JP2008004495A - 放電灯点灯回路 - Google Patents

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浩太郎 松井
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Abstract

【課題】放電灯を高周波で点灯させる際の輝点の移動を抑えることができる放電灯点灯回路を提供する。
【解決手段】放電灯点灯回路1は、放電灯Lを点灯させるための交流電力を放電灯Lへ供給する回路である。放電灯点灯回路1は、交流電力を放電灯Lへ供給する電力供給部2と、交流電力の大きさを制御するための制御部10とを備える。電力供給部2は、トランジスタ5a,5b、トランス7、コンデンサ8、及びインダクタ9を含む直列共振回路と、トランジスタ5a,5bを駆動するブリッジドライバ6とを有する。制御部10は、交流電力が断続的に増加するようにブリッジドライバ6を制御する。これにより、供給電力の時間平均値を定格電力内に収めつつ電極温度を上昇させることが可能となるので、放電灯Lを高周波で点灯させる際の輝点の移動を効果的に抑えることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、放電灯点灯回路に関するものである。
車両の前照灯などに用いられるメタルハライドランプ等の放電灯を点灯させるためには、電力を安定的に供給するための点灯回路(バラスト)が必要となる。例えば、特許文献1に開示された放電灯点灯回路は、直列共振回路を含む直流−交流変換回路を備えており、この直流−交流変換回路から放電灯へ交流電力が供給される。
図10は、点灯中における放電灯の管内の様子を概念的に示す断面図である。放電灯100は、ナトリウムなどの金属ハロゲン化物等が封入されたガラス管101内に2つの電極102及び103が対向配置されて構成されている。そして、電極102と電極103との間に高圧パルスが印加されると、電極102と電極103との間に放電アークArcが生じ、電極102及び103が互いに導通する。その後、放電灯点灯回路は、電極102と電極103との間に交流電力を供給しつつ、放電アークArcが安定して維持されるように該交流電力の大きさを制御する。ガラス管101内では、この放電アークArcによって金属ハロゲン化物が励起され、高輝度の発光が得られる。
特開2005−63823号公報
現在の一般的な放電灯点灯回路は、比較的低周波(例えば数百Hz)の矩形波からなるランプ電流を放電灯へ供給している。しかし、放電灯点灯回路の小型化等のために、交流電力の周波数を例えば1MHz以上といった高周波としたい場合がある。ここで、図11は、比較的低周波の矩形波からなるランプ電流が放電灯100へ供給される場合におけるランプ電流波形の一例(図11(a))と、これに対応する電極102,103の温度変化の一例(図11(b))とをそれぞれ示すグラフである。また、図12は、比較的高周波の交流電流が放電灯100へ供給される場合におけるランプ電流波形の一例(図12(a))と、これに対応する電極102,103の温度変化の一例(図12(b))とをそれぞれ示すグラフである。
図11(a),(b)に示すように、比較的低周波の矩形波からなるランプ電流が放電灯100へ供給される場合には、電極102,103はランプ電流によって十分に加熱され、極性が切り替わる時点での電極温度が十分に高くなっている。しかし、図12(a),(b)に示すように、比較的高周波の交流電力が放電灯100へ供給される場合には、各周期毎の電極102,103への加熱時間が短く、極性が切り替わる時点での電極102,103の温度上昇が十分ではない。このため、極性が切り替わる際の電極102,103からの電子放出性が低下してしまう。
放電アークArcの輝度分布は、電子放出点において輝度が高くなり、電極102,103からの電子放出性が低下すると、電極表面に多数存在する微小な突起のうち電子が最も放出され易い箇所が時間的に変化し、電子放出点である輝点の発生箇所が移動する。従って、輝点の位置が安定せず、放電アークArcの輝度分布が不安定となってしまう。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、放電灯を高周波で点灯させる際の輝点の移動を抑えることができる放電灯点灯回路を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の放電灯点灯回路は、放電灯を点灯させるための交流電力を該放電灯へ供給する放電灯点灯回路であって、交流電力を放電灯へ供給する電力供給部と、交流電力の大きさを制御するための制御部とを備え、電力供給部は、複数のスイッチング素子、インダクタ及びトランスのうち少なくとも一方、並びにコンデンサを含む直列共振回路と、複数のスイッチング素子を駆動する駆動部とを有し、制御部は、交流電力が断続的に増加するように駆動部を制御することを特徴とする。
放電灯を高周波で点灯させる際の輝点の移動は、上述したように、極性が切り替わる時点において電極温度の上昇が十分ではないことに起因する。電極温度を上昇させる為には供給電力を増せばよいが、一般的に放電灯の定格電力は或る大きさ(自動車用のHIDであれば35±2[W])に定められており、定常的に過剰な電力を供給すると、放電灯の寿命に影響してしまう。これに対し、上記した放電灯点灯回路においては、放電灯へ供給される交流電力が断続的に増加するように制御部が駆動部を制御するので、供給電力の時間平均値を定格電力付近に抑えつつ、電極温度を断続的に上昇させることが可能となる。従って、上記した放電灯点灯回路によれば、放電灯を高周波で点灯させる際の輝点の移動を効果的に抑えることができる。
また、放電灯点灯回路は、制御部が、交流電力がインパルス状に増加するように駆動部を制御することを特徴としてもよい。これにより、供給電力の時間平均値をより好適に抑えつつ、電極温度を断続的に上昇させることができる。なお、ここでいう交流電力がインパルス状に増加するとは、平均電力値より大きい極値を含み、該極値の直前では増加し、該極値の直後では減少するような交流電力波形をいい、該波形の時間幅は任意に設定される。
