JP2008004906A - ラジアルリード型インダクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】 コイル導体の巻数を1.0ターン未満で調整して、これまで得ることが困難であった中間的なインダクタンス値の補間を図る。
【解決手段】 巻軸12と巻軸の一端に設けられた一方の鍔13と巻軸の他端に設けられた他方の鍔14とを有するドラム型コア11、ドラム型コア11の巻軸12に導線15が巻回された巻線15c、導線15の始端15a及び終端15bが一方の鍔に所定のピッチで設けられた引き出し部16a、16bから平行に導出されたリード端子を有するとともに、巻線15cの巻き終わり側の導線が他方の鍔の周部を渡り、鍔の外側を通って再び鍔の周部を渡って戻り、巻線の外側を渡って一方の鍔の引き出し部16bから導出されている。従って、ドラム型コアに巻回されるコイル導体の所望する巻数の端部の位置と一方の鍔の引き出し部の位置とのずれを吸収することができ、コイル導体の巻数を1ターン未満で細かく調整することが可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器の電源用チョークコイル等として用いられるラジアルリード型インダクタに関する。
民生用電子機器や産業用電子機器の電源用チョークコイル等として用いられるラジアルリード型インダクタは、ドラム型コアの巻軸にポリウレタン等の絶縁被覆が施された銅線等からなる導線が巻回されている。巻回された導線の始端及び終端は前記ドラム型コアの一方の鍔に所定のピッチで設けられた溝や孔等の引き出し部から平行に導出され、接着剤等で前記引き出し部に固着されている。導出された導線の前記始端及び終端は、絶縁被覆が取り除かれてリード端子として用いられる。上述のラジアルリード型インダクタは、各種電子機器の回路基板のリード挿入孔に前記リード端子が挿入され、回路基板の配線パターンの一部に形成されたランド電極にフロー半田付け等により導電接続されて実装される。具体的には、特許文献1(図示省略)に示されるように、フランジ部の外周に対向してコイル端部を固定する半円形の二つの溝が形成されたドラム型コアの一対の鍔間に導線が巻回され、導線の端部が前記溝に沿って導出されている。
実開平2−76804号全文明細書
近年、各種電子機器において消費電力の削減が強く求められるようになっており、電源回路に用いられるインダクタも、回路に最適な所望のインダクタンス値を有するものが望まれる傾向が強まっている。
ところが、上記背景技術に示されるラジアルリード型インダクタは、図7にその一例を示すように、導線105の始端105a及び終端105bを導出するドラム型コア101の一方の鍔103の一対の溝106a,106bが、ドラム型コア101の軸心を挟んで対向するように0.5T(ターン)ずれた位置に配置されている。このため、特にドラム型コア101に巻回される導線105の層数が1層以下のような比較的小さなインダクタンス値のラジアルリード型インダクタ100においては、ドラム型コア101に巻回される導線105の巻数は、例えば5.5T,6.5T、7.5Tというように1.0T単位となってしまい、前記ラジアルリード型インダクタ100のインダクタンス値が前記導線の1.0T分に相当するステップ幅となってしまうので、上記のニーズに対応するのが難しいという課題があった。
また、前記特許文献1に記載されたように、前記ドラム型コア101に巻回される導線の巻数に応じて前記溝106の位置を変更することもできるが、その場合には、前記ラジアルリード型インダクタを回路基板に搭載する際に用いられるラジアルリード型電子部品自動挿入装置に用いられる標準的なリードピッチと異なるものとなり、前記自動挿入装置が使えないという課題があった。
本発明の目的は、導線の巻数を1.0ターン未満で調整して、上記背景技術のラジアルリード型インダクタにおいてこれまで得ることが困難であった中間的なインダクタンス値を補間し、より細かなインダクタンス値の要望に対応することが可能なラジアルリード型インダクタを提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明は、
(1)巻軸と該巻軸の一方及び他方の端部に該巻軸と直交するように設けられた板状の一方及び他方の鍔とを有するドラム型コアと、該ドラム型コアの巻軸に導線が巻回されてなる巻線と、前記導線の始端及び終端が前記一方の鍔に所定のピッチで設けられた引き出し部から平行に導出されてなるリード端子とを有するラジアルリード型インダクタであって、
前記巻線の巻き終わり側の導線が前記一方の鍔と向き合う前記他方の鍔の内面側から該鍔の外面側に向かって該他方の鍔の周部の任意の位置を渡るとともに、該鍔の外面側を通って該他方の鍔の周部の前記と異なる位置を該鍔の外面側から内面側に向かって再び渡って戻り、前記巻線の外周上を渡って前記一方の鍔の引き出し部から導出されていることを特徴とする。(・・・以下第1の課題解決手段と称する。)
主要な形態の一つは、
(2)前記導線が前記巻線の表面に接触することなく該巻線の外周上を渡っていることを特徴とする。(・・・以下第2の課題解決手段と称する。)
また、他の形態の一つは、
