JP2008005446A - 分周器およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】分周比の異なる複数の出力信号を出力させる分周器は、出力する分周比の数以上の複数の分周回路が必要であり、大型化し高コストとなっていた。
【解決手段】それぞれにクロック信号17およびクロック反転信号18が入力される、直列に接続された複数のラッチ回路11、13と、それらのラッチ回路11、13のうちの、最後に接続されているラッチ回路11の出力信号が入力されるインバータ回路16と、インバータ回路16の出力が接続された出力端子19と、インバータ回路16の出力を、複数のラッチ回路11、13の各入力の、それぞれに接続する複数のフィードバック経路14、15とを備える。さらに、インバータ回路16の出力信号が、複数のラッチ回路11、13のうちのいずれか1つのラッチ回路にのみ入力されるように、複数のフィードバック経路14、15の接続を切り換える切り換え回路12を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、分周器およびその制御方法に関する。例えば、携帯電話などの無線通信機器に用いられる、分周器およびその制御方法に関する。
近年、公衆通信やコンピュ−タネットワ−ク等では無線通信システムが浸透している。また、高周波ICの小型化、低コスト化のため、発振器の数を削減し、発振器の後に分周比の異なる分周器を接続することにより、複数の発信周波数に対応するシステムが利用されつつある。
従来では、複数の分周回路を直列に接続し、出力信号の経路を切り換えることにより、分周比の切り換えを実現しているものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図8は、特許文献1に記載された従来の分周器の基本的概念を説明する回路図を示している。
第1の分周回路81と第2の分周回路82が直列に接続され、切り換え回路83を介してこれらの分周回路の出力が分周信号として出力されるように構成されている。第1の分周回路81は、入力信号を1/Mに分周した信号を出力し、第2の分周回路82は、第1の分周回路81で1/Mに分周された信号が入力され、さらに1/Nに分周した信号を出力する。
図8の切り換え回路83内の実線で示すように、第2の分周回路82の出力を出力端子85に接続している場合には、第2の分周回路82の出力信号、すなわち入力端子84からの入力信号を1/(M×N)に分周した信号Vbが出力端子85から出力される。
このように出力端子85から出力信号Vbが出力されている状態から、分周比の異なった出力信号Vaを得る場合は、制御信号Vcによって、切り換え回路83内の接続を点線で示すように切り換えると同時に、第2の分周回路82の電流源を遮断する。
このように切り換え回路83内の接続が切り換わると、分周回路82は非動作となると同時に、消費電力が低減する。すなわち制御信号Vcは切り換え制御信号と電源遮断制御信号とをかねており、一定のタイミング相関は同時と見ることができる。
そして、第1の分周回路81から出力される1/Mに分周された出力信号Vaが、切り換え回路83を介して出力端子85から出力される。
このように複数の分周回路の接続経路を切り換えることにより、分周比の異なる出力信号VaおよびVbを出力させていた。
また同様の構成として、マスタースレーブフリップフロップの出力と入力との間にスイッチ機能を持たせ、帰還ループの段数を変化させることによって、固定分周器あるいは可変分周器を構成しているものもある(例えば、特許文献2参照)。
図9は、特許文献2に記載された分周器の回路図を示している。
3つのマスタースレーブフリップフロップ91、92、93が直列に接続されており、切り換えスイッチ90によって、それらの接続経路が切り換えられるようになっている。マスタースレーブフリップフロップ91、92、93は、いずれも入力された信号を1/2に分周して出力する分周回路である。
マスタースレーブフリップフロップ92の出力信号と制御信号95から、ORゲート94によって生成される信号により、切り換えスイッチ90内の接続が切り換えられる。
