JP2008021810A - 半導体モジュールおよび放熱板 - Google Patents

半導体モジュールおよび放熱板 Download PDF

Info

Publication number
JP2008021810A
JP2008021810A JP2006192264A JP2006192264A JP2008021810A JP 2008021810 A JP2008021810 A JP 2008021810A JP 2006192264 A JP2006192264 A JP 2006192264A JP 2006192264 A JP2006192264 A JP 2006192264A JP 2008021810 A JP2008021810 A JP 2008021810A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
semiconductor
semiconductor device
conductive sheet
module
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006192264A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5069876B2 (ja
Inventor
Shuzo Aoki
周三 青木
Hisateru Iijima
久照 飯島
Katsuaki Sakai
克明 酒井
Meiso Chin
明聡 陳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Industries Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Industries Co Ltd filed Critical Shinko Electric Industries Co Ltd
Priority to JP2006192264A priority Critical patent/JP5069876B2/ja
Priority to US11/775,545 priority patent/US7599187B2/en
Priority to EP07112382A priority patent/EP1879226A3/en
Priority to KR1020070069936A priority patent/KR101376263B1/ko
Priority to TW096125529A priority patent/TW200805602A/zh
Priority to CNA2007101368561A priority patent/CN101106126A/zh
Publication of JP2008021810A publication Critical patent/JP2008021810A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5069876B2 publication Critical patent/JP5069876B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/42Fillings or auxiliary members in containers or encapsulations selected or arranged to facilitate heating or cooling
    • H01L23/433Auxiliary members in containers characterised by their shape, e.g. pistons
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K7/00Constructional details common to different types of electric apparatus
    • H05K7/20Modifications to facilitate cooling, ventilating, or heating
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/36Selection of materials, or shaping, to facilitate cooling or heating, e.g. heatsinks
    • H01L23/367Cooling facilitated by shape of device
    • H01L23/3672Foil-like cooling fins or heat sinks
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L23/00Details of semiconductor or other solid state devices
    • H01L23/34Arrangements for cooling, heating, ventilating or temperature compensation ; Temperature sensing arrangements
    • H01L23/40Mountings or securing means for detachable cooling or heating arrangements ; fixed by friction, plugs or springs
    • H01L23/4093Snap-on arrangements, e.g. clips
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/0001Technical content checked by a classifier
    • H01L2924/0002Not covered by any one of groups H01L24/00, H01L24/00 and H01L2224/00