(3)前記ドラム型コアの他方の鍔に該鍔の周部を渡る導線を係止する手段が等角度間隔で複数形成されていることを特徴とする。(・・・以下第3の課題解決手段と称する。)
また、他の形態の一つは、
(4)前記ドラム型コアの他方の鍔が多角形に形成されていることを特徴とする。(・・・以下第4の課題解決手段と称する。)
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記巻線の巻き終わり側の導線が前記一方の鍔と向き合う前記他方の鍔の内面側から該鍔の外面側に向かって該他方の鍔の周部の任意の位置を渡るとともに、該鍔の外面側を通って該他方の鍔の周部の前記と異なる位置を該鍔の外面側から内面側に向かって再び渡って戻り、前記巻線の外周上を渡って前記一方の鍔の引き出し部から導出されているので、前記ドラム型コアに巻回される巻線の所望する巻数の端部の位置と前記一方の鍔の引き出し部の位置とのずれを吸収することができ、導線の巻数を1ターン未満で細かく調整することが可能となる。
また、上記第2の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記導線が前記巻線の表面に接触することなく該巻線の外周上を渡っているので、巻線と導線との間の浮遊容量が低減され、インダクタンス値のばらつきが低減されて狭偏差にすることができる。また、前記巻線の巻き始め側の導線と、巻き終わり側の導線とが近接しないため、レアショートの発生を防止することができる。
また、上記第3の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記ドラム型コアの他方の鍔に該鍔の周部を渡る導線を係止する手段が等角度間隔で複数形成されているので、前記巻線の巻き終り側の導線が他方の鍔の周部を渡る位置を0.5ターン以下の所定のステップで細かく調整することができ、ラジアルリード型インダクタのインダクタンス値を所定のステップ幅でより細かく調整することが可能となるとともに、前記他方の鍔の外側を通る導線の両端が係止され、該鍔からの導線の脱落が防止される。
また、上記第4の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、前記ドラム型コアの他方の鍔が多角形に形成されているので、前記他方の鍔に溝や孔等の導線を係止する手段を特に設けない場合であっても、前記ドラム型コアの巻軸に巻回された巻線の巻き終り側の導線が他方の鍔の周部を渡る位置を0.5ターン以下の所定のステップで細かく調整することができ、ラジアルリード型インダクタのインダクタンス値を所定のステップ幅でより細かく調整することが可能となるとともに、前記他方の鍔の外側を通る導線の前記他方の鍔からの脱落が抑制される。
上述したように本発明は、導線の巻数を1.0ターン未満で調整して、上記背景技術のラジアルリード型インダクタにおいて、これまで得ることが困難であった中間的なインダクタンス値を補間し、より細かなインダクタンス値の要望に対応することが可能なラジアルリード型インダクタを提供することができる。
以下、本発明のラジアルリード型インダクタの第1の実施形態について、図1を参照して説明する。図1は第1の実施形態のラジアルリード型インダクタ10の外観を示す図であり、図1(A)は前記第1の実施形態の正面図であり、図1(B)は前記第1の実施形態の平面図である。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ10の全体構造は、図1に示すように、ドラム型コア11を備え、該ドラム形コア11の巻軸12に導線15が巻回されている。
また、本実施形態の具体的構成は、巻軸12と該巻軸12の一方及び他方の端部に該巻軸12と直交するように設けられた板状の一方及び他方の鍔13、14とを有するドラム型コア11と、該ドラム型コア11の巻軸12に導線15が巻回されてなる巻線15cと、前記導線15の始端15a及び終端15bが前記一方の鍔13に所定のピッチで設けられた引き出し部16a、16bから平行に導出されてなるリード端子とを有するラジアルリード型インダクタ10であって、前記巻線15cの巻き終わり側の導線15が前記一方の鍔13と向き合う前記他方の鍔14の内面14a側から該鍔14の外面14c側に向かって該他方の鍔14の周部14bの任意の位置を渡るとともに、該鍔14の外面14c側を通って該他方の鍔14の周部14bの前記と異なる位置を該鍔14の外面14c側から内面14a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線15cの外周上を渡って前記一方の鍔13の引き出し部16bから導出されているものである。
また、上記第1の実施形態においては、前記導線15が前記巻線15cの表面に接触することなく該巻線15cの外周上を渡っている。
また、上記第1の実施形態に用いられるドラム型コア11は、巻軸12と該巻軸12の一方及び他方の端部に該巻軸12と直交するように設けられた略円板状の一方の鍔13及び略円板状の他方の鍔14を備え、該鍔14に該鍔14の周部14bを渡る導線15を係止する手段17a,17bが等角度間隔で二つ形成されている。
