JP2002132279A - 音声データ処理装置 - Google Patents

音声データ処理装置

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JP2002132279A
JP2002132279A JP2000331199A JP2000331199A JP2002132279A JP 2002132279 A JP2002132279 A JP 2002132279A JP 2000331199 A JP2000331199 A JP 2000331199A JP 2000331199 A JP2000331199 A JP 2000331199A JP 2002132279 A JP2002132279 A JP 2002132279A
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JP
Japan
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audio data
data
unit
encryption
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JP2000331199A
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English (en)
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Toshiki Onishi
俊樹 大西
Hiroshi Kashiwa
浩 柏
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外付けCPUを用いることなく半導体集積回
路からDAコンバータへ暗号化した音声データを出力可
能とすることで、システムの簡素化、小型化を実現する
ことを可能とした、音声データ処理装置を提供する。 【解決手段】 暗号化手段10と、データ出力部3と、
同期信号出力部2とを備えた半導体集積回路1と、デー
タ入力部25と、平文化手段30と、同期信号検出部2
1とを備えたDAコンバータ20と、より構成され、D
Aコンバータ20はバス1aと、ビットクロック信号線
1bと、L/Rクロック信号線1cとにより半導体集積
回路1に外付けされている、音声データ処理装置Aとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路
と、これに外付けされたDAコンバータとを備えた音声
データ処理装置において、半導体集積回路からDAコン
バータに出力する音声データの機密保護を堅固なものと
した音声データ処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年MD(ミニディスク)やDVD−R
AM(デジタルビデオディスク−ランダムアクセスメモ
リ)等の、様々な書込可能な大容量のディスク蓄積メデ
ィアが登場している。これらのディスク蓄積メディアは
デジタル化信号を記録出来るが、デジタル化信号はコピ
ーが容易であり、特に昨今、音楽などのデジタル化音声
データに対する不正コピーが横行しており問題となって
いる。そのためデジタル化信号を不正にコピーすること
を防ぐデータ処理装置やデータ処理方法、記録フォーマ
ット等が提案されている。
【0003】ところで、デジタル化音声データを処理す
る音声データ処理装置には音声データの復号処理を行う
半導体集積回路と、音声出力を行うDAコンバータと、
が備えられており、またDAコンバータは半導体集積回
路に外付けされているものがあるが、このような音声デ
ータ処理装置では半導体集積回路からDAコンバータに
音声データを出力する際に、第三者が出力中の音声デー
タを不正に読み取ることが可能である。そのため著作権
保護が必要な場合には半導体集積回路で、DAコンバー
タに出力する音声データを暗号化するように構成されて
いる。
【0004】そしてこの音声データを半導体集積回路で
暗号化する為に、またDAコンバータで暗号化された音
声データを処理する為に、従来の音声データ処理装置に
はCPUが外付けされている。この外付けCPUは、例
えば、半導体集積回路で生成された暗号化鍵をDAコン
バータに出力する為の装置として用いられたり、音声デ
ータの暗号化実行を確認する為の処理を行う装置として
用いられている。
【0005】このようにして従来の音声データ処理装置
では半導体集積回路からDAコンバータに出力する音声
データに対して暗号化処理を施しているので、音声デー
タを半導体集積回路からDAコンバータへ出力する際
に、第三者がこれを不正に読み取ることを防止できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
な従来の音声データ処理装置では、半導体集積回路から
DAコンバータに出力する音声データの暗号化を実行す
るための暗号化鍵を半導体集積回路やDAコンバータに
出力する作業や、暗号化実行の確認の処理等を、音声デ
ータ処理装置に外付けされたCPUが行っているため、
外付けCPUの負荷が増大する要因となり、またCPU
と半導体集積回路やDAコンバータとの間にデータ出力
