JP2008019977A - コントロールケーブルの支持装置およびそれを用いた支持装置付きコントロールケーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】 簡易な構造で防振効果を実現するコントロールケーブルの支持装置およびそれを用いた支持装置付きコントロールケーブルを提供する。
【解決手段】後端にコントロールケーブルの導管の端部が固定される導管保持部を有し、外周にフランジを有する筒状のケーシングキャップ1と、そのケーシングキャップのフランジ1aを含む部位を覆うと共にそのフランジの周囲を覆う鍔状部を有する弾性部材2と、その弾性部材を囲むように前記ケーシングキャップのフランジ1aを含む部位および弾性部材2を収容し、前記弾性部材の鍔状部2bを軸方向に弾力的に挟み込む前後の内壁を有すると共に、相手部材への取り付け部を備えた筒状のソケット3とを備え、前記弾性部材2がソケットの前記前後の内壁と当接するように、鍔状部の前後の面に互いに間隔を空けて配置された複数個の突起2cが形成されているコントロールケーブルの支持装置A。
【選択図】 図1

Description

本発明はコントロールケーブルの支持装置に関する。さらに詳しくは、オートマチック・トランスミッション操作用のプッシュプル・コントロールケーブル(以下、ATケーブルという)やマニュアル・トランスミッション操作用のプッシュプル・コントロールケーブル(以下、MTケーブルという)などのエンジンルーム側の端末をシフトレバー側に振動が伝わりにくいように支持するのに適した防振構造のコントロールケーブルの支持装置およびそれを用いた支持装置付きコントロールケーブルに関する。
特開2004−84684号公報
図8に示すように、一般的に、ATケーブル100は、トランスミッション側の端部に端末支持装置120を、シフトレバー側の端部に端末支持装置110を備えており、コントロールケーブルを通してエンジンルーム内のトランスミッションからシフトレバーに振動が伝達するのを防止している。それら端末支持装置110、120はコントロールケーブルの端末を保持するケーシングキャップをゴムマウント式に取り付けている。特にトランスミッション側の端末支持装置120は防振性能が高いものが用いられている。シフトレバー側の端末支持装置110にも防振性能が高いものを用いると、インナーケーブルのストロークにロスを生じ、ATケーブルの安定した操作性を損なうからである。
図9aに示す端末支持装置110は、導管Tの端部にカシメ付けられるケーシングキャップ111と、そのケーシングキャップの一端に設けたフランジ112の周囲に取り付けた防振ゴム113と、その防振ゴム113を囲むハウジング114a、114bとから構成されている。そのハウジング114a、114bは筒状の前部114aに底筒状の後部114bをアウトサート成型し、環状溝と環状突起との凹凸の嵌合構造を形成することにより互いに固着している。防振ゴム113の先端には、ガイドパイプ115の球面状の膨大部116を首振り自在に支持する凹部117が形成されている。ハウジングの前部114aには、相手部材118に取り付けるための環状溝119が形成されている。このように、ミッション側では防振ゴム113の先端部でガイドパイプ115を柔軟に保持しているが、反対側の導管を保持する部分では柔軟性が劣る。これは、防振ゴム113の両側を柔軟にしてしまうと、インナーケーブルのストロークにロスを生じ易く、ATケーブルの安定した操作性を損なうからである。
