JP2009016559A - 半導体集積回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】信号対ノイズ比を向上させることが可能な半導体集積回路を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の半導体集積回路100において、スイッチ回路130は、制御回路200からの制御信号によりキャパシタ部120の容量を制御し、インダクタンスL1、インダクタンスL2及びキャパシタ部120の容量による共振周波数をA/Dコンバータ110で扱われる信号の帯域外へ分離する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電源とグランドとの間に接続されたキャパシタを有する半導体集積回路に関する。
近年では、各種機能を実現する回路が集積された半導体集積回路がある。図1は、本体回路がA/D(Analog/Digital)コンバータの場合の従来の半導体集積回路を説明する図である。
A/Dコンバータ10はアナログ信号をデジタル信号に変換する回路であり、そのため回路内部にアナログ回路とデジタル回路の両方が存在する。A/Dコンバータ10では、例えばA/Dコンバータ10が実装された半導体集積回路20内のワイヤとリードフレームを通して電源端子Vddとグランド端子GNDとに電源とグランドが接続されて、電源が供給される。通常外部からA/Dコンバータ10に与えられる電源は、出力抵抗の低い安定な電源であり少々の内部電流の変化にも対応可能なものが選択される。
ところが半導体集積回路20内のワイヤとリードフレームはインダクタンスL(寄生インダクタンス)を持つ。半導体集積回路20では、このインダクタンスLとA/Dコンバータ10の内部容量によって、ある特定の周波数で共振し内部の電源端子Vddあるいはグランド端子GNDの電位を変動させることになる。その共振周波数frは(数1)で表される。
Figure 2009016559
(L:インダクタンス C:静電容量)
この共振周波数がアナログ信号の帯域内に存在すると、信号対ノイズ比(S/N比)が劣化し、A/Dコンバータ10において所望の特性が得られないことになる。また、共振周波数がアナログ信号の帯域内にない場合でも、デジタル信号の周波数に重なれば信号の遅延や劣化につながり誤動作の原因となる。その他、共振周波数だけでなくその際のインピーダンスZも、(数2)で表されるように周波数やインダクタンス、容量などによって変化する。
Figure 2009016559
(L:インダクタンス C:静電容量 R:抵抗値 ω:角周波数)
図2は、容量とインダクタンスの異なった組み合わせによるインピーダンスの周波数特性を示す第一の図である。図2の例では、容量が一定の場合にインダクタンスが増減した場合のインピーダンスの周波数特性を示している。図2によれば、容量が一定の場合は、インダクタンスが小さくなると共振周波数は高域側にシフトし、インピーダンスは小さくなっていく。
図3は、容量とインダクタンスの異なった組み合わせによるインピーダンスの周波数特性を示す第二の図である。図3の例では、インダクタンスを一定とした場合に容量値が増減した場合のインピーダンスの周波数特性を示している。図3によれば、インダクタンスが一定の場合は、容量が増加すると共振周波数は低域にシフトし、インピーダンスも小さくなる。
上記特性から、例えば回路の電源部からパッケージの端子部までの寄生インダクタンスが20nHであり、電源グランド間の容量が50pFの場合、共振周波数は約160MHzとなる。この周波数は、高速で動作するアナログ信号の帯域内となる場合があり、その場合共振周波数がノイズ源となる。また寄生インダクタンスが10nHであり、容量が10pFの場合は、共振周波数は約500MHzとなりデジタル信号の帯域内になる場合があり、その場合共振周波数によるノイズ源となる。
このようなノイズを抑えるための技術として、例えば特許文献1には、ドライバのゲート電圧の変動によってドライバのソースに現れる電圧変動を緩和し、データを高速かつ正確に送信できる半導体集積回路が記載されている。特許文献2には、内部ノード上の電圧レベルを安定に一定のレベルに保持する半導体装置が記載されている。特許文献3には、セルベース設計手法を用いて配線領域上にコンデンサセルを配置することにより、電源配線及びGND配線間のバイパス用コンデンサをチップサイズの増大なしにLSI内に実現し、LSIの耐ノイズ性を向上させるセルベース設計半導体集積回路装置が記載されている。
