JP2001273194A - インタフェース・セキュリティシステム - Google Patents

インタフェース・セキュリティシステム

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JP2001273194A
JP2001273194A JP2000087390A JP2000087390A JP2001273194A JP 2001273194 A JP2001273194 A JP 2001273194A JP 2000087390 A JP2000087390 A JP 2000087390A JP 2000087390 A JP2000087390 A JP 2000087390A JP 2001273194 A JP2001273194 A JP 2001273194A
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seed
signal
security system
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Akinari Nishikawa
明成 西川
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/12Transmitting and receiving encryption devices synchronised or initially set up in a particular manner
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L9/00Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols
    • H04L9/06Cryptographic mechanisms or cryptographic arrangements for secret or secure communications; Network security protocols the encryption apparatus using shift registers or memories for block-wise or stream coding, e.g. DES systems or RC4; Hash functions; Pseudorandom sequence generators
    • H04L9/065Encryption by serially and continuously modifying data stream elements, e.g. stream cipher systems, RC4, SEAL or A5/3
    • H04L9/0656Pseudorandom key sequence combined element-for-element with data sequence, e.g. one-time-pad [OTP] or Vernam's cipher
    • H04L9/0662Pseudorandom key sequence combined element-for-element with data sequence, e.g. one-time-pad [OTP] or Vernam's cipher with particular pseudorandom sequence generator
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    • H04L2209/60Digital content management, e.g. content distribution
    • H04L2209/605Copy protection

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ICなどの装置間でやりとりされるデータ等
の漏洩などを防止することができるインタフェース・セ
キュリティシステムを提供すること。 【解決手段】 互いに接続され信号を送受信する複数の
装置間のインタフェース・セキュリティシステムであっ
て、前記各装置は、送受信する信号と該信号を送受信す
るための外部端子との対応関係の切換えを行う切換手段
を有し、各装置間で取り決められた切換えパターンに従
って前記対応関係を切換えて、信号の送受信を行うこと
による。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装置間のインタフ
ェースにおけるデータ等のセキュリティ技術に係り、例
えばIC間でやりとりされるデータの漏洩などを防止す