図9bに示す端末支持装置120は、一端にコントロールケーブルの導管Tの端末を固着する導管固定部121を有し、中央部122aにフランジ123を有する筒状のケーシングキャップ122と、そのケーシングキャップの外周に、フランジ123の前後に当接するように配置されるリング状のダンパ124、125と、それらのダンパを、周囲を拘束しないようにフランジ123側に加圧保持する第1保持プレート126および第2保持プレート127とを備えている。図9bでは第1保持プレート126と第2保持プレート127との間に隙間が開けてあるが、取り付け時には、ボルトによって締結されるので密着し、ダンパ124、125を加圧保持する。
エンジンとシフトレバーの間でコントロールケーブルを支持すると共に、エンジン側からシフトレバー側へと伝達される振動を減衰させるには、その支持構造は振動を減衰させやすいような、なるべく軟らかい部材を使用し、あまり強固に固定しないほうがよい。しかし、ある程度は強固に固定しないと、インナーケーブル操作時のストロークロスが大きくなり、シフトレバー側からエンジン側へと変位が伝達されにくくなり、シフトレバーとトランスミッションのポジションずれ(変位ずれ)が発生する恐れがある。このように、振動の減衰とストロークロス(性能)の減少は相反する。そのため、従来の技術にあるように、そのような2つの作用を同時に満足させようと様々な支持構造が検討されている。
例えば、図9bに示す端末支持装置120では、前述した問題を解決するように、弾性部材をなるべく強固にフローティング支持させたものである。このものは、弾性部材の側面がソケットで覆われていないため、軸方向の加圧に対し、径方向外側に弾性変形し易く、もとの弾力性を維持しながら弾性部材を強固に保持することができる。
ここで、振動減衰を引き起こす要因として、以下の未解決の問題があった。すなわち、支持装置は通常コントロールケーブルと共に用いられる。コントロールケーブルは配索時に車体の構造等により直線状態ではなく、コントロールケーブルの性能に影響が少ない程度に曲げられて配索される。そのため、導管の端部が保持されている端末支持装置には、導管の直線状態に戻ろうとする反力が加わる。その反力は端末支持装置の弾性部材を弾性変形(初期変位)させ、振動減衰のために必要な弾性部材の変位量が損われている。そのため、振動減衰性能が低下する。なお、コントロールケーブルが真直ぐに支持装置に取り付けられず、角度を持って支持装置に取り付けられた様子を以下「こじり状態」という(図2の二点鎖線)。
そこで、本発明は前記問題を解決し、簡易な構造で、ケーブルがこじり状態であっても防振効果を実現するコントロールケーブルの支持装置およびそれを用いた支持装置付きコントロールケーブルを提供することを課題としている。
本発明のコントロールケーブルの支持装置(請求項1)は、後端にコントロールケーブルの導管の端部が固定される導管保持部を有し、外周にフランジを有する筒状のケーシングキャップと、そのケーシングキャップのフランジを含む部位を囲うと共にそのフランジの周囲を覆う鍔状部を有する弾性部材と、その弾性部材を囲むように前記ケーシングキャップのフランジを含む部位および弾性部材を収容し、前記弾性部材の鍔状部を軸方向に弾力的に挟み込む前後の内壁を有すると共に、相手部材への取り付け部を備えた筒状のソケットとを備え、前記弾性部材がソケットの前記前後の内壁と当接するように、鍔状部の前後の面に互いに間隔を空けて配置された複数個の突起が形成されていることを特徴としている。
このようなコントロールケーブルの支持装置は、前記弾性部材が鍔状部から前後に延びケーシングキャップを覆う筒状部を有し、前記ソケットが前記前後の内壁の下端からそれぞれ連続し、筒状部の外周を囲む筒状の前後の小径部を有しており、そのソケットの小径部の内周面と当接するように、弾性部材の筒状部の外周に、互いに間隔を空けて配置された複数個の突起が形成されているものが好ましい(請求項2)。また、前記鍔状部の前後の面の突起が外向きに放射状に延びる突条に形成されているものが好ましい(請求項3)。さらに、前記弾性部材が鍔状部の外周の略中央から突出する環状のリブを有し、前記ソケットが内壁の上端から連続し、鍔状部の外周を囲む筒状の大径部を有しており、そのソケットの大径部の内周面と鍔状部の環状のリブが当接しているものが好ましい(請求項4)。また、前記弾性部材の前後の筒状部が、それぞれの先端部の周縁から外向きに形成される環状片を有しており、その環状片と前記ソケットの小径部の内周面とが当接するものが好ましい(請求項5)。
