JP2007323470A - 装置間の接続方式および接続装置 - Google Patents

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    • G06F13/4068Electrical coupling
    • G06F13/4072Drivers or receivers

Abstract

【課題】耐タンパー性を向上した装置間の接続方式を提供する。
【解決手段】ピンスクランブルバッファ102および202は、信号線103と接続端子101とを、信号線203と接続端子201とをそれぞれ選択的に接続できる。パラメータ生成部105は接続パターンを表すパラメータを生成および更新する。ピンスクランブルコントローラ104および204は当該パラメータに基づいて、それぞれピンスクランブルバッファ102および202を制御する。例えば、メモリデバイス2へのデータアクセス量が所定の量を超えたときに、パラメータ生成部105は、パラメータを更新し、当該パラメータに基づいて、信号線103と接続端子101との接続関係、信号線203と接続端子201との接続関係が変更されるため、接続端子の機能特定が困難となり、耐タンパー性を向上することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、装置間の接続方式および接続装置に関し、特に、耐タンパー性を向上する技術に関する。
セキュリティー機能が搭載されていないデバイス間の接続において、第3者は測定器などによって、デバイスの接続端子からコンテンツの抜き取りおよびデータ解析などを容易に行うことができる。このような問題に対し、一般的にデバイス間でやり取りする信号に暗号化処理を施して装置の耐タンパー性を向上している。このようにデバイス間で送受信する信号に暗号化を施す技術が特許文献1に開示されている。
特開2002−24090号公報
しかしながら、暗号回路を設けることは、回路規模が大きくなり、コスト高になるという問題があった。また、一般的に装置の耐タンパー性のさらなる向上が望まれている。
そこで、本発明は、暗号手段とは異なる手法を用いて耐タンパー性を向上できる装置間の接続方式および接続装置を提供することを目的とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第1の態様は、第1装置と第2装置とを電気的に接続する方式であって、前記第1装置は、第1配線の複数と、第1接続端子の複数と、第1接続パターン情報に基づいた可変の第1接続関係で、前記第1接続端子の各々を前記第1配線の少なくとも一つと電気的に接続する第1接続部と、前記第1接続パターン情報を生成及び更新する第1接続パターン情報生成部とを備え、前記第2装置は、第2配線の複数と、第2接続端子の複数と、第2接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続する第2接続部とを備え、前記第1接続関係および前記第2接続関係は互いに対応して前記可変であり、前記第1接続端子と前記第2接続端子とは、固定された第3接続関係で電気的に接続されることを特徴とする。好ましくは、前記第1接続パターン情報生成部は、複数の前記第1接続パターン情報を格納する第1テーブルと、前記第1テーブルの前記第1接続パターンを指定する第1ポインタ情報を生成及び更新し、前記第1ポインタ情報に基づいて前記第1接続パターン情報を選択する第1選択部とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第2の態様は、第1の態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第1接続パターン情報生成部は前記第2装置から発行される端子配列変更要求に応答して、前記第1接続パターン情報を更新することを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第3の態様は、第1の態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第1接続パターン情報生成部は第1装置が発行する端子配列要求に応答して、前記第1接続パターン情報を更新することを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第4の態様は、第1乃至3のいずれか一つの態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第1テーブルは固定されていることを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第5の態様は、第1乃至3のいずれか一つの態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第1テーブルは更新されることを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第6の態様は、第1乃至5のいずれか一つの態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第1選択部は前記第1テーブルに格納された前記複数の前記第1接続パターン情報を順番に指定するように前記第1ポインタ情報を更新することを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第7の態様は、第1乃至5のいずれか一つの態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第1選択部は前記第1ポインタ情報をランダムに更新することを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第8の態様は、第1乃至7のいずれか一つの態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第2接続パターン情報は前記第1装置から受け取った前記第1接続パターン情報であることを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第9の態様は、第1乃至7のいずれかの態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第2装置は、複数の前記第2接続パターン情報を格納する第2テーブルをさらに備え、前記第2接続部は前記第1ポインタ情