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】動作時の発熱量が異なる半導体装置(素子)が搭載されている半導体モジュールにおいて効率的に熱放散させることを可能とし、発熱量の大きな半導体装置であっても容易に搭載可能とする半導体モジュールを提供する。
【解決手段】動作時の発熱量が異なる複数種の半導体装置14,16が混在して、基板12に搭載されたモジュール本体10に、前記半導体装置14、16の外面との間に熱伝導シート41、42を介装し、2個以上の半導体装置にわたり半導体装置の外面を覆って放熱板20a、20bが装着された半導体モジュールであって、前記半導体装置14、16のうち発熱量の大きな半導体装置16については、該半導体装置16よりも発熱量の小さな半導体装置14に用いられる熱伝導シート41にくらべて、熱伝導性の高い熱伝導シート42が用いられていることを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は半導体モジュールおよび放熱板に関し、より詳細には基板に搭載された半導体装置からの熱放散性を向上させた半導体モジュールおよびこの半導体モジュールに用いられる放熱板に関する。
基板に実装された半導体装置から熱放散させるために、半導体装置に放熱板を取り付け、あるいは半導体装置と放熱板との間に熱伝導性が良好な樹脂を介在させて熱放散させる方法は一般的になされている(特許文献1、2参照)。
図6は、メモリー素子が搭載された半導体モジュールの熱放散性を向上させる従来の放熱構造を示す(特許文献3)。図6(a)、(b)、(c)は、半導体モジュールの正面図、横断面図、縦断面図である。この半導体モジュールは、回路基板100の両面に複数個のメモリ素子102が搭載され、メモリ素子102に接触させるように放熱板104a、104bを取り付けて構成されている。
放熱板104a、104bは一方の端縁がヒンジ108により係止され、回路基板100を厚さ方向に挟むようにして装着され、開閉側をクリップ110により挟んで固定されている。メモリ素子102は放熱板104a、104bの内側面に当接して熱放散される。
特開平11−163566号公報 特開2002−134970号公報 特開2001−196516号公報
図6に示した半導体モジュールは、回路基板100に搭載したメモリ素子102から熱放散させるものであるが、最近の半導体モジュールでは、サーバ等で使用するための高速メモリーモジュールとして、AMB(Advanced Memory Buffer)と呼ばれるコントロール用の制御素子(半導体装置)を搭載した製品がある。このAMBを搭載した半導体モジュールでは、メモリ素子からの発熱も問題となるが、AMBからの発熱がメモリ素子を大きく上回るため、このAMBから効率的に熱放散させることが求められる。AMBは規定温度を超えると正常に動作しなくなり、所要の特性が得られなくなるから、半導体モジュールの熱放散性を向上させることは、これらの製品にあってはきわめて重要である。
本発明は、このように、動作時の発熱量が異なる半導体装置(素子)が搭載されている半導体モジュールにおいて効率的に熱放散させることを可能とし、発熱量の大きな半導体装置であっても容易に搭載可能とする半導体モジュールおよびこれに用いる放熱板を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は次の構成を備える。
すなわち、動作時の発熱量が異なる複数種の半導体装置が混在して、基板に搭載されたモジュール本体に、前記半導体装置の外面との間に熱伝導シートを介装し、2個以上の半導体装置にわたり半導体装置の外面を覆って放熱板が装着された半導体モジュールであって、前記半導体装置のうち発熱量の大きな半導体装置については、該半導体装置よりも発熱量の小さな半導体装置に用いられる熱伝導シートにくらべて、熱伝導性の高い熱伝導シートが用いられていることを特徴とする。
なお、基板に搭載する半導体装置の形態はとくに限定されるものではなく、半導体素子を樹脂封止して形成した半導体装置、半導体素子をフリップチップ接続により搭載した半導体装置等が利用できる。
また、前記放熱板は、基板に搭載されている半導体装置のうちのいくつかにわたるように配置することもできるし、前記基板の平面領域を覆う平面形状に形成され、前記基板に搭載されたすべての半導体装置を覆って装着することもできる。基板の平面全体を覆うように設けることによって、放熱性の優れた半導体モジュールとすることができる。
また、前記モジュール本体と放熱板とが、側面形状がコの字形に弾性板材を折曲して形成したクリップにより厚さ方向に弾性的に挟圧して保持されていることにより、半導体モジュールの組み立てが容易になり、半導体モジュールの熱放散性を向上させることができる。
また、前記モジュール本体に搭載された半導体装置が、メモリ素子と該メモリ素子よりも動作時の発熱量が大きなメモリバッファ用の制御素子である製品については、とくに有効である。
また、前記メモリバッファ用の制御素子と放熱板との離間間隔を0.05mm以下としたことにより、制御素子からの熱放散性をさらに向上させることができる。
また、動作時の発熱量が異なる半導体装置が搭載されたモジュール体に装着され、前記半導体装置の配置位置に合わせて熱伝導シートが貼着された放熱板であって、発熱量が大きな半導体装置については、該半導体装置よりも発熱量の小さな半導体装置に用いられる熱伝導シートにくらべて熱伝導性の高い熱伝導シートが貼着されているものは、半導体モジュール用の放熱板として効果的な熱放散作用を奏する。
また、前記放熱板は、半導体装置としてメモリ素子と、メモリバッファ用の制御素子が搭載されたモジュール本体に搭載して効果的に用いることができる。