や暗号化実行の確認の処理を行うための信号線が別途必
要であり、それらがシステムの簡素化、小型化に対する
障害になる、という問題があった。
【0007】そこで本発明はこのような問題点に鑑みて
為されたものであり、その目的は、外付けCPUを用い
ることなく半導体集積回路からDAコンバータへ暗号化
した音声データを出力可能とすることで、システムの簡
素化、小型化を実現することを可能とした、音声データ
処理装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、本発明の請求項1に記載の音声データ処理装置で
は、半導体集積回路と、L/Rクロック信号線とデータ
バスとビットクロック線とを介して前記半導体集積回路
に外付けされたDAコンバータと、を備えた音声データ
処理装置であって、前記半導体集積回路は、入力した音
声データに対して復号処理を行い、該復号処理済音声デ
ータを保持するデータ保持手段と、前記復号処理済音声
データを暗号化する暗号化手段と、前記暗号化音声デー
タを前記DAコンバータに出力するデータ出力手段と、
前記暗号化音声データを前記DAコンバータに出力する
為の同期信号を、前記L/Rクロック信号線を通じて前
記DAコンバータに出力する同期信号出力手段と、を備
え、前記DAコンバータは、前記データ出力手段から前
記暗号化音声データを入力するデータ入力手段と、前記
データ入力手段に入力された前記暗号化音声データを平
文化する平文化手段と、前記平文化音声データを出力す
るDA変換手段と、前記同期信号出力手段から入力した
同期信号を検出し、検出した前記同期信号に基づいて前
記暗号化音声データの入力を受けるか否かを判断する同
期信号検出手段と、を備えたこと、を特徴とする。
【0009】本発明の請求項2に記載の音声データ処理
装置では、請求項1に記載の音声データ処理装置におい
て、前記暗号化手段は、前記復号処理済音声データを暗
号化する暗号化装置と、前記復号処理済音声データを暗
号化するための暗号化鍵を生成する第1暗号化鍵生成装
置と、前記第1暗号化鍵生成装置で暗号化鍵を生成する
為のパターンデータを生成、出力する乱数発生装置と、
前記第1暗号化鍵生成装置で生成された暗号化鍵を保持
する第1暗号化鍵保持装置と、前記暗号化装置で復号処
理済音声データを暗号化する作業を制御する暗号化実行
制御装置と、を備え、前記平文化手段は、前記データ出
力手段から入力した暗号化音声データを平文化する平文
化装置と、前記乱数発生装置で生じたパターンデータを
入力して暗号化鍵を生成する第2暗号化鍵生成装置と、
前記第2暗号化鍵生成装置で生成された暗号化鍵を保持
する第2暗号化鍵保持装置と、前記平文化装置で前記暗
号化音声データを平文化する作業を制御する平文化実行
制御装置と、を備えたこと、を特徴とする。
【0010】本発明の請求項3に記載の音声データ処理
装置では、請求項2に記載の音声データ処理装置におい
て、前記同期信号出力手段が前記L/Rクロック信号線
を用いて、前記パターンデータを前記DAコンバータに
出力すること、を特徴とする。
【0011】本発明の請求項4に記載の音声データ処理
装置では、請求項1に記載の音声データ処理装置におい
て、前記暗号化手段は、前記復号処理済音声データを暗
号化する暗号化装置と、前記復号処理済音声データを暗
号化するための暗号化鍵を順次生成すると共に、前記順
次生成される暗号化鍵の中からどの暗号化鍵を用いるの
かを選択する事に関する情報である暗号化鍵選択制御情
報を生成する第1暗号化鍵生成装置と、前記第1暗号化
鍵生成手段で暗号化鍵を生成する為のパターンデータを
生成、出力する乱数発生装置と、前記第1暗号化鍵生成
装置で生成された暗号化鍵を保持する第1暗号化鍵保持
装置と、前記暗号化装置で復号処理済音声データを暗号
化する作業を制御する暗号化実行制御装置と、前記第1
暗号化鍵生成装置で生成された暗号化鍵選択制御情報を
保持する第1選択制御情報保持装置と、前記L/Rクロ
ック信号線におけるL/Rクロック信号の極性変化回数
を計測し、その結果を保持する第1変化回数保持装置
と、前記第1選択制御情報保持装置が保持する情報と、
前記第1変化回数保持装置が保持する情報と、により前
記復号処理済音声データの暗号化に用いる暗号化鍵を自
動選択する第1暗号化鍵選択装置と、を備え、前記平文
化手段は、前記データ出力装置から入力した暗号化音声
データを平文化する平文化装置と、前記乱数発生装置で
生じたパターンデータを入力して暗号化鍵を生成する第
2暗号化鍵生成装置と、前記第2暗号化鍵生成装置で生
成された暗号化鍵を保持する第2暗号化鍵保持装置と、
前記平文化装置で暗号化音声データを平文化する作業を
制御する平文化実行制御装置と、前記第1選択制御情報
保持装置から出力された前記暗号化鍵選択制御情報を保
持する第2選択制御情報保持装置と、前記暗号化音声デ
ータを前記半導体集積回路から前記DAコンバータへ出
力している時に、前記L/Rクロック信号線におけるL
/Rクロック信号の極性変化回数を計測し、その結果を
保持する第2変化回数保持装置と、前記第2選択制御情
報保持装置が保持する情報と、前記第2変化回数記憶装
置が保持する情報と、により、前記暗号化音声データを
平文化する時に用いる暗号化鍵を自動選択する第2暗号
