JP2007193751A - 半導体装置およびデータ入出力システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 外的要因による影響からシステムクロックの周期を短くし、高速化を図ることは困難であった。
【解決手段】 半導体装置は、システムクロックに基づいた内部クロックで動作し、前記内部クロックに同期してデータを入出力する半導体装置であって、前記内部クロックを生成する位相同期回路と、前記半導体装置のデータの入出力に基づいて、前記位相同期回路に対するフィードバックループに挿入される遅延パスを切り替えるスイッチ素子とを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置および半導体装置を用いたデータ入出力システムに関し、特にシステムクロックに基づいてデータを入出力するシステムに関する。
半導体装置を複数搭載するシステムでは個々の半導体装置にシステムクロックと呼ばれるシステム全体を同期させる信号が配信される。個々の半導体装置がこのシステムクロックに同期して動作することで、システムとして同一タイミングの動作が実現される。システム内の半導体装置間でデータを転送する場合、送信側半導体装置と受信側半導体装置のクロックスキューあるいは送信側半導体装置の出力バッファからシステムボードのプリント基板配線部を経て受信側半導体装置の入力バッファに至る転送データの伝播時間は外部要因(電源電圧、温度等)によって変動する。そのため受信側半導体装置ではセットアップマージンおよびホールドマージンを充分に取る必要があり、システムクロックの高速化が困難であった。
図5に、このような従来のシステムの構成を示す。図5は、位相同期回路(以下、PLL回路と称す)を用いて半導体装置間の同期を取るシステムを示している。図5の送信側半導体装置1の入力端子132にはシステムクロックが供給されている。このシステムクロックは、入力バッファ102を介して、PLL回路141のリファレンス入力b1点に入力される。PLL回路141から出力されたクロックは、クロック分配ツリー171に供給される。クロック分配ツリー171は、複数のCTSバッファ172とクロック分配配線で構成されている。クロック分配ツリー171を介して、スキューをできる限り抑えたクロックがフリップフロップ151、152等に供給されている。
クロック分配ツリー171の出力b2点は入力バッファ103を介してPLL回路141のフィードバック入力にフィードバッククロックとして供給されている。なお、入力バッファ103はPLL回路141のリファレンス入力側の入力バッファ102と同じ遅延時間をフィードバックパスに加えるために挿入されている。したがって入力バッファ102と遅延特性が同じものであれば単なる遅延回路でもよい。
受信側の半導体装置2にも、入力端子232を介してシステムクロックが供給されている。このシステムクロックは入力バッファ202、PLL回路241、クロック分配ツリー271を介してフリップフロップ251、252などに供給されている。受信側の半導体装置の構成は基本的に送信側の半導体装置1と同一であるため、詳細な説明は省略する。
このようなシステムにおいて、半導体装置間で、データ転送が行われる場合について説明する。送信側の半導体装置1では、外部からのデータは、データ入力端子131から入力され入力バッファ101を介してフリップフロップ151に供給される。フリップフロップ151は、b2点のクロックに基づいてこのデータを取り込む。入力されたデータは、論理回路161によって演算され、処理結果がフリップフロップ152に格納される。処理結果のデータは、フリップフロップ152から出力バッファ111を介して出力される。出力されたデータは、出力端子133、半導体装置間の配線(例えばプリント基板の配線)300、半導体装置2の入力端子231、入力バッファ201を経て、受信側の半導体装置2のフリップフロップ251に取り込まれる。
受信側の半導体装置2では、半導体装置1側と同じようにクロック分配ツリーの出力c2点のクロックに基づいて、フリップフロップ251がデータを取り込む。これによって、半導体装置1から半導体装置2へのデータの転送が行われる。
図6に、上記の動作に基づいたタイミングチャートを示す。送信側の半導体装置1では、PLL回路141のレファレンスCLK入力b1点はシステムクロックのa点に対して入力バッファ102の遅延tpd1Iだけ位相が遅れる。クロック分配ツリー171の出力b2点は、b1点の位相に対して、入力バッファ103の遅延分だけ進んだ位相となっている。データ出力端子b3点の位相はb2点から、さらに出力バッファ111の遅延tpd1Oだけ遅れている(図6参照)。
受信側の半導体装置2では、配線300の遅延をtpd3O、入力バッファ201の遅延tpd2Iとすると、フリップフロップ251に対するデータ入力c3点の位相はb3点の位相からtpd3O+tpd2Iだけ遅れている。一方、PLLレファレンスCLK入力c1点はa点に対して入力バッファ202の遅延tpd2Iだけ位相が遅れている。