本発明に係る半導体モジュールおよび放熱板によれば、動作時の発熱量が異なる半導体装置から効果的に熱放散させることができ、安定した特性を備えた半導体モジュールとして提供することができる。また、発熱量が大きな半導体装置であっても、半導体モジュールに容易に搭載することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について添付図面とともに詳細に説明する。
図1(a)および(b)は、本発明に係る半導体モジュールを構成するモジュール本体10の一実施形態の構成を示す平面図および正面図である。モジュール本体10は、長方形に形成された基板12と、基板12の両面に実装されたメモリ素子14と、基板12の一方の面に実装された制御素子16とを備える。基板12の長手方向に沿った一方の端縁には、コネクタ13が設けられている。
本実施形態の半導体モジュールの制御素子16は、メモリバッファ(AMB)として作用するものである。制御素子16は回路基板17に搭載され、回路基板17が基板12に接合される。このため、制御素子16はメモリ素子14にくらべて、基板面に対して高位となる。
なお、図1は、メモリバッファを備えた半導体モジュールの構成として最も一般的な構成である。製品によっては、メモリ素子14が基板12の長手方向に2列に配置されるといったものもある。
図2は、半導体モジュールの構成部品としての放熱板の構成を示す。図2(a)および(b)は、基板12の制御素子16が搭載された面(一方の面)に装着される放熱板20aの平面図および正面図である。図2(c)および(d)は、基板12の他方の面に装着される放熱板20bの平面図および正面図である。
放熱板20a、20bは、基板12の平面形状に合わせて、基板12の平面領域を覆う大きさの長方形状に形成される。
基板12の一方の面に装着される放熱板20aには、制御素子16の配置位置に合わせて収納凹部24が形成される。図2(b)に示すように、収納凹部24が形成された部位で放熱板20aは外方に突出し放熱板20aの外面に段差が形成される。収納凹部24の内面24aは平坦面に形成される。
また、放熱板20a、20bの長手方向の両端には、放熱板20a、20bを基板面から浮かせて支持するための支持突起26a、26bが各々形成される。支持突起26a、26bは、放熱板20a、20bの短手方向の全長にわたって設けられる。
放熱板20a、20bに基板12と位置合わせするための突起を設けたり、基板12との面間隔を保持するためのスペーサ突起を設けたりしてもよい。位置合わせ用の突起は、たとえば、基板12の端縁に形成された切欠あるいは貫通孔に位置合わせして形成することができる。
放熱板20a、20bは、熱伝導性および熱放散性に優れる素材であれば、銅、アルミニウムといった適宜材料によって形成される。本実施形態では、1mm厚のアルミニウム合金(アルミニウム含有率99.5%)によって形成した。このアルミニウム合金の熱伝導度は、230(W/m・K)である。アルミニウム合金にアルマイト処理を施すことによって、高い放熱性を得ることができ、傷がつきやすいという問題を解消し、十分な強度を得ることができる。
図3は、モジュール本体10に放熱板20a、20bを装着した状態の平面図を示す。本実施形態の半導体モジュールは、モジュール本体10の両面に放熱板20a、20bを位置合わせし、クリップ30a、30bにより、放熱板20a、20bを両側から弾性的に挟圧して組み立てる。クリップ30a、30bは、弾性板を側面形状がコの字形に折曲して形成されている。モジュール本体10の両面に放熱板20a、20bを当接させ、クリップ30a、30bの押さえ片の間にこれらの放熱板20a、20bとモジュール本体10を挟み込むことによって、放熱板20a、20b、モジュール本体10が所定の挟圧力をもって一体的に支持される。
本実施形態の半導体モジュールにおいては、モジュール本体10を放熱板20a、20bにより挟み込む際に、熱伝導性の良好なシート(熱伝導シート)をモジュール本体10と放熱板20a、20bとの間に介装して組み立てる。
図4は、第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シート42をモジュール本体10と放熱板20a、20bとの間に介装して組み立てた状態を正面方向から見た状態を示す。メモリ素子14と放熱板20a、20bとの間に第1の熱伝導シート41が介装され、制御素子16と放熱板20aとの間に第2の熱伝導シート42が介装され、クリップ30a、30bにより、放熱板20a、20bによりモジュール本体10が挟圧されている。
図4(b)に示すように、制御素子16は放熱板20aに設けられた収納凹部24内に収納され、制御素子16の裏面が第2の熱伝導シート42を介して収納凹部24の内面24aに接触する。メモリ素子14はその外面(樹脂封止部の外面)を第1の熱伝導シート41に接触させ、第1の熱伝導シート41を介して放熱板20a、20bの内面に接触する。
本実施形態の半導体モジュールでは、モジュール本体10の両面に平板状に形成された放熱板20a、20bを被せた形態となっているから、半導体モジュールの幅方向の空間部分については幅方向に貫通する形態となる。すなわち、半導体モジュールは幅方向に気流が通流する形態で、これによって熱放散性を向上させている。
第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シート42はともに、メモリ素子14および制御素子16から放熱板20a、20bへの熱伝導を良好にするためにこれらの間に介装させるものであるが、本実施形態の半導体モジュールは、第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シート42として熱伝導性が異なる2種類の熱伝導シートを使用し、第2の熱伝導シート42には第1の熱伝導シート41にくらべて熱伝導性が良好な熱伝導材を使用することが特徴である。