化鍵選択装置と、を備えたこと、を特徴とする。
【0012】本発明の請求項5に記載の音声データ処理
装置では、請求項4に記載の音声データ処理装置におい
て、前記データ出力手段が前記データバスを用いて、前
記パターンデータと前記暗号化鍵選択制御情報とを前記
DAコンバータに出力すること、を特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。尚、ここで示す実施の
形態はあくまでも一例であって、必すしもこの実施の形
態に限定されるものではない。
【0014】(実施の形態1)まず、本発明に係る音声
データ処理装置Aを第1の実施の形態として、図面を参
照しつつ説明する。図1は本実施の形態に係る音声デー
タ処理装置Aの構造を示したブロック図である。ちなみ
に、この音声データ処理装置Aは、例えばDVD等の記
憶メディアに格納された音声圧縮データの再生を行う為
に用いられる。
【0015】まず音声データ処理装置Aの構造について
説明する。音声データ処理装置Aは、半導体集積回路
(以下、単に「LSI」とする。)1と、DAコンバー
タ(以下、単に「DAC」とする。)20とを備えてお
り、DAC20は、データバス1aと、ビットクロック
信号線1bと、L/Rクロック信号線1cとによってL
SI1に外付けされている。尚、ビットクロック信号線
1bを介してLSI1はDAC20にビットクロックを
出力するが、このビットクロックについての説明は、こ
こでは省略する。
【0016】LSI1は、LSI1に入力される音声デ
ータの復号処理を行い、その復号処理済音声データを保
持するデータ保持手段7と、復号処理済音声データを暗
号化する暗号化手段10と、暗号化音声データをDAC
20に出力するデータ出力手段であるデータ出力部3
と、暗号化音声データをDAC20に出力する為の同期
信号をL/Rクロック信号線1cを通じてDAC20に
出力する同期信号出力手段である同期信号出力部2と、
を備えている。尚、この所定の同期信号は同期信号出力
部2の内部に設けられている同期信号発生部6により生
じるが、これについては後述する。データ保持手段7
は、入力された音声データの復号処理を行う復号処理部
5と、復号処理を終えた音声データを保持するデータ保
持部4と、を備えている。
【0017】暗号化手段10は、復号処理済音声データ
を暗号化する暗号化装置である暗号化部11と、復号処
理済音声データを暗号化するための暗号化鍵を生成する
第1暗号化鍵生成装置である第1暗号化鍵生成部14
と、第1暗号化鍵生成部14で暗号化鍵を生成する為の
パターンデータを生成、出力する乱数発生装置である乱
数発生器15と、第1暗号化鍵生成部14で生成された
暗号化鍵を保持する第1暗号化鍵保持装置である第1暗
号化鍵保持部13と、暗号化部11で復号処理済音声デ
ータを暗号化する作業を制御する暗号化実行制御装置で
ある暗号化実行制御部12と、を備えている。
【0018】ここで先述の同期信号出力部2について述
べる。同期信号発生部6は同期信号を生成する。そして
同期信号出力部2は、同期信号発生部6で生成した同期
信号と、LSI1からDAC20に音声データを出力す
るのに用いるL/Rクロック信号と、を適宜切り替えて
DAC20に出力するが、その際に同期信号出力部2
は、上述の乱数発生器15で生じたパターンデータを、
同期信号発生部6で生成した同期信号と共にL/Rクロ
ック信号線1cを通じてDAC20に出力する。
【0019】DAC20は、LSI1のデータ出力部3
から暗号化音声データを入力するデータ入力手段である
データ入力部25と、データ入力部25に入力された暗
号化音声データを平文化する平文化手段30と、平文化
音声データをDA変換して出力するDA変換手段である
DA変換部26と、同期信号出力部2から入力した同期
信号を検出し、検出した同期信号に基づいて暗号化音声
データの入力を受けるか否かを判断する同期信号検出手
段である同期信号検出部21と、を備えている。
【0020】同期信号検出部21は、L/Rクロック信
号線1cを用いてLSI1からの信号を入力する同期信
号入力部22と、予め所定の同期信号に関する情報を保
持させている同期信号保持部23と、同期信号入力部2
2に保持されたデータと同期信号保持部23に保持され
たデータとを比較し、その内容の一致又は不一致を判定
する比較器24と、が備えられている。尚、この所定の
同期信号とは、LSI1から出力される暗号化音声デー
タを受け入れるか否かに用いられるものであり、後述す
るように、この所定の同期信号と同一の同期信号の入力
を確認すればLSI1からの出力を受け入れる、という
ように用いられる。
【0021】平文化手段30は、DAC20に入力した
暗号化音声データを平文化する平文化装置である平文化
部31と、LSI1の乱数発生器15で生じたパターン
データを入力して暗号化鍵を生成する第2暗号化鍵生成
装置である第2暗号化鍵生成部33と、第2暗号化鍵生
成部33で生成された暗号化鍵を保持する第2暗号化鍵
保持装置である第2暗号化鍵保持部32と、平文化部3
1で暗号化音声データを平文化する作業を制御する平文
化実行制御装置である平文化実行制御部34と、を備え
ている。
【0022】以上のように構成される音声データ処理装