図9の切り換えスイッチ90内の実線で示すように、マスタースレーブフリップフロップ93の出力をマスタースレーブフリップフロップ92に入力させるように接続している場合には、マスタースレーブフリップフロップ92および93の構成によってクロック信号を1/4に分周した信号が出力される。
このようにマスタースレーブフリップフロップ92とマスタースレーブフリップフロップ93を接続している状態から、切り換えスイッチ90内の接続が点線で示すように切り換わると、マスタースレーブフリップフロップ91の出力がマスタースレーブフリップフロップ92に入力されるようになり、この場合には、マスタースレーブフリップフロップ91、92および93の構成によってクロック信号を1/8に分周した信号が出力されるようになる。
このように、特許文献2に記載の分周器の場合にも、複数の分周回路間の経路を切り換えることによって、分周比の異なる複数の出力信号を出力させていた。
特開昭63−18721号公報(例えば、第1図) 特開昭63−244931号公報(例えば、第1図)
しかしながら、従来の分周器では、分周比の異なる複数の出力信号を出力させる場合、直列に接続された複数の分周回路の接続経路を切り換えることにより複数の分周比の出力信号を出力させていたので、少なくとも出力させる分周比の数と同じ数の分周回路を設けなければならなかった。
その結果、出力する分周比の数以上の複数の分周回路が必要であるためコストが高くなり、また回路構成が大きくなっていた。
本発明は、上述した従来の課題を解決するもので、少ない分周回路の構成で異なる複数の分周信号を出力できる、分周器およびその制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するために、第1の本発明は、
それぞれにクロック信号およびクロック反転信号が入力される、直列に接続された複数のラッチ回路と、
前記複数のラッチ回路のうちの、最後に接続されているラッチ回路の出力信号が入力されるインバータ回路と、
前記インバータ回路の出力が接続された出力端子と、
前記インバータ回路の前記出力を、前記複数のラッチ回路の入力側のそれぞれに入力させる複数のフィードバック経路と、
前記インバータ回路の出力信号が、前記複数のラッチ回路のうちのいずれか1つのラッチ回路にのみ入力されるように、前記複数のフィードバック経路の接続を切り替える切り替え回路とを備えた分周器である。
また、第2の本発明は、
それぞれにクロック信号およびクロック反転信号が入力される、直列に接続された複数のラッチ回路と、
前記複数のラッチ回路のうちの、最後に接続されているラッチ回路の出力信号が入力されるインバータ回路と、
前記インバータ回路の出力が接続された出力端子と、
前記インバータ回路の前記出力を、前記複数のラッチ回路の入力側のそれぞれに入力させる複数のフィードバック経路と、
前記複数のラッチ回路のうちの最初に接続されているラッチ回路以外のラッチ回路の入力側に、その前段のラッチ回路の出力信号が入力されるか、前記インバータ回路の出力信号が入力されるかを切り替える切り替え回路とを備えた分周器である。
また、第3の本発明は、
前記複数のラッチ回路は、それぞれトランスファゲートで構成されている、第1または第2の本発明の分周器である。
また、第4の本発明は、
前記複数のラッチ回路は、それぞれクロックドインバータで構成されている、第1または第2の本発明の分周器である。
また、第5の本発明は、
前記複数のラッチ回路は、それぞれクロックドCMOSで構成されている、第1または第2の本発明の分周器である。
また、第6の本発明は、
それぞれにクロック信号およびクロック反転信号が入力される、直列に接続された複数のラッチ回路と、
前記複数のラッチ回路のうちの、最後に接続されているラッチ回路の出力信号が入力されるインバータ回路と、
前記インバータ回路の出力が接続され、分周信号を出力する出力端子と、
前記インバータ回路の前記出力を、前記複数のラッチ回路の入力側のそれぞれに入力させる複数のフィードバック経路とを備えた分周器の制御方法であって、
