JP2008017004A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】A/D変換結果が外部に出力される際の電源電圧変動やノイズの影響を回避し、A/D変換回路の適切で効率的な検査が行えるようにする。
【解決手段】半導体装置のテスト時に、A/D変換結果を、非直線性誤差(INLE)検査回路、および、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路により、それぞれ別に演算または、演算の一部を半導体装置内で実施し、演算結果のみ半導体装置内の記憶回路に記憶し、別途記憶したデータを半導体検査装置へ、出力することで、検査装置等の大きな負荷を駆動することなどに起因する変換精度の低下を防止し、さらに、必要なデータに演算された結果のみを半導体装置から半導体検査装置へ出力できるため、半導体検査装置への読込み時間および、半導体検査装置での演算時間が少なく、検査時間の短縮すなわち検査費用の削減が容易に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、A/D変換回路を有する半導体装置に関し、特に、A/D変換回路の変換結果を外部に出力させてA/D変換回路を検査することができる半導体装置に関するものである。
近年、例えばA/D変換回路や、その変換結果に基づく処理を行うディジタル回路などがワンチップ化された、いわゆるシステムオンチップと呼ばれる半導体装置が主流になってきている。また、上記のようなA/D変換回路を有する半導体装置には、A/D変換回路を単体で検査できるようにするために、モード切り替え回路を内蔵し、A/D変換結果をディジタルバッファを介して直接外部に出力させ得るようにしたものがある。
ところが、半導体装置の実際の使用時には高精度なA/D変換が行われる場合であっても、検査時に、ディジタルバッファが比較的大負荷の検査装置(例えばLSIテスタ)を駆動することに起因する電源電圧変動やノイズの影響が大きくなると、A/D変換精度が低下して適切な検査をできないことがある。
そこで、A/D変換回路から出力される高周波数のデータを半導体装置(例えばLSI)内に一旦格納する記憶手段を設け、A/D変換後に半導体装置外部にデータを読み出すことでノイズの影響を低減し、検査精度の向上を図る技術が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−166013号公報
しかしながら、近年のA/D変換回路の高ビット化(12ビット〜14ビット以上)により、A/D変換回路検査時に必要なディジタル出力結果は膨大であり、上記従来のA/D変換回路から出力されるデータをそのまま半導体装置内に一旦格納する記憶手段を設けた場合、記憶手段からA/D変換結果の読込み時間および演算時間が長大化し、検査費用が増加するという問題点を有していた。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、非直線性誤差(INLE)を検査するための検査回路と、微分非直線性誤差(DNLE)を検査するための検査回路を、半導体装置内にそれぞれ別に内蔵し、非直線性誤差(INLE)検査用と、微分非直線性誤差(DNLE)検査用に最適化された検査回路により、A/D変換回路検査時に出力される膨大なディジタル出力結果を、必要なデータ成分のみ抽出することでサイズを縮小してから、半導体装置内の記憶手段に記憶することで、A/D変換結果が出力される際の電源電圧変動やノイズの影響が回避され、A/D変換回路の適切な検査を容易に行えるとともに、半導体装置外部から記憶手段のA/D変換結果の読み出しデータ量および、半導体装置外部での演算量が少なく、検査時間の短縮すなわち検査費用の削減が行え、さらに簡素な構成で実現できる。
本発明は、A/D変換回路と、前記A/D変換回路の変換結果に基づいた処理を行うディジタル処理回路とを有する半導体装置であって、非直線性誤差(INLE)を検査するための検査回路と、微分非直線性誤差(DNLE)を検査するための検査回路を半導体装置内にそれぞれ別に搭載し、非直線性誤差(INLE)を検査するための検査回路が動作した後、微分非直線性誤差(DNLE)を検査するための検査回路が動作するまたは、非直線性誤差(INLE)を検査するための検査回路と、微分非直線性誤差(DNLE)を検査するための検査回路が、同時に動作することを特徴とする。
また、本発明は、A/D変換回路と、前記A/D変換回路の変換結果に基づいた処理を行うディジタル処理回路と、微分非直線性誤差(DNLE)を検査するための検査回路として、前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換結果をディジタル出力値毎に発生頻度として記憶する発生頻度カウンタ回路と、前記発生頻度カウンタ回路に記憶された発生頻度データを外部に出力する検査用出力端子とを有する半導体装置であって、前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換が完了した後に前記発生頻度カウンタ回路に記憶された発生頻度データを外部に出力することを特徴とする。
また、本発明は、A/D変換回路と、前記A/D変換回路の変換結果に基づいた処理を行うディジタル処理回路と、非直線性誤差(INLE)を検査するための検査回路として、前記A/D変換回路の変換結果を前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換結果を平均化する平均化回路または、加算する加算回路と、前記平均化回路または、前記加算回路の出力結果を記憶する記憶回路と、前記記憶回路に記憶されたデータを外部に出力する検査用出力端子とを有する半導体装置であって、前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換が完了した後に前記記憶回路に記憶されたデータを外部に出力することを特徴とする。
また、本発明は、A/D変換回路と、前記A/D変換回路の変換結果に基づいた処理を行うディジタル処理回路と、非直線性誤差(INLE)を検査するための検査回路として、前記A/D変換回路の変換結果を前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換結果を平均化する平均化回路または、加算する加算回路と、あらかじめ設定された理想値を、前記平均化回路の出力結果または、前記加算回路の出力結果から減算する理想値減算回路と、理想値減算回路の出力結果を記憶する記憶回路と、前記記憶回路に記憶されたデータを外部に出力する検査用出力端子とを有する半導体装置であって、前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換が完了した後に前記記憶回路に記憶されたデータを外部に出力することを特徴とする。