図5に、放熱板20a、20bの内面に第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シート42を貼着した状態の平面図を示す。制御素子16が搭載されている基板面に取り付けられる一方の放熱板20aには、制御素子16の配置位置に合わせて第2の熱伝導シート42が貼着され、メモリ素子14の配置位置に合わせて第1の熱伝導シート41が貼着されている。他方の放熱板20bにはメモリ素子14が搭載される位置に合わせて第1の熱伝導シート41が貼着される。
このように、放熱板20a、20bに第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シート42とを貼着しておくことにより、モジュール本体10に放熱板20a、20bを位置合わせしてクランプすることによって、第1の熱伝導シート41および第2の熱伝導シート42がモジュール本体10と放熱板20a、20bとの間に介装されて組み立てられる。
放熱板20a、20bに設ける支持突起26a、26b、および収納凹部24の段差は、放熱板20a、20bを基板12に取り付けた際に、メモリ素子14および制御素子16が第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シートを介して接触するように高さ寸法が設定される。
本実施形態において、熱伝導性が異なる2種類の熱伝導シートを使用するのは、メモリ素子14よりも動作時の発熱量の大きな制御素子16から効率的に放熱板20aに熱伝導させて制御素子16からの熱放散性を向上させることと、制御素子16から放散された熱がメモリ素子14の側に逆流しないようにするためである。
一般に、熱伝導シートを介して発熱体に放熱板を接触させ、発熱体から熱放散させる場合には、熱伝導シートとしてはなるべく熱伝導性が高い熱伝導材を使用することが効率的である。したがって、本実施形態においても、第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シート42として、できるだけ熱伝導性の高い熱伝導シートを使用することが効率的と考えられる。しかしながら、本実施形態における半導体モジュールのように、発熱量が異なる半導体装置(素子)が搭載されていて、これらに共通に放熱板を取り付ける場合には、動作時の発熱量の大きな半導体装置(素子)には熱伝導性の高い熱伝導シートを介装させ、発熱量が小さな半導体装置(素子)についてはそれよりも熱伝導性が劣る熱伝導シートを介装させることが実際には有効である。
本実施形態においては、第1の熱伝導シート41として、熱伝導率約2.0(W/m/K)、第2の熱伝導シート42として、熱伝導率約3.0(W/m/K)の熱伝導シートを使用した。
本実施形態の第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シート42として熱伝導性が異なる熱伝導シートを使用した場合と、第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シート42の双方に高熱伝導シート(熱伝導率約3.0(W/m/K)の熱伝導シート)を使用した比較例について、制御素子16の動作温度を測定したところ、本実施形態の場合は比較例に対して、制御素子16の温度上昇を33%低減することができた。
このことは、第1の熱伝導シート41と第2の熱伝導シート42として熱伝導性の異なる熱伝導シートを使用し、発熱量が大きな制御素子16については熱伝導性の高い熱伝導シートを使用することが有効であることを示す。
また、クリップ30a、30bによる作用を確かめるために、クリップ30a、30bの材厚を0.5mmとした場合と、クリップ30a、30bの材厚を0.6mmとした場合とで、制御素子16の動作温度がどのように変化するかを測定したところ、クリップ30a、30bの材厚を0.6mmとした場合には、制御素子16の動作温度が12%低減した。
このことは、放熱板20a、20bを一定圧力で挟圧することが制御素子16の動作温度を低減させる上で大きく寄与することを示す。したがって、クリップ30a、30bを設計する際には、クリップ30a、30bによる挟圧位置、挟圧面積と、クリップ30a、30bの材厚、材質を選択することが有効となる。
また、放熱板20aと制御素子16との間に介装される第2の熱伝導シート42は、できるだけ薄厚であることが、制御素子16から放熱板20aに熱伝導させる上では有効である。熱伝導シート42としては種々の厚さのシートを利用することができるが、制御素子16の裏面と収納凹部24の内面24aとの間隔をできるだけ狭くするように収納凹部24の段差を設計するのがよい。収納凹部24の内面24aとの間隔としては0.05mm程度とするのがよい。
なお、上記実施形態ではメモリ素子14とAMBとして使用される制御素子16が搭載された半導体モジュールについて説明したが、本発明はこの実施形態の構成に限定されるものではなく、発熱量が相違する半導体装置(素子)が搭載された半導体モジュールついて同様に適用することができる。この場合にも、発熱量の大きな半導体装置(素子)と発熱量が小さな半導体装置(素子)に対して熱伝導性が大小となる熱伝導シートを各々介装して放熱板を装着するようにすればよい。
本発明に係る半導体モジュールを構成するモジュール本体の平面図および正面図である。 放熱板の平面図および正面図である。 モジュール本体に放熱板を取り付けた半導体モジュールの平面図である。 モジュール本体に放熱板を取り付けた半導体モジュールの正面図である。 熱伝導シートを貼着した状態の放熱板の平面図である。 従来の放熱板が装着された半導体モジュールの構成を示す平面図および断面図である。
符号の説明
10 モジュール本体
12 基板
13 コネクタ
14 メモリ素子
16 制御素子
17 回路基板
20a、20b 放熱板
24 収納凹部
24a 内面
26a、26b 支持突起
30a、30b クリップ
41 第1の熱伝導シート
42 第2の熱伝導シート