切り替え回路によって、前記インバータ回路の前記出力を、前記複数のラッチ回路のうちのいずれかのラッチ回路に入力させ、前記出力を入力させたそのラッチ回路とその後段のラッチ回路および前記インバータ回路によって前記分周信号を生成する分周器の制御方法である。
本発明により、少ない分周回路の構成で異なる複数の分周信号を出力できる、分周器およびその制御方法を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の分周器の回路構成を示している。
本実施の形態1の分周器は、第1のラッチ回路11と、出力が第1のラッチ回路11の入力に接続された第2のラッチ回路13と、第1のラッチ回路11の出力に接続されたインバータ回路16を備えている。第1のラッチ回路11と第2のラッチ回路13には、それぞれ、クロック信号が入力されるクロック入力部17と、クロックの反転信号が入力される反転クロック入力部18が設けられている。
インバータ回路16の出力は出力部19に接続されており、また、インバータ回路16の出力を第1のラッチ回路11の入力に接続する第1のフィードバックパス14と、インバータ回路16の出力を第2のラッチ回路13の入力に接続する第2のフィードバックパス15を備えている。
そして、インバータ回路16の出力を、第1のラッチ回路11または第2のラッチ回路13のいずれかの入力に接続させるために、第1のフィードバックパス14と第2のフィードバックパス15の接続を切り換える切り換え回路12を備えている。
次に、本実施の形態1の分周器における、2つの異なる分周比の出力信号を出力させる制御方法について説明する。
まず、切り換え回路12により、第1のフィードバックパス14が選択され、インバータ回路16の出力が第1のラッチ回路11の入力に接続される場合について説明する。
この場合、第1のラッチ回路11のクロック入力部17および反転クロック入力部18に入力されたクロック信号およびクロック反転信号は、第1のラッチ回路11とインバータ回路16で構成される第1の分周回路によって2分周され、クロック入力信号および反転クロック信号の2分周信号が出力部19に出力される。
次に、切り換え回路12により、第2のフィードバックパス15が選択され、インバータ回路16の出力が第2のラッチ回路13の入力に接続される場合について説明する。
この場合、第2のラッチ回路13の出力が、第1のラッチ回路11に入力される。
第2のラッチ回路13のクロック入力部17および反転クロック入力部18に入力されたクロック信号およびクロック反転信号は、第2のラッチ回路13、第1のラッチ回路11およびインバータ回路16で構成される第2の分周回路によって4分周され、クロック入力信号および反転クロック信号の4分周信号が出力部19に出力される。
本実施の形態1の分周器は、図1の一点鎖線で囲む範囲で示すように、出力部分を共通とした複数の分周回路を有する構成であり、分周器内部の経路を切り換えることにより、これらの複数の分周回路のうちのいずれかの回路を機能させて、複数の分周比の出力を実現している。
図1の場合には、インバータ回路16を共通の出力部分として、第1のラッチ回路11とインバータ回路16とで第1の分周回路を構成し、第2のラッチ回路13、第1のラッチ回路11およびインバータ回路16で第2の分周回路を構成するようになっている。
従来の分周器では、複数の分周回路を直列に接続し、その接続経路を切り換えて複数の分周比を実現していたのに対し、本実施の形態1の分周器は、1つの分周器内部の経路を切り換えて複数の分周比を実現している。
図2、図3、図4は、いずれも、本実施の形態1の分周器で使用されるラッチ回路の回路構成例を示している。
図2はトランスファゲート回路を、図3はクロックドインバータ回路を、図4はクロックドCMOS回路を、それぞれ示している。
これらの回路構成を、例えば、図1に示す分周器の第1のラッチ回路11や第2のラッチ回路13として使用できる。
なお、本実施の形態1では、第1のラッチ回路11および第2のラッチ回路13として2分周を実現するための回路を例に説明したが、それぞれのラッチ回路を、さらに分周数の多い分周を実現するための回路としてもよい。例えば、図2〜図4のような構成の回路を複数直列に接続した回路を、図1の第1のラッチ回路11や第2のラッチ回路13として使用してもよい。その場合には、そのラッチ回路の入力に接続される、図2〜図4に示す構成が複数直列した回路構成のうちの、最初の回路構成部分のみにクロック信号および反転クロック信号を入力させれば、そのラッチ回路のそれ以降に接続される回路部分にはクロック信号および反転クロック信号を入力させなくてもよい。
