JP6121690B2 - クロック並走型シリアライザ回路 - Google Patents

クロック並走型シリアライザ回路 Download PDF

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本発明は、クロック並走型シリアライザ回路に関し、特に、シリアルデータ及びクロックのいずれかを選択的に出力可能な回路に関する。
近年、システム性能の向上により、デバイス間やボード間でデータを転送する際に求められる転送レートが上昇しており、そのためには、データ転送に必要な帯域を広げる必要がある。帯域を広げるためには、データを転送する際に用いる信号線を増加させる方法が考えられるが、信号線を増加させることは、LSI(Large Scale Integration)のピン数を増加させることを意味し、LSIのピン数が増加することにより、LSIの面積の増大や基盤上の配線数の増加、さらに、それに伴う製造コストの上昇が考えられる。
また、信号が変化する際には、ノイズが発生する虞があり、信号線を増加させた場合には、ノイズの発生要因が増加するため、従来より信号線を増加させた複数の信号が同時に変化した場合には、ノイズ対策面で不利となるという問題がある。
そこで、最近では、このような問題を解決するため、複数の信号からなるパラレルデータを、一本の信号に束ねたシリアルデータに変換して伝送する方式が一般的に用いられる。これにより、パラレルデータをそのまま伝送する場合と比較して、ノイズの発生を抑制することができる。
パラレルデータをシリアルデータに変換して伝送する方式では、送信側から受信側に対して伝送されるシリアルデータを、受信側で元のパラレルデータに戻すために、タイミング信号であるクロック信号が必要となる。
このようなクロック信号の伝送方式としては、通常、クロック信号をシリアルデータを伝送する信号線とは別の信号線を用いて伝送する方式と、クロック信号をシリアルデータに重畳させて伝送する方式とが用いられる。前者の方式を用いてシリアルデータ及びクロック信号を伝送する回路は、一般的に、クロック並走型シリアライザ回路と呼ばれる。
特開2002−321407号公報
ところで、従来のクロック並走型シリアライザ回路は、データ信号を伝送するためのデータチャネルと、クロック信号を伝送するためのクロックチャネルとで構成される。これらのチャネルは、通常、回路基盤を設計する際に位置が固定され、各データ信号及びクロック信号間の遅延差を最小とするために、等長配線となるように設計するため、クロック信号を伝送するためのクロック線がデータ信号を伝送するためのデータ線を跨ぐような配線が発生することがあり、基盤設計が複雑化するという問題があった。
また、クロックチャネルの位置を変更するためには、1つのチャネルでデータ信号及びクロック信号の両方を出力可能にする必要がある。このように、データ信号及びクロック信号の両方を出力可能にする方法としては、例えば、データチャネルに設けられるシリアライザ部の後段に、シリアライザ部から出力されるシリアルデータと、PLL等により生成されるクロック信号のうち、いずれかを選択して出力するためのセレクタ回路を設ける方法が用いられる。
しかし、この場合には、セレクタ回路にデータ信号及びクロック信号の異なる位相の信号が入力されるため、データチャネルとして動作させた場合にデータ信号に対してクロック信号を起因とするノイズ成分が混入する虞があり、特に、高速でデータ信号を伝送する場合には、少しのノイズが大きな影響を与える虞があるという問題があった。
そこで、本発明は、上記従来の技術における問題点に鑑みてなされたものであって、各チャネルから出力されるデータ信号及びクロック信号の信号種別を容易に変更することができ、データ信号に対するクロック信号を起因とするノイズ成分の混入を抑制することが可能なクロック並走型シリアライザ回路を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、外部から入力される複数ビットのパラレルデータを1ビットのシリアルデータに変換すると共に、送信先となる受信回路側を同期させるためのクロック信号を生成し、前記シリアルデータ及び前記クロック信号を出力するクロック並走型シリアライザ回路であって、外部から入力される参照クロック信号に基づき、前記クロック信号として、該参照クロック信号の1逓倍となる第1のクロック信号、及び前記参照クロック信号の所定逓倍となる第2のクロック信号を生成するPLL部と、外部から入力される選択信号に基づき、前記シリアルデータ及び前記クロック信号のいずれかを生成する複数のチャネル部と、前記第2のクロック信号に基づき、前記複数のチャネル部から出力される信号の出力タイミングを決定するロードパルス信号を生成するロードパルス生成部とを備え、前記チャネル部は、前記クロック信号を生成するための複数ビットのクロック生成用信号を出力するクロック生成用信号出力部と、前記選択信号に基づき、前記パラレルデータ及び前記クロック生成用信号のいずれかを選択するセレクタ部と、前記第1のクロック信号に基づき、前記セレクタ部からの出力信号の位相を前記第1のクロック信号の位相に同期させる位相同期回路部と、前記第2のクロック信号及び前記ロードパルス信号に基づき、前記位相同期回路部からの出力信号を前記シリアルデータ及び前記クロック信号のいずれかに変換するシリアライザ部とを有することを特徴とする。