本発明によれば、A/D変換結果が出力される際の電源電圧変動やノイズの影響を回避し、A/D変換回路の適切な検査を容易に行うことができるとともに、A/D変換回路の高ビット化により生じる、A/D変換回路検査時に必要な膨大なディジタル出力結果を、半導体装置内で効率的に演算処理することで、半導体装置外部からA/D変換結果の読込みデータ量および、半導体装置外部での演算量が少なく、検査時間の短縮すなわち検査費用の削減が容易に行うことができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下の各実施形態において、他の実施形態と同様の機能を有する構成要素については同一の符号を付して説明を省略する。
《発明の実施形態1》
実施形態1の半導体装置には、図1に示すように、A/D変換回路11と、ディジタル処理回路12と、非直線性誤差(INLE)検査回路13と、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路14と、バッファ15が設けられている。A/D変換回路11は、半導体装置16の内外から入力されるアナログ入力信号をディジタル信号に変換する。ディジタル処理回路12は、A/D変換回路11による変換結果を用いて所定の処理を行う(同図の例ではA/D変換回路11の1ビットの出力だけについて代表させて描いている)。また、非直線性誤差(INLE)検査回路13、および、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路14は、A/D変換回路11の変換結果が入力されて、非直線性誤差(INLE)値、および、微分非直線性誤差(DNLE)値を算出するための演算を行い、半導体検査装置17の結果判定部18に演算結果を出力する。
上記のように構成された半導体装置16では、通常の動作時には、ディジタル処理回路12が有効になり、非直線性誤差(INLE)検査回路13、および、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路14は、無効となる。一方、半導体装置16のテスト時には、例えば半導体装置16の外部からアナログ入力信号として所定の電圧を与え、非直線性誤差(INLE)検査回路13、および、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路14が有効になり、ディジタル処理回路12が無効になる。
ここで、実施形態1の半導体装置と従来例(特許文献1:特開2001−166013号公報/請求項2)とを比較して説明する。
図21の従来例では、検査装置等の比較的大きな負荷(例えば別の半導体装置16の入力負荷容量に対して10倍程度)がバッファ15によって駆動され、通常の動作時に比べて、電源電圧変動や半導体装置16内外の寄生容量を介したA/D変換回路11へのノイズの重畳などが比較的大きくなることを、出力結果記憶回路43に一旦データを保持し、読出しは別途行うことで、A/D変換回路11へのノイズの重畳などを回避する技術である。
しかし、A/D変換回路11のビット数(分解能)が高ビット(たとえば、12〜14ビット程度以上)になると、出力結果記憶回路43に保持する変換結果が膨大となり、出力結果記憶回路43の容量が巨大になり、半導体検査装置17へのデータ読込み時間と、半導体検査装置17内部の検査演算判定部44での非直線性誤差(INLE)と微分非直線性誤差(DNLE)の演算に長時間必要であるという欠点がある。
しかしこれは、非直線性誤差(INLE)値演算のために必要となるデータと微分非直線性誤差(DNLE)値演算のために必要となるデータの全てを満たすための、A/D変換回路11の出力結果をそのまま半導体検査装置17に読み込ませ、半導体検査装置17で全ての演算を行うためである。
実施形態1の半導体装置16では、非直線性誤差(INLE)値演算のために必要となるデータは、アナログ入力値毎のA/D変換回路11のディジタル出力結果のみであり、微分非直線性誤差(DNLE)値演算のために必要となるデータは、A/D変換回路11のディジタル出力コード毎の発生頻度(ヒストグラム)のみであることに着目し、A/D変換結果を、非直線性誤差(INLE)検査回路13、および、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路14により、それぞれ別に演算する手法により、非直線性誤差(INLE)検査回路13、および、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路14が簡素な回路で実現でき、さらに演算結果のみ半導体検査装置17に出力するため、半導体検査装置17へのデータ読込み時間の短縮と、半導体検査装置17内部での演算および判定時間の短縮が実現できる。
上記のように、A/D変換結果を、非直線性誤差(INLE)検査回路13、および、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路14によりそれぞれ別に演算を行い、演算結果のみを検査装置17へ出力することで、検査装置等の大きな負荷を駆動することなどに起因する変換精度の低下を容易に防止でき、さらにA/D変換回路11の検査回路を簡素に構成することができる。
なお、短時間で検査を終了させるために、同一のアナログ入力信号を用いて、非直線性誤差(INLE)検査回路13、および、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路14を、同時に演算させてもよい。
また、検査精度向上のため、非直線性誤差(INLE)検査と、微分非直線性誤差(DNLE)検査で、それぞれに最適化されたアナログ入力信号を用いて、非直線性誤差(INLE)検査回路13、および、微分非直線性誤差(DNLE)検査回路14の動作期間を分けて演算させてもよい。
また、ディジタル出力信号の出力端子は、図1では専用の出力端子として描かれているが、端子数を低減させるため、ディジタル処理回路12の出力とで兼用されるようにしてもよい。また、アナログ入力信号の入力端子も、他の信号の入出力端子と兼用されるようにしてもよい。
《発明の実施形態2》
実施形態2の半導体装置には、図2に示すように、A/D変換回路11と、ディジタル処理回路12と、非直線性誤差(INLE)検査前処理演算回路21と、微分非直線性誤差(DNLE)検査前処理演算回路22と、バッファ15が設けられている。A/D変換回路11および、ディジタル処理回路12は、実施形態1と同じである。
非直線性誤差(INLE)検査前処理演算回路21および、微分非直線性誤差(DNLE)検査前処理演算回路22は、A/D変換回路11の変換結果が入力されて、非直線性誤差(INLE)値、および、微分非直線性誤差(DNLE)値を算出するための一部の演算を行い、半導体検査装置17の非直線性誤差(INLE)検査後処理演算回路19および、微分非直線性誤差(DNLE)検査後処理演算回路20に演算結果を出力する。
上記のように構成された半導体装置16では、通常の動作時には、ディジタル処理回路12が有効になり、非直線性誤差(INLE)検査前処理演算回路21および微分非直線性誤差(DNLE)検査前処理演算回路22は、無効となる。一方、半導体装置16のテスト時には、例えば半導体装置16の外部からアナログ入力信号として所定の電圧を与え、非直線性誤差(INLE)検査前処理演算回路21および微分非直線性誤差(DNLE)検査前処理演算回路22が有効になり、ディジタル処理回路12が無効になる。
