JP2008002140A - 車両用ドア開閉制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用ドア開閉制御システムにおいて、車両遠方の操作者の見落としによって、開閉中のドアがその付近の乗員に接触することを抑制する。
【解決手段】ドア開閉信号dを送信するトランスミッタ2と、その信号を受けてアクチュエータモータ35a,35bを制御する車載機3とを備える。受信アンテナ32,33によるドア開閉信号dの受信強度に基づいてトランスミッタ2までの距離を検出し、スライドドア12a,12bを閉じるためのドア開閉信号dを受信したときに検出距離が設定値以下であれば、アクチュエータモータ35a,35bを作動させる一方、検出距離が設定値を越えていれば作動させない。スライドドア12a,12bを開くためのドア開閉信号dを受信したときには、検出距離によらずアクチュエータモータ35a,35bを作動させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両用ドア開閉制御システムに関するものである。
従来から、車体本体のドア用開口を開閉自在に覆うドア(例えばパワースライドドア)をドア開閉操作に応じて開閉する装置が知られている(例えば特許文献1参照)。この装置は、車両に搭載されていて、操作者がドア開閉操作を行うと、ドアの駆動手段を作動させて、ドアを開閉するようになっている。
また、前記装置に加えて、特許文献2で示すような携帯機を用いることで、ドアの開閉を遠隔操作することも既に知られている。この携帯機は、操作者がドア開閉操作を行うと作動信号を送信するようになっており、前記装置は、携帯機からの作動信号を受信すると前記駆動手段を作動させて、ドアを開閉するようになっている。
特開2005−76319号公報 特開2004−352054号公報
ところが、車両から遠く離れたところにいる操作者が携帯機を使用してドアを開閉する場合には、その操作者はドア付近を目視することができない場合がある。そのため、例えば乗員がドア用開口を通って乗降しているなど、乗員がドア付近にいるにも拘わらず、車両遠方の操作者がそれを見落として誤ってドア開閉操作を行ってしまい、閉じようとするドアと車体本体との間に乗員が挟まれるなど、開閉中のドアがドア付近の乗員に接触する虞れがある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、車両用ドア開閉制御システムにおいて、車両遠方の操作者の見落としによって開閉中のドアがその付近の乗員に接触することを抑制する技術を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明に係るドア開閉制御システムでは、車両に搭載する車載機に携帯機までの距離を検出する手段を備え、その距離が所定値以下のときに駆動手段によってドアを開閉させるようにした。
すなわち、本願の請求項1の発明は、車体本体のドア用開口を開閉自在に覆うドアを開閉する駆動手段と、ドア開閉操作に応じて作動信号を送信する携帯機と、その作動信号を受信して前記駆動手段を作動させる車載機とを備えた車両用ドア開閉制御システムであって、前記車載機に、前記携帯機までの距離を検出する距離検出手段と、これにより検出した距離が所定値以下かどうか判定する判定手段と、前記作動信号を受信した場合に、前記判定手段により携帯機までの距離が前記所定値以下と判定されたときには前記駆動手段を作動させる一方、距離が前記所定値を越えていれば前記駆動手段の作動を禁止する車載制御手段と、を備えるものとする。
前記の構成により、ドア開閉操作に応じて携帯機から作動信号が送信され、車載機にて受信されたときに、この車載機においては距離検出手段により検出された前記携帯機までの距離が所定値以下かどうかが、判定手段により判定されて、距離が所定値以下のときには車載制御手段によって駆動手段が作動され、ドアの開閉が行われる。
一方、車載機から携帯機までの距離が前記所定値を越えていれば、車載制御手段は駆動手段の作動を禁止する。このため、携帯機を所持する乗員が車両から遠く離れたところにいて、ドア付近を目視することができない可能性があるときには、携帯機を操作してもドアは開閉されず、このドアが付近の乗員に接触することを抑制できる。