また、前記ケーシングキャップのフランジが、外側に向けて厚みが狭まるテーパ状に形成されているものが好ましい(請求項6)。
さらに、前記弾性部材の材質がエチレン・プロピレン・ジエン共重合系ゴムであり、かつ、その動倍率が1.2〜1.5であるものが好ましい(請求項7)。
本発明の支持装置付きコントロールケーブル(請求項8)は、トランスミッション側とシフトレバー側に渡されるコントロールケーブルと、その導管の両端部に配置される上述のコントロールケーブルの支持装置とからなることを特徴とする。
本発明のコントロールケーブルの支持装置(請求項1)は、コントロールケーブルの導管が導管保持部に保持される場合に、導管からの略湾曲した配索による反力を、弾性部材の鍔状部の前後からそれぞれ軸方向に延びる複数個の突起が、ソケットの前後の内壁と弾力的に接することにより支持する。すなわち、突起部分は弾性変形して変位するが、弾性部材全体としては、大きな変位を伴わないので、防振を減衰する能力を余した状態で組み付けることができる。そのため取り付け状態で角度が付いていても(こじり状態であっても)、防振性能が高い。
また、こじり状態を支持する突起を形成することにより防振性能を向上させたので、防振性能の向上に伴うストロークロスはほとんどない。
さらに、コントロールケーブルの軸方向の振動についても、鍔状部の前後の突起部が撓むことにより減衰できるので、防振性能が高い。
このようなコントロールケーブルの支持装置は、前記弾性部材が鍔状部から前後に延びケーシングキャップを覆う筒状部を有し、前記ソケットが内壁の下端から連続し、筒状部の外周を囲む筒状の小径部を有しており、そのケーシングキャップの小径部の内周面と当接するように、弾性部材の筒状部の外周に、互いに間隔を空けて配置された複数個の突起が形成されている場合は(請求項2)、前述した鍔状部の突起に加えて、導管の湾曲による反力を筒状部の表面に形成された突起がソケットの小径部と弾力的に接することにより支持するので、ストロークロスを増加させることなく防振性能を向上させることができる。
また、前記鍔状部の前後の面の突起が外向きに放射状に延びる突条に形成されている場合は(請求項3)、支持装置が、どのような角度で、コジリ状態にされても、安定した防振性能を備えることがきる。
さらに、前記弾性部材が鍔状部の外周の略中央から半径方向に延びる環状のリブを有し、前記ソケットが内壁の上端から連続し、鍔状部の外周を囲む筒状の大径部を有しており、そのケーソングキャップの大径部の内周面と鍔状部の環状のリブが当接している場合は(請求項4)、そのリブによりソケットの内部を防水することができ、かつ、そのリブを中心として弾性部材の筒状部あるいは弾性部材の全体が撓むことができる。そのため、リブ自身が弾性変形しにくく、防水性能を発揮し続けることができるし、弾性部材全体の撓みにも影響しにくい。
さらに、前記弾性部材の前後の筒状部が、それぞれの先端部の周縁から外向きに形成される環状片を有しており、その環状片と前記ソケットの小径部の内周面とが当接する場合は(請求項5)、ソケット内に水が入り込まないようにシールすることができる。
また、前記ケーシングキャップのフランジが、外側に向けて厚みが狭まるテーパ状に形成されている場合は(請求項6)、こじり状態による荷重が、テーパ状のフランジから弾性部材に伝達されにくい。