また、信号が入力されないラッチ回路の電源を遮断させるようにしても良い。
例えば、図1の構成の分周器において、切り換え回路12により、インバータ回路16の出力が第1のフィードバックパス14によって第1のラッチ回路11の入力に接続されており、第1の分周回路によって分周信号を生成しているときには、第2のラッチ回路13への電源供給を遮断してもよい。このようにすることにより、消費電力を低減できる。
また、信号が入力されている各ラッチ回路間の電源電圧を相対的に変化させても構わない。例えば、図1の構成の分周器において、上記と同様に第1の分周回路によって分周信号を生成している場合に、第1のラッチ回路11の電源電圧を2Vとしておくのに対し、第2のラッチ回路13の電源電圧を1.5Vとする。このように各ラッチ回路の電源電圧を相対的に変化させることによっても、消費電力を低減させることができる。
また、図1では、ラッチ回路を2つ備える構成の場合を例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、ラッチ回路の数を増やすことにより、より多くの分周数に対応させることができる。
図5は、3種類の分周比を実現する構成とした本実施の形態1の分周器の回路構成例を示している。
3つのラッチ回路21、22、23が直列に接続されており、インバータ回路27の出力が、これらの各ラッチ回路21、22、23の入力にそれぞれ接続されるフィードバックパス24、25、26を備えている。切り換え回路20によって、インバータ回路27の出力が、3つのラッチ回路21、22、23のいずれかに入力されるように切り換えることにより、3種類の分周回路の構成を切り換えて、3種類の分周比を実現する。
さらに、分周器内に構成される分周回路の構成を追加することにより、さらに多くの分周比を1つの分周器で実現させることができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2の分周器の回路構成を示している。
本実施の形態2の分周器は、第1のラッチ回路51と、第2のラッチ回路53と、第1のラッチ回路51の出力に接続されたインバータ回路57を備えている。第1のラッチ回路51と第2のラッチ回路53には、それぞれ、クロック信号が入力されるクロック入力部58と、クロックの反転信号が入力される反転クロック入力部59が設けられている。
インバータ回路57の出力は出力部60に接続されており、また、インバータ回路57の出力を第1のラッチ回路51の入力に接続する第1のフィードバックパス54と、インバータ回路57の出力を第2のラッチ回路53の入力に接続する第2のフィードバックパス56を備えている。
そして、第1のラッチ回路51への入力に、フィードバックパス54または第2のラッチ回路出力パス55のいずれかを接続させるための、接続を切り換える切り換え回路52を備えている。
まず、切り換え回路52により、第1のフィードバックパス54が選択され、インバータ回路57の出力が第1のラッチ回路51の入力に接続される場合について説明する。
この場合、第1のラッチ回路51のクロック入力部58および反転クロック入力部59に入力されたクロック信号およびクロック反転信号は、第1のラッチ回路51とインバータ回路57で構成される第1の分周回路によって2分周され、クロック入力信号および反転クロック信号の2分周信号が出力部60に出力される。
次に、切り換え回路52により、第2のラッチ回路出力パス55が選択され、第2のラッチ回路53の出力が、第1のラッチ回路51に入力される場合について説明する。
この場合、インバータ回路57の出力が第2のフィードバックパス56を介して第2のラッチ回路53に入力される。