また、放電灯点灯回路は、制御部が、周期的に繰り返される第1の時間領域において交流電力の大きさが第1の電力値となるように、且つ、第1の時間領域外の第2の時間領域において交流電力の大きさが第1の電力値より大きい第2の電力値となるように、駆動部を制御することを特徴としてもよい。これにより、第2の時間領域において電極温度を十分に上昇させておき、第1の時間領域においてはアフターグローによって点灯を維持し、輝点の移動をより効果的に抑えることができる。
また、放電灯点灯回路は、制御部が、交流電力の周波数が連続的に増減を繰り返すように駆動部を制御するとともに、交流電力が極小となるタイミングを起点として交流電力を不連続的に増加させることを特徴としてもよい。これにより、音響共鳴を抑止しつつ輝点の移動を抑えることができる。
また、放電灯点灯回路は、制御部が、放電灯の点灯開始から所定時間が経過した後に、交流電力の断続的な増加を開始することを特徴としてもよい。放電灯の点灯直後は放電アークが安定しないので、放電灯点灯回路の電力供給能力内での最大電力を放電灯へ供給し、始動性を確保する場合が多い。このような時に供給電力を断続的に変化させると、供給電力が最大電力より低くなってしまい、放電灯が立ち消えてしまう場合がある。そこで、この放電灯点灯回路のように、供給電力の断続的な増加を、放電灯の点灯開始から所定時間が経過した後に開始することによって、放電灯の始動性確保と輝点移動の抑制とを好適に両立できる。
本発明の放電灯点灯回路によれば、放電灯を高周波で点灯させる際の輝点の移動を抑えることができる。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る放電灯点灯回路の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(実施の形態)
図1は、本発明による放電灯点灯回路の一実施形態の構成を示すブロック図である。図1に示す放電灯点灯回路1は、放電灯Lを点灯させるための電力を放電灯Lへ供給する回路であって、バッテリーなどの直流電源Baからの直流電圧を交流電圧に変換して放電灯Lに供給する。放電灯点灯回路1は、主に車輌用の、特に前照灯などの灯具に用いられる。なお、放電灯Lとしては、例えば水銀フリーのメタルハライドランプが好適に用いられるが、他の構造をもつ放電灯であってもよい。
放電灯点灯回路1は、直流電源Baから電源供給を受けて交流電力を放電灯Lに供給する電力供給部2と、放電灯Lの電極間電圧(以下、ランプ電圧と記す)VLに基づいて、放電灯Lへの供給電力の大きさを制御する制御部10とを備える。
電力供給部2は、制御部10からの制御信号Scに基づく大きさの電力を放電灯Lへ供給する。電力供給部2は、点灯操作のためのスイッチ20を介して直流電源Baに接続されており、直流電源Baから直流電圧VBを受けて交流変換及び昇圧を行う。
本実施形態の電力供給部2は、複数のスイッチング素子として2つのトランジスタ5a及び5bを有すると共に、これらのトランジスタ5a及び5bを駆動する駆動部としてブリッジドライバ6を有する。また、電力供給部2は、トランス7、コンデンサ8、及びインダクタ9を有する。トランジスタ5a及び5b、トランス7、コンデンサ8、及びインダクタ9は、直列共振回路を構成する。
トランジスタ5a,5bとしては、例えば図1に示すようにNチャネルMOSFETが好適に用いられるが、他のFETやバイポーラトランジスタでもよい。本実施形態では、トランジスタ5aのドレイン端子は直流電源Baのプラス側端子に接続されており、トランジスタ5aのソース端子はトランジスタ5bのドレイン端子に接続されており、トランジスタ5aのゲート端子はブリッジドライバ6に接続されている。また、トランジスタ5bのソース端子は接地電位線GND(すなわち直流電源Baのマイナス側端子)に接続されており、トランジスタ5bのゲート端子はブリッジドライバ6に接続されている。ブリッジドライバ6は、トランジスタ5a及び5bを交互に導通させる。
トランス7は、放電灯Lへ高圧パルスを印加し、また、電力を伝えると共にランプ電圧VLを昇圧するために設けられる。また、トランス7の一次巻線7aと、インダクタ9と、コンデンサ8とは互いに直列に接続されている。そして、その直列回路の一端はトランジスタ5aのソース端子及びトランジスタ5bのドレイン端子に接続されており、他端は接地電位線GNDに接続されている。この構成においては、トランス7の一次巻線7aのリーケージ(漏れ)インダクタンス、及びインダクタ9のインダクタンスからなる合成リアクタンスと、コンデンサ8の容量とによって共振周波数が決定される。なお、このような構成以外にも、例えば一次巻線7a及びコンデンサ8によって直列共振回路を構成し、インダクタ9を省略してもよい。また、一次巻線7aのインダクタンスをインダクタ9と較べて極めて小さく設定し、共振周波数が、一次巻線7aのインダクタンスとコンデンサ8の容量とによってほぼ決定されるようにしてもよい。
電力供給部2においては、コンデンサ8及び誘導性要素(インダクタンス成分やインダクタ)による直列共振現象を利用し、トランジスタ5a,5bの駆動周波数をこの直列共振周波数以上の値に規定して該トランジスタ5a,5bを交互にオン/オフさせ、トランス7の一次巻線7aに交流電力を生じさせる。この交流電力は、トランス7の二次巻線7bへ昇圧されて伝達され、二次巻線7bに接続された放電灯Lへ供給される。なお、トランジスタ5a,5bを駆動するブリッジドライバ6は、トランジスタ5a,5bが共に接続状態とならないように相反的に各トランジスタ5a,5bを駆動する。