報に基づいて前記第2テーブルに格納された前記第2接続パターン情報を選択し、前記第2テーブルから選択した前記第2接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続することを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第10の態様は、第1乃至7のいずれかの態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第2装置は、前記第2接続パターン情報を生成及び更新する第2接続パターン情報生成部をさらに備え、前記第2接続パターン情報生成部は、複数の前記第2接続パターン情報を格納する第2テーブルと、前記第1選択部と同期して、前記第2テーブルの前記第2接続パターン情報を指定する第2ポインタ情報を生成及び更新する第2選択部とを備え、前記第2接続部は前記第2パターン情報生成部が選択した前記第2接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続することを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第11の態様は、第9または第10の態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第2テーブルは固定されていることを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第12の態様は、第9または第10の態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第2テーブルは更新されることを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第13の態様は、第10の態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第2選択部は前記第2テーブルに格納された前記複数の前記第2接続パターン情報を順番に指定するように前記第2ポインタ情報を更新することを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第14の態様は、第10の態様にかかる装置間の接続方式であって、前記第2選択部は前記第2ポインタ情報をランダムに更新することを特徴とする。
本発明にかかる接続装置の第1の態様は、第1配線の複数と、第1接続端子の複数と、第1接続パターン情報に基づいた可変の第1接続関係で、前記第1接続端子の各々を前記第1配線の少なくとも一つと電気的に接続する第1接続部と、前記第1接続パターン情報を生成及び更新する第1接続パターン情報生成部とを備え、前記第1接続パターン情報が外部に出力されることを特徴とする。
本発明にかかる接続装置の第2の態様は、第2配線の複数と、第2接続端子の複数と、外部から受け取った第1接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続する第2接続部とを備えることを特徴とする。
本発明にかかる接続装置の第3の態様は、第1配線の複数と、第1接続端子の複数と、第1接続パターン情報に基づいた可変の第1接続関係で、前記第1接続端子の各々を前記第1配線の少なくとも一つと電気的に接続する第1接続部と、前記第1接続パターン情報を生成及び更新する第1接続パターン情報生成部とを備え、前記接続パターン生成部は、複数の前記第1接続パターン情報を格納する第1テーブルと、前記第1テーブルの前記第1接続パターンを指定する第1ポインタ情報を生成及び更新し、前記第1ポインタ情報に基づいて前記第1接続パターン情報を選択する第1選択部とを備え、前記第1ポインタ情報が外部に出力されることを特徴とする。
本発明にかかる接続装置の第4の態様は、第2配線の複数と、第2接続端子の複数と、第2接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続する第2接続部と、複数の前記第2接続パターン情報を格納する第2テーブルとを備え、前記第2接続部は外部から受け取った第1ポインタ情報に基づいて前記第2接続パターン情報を選択することを特徴とする。
本発明にかかる接続装置の第5の態様は、第1配線の複数と、第1接続端子の複数と、第1接続パターン情報に基づいた可変の第1接続関係で、前記第1接続端子の各々を前記第1配線の少なくとも一つと電気的に接続する第1接続部と、前記第1接続パターン情報を生成及び更新する第1接続パターン情報生成部とを備えることを特徴とする。好ましくは、前記接続パターン情報生成部は外部と同期して前記第1接続パターン情報を生成及び更新することを特徴とする。
本発明にかかる装置間の接続方式の第1の態様によれば、更新される第1および第2接続パターンに基づいて、第1装置は第1接続端子と第1配線とを、第2装置は第2接続端子と第2配線とを、それぞれ電気的に接続する。よって、固定の第3接続関係で接続されているにも拘わらず、第1接続端子と第2接続端子とがそれぞれどのような機能を有しているのかを特定することが困難となり、耐タンパー性を高めることができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第2の態様によれば、第2装置が端子配列変更を開始できる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第3の態様によれば、第1装置が端子配列変更を開始できる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第4の態様によれば、容易に請求項5記載の第1装置を実現することができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第5の態様によれば、第1接続パターン情報を格納した第1テーブルを更新することで、同一の第1ポインタ情報に基づいて第1接続パターン情報を特定することが困難となり、さらに耐タンパー性を高めることができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第6の態様によれば、容易に請求項7記載の第1装置を実現することができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第7の態様によれば、第1ポインタ情報をランダムに更新するので、第1ポインタ情報の予測が