このような構成のシステムにおいて、フリップフロップ251のセットアップマージンをtSetup(フリップフロップの入力データの変化点からクロックエッジまでの時間)およびホールドマージンをtHold(フリップフロップのクロック入力のクロックエッジから入力データの状態値を保持している時間)とすると、システムクロックの周期Tは、式(2)として表される。また、システムクロックの周期Tは、送信側の出力バッファ111による遅延tpd1O、配線300の遅延tpd30および受信側の入力バッファ201による遅延tpd2IおよびセットアップマージンtSetupを考慮すると、式(1)であらわされる。なお、説明を簡単にするため本明細書では、フリップフロップのセットアップタイムおよびホールドタイムをそれぞれ0としてセットアップマージンtSetup、ホールドマージンtHoldを規定する。したがって、
T=tpd1O+tpd3O+tpd2I+tSetup ・・・(1)
T=tSetup+tHold・・・(2)
ここで、
(1)より
tSetup=T−(tpd2I+tpd1O+tpd3O)・・・(3)
(2)と(3)より
tHold=tpd2I+tpd1O+tpd3O・・・(4)
となる。
ここで、出力バッファの遅延、入力バッファの遅延などは外的要因(電源電圧、温度など)によって変動する値である。そのため、セットアップマージンtSetupおよびホールドマージンtHoldは、この変動分を吸収するためにある程度大きな値としなければならない。そのため、上記の周期Tを小さくすることが困難である。
これに対し特許文献1に開示された技術が存在する。特許文献1に示されたシステムを図7に示す。なお、図7では、図5と共通する構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。図7の半導体装置1および2では、クロック分配ツリー171、271の出力b2点、c2点は入力バッファ103、203、出力バッファ113、213を介してPLL回路141、241のフィードバック入力にフィードバッククロックとして供給されている。図5に示した半導体装置1と比較して、PLL回路141、241へのクロックのフィードバックパスに出力バッファ113、213が加えられている点が異なっている。
このような構成とすることにより、特許文献1に記載の技術では、送信側の半導体装置1の出力バッファ111による遅延の影響を受けない構成としている。この特許文献1に記載された装置のタイミングチャートを図8に示す。しかし、受信側のフィードバックパスに出力バッファ213が挿入されているため、この出力バッファによる遅延tpd2Oを考慮して、特許文献1に記載のシステムのセットアップマージン、ホールドマージンを表すと以下のようになる。
tSetup=T−(tpd2O+tpd2I+tpd30)・・・(5)
tHold=tpd2O+tpd2I+tpd30・・・(6)
特開2000−347764号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、式(5)、(6)に受信側の半導体装置2の出力バッファによる遅延tpd2Oが含まれることから判るように受信側の出力バッファ遅延の外的要因によってセットアップマージンtSetupおよびホールドマージンtHoldが変動する。そのため、特許文献1のような構成としても外的要因による影響からシステムクロックの周期Tを短くし、高速化を図ることは困難であった。
本発明の1態様によれば、半導体装置は、システムクロックに基づいた内部クロックで動作し、前記内部クロックに同期してデータを入出力する半導体装置であって、前記内部クロックを生成する位相同期回路と、前記半導体装置のデータの入出力に基づいて、前記位相同期回路に対するフィードバックループに挿入される遅延パスを切り替えるスイッチ素子とを有する。
また、本発明の1態様によれば、データ入出力システムは、システムクロックに基づいた第1の内部クロックに同期してデータを出力する第1の半導体装置と、システムクロックに基づいた第2の内部クロックに同期してデータを入力する第2の半導体装置とを有し、前記第1の内部クロックは、前記第2の内部クロックに対して前記第1の半導体装置の出力バッファ遅延に相当する位相分進んで生成されている。
セットアップマージン、ホールドマージンには半導体装置の出力バッファの遅延の影響を受けないようにする。さらに、セットアップマージンが緩和され、より高速にシステムを動作させることが出来る。