特開平11−103248号公報 特許第3705842号公報 特許第2682397号公報
ノイズを抑える最も有効な対策は、寄生インダクタンスを0にすることであるが現実には不可能である。別の対策としては、容量を無限大にすることであり、これによってインピーダンスを0にすることができるがこれも実現不可能である。そこで実際には実現可能な値でインダクタンスと容量の組み合わせることで妥協することになるが、組み合わせによっては共振周波数が信号の帯域内に侵入し、さらにインピーダンスによっては特性の大幅な劣化に繋がりかねない。
本発明は、上記事情を鑑みてこれを解決すべく成されたものであり、信号対ノイズ比を向上させることが可能な半導体集積回路を提供することを目的としている。
本発明は、上記目的を達成するために、以下の如き構成を採用した。
本発明の半導体集積回路は、電源とグランドとの間に接続される本体回路と、前記電源及び/又は前記グランドと前記本体回路と間のインダクタンスと、前記本体回路の前記電源側と、前記本体回路の前記グランド側との間に接続されたキャパシタとを有し、前記キャパシタの容量を制御する制御回路による前記キャパシタの容量の制御により、前記キャパシタと前記インダクタンスによる共振周波数が制御される構成とした。
係る構成によれば、信号対ノイズ比を向上させることが可能な半導体集積回路を提供することができる。
また前記キャパシタは、pチャネルトランジスタ又はnチャネルトランジスタにより構成されることが好ましい。
係る構成によれば、特殊な素子を使用する必要がなくコストを抑えることができる。
また前記キャパシタは、複数のpチャネルトランジスタ又はnチャネルトランジスタにより構成され、前記制御回路は、オンにされる前記pチャネルトランジスタ又はnチャネルトランジスタの数を制御する構成とした。
係る構成によれば、オンにされる前記pチャネルトランジスタ又は前記nチャネルトランジスタの数により、前記キャパシタの容量を制御できる。
また本発明の半導体集積回路は、前記制御回路からの制御信号に基づき前記pチャネルトランジスタ又は前記nチャネルトランジスタのオン/オフを制御するスイッチ手段を有する構成とした。
係る構成によれば、前記pチャネルトランジスタ又は前記nチャネルトランジスタのオン/オフにより前記キャパシタの容量を制御できる。
また前記スイッチ手段は、pチャネルトランジスタ又はnチャネルトランジスタにより構成されることが好ましい。
係る構成によれば、回路規模を小さく抑えることができる。
本発明によれば、信号対ノイズ比を向上させることが可能な半導体集積回路を提供することができる。
本発明は、キャパシタの容量を制御することにより、ノイズ源となる共振周波数を低域または高域へシフトさせ、共振周波数を信号の帯域外へ分離させる。
(第一の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第一の実施形態を説明する。図4は、第一の実施形態の半導体集積回路100を説明する図である。
本実施形態の半導体集積回路100は、A/Dコンバータ110、キャパシタ部120、スイッチ回路130とを有する。
半導体集積回路100では、A/Dコンバータ110の電源Vdd側と、A/Dコンバータ110のグランド側との間にキャパシタ部120とスイッチ回路130とが接続されている。スイッチ回路130は、制御回路200からの制御信号によりキャパシタ部120の容量を制御する。本実施形態では、キャパシタ部120の容量を制御することで、ノイズ源となる共振周波数をA/Dコンバータ110で扱われる信号の帯域外へ分離する。
A/Dコンバータ110は、半導体集積回路100の機能を実現する本体回路である。A/Dコンバータ110は、半導体集積回路100の入力端子Vinから入力されるアナログ信号をデジタル信号に変換し、半導体集積回路100の出力端子Voutからデジタル信号を出力する。
A/Dコンバータ110は、半導体集積回路100内のワイヤとリードフレームにより、半導体集積回路100の外部の電源Vdd及びグランドに接続されている。ワイヤとリードフレームは、インダクタンス(寄生インダクタンス)を有する。本実施形態では、A/Dコンバータ110の電源側のワイヤとリードフレームのインダクタンスをインダクタンスL1とし、A/Dコンバータ110のグランド側のワイヤとリードフレームのインダクタンスをインダクタンスL2とした。
