JP2008010444A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

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【課題】素子設計上あるいは他のプロセスによる制限を受けることなく、チャネル領域の歪みを制御し、MOSFETの駆動電流を向上させる。
【解決手段】素子分離絶縁膜16によって区画された活性領域にPMOSFET100が形成されており、素子分離絶縁膜16の上部には、PMOSFET100のチャネル領域にゲート長方向に圧縮応力を印加する応力付与膜17が形成されている。即ち、素子分離絶縁膜16の上部にはゲート電極13を挟むようにゲート電極13と平行に溝が形成され、該溝は、アモルファスシリコンを熱酸化して形成された応力付与膜17により埋め込まれている。
【選択図】図1

Description

本発明は、MOS電界効果トランジスタ(MOSFET)に関し、特に、Pチャネル型MOS電界効果トランジスタ(PMOSFET)、および/または、Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ(NMOSFET)の駆動電流を向上させる素子構造とその製造方法に関するものである。
従来、MOSFETの高性能化は微細化によって進められてきた。しかし、ゲート絶縁膜の膜厚や微細加工の最小寸法などは、その物理限界に近づきつつあるのが現状である。したがって、微細化のみにMOSFETの高性能化を期待することはできず、将来に向けて微細化以外の高性能化手段が必要となっている。
その微細化によらない高性能化手段の一つに、チャネル領域に歪みを加えキャリアの移動度を向上させる技術、いわゆる、歪みシリコン技術がある。この歪みシリコン技術は、歪みを印加する方法の違いによって、基板歪みを用いる方法と、プロセスに起因する歪み(プロセス歪み)を用いる方法とに大別される。
前者の基板歪みを用いる方法の概略は、次のとおりである。先ず、シリコン基板上に、シリコンより格子定数の大きいシリコンゲルマニウムをエピタキシャル成長させ、転位の導入等によってシリコンゲルマニウムの歪みを緩和させる。次に、この歪みが緩和された緩和シリコンゲルマニウム上に、改めてシリコンをエピタキシャル成長させる。このようにして得られた最上層のシリコンは、基板面内の2軸引っ張り応力を緩和シリコンゲルマニウムから受けるため、引っ張り歪みの状態にある。この歪みシリコン基板を用いてMOSFETを作製すると、PMOSFETにおいてもNMOSFETにおいても駆動電流が向上し、高性能化が実現する。この駆動電流向上は、基板面内の2軸引っ張り応力によってチャネル領域を走行するキャリア(電子、正孔の両方)の移動度が増加することに由来する。
前者の基板歪み技術は、微細化によらない高性能化手段として有望である。しかし、緩和シリコンゲルマニウムを成膜する際に発生する転位の一部が基板表面にまで達し、貫通転位になること、また、歪みの基板面内不均一性などが、製品の歩留まりや特性のばらつきに影響を与え得るという懸念がある。
後者のプロセス歪み技術は、従来のプロセスの最小限の変更によってチャネル領域に歪みを印加する技術であり、従来プロセスとの整合性が高い。例えば、浅溝素子分離(STI:Shallow Trench Isolation)法によって形成された素子分離絶縁膜によって素子領域に発生する圧縮応力を用いてPMOSFETの駆動電流を向上させる方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1にて開示された方法は、STI法による素子分離絶縁膜が素子領域に及ぼす圧縮応力は、チャネル領域方向の素子領域幅が狭いほど大きいので、PMOSFETの素子領域幅だけを積極的に狭めることによってPMOSFETの駆動電流を向上させることができる、というものである。
特開2005−259745号公報
しかしながら、この素子分離絶縁膜による圧縮応力を利用したPMOSFETの駆動電流向上技術では、圧縮応力の大きさは素子領域幅で決定されるため、設計上あるいは他のプロセスの要請で素子領域幅を変更できない場合に、この技術の利点を十分に利用できない可能性がある。このような設計上あるいは他のプロセスによる制限は、上記の素子分離絶縁膜による応力以外のプロセス歪み技術にも存在する。したがって、設計や他のプロセスへの影響が少ないプロセス歪み技術が望まれている。