より具体的に、前記距離検出手段は、車載機における信号の受信強度に基づいて携帯機までの距離を検出するように構成することができる(請求項2の発明)。こうすれば、例えば作動信号の受信強度に基づいて携帯機までの距離を検出することができるので、システムの構成が簡単なものとなり、コストの低減にも有利になる。
但し、受信アンテナを車室内に配置した場合、車体のピラーやドア等の陰では受信感度が大幅に低下するから、信号の受信強度に基づいて求めた携帯機までの距離は実際よりもかなり遠くなってしまう。つまり、アンテナの受信感度が方向によって大きく異なるため、信号の受信強度から距離を正確に検出することは難しい。
この点、車載機に複数の受信アンテナを備え、それぞれによる信号の受信強度に基づいて携帯機までの距離を検出するようにすれば(請求項3の発明)、いずれかのアンテナの受信感度が低い方向でも、別のアンテナの受信感度は十分に高くすることができるので、距離の検出精度を確保しやすい。
また、複数のアンテナによる信号の受信強度の差に基づいて、信号の送られてくる方向を特定することも可能になり、車両に対する携帯機の方向を考慮して、よりきめの細かいドアの開閉制御を行うことも可能になる。
また、前記携帯機までの距離を検出するための別の態様として、その携帯機を、周波数の異なる少なくとも2つの信号を送信するように構成し、前記距離検出手段は、車載機にて受信した前記少なくとも2つの信号の位相差に基づいて、携帯機までの距離を検出するように構成してもよい(請求項4の発明)。こうすれば、車載機にて受信した信号の位相差に基づいて、携帯機までの距離を正確に検出することができる。
さらに別の態様として、前記携帯機及び車体本体にそれぞれGPS受信機を搭載するとともに、携帯機は現在位置の情報を含む位置信号を送信するように構成し、前記距離検出手段は、車載機にて受信した前記携帯機の位置信号と前記車体本体のGPS受信機からの信号とに基づいて、携帯機までの距離を検出するように構成することもできる(請求項5の発明)。こうすれば、GPS(グローバルポジショニングシステム)を利用して、車両から携帯機までの距離を正確に検出することができる。
より好ましいのは、前記携帯機は、ドア開操作に応じて作動信号である開信号を、またドア閉操作に応じて作動信号である閉信号を、それぞれ送信するように構成し、前記車載制御手段は、車載機が前記開信号を受信したときは前記携帯機までの距離が所定値を越えていても、駆動手段の作動を禁止しないように構成することである(請求項6の発明)。
すなわち、ドアが閉じるときには、このドアと車体本体との間に乗員が挟まれる虞れがあるので、上述したように携帯機が遠方にて操作されている場合にはドアの閉作動を禁止する一方、ドアが開くときには仮に付近の乗員に接触しても問題にはなり難いので、この場合は遠方からでもドアの作動を行えるようにして、利便性を向上できる。
上述したシステムは、車体本体に対してスライド移動自在に取り付けられたスライドドアの開閉制御システムとして、特に有用である(請求項7の発明)。一般にスライドドアはヒンジドアよりも大きく重たいことが多いので、このようなスライドドアの開閉中における乗員との接触、特に閉まる際に車体本体との間に乗員を挟むことを抑制できることは、安全性の向上において非常に有効である。
以上のように、本発明に係る車両用ドア開閉制御システムによると、車載機に携帯機までの距離を検出する手段を備え、その検出距離が所定値以下のときに、ドアの駆動手段を作動させるようにしたから、携帯機を所持する乗員が車両から遠く離れたところにいて、ドア付近を目視することができない可能性があるときには、携帯機の操作によってドアを開閉させることができない。よって、遠方の操作者の見落としによって、開閉中のドアがその付近の乗員に接触することを抑制でき、安全性が非常に高い。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、以下の好ましい実施形態の説明は本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物或いはその用途を制限することを意図するものではない。
図1は、実施形態に係る車両用ドア開閉制御システムの概略構成図である。この車両用ドア開閉制御システムは、乗員が携帯するトランスミッタ2(携帯機に相当)と、車両1(図1では不図示)に搭載された車載機3とで構成されている。図2は車両1を後方から見た斜視図であり、図3は、ルーフを除いた車両1の後部の平面図であって、(a)は、パワースライドドア12a,12b(以下、スライドドアという)が全閉状態のときを、また(b)は、スライドドア12a,12bが全開状態のときをそれぞれ示している。