困難となり、さらに耐タンパー性を向上することができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第8の態様によれば、同一の第1接続パターン情報を用いて、第1接続部が第1接続端子と第1配線を第1接続関係で、第2接続部が第2接続端子と第2配線を第2接続関係でそれぞれ接続するため、容易に第1接続関係と第2接続関係を対応づけることができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第9の態様によれば、第1および第2接続パターン情報を第1および第2装置の各々で生成及び更新するため、第1および第2接続パターン情報の秘匿性が向上し、さらに耐タンパー性を向上することができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第10の態様によれば、第1ポインタ情報、第1接続パターン情報および第2ポインタ情報、第2接続パターン情報を第1装置および第2装置の各々で生成及び更新するため、第1、第2ポインタ情報および第1、第2接続パターン情報の秘匿性が向上し、さらに耐タンパー性を向上することができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第11の態様によれば、容易に請求項12記載の第2装置を実現することができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第12の態様によれば、第2接続パターン情報を格納した第2テーブルを更新することで、同一の第1または第2ポインタ情報に基づいて第2接続パターン情報を特定することが困難となり、さらに耐タンパー性を高めることができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第13の態様によれば、容易に請求項14記載の第2装置を実現することができる。
本発明にかかる装置間の接続方式の第14の態様によれば、第2ポインタ情報をランダムに更新するので、第2ポインタ情報の予測が困難となり、さらに耐タンパー性を向上することができる。
本発明にかかる接続装置の第1の態様によれば、請求項9記載の第2装置への第1接続パターン情報を与えることができるので、本接続装置を第1装置として、請求項9記載の接続方式の実現に寄与する。
本発明にかかる接続装置の第2の態様によれば、請求項9記載の第1装置からの第1接続パターン情報を受け取ることができるので、本接続装置を第2装置として、請求項9記載の接続方式の実現に寄与する。
本発明にかかる接続装置の第3の態様によれば、請求項10記載の第2装置へと第1ポインタ情報を与えることができるので、本接続装置を第1装置として、請求項10記載の接続方式の実現に寄与する。
本発明にかかる接続装置の第4の態様によれば、請求項10記載の第1装置からの第1ポインタ情報を受け取ることができるので、本接続装置を第2装置として、請求項10記載の接続方式の実現に寄与する。
本発明にかかる接続装置の第5の態様によれば、請求項11記載の第2装置が備える第2選択部と同期して動作するので、本接続装置を第1装置として、請求項11記載の接続方式の実現に寄与する。
以下に、図を参照して本発明にかかる実施の形態を説明する。なお、同一符号は同一または相当部分を示し、重畳する説明は省略する。
(実施の形態1)
本発明にかかる実施の形態1の装置間の接続方式を説明する。一例として、本実施の形態1にかかる装置間の接続方式を説明するために用いるシステムの概略構成図を図1に示す。図1に示すように、システムデバイス1とメモリデバイス2が電気的に接続されており、相互に通信可能となっている。
一般的にシステムデバイス1は、メモリデバイス2へのアクセスを指令するCPU(図示せず)等を備えており、メモリデバイス2は、データを記録するメモリ(図示せず)や当該メモリへのアクセスを実行するメモリコントローラ(図示せず)等を備えているが、本発明の本質とは離れるため詳述は避ける。
システムデバイス1は、接続端子101(第1接続端子に相当)と、ピンスクランブルバッファ102と、信号線103(第1配線に相当)と、ピンスクランブルコントローラ104と、パラメータ生成部105(第1接続パターン情報生成部)とを備えている。
なお、図1において、信号線103として信号線131〜134が示されているが、一例として、信号線131を入出力用、信号線132を出力用、信号線133、134を入力用としている。
ピンスクランブルバッファ102は、接続端子101の各々を信号線103の少なくとも一つと電気的に接続する。ピンスクランブルコントローラ104はピンスクランブルバッファ102を制御し、パラメータ生成部105が生成および更新したパラメータ(第1接続パターン情報に相当)に基づいた接続関係で、ピンスクランブルバッファ102に接続端子101と信号線103とを電気的に接続させる。すなわち、ピンスクランブルバッファ102とピンスクランブルコントローラ104とで構成される部分を、パラメータに基づいた可変の接続関係で、接続端子101の各々を信号線103の少なくとも一つと電気的に接続する第1接続部とみなすことができる。
一例として、ピンスクランブルバッファ102の内部構成を図2に示す。ピンスクランブルバッファ102はバッファ401〜404と、選択器411〜418とを備えている。バッファ401〜404はそれぞれスリーステート出力バッファと、入力バッファとから構成されている。選択器411〜418にはそれぞれピンスクランブルコントローラ104から個別に制御されるための信号(Select1a〜Select1h)が入力される。
入出力用の信号線131は、いずれかのスリーステート出力バッファの制御端子に接続される配線131aと、いずれかのスリーステート出力バッファの入力端子に接続される配線131bと、いずれかの入力バッファの出力端子に接続される配線131cとから構成されている。
選択器411は、バッファ401、402、403、404のいずれかを入出力用に指定する。より具体的には配線131aを上記4個のバッファの内のいずれか一つに設けられるスリーステート出力バッファの制御端子に接続する。かかる選択的な接続は、選択器411に入力する信号Select1aに基づいた選択器411における選択動作によって実現される。
選択器413は配線131cを、上記選択器411によって選択されたバッファが備える入力バッファの出力端子に接続する。かかる選択的な接続は、選択器413に入力する信号Select1cに基づいた選択器413における選択動作によって実現される。