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1に関わるシステムを示す構成図である。本実施の形態は、例えばマザーボードなどのシステムに複数の半導体装置を搭載し、マザーボードのシステムクロックに同期して複数の半導体装置が動作する場合を例に説明する。本実施形態のシステムは送信側の半導体装置10、受信側の半導体装置20を有している。送信側の半導体装置10と受信側の半導体装置20は、例えばプリント基板上の配線300を通して接続されている。送信側、受信側の半導体装置10、20はそれぞれ、PLL回路141、241、クロック分配ツリー171、271、フリップフロップ151、152、251、252、論理回路161、261、入力バッファ101〜103、201〜203、出力バッファ111、113、211、213およびスイッチSW1、SW2を有している。
送信側の半導体装置10を例に、本実施の形態のシステムに搭載される半導体装置について説明する。本実施の形態では、図1に示すa点に入力されたシステムクロックは、入力端子132、入力バッファ102を介してPLL回路141にリファレンスクロックとして入力される。PLL回路141は、このリファレンスクロックに基づいた内部クロックをクロック分配ツリー171に出力する。クロック分配ツリー171は、CTSバッファ172、クロック分配配線を介して半導体装置10内のフリップフロップ151、152等にこのクロックを分配する。また、このクロック分配ツリー171の出力のb2点は、スイッチSW1、出力バッファ113、入力バッファ103を介してフィードバッククロックとしてPLL回路141に入力される。
ここで、フィードバックパスに挿入される出力バッファ113および入力バッファ103は、半導体装置10におけるデータを出力する出力バッファ111およびデータ、システムクロックが入力される入力バッファ101、102と同一の遅延特性を有するものであればよく、単なる遅延回路で構成することも可能である。
スイッチSW1は、セレクタ181、182を有し、後述するフィードバックパス切り替え信号S1に基づいて、クロック分配ツリー171の出力を直接入力バッファ103に入力するか、出力バッファ113を介して入力バッファ103へ入力するかを選択するスイッチである。つまり、スイッチSW1では、フィードバックパス選択信号によって、クロック分配ツリー171の出力b2を図中d点に出力する場合と、図中f点に出力する場合がある。クロック分配ツリーの出力b2を直接d点に出力する場合、セレクタ182は、接地電位を選択し、出力バッファ113の動作の動作を停止させる。
この半導体装置10が処理するデータはデータ入力端子131、入力バッファ101を介してフリップフロップ151に取り込まれ、論理回路161で処理が行われた後にフリップフロップ152に取り込まれる。フリップフロップ152に取り込まれたデータは出力バッファ111、出力端子133を介して出力される。論理回路161は、その処理に応じて、上記したフィードバックパス選択信号S1を出力する。本実施の形態では送信動作(出力)を行う場合にクロック分配ツリー171の出力b2が出力バッファ113を介して入力バッファ103に入力され(b2点をf点に接続する)、受信動作(入力)を行う場合はクロック分配ツリー171の出力を直接入力バッファ103に入力(b2点をd点に接続)するものとする。
受信側の半導体装置20は、基本的に送信側の半導体装置10と同一の構成であるためその詳細な説明は省略する。
この半導体装置10から、半導体装置20に対してデータの転送が行われる場合、クロック分配ツリー171の出力b2点のクロックに同期してフリップフロップ151にデータが取り込まれる。取り込まれたデータは論理回路161で処理が行われ、b2点のクロックに同期してフリップフロップ152に取り込まれる。その後、データは出力バッファ111、出力端子133を介して出力される。半導体装置10から出力されたデータは半導体装置間の配線300、半導体装置20の入力端子232、入力バッファ201を介してフリップフロップ251に取り込まれる。
図2は、上記の一連の動作におけるタイミングを示すタイミングチャートである。以下、図1および図2を参照して、上記の動作について詳細に説明する。
図1におけるa点に図2の最上段で示すようなシステムクロックが与えられた場合、半導体装置10のb1点のPLL回路141に入力されるリファレンスクロックは、入力バッファ102の遅延tpd1Iだけ遅延した位相となる。また、PLL回路141のフィードバック入力であるb4点は、このb1の位相にPLL回路141によって合わせられるためb1点と同位相となる(図2参照)。
ここで、半導体装置10は送信側の装置であるため、SW1は、出力バッファ113、入力バッファ103を介してフィードバックするパスを選択している。そのため、このb2点の位相は、b4点に対し、出力バッファ113の遅延tpd1Oおよび入力バッファの遅延tpd1I分だけ進んだ位相となっている。一方、b3点で半導体装置から出力されるデータは、このb2点のクロックより出力バッファ111の遅延tpd1Oだけ遅れた位相となる。そのため、図2に示すように半導体装置10からはシステムクロック(a点)の位相と揃ったデータがb3点から出力される。