実施形態1では、非直線性誤差(INLE)値演算および微分非直線性誤差(DNLE)値演算のための検査回路13,14を全て搭載している構成であるが、実施形態2の半導体装置16では、これらの演算の一部を行う回路を半導体装置16内に持ち、残りの演算を行う回路は半導体検査装置17に持つ構成である。
その理由の例として、一般的な半導体装置(LSI)では、加算および減算は比較的小さい規模で回路を構成できるが、乗算および除算は回路規模が大きくなる傾向があるため、半導体装置16内で実施する演算と半導体検査装置17内で実施する演算を分離することで、回路規模と検査実施時間と検査精度を最適化することができる。
なお、短時間で検査を終了させるために、同一のアナログ入力信号を用いて、非直線性誤差(INLE)検査前処理演算回路21および微分非直線性誤差(DNLE)検査前処理演算回路22を、同時に演算させてもよい。
また、検査精度向上のため、非直線性誤差(INLE)検査と、微分非直線性誤差(DNLE)検査で、それぞれに最適化されたアナログ入力信号を用いて、非直線性誤差(INLE)検査前処理演算回路21および微分非直線性誤差(DNLE)検査前処理演算回路22の動作期間を分けて演算させてもよい。
また、ディジタル出力信号の出力端子は、図2では専用の出力端子として描かれているが、端子数を低減させるため、ディジタル処理回路12の出力とで兼用されるようにしてもよい。また、アナログ入力信号の入力端子も、他の信号の入出力端子と兼用されるようにしてもよい。
《発明の実施形態3》
実施形態3の半導体装置には、図3に示すように、A/D変換回路11と、ディジタル処理回路12と、発生頻度カウンタ回路25と、セレクタ27と、バッファ15が設けられている。A/D変換回路11および、ディジタル処理回路12は、実施形態1と同じである。さらに、発生頻度カウンタ回路25は、発生頻度振分け回路23と、記憶回路24と、読出回路26で構成されている。
A/D変換回路11の変換結果は、発生頻度カウンタ回路25にA/D変換の出力コード毎の発生頻度(ヒストグラム)として記憶され、あらかじめ定められたA/D変換回路11の検査工程(たとえば、12bitのA/D変換回路の場合で、アナログ入力信号が三角波であり、1回あたりのアナログ信号入力で時間的に等間隔に2万個のデータを取り込み、それを10回繰り返す。)が完了した後、発生頻度カウンタ回路25から、ディジタル出力信号で発生頻度結果を、セレクタ27と、バッファ15を介して半導体装置の外部に出力される。
上記のように構成された半導体装置では、通常の動作時には、セレクタ27は選択信号に応じてディジタル処理回路12の出力を選択する。そこで、ディジタル処理回路12による所定の処理結果が半導体装置の外部に出力される。
一方、半導体装置のテスト時には、例えば半導体装置の外部からアナログ入力信号として所定の電圧を与えると伴に、テストモード選択信号によってセレクタ27に、発生頻度カウンタ回路25の出力を選択させる。そこで、発生頻度カウンタ回路25に保持されたA/D変換の出力コード毎の発生頻度(ヒストグラム)を図示しない検査装置によって変換結果の確認をすることなどができる。
上記発生頻度カウンタ回路25の動作は、詳しくは次のように行われる。
A/D変換回路11の1回の変換結果は、発生頻度カウンタ回路25内の、発生頻度振分け回路23で、各出力コード毎の頻度を記憶回路24の前記出力コードに対応したアドレスに1加算する。この動作を、あらかじめ定められた回数、または、あらかじめ定められた時間内で繰返す。上記動作が完了した後、読出し制御信号により、記憶回路24内のデータを、読出回路26および、セレクタ27と、バッファ15を介して、半導体装置の外部に出力する。また、発生頻度振り分け回路23および、記憶回路24は、A/D変換回路11の動作サイクルであるクロック信号に同期して動作する。また、発生頻度振り分け回路23および、記憶回路24は、カウンタ制御信号で動作開始と終了が制御される。
ここで、実施形態3の半導体装置と従来例(図22)とを比較して説明する。
図22に示す従来例では、A/D変換回路11と、ディジタル処理回路12と、セレクタ27と、バッファ15が設けられている。図22の半導体装置のテスト時には、例えば半導体装置の外部からアナログ入力信号として所定の電圧を与えると伴に、テストモード選択信号によってセレクタ27に、A/D変換回路11の出力を選択させる。この場合、クロック信号に同期してA/D変換のサイクル毎に変換結果がセレクタ27と、バッファ15を介して、半導体装置の外部に出力され、図示しない検査装置によって変換結果の確認をすることなどができるが、検査装置等の比較的大きな負荷(例えば別の半導体装置16の入力負荷容量に対して10倍程度)が、バッファ15によって駆動され、通常の動作時に比べて、電源電圧変動や半導体装置16内外の寄生容量を介したA/D変換回路11へのノイズの重畳などが比較的大きくなる。
これに対して、図3に示す、実施形態3の半導体装置では、A/D変換回路11の出力結果を、記憶回路24に一旦データを保持し、読出しは、あらかじめ定められたA/D変換回路11の検査工程が完了した後に行われるため、A/D変換回路11へのノイズの重畳などを回避することが可能である。
しかし、A/D変換回路11のビット数(分解能)が高ビット(たとえば、12〜14ビット程度以上)になると、記憶回路24に保持する変換結果が膨大となり、記憶回路24の容量が巨大になり、図示しない検査装置へのデータ読込み時間と、前記検査装置での演算に長時間必要であるという欠点がある。
これは、非直線性誤差(INLE)値演算のために必要となるデータと微分非直線性誤差(DNLE)値演算のために必要となるデータの全てを満たすための、A/D変換回路11の出力結果をそのまま、半導体検査装置に読み込ませ、半導体検査装置で全ての演算を行うためである。
ここで、微分非直線性誤差(DNLE)にのみ着目すると、必要となるデータは、A/D変換回路のディジタル出力コード毎の発生頻度(ヒストグラム)のみであり、必要データ数は、ディジタル出力数で、
2^ビット数(分解能)×最大発生頻度
となる。
具体的に、14ビットA/D変換回路の検査を例として説明する。A/D変換回路のディジタル出力の1コード当たり、平均128個データを取り込む場合を説明する。
従来例では、
2^14×128×14=29360128bit(=約29Mbit)
の記憶容量が必要だが、発生頻度カウンタ回路25を用いて微分非直線性誤差(DNLE)に必要となるデータのみとした場合、
2^14×10=163840Bit(=約0.2Mbit、最大発生頻度を1023回以下と仮定)
であり、従来例に比べ、必要な記憶容量は、0.6%以下にすることが可能である。