図2では選択器411、413によってそれぞれ配線131a、131cが同じバッファ402に接続される場合が例示されている。
選択器413、415、417は、それぞれ配線131c、信号線133、134を相互に排他的に、バッファ401、402、403、404のいずれかの入力バッファの出力端子に接続する。かかる排他的な接続は、選択器413、415、417にそれぞれ入力する信号Select1c、Select1e、Select1gに基づいた選択器413、415、417における選択動作によって実現される。但し、上述のように、配線131cの接続先となるバッファは選択器411の選択動作によって決定されるので、選択器415、417は当該バッファ以外のバッファを選択することになる。図2では信号線133、134がそれぞれバッファ401、403に設けられた入力バッファの出力端子に接続される場合が例示されている。
選択器412、414、416、418は、いずれも配線131b、信号線132を相互に排他的に、バッファ401、402、403、404のいずれかのスリーステート出力バッファの入力端子に接続する。かかる排他的な接続は、選択器412、414、416、418にそれぞれ入力する信号Select1b、Select1d、Sect1f、Select1hに基づいた選択器412、414、416、418における選択動作によって実現される。但し配線131bは、選択器411、413によって選択されたバッファに接続される。よって図2の例で言えば、配線131bをバッファ402に接続するため、バッファ402に対応した選択器414が配線131bを選択して、これをバッファ402が備えるスリーステート出力バッファの入力端子に接続する。また図2では信号線132が選択器418によって選択され、選択器418に対応したバッファ404のスリーステート出力バッファの入力端子に接続される。
なお、接続元の配線が二本であり、接続先のバッファが四個あるため、選択器412、414、416、418の内、二個までは当該配線とバッファとの間の接続を行わなくてもよい。図2では選択器412、416は当該接続に寄与していない。
上述の接続により、131b、131cは入出力用の端子に、信号線132は出力用の端子に、信号線133、134は入力用の端子に、それぞれ接続されることになる。図2では接続端子101bが入出力用の端子として、接続端子101dが出力用の端子として機能し、接続端子101a、101cが入力用の端子として、それぞれ機能する場合が例示されている。
図1に戻って、パラメータ生成部105は、接続端子101と信号線103との接続パターンを表すパラメータ(接続パターン情報に相当)を生成および更新する。具体的には、パラメータ生成部105は、テーブル151とカウンタ回路152とを備えている。テーブル151は複数のパラメータを格納している。カウンタ回路152がテーブル151のパラメータを指定するポインタ信号(第1ポインタ情報に相当)を生成および更新し、パラメータ生成部105が当該ポインタ信号に基づいてテーブル151からパラメータを選択することで、パラメータを生成および更新する。カウンタ回路152はテーブル151のパラメータを指定するポインタ信号を生成および更新する第1選択部とみなすことができる。なお、カウンタ回路152は、ピンスクランブルコントローラ104から出力されるカウンタ信号を計数して、ポインタ信号として出力する。すなわち、カウンタ回路152はテーブル151に格納された複数のパラメータを順番に選択する。
ピンスクランブルコントローラ104は内部にレジスタ141を備えており、パラメータ生成部105で生成および更新したパラメータを受け取って、レジスタ141に格納し、当該パラメータに基づいてピンスクランブルバッファ102を制御する。また、ピンスクランブルコントローラ104はシステムデバイス1が備えるCPU(図示せず)に割り込み信号を送信してCPUの動作を中断させることができ、また、カウンタ回路152にカウンタ信号を出力することができる。
一方、メモリデバイス2は、接続端子201(第2接続端子に相当)と、ピンスクランブルバッファ202と、信号線203(第2配線に相当)と、ピンスクランブルコントローラ204とを備えている。また、信号線203として信号線231〜234が示されているが、信号線103と対応して、信号線231を入出力用、信号線232を入力用、信号線233、234を出力用としている。
ピンスクランブルバッファ202は、接続端子201の各々を信号線203の少なくとも一つと電気的に接続する。ピンスクランブルコントローラ204はピンスクランブルバッファ202を制御し、パラメータ生成部105が生成および更新したパラメータに基づいた接続関係で、ピンスクランブルバッファ202に接続端子201と信号線203とを電気的に接続させる。なお、ピンスクランブルバッファ202とピンスクランブルコントローラ204とで構成される部分を、パラメータに基づいた可変の接続関係で、接続端子201の各々を信号線203の少なくとも一つと電気的に接続する第2接続部とみなすことができる。
一例として、ピンスクランブルバッファ202の内部構成を図3に示す。ピンスクランブルバッファ202は、ピンスクランブルバッファ102と同様に、バッファ501〜504と、選択器511〜517とを備えている。バッファ501〜504はそれぞれスリーステート出力バッファと、入力バッファとから構成されている。選択器511〜517はそれぞれピンスクランブルコントローラ204から個別に制御されるための信号(Select2a〜Select2g)が入力される。
入出力用の信号線231は、いずれかのスリーステート出力バッファの制御端子に接続される配線231aと、いずれかのスリーステート出力バッファの入力端子に接続される配線231bと、いずれかの入力バッファの出力端子に接続される配線231cとから構成されている。
選択器511は、バッファ501、502、503、504のいずれかを入出力用に指定する。より具体的には配線231aを上記4個のバッファの内のいずれか一つに設けられるスリーステート出力バッファの制御端子に接続する。かかる選択的な接続は、選択器511に入力する信号Select2aに基づいた選択器511における選択動作によって実現される。
選択器513は配線231cを、上記選択器511によって選択されたバッファが備える入力バッファの出力端子に接続する。かかる選択的な接続は、選択器513に入力するSelect2c信号に基づいた選択器513における選択動作によって実現される。