Claims (7)

  1. 動作時の発熱量が異なる複数種の半導体装置が混在して、基板に搭載されたモジュール本体に、前記半導体装置の外面との間に熱伝導シートを介装し、2個以上の半導体装置にわたり半導体装置の外面を覆って放熱板が装着された半導体モジュールであって、
    前記半導体装置のうち発熱量の大きな半導体装置については、該半導体装置よりも発熱量の小さな半導体装置に用いられる熱伝導シートにくらべて、熱伝導性の高い熱伝導シートが用いられていることを特徴とする半導体モジュール。
  2. 前記放熱板は、前記基板の平面領域を覆う平面形状に形成され、前記基板に搭載されたすべての半導体装置を覆って装着されていることを特徴とする請求項1記載の半導体モジュール。
  3. 前記モジュール本体と放熱板とが、側面形状がコの字形に弾性板材を折曲して形成したクリップにより厚さ方向に弾性的に挟圧して保持されていることを特徴とする請求項1または2記載の半導体モジュール。
  4. 前記モジュール本体に搭載された半導体装置が、メモリ素子と該メモリ素子よりも動作時の発熱量が大きなメモリバッファ用の制御素子であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の半導体モジュール。
  5. 前記メモリバッファ用の制御素子と放熱板との離間間隔を0.05mm以下としたことを特徴とする請求項4記載の半導体モジュール。
  6. 動作時の発熱量が異なる半導体装置が搭載されたモジュール体に装着され、前記半導体装置の配置位置に合わせて熱伝導シートが貼着された放熱板であって、
    発熱量が大きな半導体装置については、該半導体装置よりも発熱量の小さな半導体装置に用いられる熱伝導シートにくらべて熱伝導性の高い熱伝導シートが貼着されていることを特徴とする半導体モジュール用の放熱板。
  7. 前記放熱板が、半導体装置としてメモリ素子と、メモリバッファ用の制御素子が搭載されたモジュール本体に搭載されるものであることを特徴とする請求項6記載の半導体モジュール用の放熱板。
JP2006192264A 2006-07-13 2006-07-13 半導体モジュールおよび放熱板 Active JP5069876B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006192264A JP5069876B2 (ja) 2006-07-13 2006-07-13 半導体モジュールおよび放熱板
US11/775,545 US7599187B2 (en) 2006-07-13 2007-07-10 Semiconductor module and heat radiating plate
EP07112382A EP1879226A3 (en) 2006-07-13 2007-07-12 Semiconductor module and heat radiating plate
KR1020070069936A KR101376263B1 (ko) 2006-07-13 2007-07-12 반도체 모듈 및 방열판
TW096125529A TW200805602A (en) 2006-07-13 2007-07-13 Semiconductor module and heat radiating plate
CNA2007101368561A CN101106126A (zh) 2006-07-13 2007-07-13 半导体模块和散热板