本発明の課題は、上述した従来技術の問題点を解決することであって、その目的は、設計上あるいは他のプロセスによる制限を受けることなく、チャネル領域の歪みを制御し、NMOSFET、PMOSFETの駆動電流を向上させ、高性能化を実現した半導体装置を提供できるようにすることである。
上記の目的を達成するため、本発明によれば、半導体基板上に形成された素子分離絶縁膜により区画された活性領域内にMOSFETが形成されている半導体装置において、素子分離絶縁膜の一部領域には応力付与膜が埋設されてことを特徴とする半導体装置、が提供される。
そして、上記応力付与膜により、Pチャネル型のMOS電界効果トランジスタにあっては、ゲート長方向に圧縮応力、あるいは、ゲート幅方向に引っ張り応力、あるいはこれら両方、あるいはゲート幅方向とゲート長方向の両方に引っ張り応力が印加され、Nチャネル型のMOS電界効果トランジスタにあっては、ゲート長方向に引っ張り応力、あるいはゲート幅方向に引っ張り応力、あるいはその両方が印加される。
また、上記の目的を達成するため、本発明によれば、半導体基板の表面領域内に素子分離絶縁膜を形成する工程と、前記素子分離絶縁膜によって区画された領域にMOSFETを形成する工程と、前記素子分離絶縁膜の一部をエッチング除去して溝を形成する工程と、前記溝内に熱処理ないし熱酸化により体積が変化する材料を埋設する工程と、熱処理ないし熱酸化を行って前記材料に体積変化を起こさせて前記素子分離絶縁膜内にMOSFETのチャネル領域に応力を印加する応力付与膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法、が提供される。
本発明は、MOS型半導体装置に本来的に存在している素子分離膜内にチャネル領域に歪みを与える応力付与膜を埋設するものであるので、設計上あるいは他のプロセスによる制限を受けることなく、チャネル領域の歪みを制御し、PMOSFETやNMOSFETの駆動電流を増加させることができる。また、このことによって相補型MOSFET(CMOS)の高性能化も実現することができる。
以下、本発明の実施の形態に関して、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るPMOSFETの構成を示す断面図である。図1に示すように、PMOSFET100が形成されるN型の半導体基板11には、P型のソース・ドレイン領域15がその表面に接するように設けられている。ソース・ドレイン領域15間の領域はチャネル領域である。ソース・ドレイン領域間の距離は、例えば、50nmである。
ゲート絶縁膜12は、チャネル領域全体とソース・ドレイン領域の各々の一部を覆うように設けられている。ゲート絶縁膜12の材質は、例えば、酸化シリコンである。膜厚は、例えば、2nmである。
ゲート電極13は、チャネル領域上のゲート絶縁膜12を覆うように設けられており、ポリシリコン膜13aとシリサイド膜13bとの積層構造となっている。ゲート電極13の高さは、例えば、150nmである。また、ゲート電極13の半導体基板11の表面に平行な平面の大きさは、例えば、50nm×200nmである。
シリサイド膜13bは、ポリシリコン膜13aを覆うように設けられている。シリサイド膜13bの材質は、例えば、ニッケルシリサイドである。膜厚は、例えば、30nmである。
サイドウォール14は、ゲート電極13とゲート絶縁膜12の側面を覆い、下部がソース・ドレイン領域に接するように設けられている。材質は、例えば、酸化シリコンである。
PMOSFET100は、STI法にて形成された素子分離絶縁膜16に囲まれた活性領域内に形成されている。素子分離絶縁膜16の材質の少なくとも一部は、例えば、酸化シリコンである。そして、その上面の一部は除去されており、その除去された部分には、PMOSFETのチャネル領域に圧縮応力を印加する応力付与膜17が埋設されている。この構造は、例えば、STI法により素子分離絶縁膜16を形成した後、ドライエッチングなどで素子分離絶縁膜16の上部の一部を除去して溝を形成し、この溝へ酸化反応によって体積膨張を起こす物質を埋設し、次いで酸化反応を起こし体積膨張を引き起こす、などの方法で形成することができる。これによってチャネル領域にチャネル長方向への圧縮応力を印加することができる。チャネル長方向へ圧縮応力が加えられると、チャネル領域を走行する正孔の移動度が増加するため、PMOSFET100では駆動電流が向上する。