また、この直列共振回路のインピーダンスは、ブリッジドライバ6によるトランジスタ5a,5bの駆動周波数によって変化する。従って、放電灯Lに供給される交流電力の大きさを、該駆動周波数を変化させることにより制御できる。ここで、図2は、トランジスタ5a,5bの駆動周波数と供給電力の大きさとの関係を概念的に示すグラフである。図2に示すように、放電灯Lに供給される電力の大きさは、駆動周波数が直列共振周波数fと等しいときに最大値Pmaxとなり、駆動周波数が直列共振周波数fよりも大きくなる(または小さくなる)に従って減少する。但し、駆動周波数が直列共振周波数fよりも小さいと、スイッチング損失が大きくなり電力効率が低下する。従って、ブリッジドライバ6の駆動周波数は、直列共振周波数fよりも大きい領域(図中の領域X)においてその大きさが制御される。本実施形態においては、ブリッジドライバ6の駆動周波数は、ブリッジドライバ6に接続された制御部10からの制御信号Sc(周波数変調されたパルス列を含む信号)のパルス周波数に従って制御される。
また、本実施形態の電力供給部2は、点灯開始時に放電灯Lに起動用の高圧パルスを印加するための起動回路3を更に有する。すなわち、起動回路3からトリガー電圧及び電流がトランス7に印加されると、トランス7の二次巻線7bにおいて生成される交流電圧に高圧パルスが重畳される。本実施形態の起動回路3は、出力端子の一方がトランス7の一次巻線7aの途中に接続され、他方の出力端子が一次巻線7aの接地電位側端子に接続されている。起動回路3への入力電圧については、例えば、トランス7の二次巻線7bや始動用の補助巻線(不図示)から得てもよく、或いはインダクタ9と共にトランスを構成する補助巻線を設けて該補助巻線から得てもよい。
制御部10は、放電灯Lのランプ電圧VLに基づいて、放電灯Lへの供給電力の大きさを制御する。本実施形態の制御部10は、放電灯Lに供給されるべき電力の大きさを演算する電力演算部11と、電力演算部11からの出力電圧Spと所定の基準電圧との差を増幅して出力する誤差増幅器12と、誤差増幅器12からの出力電圧Spを電圧−周波数変換(V−F変換)して制御信号Scを生成するV−F変換部13と、供給電力が断続的に増加するように制御信号Scを変調する周波数変調部14とを有する。
電力演算部11は、入力端11a及び11b、及び出力端11cを有する。入力端11aは、放電灯Lのランプ電圧VLの大きさを示す信号(以下、ランプ電圧相当信号という)VSを入力するために、ピークホールド回路21を介して二次巻線7bの中間タップに接続されている。ランプ電圧相当信号VSは、ランプ電圧VLのピーク値の例えば0.35倍に設定される。また、入力端11bは、放電灯Lのランプ電流を検出するために設けられた抵抗素子4の一端に、ピークホールド回路22及びバッファ23を介して接続されている。抵抗素子4の一端は、更に放電灯点灯回路1の出力端子を介して放電灯Lの一方の電極に接続され、抵抗素子4の他端は、接地電位線GNDに接続されている。バッファ23からは、ランプ電流の大きさを示すランプ電流相当信号ISが出力される。
電力演算部11は、ランプ電圧相当信号VS及びランプ電流相当信号ISに基づいて、放電灯Lに必要な供給電力の大きさを演算し、該供給電力の大きさを示す出力電圧Spを生成する。電力演算部11の出力端11cは誤差増幅器12の入力端に接続されており、出力電圧Spは誤差増幅器12に入力される。誤差増幅器12は、出力電圧Spと所定の基準電圧との差を出力電圧Spとして出力する。
V−F変換部13は、入力端13a及び13b、及び出力端13cを有する。入力端13aは、電圧Spを入力するために、誤差増幅器12の出力端に接続されている。また、入力端13bは、周波数変調部14に接続されている。周波数変調部14からは、制御信号Scを変調するための変調制御信号Smが出力される。なお、本実施形態の周波数変調部14は、放電灯Lへの交流電力が或る周期でもってインパルス状に増加するように、制御信号Scを変調する。出力端13cは、ブリッジドライバ6に接続されている。V−F変換部13は、誤差増幅器12からの出力電圧SpをV−F変換し、制御信号Scとしてブリッジドライバ6に提供する。
以上の構成を備える放電灯点灯回路1の全体的な動作について説明する。まず、ブリッジドライバ6が所定の駆動周波数でトランジスタ5a,5bを駆動しつつ、起動回路3により、数十[kV]の高圧パルスが放電灯Lの電極間に印加され絶縁破壊を促す。その直後、ブリッジドライバ6の駆動周波数は、制御部10により、所定の最大電力(コールドスタート時は75[W])となる駆動周波数に制御される。その後、ブリッジドライバ6の駆動周波数は、制御部10により、定常電力(例えば35[W])となる駆動周波数に徐々に制御される。制御部10においては、このように駆動周波数を制御するための演算が電力演算部11において行われ、電力演算部11の出力電圧Spと所定の基準電圧との差である誤差増幅器12からの出力電圧SpがV−F変換部13においてV−F変換され、制御信号Scとしてブリッジドライバ6へ提供される。
ここで、制御部10の具体的な構成の一例について説明する。図3は、誤差増幅器12及びV−F変換部13の具体的構成の一例を示す回路図である。
図3において、誤差増幅器12の反転入力端12aには電力演算部11からの出力電圧Spが供給され、また、非反転入力端12bには、所定の基準電圧Erefが供給される。誤差増幅器12の出力端12cはV−F変換部13の入力端13aに接続されており、誤差増幅器12からの出力電圧Spが入力端13aに提供される。
V−F変換部13は、カレントミラー回路130a及びランプ波発生部130bを有する。カレントミラー回路130aは一対のPNPトランジスタ131a及び131bによって構成されている。すなわち、トランジスタ131a及び131bのエミッタは定電圧源Vccに接続されており、トランジスタ131a及び131bのベースは互いに接続されている。トランジスタ131aのコレクタは、該トランジスタのベースに接続されるとともに、抵抗素子132aを介してV−F変換部13の入力端13aに接続されている。また、トランジスタ131bのコレクタはダイオード133のアノードに接続され、該ダイオード133のカソードはランプ波発生部130bの接続点138に接続されている。
