後の選択処理を行わないため、選択処理によるスキューは発生せず、高速化が可能である。
次に、上述した差動伝送回路10cなどの差動伝送回路を備えた例えばCMOSリニアカラーセンサなどの撮像装置について説明する。図11は、例えば差動伝送回路10cを備えた撮像装置40の構成、レイアウト及び端子配置を模式的に示した図である。
撮像装置40は、例えば光電変換部41、AD変換部42、信号処理部43、差動伝送回路10c、レジスタ44及びタイミング生成部45を有する。また、撮像装置40には、電気信号の入力又は出力に用いられる複数の端子(入出力端子)400が配置されている。
光電変換部41は、例えば入射光をRGBに分光するための色フィルタと数千画素分のフォトダイオード(受光素子)を色毎に備えており、入射光に応じてRGBのアナログ電気信号を画素毎に出力する。AD変換部42は、例えば各画素が出力するアナログ電気信号をデジタル信号にそれぞれ変換し、信号処理部43に対して並列にデジタル信号を出力する。
信号処理部43は、並列に入力されたデジタル信号を時系列で順次伝送し、RGBの画像データとして最適化のためにオフセット加算やゲイン調整等種々の信号処理を行い、差動伝送回路10cに対して出力する。レジスタ44は、例えば光電変換部41、AD変換部42、信号処理部43及び差動伝送回路10cに対する設定などを保持する。タイミング生成部45は、例えば外部から入力された基準クロックや通信信号等に基づいて、撮像装置40を構成する各部で必要なタイミング信号等を生成する。
撮像装置40は、入射光に応じて光電変換したRGBの各画像データを差動伝送回路10cによって後段の回路へ差動信号で伝送する。撮像装置40は、送信系統間で出力端子位置が例えば図11に示したように上下(左右でもよい)に対称に配置されている。図11においては、図6に示されたData1−S1の差動信号がData1−1として示され、Data1−S2の差動信号がData1−2として示され、Data2−S1の差動信号がData2−1として示され、Data2−S2の差動信号がData2−2として示されている。また、図11におけるCLK1及びCLK2は、図6に示したCLK1及びCLK2の差動信号を示している。また、撮像装置40は、送信系統毎に対応するデータ間でチップ内の配線(信号線)の長さや引き回しが対称となるようにされている。
次に、実施形態にかかる例えば差動伝送回路10cを有する画像読取装置を備えた画像形成装置について説明する。図12は、例えば差動伝送回路10cを有する画像読取装置60を備えた画像形成装置50の概要を示す図である。画像形成装置50は、画像読取装置60と画像形成部70とを有する例えば複写機やMFP(Multifunction Peripheral)などである。
画像読取装置60は、例えば撮像装置40、LEDドライバ(LED_DRV)600及びLED602を有する。LEDドライバ600は、タイミング生成部45が出力するライン同期信号などに同期して、LED602を駆動する。LED602は、原稿に対して光を照射する。撮像装置40は、ライン同期信号などに同期して、原稿からの反射光を受光して複数の受光素子が電荷を発生させて蓄積を開始する。そして、撮像装置40は、AD変換等を行った後に、差動伝送回路10c(LVDS)によって画像データを画像形成部70に対して出力する。
画像形成部70は、処理部80とプリンタエンジン82とを有し、処理部80とプリンタエンジン82とがインターフェイス(I/F)84を介して接続されている。
処理部80は、上述した受信部11を含む差動伝送回路(LVDS)11a、画像処理部802及びCPU800を有する。CPU800は、撮像装置40などの画像形成装置50を構成する各部などを制御する。また、CPU800(又はタイミング生成部45)は、撮像装置40の各受光素子が受光量に応じて電荷を発生させることを略同時に開始するよう制御する。
差動伝送回路10cは、差動伝送回路11aに対して例えば画像読取装置60が読取った画像の画像データ、ライン同期信号及びクロックなどを出力する。差動伝送回路11aは、受入れた画像データ、ライン同期信号及びクロックなどをパラレル10ビットデータに変換する。画像処理部802は、変換された10ビットデータを用いて画像処理を行い、画像データなどをプリンタエンジン82に対して出力する。プリンタエンジン82は、受入れた画像データを用いて印刷を行う。
画像形成装置50は、差動伝送回路10cを有する画像読取装置60を備えているので、画像読取装置60から画像形成部70への差動伝送が高速になっている。
10、10a、10b、10c、10d、10e 差動伝送回路
11 受信部
11a 差動伝送回路
20、20a 出力部
30 クロック変換部
32 データ生成部
40 撮像装置
41 光電変換部
50 画像形成装置
60 画像読取装置
70 画像形成部
100 データ分離部
102、102a 送信部
104 選択部
104a、104b、104c、104d 分離選択部(選択部)
110、110a 受信バッファ
200、200a 並直列変換部
202、202a 差動出力部
204 差動出力部
400 端子(入出力端子)
特許第5028357号公報 特開2006−303915号公報

Claims (9)

  1. 複数のパラレル信号となる複数の信号群を同期信号に同期させてそれぞれシリアル信号に変換する複数の並直列変換部と、
    複数の前記並直列変換部が変換したシリアル信号をそれぞれ一対の差動信号に変換して出力する複数の差動出力部と、
    複数の前記並直列変換部の前段に設けられ、複数の前記並直列変換部それぞれと、複数の前記信号群それぞれとの組合せを設定に応じて替えるように選択する選択部と、
    を有することを特徴とする差動伝送回路。
  2. 前記選択部は、
    複数の前記信号群が入力されるタイミングに応じて、複数の前記並直列変換部それぞれと、複数の前記信号群それぞれとの組合せを替えるように選択すること
    を特徴とする請求項1に記載の差動伝送回路。
  3. 前記同期信号を前記信号群と同じビット数のパラレル同期信号に変換する同期信号変換部と、
    前記パラレル同期信号をシリアル同期信号に再変換する再変換部と、
    前記シリアル同期信号を一対の差動信号に変換して出力する同期信号出力部と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の差動伝送回路。
  4. 複数の前記並直列変換部及び前記再変換部は、
    それぞれ構成が略同一であり、
    複数の前記差動出力部及び前記同期信号出力部は、
    それぞれ構成が略同一であり、
    前記選択部は、
    複数の前記並直列変換部及び前記再変換部それぞれと、複数の前記信号群及び前記パラレル同期信号それぞれとの組合せを設定に応じて替えるように選択すること
    を特徴とする請求項3に記載の差動伝送回路。
  5. 受光量に応じて光電変換を行う複数の受光素子と、
    複数の前記受光素子が光電変換した信号を複数の前記信号群とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の差動伝送回路と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  6. 複数の前記差動出力部が差動信号を出力する信号線のチップ上のレイアウトが対称であること
    を特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 複数の前記差動出力部が差動信号を外部へそれぞれ出力する複数の端子が対称となるように配置されていること
    を特徴とする請求項5又は6に記載の撮像装置。
  8. 請求項5乃至7のいずれか1項に記載の撮像装置を有することを特徴とする画像読取装置。
  9. 請求項8に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置の出力に基づいて画像を形成する画像形成部と
    を有することを特徴とする画像形成装置。
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