一方、半導体装置20のフリップフロップ251に対して入力されるデータ(c3点参照)は、b3点のデータ変化から配線300による遅延tpd3O、入力バッファ201による遅延を持って変化する(図2、6段目波形参照)。半導体装置20には、半導体装置10と同じシステムクロックが与えられているため、PLL回路241へのリファレンスクロックの入力c1は、a点に対して入力バッファ202の遅延tpd2Iに相当する位相差を有している。PLL回路241に対するフィードバック入力c4点も、このc1の位相にPLL回路によって合わせられるためc1とc4は同位相となる。
ここで半導体装置20は、受信側の装置であるため、SW2は、出力バッファ113を介さずにフィードバックするパスを選択している。つまり、クロック分配配線の出力c2点は、直接入力バッファ203に入力(c2点とi点を接続)している。
そのため、c2の位相はc4点の位相に対して入力バッファ203の遅延tpd2I進んだ位相となっている。システムクロックの周期Tは、配線による遅延tpd3O、入力バッファ201による遅延を考慮して以下の式で決定される。
T=tpd3O+tpd2I+tSetup・・・(7)
T=tSetup+tHold・・・(8)
式(7)、(8)より、セットアップマージンtSetup、ホールドマージンtHoldは、以下のように計算できる。
tSetup=T−(tpd3O+tpd2I)・・・(11)
tHold=tpd3O+tpd2I・・・(12)
上記の式から判るように、本実施の形態によれば、セットアップマージン、ホールドマージンの式には半導体装置10、20のどちらの出力バッファの遅延の項も含まれていない。
従来の技術では、たとえばtpd1Oとtpd2Oが3ns(typ)だとすると、電源電圧+/−10%、温度−40℃〜125℃の条件では、それぞれ1.5ns〜4.5nsまで変動する。tSetup、tHoldのタイミングマージンは、その変動幅3nsだけ少なくなるため、周期Tを短くすることは困難であった。
本実施の形態では出力バッファの項がないのでその変動幅3ns分、周期Tを短く設定することが出来る。そのため、システムクロックをより高い周波数に設定して高速に動作させることが可能である。
また、本実施の形態では、送信側の半導体装置10でクロック分配ツリー171から出力されるクロックのクロックエッジを、受信側の半導体装置20のクロック分配ツリー271から出力されるクロックエッジに比べ早めにして、タイミングマージンを増やしている。
実施の形態2
図3は、本発明の実施の形態2の構成を示す図である。図3において図1と共通する構成には同一の符号を付し、その説明を省略する。実施の形態2で実施の形態1と異なる点は、半導体装置10と半導体装置20の間で、相互にデータが転送される点である。そのため半導体装置10の出力バッファ111は、双方向バッファ121に、半導体装置20の入力バッファ201を双方向バッファ221に置き換えられている。双方向バッファ121は出力バッファ111と入力バッファ104、双方向バッファ221は出力バッファ212と入力バッファ201から構成されている。出力バッファ111はtpd1O、入力バッファ104はtpd1I、出力バッファ212はtpd2O、入力バッファ201はtpd2Iの遅延時間をそれぞれ持つものとする。
このように構成した場合、半導体装置10、20では、上記に説明したようにデータを送信する場合に出力バッファ113あるいは213を介してのフィードバックパスを選択し、データを受信する場合は、送信バッファ113あるいは213を通さないフィードバックパスが選択される。
また、このフィードバックパスを選択するフィードバックパス切り替え信号S1、S2に基づいて、双方向バッファの出力バッファをイネーブル状態もしくはディスイネーブル状態とする。双方向バッファの出力バッファがイネーブル状態の時は出力モード、ディスイネーブル状態の時は入力モードとなる。
例えば、半導体装置10では、双方向バッファ121がデータを半導体装置20へ送信する時には出力バッファ111がイネーブル状態(双方向バッファ221の出力バッファ212がディスイネーブル状態)、双方向バッファ121がデータを半導体装置20から入力する時には出力バッファ111がディスイネーブル状態(双方向バッファ221の出力バッファ212がイネーブル状態)になる。双方向バッファ121、221内のイネーブル状態とディスイネーブル状態が逆にされる。
このように構成することで、第1の実施の形態と同様にシステムの高速化が可能になり、さらに半導体装置間での相互通信が可能になる。また、図3では半導体装置10の出力バッファ111および半導体装置20の入力バッファ201側のみ双方向バッファとなる例を記載しているが、半導体装置10の入力バッファ101、半導体装置20の出力バッファ211に関しても同様に双方向バッファとすることが可能である。
実施の形態3