ランプ波発生部130bは、抵抗素子132b〜132d、コンデンサ134、ヒステリシス付きコンパレータ135、及びNPNトランジスタ137を有する。抵抗素子132bの一端とコンデンサ134の一端とは、接続点138を介して互いに接続されている。抵抗素子132bの他端は定電圧源Vccに接続され、コンデンサ134の他端は接地電位に接続されている。接続点138はコンパレータ135の入力端に接続されており、コンパレータ135の出力端は抵抗素子132cを介してトランジスタ137のベースに接続されている。トランジスタ137のコレクタは抵抗素子132dを介して接続点138に接続されている。トランジスタ137のエミッタは接地電位に接続されている。なお、接続点138は、V−F変換部13の入力端13bに接続されており、周波数変調部14からの変調制御信号Smを受けることができる。
また、V−F変換部13は、Dフリップフロップ136を更に有する。Dフリップフロップ136は、そのD端子がQ否定端子(Qバー端子)に接続されることでT(トグル)型のフリップフロップを構成している。Dフリップフロップ136のクロック入力端子CKは、コンパレータ135の出力端に接続されている。これにより、Dフリップフロップ136のクロック入力端子CKには、コンパレータ135からの出力信号が入力される。また、Dフリップフロップ136のQ出力端子はV−F変換部13の出力端13cと接続されており、Q出力端子からの出力信号が制御信号Scとしてブリッジドライバ6(図1)へ提供される。
V−F変換部13においては、カレントミラー回路130aからの電流Iがコンデンサ134を充電するので、コンデンサ134の両端電圧Vが次第に上昇する。そして、コンデンサ134の両端電圧Vが或る第1の閾値電圧に達すると、コンパレータ135の出力がH(ハイ)レベルを示し、トランジスタ137がオン状態となってコンデンサ134が放電される。また、この放電によって、コンデンサ134の両端電圧Vが第1の閾値電圧より小さい第2の閾値電圧まで低下すると、コンパレータ135の出力がL(ロー)レベルとなってトランジスタ137がオフ状態となり、コンデンサ134の充電が再び開始される。このように、コンデンサ134の充放電が交互に繰り返されることにより、コンデンサ134の両端電圧V(すなわち接続点138の電位)は、ランプ波形(PFMランプ波形)を呈することとなる。そして、このランプ波形がコンパレータ135からDフリップフロップ136を経ることにより、例えばデューティサイクル50%の矩形波となり、この矩形波が制御信号Scとしてブリッジドライバ6(図1)へ出力される。
コンデンサ134の充電時間は電流Iの大きさに応じて定まるので、上記ランプ波形の周波数(すなわち制御信号Scの周波数)は、電流Iの大きさに応じた周波数となる。また、電流Iは、誤差増幅器12からの出力電圧Spが高いほど小さい。つまり、V−F変換部13は、誤差増幅器12からの出力電圧Spの電圧値が高いほど、制御信号Scの周波数が低くなる特性を有している。従って、放電灯Lへの供給電力を増大させたい場合には、電力供給部2の共振周波数f(図2参照)よりも高い周波数域(領域X)において、制御信号Scの周波数が低くなるように電圧Spを増大させるとよい。
図4は、周波数変調部14の具体的構成の一例を示す回路図である。図4を参照すると、本実施形態の周波数変調部14は、クロック発生部140a、微分回路部140b、バッファ部140c、及び開始タイミング制御部140dを有する。
クロック発生部140aは、ヒステリシス付きコンパレータ141a、コンデンサ142a、及び抵抗素子143aを含んで構成されている。コンパレータ141aの入力端はコンデンサ142aの一端と抵抗素子143aの一端との接続点に接続されており、コンデンサ142aの他端は接地電位に接続されている。また、抵抗素子143aの他端は、コンパレータ141aの出力端に接続されている。
微分回路部140bは、コンデンサ142b、抵抗素子143b、及びダイオード144を含んで構成されている。コンデンサ142bの一端はバッファ141bを介してコンパレータ141aの出力端に接続されており、他端は抵抗素子143bを介して定電圧源Vccに接続されている。また、ダイオード144のアノードはコンデンサ142bの他端に接続され、カソードは定電圧源Vccに接続されている。
バッファ部140cは、バッファアンプ145及び抵抗素子143cを含んで構成されている。また、開始タイミング制御部140dは、スイッチ素子146及びカウンタ147を含んで構成されている。バッファアンプ145の非反転入力端は、コンデンサ142bの他端に接続されている。また、バッファアンプ145の出力端は、抵抗素子143c及びスイッチ素子146を介して周波数変調部14の出力端14aに接続されている。スイッチ素子146としては、例えばFETやバイポーラトランジスタ等が好適に用いられる。スイッチ素子146の制御端子(ゲート端子、ベース端子など)はカウンタ147に接続されている。カウンタ147は、放電灯Lの点灯開始からの経過時間をカウントし、所定時間(例えば1秒)が経過した後に、スイッチ素子146の両端間を導通させる。なお、出力端14aは、前述したV−F変換部13の入力端13bに接続される。
図5(a)〜(e)は、V−F変換部13及び周波数変調部14における、主要な信号波形の一例を示すグラフである。図5(a)は、周波数変調部14におけるコンパレータ141aの出力電圧Vの波形を示している。図5(b)は、周波数変調部14におけるコンデンサ142aの両端電圧Vの波形を示している。図5(c)は、コンデンサ142bの他端側の電圧(すなわちバッファアンプ145への入力電圧V)の波形を示している。図5(d)は、V−F変換部13(図3参照)の接続点138における電圧Vの波形を示している。図5(e)は、V−F変換部13におけるDフリップフロップ136からのQ出力波形(すなわち制御信号Scの波形)を示している。また、図5(f)は、これらの図5(a)〜(e)に対応する、放電灯Lへの供給電力の大きさの時間変化の一例を示すグラフである。