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006192264A JP5069876B2 (ja) 2006-07-13 2006-07-13 半導体モジュールおよび放熱板

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008021810A true JP2008021810A (ja) 2008-01-31
JP5069876B2 JP5069876B2 (ja) 2012-11-07

Family

ID=38666879

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006192264A Active JP5069876B2 (ja) 2006-07-13 2006-07-13 半導体モジュールおよび放熱板

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7599187B2 (ja)
EP (1) EP1879226A3 (ja)
JP (1) JP5069876B2 (ja)
KR (1) KR101376263B1 (ja)
CN (1) CN101106126A (ja)
TW (1) TW200805602A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014187083A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Casio Comput Co Ltd 回路基板構造、及び電子機器
JP2016131237A (ja) * 2015-01-08 2016-07-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱伝導体、電気機器、電動機

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100188811A1 (en) * 2007-07-05 2010-07-29 Aeon Lighting Technology Inc. Memory cooling device
TWM346847U (en) * 2008-05-30 2008-12-11 Comptake Technology Inc Improved heat dissipation module of memory
US20100134982A1 (en) * 2008-12-01 2010-06-03 Meyer Iv George Anthony Memory heat dissipating structure and memory device having the same
US8248805B2 (en) 2009-09-24 2012-08-21 International Business Machines Corporation System to improve an in-line memory module
JP6649854B2 (ja) * 2016-07-21 2020-02-19 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 電子機器
US11805621B2 (en) * 2020-02-07 2023-10-31 Asia Vital Components (China) Co., Ltd. Memory auxiliary heat transfer structure

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0945827A (ja) * 1995-08-02 1997-02-14 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH09246439A (ja) * 1996-03-13 1997-09-19 Pfu Ltd 発熱部品の冷却機構
JPH1154674A (ja) * 1997-08-06 1999-02-26 Nec Corp 混成集積回路装置及びその製造方法
JP2001196516A (ja) * 2000-01-11 2001-07-19 Shinko Electric Ind Co Ltd ヒートスプレッダ
JP2006059998A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Fujitsu Ltd 伝熱シート、熱伝導構造体及び熱伝導構造体の製造方法

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5247426A (en) * 1992-06-12 1993-09-21 Digital Equipment Corporation Semiconductor heat removal apparatus with non-uniform conductance
US5604978A (en) * 1994-12-05 1997-02-25 International Business Machines Corporation Method for cooling of chips using a plurality of materials
EP0956590A1 (en) 1996-04-29 1999-11-17 Parker-Hannifin Corporation Conformal thermal interface material for electronic components
JP4326035B2 (ja) 1997-11-28 2009-09-02 ソニー株式会社 電子機器及び電子機器の放熱構造
JP3109479B2 (ja) 1998-06-12 2000-11-13 日本電気株式会社 放熱体及び放熱体を装着したメモリモジュール
US6212074B1 (en) * 2000-01-31 2001-04-03 Sun Microsystems, Inc. Apparatus for dissipating heat from a circuit board having a multilevel surface
US6869642B2 (en) 2000-05-18 2005-03-22 Raymond G. Freuler Phase change thermal interface composition having induced bonding property
US6396700B1 (en) * 2000-06-29 2002-05-28 International Business Machines Corporation Thermal spreader and interface assembly for heat generating component of an electronic device
JP2002134970A (ja) 2000-10-26 2002-05-10 Denso Corp 電子制御装置
US7023699B2 (en) * 2002-06-10 2006-04-04 Visteon Global Technologies, Inc. Liquid cooled metal thermal stack for high-power dies
US7031162B2 (en) * 2003-09-26 2006-04-18 International Business Machines Corporation Method and structure for cooling a dual chip module with one high power chip
US6982877B2 (en) * 2004-02-20 2006-01-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Heat sink having compliant interface to span multiple components
US7193318B2 (en) * 2004-08-18 2007-03-20 International Business Machines Corporation Multiple power density chip structure
US7221569B2 (en) * 2004-09-15 2007-05-22 Comptake Technology Co., Ltd. Memory heat-dissipating device
US7215551B2 (en) * 2004-09-29 2007-05-08 Super Talent Electronics, Inc. Memory module assembly including heat sink attached to integrated circuits by adhesive
US20070206360A1 (en) * 2006-03-03 2007-09-06 Ying-Hsiu Chu Structure of heat-dispersing protective shell for memory
CN101043789B (zh) * 2006-03-25 2010-05-12 富准精密工业(深圳)有限公司 散热装置
US7391613B2 (en) * 2006-05-12 2008-06-24 Fu Zhun Precision Industry (Shen Zhen) Co., Ltd. Memory module assembly including a clamp for mounting heat sinks thereon
US7349219B2 (en) * 2006-05-15 2008-03-25 Fu Zhun Precision Industry (Shen Zhen) Co., Ltd. Memory module assembly including a clip for mounting a heat sink thereon
US7400506B2 (en) * 2006-07-11 2008-07-15 Dell Products L.P. Method and apparatus for cooling a memory device