キャパシタ部120は、スイッチ回路130と、A/Dコンバータ110のグランド側との間に接続されており、複数のnチャネルトランジスタ121により構成されている。nチャネルトランジスタ121は、ゲートがスイッチ回路130を介して電源Vddに接続されており、ソース、ドレイン及びバックゲートはグランドに接続されている。nチャネルトランジスタ121のサイズは、例えばゲート容量がpF(ピコファラド)オーダー以下であることが好ましい。
スイッチ回路130は、A/Dコンバータ110の電源Vdd側と、キャパシタ部120との間に接続されている。スイッチ回路130は、制御回路200から出力される制御信号に基づき、nチャネルトランジスタ121のオン/オフを制御する。
本実施形態の半導体集積回路100では、スイッチ回路130がnチャネルトランジスタ121のオン/オフを制御することにより、キャパシタ部120の容量を変更することができる。キャパシタ部120の容量は、キャパシタ部120においてオンとされるnチャネルトランジスタ121の数により決められる。
よって半導体集積回路100では、キャパシタ部120の容量を変更することで、インダクタンスL1と、インダクタンスL2と、キャパシタ部120の容量とによる共振周波数を変更することができる。例えば図3に示したように、インダクタンスが一定の場合には、容量が大きくなるほど共振周波数は小さくなる。本実施形態において例えばインダクタンスL1及びL2が一定と考えると、キャパシタ部120の容量を大きくすれば、共振周波数を低域へシフトさせることができる。またキャパシタ部120の容量を小さくすれば、共振周波数を高域へシフトさせることができる。よって共振周波数を、アナログ信号またはデジタル信号の帯域外へ分離させることができる。またインダクタンスL1及びL2にバラツキが存在する場合でも、キャパシタ部120の容量を変更することにより、共振周波数を低域または高域へシフトさせることができる。
尚本実施形態のキャパシタ部120は、総容量が、共振周波数を所望の値へシフトさせるために必要な容量以上となるように構成することが望ましい。
以下に本実施形態における制御回路200とスイッチ回路130によるキャパシタ部120の容量の制御について説明する。
図5は、第一の実施形態のキャパシタ部120の容量の制御について説明する図である。図5では、スイッチ回路130がpチャネルトランジスタ131で構成された例を示す。
本実施形態のスイッチ回路130は、キャパシタ部120を構成するnチャネルトランジスタ121と同数のpチャネルトランジスタ131により構成される。pチャネルトランジスタ131は、ソースがnチャネルトランジスタ121のゲートに接続されており、ドレインが電源Vddに接続されている。またpチャネルトランジスタ131のゲートには、制御回路200からの制御信号が印加される。
本実施形態では、制御回路200からスイッチ回路130に対してローレベルの制御信号が出力され。pチャネルトランジスタ131は、ゲートにローレベルの制御信号が印加されるとオンになり、電源Vddがキャパタ部120のnチャネルトランジスタ121のゲートに印加される。この電源Vddによりnチャネルトランジスタ121がオンになる。
キャパシタ部120の容量は、オンとされるnチャネルトランジスタ121の数によって変化する。よって本実施形態では、スイッチ回路130においてオンとされるpチャネルトランジスタ131の数を制御すれば、キャパシタ部120の容量を制御することができる。そこで本実施形態の制御回路200では、スイッチ回路130においてオンとされるpチャネルトランジスタ131の数を制御する。
以下に本実施形態の制御回路200の制御について説明する。本実施形態の制御回路200は、半導体集積回路100と接続されている。制御回路200には、半導体集積回路100のキャパシタ部120において基準となる初期容量が予め設定されている。制御回路200は、初期基準の容量を増減させる制御を行う。
より詳細には、制御回路200では、キャパシタ部120の容量を初期容量とするpチャネルトランジスタ131の数が設定されている。制御回路200は、設定された数のpチャネルトランジスタ131をオンにする制御信号をスイッチ回路130へ出力する。尚本実施形態の初期容量は、A/Dコンバータ110の回路特性から想定されるインダクタンスL1及びインダクタンスL2と、初期容量とによる共振周波数が、A/Dコンバータ110で取り扱う信号の帯域外となるように設定する。