そして、本発明によれば、各々のチャネル部において、選択信号に基づき、外部から入力されるパラレルデータをシリアルデータに変換すると共に、第1及び第2のクロック信号に基づきクロック信号を生成するため、各々のチャネル部がパラレルデータ及びクロック信号の両方を選択的に出力することができ、各々のチャネル部から出力される信号の信号種別を容易に変更することが可能になる。また、従来の回路からの変更を容易に行うこともできる。
上記クロック並走型シリアライザ回路において、前記クロック生成用信号を固定値とすると共に、ビット数を前記パラレルデータのビット数と同数とすることができる。このように、セレクタ部に入力されるパラレルデータ以外の信号が固定値であるため、パラレルデータに対して混入するノイズ成分を抑制することができる。
上記クロック並走型シリアライザ回路において、前記第2のクロック信号の逓倍数を、前記パラレルデータのビット数と同数とすることができる。
以上のように、本発明によれば、各チャネルから出力されるデータ信号及びクロック信号の信号種別を容易に変更することができ、データ信号に対するクロック信号を起因とするノイズ成分の混入を抑制することが可能になる。
本発明に係るクロック並走型シリアライザ回路の一実施の形態を示すブロック図である。 データ/クロック共用チャネル部の構成の一例を示すブロック図である。 データ/クロック共用チャネル部がデータチャネルとして動作する場合について説明するためのタイムチャートである。 データ/クロック共用チャネル部がクロックチャネルとして動作する場合について説明するためのタイムチャートである。
次に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明に係るクロック並走型シリアライザ回路の一実施の形態を示し、このクロック並走型シリアライザ回路1は、複数のデータ/クロック共用チャネル部10、10、・・・、PLL(Phase Locked Loop)部20、ロードパルス生成部30及び複数の差動出力バッファ部40、40、・・・を備える。この例では、データ/クロック共用チャネル部10として4つのデータ/クロック共用チャネル部10A〜10Dを用いると共に、差動出力バッファ部40として4つの差動出力バッファ部40A〜40Dを用いた場合を示す。
データ/クロック共用チャネル部10Aは、データ信号を出力するデータチャネル、及びクロック信号を出力するクロックチャネルのうちいずれかのチャネルとして動作する回路であり、入力される各種の信号に基づき、信号107Aを生成して出力する。データ/クロック共用チャネル部10Aには、パラレルデータ101Aと、データ/クロック選択信号102Aと、第1のクロック信号104と、第2のクロック信号105と、ロードパルス信号106とが入力される。
パラレルデータ101Aは、外部から供給される複数ビット(例えば、nビット(nは整数))のデータ信号である。データ/クロック選択信号102Aは、外部から供給される2値の信号であり、信号の状態(信号の値)によってデータ/クロック共用チャネル部10Aの動作を決定する。
第1のクロック信号104は、後述するPLL部20から供給され、所定の周波数を有するクロック信号である。第2のクロック信号105は、PLL部20から供給され、第1のクロック信号104に対してn逓倍となるクロック信号である。
ロードパルス信号106は、後述するロードパルス生成部30から供給され、データ/クロック共用チャネル部10Aから出力される信号107Aの出力タイミングを決定するための信号である。
データ/クロック共用チャネル部10Aは、データ/クロック選択信号102Aが所定の状態(例えば、値が「0」)である場合、データチャネルとして動作し、入力されたパラレルデータ101Aをシリアルデータ107A1に変換し、信号107Aとして出力する。
一方、データ/クロック選択信号102Aが他の状態(例えば、値が「1」)である場合、データ/クロック共用チャネル部10Aは、クロックチャネルとして動作し、送信先である受信回路側を送信側と同期させるためのクロック信号107A2を信号107Aとして出力する。
データ/クロック共用チャネル部10B〜10Dは、データ/クロック共用チャネル部10Aと同様に、データチャネル及びクロックチャネルのうちいずれかのチャネルとして動作する回路であり、各種の入力信号に基づき、信号107B〜107Dを生成して出力する。データ/クロック共用チャネル部10B〜10Dには、パラレルデータ101B〜101Dと、データ/クロック選択信号102B〜102Dと、第1のクロック信号104と、第2のクロック信号105と、ロードパルス信号106とが各々の回路に入力される。
データ/クロック共用チャネル部10B〜10Dは、データ/クロック共用チャネル部10Aと同様に、各々の回路に入力されるデータ/クロック選択信号102B〜102Dが所定の状態(例えば、値が「0」)である場合にデータチャネルとして動作し、入力されたパラレルデータ101B〜101Dをシリアルデータ107B1〜107D1に変換し、信号107B〜107Dとして出力する。