るための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル化技術の進展によりマルチメデ
ィアの発展、普及の環境は整ってきた。デジタルデータ
化された情報は、蓄積、再生、通信などの過程において
も品質が劣化しないことから、その用途は拡大の一途を
たどっている。
【0003】また、情報量圧縮技術などにより、文字や
グラフィックスのみならず、音声やビデオなどの情報も
デジタル的に加工、蓄積、再生できるようになった。
【0004】一方、これらの技術の裏面では、不正コピ
ーなどによる著作権等の侵害なども問題となっており、
著作物の複製などを防止するための様々な技術的手段が
講じられている。例えば、音楽用のCD,MD,DA
T,CD−R等ではSCMS(Serial Copy Management
System)、DVD(Digital Versatile Disk)ではCGM
S(Copy Generation Management System)などが行われ
ている。
【0005】図8にメモリーカードを用いたデジタル音
楽プレーヤーの典型例を示す。
【0006】デジタルデータ化された音楽などの音声デ
ータが、例えば情報量圧縮技術により圧縮され、更に、
コピープロテクション技術によって特定の箇所に特定の
暗号が組み込まれた上で、メモリカード111に記録さ
れている。
【0007】メモリカード111に記録されているデー
タはカードI/F部121によって読取られ、暗号解読
部122によってデータに組み込まれている暗号が解読
され、更に、圧縮信号復号部131によって圧縮されて
いるデータが復号化され、DAC(Digital-Analog Con
verter)部141によってアナログ信号に変換されて、
スピーカーなどの出力装置へと送られる。図中、破線の
部分は装置の構成単位を表しており、本デジタル音楽プ
レーヤーは、メモリカード111を保持するカードスロ
ット110、カードI/F部121と暗号解読部122
を有するIC−120、圧縮信号復号部131を有する
IC−130、DAC部141を有するIC−140と
いう構成からなり、それぞれの装置あるいはブロック
は、配線151〜154によって接続されている。
【0008】図示したように、カードスロット110と
IC−120との間を流れるデータは事前に暗号化され
ているため機密性が保たれている。しかし、IC−12
0以降、即ち、IC−120とIC−130との間、及
びIC−130とIC−140との間を流れるデータ
は、音楽データを再生するために暗号解読部122によ
って暗号を解除されたデジタルデータである。特に、I
C−130とIC−140との間を流れるデータは更に
圧縮信号復号部131によって復号されたデータとなっ
ている。従って、この配線部分153,154にプロー
ブなどの測定器を接続してデータを吸い上げ、不正に利
用することも不可能ではない。
【0009】つまり、従来から用いられているコピープ
ロテクション技術は、メモリカードと音楽プレーヤー間
のように機器の外側のインタフェース部分には適用され
ているものの、音楽プレーヤー機器内部の、例えばIC
間のインタフェースにまではカバーしきれていないのが
現状である。
【0010】図8に示したようなデジタル音楽プレーヤ
ーで、このような問題を解決するためには、IC−12
0,IC−130,IC−140を1チップ化するとい
う方法も考えられるが、製造コストの問題や技術的な問
題などから現実的には難しい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】一般に、このようなI
C間インタフェースは、データ、クロック、ラッチ信号
などで端子が特定されており、測定器を使うことでIC
間を流れる信号を推測することができ、転送されるデー
タを読取ることもできる。データによっては、暗号やス
クランブルがかけられない状態で、IC間をやりとりさ
れている場合もある。
【0012】しかも、例えば、音楽データやビデオデー
タなどは、その転送フォーマットは数種類しかないため
フォーマットを特定することも容易であり、著作物が高
品位なデジタル信号のまま不正にコピーされてしまう恐
れがある。秘匿性が高いデータに関しては、事前にデー
タ自体に暗号等のプロテクションがかけられているが、
機器内部のチップ間のインタフェースは無防備となって
いることが多い。
【0013】このような問題は音楽や映像ソフトの再生
装置だけではなく、例えば、コンピュータプログラムや
ゲームソフトを動作させるための情報処理装置も同様で
あり、また、ネットワークやデジタル放送を用いた情報
伝達手段なども含まれる。
【0014】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであって、ICなどの装置間のインタフェ