上記のように、A/D変換結果を、発生頻度カウンタ回路25により演算を行い、必要な結果のみ記憶し、半導体装置外部に出力することで、検査装置等の大きな負荷を駆動することなどに起因する変換精度の低下を回避しつつ、A/D変換結果のデータ量が大幅に削減されているため、半導体検査装置へのA/D変換結果の読み込時間、および、半導体検査装置での演算時間も、大幅に短縮することができる。
なお、図4に示すように、クロック信号を、半導体装置内の発振器28からの信号を用いてもよい。外部からのクロック信号を供給する場合よりも、高速な信号を用いることが可能である利点があり、A/D変換回路11と、発生頻度カウンタ回路25とは同期して動作し、半導体装置外部へ結果を出力する場合は、読出し信号(たとえば、クロック信号より遅いサイクル)で、図示しない検査装置へ読込みを行えはよい。
なお、図5に示すように、クロック信号を、半導体装置内のPLL回路29からの信号を用いてもよい。外部からのクロック信号を逓倍した高速な信号を用いることが可能である利点があり、A/D変換回路11と、発生頻度カウンタ回路25とは同期して動作し、半導体装置外部へ結果を出力する場合は、読出し信号(たとえば、クロック信号を逓倍したサイクルより遅いサイクル)で、図示しない検査装置へ読込みを行えはよい。
なお、図6に示すように、A/D変換回路11は、クロック信号で動作させ、発生頻度カウンタ回路25は、クロック信号の整数倍の信号で動作させてもよい。発生頻度カウンタ回路25の動作スピードが低く抑えられることにより、発生頻度カウンタ回路25の回路構成を簡素にできる利点がある。具体的な回路例としては、クロック信号を分周回路30で分周し、発生頻度カウンタ回路25に入力する構造としてもよい。
なお、図7に示すように、A/D変換回路11は、クロック信号で動作させ、発生頻度カウンタ回路25は、クロック信号から位相調整させた信号で動作させてもよい。発生頻度カウンタ回路25で発生するノイズが、A/D変換回路11に影響する場合があるため、ノイズ発生タイミングと、A/D変換回路11でのA/D変換タイミングをずらすことができる利点がある。具体的な回路例としては、クロック信号を位相調整回路31で位相調整し、発生頻度カウンタ回路25に入力する構造としてもよい。なお、前記位相調整回路31での位相調整幅を、半導体装置内外から任意に制御可能とする構造としてもよい。A/D変換精度の実測評価結果から位相調整幅を決定できる利点がある。
なお、図8に示すように、カウンタ制御信号を、半導体装置内のカウンタ制御信号生成回路32から生成してもよい。アナログ入力信号が、サイン波や、三角波などで、複数回繰返し入力し、その間、A/D変換結果を一定間隔で、発生頻度カウンタ回路25により演算と発生頻度の記憶を続ける場合、アナログ入力信号の一定サイクル分の検査を行うことが容易にできる。さらに、アナログ入力信号の整数倍毎で検査期間が自動で設定可能となるため、結果の発生頻度のばらつきが小さく抑えられる利点がある。
なお、図3〜図8では、A/D変換結果の出力と、ディジタル処理回路12の出力とで兼用されるようにすれば、端子数を低減することができるが、これに限るものではなく、専用の出力端子を設けるようにしてもよい。また、アナログ入力信号の入力端子も、他の信号の入出力端子と兼用されるようにしてもよい。
《発明の実施形態4》
実施形態4の半導体装置には、図9に示すように、A/D変換回路11と、ディジタル処理回路12と、平均化回路33と、出力コード記憶回路34と、セレクタ27と、バッファ15が設けられている。
A/D変換回路11およびディジタル処理回路12は実施形態1と同じである。さらに、出力コード記憶回路34は、記憶回路24と、読出回路26で構成されている。A/D変換回路11の変換結果は、平均化回路33に入力され、A/D変換回路11の一定時間内または、一定出力回数の変換後に、出力コード記憶回路34に、順番に記憶される。あらかじめ定められたA/D変換回路11の検査工程が完了した後、出力コード記憶回路34から、A/D変換結果を、セレクタ27と、バッファ15を介して半導体装置の外部に出力する。
上記のように構成された半導体装置では、通常の動作時には、セレクタ27はテストモード選択信号に応じてディジタル処理回路12の出力を選択する。そこで、ディジタル処理回路12による所定の処理結果が半導体装置の外部に出力される。
一方、半導体装置のテスト時には、例えば半導体装置の外部からアナログ入力信号として所定の電圧を与えると伴に、テストモード選択信号によってセレクタ27に、出力コード記憶回路34の出力を選択させる。そこで、出力コード記憶回路34に保持されたA/D変換の結果を図示しない検査装置によって変換結果の確認をすることなどができる。
上記A/D変換動作を、あらかじめ定められた回数、または、あらかじめ定められた時間内で繰返す。
上記動作が完了した後、読出し制御信号により、記憶回路24内のデータを、読出回路26および、セレクタ27と、バッファ15を介して、半導体装置の外部に出力する。また、出力コード記憶回路34を構成する記憶回路24は、A/D変換回路11の動作サイクルであるクロック信号に同期して動作する。また、出力コード記憶回路34を構成する記憶回路24は、演算制御信号で動作開始と終了が制御される。
ここで、実施形態4の半導体装置と従来例(図22)とを比較して説明する。図22の従来例は、実施形態3で説明したものと同じである。
図22の従来例に対して、図9に示す実施形態4の半導体装置では、A/D変換回路11の出力結果を、記憶回路24に一旦データを保持し、読出しは、あらかじめ定められたA/D変換回路11の検査工程が完了した後に行われるため、検査装置等の比較的大きな負荷が、バッファ15によって駆動され、通常の動作時に比べて、電源電圧変動や半導体装置16内外の寄生容量を介したA/D変換回路11へのノイズの重畳などを回避することが可能である。
しかし、A/D変換回路11のビット数(分解能)が高ビット(たとえば、12〜14ビット程度以上)になると、記憶回路24に保持する変換結果が膨大となり、記憶回路24の容量が巨大になり、図示しない検査装置へのデータ読込み時間と、前記検査装置での演算に長時間必要であるという欠点がある。これは、非直線性誤差(INLE)値演算のために必要となるデータと、微分非直線性誤差(DNLE)値演算のために必要となるデータの全てを満たすための、A/D変換回路11の出力結果をそのまま、半導体検査装置に読み込ませ、半導体検査装置で全ての演算を行うためである。
ここで、非直線性誤差(INLE)に必要となるデータは、アナログ入力値毎のA/D変換回路のディジタル出力結果のみであり、ノイズ成分が除去されていれば、必要データ数は、ディジタル出力数で、
2^ビット数(分解能)×ビット数×4
程度でも十分である。
具体的に、14ビットA/D変換回路の検査例として説明する。
A/D変換回路のディジタル出力の1コード当たり、128回平均化してノイズ除去する場合を説明する。従来例では、
2^14×128×14=29360128bit(=約29Mbit)
の記憶容量が必要だが、演算回路(図9の例では平均化回路33)を用いてノイズ成分を除去し、非直線性誤差(INLE)に必要となるデータのみにした場合、
2^14×4×14=91748bit(=約0.92Mbit)