周波数変調部14のクロック発生部140a(図4)においては、コンデンサ142aの両端電圧Vが低いときにはコンパレータ141aの出力電圧VがHレベルとなり(図5(a)の区間A)、抵抗素子143aを介してコンデンサ142aが充電されるので、コンデンサ142aの両端電圧Vが徐々に上昇する(図5(b))。そして、コンデンサ142aの両端電圧Vが或る値を超えると、コンパレータ141aの出力電圧VがLレベルとなり(図5(a)の区間B)、コンデンサ142aが放電されるので、コンデンサ142aの両端電圧Vが徐々に低下する(図5(b))。こうして、コンパレータ141aの出力電圧V(図5(a))は、或る一定の周期でもってHレベルとLレベルとを交互に繰り返すこととなる。
また、図5(c)に示すように、微分回路部140bでは、コンパレータ141aからの出力電圧V(図5(a))の立ち下がりエッジに対応して、周期的なインパルス状の電圧波形Cを含む電圧Vがコンデンサ142bの他端側に生成される。スイッチ素子146(図4)が導通している場合、この電圧Vは、バッファアンプ145及び抵抗素子143cを介して、変調制御信号SmとしてV−F変換部13へ出力される。
また、V−F変換部13(図3参照)においては、前述したように、コンデンサ134の両端電圧V(すなわち接続点138の電位)が、図5(d)に示すようなランプ波形となる。そして、このランプ波形がコンパレータ135からDフリップフロップ136を経ることによって、図5(e)に示すような矩形波となり、制御信号Scとしてブリッジドライバ6(図1)へ出力される。
ここで、図5(c)に示すようなインパルス状の電圧波形Cが、抵抗素子143cを介して変調制御信号SmとしてV−F変換部13の入力端13bに入力されると、V−F変換部13の接続点138から周波数変調部14のバッファアンプ145へ電流が吸い込まれ、コンデンサ134の充電時間が一時的に長くなる。従って、ランプ波形の周波数が一時的に低下し(図5(d)の波形D)、これによって制御信号Scの周波数も一時的に低下する(図5(e)の波形E)。その結果、放電灯Lへ供給される交流電力の周波数が低下するようにブリッジドライバ6が作動するので、放電灯Lへの供給電力がインパルス状に増加することとなる(図5(f)の波形F)。そして、このような供給電力の増加は、クロック発生部140aからの出力電圧波形(図5(a))が立ち下がる毎に断続的に繰り返される。
なお、周波数変調部14においては、変調制御信号Smに含まれるインパルス状の電圧波形C(図5(c))の繰り返し周波数がランプ波形(図5(d))の周波数よりも低くなるように、変調制御信号Smが生成される。また、周波数変調部14においては、カウンタ147が、放電灯Lの点灯開始から所定時間(例えば1秒)が経過した後に、スイッチ素子146の両端間を導通させる。従って、放電灯Lの点灯開始から所定時間が経過した後に、図5(f)に示したような交流電力の断続的な増加が開始される。
以上に説明した本実施形態の放電灯点灯回路1が有する効果について説明する。[発明が解決しようとする課題]欄で述べた課題、すなわち放電灯Lを高周波で点灯させる際の輝点の移動は、極性が切り替わる時点での電極温度の上昇が十分ではないことに起因する。本実施形態の放電灯点灯回路1においては、例えば図5(f)に示したように、放電灯Lへ供給される交流電力が断続的に増加するように制御部10(特に、V−F変換部13及び周波数変調部14)がブリッジドライバ6を制御するので、供給電力の時間平均値を放電灯Lの定格電力(例えば定常電力35[W])付近に抑えつつ、電極温度を上昇させることが可能となる。従って、本実施形態の放電灯点灯回路1によれば、放電灯Lを高周波で点灯させる際の輝点の移動を効果的に抑えることができる。
また、本実施形態のように、制御部10は、例えば図5(f)に示した波形Fのように、放電灯Lへの交流電力がインパルス状に増加するようにブリッジドライバ6を制御することが好ましい。これにより、供給電力の時間平均値をより好適に抑制しつつ、電極温度を上昇させることができる。
また、本実施形態のように、制御部10(特に、周波数変調部14)は、放電灯Lの点灯開始から所定時間が経過した後に、交流電力の断続的な増加を開始することが好ましい。一般的に、放電灯Lの点灯直後においては電極間の放電アークが安定しないので、放電灯点灯回路の電力供給能力内での最大電力を放電灯Lへ供給することにより、放電灯Lの始動性を確保する場合が多い。このような時に供給電力を断続的に変化させた場合、供給電力が最大電力より低くなる時間帯が生じるため、放電灯Lが立ち消えてしまう場合がある。これに対し、本実施形態の放電灯点灯回路1のように、供給電力の断続的な増加を、放電灯Lの点灯開始から所定時間が経過した後に開始することによって、放電灯Lの始動性確保と輝点移動の抑制とを好適に両立できる。
(第1の変形例)
図6は、上記実施形態の第1変形例として、周波数変調部15の構成を示す回路図である。なお、この周波数変調部15は、上記実施形態における周波数変調部14に代えて設けられる。
周波数変調部15は、制御信号Scを変調するための変調制御信号SmをV−F変換部13(図1,図3参照)へ出力するための回路である。本変形例の周波数変調部15は、上記実施形態の周波数変調部14とは異なり、周期的に繰り返される第1の時間領域において交流電力の大きさが第1の電力値となるように、且つ、第1の時間領域外の第2の時間領域において交流電力の大きさが第1の電力値より大きい第2の電力値となるように、制御信号Scを変調する。
図6を参照すると、本変形例の周波数変調部15は、入力端15a及び出力端15bを有する。入力端15aは上記実施形態のV−F変換部13の出力端13c(図3参照)に接続され、入力端15aには制御信号Scが入力される。また、出力端15bはV−F変換部13の入力端13b(図3参照)に接続され、出力端15bからは変調制御信号Smが出力される。
周波数変調部15は、複数のJKフリップフロップ151〜154と、論理積(AND)回路155及び156を含むカウンタ回路によって構成されている。具体的には、初段のJKフリップフロップ151のJ端子及びK端子が定電圧源Vccに接続されており、Q端子が第2段のJKフリップフロップ152のJ端子及びK端子に接続されている。また、JKフリップフロップ151,152の各Q端子がAND回路155の入力端にそれぞれ接続され、このAND回路155の出力端が第3段のJKフリップフロップ153のJ端子及びK端子に接続されている。また、JKフリップフロップ151〜153の各Q端子がAND回路156の入力端にそれぞれ接続され、このAND回路156の出力端が第4段のJKフリップフロップ154のJ端子及びK端子に接続されている。そして、各JKフリップフロップ151〜154のうち何れかのQ端子がスイッチ157によって選択され、抵抗素子158を介して周波数変調部15の出力端15bと接続される。また、各JKフリップフロップ151〜154のクロック端子には、入力端15aから入力された制御信号Scが入力される。