第2のラッチ回路53のクロック入力部58および反転クロック入力部59に入力されたクロック信号およびクロック反転信号は、第2のラッチ回路53、第1のラッチ回路51およびインバータ回路57で構成される第2の分周回路によって4分周され、クロック入力信号および反転クロック信号の4分周信号が出力部60に出力される。
本実施の形態2の分周器は、図6の一点鎖線で囲む範囲で示すように、出力部分を共通とした複数の分周回路を有する構成であり、分周器内部の経路を切り換えることにより、これらの複数の分周回路のうちのいずれかの回路を機能させて、複数の分周比の出力を実現している。
図6の場合には、インバータ回路57を共通の出力部分として、第1のラッチ回路51とインバータ回路57とで第1の分周回路を構成し、第2のラッチ回路53、第1のラッチ回路51およびインバータ回路57で第2の分周回路を構成するようになっている。
従来の分周器では、複数の分周回路を直列に接続し、その接続経路を切り換えて複数の分周比を実現していたのに対し、本実施の形態2の分周器は、1つの分周器内部の経路を切り換えて複数の分周比を実現している。
なお、本実施の形態2の分周器の場合にも、第1のラッチ回路51や第2のラッチ回路53として、図2〜図4に示した回路を用いてもよいし、これらの回路構成を複数直列に接続した回路構成を用いてもよい。
また、図2〜図4に示した回路構成を複数直列に接続した構成をラッチ回路として使用する場合には、そのラッチ回路の入力に接続される、図2〜図4に示す構成が複数直列した回路構成のうちの、最初の回路構成部分のみにクロック信号および反転クロック信号を入力させれば、そのラッチ回路のそれ以降に接続される回路部分にはクロック信号および反転クロック信号を入力させなくてもよい。
また、信号が入力されないラッチ回路の電源を遮断させるようにしても良い。
例えば、図6の構成の分周器において、切り換え回路52により、インバータ回路57の出力が第1のフィードバックパス54によって第1のラッチ回路51の入力に接続されており、第1の分周回路によって分周信号を生成しているときには、第2のラッチ回路53への電源供給を遮断してもよい。このようにすることにより、消費電力を低減できる。
また、信号が入力されている各ラッチ回路間の電源電圧を相対的に変化させても構わない。例えば、図6の構成の分周器において、上記と同様に第1の分周回路によって分周信号を生成している場合に、第1のラッチ回路51の電源電圧を2Vとしておくのに対し、第2のラッチ回路53の電源電圧を1.5Vとする。このように各ラッチ回路の電源電圧を相対的に変化させることによっても、消費電力を低減させることができる。
また、図6では、ラッチ回路を2つ備える構成の場合を例に挙げて説明したが、これに限るものではなく、ラッチ回路の数を増やすことにより、より多くの分周数に対応させることができる。
図7は、3種類の分周比を実現する構成とした本実施の形態2の分周器の回路構成例を示している。
3つのラッチ回路70、71、72が直列に接続されており、インバータ回路78の出力が、これらの各ラッチ回路70、71、72の入力にそれぞれ接続されるフィードバックパス75、76、77を備えている。切り換え回路73および74によって、インバータ回路78の出力が、3つのラッチ回路70、71、72のいずれかに入力されるように切り換えることにより、3種類の分周回路の構成を切り換えて、3種類の分周比を実現する。
なお、図7の構成の本実施の形態2の分周器においては、第3のラッチ回路72が、本発明の、複数のラッチ回路のうちの最初に接続されているラッチ回路の一例にあたる。また、第1のラッチ回路70に対して第2のラッチ回路71が、第2のラッチ回路71に対して第3のラッチ回路72が、それぞれ、本発明の前段のラッチ回路の一例にあたる。
さらに、分周器内に構成される分周回路の構成および各分周回路に切り換える切り換え回路を追加することにより、さらに多くの分周比を実現させることができる。
以上に説明したように、本発明の分周器およびその制御方法を用いると、従来よりも少ない分周回路の構成で異なる複数の分周信号を出力できるので、従来よりも小型で低コストの分周器を実現できる。
本発明に係る分周器およびその制御方法は、少ない分周回路の構成で異なる複数の分周信号を出力できる効果を有し、携帯電話などの無線通信機器に用いられる高周波IC用の分周器等として有用である。