ースをその装置同士で切換え可能にし、装置間でやりと
りされるデータ等の漏洩などを防止することができるイ
ンタフェース・セキュリティシステムを提供することを
目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、互いに接続され信号を送受信する複数の
装置間のインタフェース・セキュリティシステムであっ
て、前記各装置は、送受信する信号と該信号を送受信す
るための外部端子との対応関係の切換えを行う切換手段
を有し、各装置間で取り決められた切換えパターンに従
って前記対応関係を切換えて、信号の送受信を行うこと
を特徴とする。
【0016】これにより、各装置間で取り決められた切
換えパターンに従って、送受信する信号と外部端子との
対応関係が切換わるため、装置間を流れる例えばデータ
の信号を特定することが困難となる。
【0017】また、本発明の第2の特徴は、互いに接続
され信号を送受信する複数の装置間のインタフェース・
セキュリティシステムであって、前記各装置は、送受信
する信号と該信号を送受信するための外部端子との対応
関係の切換えと、前記外部端子の入出力方向の切換えと
を行う切換手段を有し、各装置間で取り決められた切換
えパターンに従って前記対応関係と前記入出力方向を切
換えて、信号の送受信を行うことを特徴とする。
【0018】これにより、各装置間で取り決められた切
換えパターンに従って、送受信する信号と外部端子との
対応関係だけでなく、端子の入出力の関係も切換わるた
め、装置間を流れる例えばデータの信号を特定すること
が更に困難となる。
【0019】また、前記各装置は、互いに共通の乱数の
種を初期値として擬似乱数系列を発生する乱数発生手段
を有し、前記乱数発生手段が発生する乱数系列に基づい
て切換えパターンを決定することを特徴とする。
【0020】すなわち、切換えパターンを、各装置共通
の初期値による乱数によって決定しているため、各装置
が同期を取って切換えを行うことができ、セキュリティ
の信頼性が向上する。
【0021】また、切換えを、初期状態の時だけでな
く、データを送受信する度に行うことで、更に解読が困
難となる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施形態について説明する。
【0023】(第1実施例)図1は本発明に係るインタ
フェース・セキュリティシステムの一実施形態を示す概
略図である。
【0024】本実施例では、IC−AとIC−Bの2つ
のIC間を、DATA1,CLOCK1,SIGNAL
1,DATA2,CLOCK2,SIGNAL2の6本
の信号ラインによって接続している例を示している。I
C−AからIC−BにはDATA1,CLOCK1,S
IGNAL1の各信号が、IC−BからIC−AにはD
ATA2,CLOCK2,SIGNAL2の各信号が送
られる。従来のIC間インタフェースでは、DATA1
がライン31を通り,CLOCK1がライン32,SI
GNAL1がライン33,DATA2がライン34,C
LOCK2がライン35,SIGNAL2がライン36
を通るように特定されていた。
【0025】IC−Aは、乱数の種を発生するSEED
発生回路10、SEED発生回路10が生成した種から
乱数を発生する乱数発生回路20、乱数発生回路20が
生成した乱数をもとに信号ライン31〜36を切換える
セレクタ回路30を有しており、IC−Bは、SEED
発生回路10が生成した種から乱数を発生する乱数発生
回路20、乱数発生回路20が生成した乱数から使用す
る信号ライン31〜36を切換えるセレクタ回路30を
有している。SEED発生回路10は、IC−A,IC
−Bのどちらにあっても良いが、本実施例ではIC−A
に置く例を示す。IC−A,IC−B間で乱数発生回路
20は同一のハードウェア構成とし、同じ種から同一の
乱数を同期して作成する。IC−A,IC−Bにおける
セレクタ回路30は、それぞれの乱数発生回路20が生
成した乱数値により、内部信号と外部入出力端子との対
応関係を同期して切り換える。
【0026】以下、本発明に係るインタフェース・セキ
ュリティシステムの動作例を更に詳細に説明する。
【0027】先ず、装置本体の電源投入時など、IC−
AとIC−Bの間で信号(データ)の交信を行う前に、
SEED発生回路10で乱数の種であるSEEDデータ
を生成する。SEED発生回路10の具体例を図2に示
す。
【0028】図2においてSEED発生回路10は、N
ビットカウンタ回路11とNビットラッチ回路12から
なる。Nビットカウンタ11はクロック信号に同期して
計数を行う計数器であり、必要なビット数(Nビット)
分の計数を行う。尚、特別にこのような計数器を用意し
なくても、IC内部に必要なビット数以上のカウンタが
あれば、それを使用することもできる。また、カウンタ