置Aにおいて、LSI1からDAC20へ音声データを
出力する時の動作について説明する。LSI1からDA
C20に対してビットクロック信号線1bを介して出力
されるビットクロックに同期して、LSI1からDAC
20に対してデータバス1aを介して音声データが出力
される。即ち、DAC20はビットクロックを用いてL
SI1からデータバス1aを介して音声データを取り込
む。ちなみに音楽データが2チャンネル構成である場
合、L/Rクロック信号線1cが高電位の時はLSI1
から出力された音楽データは1チャンネルのデータであ
り、低電位の時は2チャンネルのデータである。
【0023】LSI1に入力される音声データは、まず
最初に復号処理部5でデスクランブル処理や圧縮データ
の伸長処理等の復号処理が行われ、デジタル音声データ
が生成される。復号処理された音声データはデータ保持
部4に保持される。
【0024】一方、第1暗号化鍵生成部14では乱数発
生器15で生成されたパターンデータを基にして暗号化
鍵がつくられるが、この生成された暗号化鍵は第1暗号
化鍵保持部13に保持される。そして暗号化実行制御部
12の制御に従って、第1暗号化鍵保持部13の保持す
る暗号化鍵を用い、データ保持部4に保持されている復
号処理済音声データを暗号化する。このように暗号化さ
れた音声データは、データ出力部3に出力され、ここか
らデータバス1aを介してDAC20に出力される。
【0025】LSI1からDAC20に暗号化音声デー
タを出力する時は、図3に示すとおり、最初に同期信号
発生部6で生成する同期信号を、同期信号出力部2から
L/Rクロック信号線1cを介してDAC20に出力
し、同期信号を出力した直後に、同様に同期信号首都力
部2からパターンデータをDAC20に出力する。尚、
この同期信号とパターンデータは、通常の音声データ再
生時に用いられるL/Rクロックの周期とは異なり、か
つビットクロックに同期した信号である。
【0026】そして、同期信号がDAC20の同期信号
検出部21内の同期信号入力部22に入力されると、比
較器24は同期信号入力部22が入力した同期信号に関
するデータと、同期信号保持部23に予め保持されてい
る同期信号に関するデータとが一致しているかを判別す
る。この判別結果が一致した時は、DAC20はLSI
1からデータバス1aを介して暗号化音声データを入力
すると共に、同期信号入力部22は同期信号と一緒に入
力されたパターンデータを、第2暗号化鍵生成部33に
出力する。また同時に、比較器24は、LSI1から入
力した暗号化音声データを平文化する実効命令を平文化
実行制御部34に指示する。そして第2暗号化鍵生成部
33では、このパターンデータを基にLSI1で生成し
たものと同一の暗号化鍵が生成され、第2暗号化鍵保持
部32に保持される。
【0027】そして、LSI1のデータ出力部3はDA
C20のデータ入力部25に対して暗号化音声データを
出力し、これがデータ入力部25を経て平文化部31に
入力される。平文化部31は、第2暗号化鍵保持部32
に保持される暗号化鍵を用いつつ、平文化実行制御部3
4の制御のもと、暗号化音声データを平文化し、これを
DA変換部26を経て出力する。
【0028】ここで、LSI1からDAC20に暗号化
音声データが出力されているときは、L/Rクロック信
号線1cからは、通常の音声データさいせいじと同じL
/Rクロックが出力される。
【0029】このように、本実施の形態に係る音声デー
タ処理装置Aは入力した音声データを一旦LSI1で暗
号化処理した後、これをDAC20に出力し、DAC2
0で平文化処理するので、音声データ処理装置Aにおい
て、LSI1からバス1aを介してDAC20に音声デ
ータを出力している時に第三者がバス1aから音声デー
タを不正に読み取っても、読み取った音声データは暗号
化されており、またこの暗号を解除する暗号化鍵はバス
1aを観測してもわからないので、機密性は強固である
といえ、また音声データの不正コピーを防ぐことができ
る。さらに従来の音声データ処理装置と違い、外付けC
PUを用いて暗号化処理の制御等を行う必要がないこと
や、LSI1とDAC20との間で通常の音声データ出
力に必要な信号線だけを用いて暗号化処理を実行できる
こと、などによりシステムの複雑化を抑制することが可
能である。尚、上述した暗号化処理において、暗号化の
演算は排他的論理和や加減算のような簡単なものでもよ
いし、機密性をより強固にするため複雑な演算を用いて
もよい。
【0030】(実施の形態2)次に、音声データを暗号
化するための暗号化鍵を順次生成すると共に、この順次
生成される暗号化鍵の中からどの暗号化鍵を用いるか選
択することに関する情報である暗号化鍵選択制御情報を
生成することで、暗号化音声データをLSIからDAC
に出力する間に暗号化鍵を自動的に切り替えることがで
きるようにした、音声データ処理装置Bを第2の実施の
形態として、図面を参照しつつ説明する。
【0031】図2は、本実施の形態に係る音声データ処
理装置Bの構造を示したブロック図である。まず音声デ
ータ処理装置Bの構造について説明するが、上述した音
声データ処理装置Aと同一の部材については同一の符号
を附する。音声データ処理装置は、LSI8とDAC2