図2及び図3に示すように、車両1は、左右側面に乗員が乗降するためのドア用開口11a,11aがそれぞれ形成された車体本体11と、これらのドア用開口11a,11aそれぞれを開閉自在に覆うように、車体本体11に対してその各側面に沿って車両前後方向にスライド移動自在に取り付けられた左側及び右側スライドドア12a,12bとを備えている。これらのスライドドア12a,12bは、トランスミッタ2を操作したり、車内に設けられたスライドドア開閉スイッチ(不図示)を押したり、スライドドア12a,12bのインサイドドアハンドルやアウトサイドドアハンドルを操作したりすることで、自動的に開閉されるようになっている。なお、下記では、トランスミッタ2を操作することでスライドドア12a,12bを開閉することについて説明する。
図4は、トランスミッタ2の正面図である。同図に示すように、トランスミッタ2には、左側及び右側スライドドア12a,12bそれぞれを開閉するためのプッシュボタン式の左側及び右側スライドドア開閉スイッチ21a,21bが設けられている。図1に示すように、トランスミッタ2は、CPU22aと送信部22bとからなる制御ユニット22を有する。この制御ユニット22には、左側及び右側スライドドア開閉スイッチ21a,21b(図4参照)と、ドア開閉信号d(作動信号に相当)を送信する送信アンテナ23とが、信号の授受可能に接続されている。
尚、ドア開閉信号dは、左右いずれのスライドドア12a,12bを開閉するのか、また、それを開くのか閉じるのか、或いは停止させるのかといった開閉操作の内容を特定するコードを含んだ制御指令(コマンド)の電波信号である。
前記各スライドドア開閉スイッチ21a,21bは、各スライドドア12a,12bを全開するとき又は全閉するときに使用するものである。一例を挙げれば、各スライドドア開閉スイッチ21a,21bは、1回だけ押圧(オン)する操作が行われると、制御ユニット22に第1オン信号を供給し、所定時間内に、もう1回、押圧する操作が行われるとオフ信号を、さらにもう1回、押圧する操作が行われると、第2オン信号を供給する。そして、制御ユニット22は、それらオンオフ信号によって、トランスミッタ2の操作者によりスライドドア12a(又は12b)の開閉操作又は停止操作が行われたことを検出する。
すなわち、スライドドア開閉スイッチ21a(又は21b)から第1オン信号が供給されると、制御ユニット22は、スライドドア12a,12bを開くためのドア開閉信号d(開信号)を送信アンテナ23から送信させる。一方、第2オン信号が供給されれば、スライドドア12a,12bを閉じるためのドア開閉信号d(閉信号)を送信させる。またオフ信号が供給されれば、作動中のスライドドア12a,12bを停止させるためのドア開閉信号d(停止信号)を送信させる。尚、トランスミッタ2は、これを操作することで、ドアの施解錠なども行うことができるようになっているが、この詳細については省略する。
前記車載機3は、CPU31a(車載制御手段及び判定手段に相当)、比較演算部31b(距離検出手段に相当)及び受信部31c,31dを備えた制御ユニット31を有する。この制御ユニット31には、トランスミッタ2からのドア開閉信号dを受信する受信アンテナ32,33と、各スライドドア12a,12bが開き状態にあるか閉まり状態にあるかを検出するドア開閉検出センサ34と、左側及び右側スライドドア12a,12bそれぞれを開閉する左側及び右側スライドドアアクチュエータ35a,35b(駆動手段に相当)とが、信号の授受可能に接続されている。
前記受信アンテナ32,33は、図5に示すようにそれぞれの受信エリア(図に斜線を入れて示す)を重ね合わせて、車両1を中心とする半径約15メートルの円を含むように合成の受信エリアを構成しており、この受信エリア内にトランスミッタ2が存在すれば、該トランスミッタ2の送信アンテナ23から上述のように送信されてくるドア開閉信号dを受信するようになっている。
ここで、一般に信号を受信するときには、アンテナによって受信された信号からノイズを除去するために、コンパレータ等を通過させて信号の強度が予め設定した閾値に満たないものは消去するようにしており、言い換えると、その閾値以上の信号のみが実質的に受信されることになる。この実施形態では少なくとも半径15メートル以内にあるトランスミッタ2からの作動信号を実質的に受信することができる。尚、図示の半径約3mのエリアは、詳しくは後述するが、トランスミッタ2の操作者がスライドドア12a,12bの開閉作動を目視確認可能と思われれる範囲を模式的に示している。