また、前記弾性部材の材質がエチレン・プロピレン・ジエン共重合系ゴムであり、かつ、その動倍率が1.2〜1.5である場合は(請求項7)、高温の環境に用いられても、防振性能を発揮することができる。
本発明の支持装置付きコントロールケーブル(請求項8)は、トランスミッション側とシフトレバー側に渡されるコントロールケーブルと、その導管の両端部に配置される上述のコントロールケーブルの支持装置とからなるので、ストロークロスが少なく、防振性能が高い。また、1つの部品として取り扱うことができ、組み付けあるいは輸送が容易である。
つぎに図面を参照しながら本発明のコントロールケーブルの支持装置の実施の形態を説明する。図1は本発明のコントロールケーブルの支持装置の一実施形態を示す部分断面側面図、図2は図1の支持装置を用いたATケーブルの実施形態を示す部分側面断面図、図3は弾性部材およびケーシングキャップの概略断面斜面図、図4aは弾性部材を示す概略斜視図、図4bは図1のI−I線概略断面図、図5aおよび図5bはこじり状態における支持装置のバネ特性を示す図、図6aおよび図6bはそれぞれ支持装置の振動の減衰による防音効果を示す図、図7は弾性部材およびソケットの他の実施形態を示す図である。
はじめに図2を用いてコントロールケーブルの支持装置A(以下、支持装置A)の使用される様子を説明する。図2に示すATケーブル10の支持装置Aはトランスミッションとシフトレバーとを連結するコントロールケーブルの導管Tのトランスミッション側の端部に取り付けられる。なお、本実施例ではシフトレバー側の端部にも支持装置Aが用いられているが、シフトレバー側の支持装置は取付ける位置に応じてソケットの形状を少し違えている程度であり、トランスミッション側の支持装置Aとほぼ同じであるので、その説明を省略する。
前記支持装置Aのトランスミッション側(図2の左側)にはガイドパイプ12が配置され、そのガイドパイプ12の内部には、トランスミッションに連結されるロッド11が配置されている。そのロッド11の端部にコントロールケーブルの内索Pの端部が固着され、前記ガイドパイプ12によって摺動自在に支持されている。一方、前記支持装置Aの他端側(図2の右側)には、前記内索Pを摺動自在に収納して、シフトレバー側へと案内する導管Tが取付けられている。
図1に示す前記支持装置Aは、中央付近にフランジ1aを有する筒状のケーシングキャップ1と、そのケーシングキャップ1のフランジ1aを含む外周を覆う弾性部材2と、前記ケーシングキャップ1のフランジ1aを含む部位および弾性部材2を収容すると共に、相手部材への取り付け部3aとを備えているソケット3とからなる。その取り付け部3aの前方には、ナット3eが螺合している。支持装置Aを相手部材に取り付ける際には、ナット3eを緩め、U字状の開口を備えたブラケット(図示していない)をナット3eと取り付け部3aとの間に挿入する。次いで、ナット3eをブラケットを挟み込むように螺合し、支持装置Aが相手部材に固定される。
また、本願でいうところの「こじり状態」とは、図2の二点鎖線で示すように、導管Tが角度αで支持装置Aに固定されている状態をいう。すなわち、導管Tは車体内部で直線状に配策されるのが好ましいが、実際には適度な湾曲状態で配策される。そのため、導管Tの端部は、真っ直ぐに戻ろうとする力をケーシングキャップの導管保持部1bに加えている。その導管保持部1bにそのような力が加わると、車体との取付け部3aを有するソケット3はそのままで、その内部のケーシングキャップ1がソケット3の軸心からずれ、弾性部材2を弾性変形させ、弾性部材2に初期の変位を与える。このような状態をこじり状態という。なお、図2で示すこじりの角度αは、これから説明するように実測値を得るためのものである。そのため、上面から見た角度とし、側面から図2を見ると、導管Tとソケット3の軸心はずれていない。