図4は、本発明の実施の形態3の構成を示す回路図である。実施の形態2において示したように、双方向バッファを用いてデータ入出力を行う場合、双方向バッファには入力バッファおよび出力バッファが含まれている。そこで、実施の形態2でフィードバックパスに含まれていた出力バッファ113(213)および103(203)を、入出力に用いられる双方向バッファと同じものを用いて置き換えることが可能である。このように同じ双方向バッファを用いることにより、フィードバックパスにおける遅延特性が、データ入出力の遅延特性と略同一となるため、簡単な構成で、タイミングのずれを少なくすることが可能である。なお、この場合には、図3の入力バッファ103相当の遅延時間(tpd1I)を持つ入力バッファ107、図3の入力バッファ203相当の遅延時間(tpd2I)を持つ入力バッファ207をそれぞれ、セレクタ181とb2の間、セレクタ281とC2間に挿入する。ここで、入力バッファ107、入力バッファ207は、遅延時間が上述のとおり所望の値であれば単なるバッファや遅延回路でよいことはもちろんである。
以上説明したように、本願発明はセットアップマージン、ホールドマージンには半導体装置の出力バッファの遅延の影響を受けないようにしている。このために、セットアップマージンが緩和され、より高速にシステムを動作させることが出来る。
本発明の実施の形態1の構成を示す図である。 実施の形態1の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の実施の形態2の構成を示す図である。 本発明の実施の形態3の構成を示す図である。 従来の構成を示す図である。 従来の動作を説明するタイミングチャートである。 従来の構成を示す図である。 従来の動作を説明するタイミングチャートである。
符号の説明
10 送信側半導体装置
20 受信側半導体装置
101、102、103、104、107 入力バッファ
111、112、113 出力バッファ
121 双方向バッファ
131、132 入力端子
133 出力端子
141 PLL回路
151、152 フリップフロップ
161 論理回路
171 クロック分配ツリー
172 CTSバッファ
181、182 セレクタ
201、202、203、207 入力バッファ
211、212、213 出力バッファ
221 双方向バッファ
231、232 入力端子
241 PLL回路
251、252 フリップフロップ
271 クロック分配ツリー
300 配線

Claims (7)

  1. システムクロックに基づいた内部クロックで動作し、前記内部クロックに同期してデータを入出力する半導体装置であって、
    前記内部クロックを生成する位相同期回路と、
    前記半導体装置のデータの入出力に基づいて、前記位相同期回路に対するフィードバックループに挿入される遅延パスを切り替えるスイッチ素子とを有する半導体装置。
  2. 前記半導体装置は、データを出力する場合に当該データを出力する出力バッファおよび前記システムクロックが入力される入力バッファの遅延に相当する遅延パスを選択し、データを入力する場合は前記入力バッファに相当する遅延パスを選択することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記半導体装置は前記データを入出力する双方向バッファを有することを特徴とする請求項1あるいは2に記載の半導体装置。
  4. 前記遅延パスに、前記データを入出力する双方向バッファと同一のバッファを有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. システムクロックに基づいた第1の内部クロックに同期してデータを出力する第1の半導体装置と、
    システムクロックに基づいた第2の内部クロックに同期してデータを入力する第2の半導体装置とを有し、
    前記第1の内部クロックは、前記第2の内部クロックに対して前記第1の半導体装置の出力バッファ遅延に相当する位相分進んで生成されていることを特徴とするデータ入出力システム。
  6. 前記第1の半導体装置は、前記システムクロックおよび第1の遅延を持ってフィードバックされた前記第1の内部クロックから当該第1の内部クロックを生成する第1の位相同期回路を有し、前記第2の半導体装置は、前記システムクロックおよび第2の遅延を持ってフィードバックされた前記第2の内部クロックから当該第2の内部クロックを生成する第2の位相同期回路を有していることを特徴とする請求項5に記載のデータ入出力システム。
  7. 前記第1の遅延は、前記第1の半導体装置のデータ出力バッファおよびシステムクロック入力バッファの遅延に相当し、前記第2の遅延は前記第2の半導体装置のシステムクロック入力バッファの遅延に相当することを特徴とする請求項6に記載のデータ入出力システム。
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