そして、図1に示すように、受信アンテナ32,33のいずれかがトランスミッタ2からのドア開閉信号dを受信すると、これが制御ユニット31の受信部31c,31dを介して比較演算部31bに入力し、これを受けて比較演算部31bからCPU31aには割り込み信号と、ドアの開閉操作の内容を特定するコードを含んだ制御指令と、後述するトランスミッタ2までの距離の検出信号と、が少なくとも入力する。これによりCPU31aは、スライドドアアクチュエータ35a(又は35b)に電力を供給し、これを作動させるようになる。
前記ドア開閉検出センサ34は、各スライドドア12a,12bが全開状態であるか全閉状態であるかを識別するためのセンサであって、両方のスライドドア12a,12bにそれぞれ設けられていて、スライドドア12a(又は12b)が全開状態にあるときにはドア開状態信号を、また、全閉状態にあるときにはドア閉状態信号を、それぞれ制御ユニット31に供給する。
尚、車載機3は、トランスミッタ2からのドア開閉信号に応じて、スライドドア12a,12bの開閉作動制御を行う以外に、車内のスライドドア開閉スイッチやインサイドドアハンドル、或いはアウトサイドドアハンドルの操作に応じて、各スライドドア12a,12bの開閉作動制御を行うようになっているが、この詳細については省略する。
以下、図1を参照しながら、トランスミッタ2及び車載機3の制御ユニット22,31で行われる信号処理の動作を説明する。
トランスミッタ2を所持した乗員がスライドドア開閉スイッチ21a(又は21b)を例えば1回だけ押圧操作して、送信アンテナ23からドア開閉信号d(例えば開信号)が送信されると、このドア開閉信号dを受信アンテナ32,33にて受信した車載機3では、スライドドア12a(又は12b)の開閉状態に応じて、それが全開になるように制御する。このスライドドア12a(又は12b)の開閉状態は、ドア開閉検出センサ34によって検出される。また、スライドドア12a(又は12b)の全開又は全閉制御は、制御ユニット31がスライドドアアクチュエータ35a(又は35b)にドア開信号又はドア閉信号を供給することによって行われる。
また、トランスミッタ2を所持した乗員がスライドドア開閉スイッチ21a(又は21b)を例えば3回続けて押圧操作して、送信アンテナ23からドア開閉信号d(例えば閉信号)が送信されると、このドア開閉信号dを受信アンテナ32,33にて受信した車載機3では、信号の受信強度に基づいてトランスミッタ2までの距離を検出し、それが所定値以下のときに、即ち、この例では図5に示した半径3mのエリア内にトランスミッタ2があるときに、前記開作動の場合と同様に、スライドドア12a(又は12b)の開閉状態に応じて、それが全閉になるよう制御する。
ここで、前記のようにドア開閉信号dの受信強度からトランスミッタ2までの距離を検出する手法は、基本的には図7のグラフに示すような受信強度と距離との関係に基づくものであるが、この実施形態では2つの受信アンテナ32,33があるので、図5に示したように各受信アンテナ32,33の受信エリアを旨く重ねて、全体として偏りの少ない受信可能エリアを形成することができ、これにより、距離の検出精度を確保することができる。
また、受信アンテナ32,33のそれぞれの受信強度に基づいて、トランスミッタ2までの距離をより正確に検出することもできる。すなわち、各アンテナ32,33によって受信された信号は受信部31c,31dを介して比較演算部31bに入力され、ここで、予め用意した演算式やマップデータに基づいてトランスミッタ2までの距離が求められる。例えば2つのアンテナ32,33における受信強度の差に基づいて、信号の送られてくる方向を或る程度、特定することもできる。また、2つのアンテナ32,33における受信信号の位相差や時間差からも信号の送られてくる方向を特定することができ、この情報を加味して距離の検出精度を高めることができるとともに、それをスライドドア12a,12bの開閉動制御に反映させて、よりきめの細かい制御を行うこともできる。
−車両用ドア開閉制御システムのドア開閉制御−
以下、図6のフローチャートを参照しながら、車両用ドア開閉制御システムのドア開閉制御について具体的に説明する。図示のフローは主に制御ユニット31のCPU31aによる処理の手順を示し、この処理はCPU31aの通常処理に対して割り込みで実行されるものである。