前記ケーシングキャップ1の後部は薄肉の筒状で、外周から中心に向かってカシメることにより導管Tを固定・保持する導管保持部1bである。そのケーシングキャップ1には、内索が通る中心孔3fが軸心に沿って貫通している。一方、前端はガイドパイプ12の端部の球状部12aが挿入され、球状部の回動を妨げず、かつ、抜けない程度に球状の根元付近1cがカシメられる(図1参照)。
ここから図3および図4を用いて説明する。前記弾性部材2はフランジ1aを被覆するように囲う鍔状部2bと、その鍔状部2bの前後から軸方向に外向きに延び、ケーシングキャップ1の筒状の部分を覆う、筒状部2a、2aとからなる。なお、前記弾性部材2は天然ゴム、合成ゴム、合成樹脂エラストマーなど、ゴム状の高分子弾性体によって製造することができ、エチレン・プロピレン・ジエン共重合系合成ゴム(EPDM)が好ましい。また、そのゴム硬度はJISのHs40°〜60°程度のものが好ましく、とくにHs45°〜55°程度が好ましい。
まず、前記弾性部材2の鍔部2bは厚みのある鍔状あるいは、ほぼ円柱状を呈している。そして、その鍔状部2bは、ロッド11、ケーシングキャップ1のフランジ1aあるいはガイドパイプ12などからの振動を主に減衰する部分である。その鍔状部2bの半径rは11〜13mmで、好ましくは11.5〜12.5mmである。また、前後の幅は12〜15mmで、好ましくは13〜14mmである。また、鍔状部2bには、その外周の前後方向の中心付近から半径方向外側に拡がる環状のリブ2dが設けられている。そのリブ2dは前記ソケット3の内周面と接しており、ソケット3と弾性部材2との隙間を通して導管Tへ水が入らないようにしている。また、前後の筒状部2a、2aのそれぞれの先端に環状片2e、2eを設けると、(図7参照)。シフトレバー側のアウターケーシング1bが配索時に大きくこじられ、シフトレバー側のソケットの小径部3bとケーシングキャップの筒状部2aとの隙間から水が入るのを防止することができる。なお、前記筒状部2aの環状片2eは、突条にしたり、先端に向かうにつれて外向きに傾斜するテーパ状に形成してもよい。
前記筒状部2aのケーシングキャップ1のフランジ1aの先端から前方の筒状部2aの前端までの長さL(あるいは、後方の筒状部2aの後端までの長さ)は、11〜13mm、好ましくは11〜12mmである。なお、筒状部2aの長さLと鍔状部2bの半径rはほぼ同じであるのが好ましいが、筒状部の長さLの方が鍔状部の半径rより長くすることもできる。その場合の長さと半径との比L:rは1.2:1程度である。このように筒状部2aの長さLを若干長くすると、鍔状部2bに加わるこじりの荷重を緩和することができる。
前記筒状部2aの外表面には、帯状の突起2c・・(突条)が所定の間隔を空けて複数本軸方向に延びている。その突条2cの幅は1.7〜2.3mm、好ましくは1.9〜2.1mmである。高さは0.6〜1.1mm、好ましくは0.8〜0.9mmである。本数は28〜32本、好ましくは30本程度である。その突条2cにより、後述するソケット3と接する部分と、所定の間隔を空ける部分とができる。前記突起2cの形状は、断面を半円状(図3参照)に形成したり、略三角あるいは楕円に形成してもよい。
前記鍔部2bの前後の面には、それぞれ筒状部2aの突条2cと連続するように、鍔状部の中心付近から放射状に延びる複数本の帯状の突起(突条)2c・・が形成され、外側に向かうにつれ、その幅を大きくしている。その鍔状部2bの突条2cも筒状部2aのものとほぼ同じ形状であるが、鍔状部2bの外縁では、突条2cの幅は3.0〜3.5mm、好ましくは3.2〜3.4mmに達している。高さは1〜2mm、好ましくは1.3〜1.7mmである。