一方、データ/クロック選択信号102B〜102Dが他の状態(例えば、値が「1」)である場合、データ/クロック共用チャネル部10B〜10Dは、クロックチャネルとして動作し、クロック信号107B2〜107D2を信号107B〜107Dとして出力する。
尚、データ/クロック共用チャネル部10A〜10Dは同一の構成であるため、以下の説明において、各々を特に区別する必要がない場合には、「データ/クロック共用チャネル部10」として説明する。
PLL部20は、外部から入力されるリファレンスクロック103に基づき、リファレンスクロック103に対して1逓倍の第1のクロック信号104と、n逓倍の第2のクロック信号105とを生成する。生成された第1のクロック信号104は、各データ/クロック共用チャネル部10に供給され、第2のクロック信号105は、各データ/クロック共用チャネル部10及びロードパルス生成部30に供給される。
ここで、第2のクロック信号105の逓倍数nは、パラレルデータ101のビット数nで決定され、例えば、パラレルデータ101が7ビットの場合、第2のクロック信号105は、リファレンスクロック103の7逓倍のクロック信号となる。
ロードパルス生成部30は、PLL部20から供給される第2のクロック信号105に同期するロードパルス信号106を生成する。生成されたロードパルス信号106は、各データ/クロック共用チャネル部10に供給され、データ/クロック共用チャネル部10に入力されるパラレルデータ101をシリアルデータ107A1〜107D1に変換して出力する際のタイミングや、クロック信号107A2〜107D2を生成して出力するタイミングを決定する。
差動出力バッファ部40Aは、LVDS(Low Voltage Differential Signaling)等の差動伝送技術を用いて、データ/クロック共用チャネル部10Aから供給される信号107Aを、1対の信号線に対して各々が逆位相となる差動信号108A及び109Aとして出力する。
差動出力バッファ部40B〜40Dは、差動出力バッファ部40Aと同様に、データ/クロック共用チャネル部10B〜10Dから供給される信号107B〜107Dを、差動信号108B及び109B〜差動信号108D及び109Dとして出力する。
次に、データ/クロック共用チャネル部10の構成について、図2を参照して説明する。データ/クロック共用チャネル部10は、図2に示すように、セレクタ部11、クロック生成用信号出力部12、位相同期回路部13及びシリアライザ部14を有する。
セレクタ部11は、パラレルデータ101及び後述するクロック生成用信号出力部12から供給されるクロック生成用信号201が入力され、データ/クロック選択信号102の状態(値)に基づき、いずれかの入力信号を選択し、信号202として出力する。例えば、セレクタ部11は、データ/クロック選択信号102が所定の状態(例えば、値が「0」)である場合にパラレルデータ101を選択し、信号202として出力し、データ/クロック選択信号102が他の状態(例えば、値が「1」)である場合にクロック生成用信号201を選択し、信号202として出力する。
クロック生成用信号出力部12は、データ/クロック共用チャネル部10がクロックチャネルとして動作する際に出力されるクロック信号を生成するためのクロック生成用信号201を出力する。クロック生成用信号201は、複数ビットの信号であり、パラレルデータ101のビット数と同数とする。また、クロック生成用信号201の各ビットは、固定値を出力する。この固定値は、予め設定され、クロック生成用信号出力部12からどのような値のクロック生成用信号201を出力するかについては、任意に変更することができる。
位相同期回路部13は、セレクタ部11で選択された信号202と、PLL部20から出力された第1のクロック信号104が入力され、信号202の位相を第1のクロック信号104の位相に同期させ、信号202を信号203として出力する。
シリアライザ部14は、位相同期回路部13から出力された信号203、PLL部20から出力された第2のクロック信号105及びロードパルス生成部30から出力されたロードパルス信号106が入力され、第2のクロック信号105及びロードパルス信号106に基づき、信号203を第2のクロック信号105に位相同期させた1ビットのシリアル信号に変換し、信号107として出力する。
次に、上記構成を有するクロック並走型シリアライザ回路1におけるデータ/クロック共用チャネル部10の動作について説明する。上述したように、データ/クロック共用チャネル部10は、データチャネル及びクロックチャネルのうちいずれかのチャネルとして動作するため、以下の説明では、データチャネルとして動作する場合と、クロックチャネルとして動作する場合について、順に説明する。
また、以下の例では、パラレルデータ101のビット数を7ビットとし、データ/クロック共用チャネル部10は、データ/クロック選択信号102の値が「0」の場合にデータチャネルとして動作し、値が「1」の場合にクロックチャネルとして動作するものとして説明する。