8とを備えており、DAC28は、データバス1aと、
ビットクロック信号線1bと、L/Rクロック信号線1
cとによってLSI8に外付けされている。
【0032】LSI8は、LSI8に入力される音声デ
ータの復号処理を行う復号処理部5と、その復号処理済
音声データを保持するデータ保持部4とを備えたデータ
保持手段7と、復号処理済音声データを暗号化する暗号
化手段9と、暗号化音声データをDAC28に出力する
データ出力手段であるデータ出力部3と、暗号化音声デ
ータをDAC28に出力する為の同期信号をL/Rクロ
ック信号線1cを通じてDAC28に出力する同期信号
出力手段である同期信号出力部2と、を備えている。
尚、この所定の同期信号は同期信号出力部2の内部に設
けられている同期信号発生部6により生じるが、これに
ついては第1の実施の形態で説明したものと同一であ
る。
【0033】暗号化手段9は、暗号化装置である暗号化
部11と、第1暗号化鍵生成装置である第1暗号化鍵生
成部14と、パターンデータ発生装置である乱数発生器
15と、第1暗号化鍵保持装置である第1暗号化鍵保持
部13と、暗号化実行制御装置である暗号化実行制御部
12と、第1暗号化鍵生成部14で生成された暗号化鍵
選択制御情報を保持する第1選択制御情報保持装置であ
る第1選択制御情報保持部17と、L/Rクロック信号
線1cにおけるL/Rクロック信号の極性変化回数を計
測し、その結果を保持する第1変化回数保持装置である
第1変化回数保持部18と、第1選択制御情報保持部1
7が保持する情報と、第1変化回数保持部18が保持す
る情報と、により復号処理済音声データの暗号化に用い
る暗号化鍵を自動選択する第1暗号化鍵選択装置である
第1暗号化鍵選択部16と、を備えている。
【0034】DAC28は、暗号化音声データを入力す
るデータ入力手段であるデータ入力部25と、暗号化音
声データを平文化する平文化手段29と、平文化された
音声データを出力するDA変換手段であるDA変換部2
6と、同期信号出力部2から入力した同期信号を検出
し、検出した同期信号に基づいて暗号化音声データの入
力を受けるか否かを判断する同期信号検出手段である同
期信号検出部21と、を備えている。尚、同期信号検出
部21は、第1の実施の形態と同様、信号入力部22
と、同期信号保持部23と、比較器24と、が備えられ
ている。
【0035】また、平文化手段29には、暗号化音声デ
ータを平文化する平文化装置である平文化部31と、第
2暗号化鍵生成装置である第2暗号化鍵生成部33と、
第2暗号化鍵保持装置である第2暗号化鍵保持部32
と、平文化実行制御装置である平文化実行制御部34
と、第1選択制御情報保持手段17から出力された暗号
化鍵選択制御情報を保持する第2選択制御情報保持装置
である第2選択制御情報保持部36と、暗号化音声デー
タをLSI8からDAC28に出力している時に、L/
Rクロック信号線1cにおけるL/Rクロック信号の極
性変化回数を計測し、その結果を保持する第2変化回数
保持装置である第2信号変化回数保持部37と、第2選
択制御情報保持部36の保持する情報と、第2変化回数
記憶部37の保持する情報と、により暗号化音声データ
を平文化する時に用いる暗号化鍵を自動選択する第2暗
号化鍵選択装置である第2暗号化鍵選択部35と、を備
えている。この暗号化鍵選択制御情報は、後述するよう
にLSI8からデータ出力部3、バス1aを介してDA
C28に出力される。
【0036】以上のように構成される音声データ処理装
置Bにおいて、LSI8からDAC28に対して、ビッ
トクロックを利用しながらデータバス1aを介して音声
データを出力する際の動作について、以下に説明する。
まず最初に、LSI8に入力される音声データを、復号
処理部5で復号処理した後、これをデータ保持部4に保
持する。
【0037】一方、第1暗号化鍵生成部14では乱数発
生器15で生成されたパターンデータを基にして暗号化
鍵が作られるが、この生成された暗号化鍵は第1暗号化
鍵保持部13に保持される。この暗号化鍵は順次生成さ
れるが、本実施の形態においては同一の暗号化鍵が連続
して生成されないようになっている。即ち、種類の異な
る暗号化鍵が複数生成されるようになっている。第1暗
号化鍵生成部14では、さらにこのパターンデータを基
にして、音声データを暗号化する時に、第1暗号化鍵生
成部14で順次生成される暗号化鍵のうちどれを用いる
かを選択することに関する情報である暗号化鍵選択制御
情報が生成され、第1選択制御情報保持部17に保持さ
れる。そしてこの暗号化鍵選択制御情報は、後述するよ
うに第1暗号化鍵選択部に対して出力されるだけでな
く、データ出力部3に対しても出力される。尚、パター
ンデータ自体も、乱数発生器15からデータ出力部3に
出力されている。これは、暗号化鍵選択制御情報とパタ
ーンデータとを、バス1aを介してDAC28に出力す
る為である。
【0038】次に、同期信号出力部2から同期信号発生
部6で生成する同期信号を、L/Rクロック信号線1c
からDAC28に出力する。尚、この同期信号は、通常
の音声データ再生時に用いられるL/Rクロックの周期
とは異なり、かつビットクロックに同期した信号であ
る。ここで、L/Rクロック信号線1cにおけるL/R
クロック信号の変化回数を測定し、その測定結果を第1