また、上記第1の実施形態のドラム型コア11の巻軸12に巻回される巻線15cの巻数は、6.0Tである。具体的には、前記ドラム型コア11の巻軸12に巻回された導線15は、その始端15aが前記ドラム型コア11の一方の鍔13に溝状に設けられた引き出し部16aから導出されるとともに、巻軸12に6.0T巻回された巻線15cの巻き終り側の導線15が前記ドラム型コア11の他方の鍔14に等角度間隔で二つ溝状に設けられた導線15を係止する手段17aに沿って前記一方の鍔13と向き合う前記他方の鍔14の内面14a側から該鍔14の外面14c側に向かって該他方の鍔14の周部14bを渡るとともに、前記係止する手段17aから該係止する手段17aと前記ドラム型コア11の軸心を挟んで対向するように溝状に設けられた係止する手段17bまで前記鍔14の外面14c側を通り、前記係止する手段17bに沿って該他方の鍔14の周部14bを該鍔14の外面14c側から内面14a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線15cの表面に接触することなく前記巻線15cの外周上を渡って前記一方の鍔13に溝状に設けられた引き出し部16bから前記導線15の始端15aと平行に導出されている。
また、前記導線15は、前記ドラム型コア11の一方の鍔13の引き出し部16a,16bにおいて前記ドラム型コア11と図示省略した接着剤により固定されている。
上記ラジアルリード型インダクタ10のドラム型コア11としては、Ni−Zn系フェライト、Ni−Zn−Cu系フェライト等を主成分とする高透磁率絶縁材料からラジアルリード型インダクタ10の用途に応じて適宜選択して用いることができ、前記の絶縁材料の粉末とバインダーとを混合し、造粒した後、粉末成型プレスを用いて所定の形状に成型し、800℃前後で脱バインダー処理した後、各絶縁材料の焼結温度に応じて所定の温度で焼成することにより得られる。また、前記ドラム型コア11は、前記のように高透磁率絶縁材料に限定するものではなく、前記高透磁率絶縁材料の粉末、Mn−Zn系フェライトや金属磁性材料等の低抵抗磁性材料の粉末と、エポキシ樹脂等の絶縁性樹脂とを混合して所定形状の金型内で成型して得られる、樹脂複合材のドラム型コア11を用いることもできる。
上記ドラム型コア11の形状は導線15が巻回される巻軸12の一方及び他方の端部に該巻軸12と直交するように平板状の一対の鍔13,14が前記巻軸12と一体もしくは別体に形成されたドラム型のものが好ましい。また、前記の透磁率絶縁材料と前記の樹脂複合材とを組み合わせてドラム型のコアを形成してもよい。
上記ドラム型コア11の巻軸12に巻回される導線15としては、ポリウレタン樹脂、ポリエステル樹脂等で絶縁被覆された銅等の金属線を用いることができ、前記金属線は単線・撚り線のいずれであってもよい。
上記ドラム型コア11の一方の鍔13に所定のピッチで設けられる引き出し部16a,16bとしては、前記一方の鍔13の周部に厚み方向に溝状に形成されるものが一般的であるが、これに限定するものではなく、前記一方の鍔13を厚み方向に貫通する孔であってもよく、また、いずれか一方の引き出し部を孔とし、他方の引き出し部を溝状にしてもより。
上記ドラム型コア11の他方の鍔14に設けられる該鍔14の周部14bを渡る導線15を係止する手段17a,17bとしては、前記一方の鍔13の引き出し部16a,16bと同様に、溝状、孔、もしくは両方を用いることができる。
上記ドラム型コア11の一方の鍔13及び他方の鍔14の形状は、円板状もしくは平面視形状が多角形の板状等から適宜選択して用いることができ、一方の鍔13と他方の鍔14の形状は必ずしも同一である必要はない。
上記ドラム型コア10の他方の鍔14に設けられる該鍔14の周部14bを渡る導線15を係止する手段17a,17bは上記ドラム型コア10の一方の鍔13に設けられる引き出し部16a,16bに対向する位置に設けることが好ましいがこれに限定するものではなく、前記引き出し部16a,16bに対向する位置の近傍であってもよい。また、前記引き出し部16a,16bに対向する位置以外の他の位置に導線15を係止する手段を追加してもよい。
上記第1の実施形態のラジアルリード型インダクタ10においては、巻線15cが6.0Tとなっており、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおける5.5Tと6.6Tとの中間の巻数となるので、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおいてこれまで得ることが困難であったインダクタンス値を補間することができる。
次に、本発明のラジアルリード型インダクタの第2の実施形態について、図2を参照して説明する。図2は第2の実施形態のラジアルリード型インダクタ20の外観を示す図であり、図2(A)は前記第2の実施形態の正面図であり、図2(B)は前記第2の実施形態の平面図である。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ20は、以下に示す全体構造及び具体的構成において先の第1の実施形態と同様であり、後述するドラム型コアの鍔の形状(導線を係止する手段の数および配置を含む)と、ドラム型コアの巻軸に巻回される巻線の巻数(巻線の巻き終り側の導線が他方の鍔を渡る位置及び他方の鍔の外側を通る導線の配置を含む)において先の第1の実施形態と異なる。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ20の全体構造は、図2に示すように、ドラム型コア21を備え、該ドラム形コア21の巻軸22に導線25が巻回されている。