図1に示した半導体装置はPMOSFETに関するものであったが、同様の手法をNMOSFETに対して採ることもできる。この場合には応力付与膜は、熱処理や焼成により収縮する材料を用いて形成される。すなわち、素子分離絶縁膜に囲まれた活性領域にNMOSFETを形成した後、NMOSFETのゲート電極に平行にNMOSFETに隣接する素子分離絶縁膜上部に溝を設け、溝内に熱処理や焼成により体積が減少する収縮性の材料を充填し、熱処理を行って該材料に収縮を起こさせ、これによりNMOSFETのチャネル領域に引張り応力が印加されるようにする。熱処理や焼成により体積が減少する材料としては、エポキシ樹脂などの樹脂材料やシラノール溶液などのスピンオングラス材料を挙げることができる。
また、上記実施の形態ではチャネル長方向に応力を印加する場合について述べたが、同様の手法によりチャネル幅方向に応力を印加し、駆動電流の向上を図ることも可能である。すなわち、ゲート長方向に平行な辺を持つ素子分離の絶縁膜上部に溝を設け、溝内に応力印加膜を形成する。応力印加膜の応力は上述の方法により引っ張りか圧縮かに適切に制御される。
また、加えるべき応力の符号(引っ張りか圧縮か)や応力の方向(チャネル長方向かチャネル幅方向か)はMOSFETのキャリアの極性により異なる。NMOSFETではチャネル長方向、チャネル幅方向いずれの方向へも引っ張り応力を加えることで駆動電流が向上する。チャネル長方向およびチャネル幅方向への引っ張り応力を同時に加えてもよい。PMOSFETではゲート長方向へは圧縮応力、ゲート幅方向へは引っ張り応力を印加することで駆動電流を向上させることができる。また、ゲート長方向とゲート幅方向へ同時に圧縮応力を加えても駆動電流は向上する。
[第2の実施の形態]
図2は、CMOSに係る本発明の実施の形態を示す図であって、図2(a)はNMOSFETの平面図、図2(b)は図2(a)のA−A線の断面図、図2(c)はPMOSFETの平面図、図2(d)は図2(c)のB−B線の断面図である。
図2(a)、(b)、(c)、(d)に示すように、本実施の形態のCMOSは、NMOSFET200と、PMOSFET100とを備えている。
図2(c)、(d)に示すPMOSFET100は、第1の実施の形態(図1参照)で示されたものであって、図2(c)、(d)において、図1の部分に対応する部分には同一の参照符号が付せられている。図2(c)、(d)に示されるPMOSFET100において、ゲート電極長手方向(ゲート長方向と直交する方向)に平行な辺を持つ応力付与膜17によって、チャネル領域には、ゲート長方向への圧縮応力が印加されている。
図2(a)、(b)において、図2(c)、(d)の部分に対応する部分には下1桁が共通する参照符号が付せられている。図2(a)、(b)に示すNMOSFET200においては、素子分離絶縁膜26の上面には、応力付与膜は形成されておらず、素子分離絶縁膜26のみで素子分離がなされている。この結果、NMOSFET200に対して、素子分離絶縁膜26からの圧縮応力は、応力付与膜が設けられていない分、積極的には印加されない。これによって、素子分離絶縁膜26からの圧縮応力による電子移動度の減少、すなわち、NMOSFET200の駆動電流の減少を防ぐことができる。このような構成のNMOSFET200とPMOSFET100とを備えたCMOSを形成することによって、NMOSFET200の駆動電流を維持しつつ、PMOSFET100の駆動電流を向上させることができ、その結果、CMOSの性能を向上させることができる。