でなく、値が常に変化するようなシフトレジスタが点在
するのであれば、必要なビット数分のレジスタを選択し
て、それをデータとして使用しても良い。
【0029】Nビットラッチ回路12は、このNビット
カウンタ11が生成するNビットのデータをNビットの
乱数の種としてラッチ信号に同期して生成する。従っ
て、このラッチ信号を送るタイミングでSEEDデータ
の値が決まるのである。ラッチ信号を送るタイミングは
通常は電源投入時などの初期動作時が考えられるが、例
えば、デジタル音楽プレーヤーを例にとると、プレーボ
タンの押下をトリガーにしても良い。トリガーをある規
則的な周期などにしないほうが、再現性をなくす意味で
効果的である。また、プレーボタンの押下のようにシス
テムの状況が変化した時をトリガーとしておけば、万一
同期が乱れた場合でも、同期を復帰させることが可能で
ある。
【0030】尚、SEEDデータはゼロにならないよう
にする。ゼロを検出したら再度発生させるようなシーケ
ンスにするか、あるいは、任意の値を設定するなどの回
路が必要である。
【0031】このようにして得られたSEEDデータ
を、IC−AとIC−Bの双方の乱数発生回路20に送
る。乱数発生回路20は様々な形態が考えられるが、例
えば、一般に良く使用されている最大長周期系列(M系
列)を発生する回路でも良い。
【0032】6ビットの乱数を発生する回路の具体例を
図3に示す。図3に示すように、初期値である6ビット
のSEEDデータを入力として、6段R0〜R5の線形
シフトレジスタと各帰還タップとからなり、最大63周
期の6ビットの乱数Q0〜Q5を生成することができ
る。
【0033】このような乱数を発生する回路を、IC−
AとIC−Bの双方に乱数発生回路20として備える。
このとき、双方に同一構成の回路を設置する。つまり、
シフトレジスタのクロックも同一の周波数・位相のもの
を使用する。それにより、SEED発生回路10からの
SEEDデータを双方共に初期値として入力して乱数を
発生することで、IC−Aの乱数発生回路20から出力
される乱数データとIC−Bの乱数発生回路20から出
力される乱数データとは常に同一の乱数値になる。
【0034】尚、図4に示すように、セレクタを設けて
ビット数を変えられるような回路構成にすることも可能
である。図4に示した例は、セレクタによって6次のM
系列を生成する場合と7次のM系列を発生する場合とを
選択して切り換えることができる。この場合には、SE
ED発生回路10から送られてくるSEEDデータのビ
ット数は、M系列と選択する信号のビット数分必要にな
る。
【0035】続いて、各乱数発生回路20から出力され
たデータは、セレクタ回路30に入力され、セレクタ回
路30は内部回路と外部端子とを決められた所定の切換
えパターンに従って接続するように働く。図5に、3種
類の信号(DATA1,CLOCK1,SIGNAL
1)を選択して切換えるセレクタ回路30の具体例を示
す。
【0036】IC−A,IC−Bにおける乱数発生回路
20がそれぞれ生成したNビットの乱数データをもと
に、各セレクタ回路30のデコーダ回路30bがそれぞ
れのスイッチ回路30aを制御する制御信号を生成す
る。このデコーダ回路30bは、例えば、ROM(Read
Only Memory)を利用しても良いし、ゲート回路を利用
したものであっても良い。
【0037】表1に3ビット乱数の各値と、それに対応
したスイッチ回路30aの選択例を示す。デコーダ回路
30bは、この表で規定された接続パターン(対応関
係)に従って、それぞれセレクタ回路30のスイッチ回
路30a(SW1〜SW6)を制御する制御信号を生成
する。尚、乱数の値として、「000」はM系列では取
り得ない値であるので、表中は「データなし(−)」と
した。
【0038】
【表1】 例えば、乱数値が「001」である場合には、IC−A
側のデコーダ回路30bはSW1=A,SW2=B,S
W3=C,という制御信号を各スイッチSW1〜SW3
に与える。その結果、セレクタ回路30のSW1はDA
TA1,SW2はCLOCK1,SW3はSIGNAL
1に接続される。同様にして、IC−B側のデコーダ回
路30bはSW4=A,SW5=B,SW6=C,とい
う制御信号を各スイッチSW4〜SW6に与え、セレク
タ回路30のSW4はDATA1,SW5はCLOCK
1,SW6はSIGNAL1に接続される。
【0039】これにより、IC−AとIC−Bとのイン
タフェースが確立する。つまり、DATA1は信号ライ
ン31、CLOCK1は信号ライン32、SIGNAL
1は信号ライン33を通って転送されるのである。
【0040】次に例えば、乱数値が「010」に変化す
ると、DATA1は信号ライン31、CLOCK1は信
号ライン33、SIGNAL1は信号ライン32を通っ
て転送されるように変化する。