図7(a)〜(e)は、本変形例における、V−F変換部13及び周波数変調部15の主要な信号波形の一例を示すグラフである。図7(a)は、V−F変換部13(図3参照)の接続点138における電圧Vの波形を示している。図7(b)は、V−F変換部13におけるDフリップフロップ136からのQ出力波形(すなわち制御信号Scの波形)を示している。図7(c)は、スイッチ157から出力される変調信号Pmの波形を示している。また、図7(d)及び(e)は、これらの図7(a)〜(c)に対応する、放電灯Lのランプ電流波形を示すグラフ(図7(d))、及び放電灯Lへの供給電力の大きさの時間変化を示すグラフである。なお、これらの図7(a)〜(e)は、スイッチ157において初段のJKフリップフロップ151のQ端子出力が選択された場合における波形をそれぞれ例示的に示している。
V−F変換部13(図3参照)においては、コンデンサ134の両端電圧V(すなわち接続点138の電位)が、図7(a)に示すようなランプ波形となる。そして、このランプ波形がコンパレータ135からDフリップフロップ136を経ることによって、図7(b)に示すような矩形波となり、制御信号Scとしてブリッジドライバ6(図1)へ出力される。
他方、この制御信号Scが各JKフリップフロップ151〜154のクロック端子へ入力されると、各JKフリップフロップ151〜154のQ端子出力レベルは、それぞれ、制御信号Scが1,2,4,8周期変化する毎に変化する。すなわち、各JKフリップフロップ151〜154のQ端子出力レベルは、例えば図7(c)に示すように(図7(c)はJKフリップフロップ151のQ端子波形を代表して示す)、周期的に繰り返される第1の時間領域MにおいてHレベルとなり、第1の時間領域Mの領域外の第2の時間領域NにおいてLレベルとなる。そして、スイッチ157によって選択されたJKフリップフロップのQ端子出力(変調信号Pm)は、抵抗素子158及びコンデンサ134(図3参照)の作用によってランプ波形となり、変調制御信号SmとしてV−F変換部13の入力端13bに入力される。
変調制御信号SmがV−F変換部13の入力端13bに入力されると、図7(c)に示した変調信号PmがHレベルのとき(すなわち第1の時間領域M)に、V−F変換部13のコンデンサ134(図3参照)への充電電流を増す働きをし、ランプ波形の周波数が高くなる(図7(a)の波形S)。これによって制御信号Scの周波数も高くなる(図7(b)の波形R)。逆に、変調信号PmがLレベルのとき(すなわち第2の時間領域N)には、コンデンサ134への充電電流を減らす働きをし、制御信号Scの周波数は低くなる。その結果、放電灯Lを流れるランプ電流(図7(d))の周波数が断続的に低下するようにブリッジドライバ6が作動するので、図7(e)に示すように、放電灯Lへの供給電力が断続的に増加することとなる。具体的には、周期的に繰り返される第1の時間領域Mにおいて交流電力の大きさが第1の電力値Pとなり、第1の時間領域Mの領域外の第2の時間領域Nにおいて交流電力の大きさが第2の電力値P(>P)となる。
なお、周波数変調部15においては、JKフリップフロップ151〜154へのクロック入力に制御信号Scを用いているが、JKフリップフロップ151〜154へのクロック入力には、ランプ波形(図7(a))の周波数よりも低い周波数を有する別のクロック信号を用いてもよい。また、スイッチ157においては、JKフリップフロップ151〜154のうち任意のQ端子出力を選択することにより、放電灯Lへの供給電力を増加させる周期(または減少させる周期)を設定できる。また、周波数変調部15は、上記実施形態の周波数変調部14が有するスイッチ素子146及びカウンタ147と同様の回路を、例えば抵抗素子158と出力端15bとの間に更に有することが好ましい。そして、放電灯Lの点灯開始から所定時間が経過した後に、図7(e)に示したような交流電力の断続的な増減を開始することが好ましい。
本変形例の周波数変調部15を放電灯点灯回路が備えることによって、上記実施形態と同様の効果が得られる。すなわち、本変形例の周波数変調部15は、例えば図7(e)に示したように、放電灯Lへ供給される交流電力が断続的に増加するように制御信号Scを変調するので、供給電力の時間平均値を放電灯Lの定格電力付近に抑えつつ、電極温度を上昇させることが可能となる。従って、放電灯Lを高周波で点灯させる際の輝点の移動を効果的に抑えることができる。
また、本変形例のように、周期的に繰り返される第1の時間領域Mにおいて交流電力の大きさが第1の電力値Pとなるように、且つ、第1の時間領域Mの領域外の第2の時間領域Nにおいて交流電力の大きさが第2の電力値P(>P)となるようにブリッジドライバ6を制御することにより、第2の時間領域Nにおいて電極温度を十分に上昇させておき、第1の時間領域Mにおいてはアフターグローによって点灯を維持し、輝点の移動をより効果的に抑えることができる。
(第2の変形例)
図8は、上記実施形態の第2変形例として、周波数変調部16の構成を示す回路図である。なお、この周波数変調部16は、上記実施形態における周波数変調部14に代えて設けられる。本変形例の周波数変調部16は、連続変調部160a及び断続変調部160bを有する。
連続変調部160aは、放電灯Lにおける音響共鳴を防止するために放電灯Lへの交流電力の周波数を連続的に増減させるための回路である。本変形例の連続変調部160aは、ヒステリシス付きコンパレータ161、コンデンサ162a、抵抗素子163a及び163b、並びにバッファアンプ164aを含んで構成されている。コンパレータ161の入力端はコンデンサ162aの一端と抵抗素子163aの一端との接続点に接続されており、コンデンサ162aの他端は接地電位に接続されている。また、抵抗素子163aの他端は、コンパレータ161の出力端に接続されている。