本発明の実施の形態1の分周器の回路構成図 本発明の実施の形態1の分周器のラッチ回路に使用できる、トランスファゲートの回路構成図 本発明の実施の形態1の分周器のラッチ回路に使用できる、クロックドインバータの回路構成図 本発明の実施の形態1の分周器のラッチ回路に使用できる、クロックドCMOSの回路構成図 本発明の実施の形態1の、3種類の分周比を実現する構成とした分周器の回路構成図 本発明の実施の形態2の分周器の回路構成図 本発明の実施の形態2の、3種類の分周比を実現する構成とした分周器の回路構成図 従来の分周器の基本的概念を説明する回路図 従来の他の構成の分周器の回路図
符号の説明
11、21、51、70 第1のラッチ回路
13、22、53、71 第2のラッチ回路
23、72 第3のラッチ回路
12、20、52、83 切り換え回路
73 第1の切り換え回路
74 第2の切り換え回路
14、24、54、75 第1のフィードバックパス
15、25、56、76 第2のフィードバックパス
26、77 第3のフィードバックパス
55 第2のラッチ回路出力パス
16、27、57、78 インバータ回路
17、58 クロック入力部
18、59 反転クロック入力部
19、60 出力部
81、82 分周回路
84 入力端子
85 出力端子
90 切り換えスイッチ
91、92、93 マスタースレーブフリップフロップ
94 ORゲート
95 制御信号

Claims (6)

  1. それぞれにクロック信号およびクロック反転信号が入力される、直列に接続された複数のラッチ回路と、
    前記複数のラッチ回路のうちの、最後に接続されているラッチ回路の出力信号が入力されるインバータ回路と、
    前記インバータ回路の出力が接続された出力端子と、
    前記インバータ回路の前記出力を、前記複数のラッチ回路の入力側のそれぞれに入力させる複数のフィードバック経路と、
    前記インバータ回路の出力信号が、前記複数のラッチ回路のうちのいずれか1つのラッチ回路にのみ入力されるように、前記複数のフィードバック経路の接続を切り替える切り替え回路とを備えた分周器。
  2. それぞれにクロック信号およびクロック反転信号が入力される、直列に接続された複数のラッチ回路と、
    前記複数のラッチ回路のうちの、最後に接続されているラッチ回路の出力信号が入力されるインバータ回路と、
    前記インバータ回路の出力が接続された出力端子と、
    前記インバータ回路の前記出力を、前記複数のラッチ回路の入力側のそれぞれに入力させる複数のフィードバック経路と、
    前記複数のラッチ回路のうちの最初に接続されているラッチ回路以外のラッチ回路の入力側に、その前段のラッチ回路の出力信号が入力されるか、前記インバータ回路の出力信号が入力されるかを切り替える切り替え回路とを備えた分周器。
  3. 前記複数のラッチ回路は、それぞれトランスファゲートで構成されている、請求項1または2に記載の分周器。
  4. 前記複数のラッチ回路は、それぞれクロックドインバータで構成されている、請求項1または2に記載の分周器。
  5. 前記複数のラッチ回路は、それぞれクロックドCMOSで構成されている、請求項1または2に記載の分周器。
  6. それぞれにクロック信号およびクロック反転信号が入力される、直列に接続された複数のラッチ回路と、
    前記複数のラッチ回路のうちの、最後に接続されているラッチ回路の出力信号が入力されるインバータ回路と、
    前記インバータ回路の出力が接続され、分周信号を出力する出力端子と、
    前記インバータ回路の前記出力を、前記複数のラッチ回路の入力側のそれぞれに入力させる複数のフィードバック経路とを備えた分周器の制御方法であって、
    切り替え回路によって、前記インバータ回路の前記出力を、前記複数のラッチ回路のうちのいずれかのラッチ回路に入力させ、前記出力を入力させたそのラッチ回路とその後段のラッチ回路および前記インバータ回路によって前記分周信号を生成する分周器の制御方法。
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