図2に示した実施の形態では、PMOSFETに隣接する素子分離絶縁膜にのみ応力付与膜が形成されており、NMOSFETに隣接する素子分離絶縁膜には応力付与膜が形成されていなかったが、NMOSFETに隣接する素子分離絶縁膜側にも応力付与膜を形成するようにしてもよい。すなわち、NMOSFETに隣接する素子分離絶縁膜の上部に、NMOSFETのチャネル領域にチャネル長方向に引っ張り応力を印加する応力付与膜を形成するようにしてもよい。このようにすることにより、PMOSFETとNMOSFETの双方の駆動電流を向上させることができ、より高性能のCMOSを実現することができる。
[第1の実施の形態の製造方法]
図3〜図7は、本発明の第1の実施の形態の半導体装置の製造方法の一例を示す工程順の平面図と断面図である。各図において、(a)は平面図、(b)は、平面図(a)のB−B線の断面図である。
まず、図3(a)、(b)に示すように、N型の半導体基板11の表面領域内にSTI法により素子分離絶縁膜16を形成し、素子分離絶縁膜16にて区画された活性領域内に、ゲート絶縁膜12、ポリシリコン膜13aおよびシリサイド膜13bからなるゲート電極13、サイドウォール14、ソース・ドレイン領域15を備えたPMOSFET100を形成する。
続いて、図4(a)、(b)に示すように、フォトリソグラフィ法により基板上にエッチングマスク18を形成し、これをマスクにエッチングを行なって、素子分離絶縁膜16の上部に、PMOSFET100のゲート電極長手方向(ゲート長方向と直交する方向)に平行な辺を持つ溝16aを形成する。素子分離絶縁膜がチャネル領域に印加する応力は、溝16aの深さによって決定されるため、この溝16aの深さはチャネル領域に印加すべき応力、換言すれば加えられるべき歪み量を考慮して決定される。
次に、図5(a)、(b)に示すように、溝16aにアモルファスシリコン19を埋設し、同時にマスク18の上面を覆うようにCVD法によってアモルファスシリコン19を被覆する。
次に、図6(a)、(b)に示すように、CMP技術によってマスク18上のアモルファスシリコン19を取り除き、更に、エッチングの技術によってマスク18の側面に残存しているアモルファスシリコン19を所望の量だけ取り除く。本製造方法によって形成される素子分離絶縁膜がチャネル領域に及ぼす圧縮応力は、このアモルファスシリコン19の除去量に依存するので、この除去量はチャネル領域に印加すべき応力、つまり加えられるべき歪み量を考慮して決定される。
次に、図7(a)、(b)に示すように、半導体基板11に酸素プラズマを照射し、アモルファスシリコン19を酸化する。この酸化反応においてアモルファスシリコン19は体積を膨張させつつ上に凸の断面形状を持った二酸化シリコンとなり、ここに酸化シリコンからなる応力付与膜17が形成される。
以上の製造方法によって作製されたPMOSFET100では、アモルファスシリコン19の酸化による圧縮応力が基板上に形成されたPMOSFET100のチャネル領域方向に印加される。この結果、PMOSFET100の駆動電流が向上する。
また、以上の製造方法によって形成されたPMOSFET100には、図4に示した溝16aの深さ、および、図6に示したアモルファスシリコン19の除去量を調整することで所望の圧縮応力を印加することができる。これは拡散層幅を変更するといったレイアウト変更を伴う応力の印加方法に比べ、素子設計段階において、最適なレイアウトを容易に実現することができ、素子設計との整合性が高い。
本発明の第1の実施形態に係るPMOSFETの断面図。 本発明の第2の実施形態に係るCMOSの平面図と断面図。 本発明の第1の実施形態の製造方法を説明するための工程順の平面図と断面図(その1) 本発明の第1の実施形態の製造方法を説明するための工程順の平面図と断面図(その2) 本発明の第1の実施形態の製造方法を説明するための工程順の平面図と断面図(その3) 本発明の第1の実施形態の製造方法を説明するための工程順の平面図と断面図(その4) 本発明の第1の実施形態の製造方法を説明するための工程順の平面図と断面図(その5)
符号の説明
11、21 半導体基板
12、22 ゲート絶縁膜
13、23 ゲート電極
13a、23a ポリシリコン膜
13b、23b シリサイド膜
14、24 サイドウォール
15、25 ソース・ドレイン領域
16、26 素子分離絶縁膜
16a 溝
17 応力付与膜
18 エッチングマスク
19 アモルファスシリコン
100 PMOSFET
200 NMOSFET

Claims (16)