まずステップS1では、比較演算部31bからの信号(割り込み信号、制御指令、及び距離の検出信号等)入力の有無を判別し、信号入力がないNOならば通常処理を継続する一方、信号入力があるYESならばステップS2、S3に進んで比較演算部31bからの信号を入力し、それぞれ、トランスミッタ2までの距離の検出値(以下、検出距離という)とドア開閉信号のコードとをCPU31aの内部メモリに取り込む。
続いてステップS4では、前記ステップS3にて取り込んだコードを解析して、ドア開閉操作の内容を特定し、続くステップS5において、その操作がスライドドア12a,12bの閉作動か否か判別する。そして、スライドドア12a,12bの開作動又は停止でNOと判別すれば、ステップS6に進んでスライドドア12a,12bの通常動作を実行する一方、閉作動でありYESと判別したときにはステップS7に進み、前記ステップS2にてメモリに取り込んだ検出距離が予め設定した値(トランスミッタ2の操作者がスライドドア12a,12bの開閉作動を目視確認可能と思われれる所定値であり、この実施形態では3mとしている)以下かどうか判定する。
そして、前記検出距離が前記設定値以下でYESと判定すればステップS8に進んで、左側スライドドア12aの操作か否か判別して、右側ドアでNOであればステップS9に進み、右側のスライドドアアクチュエータ35bに電力供給して、その作動により右側スライドドア12bを閉じる一方、左側ドアでYESであればステップS10に進み、左側のスライドドアアクチュエータ35bに電力供給して、その作動により左側スライドドア12bを閉じて、しかる後に制御を終了して通常処理に戻る(エンド?)。
一方、前記ステップS7においてトランスミッタ2までの距離(検出距離)が設定値を越えているNOと判定すれば、左右いずれのスライドドアアクチュエータ35a,35bも作動させずに制御を終了して、通常処理に戻る(エンド?)。
つまり、スライドドア12a,12bを閉じるときには、そのドアと車体本体との間に乗員が挟まれる可能性があるので、トランスミッタ2までの距離を検出し、それが所定値よりも大きくて、ドア付近に乗員のいることを遠方の操作者が見落とす虞れがある場合にはドアの閉作動を禁止するようにしている。
前記のフローにおいてステップS7は、トランスミッタ2までの距離が所定値以下かどうか判定するCPU31aの判定手段としての機能を表し、また、ステップS8〜S10は、トランスミッタ2までの距離が所定値以下と判定した場合に、スライドドアアクチュエータ35a,35bを作動させるCPU31aの車載制御手段としての機能を表している。
−効果−
したがって、この実施形態の車両用ドア開閉制御システムによると、車載機3においてトランスミッタ2からスライドドア12a,12bを閉じるためのドア開閉信号d(閉信号)を受信したときには、その信号の受信強度に基づいてトランスミッタ2までの距離を検出し、トランスミッタ2が車両1を中心とする半径3mのエリア内に存在すると判定した場合にのみ、スライドドアアクチュエータ35a(又は35b)を作動させる一方、トランスミッタ2が前記のエリア外に存在すると判定した場合にはスライドドアアクチュエータ35a(又は35b)を作動させないようにしている。
すなわち、トランスミッタ2が前記半径3mのエリア内に存在するときには、操作者はスライドドア12a,12bの開閉作動を目視確認可能であると考えられ、このときにはドア付近に乗員がいても問題はないが、トランスミッタ2が前記のエリア外にあるときには、操作者がドア付近にいる乗員を見落とす虞れがあるので、このときにはスライドドアアクチュエータ35a,35bを作動させないようにしている。よって、操作者が誤ってドア開閉操作を行ったとしても、閉じようとするスライドドア12a,12bと車体本体との間に乗員が挟まれることはない。
一方、車載機3においてトランスミッタ2からスライドドア12a,12bを開くためのドア開閉信号d(開信号)を受信したときには、トランスミッタ2が前記のエリア内に存在するか否かに拘わらず、スライドドアアクチュエータ35a(又は35b)を作動させる。すなわち、スライドドア12a,12bが開くときには仮に付近の乗員に接触したとしても問題にはなり難いので、この場合は遠方からでもドア開閉作動を行えるようにして、利便性を向上できる。