なお、突条2cを筒状部2aから連続させずに、筒状部2aと鍔状部2bの突条2c、2cの端部同士が互い違いになるように配置してもよい。また、本実施形態では放射状に形成しているが、中心から外側に向かって次第に半径を大きくする複数本の円形の突条を設けてもよいし、あるいは鍔状部2bの突条2cを筒状部の突条2cと形状を異にしてもよい。さらに、筒状部2aの外周にも複数本のリング状の突条を設けてもよい。
また、突条2cは導管Tの反力を受ける弾性を失わない程度に弾力的に当接させた状態でソケット3に収納するのが好ましいが、最初は突条2cの先端とソケットの内面が当接する程度の状態にしておいて、導管Tによる反力が加わった時に初めて突条2cが弾力的に変形するようにしてもよい。
前記ソケット3内には弾性部材2の筒状部2a、2aを収納するための小径部3b、3bと、それら小径部3b、3bから内壁3c、3c(段部)を介して鍔状部2bを収納するための大径部3dが形成されている。前端の小径部3bと大径部3dの中間部分で、その外周にあたる部分には取り付け部3a(図1参照)が形成されており、相手部材との接合部分となる。その相手部材とはシフトレバーおよびトランスミッションに形成されたステーあるいはホルダー等である。また、大径部3dの内周は前記リブ2d(図2参照)の先端部分が弾力的に当接する部分である。また、大径部3dの段部3cは突起2cの先端が当接する。
次に図3を用いて、ATケーブル10(図2参照)が実際に車体に組み込まれた際の支持装置Aの内部の弾性部材2の様子を説明する。図3の二点鎖線に示すように導管Tによる反力が支持装置Aに加わると、ケーシングキャップ1にも導管Tの端部の向きと同じ方向を向かせるような力が働く。すなわち、ケーシングキャップ1の右端を上方に押し上げ、左端を下方に押し下げる、ケーシングキャップ1を矢印R方向に回転させるような力である。その際、弾性部材の右方の筒状部2aはケーシングキャップ1の押し上げにより、筒状部2aの上方の部分が、ソケットの小径部3bの内面と強く当接する。一方、左方の筒状部2aの下方の部分は、ソケットの小径部3bの内面と強く当接する。このとき、筒状部の表面に形成された突条2cが前記力を弾力的に支持し、それにより弾性部材2が余分に変位しないようにしている。
また、ソケット3の後端部分の小径部3bおよび段部3cをソケット3から取り外せる別部品のワッシャ3gとすることが好ましい。そうすると、後端が開口したソケット3へ弾性部材2を挿入し、その後、ワッシャ3gを弾性部材2を軸方向にいくらか押圧した状態でカシメて固定することができる。
さらに、図7に示すように、前記ソケット3をプレート4aと、押さえプレート4bのように、前後に分割できる構造にしてもよい。そうすると、それら分離したプレート4aおよび押さえプレート4bの間に前記弾性部材2を挟み込んで固定することもできる。
また、鍔状部2bでは、左方の面の上方の部分がソケットの段部3cと強く当接する。一方、右方の面の下方の部分はソケットの段部3cと強く当接する。このとき、鍔状部の表面に形成された突条2cが前記力を弾力的に支持し、それにより弾性部材2が弾性変形を起こさないようにしている。このように、ケーシングキャップ1のR方向に回転しようとする力を上下左右の4方向から支持できるので、効率よく導管Tの端部の反力を支持できる。さらに、前記4方向の力を支持する4つの部分はケーシングキャップ1のR方向の回転の中心からrあるいはLだけ離れた位置であるので、ケーシングキャップの回転のモーメントを安定して支持することができる。なお、前述したように筒状部2aの長さLが長い場合には、導管Tの反力を鍔状部2bより多く支持させ、鍔状部2bに導管Tからの反力が及びにくいようにしてもよい。
次に実施例および比較例をあげて本発明の支持装置の効果を説明する。
[実施例1]