また、本実施形態の具体的構成は、巻軸22と該巻軸22の一方及び他方の端部に該巻軸22と直交するように設けられた板状の一方及び他方の鍔23、24とを有するドラム型コア21と、該ドラム型コア21の巻軸22に導線25が巻回されてなる巻線25cと、前記導線25の始端25a及び終端25bが前記一方の鍔23に所定のピッチで設けられた引き出し部26a、26bから平行に導出されてなるリード端子とを有するラジアルリード型インダクタ20であって、前記巻線25cの巻き終わり側の導線25が前記一方の鍔23と向き合う前記他方の鍔24の内面24a側から該鍔24の外面24c側に向かって該他方の鍔24の周部24bの任意の位置を渡るとともに、該鍔24の外面24c側を通って該他方の鍔24の周部24bの前記と異なる位置を該鍔24の外面24c側から内面24a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線25cの外周上を渡って前記一方の鍔23の引き出し部26bから導出されているものである。
また、上記第2の実施形態に用いられるドラム型コア21は、巻軸22と該巻軸22の一方及び他方の端部に該巻軸22と直交するように設けられた概略円板状の一方の鍔23及び他方の鍔24を備え、該鍔24に該鍔24の周部24bを渡る導線25を係止する手段27a,27b、27c、27dが等角度間隔で四つ形成されている。
また、上記第2の実施形態のドラム型コア21の巻軸22に巻回される巻線25cの巻数は、5.75Tである。具体的には、前記ドラム型コア21の巻軸22に巻回された導線25は、その始端25aが前記ドラム型コア21の一方の鍔23に溝状に設けられた引き出し部26aから導出されるともに、巻軸22に5.75T巻回された巻線25cの巻き終り側の導線25が前記ドラム型コア21の他方の鍔24に等角度間隔で四つ溝状に設けられた導線25を係止する手段27のうちの一つの係止する手段27dに沿って前記一方の鍔23と向き合う前記他方の鍔24の内面24a側から該鍔24の外面24c側に向かって該他方の鍔24の周部24bを渡るとともに、前記係止する手段27dから反時計回りに90度ずれた位置に設けられた係止する手段27bまで前記鍔24の外面24c側を通り、前記係止する手段27bに沿って該他方の鍔24の周部24bを該鍔24の外面24c側から内面24a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線25cの表面に接触することなく前記巻線25cの外周上を渡って前記一方の鍔23に溝状に設けられた引き出し部26bから、前記導線25の始端25aと平行に導出されている。
また、前記導線25は、前記ドラム型コア21の一方の鍔23の引き出し部26a,26bにおいて前記ドラム型コア21と図示省略した接着剤により前記第1の実施形態と同様に固定されている。
上記第2の実施形態のラジアルリード型インダクタ20においては、巻線25cが5.75Tとなっており、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおける5.5Tと、前記第1の実施形態のラジアルリード型インダクタにおける6.0Tとの中間の巻数となるので、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおいてこれまで得ることが困難であったインダクタンス値をさらに細かく補間することができる。
次に、本発明のラジアルリード型インダクタの第3の実施形態について、図3を参照して説明する。図3は第3の実施形態のラジアルリード型インダクタ30の外観を示す図であり、図3(A)は前記第3の実施形態の正面図であり、図3(B)は前記第3の実施形態の平面図である。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ30は、以下に示す全体構造及び具体的構成において先の第1及び第2の実施形態と同様であり、ドラム型コアの鍔の形状(導線を係止する手段の数および配置を含む)は前記第2の実施形態と同様であり、後述するドラム型コアの巻軸に巻回される巻線の巻数(巻線の巻き終り側の導線が他方の鍔を渡る位置及び他方の鍔の外側を通る導線の配置を含む)において先の第1及び第2の実施形態と異なる。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ30の全体構造は、図3に示すように、ドラム型コア31を備え、該ドラム形コア31の巻軸32に導線35が巻回されている。