であり、従来例に比べ、必要な記憶容量は、3%程度に削減することが可能である。
上記のように、A/D変換結果を、演算回路(図9の例では平均化回路33)を用いてノイズ成分を除去し、非直線性誤差(INLE)に必要な結果のみ記憶し、半導体装置外部に出力することで、検査装置等の大きな負荷を駆動することなどに起因する変換精度の低下を回避しつつ、A/D変換結果のデータ量が大幅に削減されているため、半導体検査装置へのA/D変換結果の読み込時間、および、半導体検査装置での演算時間も、大幅に短縮することができる。
なお、図10に示すように、クロック信号を、半導体装置内の発振器28からの信号を用いてもよい。外部からのクロック信号を供給する場合よりも、高速な信号を用いることが可能である利点があり、A/D変換回路11と、平均化回路33と、出力コード記憶回路34を構成する記憶回路24とは同期して動作し、半導体装置外部へ結果を出力する場合は、出力コード記憶回路34を構成する読出し回路26が、読出し信号(たとえば、クロック信号より遅いサイクル)で動作し、図示しない検査装置へ読込みを行えはよい。
なお、図11に示すように、クロック信号を、半導体装置内のPLL回路29からの信号を用いてもよい。外部からのクロック信号を逓倍した高速な信号を用いることが可能である利点があり、A/D変換回路11と、平均化回路33と、出力コード記憶回路34を構成する記憶回路24とは同期して動作し、半導体装置外部へ結果を出力する場合は、出力コード記憶回路34を構成する読出し回路26が、読出し信号(たとえば、クロック信号より遅いサイクル)で動作し、図示しない検査装置へ読込みを行えはよい。
なお、図12に示すように、A/D変換回路11は、クロック信号で動作させ、平均化回路33と、出力コード記憶回路34を構成する記憶回路24は、クロック信号の整数倍の信号で動作させてもよい。平均化回路33と、出力コード記憶回路34を構成する記憶回路24の動作スピードが低く抑えられることにより、出力コード記憶回路34の回路構成を簡素にできる利点がある。具体的な回路例としては、クロック信号を分周回路30で分周し、平均化回路33と、出力コード記憶回路34を構成する記憶回路24に入力する構造としてもよい。
なお、図13に示すように、A/D変換回路11は、クロック信号で動作させ、平均化回路33と、出力コード記憶回路34を構成する記憶回路24は、クロック信号から位相調整させた信号で動作させてもよい。平均化回路33と、出力コード記憶回路34で発生するノイズが、A/D変換回路11に影響する場合があるため、ノイズ発生タイミングと、A/D変換回路11でのA/D変換タイミングをずらすことができる利点がある。具体的な回路例としては、クロック信号を位相調整回路31で位相調整し、平均化回路33と、出力コード記憶回路34に入力する構造としてもよい。なお、前記位相調整回路31での位相調整幅を、半導体装置内外から任意に制御可能とする構造としてもよい。A/D変換精度の最終結果から位相調整幅を決定できる利点がある。
なお、図14に示すように、平均化回路制御信号と演算制御信号を、半導体装置内の制御信号生成回路35から生成してもよい。アナログ入力信号が、サイン波や、三角波などで、複数回繰返し入力し、その間、A/D変換結果を一定間隔で、平均化回路33と、出力コード記憶回路34により演算と結果の記憶を続ける場合、アナログ入力信号の一定サイクル分の検査を行うことが容易にできる。
なお、図9〜図14では、A/D変換結果の出力と、ディジタル処理回路12の出力とで兼用されるようにすれば、端子数を低減することができるが、これに限るものではなく、専用の出力端子を設けるようにしてもよい。また、アナログ入力信号の入力端子も、他の信号の入出力端子と兼用されるようにしてもよい。
なお、図15に示すように、ノイズ成分の除去を目的とする平均化回路33の代わりに、加算回路36を用いて、A/D変換回路よりもビット数の多い出力を得てもよい。記憶するデータ量は増加するが、データの有効桁数が増えるため、精度が向上する利点がある。
なお、図16に示すように、出力コード記憶回路34の代わりに、演算記憶回路38を用いてもよい。演算記憶回路38は、理想値減算回路37と、記憶回路24と、読出回路26で構成されている。演算記憶回路38の動作を説明する。
平均化回路33から出力される結果の理想値があらかじめ分かっている場合、その理想値を内蔵した理想値減算回路37内の記憶装置または、演算回路にて生成し、実際の出力結果から減算することで、得られる結果は、理想値との差分のみであり、記憶するデータ量を大幅に減少させることができる利点がある。
図17には、A/D変換回路11の出力コード値そのままの場合と、理想値との差分の場合の違いを説明するため、アナログ信号入力とA/D変換回路11の出力コード値の例を示す。図17では、理想値と誤差を含んだ出力結果の一部を拡大して表している。出力コード値をそのまま記憶回路24に記憶する場合だと、記憶データ量は、A/D変換回路11の出力コード値のビット数そのままであるが、図16の半導体装置においては記憶回路24に記憶するデータは理想値との差分(変換誤差分)のみであり、記憶データ量は数ビット(例えば、2ビット〜5ビット)程度で十分である。
《発明の実施形態5》
実施形態5の半導体装置には、図18に示すように、A/D変換回路11と、ディジタル処理回路12と、発生頻度判定回路39と、セレクタ27と、バッファ15が設けられている。A/D変換回路11および、ディジタル処理回路12は、実施形態1と同じである。さらに、発生頻度判定回路39は、発生頻度振分け回路23と、記憶回路24と、頻度判定回路40で構成されている。
A/D変換回路11の変換結果は、発生頻度判定回路39にA/D変換の出力コード毎の発生頻度(ヒストグラム)として記憶され、あらかじめ定められたA/D変換回路11の検査工程(たとえば、12bitのA/D変換回路の場合で、アナログ入力信号が三角波であり、1回あたりのアナログ信号入力で時間的に等間隔に2万個のデータを取り込み、それを10回繰り返す。)が完了した後、発生頻度判定回路39から、ディジタル出力信号で発生頻度結果を、セレクタ27と、バッファ15を介して半導体装置の外部に出力される。
上記のように構成された半導体装置では、通常の動作時には、セレクタ27はテストモード選択信号に応じてディジタル処理回路12の出力を選択する。そこで、ディジタル処理回路12による所定の処理結果が半導体装置の外部に出力される。
一方、半導体装置のテスト時には、例えば半導体装置の外部からアナログ入力信号として所定の電圧を与えると伴に、テストモード選択信号によってセレクタ27に、発生頻度判定回路39の出力を選択させる。そこで、発生頻度判定回路39に保持されたA/D変換の判定結果を図示しない検査装置によって確認をすることなどができる。
上記発生頻度判定回路39の動作は、詳しくは次のように行われる。