図3では選択器511、513によってそれぞれ配線231a、231cを同じバッファ502に接続される場合が例示されている。
選択器513、515は、それぞれ配線231c、信号線232を相互に排他的に、バッファ501、502、503、504のいずれかの入力バッファの出力端子に接続する。かかる排他的な接続は、選択器513、515にそれぞれ入力するSelect2c、Select2e信号に基づいた選択器513、515における選択動作によって実現される。但し、上述のように、配線231cの接続先となるバッファは選択器511の選択動作によって決定されるので、選択器515は当該バッファ以外のバッファを選択することになる。図3では信号線232がバッファ504に設けられた入力バッファの出力端子に接続される場合が例示されている。
選択器512、514、516、517は、いずれも配線231b、信号線233、234を相互に排他的に、バッファ401、502、503、504のいずれかのスリーステート出力バッファの入力端子に接続する。かかる排他的な接続は、選択器512、514、516、517にそれぞれ入力する信号Select2b、Select2d、Sect2f、Select2gに基づいた選択器512、514、516、517における選択動作によって実現される。但し配線231bは、選択器511、513によって選択されたバッファに接続される。よって図3の例で言えば、配線231bをバッファ502に接続するため、バッファ502に対応した選択器514が配線231bを選択して、これをバッファ502が備えるスリーステート出力バッファの入力端子に接続する。また図3では信号線233は選択器512によって選択され、選択器512に対応したバッファ501が備えるスリーステート出力バッファの入力端子に接続される。同様に、信号線234は選択器516によって選択され、選択器516に対応したバッファ503が備えるスリーステート出力バッファの入力端子に接続される。
なお、接続元の配線が三本であり、接続先のバッファが四個あるため、選択器512、514、516、517の内、一個までは当該配線とバッファとの間の接続を行わなくてもよい。図3では選択器517は当該接続に寄与していない。
上述の接続により、配線231b、231cは入出力用の端子に、信号線232は入力用の端子に、信号線233、134は入力用の端子に、それぞれ接続されることになる。図3では接続端子201bが入出力用の端子として、接続端子201dが入力用の端子として機能し、接続端子201a、201cが出力用の端子として、それぞれ機能する場合が例示されている。
なお、接続端子201は固定の接続関係(例えば、接続端子101aと接続端子201aとが接続)で接続端子101と電気的に接続される。したがって、図2および図3において太線で示す接続関係によると、信号線131および231、信号線132および232、信号線133および233、信号線134および234がそれぞれ接続端子101および201を介して接続される。本実施の形態1では、信号線103と信号線203との接続関係を上記接続関係で固定しているものとする。
ピンスクランブルコントローラ204は内部にレジスタ241を備えており、パラメータ生成部105で生成および更新されたパラメータを後述する方法で受け取って、レジスタ241に格納し、当該パラメータに基づいてピンスクランブルバッファ202を制御する。このとき、前段落で述べたように、信号線103と信号線203との接続関係を固定するために、ピンスクランブルバッファ202は、信号線103と接続端子101との接続関係に対応して、信号線203と接続端子101との接続関係を制御する。また、ピンスクランブルバッファ202はメモリデバイス2が備えるメモリコントローラ(図示せず)にアクセスイネーブル信号を出力して、メモリデバイス2が備えるメモリ(図示せず)へのアクセスを許可/禁止することができる。
続いて、本システムにおいて端子配列を変更する動作を図4に示す。なお、端子配列の変更とは、接続端子101と信号線103との接続パターンおよび接続端子201と信号線203との接続パターンをそれぞれ対応させて変更することを意味する。まず、ステップS1にて、パワーオンリセットにより端子配列が初期化される。具体的には、ピンスクランブルコントローラ104および204は内部に備えるレジスタ141および241をそれぞれ初期化する。当該初期化によって、レジスタ141および241が格納するパラメータはいずれも一義的な値(初期パラメータ)に決定する。ピンスクランブルコントローラ104および204はレジスタ141および241に格納された初期パラメータに基づいて、それぞれピンスクランブルバッファ102および202を制御して端子配列を初期化する。なお、初期の接続パターンを図2および図3において太線で示す接続パターンとする。
ステップS2にて、例えば、信号線231〜233と接続されたピンスクランブルコントローラ204がメモリデバイス2に設けられたメモリへのデータアクセス量を検知し、当該データアクセス量が所定の値を超えているかどうかを判断する。データアクセス量が所定の値を超えていないときは、再びステップS2を実行する。
データアクセス量が所定の値を超えているときは、ステップS3にて、ピンスクランブルコントローラ204は、信号線234、接続端子201c、接続端子101c、信号線134をこの順で介して、システムデバイス1に端子配列要求を発行するとともに、アクセスイネーブル信号を低電位(L)にしてメモリコントローラ(図示せず)に入力することで、メモリデバイス2が備えるメモリ(図示せず)へのアクセスを禁止する。一方、端子配列要求を受け取ったピンスクランブルコントローラ104は、システムデバイス1が備えるCPU(図示せず)に割り込み信号を出力してCPUの動作を中断させる。したがって、端子配列変更の動作中にメモリデバイス2へのアクセスが生じ、当該アクセスに起因して生じる誤動作を防ぐことができる。
信号線134から端子配列要求を入力したピンスクランブルコントローラ104は、ステップS4にて、カウンタ回路152にカウンタ信号を出力する。カウンタ回路152は今までに入力されたカウンタ信号を計数して、その数をポインタ信号として出力する。すなわち、ポインタ信号は、ステップS5を実行するたび(端子配列変更動作の実行毎)に1だけ加算される。