また、この実施形態では、トランスミッタ2までの距離をドア開閉信号dの受信強度に基づいて検出するようにしているので、システムの構成が簡単なものとなり、コストの低減に有利になる。しかも、2つの受信アンテナ32,33を用い、それぞれの受信エリアを旨く重ねて、全体として偏りの少ない受信可能エリアを形成するとともに、それぞれの受信信号を基に比較演算部31bにおいて所定の演算を行うことによって、距離の検出精度を高めることができる。
(その他の実施形態)
尚、本発明に係る車両用ドア開閉制御システムの構成は、前記実施形態のものに限定されず、その精神又は主要な特徴から逸脱することなく、他の色々な形で実施することができる。すなわち、前記実施形態では車載機3に受信アンテナ32,33を2つ備えているが、受信アンテナを3つ以上、備えることもできるし(多いほど距離の検出精度を高める上で有利になる)、反対に1つの受信アンテナのみとすることもできる。
また、受信アンテナ32,33による受信可能エリアは、図5に示すものに限定されない。すなわち、前記実施形態では受信エリアを半径約15mの円を含むものとし、その内方の半径約3mのエリアをトランスミッタ2の操作者がスライドドア12a,12bの開閉作動を目視確認可能な領域としているが、これは単なる例示に過ぎない。
また、前記実施形態ではスライドドア12a,12bを開くためのドア開閉信号d(開信号)を受信したときには、トランスミッタ2が半径約3mのエリア内に存在するか否かに拘わらず、ドアを開作動させるようにしているが、これに限らず、開信号の受信時であっても閉信号のときと同様に、トランスミッタ2が前記エリア外にあれば、ドアの作動を禁止するようにしてもよい。
さらに、前記実施形態では、制御ユニット31にCPU31aとは別の比較演算部31bを設けて、ここでトランスミッタ2までの距離を検出するための演算を行うようにしているが、これに限らず、距離を検出するための演算もCPU31aにより行うように構成することも可能である。
また、前記実施形態では、車載機3における信号の受信強度に基づいてトランスミッタ2までの距離を検出するようにしているが、これに限らず、周波数の異なる信号の位相差から距離を検出するようにしたり、或いはGPS(グローバルポジショニングシステム)を利用して、トランスミッタ2までの距離を検出するようにしてもよい。
すなわち、例えば図8に示すように、トランスミッタ2には送信アンテナ23,24を2つ備え、一方からはドア開閉信号dを送信するとともに、これとは周波数の異なる別の信号d’を位相を合わせて同時に送信する。また、車載機3の受信アンテナ32,33は、それぞれの受信中心周波数が前記ドア開閉信号d及び別の信号d’に対応するものとして、比較演算部31bでは両方の受信信号の位相差に基づいて、トランスミッタ2までの距離を求めるようにする。
こうすれば、周波数の異なる受信信号の位相差に基づいて、トランスミッタ2までの距離を正確に検出することができる。その際、ドア開閉信号d及び別の信号d’の周波数は十分に低くする(即ち波長を、受信可能エリアに対応する15mに近づける)ことによって、位相の回転を防ぐことが好ましい。
或いは、図示は省略するが、トランスミッタ2及び車体本体11にそれぞれGPS受信機を搭載するとともに、トランスミッタ2は、そのGPS受信機の信号(現在位置の情報を含む位置信号)を含めて、ドア開閉信号dを送信するように構成する。そして、車載機3においては、前記トランスミッタ2の位置の信号と車体本体11のGPS受信機からの信号とに基づいて、車両1からトランスミッタ2までの距離を検出するように構成すればよい。
さらにまた、前記実施形態では、トランスミッタ2を操作することでスライドドア12a,12bを開閉させるようにしているが、スライドドア以外のドア、例えばバックドア(リヤハッチゲート)を開閉させるようにしてもよい。
また、前記実施形態では、トランスミッタ2にスライドドア開閉スイッチ21a,21bを設けているが、例えば、スライドドア開スイッチ及びスライドドア閉スイッチを設けて、スライドドア開スイッチを押圧操作すると、送信アンテナ23から開信号を送信し、スライドドア閉スイッチを押圧操作すると、送信アンテナ23から閉信号を送信するようにしてもよい。この場合は、スライドドア12a,12bの開閉状態を検出する必要がないので、車載機3にドア開閉検出センサ34を設ける必要がなくなる。