まず、データ/クロック共用チャネル部10がデータチャネルとして動作する場合について、図3に示すタイムチャートを参照しながら説明する。
データ/クロック共用チャネル部10に対して値が「0」であるデータ/クロック選択信号102が入力された場合、データ/クロック共用チャネル部10は、データチャネルとして動作するので、データ/クロック共用チャネル部10のセレクタ部11は、供給されたデータ/クロック選択信号102の状態(値)に基づき、入力されるパラレルデータ101及びクロック生成用信号出力部12から供給されるクロック生成用信号201のうち、パラレルデータ101を選択し、信号202として出力する。出力された信号202は、位相同期回路部13に供給される。
一方、PLL部20は、入力されたリファレンスクロック103に基づき、第1のクロック信号104及び第2のクロック信号105を生成する。また、ロードパルス生成部30は、PLL部20から供給される第2のクロック信号105に基づき、ロードパルス信号106を生成する。
次に、位相同期回路部13は、セレクタ部11から出力された信号202と、PLL部20で生成された第1のクロック信号104とが入力され、信号202を第1のクロック信号104に位相同期させ、信号203として出力する。出力された信号203は、シリアライザ部14に供給される。
シリアライザ部14は、位相同期回路部13から出力された信号203、PLL部20で生成された第2のクロック信号105、及びロードパルス生成部30で生成されたロードパルス信号106が入力され、第2のクロック信号105及びロードパルス信号106に基づき、信号203を第2のクロック信号105に位相同期させ、1ビットのシリアルデータである信号107として出力する。
ここで、データ/クロック共用チャネル部10に入力されたパラレルデータ101を1ビットのシリアルデータに変換するタイミングは、第2のクロック信号105及びロードパルス信号106の状態によって決定される。具体的には、例えば、シリアライザ部14は、ロードパルス信号106の値が「1」であり、かつ第2のクロック信号105が立ち上がるタイミングで、信号203を1ビットのシリアルデータに変換する。
次に、データ/クロック共用チャネル部10がクロックチャネルとして動作する場合について、図4に示すタイムチャートを参照しながら説明する。尚、以下の説明において、データ/クロック共用チャネル部10のクロック生成用信号出力部12からは、図4に示す固定値の7ビットのクロック生成用信号201が出力されるものとする。
データ/クロック共用チャネル部10に対して値が「1」であるデータ/クロック選択信号102が入力された場合、データ/クロック共用チャネル部10は、クロックチャネルとして動作するので、セレクタ部11は、供給されたデータ/クロック選択信号102の状態(値)に基づき、入力されるパラレルデータ101及びクロック生成用信号出力部12から供給されるクロック生成用信号201のうち、クロック生成用信号201を選択し、信号202として出力する。出力された信号202は、位相同期回路部13に供給される。
次に、位相同期回路部13は、セレクタ部11から出力された信号202と、PLL部20で生成された第1のクロック信号104とが入力され、信号202を第1のクロック信号104に位相同期させ、信号203として出力する。出力された信号203は、シリアライザ部14に供給される。尚、信号203は、クロック生成用信号出力部12から出力されるクロック生成用信号201の状態(値)が変化しないため、クロック生成用信号201と同様の信号となる。
シリアライザ部14は、位相同期回路部13から出力された信号203、PLL部20で生成された第2のクロック信号105、及びロードパルス生成部30で生成されたロードパルス信号106が入力され、第2のクロック信号105及びロードパルス信号106に基づき、信号203を第2のクロック信号105に位相同期させ、1ビットのシリアルデータである信号107として出力する。
ここで、データ/クロック共用チャネル部10に入力されたパラレルデータ101を1ビットのシリアルデータに変換するタイミングは、データ/クロック共用チャネル部10がデータチャネルとして動作する場合と同様に、第2のクロック信号105及びロードパルス信号106の状態によって決定され、例えば、シリアライザ部14は、ロードパルス信号106の値が「1」であり、かつ第2のクロック信号105が立ち上がるタイミングで、信号203を1ビットのシリアルデータに変換する。
従って、データ/クロック共用チャネル部10がクロックチャネルとして動作する場合、データ/クロック共用チャネル部10は、リファレンスクロック103と同一周波数のクロック信号を出力する。
このように、データ/クロック共用チャネル部10がデータチャネルとして動作する場合、データ/クロック共用チャネル部10は、入力されたパラレルデータ101を適切にシリアルデータに変換することができる。また、データ/クロック共用チャネル部10がクロックチャネルとして動作する場合、データ/クロック共用チャネル部10は、クロック生成用信号出力部12で生成したクロック生成用信号201に基づき、リファレンスクロック103と同一周波数のクロック信号を出力することができる。