ステップS5にて、パラメータ生成部105は、当該ポインタ信号に基づいてテーブル151内のパラメータを選択する。ポインタ信号が更新されるたび、パラメータはテーブル151から順次に選択される。そして、パラメータ生成部105は生成したパラメータをピンスクランブルコントローラ104へ出力する。
ステップS6にて、パラメータを受け取ったピンスクランブルコントローラ104は、例えば、信号線131、接続端子101b、接続端子201b、信号線231をこの順で介して、当該パラメータをピンスクランブルコントローラ204に送信するとともに、内部のレジスタ141に当該パラメータを格納する。一方、パラメータを受信したピンスクランブルコントローラ204も同様に内部のレジスタ241に当該パラメータを格納する。
ステップS7にて、ピンスクランブルコントローラ104および204は一旦は信号Select1、Select2によって接続端子101および201をそれぞれ開放(バッファ401〜404および501〜504の制御端子をHにする)し、その後、レジスタ141および241にそれぞれ格納されたパラメータに基づいて、ピンスクランブルバッファ102および202をそれぞれ制御して、端子配列を変更する。
端子配列を変更した後で、ピンスクランブルコントローラ104は例えば割り込み処理終了をシステムデバイス1が備えるCPUに伝え、CPUの中断を解除する。一方、ピンスクランブルコントローラ204は、例えばアクセスイネーブル信号を高電位(H)にして、メモリデバイス2が備えるメモリへのアクセスを許可する。
そして、再び、ステップS2を実行し、端子配列を変更した時点からのデータアクセス量が再び所定の値を超えた場合に、再び端子配列を変更する。このようにメモリデバイス2へのデータアクセス量が所定の値を超える度に端子配列を変更するため、第三者が接続端子101または201の機能(入力/出力/入出力の別)を特定することが困難となり、システムデバイス1およびメモリデバイス2の耐タンパー性を向上することができる。
なお、本実施の形態1では、ピンスクランブルコントローラ204がデータアクセス量を検知してシステムデバイス1に端子配列変更要求を発行しているが、信号線131〜133と接続されたピンスクランブルコントローラ104がデータアクセス量を検知して、メモリデバイス2に端子配列変更要求を発行しても構わない。
また、端子配置変更の条件としてデータアクセス量を判断基準にしているが、これに限らず、例えば、システムデバイス1からメモリデバイス2へ送信するコマンドの内容の変更を判断基準としてもよく、コマンドのアドレス領域の変更を判断基準としても良い。
なお、本実施の形態1では、パラメータ生成部105にて生成したパラメータをピンスクランブルコントローラ204に送信しているが、このとき、システムデバイス1側において当該パラメータに暗号処理を施した上で送信し、メモリデバイス2側で復号処理を施してもよい。この場合、さらに耐タンパー性を向上することができる。
なお、パラメータ生成部105が備えるテーブル151は固定でもよく、変更可能なテーブルでも良い。経時的にテーブル151を更新する態様であれば、さらに耐タンパー性を向上することができる。また、カウンタ回路152の替わりにスクランブル回路を設けても良い。テーブル151のパラメータを指定するポインタ信号をランダムに生成することができるので、さらに耐タンパー性を向上することができる。なお、スクランブル回路は例えばPN(疑似雑音:Pseudo Noise)を生成するためのスクランブル回路を用いることができる。この場合は最初の端子配列変更動作で、初期値のみをスクランブル回路に入力し、以降はクロック信号を入力すればよい。
なお、パラメータ生成部105はシステムデバイス1に備えられているが、これに限らずシステムデバイス1に代わってメモリデバイス2が備えていても良い。この場合、メモリデバイス2側で生成したパラメータをシステムデバイス1側に送信する。
(実施の形態2)
本発明にかかる実施の形態2の装置間の接続方式について説明する。一例として、本実施の形態2にかかる装置間の接続方式を説明するために用いるシステムの概略構成図を図5に示す。なお、本システムと実施の形態1で述べたシステムとの構成上の相違点は、メモリデバイス2がテーブル151と同一のテーブル251を備えている点である。
続いて、本システムにおいて端子配列を変更する動作を図6に示す。なお、実施の形態1との動作上の相違点を説明することで、本実施の形態2における端子配列変更の動作を説明する。
ステップS1〜S4を経て、ステップS51にて、パラメータ生成部105は、ポインタ信号に基づいてテーブル151内のパラメータを選択する。ポインタ信号が更新されるたびに、パラメータはテーブル151から順次に選択される。そして、パラメータ生成部105は生成したポインタ信号およびパラメータをピンスクランブルコントローラ104へ出力する。
ステップS61にて、ポインタ信号およびパラメータを受け取ったピンスクランブルコントローラ104は、例えば、信号線131、接続端子101b、接続端子201b、信号線231を介して、当該ポインタ信号をピンスクランブルコントローラ204に送信するとともに、内部のレジスタ141に当該パラメータを格納する。一方、ポインタ信号を受け取ったピンスクランブルコントローラ204は当該ポインタ信号に基づいてテーブル251からパラメータを選択し、当該パラメータをレジスタ241に格納する。この時点で、ピンスクランブルコントローラ104および204が内部に備えるレジスタ141および241にはそれぞれ同一のパラメータが格納される。
ステップS7にて、ピンスクランブルコントローラ104および204はそれぞれ接続端子101および201を開放した後、それぞれレジスタ141および241に格納されたパラメータに基づいてピンスクランブルバッファ102および202をそれぞれ制御することで端子配列を変更する。
したがって、接続パターンを表すパラメータそのものをシステムデバイス1およびメモリデバイス2間で送受信する必要がないため、パラメータの秘匿性を向上でき、システムデバイス1およびメモリデバイス2の耐タンパー性をさらに向上することができる。
なお、テーブル251はテーブル151と同一であるとしたが、これに限らない。例えばテーブル251の内容がテーブル151と異なっていても、テーブル151とテーブル251の関連性を考慮したうえで、ピンスクランブルコントローラ104および204がそれぞれピンスクランブルバッファ102および202を制御すればよい。なお、実施の形態1で示したような、本システムを展開した態様は全て実施の形態2にも適用できることは言うまでも無い。
(実施の形態3)