以上、説明したように、本発明に係る車両用ドア開閉制御システムは、遠方の操作者の見落としによって開閉中のドアがその付近の乗員に接触することを抑制する用途等に適用できる。
本発明の実施形態に係る車両用ドア開閉制御システムの概略構成図である。 車両を後方から見た斜視図である。 ルーフを除いた車両の後部の平面図であり、(a)は、スライドドアが全閉状態のときを、また(b)は、スライドドアが全開状態のときを示す。 トランスミッタの正面図である。 車載機によるトランスミッタからの信号の受信可能エリアを示す図である。 車両用ドア開閉制御システムのドア開閉制御のフローチャートである。 トランスミッタまでの距離と受信強度との関係を示すグラフ図である。 受信信号の位相差によって距離を検出するようにした他の実施形態に係る図1相当図である。
符号の説明
1 車両
11 車体本体
11a ドア用開口
12 スライドドア
2 トランスミッタ(携帯機)
21 スライドドア開閉スイッチ
22 制御ユニット
23 送信アンテナ
3 車載機
31 制御ユニット
31a CPU(車載制御手段、判定手段)
31b 比較演算部(距離検出手段)
32,33 受信アンテナ
34 ドア開閉検出センサ
35 スライドドアアクチュエータ(駆動手段)
d1 ドア開閉信号(開信号)
d2 ドア開閉信号(閉信号)

Claims (7)

  1. 車体本体のドア用開口を開閉自在に覆うドアを開閉する駆動手段と、ドア開閉操作に応じて作動信号を送信する携帯機と、該作動信号を受信して前記駆動手段を作動させる車載機とを備えた車両用ドア開閉制御システムであって、
    前記車載機は、
    前記携帯機までの距離を検出する距離検出手段と、
    前記距離検出手段ににより検出された距離が所定値以下かどうか判定する判定手段と、
    前記作動信号を受信したとき、前記判定手段により携帯機までの距離が前記所定値以下と判定された場合には前記駆動手段を作動させる一方、距離が前記所定値を越えていれば前記駆動手段の作動を禁止する車載制御手段と、
    を備えていることを特徴とする車両用ドア開閉制御システム。
  2. 請求項1記載の車両用ドア開閉制御システムにおいて、
    前記距離検出手段は、車載機における信号の受信強度に基づいて携帯機までの距離を検出するように構成されていることを特徴とする車両用ドア開閉制御システム。
  3. 請求項2記載の車両用ドア開閉制御システムにおいて、
    車載機は複数の受信アンテナを備え、
    前記距離検出手段は、前記複数の受信アンテナのそれぞれによる信号の受信強度に基づいて、携帯機までの距離を検出するように構成されていることを特徴とする車両用ドア開閉制御システム。
  4. 請求項1記載の車両用ドア開閉制御システムにおいて、
    前記携帯機は、周波数の異なる少なくとも2つの信号を送信するように構成され、
    前記距離検出手段は、車載機にて受信した前記少なくとも2つの信号の位相差に基づいて、携帯機までの距離を検出するように構成されていることを特徴とする車両用ドア開閉制御システム。
  5. 請求項1記載の車両用ドア開閉制御システムにおいて、
    前記携帯機及び車体本体にはそれぞれGPS受信機が搭載され、
    前記携帯機は、現在位置の情報を含む位置信号を送信するように構成され、
    前記距離検出手段は、車載機にて受信した前記位置信号と車体本体のGPS受信機からの信号とに基づいて、携帯機までの距離を検出するように構成されていることを特徴とする車両用ドア開閉制御システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1つに記載の車両用ドア開閉制御システムにおいて、
    前記携帯機は、ドア開操作に応じて作動信号である開信号を、また、ドア閉操作に応じて作動信号である閉信号を、それぞれ送信するように構成され、
    前記車載制御手段は、車載機が前記開信号を受信したときは、前記携帯機までの距離が所定値を越えていても駆動手段の作動を禁止しないことを特徴とする車両用ドア開閉制御システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の車両用ドア開閉制御システムにおいて、
    前記ドアは、前記車体本体に対してスライド移動自在に取り付けられたスライドドアであることを特徴とする車両用ドア開閉制御システム。
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