また、本実施形態の具体的構成は、巻軸32と該巻軸32の一方及び他方の端部に該巻軸32と直交するように設けられた板状の一方及び他方の鍔33,34とを有するドラム型コア31と、該ドラム型コア31の巻軸32に導線35が巻回されてなる巻線35cと、前記導線35の始端35a及び終端35bが前記一方の鍔33に所定のピッチで設けられた引き出し部36a、36bから平行に導出されてなるリード端子とを有するラジアルリード型インダクタ30であって、前記巻線35cの巻き終わり側の導線35が前記一方の鍔33と向き合う前記他方の鍔34の内面34a側から該鍔34の外面34c側に向かって該他方の鍔34の周部34bの任意の位置を渡るとともに、該鍔34の外面34c側を通って該他方の鍔34の周部34bの前記と異なる位置を該鍔34の外面34c側から内面34a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線35cの外周上を渡って前記一方の鍔33の引き出し部36bから導出されているものである。
また、上記第3の実施形態に用いられるドラム型コア31は、巻軸32と該巻軸32の一方及び他方の端部に該巻軸32と直交するように設けられた略円板状の一方の鍔33及び略円板状の他方の鍔34を備え、該鍔34に該鍔34の周部34bを渡る導線35を係止する手段37a,37b、37c、37dが等角度間隔で四つ形成されている。
また、上記第3の実施形態のドラム型コア31の巻軸32に巻回される巻線35cの巻数は、6.25Tである。具体的には、前記ドラム型コア31の巻軸32に巻回された導線35は、その始端35aが前記ドラム型コア31の一方の鍔33に溝状に設けられた引き出し部36aから導出されるともに、巻軸32に6.25T巻回された巻線35cの巻き終わり側の導線35が前記ドラム型コア31の他方の鍔34に等角度間隔で四つ溝状に設けられた導線35を係止する手段37のうちの一つの係止する手段37cに沿って前記一方の鍔33と向き合う前記他方の鍔34の内面34a側から該鍔34の外面34c側に向かって該他方の鍔34の周部34bを渡るとともに、前記係止する手段37cから時計回りに90度ずれた位置に設けられた係止する手段37bまで前記鍔34の外面34c側を通り、前記係止する手段37bに沿って該他方の鍔34の周部34bを該鍔34の外面34c側から内面34a側に向かって再び渡って戻り、前記導巻線35cの表面に接触することなく前記巻線35cの外周上を渡って前記一方の鍔33に溝状に設けられた引き出し部36bから、前記導線35の始端35aと平行に導出されている。
また、前記導線35は、前記ドラム型コア31の一方の鍔33の引き出し部36a,36bにおいて前記ドラム型コア31と図示省略した接着剤により前記第1及び第2の実施形態と同様に固定されている。
上記第3の実施形態のラジアルリード型インダクタ30においては、巻線35cが6.25Tとなっており、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおける6.5Tと、前記第1の実施形態のラジアルリード型インダクタにおける6.0Tとの中間の巻回数となるので、前記第2の実施形態と同様に、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおいてこれまで得ることが困難であったインダクタンス値をさらに細かく補間することができる。
次に、本発明のラジアルリード型インダクタの第4の実施形態について、図4を参照して説明する。図4は第4の実施形態のラジアルリード型インダクタ40の外観を示す図であり、図4(A)は前記第4の実施形態の正面図であり、図4(B)は前記第4の実施形態の平面図である。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ40は、以下に示す全体構造及び具体的構成において先の第1〜第3の実施形態と同様であり、後述するドラム型コアの鍔の形状(導線を係止する手段の数および配置を含む)と、ドラム型コアの巻軸に巻回される巻線の巻数(巻線の巻き終り側の導線が他方の鍔を渡る位置及び他方の鍔の外側を通る導線の配置を含む)において先の第1〜第3の実施形態と異なる。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ40の全体構造は、図4に示すように、ドラム型コア41を備え、該ドラム形コア41の巻軸42に導線45が巻回されている。
また、本実施形態の具体的構成は、巻軸42と該巻軸42の一方及び他方の端部に該巻軸と直交するように設けられた板状の一方及び他方の鍔43,44とを有するドラム型コア41と、該ドラム型コア41の巻軸42に導線45が巻回されてなる巻線45cと、前記導線45の始端45a及び終端45bが前記一方の鍔43に所定のピッチで設けられた引き出し部46a、46bから平行に導出されてなるリード端子とを有するラジアルリード型インダクタ40であって、前記巻線45cの巻き終わり側の導線45が前記一方の鍔43と向き合う前記他方の鍔44の内面44a側から該鍔44の外面44c側に向かって該他方の鍔44の周部44bの任意の位置を渡るとともに、該鍔44の外面44c側を通って再び該他方の鍔44の周部44bの前記と異なる位置を該鍔44の外面44c側から内面44a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線45cの外周上を渡って前記一方の鍔43の引き出し部46bから導出されているものである。