本発明にかかる実施の形態3の装置間の接続方式について説明する。一例として、本実施の形態3にかかる装置間の接続方式を説明するために用いるシステムの概略構成図を図7に示す。本システムと実施の形態1で述べたシステムと構成上の相違点は、メモリデバイス2がパラメータ生成部205を備えている点である。
パラメータ生成部205は、テーブル251と、カウンタ回路252とを備えている。テーブル251およびカウンタ回路252はテーブル151およびカウンタ回路152とそれぞれ同一である。ただし、カウンタ回路152はピンスクランブルコントローラ104からのカウンタ信号を計数するのに対して、カウンタ回路252はピンスクランブルコントローラ204からのカウンタ信号を計数する。
続いて、本システムにおいて端子配列を変更する動作を図8に示す。なお、実施の形態1との動作上の相違点を説明することで、本実施の形態3における端子配列変更の動作を説明する。
ステップS22にて、ピンスクランブルコントローラ104および204はそれぞれメモリデバイス2が備えるメモリへのデータアクセス量を検知しており、当該データアクセス量が所定の値を超えているかどうかを判断する。データアクセス量が所定の値を超えていなければ、再びステップS22を実行する。
データアクセス量が所定の値を超えているときは、ステップS32にて、ピンスクランブルコントローラ104は、システムデバイス1が備えるCPU(図示せず)に割り込み信号を出力してCPUの動作を中断させる。一方、ピンスクランブルコントローラ204は、アクセスイネーブル信号を低電位(L)にしてメモリコントローラ(図示せず)に入力することで、メモリデバイス2が備えるメモリ(図示せず)へのアクセスを禁止する。したがって、端子配列変更の動作中にメモリデバイス2へのアクセスが生じ、当該アクセスに起因して生じる誤動作を防ぐことができる。
ステップS42にて、ピンスクランブルコントローラ104および204はそれぞれカウンタ回路152および252にカウンタ信号を出力する。カウンタ回路152および252は同期してそれぞれ受け取ったカウンタ信号を計数してそれぞれポインタ信号として出力する。すなわち、カウンタ回路152および252がそれぞれ出力するポインタ信号は、ステップS42が実行されるたび(端子配列変更動作の実行毎)に1だけ加算され、互いに同一のポインタ信号を出力する。
ステップS52にて、パラメータ生成部105および205はそれぞれ生成したポインタ信号に基づいて、テーブル151および251からそれぞれパラメータを選択する。同一ポインタ信号に基づいて、同一のテーブル151および251からそれぞれ選択しているので、パラメータ生成部105および205がそれぞれ生成したパラメータも同一である。なお、ポインタ信号が更新されるたびに、パラメータはそれぞれテーブル151および251からそれぞれ順次に選択される。そして、パラメータ生成部105および205はそれぞれ生成したパラメータをピンスクランブルコントローラ104および204に出力する。
ステップS62にて、それぞれパラメータを受け取ったピンスクランブルコントローラ104および204はレジスタ141および241に当該パラメータをそれぞれ格納する。
ステップS7にて、ピンスクランブルコントローラ104および204は一旦は信号Select1、Select2によって接続端子101および201をそれぞれ開放(バッファ401〜404および501〜504の制御端子をHにする)し、その後、レジスタ141および241にそれぞれ格納されたパラメータに基づいて、ピンスクランブルバッファ102および202をそれぞれ制御して、端子配列を変更する。
したがって、ポインタ信号およびパラメータをシステムデバイス1およびメモリデバイス2間で送受信する必要がないため、ポインタ信号およびパラメータの秘匿性を向上でき、システムデバイス1およびメモリデバイス2の耐タンパー性をさらに向上することができる。
なお、カウンタ回路152、252の替わりに同一のスクランブル回路をそれぞれパラメータ生成部105および205に設けてもよい。例えばPNを生成すためのスクランブル回路であれば、各スクランブル回路に同一の初期値を入力し、以降は同一のクロック信号を入力して、各スクランブル回路を同期して動作させればよい。
なお、実施の形態2同様に、テーブル151および251はそれぞれ同一であるとして説明したが、これに限らない。また、カウンタ回路152、252はそれぞれ同一であると説明したがこれに限らず、異なるポインタ信号を出力しても良い。その場合も、ポインタ信号とテーブルの関連性を考慮したうえで、ピンスクランブルコントローラ104および204がそれぞれピンスクランブルバッファ102および202を制御すればよい。
また、ピンスクランブルコントローラ104および204がメモリデバイス2に設けられたメモリへのデータアクセス量を検知しているため、端子配列変更要求を発行していないが、いずれか一方のピンスクランブルコントローラが当該データアクセス量を検知して、他方に端子配列要求を発行する態様でもかまわない。
その他、実施の形態1と同様に、本システムを展開した態様は実施の形態3にも適用できることは言うまでも無い。
実施の形態1にかかるシステムの概略構成図である。 ピンスクランブルバッファ102の内部構成図である。 ピンスクランブルバッファ202の内部構成図である。 実施の形態1にかかる端子配列動作を示すフローチャートである。 実施の形態2にかかるシステムの概略構成図である。 実施の形態2にかかる端子配列動作を示すフローチャートである。 実施の形態3にかかるシステムの概略構成図である。 実施の形態2にかかる端子配列動作を示すフローチャートである。
符号の説明
101、201 接続端子
102、202 ピンスクランブルバッファ
103、203 信号線
104、204 ピンスクランブルコントローラ
105、205 パラメータ生成部
151、251 テーブル
152、252 カウンタ回路

Claims (21)

  1. 第1装置と第2装置とを電気的に接続する方式であって、
    前記第1装置は、
    第1配線の複数と、
    第1接続端子の複数と、
    第1接続パターン情報に基づいた可変の第1接続関係で、前記第1接続端子の各々を前記第1配線の少なくとも一つと電気的に接続する第1接続部と、
    前記第1接続パターン情報を生成及び更新する第1接続パターン情報生成部と
    を備え、
    前記第2装置は、
    第2配線の複数と、
    第2接続端子の複数と、