図1に示す支持装置Aを実施例として採用した。弾性部材2の薄肉の円筒部2aの外径は突条2cの先端で16mm、突条2cの根元で14mm、前側の筒状部2aの前端と後ろ側の筒状部2aの後端の距離は24mm、弾性部材2の鍔状部2bの外径は24mm、鍔状部2bの前端と後端との距離は突条2cの先端同士で13mm、突条2cの根元同士で10mmで、突条2cは12本形成されている。弾性部材2の材質はエチレン・プロピレン・ジエン共重合系合成ゴム(EPDM)で、硬度50°とした。
[比較例1]
図9aに示す端末支持装置110をATケーブルに取り付けた。防振ゴム113のフランジ112と当接する部分の厚さWは4mmとした。ただし外径Dは25mm、内径dは12mmとした。
[比較例2]
図9bに示す端末支持装置120をATケーブルに取り付けた。ダンパ124、125の外径は37mm、内径は16mm、厚さは3.5mm、材料はEPDMで、ゴム硬度はHs50とした。また、保持プレートの締め付けの程度は、ダンパ124、125の自然な厚さから1.3mm薄くなる程度とした。
図5は導管Tを真直ぐな状態(角度αが0°)で支持装置に取り付けた場合と、角度α(図2参照)を2°の角度で取り付けた場合との変位と操作荷重の関係を示すグラフである。図5a、図5bはそれぞれ実施例1の支持装置A、比較例2の支持装置120を示す。それぞれのグラフの縦軸は操作荷重(kgf)で、横軸は変位(mm)である。図中の実線は角度αが2°の場合のバネ特性を示す、点線は角度αが0°の場合のバネ特性(定数)を示す(図4参照)。
図5aおよび図5bに示すように、実施例1では、導管Tの角度が変化しても、荷重と変位の関係が一定である。一方、比較例2では、角度αが2°の場合には、こじりにより操作荷重が大きくても変位が小さいため、つまりバネ定数が大きくなっているため角度αが0°の場合に比べて防振性能が低い。これは、こじりによりダンパが初期変位を起こしているためである。
Figure 2008019977
なお、ここでいう静バネ特性とは、ダンパに所定の変位を加えた時の荷重値(N)を示す。一方、動バネ特性とは、ダンパに所定の初期変位を与えた状態において、所定の振動変位を加えた時の荷重値/振動変位(N/mm)を示す。その静バネ特性および動バネ特性の試験方法は、JIS K 6394に準拠する。また、「動倍率」とは、動バネ定数(kd)と静バネ定数(ks)の比(kd/ks)を意味し、「動的倍率」とも呼ばれる。前記実施例1、比較例1および比較例2のそれぞれの静バネ定数ksおよび動倍率を表1に示す。
図6には、ATケーブル10と従来のATケーブル100の振動による騒音をシフトレバー側から測定した結果を示す。その測定結果には種類の異なる2種類の車が用いられ、それぞれ実車1と実車2である。図6aは実車1を用いた場合、図6bは実車2を用いた場合の騒音の測定結果を示す。なお、グラフの横軸は騒音の周波数(Hz)を示し、縦軸は騒音の程度(dB)を示す。なお、前記dBの単位はPa/N(rms)である。実線は実施例1の支持装置Aを両側に設けたATケーブル10の場合を示し、点線は比較例1の支持装置110をトランスミッション側に用い、比較例2の支持装置120をシフトレバー側に用いたATケーブル100の場合を示す。また、図中の矢印d1およびd2はATケーブル10を用いた場合とATケーブル100を用いた場合の騒音の差を示している。
トランスミッション側からのインナーケーブルおよびシフトレバーを介しての振動は、車のダッシュボードを振動させるなどして、車内の音響環境を悪くする。しかし、図6に示すように、ATケーブル10を用いると、d1として約18dB、d2として約22dBの騒音を減少させる効果が認められる。このように、車内の音響環境を向上させることができ、防音効果を向上させることができた。
さらに、実施例1の支持装置Aは、トランスミッション側にもシフトレバー側にも、どちらにも用いることができ、その場合は、弾性部材を共通部品とすることができるので、低コストである。