また、上記第4の実施形態に用いられるドラム型コア41は、巻軸42と該巻軸42の一方及び他方の端部に該巻軸42と直交するように設けられた略円板状の一方の鍔43及び略円板状の他方の鍔44を備え、該鍔44に該鍔44の周部44bを渡る導線45を係止する手段47a,47b、47c、47dが等角度間隔で四つ形成されているとともに、前記係止手段47bと係止手段47dとの間であって前記係止手段47b寄りに五つ目の係止手段47eを備えている。
また、上記第4の実施形態のドラム型コア41の巻軸42に巻回される巻線45cの巻数は、5.5Tである。具体的には、前記ドラム型コア41の巻軸42に巻回された導線45は、その始端45aが前記ドラム型コア41の一方の鍔43に溝状に設けられた引き出し部46aから導出されるともに、巻軸42に5.5T巻回された巻線45cの巻き終り側が前記ドラム型コア41の他方の鍔44に等角度間隔で四つ溝状に設けられた導線45を係止する手段47のうちの一つの係止する手段47bに沿って前記一方の鍔43と向き合う前記他方の鍔44の内面44a側から該鍔44の外面44c側に向かって該他方の鍔44の周部44bを渡るとともに、前記係止する手段47bから時計回りで前記係止する手段47b寄りの位置に設けられた五つ目の係止する手段47eまで前記鍔44の外面44c側を通り、前記係止する手段47eに沿って該他方の鍔44の周部44bを該鍔44の外面44c側から内面44a側に向かって再び渡って戻り、前記導線45の巻線45cの表面に接触することなく前記巻線45cの外周上を渡って前記一方の鍔43に溝状に設けられた引き出し部46bから、前記導線45の始端45aと平行に導出されている。
また、前記導線45は、前記ドラム型コア41の一方の鍔43の引き出し部46a,46bにおいて前記ドラム型コア41と図示省略した接着剤により前記第1〜第3の実施形態と同様に固定されている。
上記第4の実施形態のラジアルリード型インダクタ40においては、巻線45cが5.5Tとなっており、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおける5.5Tと同様の巻数となるので、前記背景技術のラジアルリード型インダクタと置換することができる。
尚、前記第1〜第3の実施形態のラジアルリード型インダクタにおいては、前記他方の鍔の前記一方の鍔の引き出し部と対向する位置に係止する手段が設けられてそこから前記一方の鍔の引き出し部に垂直に巻線の外周上を渡る導線が設けられているが、これに限定するものではなく、第4の実施形態のように、他方の鍔の係止する手段47eから前記一方の鍔43の引き出し部47bにやや斜めに巻線の外周上を渡る導線が設けられるものであっても前記第1〜第3の実施形態と同様に巻線45cと巻線の外周上を渡る導線45eとが近接しない。
次に、本発明のラジアルリード型インダクタの変形例となる第5の実施形態について、図5を参照して説明する。図5は第5の実施形態のラジアルリード型インダクタ50の外観を示す図であり、図5(A)は前記第5の実施形態の正面図であり、図5(B)は前記第5の実施形態の平面図である。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ50は、以下に示す全体構造及び具体的構成において先の第1〜第4の実施形態と同様であり、後述するドラム型コアの鍔の形状(導線を係止する手段の数および配置を含む)において先の第1〜第4の実施形態と異なり、ドラム型コアの巻軸に巻回される巻線の巻数(巻線の巻き終り側の導線が他方の鍔を渡る位置及び他方の鍔の外側を通る導線の配置を含む)において先の第1の実施形態と同様である。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ50の全体構造は、図5に示すように、ドラム型コア51を備え、該ドラム形コア51の巻軸52に導線55が巻回されている。
また、本実施形態の具体的構成は、巻軸52と該巻軸52の一方及び他方の端部に該巻軸と直交するように設けられた板状の一方及び他方の鍔53,54とを有するドラム型コア51と、該ドラム型コア51の巻軸52に導線55が巻回されてなる巻線55cと、前記導線55の始端55a及び終端55bが前記一方の鍔53に所定のピッチで設けられた引き出し部56a、56bから平行に導出されてなるリード端子とを有するラジアルリード型インダクタ50であって、前記巻線55cの巻き終わり側の導線55が前記一方の鍔53と向き合う前記他方の鍔54の内面54a側から該鍔54の外面54c側に向かって該他方の鍔54の周部54bの任意の位置を渡るとともに、該鍔54の外面54c側を通って該他方の鍔54の周部54bの前記と異なる位置を該鍔54の外面54c側から内面54a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線55cの外周上を渡って前記一方の鍔53の引き出し部56bから導出されているものである。