バッファアンプ164aの非反転入力端は、コンデンサ162aの一端に接続されている。また、バッファアンプ164aの出力端は、抵抗素子163bを介して周波数変調部16の出力端16aに接続されている。なお、出力端16aは、図3に示したV−F変換部13の入力端13bに接続される。
断続変調部160bは、放電灯Lにおける輝点移動を抑えるために放電灯Lへの交流電力を断続的に増加させるための回路である。本変形例の断続変調部160bは、コンデンサ162b、抵抗素子163c及び163d、バッファアンプ164b、並びにダイオード165を含んで構成されている。コンデンサ162bの一端は連続変調部160aのコンパレータ161の出力端に接続されており、他端は抵抗素子163cを介して定電圧源Vccに接続されている。また、ダイオード165のアノードはコンデンサ162bの他端に接続され、カソードは定電圧源Vccに接続されている。
バッファアンプ164bの非反転入力端は、コンデンサ162bの他端に接続されている。また、バッファアンプ164bの出力端は、抵抗素子163dを介して周波数変調部16の出力端16aに接続されている。
図9(a)〜(e)は、本変形例における、V−F変換部13(図3参照)及び周波数変調部16の主要な信号波形の一例を示すグラフである。図9(a)は、周波数変調部16におけるコンパレータ161の出力電圧Vの波形を示している。図9(b)は、周波数変調部16におけるコンデンサ162aの両端電圧Vの波形を示している。図9(c)は、コンデンサ162bの他端側の電圧(すなわちバッファアンプ164bへの入力電圧V)の波形を示している。図9(d)は、V−F変換部13(図3参照)の接続点138における電圧Vの波形を示している。図9(e)は、V−F変換部13におけるDフリップフロップ136からのQ出力波形(すなわち制御信号Scの波形)を示している。また、図9(f)は、これらの図9(a)〜(e)に対応する、放電灯Lへの供給電力の大きさの時間変化の一例を示すグラフである。
周波数変調部16の連続変調部160aにおいては、コンデンサ162aの両端電圧Vが低いときにはコンパレータ161の出力電圧VがHレベルとなり(図9(a)の区間A)、抵抗素子163aを介してコンデンサ162aが充電されるので、コンデンサ162aの両端電圧Vが徐々に上昇する(図9(b))。そして、コンデンサ162aの両端電圧Vが或る値を超えると、コンパレータ161の出力電圧VがLレベルとなり(図9(a)の区間B)、コンデンサ162aが放電されるので、コンデンサ162aの両端電圧Vが徐々に低下する(図9(b))。このように、コンデンサ162aの両端電圧V(図9(b))は、区間A,Bを一周期として連続的に増減を繰り返す。コンデンサ162aの両端電圧Vは、バッファアンプ164a及び抵抗素子163bを介して、変調制御信号SmとしてV−F変換部13(図3参照)へ出力される。
これにより、V−F変換部13のコンデンサ134の両端電圧V(ランプ波形)の周波数が、図9(d)に示すように連続的に変化する。すなわち、区間Aにおいてはランプ波形の周波数が次第に高くなり、また、区間Bにおいては次第に低くなる。そして、このランプ波形がコンパレータ135からDフリップフロップ136を経ることによって、図9(e)に示すような矩形波となり、制御信号Scとしてブリッジドライバ6(図1)へ出力される。その結果、放電灯Lへ供給される交流電力の周波数が連続的に増減を繰り返すようにブリッジドライバ6が作動するので、放電灯Lへの供給電力の周波数が、区間A,Bを一周期として連続的に増減を繰り返すこととなる。
また、図9(a)に示したように、連続変調部160aにおいては、コンパレータ161の出力電圧Vが、或る一定の周期でもってHレベルとLレベルとを交互に繰り返す。一方、断続変調部160bにおいては、コンデンサ162b、抵抗素子163c、及びダイオード165からなる微分回路によって、コンパレータ161の出力電圧波形が微分される。すなわち、図9(c)に示すように、コンパレータ161からの出力電圧Vの立ち下がりエッジに対応して、周期的なインパルス状の電圧波形Cがコンデンサ162bの他端側に生成される。コンデンサ162bの他端側の電圧Vは、バッファアンプ164b及び抵抗素子163dを介して、変調制御信号Smに重畳されてV−F変換部13(図3参照)へ出力される。
図9(c)に示すようなインパルス状の電圧波形Cが抵抗素子163dを介して変調制御信号SmとしてV−F変換部13に入力されると、ランプ波形の周波数が一時的に低下し(図9(d)の波形D)、これによって制御信号Scの周波数も一時的に低下する(図9(e)の波形E)。その結果、放電灯Lへ供給される交流電力の周波数が断続的に低下するので、放電灯Lへの供給電力がインパルス状に増加することとなる(図9(f)の波形F)。そして、このような供給電力の不連続的な増加は、コンパレータ161の入力電圧V(図9(b))が極大となる毎に(すなわち、放電灯Lへの供給電力が極小となるタイミングを起点として)繰り返される。
本変形例のように、連続変調部160aが、放電灯Lへの供給電力の周波数が連続的に増減を繰り返すようにブリッジドライバ6を制御することによって、放電灯Lにおける音響共鳴を効果的に抑止できる。更に、供給電力が極小となるタイミングを起点として供給電力を不連続的に増加させる(図9(f)の波形F)ことにより、電極温度が最も低くなるタイミングで電極温度を上昇させることができるので、放電灯Lを高周波で点灯させる際の輝点の移動を効果的に抑えることができる。