信号変化回数保持部18に保持する。DAC28に入力
した同期信号については後述する。
【0039】第1選択制御情報保持部17と第1信号変
化回数保持部18とが保持する情報は第1暗号化鍵選択
部16に送られる。第1暗号化鍵選択部16では、第1
暗号化鍵生成部14で生成され第1暗号化鍵保持部13
で保持されている複数の暗号化鍵の中から、データ保持
部4の保持する復号処理済音声データの暗号化に用いる
暗号化鍵を選択する。具体的には、第1信号変化回数保
持部18の保持するL/Rクロックの変化回数に関する
情報に応じて、どの暗号化鍵を用いるかを決定する。こ
のため、L/Rクロックの変化回数と、この変化回数に
対応した暗号化鍵に関する情報が第1選択制御情報保持
部17に予め保持されている。例えば変化回数がS回な
ら暗号化鍵sを、T回なら暗号化鍵tを使用する、とい
うような情報である。そして暗号化鍵を選択すると、そ
のどの暗号化鍵を選択したか、という情報を暗号化実行
制御部12に出力する。
【0040】暗号化実行制御部12は、データ保持部4
から復号済音声データを入力した暗号化部11に対して
暗号化鍵の選択に関する情報を出力し、暗号化部11で
はこの情報を基に暗号化に用いる暗号化鍵を第1暗号化
鍵保持部13から選び、音声データの暗号化を行う。そ
して暗号化された音声データはデータ出力部3に出力さ
れる。このようにしてデータ出力部3には、暗号化音声
データと、パターンデータと、暗号化鍵選択制御情報
と、が入力されることになる。ここで、図4に示すとお
り、パターンデータと暗号化鍵選択制御情報はL/Rク
ロック信号線1cから同期信号が出力された直後の所定
期間に、データバス1aを介してDAC28に送り出さ
れる。
【0041】一方、先述のように同期信号がDAC28
の同期信号検出部21内の同期信号入力部22に取り込
まれると、比較器24は同期信号入力部22が入力した
同期信号に関するデータと、同期信号保持部23に予め
保持されている同期信号に関するデータとが一致してい
るか判別する。この判別結果が一致した時は、DAC2
8がLSI8から暗号化音声データを入力する事を許可
する。また、同期信号を入力する一方でL/Rクロック
信号線1cにおけるL/Rクロック信号の変化回数を測
定し、その測定結果を第2信号変化回数保持部37に保
持する。そして比較器24は、DAC28がLSI8か
ら入力した暗号化音声データを平文化する実行命令を平
文化実行制御部34に指示する。
【0042】DAC28のデータ入力部25は、LSI
8のデータ出力部3から暗号化音声データを入力する。
またデータ出力部3から入力されたパターンデータは第
2暗号化鍵生成部33に、暗号化鍵選択制御情報は第2
選択制御情報保持部36に、それぞれ保持される。第2
暗号化鍵生成部33では入力されたパターンデータを基
に、種類の異なる暗号化鍵を順次生成する。即ち、第1
暗号化鍵生成部14と同一のパターンデータで暗号化鍵
を生成するので、第2暗号化鍵生成部33の生成する暗
号化鍵は第1暗号化鍵生成部14の生成する暗号化鍵と
同一のものになる。
【0043】第2選択制御情報保持部36と第2信号変
化回数保持部37とがそれぞれ保持する情報は、第2暗
号化鍵選択部35に送られる。第2暗号化鍵選択部35
では、音声データの暗号化に用いられた暗号化鍵を選択
する。具体的には、第2信号変化回数保持部37の保持
するL/Rクロックの変化回数に関する情報に応じて、
どの暗号化鍵を用いるかを決定するが、変化回数と、回
数に応じた暗号化鍵の種類の対応に関する情報が第2選
択制御情報保持部36に保持されている。そして暗号化
鍵を選択するとその情報を平文化実行制御部34に出力
する。
【0044】平文化実行制御部34は、データ入力部2
5に保持されている暗号化音声データを入力した平文化
部11に対して、暗号化鍵の選択に関する情報を出力
し、平文化部11ではこの情報を基に暗号化音声データ
の生成に用いられた暗号化鍵を特定し、その暗号化鍵を
第2暗号化鍵保持部32から選んで入力し、そして暗号
化音声データの平文化を行う。平文化された音声データ
はDA変換部26を経て出力される。
【0045】以上のとおり、本実施の形態に係る音声デ
ータ処理装置Bでは、LSI8で復号された音楽データ
はLSI8とDAコンバータ28において、それぞれL
/Rクロックの変化回数に応じて暗号化鍵を切り替えな
がら暗号化処理、平文化処理を実行していくため、第1
の実施の形態で説明した音声データ処理措置Aと比べ、
音声データの機密性をより一層強固にすることができ
る。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明の請求項1に記載
の音声データ処理装置によれば、音声データを暗号化す
る暗号化手段と、暗号化音声データをDACに出力する
ことを許可する同期信号出力手段と、を備えたLSI
と、暗号化音声データを平文化する平文化手段と、暗号
化音声データの入力を許可又は拒否する同期信号検出手
段と、を備えたDACと、を備えた音声データ処理装置
としたので、音声データ再生時に第三者がLSIと、L
SIに外付けされたDACを接続するバスを観測するこ
とにより、音声データを不正に読み取ることを防ぐこと