また、上記第5の実施形態に用いられるドラム型コア51は、巻軸52と該巻軸52の一方及び他方の端部に該巻軸52と直交するように設けられた略角板状の一方の鍔53及び角板状の他方の鍔54を備え、該鍔54は該鍔54の周部54bを渡る導線55を係止する一対の辺57a,57bを備えている。
また、上記第5の実施形態のドラム型コア51の巻軸52に巻回される巻線55cの巻数は、前記第1の実施形態と同様に6.0Tである。具体的には、前記ドラム型コア51の巻軸52に巻回された導線55は、その始端55aが前記ドラム型コア51の一方の鍔53に溝状に設けられた引き出し部56aから導出されるともに、巻軸52に6.0T巻回された巻線55cの巻き終り側が前記ドラム型コア51の他方の鍔54の辺57aで前記一方の鍔53と向き合う前記他方の鍔54の内面54a側から該鍔54の外面54c側に向かって該他方の鍔54の周部54bを渡るとともに、前記辺57aから該辺57aと前記ドラム型コア51の軸心を挟んで対応する辺57bまで前記鍔54の外面54c側を通り、前記辺57bで該他方の鍔54の周部54bを該鍔54の外面54c側から内面54a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線55cの表面に接触することなく前記巻線55cの外周上を渡って前記一方の鍔53の引き出し部56bから、前記導線55の始端55aと平行に導出されている。
また、前記導線55は、前記ドラム型コア51の一方の鍔の引き出し部56a,56bにおいて前記ドラム型コア51と図示省略した接着剤により固定されている。
上記第5の実施形態のラジアルリード型インダクタ50においては、巻線55cが6.0Tとなっており、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおける5.5Tと6.6Tとの中間の巻数となるので、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおいてこれまで得ることが困難であったインダクタンス値を補間することができる。
次に、本発明のラジアルリード型インダクタの第6の実施形態について、図6を参照して説明する。図6は第6の実施形態のラジアルリード型インダクタ60の外観を示す図であり、図6(A)は前記第6の実施形態の正面図であり、図6(B)は前記第6の実施形態の平面図である。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ60は、以下に示す全体構造及び具体的構成において先の第1〜第5の実施形態と同様であり、後述するドラム型コアの鍔の形状(導線を係止する手段の数および配置を含む)は先の第4の実施形態と同様であり、ドラム型コアの巻軸に巻回される巻線の巻数(巻線の巻き終り側の導線が他方の鍔を渡る位置及び他方の鍔の外側を通る導線の配置を含む)は前記第3の実施形態と同様である。
本実施形態のラジアルリード型インダクタ60の全体構造は、図6に示すように、ドラム型コア61を備え、該ドラム形コア61の巻軸62に導線65が巻回されている。
また、本実施形態の具体的構成は、巻軸62と該巻軸62の一方及び他方の端部に該巻軸62と直交するように設けられた板状の一対及び他方の鍔63,64とを有するドラム型コア61と、該ドラム型コア61の巻軸62に導線65が巻回されてなる巻線65cと、前記導線65の始端65a及び終端65bが前記一方の鍔63に所定のピッチで設けられた引き出し部66a、66bから平行に導出されてなるリード端子とを有するラジアルリード型インダクタ60であって、前記巻線65cの巻き終わり側の導線65が前記一方の鍔63と向き合う前記他方の鍔64の内面64a側から該鍔64の外面64c側に向かって該他方の鍔64の周部64bの任意の位置を渡るとともに、該鍔64の外面64c側を通って該他方の鍔64の周部64bの前記と異なる位置を該鍔64の外面64c側から内面64a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線65cの外周上を渡って前記一方の鍔63の引き出し部66bから導出されているものである。
また、上記第6の実施形態に用いられるドラム型コア61は、巻軸62と該巻軸62の一方及び他方の端部に該巻軸62と直交するように設けられた略角板状の一方の鍔63及び角板状の他方の鍔64を備え、該鍔64に該鍔64の周部64bを渡る導線65を係止する四つの辺67a,67b、67c、67dを備えている。
また、上記第6の実施形態のドラム型コア61の巻軸62に巻回される巻線65cの巻数は、前記第3の実施形態と同様に6.25Tである。具体的には、前記ドラム型コア61の巻軸62に巻回された導線65は、その始端65aが前記ドラム型コア61の一方の鍔63に溝状に設けられた引き出し部66aから導出されるともに、巻軸62に6.25T巻回された巻線65cの巻き終り側の導線65が前記ドラム型コア61の他方の鍔64の辺67cで前記一方の鍔63と向き合う前記他方の鍔64の内面64a側から該鍔64の外面64c側に向かって該他方の鍔64の周部64bを渡るとともに、前記辺67cがら該鍔64の一つの角を跨ぐように前記辺67cと隣接する辺67bまで前記鍔64の外面64c側を通り、前記辺67bで該他方の鍔64の周部64bを該鍔64の外面64c側から内面64a側に向かって再び渡って戻り、前記巻線65cの表面に接触することなく前記巻線65cの外周上を渡って前記一方の鍔63に溝状に設けられた引き出し部66bから、前記導線65の始端65aと平行に導出されている。