  1. 半導体基板上に形成された素子分離絶縁膜により区画された活性領域内にMOSFETが形成されている半導体装置において、素子分離絶縁膜の一部領域には応力付与膜が埋設されてことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記応力付与膜の表面は、前記素子分離絶縁膜の表面より高くなっていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記応力付与膜の表面は、前記素子分離絶縁膜の表面より低くなっていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. PMOSFETのチャネル領域においてゲート長方向に圧縮応力が加えられていることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置。
  5. PMOSFETのチャネル領域においてゲート幅方向に引っ張り応力が加えられていることを特徴とする請求項1または3に記載の半導体装置。
  6. PMOSFETのチャネル領域においてゲート長方向には圧縮、ゲート幅方向には引っ張り応力が加えられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  7. PMOSFETのチャネル領域においてゲート長方向およびゲート幅方向に圧縮応力が加えられていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の半導体装置。
  8. NMOSFETのチャネル領域においてゲート長方向に引っ張り応力が加えられていることを特徴とする請求項1または3に記載の半導体装置。
  9. NMOSFETのチャネル領域においてゲート幅方向に引っ張り応力が加えられていることを特徴とする請求項1または3に記載の半導体装置。
  10. NMOSFETのチャネル領域においてゲート幅方向およびゲート長方向に引っ張り応力が加えられていることを特徴とする請求項1または3に記載の半導体装置。
  11. PMOSFETとNMOSFETの両方を含むことを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の半導体装置。
  12. 半導体基板の表面領域内に素子分離絶縁膜を形成する工程と、前記素子分離絶縁膜によって区画された領域にMOSFETを形成する工程と、前記素子分離絶縁膜の一部をエッチング除去して溝を形成する工程と、前記溝内に熱処理ないし熱酸化により体積が変化する材料を埋設する工程と、熱処理ないし熱酸化を行って前記材料に体積変化を起こさせて前記素子分離絶縁膜内にMOSFETのチャネル領域に応力を印加する応力付与膜を形成する工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 請求項1から3のいずれかに記載された半導体装置の製造方法であって、素子分離絶縁膜の一部をエッチング除去して溝を形成する工程と、前記溝内に熱処理ないし熱酸化により体積が変化する材料を埋設する工程と、熱処理ないし熱酸化を行って前記材料に体積変化を起こさせて前記素子分離絶縁膜内にMOSFETのチャネル領域に応力を印加する応力付与膜を形成する工程と、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  14. 前記熱処理ないし熱酸化により体積が変化する材料が熱処理ないし熱酸化により体積が増大する材料であることを特徴とする請求項12または13に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 前記熱処理ないし熱酸化により体積が変化する材料が熱処理ないし熱酸化により体積が減少する材料であることを特徴とする請求項12または13に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 熱処理ないし熱酸化により体積が増大する材料がシリコンであることを特徴とする請求項14に記載の半導体装置の製造方法。
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