ができる。またその構造も簡潔であり、かつ小型なもの
とすることができる。
【0047】本発明の請求項2に記載の音声データ処理
装置によれば、暗号化手段として、音声データを暗号化
する暗号化装置と、暗号化鍵を生成する第1暗号化鍵生
成装置と、パターンデータを生成、出力する乱数発生装
置と、暗号化鍵を保持する第1暗号化鍵保持装置と、音
声データを暗号化する作業を制御する暗号化実行制御装
置と、を備え、平文化手段として、暗号化音声データを
平文化する平文化装置と、パターンデータを入力して暗
号化鍵を生成する第2暗号化鍵生成装置と、暗号化鍵を
保持する第2暗号化鍵保持装置と、暗号化音声データを
平文化する作業を制御する平文化実行制御装置と、を備
えたので、LSIとDACの他にさらにCPUを必要と
する従来の音声データ処理装置に比べて、はるかに簡潔
かつ小型な構造の者とすることが出来る。
【0048】本発明の請求項3に記載の音声データ処理
装置によれば、パターンデータ発生装置で生じたパター
ンデータを、同期信号出力手段がL/Rクロック信号線
を用いてDACに出力するようにしたので、デジタル化
された音声データを不正に読み取られることを防ぐとと
もに、信号伝達の為の余分な配線が不要となるので、装
置の簡素化、小型化が可能となる。
【0049】本発明の請求項4に記載の音声データ処理
装置によれば、暗号化手段として、暗号化装置と、第1
暗号化鍵生成装置と、乱数発生装置と、第1暗号化鍵保
持装置と、暗号化実行制御装置と、どの暗号化鍵を用い
るのかを選択制御する暗号化鍵選択制御情報を保持する
第1選択制御情報保持装置と、L/Rクロック信号の極
性変化回数を計測し結果を保持する第1変化回数保持装
置と、暗号化鍵を自動選択する第1暗号化鍵選択手段
と、を備え、平文化手段として、平文化装置と、第2暗
号化鍵生成装置と、第2暗号化鍵保持装置と、平文化実
行制御装置と、暗号化鍵選択制御情報を保持する第2選
択制御情報保持装置と、L/Rクロック信号の極性変化
回数を計測し、結果を保持する第2変化回数保持装置
と、暗号化鍵を自動選択する第2暗号化鍵選択手段と、
を備えたので、音声データ出力時にL/Rクロックの変
化回数に応じて暗号化鍵を切り替えながら暗号化処理、
平文化処理を実行することが可能となり、ひいてはより
確実にデジタル化された音声データを不正に読み取られ
ることを防ぐ。
【0050】本発明の請求項5に記載の音声データ処理
装置において、パターンデータ発生装置で生じたパター
ンデータを、データ出力手段が前記データバスを用いて
DACに出力するように構成されているので、デジタル
化された音声データを不正に読み取られることを防ぐと
ともに、信号伝達の為の余分な配線が不要となるので、
装置の簡素化、小型化が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る音声データ処
理装置の構造を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係る音声データ処
理装置の構造を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態における同期信号と
パターンデータの出力タイミング図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態における同期信号と
パターンデータ、暗号化鍵選択制御情報の出力タイミン
グ図である。
【符号の説明】
A 音声データ処理装置 B 音声データ処理装置 1 半導体集積回路 2 同期信号出力部 3 データ出力部 4 データ保持部 5 復号処理部 6 同期信号発生部 7 データ保持手段 8 半導体集積回路 9 暗号化手段 10 暗号化手段 11 暗号化部 12 暗号化実行制御部 13 第1暗号化鍵保持部 14 第1暗号化鍵生成部 15 乱数発生器 16 第1暗号化鍵選択部 17 第1選択制御情報保持部 18 第1信号変化回数保持部 20 DAコンバータ 21 同期信号検出部 22 同期信号入力部 23 同期信号保持部 24 比較器 25 データ入力部 26 DA変換部 28 DAコンバータ 29 平文化装置 30 平文化装置 31 平文化部 32 第2暗号化鍵保持部 33 第2暗号化鍵生成部 34 平文化実行制御部 35 第2暗号化鍵選択部 36 第2選択制御情報保持部 37 第2信号変化回数保持部 1a データバス 1b ビットクロック線 1c L/Rクロック信号線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 9/00 631

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路と、L/Rクロック信号
    線とデータバスとビットクロック線とを介して前記半導
    体集積回路に外付けされたDAコンバータと、を備えた
    音声データ処理装置であって、 前記半導体集積回路は、 入力した音声データに対して復号処理を行い、該復号処
    理済音声データを保持するデータ保持手段と、 前記復号処理済音声データを暗号化する暗号化手段と、 前記暗号化音声データを前記DAコンバータに出力する
    データ出力手段と、 前記暗号化音声データを前記DAコンバータに出力する