A/D変換回路11の1回の変換結果は、発生頻度判定回路39内の、発生頻度振分け回路23で、各出力コード毎の頻度を記憶回路24の前記出力コードに対応したアドレスに1加算する。この動作を、あらかじめ定められた回数、または、あらかじめ定められた時間内で繰返す。上記動作が完了した後、読出判定制御信号により、記憶回路24内のデータを、頻度判定回路40で読出して、その値があらかじめ設定された範囲内の発生頻度であるかを判定し、その結果を、セレクタ27と、バッファ15を介して、半導体装置の外部に出力する。
また、発生頻度振り分け回路23および、記憶回路24は、A/D変換回路11の動作サイクルであるクロック信号に同期して動作する。
また、発生頻度振り分け回路23および、記憶回路24は、読出判定制御信号で動作開始と終了が制御される。
図19は、A/D変換結果の出力コード値と、発生頻度の例を表したグラフである。図19にある、全ての出力コードにおける発生頻度が、良品の範囲にあれば、良品判定の信号を出力し、1つの出力コードでも発生頻度が不良品の範囲にあれば、不良品判定の信号を出力する。
これらの構成により、半導体装置から半導体検査装置へのデータ出力量が大幅に削減され、検査時間短縮に有利である。
なお、実施形態3と同様に、クロック信号を、半導体装置内の発振器からの信号を用いてもよい。
なお、実施形態3と同様に、クロック信号を、半導体装置内のPLL回路からの信号を用いてもよい。
なお、実施形態3と同様に、A/D変換回路11は、クロック信号で動作させ、発生頻度判定回路39は、クロック信号の整数倍の信号で動作させてもよい。具体的な回路例としては、クロック信号を分周回路で分周し、発生頻度判定回路39に入力する構造としてもよい。
なお、実施形態3と同様に、A/D変換回路11は、クロック信号で動作させ、発生頻度判定回路39は、クロック信号から位相調整させた信号で動作させてもよい。具体的な回路例としては、クロック信号を位相調整回路で位相調整し、発生頻度判定回路39に入力する構造としてもよい。
なお、実施形態3と同様に、前記位相調整回路での位相調整幅を、半導体装置内外から任意に制御可能とする構造としてもよい。
なお、実施形態3と同様に、カウンタ制御信号を、アナログ入力信号からの信号で半導体装置内のカウンタ制御信号生成回路から生成してもよい。
なお、A/D変換結果の出力と、ディジタル処理回路12の出力とで兼用されるようにすれば、端子数を低減することができるが、これに限るものではなく、専用の出力端子を設けるようにしてもよい。また、アナログ入力信号の入力端子も、他の信号の入出力端子と兼用されるようにしてもよい。
《発明の実施形態6》
実施形態6の半導体装置には、図20に示すように、A/D変換回路11と、ディジタル処理回路12と、平均化回路33と、演算判定回路42と、セレクタ27と、バッファ15が設けられている。A/D変換回路11および、ディジタル処理回路12は、実施形態1と同じである。さらに、演算判定回路42は、理想値減算回路37と、記憶回路24と、差分判定回路41で構成されている。
演算判定回路42の動作を説明する。
A/D変換回路11の変換結果は、平均化回路33に入力され、平均化回路33の出力は理想値減算回路37に入力され理想値からの差分が演算され、記憶回路24に記憶される。前記の動作が、A/D変換回路11の一定時間内または、一定出力回数の変換毎に実施される。
理想値減算回路37により得られる、理想値と実際のA/D変換結果の差分は、A/D変換回路の非直線性誤差(INLE)を表しており、非直線性誤差(INLE)の検査は、理想値と実際のA/D変換結果の差分が、あらかじめ設定された差分以内に収まっているかを判定すればよい。
あらかじめ定められたA/D変換回路11の検査工程が完了した後、差分判定回路41により、理想値と実際のA/D変換結果の差分全てが、あらかじめ設定された差分以内に収まっていれば良品であり、1つのデータ以上で、あらかじめ設定された差分以内に収まっていなければ不良品であると判定する。
前記判定処理が完了してから、判定結果のみを、セレクタ27と、バッファ15を介して半導体装置の外部に出力される。
また、平均化回路33および、演算判定回路42を構成する、理想値減算回路37、記憶回路24は、A/D変換回路11の動作サイクルであるクロック信号に同期して動作する。また、演算判定回路42を構成する、差分判定回路41は、読出判定制御信号で動作開始と終了が制御される。
これらの構成により、A/D変換結果の各コード毎の詳細な値は得られないが、半導体装置から半導体検査装置へのデータ出力量が大幅に削減され、検査時間短縮に有利である。
なお、実施形態4と同様に、クロック信号を、半導体装置内の発振器からの信号を用いてもよい。
なお、実施形態4と同様に、クロック信号を、半導体装置内のPLL回路からの信号を用いてもよい。
なお、実施形態4と同様に、A/D変換回路11は、クロック信号で動作させ、演算判定回路42は、クロック信号の整数倍の信号で動作させてもよい。具体的な回路例としては、クロック信号を分周回路で分周し、演算判定回路42に入力する構造としてもよい。
なお、実施形態4と同様に、A/D変換回路11は、クロック信号で動作させ、演算判定回路42は、クロック信号から位相調整させた信号で動作させてもよい。具体的な回路例としては、クロック信号を位相調整回路で位相調整し、演算判定回路42に入力する構造としてもよい。
なお、実施形態4と同様に、前記位相調整回路での位相調整幅を、半導体装置内外から任意に制御可能とする構造としてもよい。
なお、実施形態4と同様に、演算制御信号を、アナログ入力信号からの信号で半導体装置内のカウンタ制御信号生成回路から生成してもよい。
なお、A/D変換結果の出力と、ディジタル処理回路12の出力とで兼用されるようにすれば、端子数を低減することができるが、これに限るものではなく、専用の出力端子を設けるようにしてもよい。また、アナログ入力信号の入力端子も、他の信号の入出力端子と兼用されるようにしてもよい。
なお、演算判定回路42内の理想値減算回路37の演算結果を記憶回路24に一旦記憶するのではなく、直接、差分判定回路41に入力し、判定してもよい。半導体装置に内蔵する記憶装置が削減できる利点がある。
本発明にかかる半導体装置は、A/D変換結果が出力される際の電源電圧変動やノイズの影響を回避し、A/D変換回路の適切な検査を容易に行うことができるとともに、A/D変換回路の高ビット化により生じる、A/D変換回路検査時に必要な膨大なディジタル出力結果を、半導体装置内で効率的に演算処理することで、半導体装置外部からA/D変換結果の読込みデータ量および、半導体装置外部での演算量が少なく、検査時間の短縮すなわち検査費用の削減が容易に行うことができる半導体装置等として有用である。