【0041】このような切換えを送信する側と受信する
側と双方が同期を取って行うことにより、正しくデータ
信号のやり取りができる。
【0042】また、乱数値が常に変化しつづけるように
すれば、例えば、ある外部端子に着目してみても、乱数
値が変化するたびに出てくる信号が変わることになり、
不正にデータを搾取しようとする者を撹乱することがで
きる。乱数を発生して信号を切り換えるタイミングは初
期設定時だけでなく、例えば、1データを送る度、ある
いは、双方のICの基準クロック入力時など、頻繁に切
り替わるようなタイミングにしておくと、より効果的で
ある。
【0043】(第2実施例)第1実施例では、双方のI
Cの各外部端子の入出力が固定で決められている例を説
明した。本実施例では、各外部端子に双方向バッファを
接続し、この双方向バッファの入出力の制御を乱数発生
回路が生成する乱数によって行う方式を説明する。双方
向バッファを用いた具体例を図6に示す。
【0044】図6に示した例では、内部信号としてDA
TA1、DATA2,DATA3の3種類の信号があ
り、IC−AからIC−Bに向けてDATA1とDAT
A2が送られ、逆にIC−BからIC−Aに向けてDA
TA3が送られるという仕様であるとする。スイッチS
W1〜SW6と各外部端子との間には、双方向バッファ
IO1〜IO6が設置されている。
【0045】尚、SEED発生回路10と乱数発生回路
20は、第1実施例で説明したものと同様である。
【0046】デコーダ回路30bは、乱数発生回路20
が生成した乱数データをもとに、セレクタ回路30のス
イッチ回路30a(SW1〜SW6)を制御する制御信
号と、更に、双方向バッファIO1〜IO6を制御する
制御信号を生成する。
【0047】表2に3ビット乱数の各値と、それに対応
したスイッチ回路30a(SW1〜SW6)の選択例、
双方向バッファIO1〜IO6の入出力の切換え例を示
す。表中、「OUT」とはそのICの外部端子からの信
号を出力することを意味し、「IN」とはそのICの端
子に外部からの信号を入力することを意味する。
【0048】
【表2】 例えば、乱数値が「001」である場合には、IC−A
側のデコーダ回路30bはSW1=A,SW2=B,S
W3=C,という制御信号を各スイッチSW1〜SW3
に与え、更に、双方向バッファIO1=OUT,IO2
=OUT,IO3=IN,という制御信号を各バッファ
IO1〜IO3に与える。その結果、セレクタ回路30
のSW1はDATA1,SW2はDATA2,SW3は
DATA3に接続され、双方向バッファIO1は出力、
IO2も出力、IO3は入力を行うように制御される。
同様にして、IC−B側のデコーダ回路30bはSW4
=A,SW5=B,SW6=C,という制御信号を各ス
イッチSW4〜SW6に与え、セレクタ回路30のSW
4はDATA1,SW5はDATA2,SW6はDAT
A3に接続され、双方向バッファIO4は入力、IO5
も入力、IO6は出力を行うように制御される。
【0049】これにより、IC−AとIC−Bとのイン
タフェースが確立する。つまり、DATA1は信号ライ
ン31を通ってIC−AからIC−Bに転送され、DA
TA2は信号ライン34を通ってIC−AからIC−B
に転送され、DATA3は信号ライン37を通ってIC
−BからIC−Aに転送されるのである。
【0050】同様にして、乱数値が「010」に変化す
ると、DATA1は信号ライン31を通ってIC−Aか
らIC−Bに転送され、DATA2は信号ライン37を
通ってIC−AからIC−Bに転送され、DATA3は
信号ライン34を通ってIC−BからIC−Aに転送さ
れるように変化する。
【0051】このように、信号の並び替え制御だけでは
組み合わせのバリエーションが限られてしまう場合もあ
るので、更に入出力の制御を加えることにより、より複
雑な接続を行うことができる。
【0052】(第3実施例)第1実施例乃至第2実施例
では、SEED発生回路10をIC−A(もしくはIC
−Bでも可)に設置する例を示したが、本実施例では、
SEED発生回路10を外部に設置する例を図7に示
す。
【0053】図示したように、外部に置かれたSEED
発生回路10から乱数の種(SEEDデータ)がそれぞ
れのIC(IC−A及びIC−B)の乱数発生回路20
に送られている。このSEED発生回路10は、外部の
1チップとして設置しても良いが、システム全体をコン
トロールするマイコン部などに組み込んでも良い。マイ
コンに組み込んだ場合にはソフトウェア的にSEEDを
発生させるような仕組みにしても良い。
【0054】このような構成にすることで、IC−Aと
IC−Bの図示した部分は同一の構成とすることができ
る。
【0055】また、秘匿性を高めるために、SEEDデ
ータには何らかの方法で暗号等をかけてと良い。もしく