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0945827A (ja) * 1995-08-02 1997-02-14 Hitachi Ltd 半導体装置
JPH09246439A (ja) * 1996-03-13 1997-09-19 Pfu Ltd 発熱部品の冷却機構
JPH1154674A (ja) * 1997-08-06 1999-02-26 Nec Corp 混成集積回路装置及びその製造方法
JP2001196516A (ja) * 2000-01-11 2001-07-19 Shinko Electric Ind Co Ltd ヒートスプレッダ
JP2006059998A (ja) * 2004-08-19 2006-03-02 Fujitsu Ltd 伝熱シート、熱伝導構造体及び熱伝導構造体の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014187083A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Casio Comput Co Ltd 回路基板構造、及び電子機器
JP2016131237A (ja) * 2015-01-08 2016-07-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 熱伝導体、電気機器、電動機

Also Published As

Publication number Publication date
US20080013286A1 (en) 2008-01-17
KR101376263B1 (ko) 2014-03-21
EP1879226A3 (en) 2008-07-09
KR20080007121A (ko) 2008-01-17
EP1879226A2 (en) 2008-01-16
JP5069876B2 (ja) 2012-11-07
US7599187B2 (en) 2009-10-06
CN101106126A (zh) 2008-01-16
TW200805602A (en) 2008-01-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5069876B2 (ja) 半導体モジュールおよび放熱板
JP6182474B2 (ja) 電子部品の固定構造および固定方法
US6943293B1 (en) High power electronic package with enhanced cooling characteristics
JP2007134472A (ja) 放熱板および半導体装置
JP5738679B2 (ja) 放熱構造
JP4438526B2 (ja) パワー部品冷却装置
KR20170118599A (ko) 반도체 장치의 방열구조
JP2023525115A (ja) チップモジュール及びエレクトロニクス装置
JP2012256750A (ja) 発熱部品の固定方法、及び発熱部品の固定構造
JP7115032B2 (ja) 基板
JP5787435B2 (ja) 半導体放熱装置
JP2008103595A (ja) 半導体モジュール及び半導体モジュール用放熱板
US20230422451A1 (en) Heat dissipating device and controller assembly
JP2003289189A (ja) 電子機器
JP6501925B2 (ja) 放熱装置および放熱装置の組み立て方法
JP4482824B2 (ja) 両面冷却型半導体装置
JP2007258291A (ja) 半導体装置
JP4535004B2 (ja) 両面冷却型半導体装置
JPH11330328A (ja) 半導体モジュール
JP2006140390A (ja) パワー半導体装置
US20150179540A1 (en) Semiconductor device
JP2020043129A (ja) 半導体装置
US20210183726A1 (en) Semiconductor device
JP2008205081A (ja) 半導体モジュール及び半導体モジュール用放熱板
JP4604954B2 (ja) 半導体モジュールの絶縁構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090608

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120313

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120508

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120605

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120720

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120814

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120820

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150824

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5069876

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150