    第2接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続する第2接続部と
    を備え、
    前記第1接続関係および前記第2接続関係は互いに対応して前記可変であり、前記第1接続端子と前記第2接続端子とは、固定された第3接続関係で電気的に接続されることを特徴とする装置間の接続方式。
  2. 前記第1接続パターン情報生成部は前記第2装置から発行される端子配列変更要求に応答して、前記第1接続パターン情報を更新することを特徴とする請求項1記載の装置間の接続方式。
  3. 前記第1接続パターン情報生成部は第1装置が発行する端子配列要求に応答して、前記第1接続パターン情報を更新することを特徴とする請求項1記載の装置間の接続方式。
  4. 前記第1接続パターン情報生成部は、
    複数の前記第1接続パターン情報を格納する第1テーブルと、
    前記第1テーブルの前記第1接続パターンを指定する第1ポインタ情報を生成及び更新する第1選択部と
    を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の装置間の接続方式。
  5. 前記第1テーブルは固定されていることを特徴とする請求項4記載の装置間の接続方式。
  6. 前記第1テーブルは更新されることを特徴とする請求項4記載の装置間の接続方式。
  7. 前記第1選択部は前記第1テーブルに格納された前記複数の前記第1接続パターン情報を順番に指定するように前記第1ポインタ情報を更新することを特徴とする請求項4記載の装置間の接続方式。
  8. 前記第1選択部は前記第1ポインタ情報をランダムに更新することを特徴とする請求項4記載の装置間の接続方式。
  9. 前記第2接続パターン情報は前記第1装置から受け取った前記第1接続パターン情報であることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載の装置間の接続方式。
  10. 前記第2装置は、
    複数の前記第2接続パターン情報を格納する第2テーブル
    をさらに備え、
    前記第2接続部は前記第1ポインタ情報に基づいて前記第2テーブルに格納された前記第2接続パターン情報を選択し、前記第2テーブルから選択した前記第2接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続することを特徴とする請求項4乃至8記載のいずれかに記載の装置間の接続方式。
  11. 前記第2装置は、
    前記第2接続パターン情報を生成及び更新する第2接続パターン情報生成部
    をさらに備え、
    前記第2接続パターン情報生成部は、
    複数の前記第2接続パターン情報を格納する第2テーブルと、
    前記第1選択部と同期して、前記第2テーブルの前記第2接続パターン情報を指定する第2ポインタ情報を生成及び更新する第2選択部と
    を備え、
    前記第2接続部は前記第2パターン情報生成部が選択した前記第2接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続することを特徴とする請求項4乃至8のいずれかに記載の装置間の接続方式。
  12. 前記第2テーブルは固定されていることを特徴とする請求項10または11記載の装置間の接続方式。
  13. 前記第2テーブルは更新されることを特徴とする請求項10または11記載の装置間の接続方式。
  14. 前記第2選択部は前記第2テーブルに格納された前記複数の前記第2接続パターン情報を順番に指定するように前記第2ポインタ情報を更新することを特徴とする請求項11記載の装置間の接続方式。
  15. 前記第2選択部は前記第2ポインタ情報をランダムに更新することを特徴とする請求項11記載の装置間の接続方式。
  16. 第1配線の複数と、
    第1接続端子の複数と、
    第1接続パターン情報に基づいた可変の第1接続関係で、前記第1接続端子の各々を前記第1配線の少なくとも一つと電気的に接続する第1接続部と、
    前記第1接続パターン情報を生成及び更新する第1接続パターン情報生成部と
    を備え、
    前記第1接続パターン情報が外部に出力されることを特徴とする接続装置。
  17. 第2配線の複数と、
    第2接続端子の複数と、
    外部から受け取った第1接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続する第2接続部と
    を備えることを特徴とする接続装置。
  18. 第1配線の複数と、
    第1接続端子の複数と、
    第1接続パターン情報に基づいた可変の第1接続関係で、前記第1接続端子の各々を前記第1配線の少なくとも一つと電気的に接続する第1接続部と、
    前記第1接続パターン情報を生成及び更新する第1接続パターン情報生成部と
    を備え、
    前記接続パターン生成部は、
    複数の前記第1接続パターン情報を格納する第1テーブルと、
    前記第1テーブルの前記第1接続パターンを指定する第1ポインタ情報を生成及び更新し、前記第1ポインタ情報に基づいて前記第1接続パターン情報を選択する第1選択部と
    を備え、
    前記第1ポインタ情報が外部に出力されることを特徴とする接続装置。
  19. 第2配線の複数と、
    第2接続端子の複数と、
    第2接続パターン情報に基づいた可変の第2接続関係で、前記第2接続端子の各々を前記第2配線の少なくとも一つと電気的に接続する第2接続部と、
    複数の前記第2接続パターン情報を格納する第2テーブルと
    を備え、
    前記第2接続部は外部から受け取った第1ポインタ情報に基づいて前記第2接続パターン情報を選択することを特徴とする接続装置。
  20. 第1配線の複数と、
    第1接続端子の複数と、
    第1接続パターン情報に基づいた可変の第1接続関係で、前記第1接続端子の各々を前記第1配線の少なくとも一つと電気的に接続する第1接続部と、
    前記第1接続パターン情報を生成及び更新する第1接続パターン情報生成部と
    を備えることを特徴とする接続装置。
  21. 前記第1接続パターン情報生成部は外部と同期して前記第1接続パターン情報を生成及び更新することを特徴とする請求項20記載の接続装置。
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