図1は本発明のコントロールケーブルの支持装置の一実施形態を示す部分断面側面図である。 図2は図1の支持装置を用いたATケーブルの実施形態を示す部分側面断面図である。 図3は弾性部材およびケーシングキャップの概略斜面図である。 図4aは弾性部材を示す概略斜視図、図4bは図1のI−I線概略断面図である。 図5aおよび図5bはこじり状態における支持装置のバネ特性を示す図である。 図6aおよび図6bはそれぞれ支持装置の振動の減衰による防音効果を示す図である。 図7は弾性部材およびソケットの他の実施形態を示す図である。 従来のATケーブルを示す部分断面側面図である。 図9aおよび図9bは従来の端末支持装置を示す部分側面断面図である。
符号の説明
1 ケーシングキャップ
1a フランジ
1b 導管保持部
2 弾性部材
2a 筒状部
2b 鍔状部
2c 突起(突条)
2d リブ
2e 環状片
3 ソケット
3a 取り付け部
3b 小径部
3c 内壁(段部)
3d 大径部
3e ナット
3f 中心孔
3g ワッシャ
4a プレート
4b 押さえプレート
10 ATケーブル
11 ロッド
12 ガイドパイプ
12a 球状部
A 支持装置
T 導管

Claims (8)

  1. 後端にコントロールケーブルの導管の端部が固定される導管保持部を有し、外周にフランジを有する筒状のケーシングキャップと、
    そのケーシングキャップのフランジを含む部位を囲うと共にそのフランジの周囲を覆う鍔状部を有する弾性部材と、
    その弾性部材を囲むように前記ケーシングキャップのフランジを含む部位および弾性部材を収容し、前記弾性部材の鍔状部を軸方向に弾力的に挟み込む前後の内壁を有すると共に、相手部材への取り付け部を備えた筒状のソケットとを備え、
    前記弾性部材がソケットの前記前後の内壁と当接するように、鍔状部の前後の面に互いに間隔を空けて配置された複数個の突起が形成されているコントロールケーブルの支持装置。
  2. 前記弾性部材が鍔状部から前後に延びケーシングキャップを覆う筒状部を有し、
    前記ソケットが前記前後の内壁の下端からそれぞれ連続し、筒状部の外周を囲む筒状の前後の小径部を有しており、
    そのソケットの小径部の内周面と当接するように、弾性部材の筒状部の外周に、互いに間隔を空けて配置された複数個の突起が形成されている請求項1記載のコントロールケーブルの支持装置。
  3. 前記鍔状部の前後の面の突起が外向きに放射状に延びる突条に形成されている請求項1記載のコントロールケーブルの支持装置。
  4. 前記弾性部材が鍔状部の外周の略中央から突出する環状のリブを有し、
    前記ソケットが内壁の上端から連続し、鍔状部の外周を囲む筒状の大径部を有しており、
    そのソケットの大径部の内周面と鍔状部の環状のリブが当接している請求項2記載のコントロールケーブルの支持装置。
  5. 前記弾性部材の前後の筒状部が、それぞれの先端部の周縁から外向きに形成される環状片を有しており、
    その環状片と前記ソケットの小径部の内周面とが当接する請求項4記載のコントロールケーブルの支持装置。
  6. 前記ケーシングキャップのフランジが、外側に向けて厚みが狭まるテーパ状に形成されている請求項1、2、3、4または5いずれか記載のコントロールケーブルの支持装置。
  7. 前記弾性部材の材質がエチレン・プロピレン・ジエン共重合系ゴムであり、かつ、その動倍率が1.2〜1.5である請求項1〜6いずれか記載のコントロールケーブルの支持装置。
  8. トランスミッション側とシフトレバー側に渡されるコントロールケーブルと、
    その導管の両端部に配置される請求項1〜7記載のコントロールケーブルの支持装置とからなる支持装置付きコントロールケーブル。
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