半導体集積回路100では、A/Dコンバータ110を構成する各素子が集積されて半導体集積回路100とされると、インダクタンスL1とインダクタンスL2の値にバラツキが生じる。その結果、インダクタンスL1及びインダクタンスL2と、初期容量とによる共振周波数が変わり、A/Dコンバータ110で取り扱う信号の帯域に入る場合がある。このとき制御回路200により、オンとされるpチャネルトランジスタ131の数を変更して初期容量を増減することで、共振周波数を信号の帯域外へシフトさせる。
図6は、共振周波数のシフトを説明する図である。
本実施形態では、制御回路200の制御によりオンとされるpチャネルトランジスタ131の数が増加した場合、オンとされるnチャネルトランジスタ121の数も増加し、キャパシタ部120の容量は初期容量よりも小さくなる。よって共振周波数は、図6に示すように、信号帯域Hから分離された高域へシフトされる。
またオンとされるpチャネルトランジスタ131の数が減少すれば、オンとされるnチャネルトランジスタ121の数も減少し、キャパシタ部120の容量は初期容量よりも大きくなる。よって共振周波数は、図6に示すように、信号帯域Hから分離された低域へシフトされる。
このように本実施形態によれば、信号帯域内に入り込んだノイズ源となる共振周波数を低域あるいは高域にシフトさせ、信号対ノイズ比を向上させることが可能となる。
また本実施形態では、キャパシタ部120をnチャネルトランジスタ121で構成し、スイッチ回路130をpチャネルトランジスタ131で構成したため、特殊な素子を使用する必要がなくコストを抑えることができ、かつ回路規模を小さく抑えることができる。また本実施形態では、キャパシタ部120を複数のnチャネルトランジスタ121により構成したので、キャパシタ部120の容量を細かく設定できる。
尚本実施形態では、制御回路200が半導体集積回路100の外部に設けられた構成としたが、制御回路200は半導体集積回路100内部に設けられても良い。この場合半導体集積回路100は、A/Dコンバータ110、キャパシタ部120、スイッチ回路130、制御回路200により構成されることになる。
また本実施形態のスイッチ回路130は、pチャネルトランジスタ131により構成されるものとしたが、これに限定されるものではない。本実施形態のスイッチ回路130は、キャパシタ部120を構成するnチャネルトランジスタ121のオン/オフを制御できる構成であれば良い。
また本実施形態における共振周波数は、A/Dコンバータ110の電源側のワイヤとリードフレームのインダクタンスL1と、A/Dコンバータ110のグランド側のワイヤとリードフレームのインダクタンスL2と、キャパシタ部120の容量による共振周波数としたが、これに限定されるものではない。例えば本実施形態は、共振周波数がインダクタンスL1とキャパシタ部120の容量とによるものである場合や、インダクタンスL2とキャパシタ部120の容量とによるものである場合にも同様に適用できる。
(第二の実施形態)
以下に図面を参照して本発明の第二の実施形態について説明する。第二の実施形態ではキャパシタ部120Aをpチャネルトランジスタ121Aで構成した点が第一の実施形態と相違する。よって以下の本実施形態の説明では、第一の実施形態との相違点についてのみ説明し、第一の実施形態と同様の機能構成を有するものには第一の実施形態の説明で用いた符号と同様の符号を付与し、説明を省略する。
図7は、第二の実施形態の半導体集積回路100Aを説明する図である。第二の実施形態の半導体集積回路100Aは、キャパシタ部120A、スイッチ回路130Aとを有する。
本実施形態のキャパシタ部120Aは、A/Dコンバータ110の電源Vdd側とスイッチ回路130Aとの間に接続されている。キャパシタ部120Aは、複数のpチャネルトランジスタ121Aにより構成されている。pチャネルトランジスタ121Aは、ゲートがスイッチ回路130を介してグランドと接続されており、ソースおよびドレイン、バックゲートが電源Vddと接続されている。
スイッチ回路130Aは、A/Dコンバータ110のグランド側と、キャパシタ部120Aとの間に接続されている。スイッチ回路130Aは、半導体集積回路100Aに接続された制御回路200Aから出力される制御信号に基づき、pチャネルトランジスタ121Aのオン/オフを制御する。
以下に本実施形態における制御回路200Aとスイッチ回路130Aによるキャパシタ部120Aの容量の制御について説明する。
図8は、第二の実施形態のキャパシタ部120Aの容量の制御について説明する図である。図8では、スイッチ回路130Aがnチャネルトランジスタ131Aで構成された例を示す。