実施形態1の半導体装置の構成を示すブロック図である。 実施形態2の半導体装置の構成を示すブロック図である。 実施形態3の半導体装置の要部の構成を示すブロック図である。 実施形態3の半導体装置の内蔵発振器を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態3の半導体装置の内蔵PLL回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態3の半導体装置の分周回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態3の半導体装置の位相調整回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態3の半導体装置のカウンタ制御信号生成回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態4の半導体装置の要部の構成を示すブロック図である。 実施形態4の半導体装置の内蔵発振器を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態4の半導体装置の内蔵PLL回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態4の半導体装置の分周回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態4の半導体装置の位相調整回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態4の半導体装置の制御信号生成回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態4の半導体装置の平均化回路の代わりに加算回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態4の半導体装置の出力コード記憶回路の代わりに演算記憶回路を用いた場合の構成を示すブロック図である。 実施形態4の半導体装置の理想値と誤差を含んだA/D変換器の出力値差分例の説明図である。 実施形態5の半導体装置の要部の構成を示すブロック図である。 実施形態5の半導体装置のA/D変換器の出力結果からの発生頻度例と良品範囲の説明図である。 実施形態6の半導体装置の要部の構成を示すブロック図である。 従来の半導体装置の構成を示すブロック図である。 従来の半導体装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
11 A/D変換回路
12 ロジック回路(ディジタル処理回路)
13 非直線性誤差(INLE)検査回路
14 微分非直線性誤差(DNLE)検査回路
15 バッファ
16 半導体装置
17 半導体検査装置
18 半導体検査装置の結果判定部
19 半導体検査装置の非直線性誤差(INLE)検査後処置演算部
20 半導体検査装置の微分非直線性誤差(DNLE)検査後処置演算部
21 非直線性誤差(INLE)検査前処理演算回路
22 微分非直線性誤差(DNLE)検査前処理演算回路
23 発生頻度振分け回路
24 記憶回路
25 発生頻度カウンタ回路
26 読出回路
27 セレクタ
28 発振器
29 PLL回路
30 分周回路
31 位相調整回路
32 カウンタ制御信号生成回路
33 平均化回路
34 出力コード記憶回路
35 制御信号生成回路
36 加算回路
37 理想値減算回路
38 演算記憶回路
39 発生頻度判定回路
40 頻度判定回路
41 差分判定回路
42 演算判定回路
43 出力結果記憶回路
44 半導体検査装置の非直線性誤差(INLE)と微分非直線性誤差(DNLE)の検査演算判定部

Claims (27)

  1. A/D変換回路と、前記A/D変換回路の変換結果に基づいた処理を行うディジタル処理回路とを有する半導体装置であって、
    前記A/D変換回路の変換結果の非直線性誤差(INLE)を検査するための演算処理を実施する第1の検査回路と、前記A/D変換回路の変換結果の微分非直線性誤差(DNLE)を検査するための演算処理を実施する第2の検査回路とを前記半導体装置内にそれぞれ別に搭載する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1において、
    前記第1の検査回路は、前記A/D変換回路の変換結果の非直線性誤差(INLE)を検査するための演算処理の一部のみを実施し、
    前記第2の検査回路は、前記A/D変換回路の変換結果の微分非直線性誤差(DNLE)を検査するための演算処理の一部のみを実施し、
    前記非直線性誤差(INLE)を検査するための演算処理の残りと、前記微分非直線性誤差(DNLE)を検査するための演算処理の残りとを実施する演算処理部は、半導体検査装置側にある、
    ことを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記第1の検査回路と前記第2の検査回路が同時に動作する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1または2において、
    前記A/D変換回路のアナログ入力信号として、非直線性誤差(INLE)検査時と、微分非直線性誤差(DNLE)検査時とで、異なるアナログ信号を用いることにより、前記第1の検査回路の動作期間と前記第2の検査回路の動作期間とを分ける、
    ことを特徴とする半導体装置。
  5. A/D変換回路と、
    前記A/D変換回路の変換結果に基づいた処理を行うディジタル処理回路と、
    前記A/D変換回路の変換結果の微分非直線性誤差(DNLE)を検査するための検査回路とを備え、
    前記検査回路は、
    前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換結果をディジタル出力値毎に発生頻度として記憶する記憶回路と、
    前記記憶回路に記憶された発生頻度データを外部に出力する検査用出力端子とを有し、
    前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換が完了した後に前記記憶回路に記憶された発生頻度データを外部に出力する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項5において、
    前記検査回路はさらに、
    前記記憶回路に記憶された発生頻度データが、想定された範囲内であるかを判定する判定回路を有し、
    前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換が完了した後に前記判定回路から判定結果を外部に出力する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項5または請求項6において、
    前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換結果をディジタル出力値毎に発生頻度として記憶するサイクルは、前記A/D変換回路のクロックサイクルと同じである、
    ことを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項5または6において、
    さらに、出力信号切り替え回路を備え、
    前記検査用出力端子は、
    通常動作時に所定の信号が出力される通常動作用出力端子と兼用される、
    ことを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項5または6において、