また、前記導線65は、前記ドラム型コア61の一方の鍔63の引き出し部66a,66bにおいて前記ドラム型コア61と図示省略した接着剤により前記第1〜第5の実施形態と同様に固定されている。
上記第6の実施形態のラジアルリード型インダクタ60においては、巻線65cが6.25Tとなっており、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおける6.5Tと、前記第5の実施形態のラジアルリード型インダクタにおける6.0Tとの中間の巻数となるので、前記背景技術のラジアルリード型インダクタにおいてこれまで得ることが困難であったインダクタンス値をさらに細かく補間することができる。
本発明によれば、ラジアルリード型電子部品自動挿入装置を用いて実装されるラジアルリード型インダクタに好適である。
本発明のラジアルリード型インダクタの第1実施形態の外観を示す図である。 本発明のラジアルリード型インダクタの第2実施形態の外観を示す図である。 本発明のラジアルリード型インダクタの第3実施形態の外観を示す図である。 本発明のラジアルリード型インダクタの第4実施形態の外観を示す図である。 本発明のラジアルリード型インダクタの第5実施形態の外観を示す図である。 本発明のラジアルリード型インダクタの第6実施形態の外観を示す図である。 背景技術のラジアルリード型インダクタの外観を示す図である。
符号の説明
10:ラジアルリード型インダクタ
11:ドラム型コア
12:巻軸
13:一方の鍔
14:他方の鍔
15:導線
15a:始端
15b:終端
15c:巻線
15d:鍔の外側を通る導線
15e:巻線の外側を渡る導線
16a,16b:引き出し部
17,17a,17b:導線を係止する手段
20:ラジアルリード型インダクタ
21:ドラム型コア
22:巻軸
23:一方の鍔
242他方の鍔
25:導線
25a:始端
25b:終端
25c:巻線
25d:鍔の外側を通る導線
25e:巻線の外側を渡る導線
26,26a,26b:引き出し部
27,27a,27b、27c、27d:導線を係止する手段
30:ラジアルリード型インダクタ
31:ドラム型コア
32:巻軸
33:一方の鍔
34:他方の鍔
35:導線
35a:始端
35b:終端
35c:巻線
35d:鍔の外側を通る導線
35e:巻線の外側を渡る導線
36,36a,36b:引き出し部
37,37a,37b、37c、37d:導線を係止する手段
40:ラジアルリード型インダクタ
41:ドラム型コア
42:巻軸
43:一方の鍔
44:他方の鍔
45:導線
45a:始端
45b:終端
45c:巻線
45d:鍔の外側を通る導線
45e:巻線の外側を渡る導線
46,46a,46b:引き出し部
47,47a,47b、47c、47d:導線を係止する手段
50:ラジアルリード型インダクタ
51:ドラム型コア
52:巻軸
53:一方の鍔
54:他方の鍔
55:導線
55a:始端
55b:終端
55c:巻線
55d:鍔の外側を通る導線
55e:巻線の外側を渡る導線
56,56a,56b:引き出し部
57,57a,57b、57c、57d:辺
60:ラジアルリード型インダクタ
61:ドラム型コア
62:巻軸
63:一方の鍔
64:他方の鍔
65:導線
65a:始端
65b:終端
65c:巻線
65d:鍔の外側を通る導線
65e:巻線の外側を渡る導線
66,66a,66b:引き出し部
67,67a,67b、67c、67d:辺

Claims (4)

  1. 巻軸と該巻軸の一方及び他方の端部に該巻軸と直交するように設けられた板状の一方及び他方の鍔とを有するドラム型コアと、該ドラム型コアの巻軸に導線が巻回されてなる巻線と、前記導線の始端及び終端が前記一方の鍔に所定のピッチで設けられた引き出し部から平行に導出されてなるリード端子とを有するラジアルリード型インダクタにおいて、
    前記巻線の巻き終わり側の導線が前記一方の鍔と向き合う前記他方の鍔の内面側から該鍔の外面側に向かって該他方の鍔の周部の任意の位置を渡るとともに、該鍔の外面側を通って該他方の鍔の周部の前記と異なる位置を該鍔の外面側から内面側に向かって再び渡って戻り、前記巻線の外周上を渡って前記一方の鍔の引き出し部から導出されていることを特徴とするラジアルリード型インダクタ。
  2. 前記導線が前記巻線の表面に接触することなく該巻線の外周上を渡っていることを特徴とする請求項1記載のラジアルリード型インダクタ。
  3. 前記ドラム型コアの他方の鍔に該鍔の周部を渡る導線を係止する手段が等角度間隔で複数形成されていることを特徴とする請求項1記載のラジアルリード型インダクタ。
  4. 前記ドラム型コアの他方の鍔が多角形に形成されていることを特徴とする請求項1記載のラジアルリード型インダクタ。
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