そのため、複数のデータ/クロック共用チャネル部10のうち、いずれか1つのチャネル部をクロックチャネルとして動作させ、その他のチャネルをデータチャネルとして動作させることができる。
以上のように、本実施の形態によれば、データ/クロック共用チャネル部の動作を、データ/クロック選択信号の状態に応じて変更できるため、基盤設計にあわせて各チャネルから出力される信号種別を容易に変更することができる。
また、データ/クロック共用チャネル部に設けられたセレクタ部に対して、クロック信号そのものではなく、クロック信号を生成するための生成用信号を入力するため、データ/クロック共用チャネル部をデータチャネルとして動作させた際に、クロック信号に起因するノイズ成分が入力データに対して混入することがなく、ノイズの発生を抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した本発明の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば、複数のデータ/クロック共用チャネル部のうち、いずれか1つのチャネル部をクロックチャネルとして動作させる場合に限られず、2つ以上のチャネル部をクロックチャネルとして動作させ、所謂デュアルリンクの技術に適用することも可能である。
デュアルリンクは、主に画像処理の分野で使用される技術であり、例えば、すべてのチャネルを2つのリンク(1リンクは、1つのクロックと複数のデータの組み合わせ)に分け、各リンクにおいてデータを交互に送信することにより、伝送帯域を広くすることができる。
また、例えば、複数のチャネル部をクロックチャネルとして動作させる場合には、各々のチャネル部がクロック生成用信号送信部を有するため、各クロックチャネルで位相や周波数の異なるクロック信号を送信することができる。
1 クロック並走型シリアライザ回路
10(10A、10B、10C、10D) データ/クロック共用チャネル部
11 セレクタ部
12 クロック生成用信号出力部
13 位相同期回路部
14 シリアライザ部
20 PLL部
30 ロードパルス生成部
40(40A、40B、40C、40D) 差動出力バッファ部
101(101A、101B、101C、101D) パラレルデータ
102(102A、102B、102C、102D) データ/クロック選択信号
103 リファレンスクロック
104 第1のクロック信号
105 第2のクロック信号
106 ロードパルス信号
107(107A、107B、107C、107D) 信号
107A1、107B1、107C1、107D1 シリアルデータ
107A2、107B2、107C2、107D2 クロック信号
108(108A、108B、108C、108D) 差動信号
109(109A、109B、109C、109D) 差動信号
201 クロック生成用信号
202 信号
203 信号

Claims (3)

  1. 外部から入力される複数ビットのパラレルデータを1ビットのシリアルデータに変換すると共に、送信先となる受信回路側を同期させるためのクロック信号を生成し、前記シリアルデータ及び前記クロック信号を出力するクロック並走型シリアライザ回路であって、
    外部から入力される参照クロック信号に基づき、前記クロック信号として、該参照クロック信号の1逓倍となる第1のクロック信号、及び前記参照クロック信号の所定逓倍となる第2のクロック信号を生成するPLL部と、
    外部から入力される選択信号に基づき、前記シリアルデータ及び前記クロック信号のいずれかを生成する複数のチャネル部と、
    前記第2のクロック信号に基づき、前記複数のチャネル部から出力される信号の出力タイミングを決定するロードパルス信号を生成するロードパルス生成部とを備え
    前記チャネル部は、
    前記クロック信号を生成するための複数ビットのクロック生成用信号を出力するクロック生成用信号出力部と、
    前記選択信号に基づき、前記パラレルデータ及び前記クロック生成用信号のいずれかを選択するセレクタ部と、
    前記第1のクロック信号に基づき、前記セレクタ部からの出力信号の位相を前記第1のクロック信号の位相に同期させる位相同期回路部と、
    前記第2のクロック信号及び前記ロードパルス信号に基づき、前記位相同期回路部からの出力信号を前記シリアルデータ及び前記クロック信号のいずれかに変換するシリアライザ部とを有することを特徴とするクロック並走型シリアライザ回路。
  2. 前記クロック生成用信号は固定値であり、ビット数が前記パラレルデータのビット数と同数であることを特徴とする請求項1に記載のクロック並走型シリアライザ回路。
  3. 前記第2のクロック信号の逓倍数は、前記パラレルデータのビット数と同数であることを特徴とする請求項1又は2に記載のクロック並走型シリアライザ回路。
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