は、SEED発生回路10は常に様々な値を出力するよ
うにしておいて、各乱数発生回路20はその中から特定
のタイミングでSEEDデータを取得するような方法、
例えば、SEED発生回路10からある所定の値が出力
されたら、その値から数えてM個目のデータを使用する
といった取り決めをしておいても良い。
【0056】以上、本発明について、第1実施例乃至第
3実施例を用いて詳細に説明したが、本発明は本実施例
に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲におい
て、種々の改良や変更を成し得る。
【0057】例えば、本実施例ではIC間のインタフェ
ースを例にして説明したが、IC間のインタフェースに
限定されず、インタフェースを取り得る多様な装置間に
適用することができる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、各装置間で取り決めら
れた切換えパターンに従って、送受信する信号と外部端
子との対応関係を切換えるため、装置間を流れるデータ
を第三者が特定することは困難となり、データ不正コピ
ー等を防止することができる。
【0059】また、送受信する信号と外部端子との対応
関係だけでなく、端子の入出力の関係も切換えるように
すれば、装置間を流れるデータを特定することが更に困
難となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るインタフェース・セキュリティシ
ステムをICに適用した一実施例を示す概略図である。
【図2】SEED発生回路の一実施例を示す概略図であ
る。
【図3】乱数発生回路の一実施例を示す回路図である。
【図4】乱数発生回路の別の実施例を示す回路図であ
る。
【図5】セレクタ回路の構成例を示す回路図である。
【図6】双方向バッファを使用して入出力制御を行う実
施例を示す回路図である。
【図7】SEED発生回路を外部に置いた例を示す回路
図である。
【図8】従来のメモリカードを用いたデジタル音楽プレ
ーヤーの構成例を示した構成図である。
【符号の説明】
10....SEED発生回路 20....乱数発生回路 30....セレクタ回路 30a....スイッチ回路 30b....デコーダ回路 31〜37....信号ライン SW1〜SW6....スイッチ IO1〜IO6....双方向バッファ IC−A,IC−B....IC

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに接続され信号を送受信する複数の
    装置間のインタフェース・セキュリティシステムであっ
    て、 前記各装置は、送受信する信号と該信号を送受信するた
    めの外部端子との対応関係の切換えを行う切換手段を有
    し、各装置間で取り決められた切換えパターンに従って
    前記対応関係を切換えて、信号の送受信を行うことを特
    徴とするインタフェース・セキュリティシステム。
  2. 【請求項2】 互いに接続され信号を送受信する複数の
    装置間のインタフェース・セキュリティシステムであっ
    て、 前記各装置は、送受信する信号と該信号を送受信するた
    めの外部端子との対応関係の切換えと、前記外部端子の
    入出力方向の切換えを行う切換手段を有し、各装置間で
    取り決められた切換えパターンに従って前記対応関係と
    前記入出力方向を切換えて、信号の送受信を行うことを
    特徴とするインタフェース・セキュリティシステム。
  3. 【請求項3】 前記各装置は、互いに共通の乱数の種を
    初期値として擬似乱数系列を発生する乱数発生手段を有
    し、前記乱数発生手段が発生する乱数系列に基づいて切
    換えパターンが決定されることを特徴とする請求項1乃
    至請求項2のいずれかに記載のインタフェース・セキュ
    リティシステム。
  4. 【請求項4】 前記乱数の種を発生する種発生手段を前
    記各装置のうちの1つの装置に設け、この種発生手段が
    発生した乱数の種を他の装置に転送することを特徴とす
    る請求項3に記載のインタフェース・セキュリティシス
    テム。
  5. 【請求項5】 前記乱数の種を発生する種発生手段を前
    記各装置の外部に設け、この種発生手段が発生した乱数
    の種を前記各装置に配信することを特徴とする請求項3
    に記載のインタフェース・セキュリティシステム。
  6. 【請求項6】 前記各装置はデータの送受信を行う度に
    前記切換えを行うことを特徴とする請求項1乃至請求項
    5のいずれかに記載のインタフェース・セキュリティシ
    ステム。
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