本実施形態のスイッチ回路130Aは、キャパシタ部120Aを構成するpチャネルトランジスタ121Aと同数のnチャネルトランジスタ131Aにより構成される。nチャネルトランジスタ131Aは、ソースがpチャネルトランジスタ121Aのゲートに接続されており、ドレインがグランドに接続されている。またnチャネルトランジスタ131Aのゲートには、制御回路200Aからの制御信号が印加される。
本実施形態では、制御回路200Aからスイッチ回路130Aに対してハイレベルの制御信号が出力される。nチャネルトランジスタ131Aは、ゲートにハイレベルの制御信号が印加されるとオンになり、キャパタ部120のpチャネルトランジスタ121Aのゲートにローレベルの信号が印加される。この信号によりpチャネルトランジスタ121Aがオンになる。
本実施形態の制御回路200Aの動作は、ハイレベルの信号を制御信号として出力する点を除き、第一の実施形態の制御回路200と同様である。よって本実施形態によれば、第一の実施形態と同様の効果を得ることができる。
また実施形態の半導体集積回路100Aでは、制御回路200Aが半導体集積回路100Aの外部に設けられる構成としたが、制御回路200Aは半導体集積回路100Aの内部に設けられても良い。この場合半導体集積回路100Aは、A/Dコンバータ110、キャパシタ部120A、スイッチ回路130A、制御回路200Aを有する構成となる。
また本実施形態のスイッチ回路130Aは、nチャネルトランジスタ131Aにより構成されるものとしたが、これに限定されるものではない。本実施形態のスイッチ回路130Aは、キャパシタ部120Aを構成するpチャネルトランジスタ121Aのオン/オフを制御できる構成であれば良い。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
本体回路がA/D(Analog/Digital)コンバータの場合の従来の半導体集積回路を説明する図である。 容量とインダクタンスの異なった組み合わせによるインピーダンスの周波数特性を示す第一の図である。 容量とインダクタンスの異なった組み合わせによるインピーダンスの周波数特性を示す第二の図である。 第一の実施形態の半導体集積回路100を説明する図である。 第一の実施形態のキャパシタ部120の容量の制御について説明する図である。 共振周波数のシフトを説明する図である。 第二の実施形態の半導体集積回路100Aを説明する図である。 第二の実施形態のキャパシタ部120Aの容量の制御について説明する図である。
符号の説明
100、100A 半導体集積回路
110 A/Dコンバータ
120、120A キャパシタ部
121、131A nチャネルトランジスタ
121A、131 pチャネルトランジスタ
130、130A スイッチ回路
200、200A 制御回路

Claims (5)

  1. 電源とグランドとの間に接続される本体回路と、
    前記電源及び/又は前記グランドと前記本体回路と間のインダクタンスと、
    前記本体回路の前記電源側と、前記本体回路の前記グランド側との間に接続されたキャパシタとを有し、
    前記キャパシタの容量を制御する制御回路による前記キャパシタの容量の制御により、前記キャパシタと前記インダクタンスによる共振周波数が制御されることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記キャパシタは、pチャネルトランジスタ又はnチャネルトランジスタにより構成されることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 前記キャパシタは、複数の前記pチャネルトランジスタ又はnチャネルトランジスタにより構成され、
    前記制御回路は、オンにされる前記pチャネルトランジスタ又はnチャネルトランジスタの数を制御することを特徴とする請求項2記載の半導体集積回路。
  4. 前記制御回路からの制御信号に基づき前記pチャネルトランジスタ又はnチャネルトランジスタのオン/オフを制御するスイッチ手段を有することを特徴とする請求項1ないし3の何れか一項に記載の半導体集積回路。
  5. 前記スイッチ手段は、pチャネルトランジスタ又はnチャネルトランジスタにより構成されることを特徴とする請求項4記載の半導体集積回路。
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