なお、放電灯Lへ供給される交流電力の周波数が1MHz以上であれば音響共鳴の連続共鳴帯から外れるので、音響共鳴の発生確率を低減できる(但し、放電灯Lの管形状に起因する高調波成分が存在するため、完全にゼロとはならない)。また、放電灯Lおよび放電灯点灯回路が車輌に用いられる場合、交流電力の周波数はラジオノイズ放送帯域(500kHz〜1700kHzのAM帯、或いは2.8MHz〜23MHzのSW帯など)を避けて設定されることが望ましい。従って、交流電力の周波数としては、2MHz程度が適当である。しかしながら、輝点の移動は、周波数が1.5MHz以上になると顕著に現れる。従って、音響共鳴、ラジオノイズ、及び輝点移動の全てを回避する周波数域が存在しない。本変形例の構成によれば、音響共鳴及び輝点移動の2つを効果的に抑制できるので、交流電力の周波数を、ラジオノイズ放送帯域を除く任意の周波数に設定することが可能となる。
本発明による放電灯点灯回路は、上記した各実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。例えば、上記実施形態においてはV−F変換部の内部信号(コンデンサ134の両端電圧V)を操作することにより制御信号を断続的に変調しているが、本発明の制御部は、断続的に増加する電圧信号をV−F変換部に入力される電圧に重畳させることによって制御信号を断続的に変調してもよい。
本発明による放電灯点灯回路の一実施形態の構成を示すブロック図である。 トランジスタの駆動周波数と供給電力の大きさとの関係を概念的に示すグラフである。 誤差増幅器及びV−F変換部の具体的構成の一例を示す回路図である。 周波数変調部の具体的構成の一例を示す回路図である。 V−F変換部及び周波数変調部における、主要な信号波形の一例を示すグラフである。(a)周波数変調部におけるコンパレータの出力電圧の波形を示している。(b)周波数変調部におけるコンデンサの両端電圧の波形を示している。(c)バッファアンプへの入力電圧を示している。(d)V−F変換部の接続点における電圧波形を示している。(e)V−F変換部におけるDフリップフロップからのQ出力波形を示している。(f)放電灯への供給電力の大きさの時間変化の一例を示すグラフである。 第1変形例として、周波数変調部の構成を示す回路図である。 第1変形例における、V−F変換部及び周波数変調部の主要な信号波形の一例を示すグラフである。(a)V−F変換部の接続点における電圧波形を示している。(b)V−F変換部におけるDフリップフロップからのQ出力波形を示している。(c)スイッチから出力される変調信号の波形を示している。(d)放電灯の電流波形を示すグラフである。(e)放電灯への供給電力の大きさの時間変化を示すグラフである。 第2変形例として、周波数変調部の構成を示す回路図である。 第2変形例における、V−F変換部及び周波数変調部の主要な信号波形の一例を示すグラフである。(a)周波数変調部におけるコンパレータの出力電圧の波形を示している。(b)連続変調部におけるコンデンサの両端電圧の波形を示している。(c)断続変調部のバッファアンプへの入力電圧を示している。(d)V−F変換部の接続点における電圧波形を示している。(e)V−F変換部におけるDフリップフロップからのQ出力波形を示している。(f)放電灯への供給電力の大きさの時間変化の一例を示すグラフである。 点灯中における放電灯の管内の様子を概念的に示す断面図である。 (a)比較的低周波の矩形波からなるランプ電流が放電灯へ供給される場合におけるランプ電流波形の一例を示すグラフである。(b)(a)に対応する電極の温度変化の一例を示すグラフである。 (a)比較的高周波の交流電流が放電灯へ供給される場合におけるランプ電流波形の一例を示すグラフである。(b)(a)に対応する電極の温度変化の一例を示すグラフである。
符号の説明
1…放電灯点灯回路、2…電力供給部、3…起動回路、4…抵抗素子、5a,5b…トランジスタ、6…ブリッジドライバ、7…トランス、8…コンデンサ、9…インダクタ、10…制御部、11…電力演算部、12…誤差増幅器、13…V−F変換部、14…周波数変調部、15…周波数変調部、16…周波数変調部、20…スイッチ、21,22…ピークホールド回路、23…バッファ、130a…カレントミラー回路、130b…ランプ波発生部、140a…クロック発生部、140b…微分回路部、140c…バッファ部、140d…開始タイミング制御部、160a…連続変調部、160b…断続変調部、Arc…放電アーク、IS…ランプ電流相当信号、Sc…制御信号、Sm…変調制御信号、VL…ランプ電圧、VS…ランプ電圧相当信号。

Claims (5)

  1. 放電灯を点灯させるための交流電力を該放電灯へ供給する放電灯点灯回路であって、
    前記交流電力を前記放電灯へ供給する電力供給部と、
    前記交流電力の大きさを制御するための制御部と
    を備え、
    前記電力供給部は、複数のスイッチング素子、インダクタ及びトランスのうち少なくとも一方、並びにコンデンサを含む直列共振回路と、前記複数のスイッチング素子を駆動する駆動部とを有し、
    前記制御部は、前記交流電力が断続的に増加するように前記駆動部を制御することを特徴とする、放電灯点灯回路。
  2. 前記制御部は、前記交流電力がインパルス状に増加するように前記駆動部を制御することを特徴とする、請求項1に記載の放電灯点灯回路。
  3. 前記制御部は、周期的に繰り返される第1の時間領域において前記交流電力の大きさが第1の電力値となるように、且つ、前記第1の時間領域外の第2の時間領域において前記交流電力の大きさが前記第1の電力値より大きい第2の電力値となるように、前記駆動部を制御することを特徴とする、請求項1に記載の放電灯駆動回路。
  4. 前記制御部は、前記交流電力の周波数が連続的に増減を繰り返すように前記駆動部を制御するとともに、前記交流電力が極小となるタイミングを起点として前記交流電力を不連続的に増加させることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の放電灯点灯回路。
  5. 前記制御部は、前記放電灯の点灯開始から所定時間が経過した後に、前記交流電力の断続的な増加を開始することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の放電灯点灯回路。
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