    為の同期信号を、前記L/Rクロック信号線を通じて前
    記DAコンバータに出力する同期信号出力手段と、を備
    え、 前記DAコンバータは、 前記データ出力手段から前記暗号化音声データを入力す
    るデータ入力手段と、 前記データ入力手段に入力された前記暗号化音声データ
    を平文化する平文化手段と、 前記平文化音声データを出力するDA変換手段と、 前記同期信号出力手段から入力した同期信号を検出し、
    検出した前記同期信号に基づいて前記暗号化音声データ
    の入力を受けるか否かを判断する同期信号検出手段と、 を備えたこと、 を特徴とする音声データ処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の音声データ処理装置に
    おいて、 前記暗号化手段は、 前記復号処理済音声データを暗号化する暗号化装置と、 前記復号処理済音声データを暗号化するための暗号化鍵
    を生成する第1暗号化鍵生成装置と、 前記第1暗号化鍵生成装置で暗号化鍵を生成する為のパ
    ターンデータを生成、出力する乱数発生装置と、 前記第1暗号化鍵生成装置で生成された暗号化鍵を保持
    する第1暗号化鍵保持装置と、 前記暗号化装置で復号処理済音声データを暗号化する作
    業を制御する暗号化実行制御装置と、を備え、 前記平文化手段は、 前記データ出力手段から入力した暗号化音声データを平
    文化する平文化装置と、 前記乱数発生装置で生じたパターンデータを入力して暗
    号化鍵を生成する第2暗号化鍵生成装置と、 前記第2暗号化鍵生成装置で生成された暗号化鍵を保持
    する第2暗号化鍵保持装置と、 前記平文化装置で前記暗号化音声データを平文化する作
    業を制御する平文化実行制御装置と、を備えたこと、 を特徴とする、音声データ処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の音声データ処理装置に
    おいて、 前記同期信号出力手段が前記L/Rクロック信号線を用
    いて、前記パターンデータを前記DAコンバータに出力
    すること、 を特徴とする音声データ処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の音声データ処理装置に
    おいて、 前記暗号化手段は、 前記復号処理済音声データを暗号化する暗号化装置と、 前記復号処理済音声データを暗号化するための暗号化鍵
    を順次生成すると共に、前記順次生成される暗号化鍵の
    中からどの暗号化鍵を用いるのかを選択する事に関する
    情報である暗号化鍵選択制御情報を生成する第1暗号化
    鍵生成装置と、 前記第1暗号化鍵生成手段で暗号化鍵を生成する為のパ
    ターンデータを生成、出力する乱数発生装置と、 前記第1暗号化鍵生成装置で生成された暗号化鍵を保持
    する第1暗号化鍵保持装置と、 前記暗号化装置で復号処理済音声データを暗号化する作
    業を制御する暗号化実行制御装置と、 前記第1暗号化鍵生成装置で生成された暗号化鍵選択制
    御情報を保持する第1選択制御情報保持装置と、 前記L/Rクロック信号線におけるL/Rクロック信号
    の極性変化回数を計測し、その結果を保持する第1変化
    回数保持装置と、 前記第1選択制御情報保持装置が保持する情報と、前記
    第1変化回数保持装置が保持する情報と、により前記復
    号処理済音声データの暗号化に用いる暗号化鍵を自動選
    択する第1暗号化鍵選択装置と、を備え、 前記平文化手段は、 前記データ出力装置から入力した暗号化音声データを平
    文化する平文化装置と、 前記乱数発生装置で生じたパターンデータを入力して暗
    号化鍵を生成する第2暗号化鍵生成装置と、 前記第2暗号化鍵生成装置で生成された暗号化鍵を保持
    する第2暗号化鍵保持装置と、 前記平文化装置で暗号化音声データを平文化する作業を
    制御する平文化実行制御装置と、 前記第1選択制御情報保持装置から出力された前記暗号
    化鍵選択制御情報を保持する第2選択制御情報保持装置
    と、 前記暗号化音声データを前記半導体集積回路から前記D
    Aコンバータへ出力している時に、前記L/Rクロック
    信号線におけるL/Rクロック信号の極性変化回数を計
    測し、その結果を保持する第2変化回数保持装置と、 前記第2選択制御情報保持装置が保持する情報と、前記
    第2変化回数記憶装置が保持する情報と、により、前記
    暗号化音声データを平文化する時に用いる暗号化鍵を自
    動選択する第2暗号化鍵選択装置と、 を備えたこと、を特徴とする音声データ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の音声データ処理装置に
    おいて、 前記データ出力手段が前記データバスを用いて、前記パ
    ターンデータと前記暗号化鍵選択制御情報とを前記DA
    コンバータに出力すること、 を特徴とする音声データ処理装置。
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