    前記A/D変換回路の一定時間内または、一定出力回数の変換結果をディジタル出力値毎に発生頻度として記憶するサイクルは、前記A/D変換回路のクロックサイクルより遅く、前記A/D変換回路のクロックサイクルの整数倍である、
    ことを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項5または6において、
    前記A/D変換回路および前記記憶回路の動作クロックは、前記半導体装置内に内蔵された発振器により生成される、
    ことを特徴とする半導体装置。
  11. 請求項5または6において、
    前記A/D変換回路および前記記憶回路の動作クロックは、前記半導体装置外部より供給される信号を前記半導体装置内部のPLL回路により逓倍して生成される、
    ことを特徴とする半導体装置。
  12. 請求項5または6において、
    さらに、前記A/D変換回路のクロックサイクルと、前記記憶回路に記憶するサイクルの位相を調整するための位相調整回路を有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  13. 請求項5または6において、
    さらに、前記記憶回路のリセット制御信号、スタート制御信号、ストップ制御信号の1つ、または、いずれか2つ以上の制御信号を、前記A/D変換回路の入力信号であるアナログ信号より生成する制御信号生成回路を有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  14. 請求項8〜請求項13までのいずれかの組み合わせにより構成される
    ことを特徴とする半導体装置。
  15. A/D変換回路と、
    前記A/D変換回路の変換結果に基づいた処理を行うディジタル処理回路と、
    前記A/D変換回路の変換結果の非直線性誤差(INLE)を検査するための検査回路とを備え、
    前記検査回路は、
    前記A/D変換回路の一定時間内または一定出力回数の変換結果を平均化する平均化回路と、
    前記平均化回路の出力結果を記憶する記憶回路と、
    前記記憶回路に記憶されたデータを外部に出力する検査用出力端子とを有し、
    前記A/D変換回路の一定時間内または一定出力回数の変換が完了した後に、前記記憶回路に記憶されたデータを検査用出力端子から外部に出力する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  16. A/D変換回路と、
    前記A/D変換回路の変換結果に基づいた処理を行うディジタル処理回路と、
    前記A/D変換回路の変換結果の非直線性誤差(INLE)を検査するための検査回路とを備え、
    前記検査回路は、
    前記A/D変換回路の一定時間内または一定出力回数の変換結果を加算する加算回路と、
    前記加算回路の出力結果を記憶する記憶回路と、
    前記記憶回路に記憶されたデータを外部に出力する検査用出力端子とを有し、
    前記A/D変換回路の一定時間内または一定出力回数の変換が完了した後に、前記記憶回路に記憶されたデータを検査用出力端子から外部に出力する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  17. 請求項15または16において、
    前記検査回路は、
    前記平均化回路の出力結果または前記加算回路の出力結果から、あらかじめ設定された理想値を減算する理想値減算回路をさらに有し、
    前記記憶回路は、
    前記平均化回路の出力結果または前記加算回路の出力結果に代えて前記理想値減算回路の出力を記憶する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  18. 請求項17において、
    前記検査回路は、
    前記記憶回路に記憶された前記理想値減算回路の出力が想定された範囲内であるかを判定する判定回路をさらに有し、
    前記判定回路による判定結果を前記検査用出力端子から外部に出力する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  19. 請求項18において、
    前記検査回路内の記憶回路が無く、
    前記理想値減算回路の出力が前記判定回路に直接入力され、
    前記判定回路は、前記直接入力された前記理想値減算回路の出力が想定された範囲内であるかを判定する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  20. 請求項15〜19のいずれか1つにおいて、
    前記平均化回路、前記加算回路、前記記憶回路、前記理想値減算回路が動作するサイクルは、前記A/D変換回路のクロックサイクルと同じである、
    ことを特徴とする半導体装置。
  21. 請求項15〜19のいずれか1つにおいて、
    さらに、出力信号切り替え回路を備え、
    前記検査用出力端子は、
    通常動作時に所定の信号が出力される通常動作用出力端子と兼用される、
    ことを特徴とする半導体装置。
  22. 請求項15〜19のいずれか1つにおいて、
    前記平均化回路、前記加算回路、前記記憶回路、前記理想値減算回路が動作するサイクルは、前記A/D変換回路のクロックサイクルより遅く、前記A/D変換回路のクロックサイクルの整数倍である、
    ことを特徴とする半導体装置。
  23. 請求項15〜19のいずれか1つにおいて、
    前記平均化回路、前記加算回路、前記記憶回路、前記理想値減算回路の動作クロックは、前記半導体装置内に内蔵された発振器により生成される、
    ことを特徴とする半導体装置。
  24. 請求項15〜19のいずれか1つにおいて、
    前記平均化回路、前記加算回路、前記記憶回路、前記理想値減算回路の動作クロックは、前記半導体装置外部より供給される信号を前記半導体装置内部のPLL回路により逓倍して生成される、
    ことを特徴とする半導体装置。
  25. 請求項15〜19のいずれか1つにおいて、
    さらに、前記A/D変換回路のクロックサイクルと、前記平均化回路、前記加算回路、前記記憶回路、前記理想値減算回路が動作するサイクルの位相を調整するための位相調整回路を有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  26. 請求項15〜19のいずれか1つにおいて、
    さらに、前記平均化回路、前記加算回路、前記記憶回路のリセット制御信号、スタート制御信号、ストップ制御信号の1つ、または、いずれか2つ以上の制御信号を、前記A/D変換回路の入力信号であるアナログ信号より生成する制御信号生成回路を有する、
    ことを特徴とする半導体装置。
  27. 請求項21〜請求項26までのいずれかの組み合わせにより構成される、
    ことを特徴とする半導体装置。
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