JP5162653B2 - ドアロック制御装置 - Google Patents

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本発明は、ドアロック制御装置に関し、より特定的には、車両周囲の検知エリア内に携帯機が存在することを条件として、車両に設けられた入力装置に対する入力結果に応じてドアのロックおよび/またはアンロックを制御するドアロック制御装置に関する。
従来、車両周囲の検知エリア内に携帯機が存在することを条件として、車両に設けられたタッチセンサの検出結果に応じてドアのロック/アンロックを制御する技術が考えられている。例えば、特許文献1には、ドアハンドル付近にロック用のタッチセンサ(ロックセンサと記載する)およびアンロック用のタッチセンサ(アンロックセンサと記載する)を設けたドアロック制御装置が開示されている。このドアロック制御装置は、上記検知エリア内に携帯機が存在するか否かを判別する。そして、携帯機の存在が認識される状態においてロックセンサにおいて接触が検知された場合にはドアをロックし、アンロックセンサにおいて接触が検知された場合にはドアのロックを解除する(アンロックする)。
特開2006−9312号公報
特許文献1に記載のドアロック制御装置では、ロック制御センサ(ロックセンサおよびアンロックセンサの総称)に対して常に電源を供給しているので、車両の電源を多く消費してしまう。また、各ロック制御センサに対して電力が常に供給されるためにセンサ回路から輻射波が常に発生することとなり、輻射波が他の回路やアンテナに悪影響を与えるおそれがある。
それ故、本発明の目的は、必要な場合にのみロック制御センサに対して電力を供給することが可能なドアロック制御装置を提供することである。
上記課題を解決すべく、本発明は以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明は、携帯機と通信を行った結果、当該携帯機が認証されたことを条件として車両のドアのロックおよび/またはアンロックを行うドアロック制御装置である。ドアロック制御装置は、操作受付部と、車両電源判定部と、乗員判定部と、給電制御部とを備える。操作受付部は、車両に設けられ、電力が供給された状態で、ドアのロックおよび/またはアンロックを指示するための入力を受け付ける。車両電源判定部は、車両の電源がオンであるか否かを判定する。乗員判定部は、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する。給電制御部は、車両の電源がオンであり、かつ、車両の車室内に乗員が存在しないと判定される場合、操作受付部に対して電力を供給する。また、給電制御部は、車両の電源がオンであり、かつ、車両の車室内に乗員が存在すると判定される場合、操作受付部に対する電力供給を停止する。
第2の発明においては、乗員判定部は、携帯機が車室内に存在するか否かによって、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定してもよい。
第3の発明においては、車両には、車室内を撮影するカメラが搭載されていてもよい。このとき、乗員判定部は、カメラで撮影された画像に乗員が含まれているか否かによって、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する。
第4の発明においては、車両には、座席に乗員が着席していることを検知する着座センサが搭載されていてもよい。このとき、乗員判定部は、着座センサによって乗員の着席が検知されたか否かによって、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する。
第5の発明においては、制御部は、(C)車両の電源がオンであり、かつ、車両の所定のドアが開閉されていないと判定される場合、操作受付部に対する電力供給を停止するようにしてもよい。
第6の発明においては、制御部は、(D)車両の電源がオンであり、かつ、当該所定のドアが開閉された後であって、かつ、車両の車室内に乗員が存在すると判定される場合、操作受付部に対する電力供給を停止するようにしてもよい。
第7の発明においては、制御部は、(E)車両の電源がオンであり、かつ、当該所定のドアが開閉された後であって、かつ、車両の車室内に乗員が存在しないと判定される場合、操作受付部に対する電力供給を行うようにしてもよい。
第8の発明においては、操作受付部が、車両の各座席に対応する複数の入力部を有している場合、乗員判定部は、車両の所定の座席について乗員が存在するか否かを判定してもよい。このとき、制御部は、車両の電源がオンである場合、乗員が存在すると判定される座席に対応する入力部に対する電力供給を停止する。
第9の発明においては、ドアロック制御装置は、操作受付部に対する電力供給が行われている状態で、車両の電源がオンであり、かつ、車両のドアがロックされた場合、警報を発する警報部をさらに備えていてもよい。
第1の発明によれば、車両の電源がオンであり、かつ、車両の車室内に乗員が存在する場合には、操作受付部に対する電力供給が停止される。これによって、操作受付部に対する操作入力が行われることがないと考えられる上記のような場合に、操作受付部に対して不要な電力供給が行われることを防止することができる。したがって、第1の発明によれば、操作受付部への不要な給電を停止することによって、電力消費を抑えるとともに、センサ回路からの輻射波による他の回路に対する悪影響を抑えることができる。
第2から第4の発明によれば、車室内に乗員が存在するか否かの判定を、携帯機、カメラ、または着座センサを用いることによって容易に行うことができる。
第5から7の発明によれば、車室内から乗員が降車した可能性を判別することによって、車室内に乗員が存在するか否かの判定をより正確に行うことができる。
第8の発明によれば、各座席に対応する入力部(例えば座席のドアに設けられたロックセンサまたはアンロックセンサ)毎に電力供給を制御することができる。
第9の発明によれば、車室内に乗員がいない状況で車両の電源がオンのままでロック操作が行われた場合には、警報部によって警報が行われる。この警報によって、車両の電源の切り忘れを乗員に通知することができる。
本実施形態に係るドアロック制御装置を含むドアロック制御システムの機能的な構成を示すブロック図 本実施形態に係るドアロック制御装置1の制御部5による給電制御動作の流れを示すフローチャート 第1の変形例における給電制御動作の流れを示すフローチャート 第2の変形例における給電制御動作の流れを示すフローチャート 第3の変形例における給電制御動作の流れを示すフローチャート
以下、図1および図2を参照して、本発明の一実施形態に係るドアロック制御装置について説明する。図1は、本実施形態に係るドアロック制御装置を含むドアロック制御システムの機能的な構成を示すブロック図である。図1において、ドアロック制御システムは、本実施形態に係るドアロック制御装置1、および、ドアロック制御装置1と通信可能な携帯機2を含む。図1に示すドアロック制御システムは、車両のドアのロックおよび/またはアンロックを制御するものである。具体的には、本ドアロック制御装置システムは、いわゆるスマートキーシステムの一種であり、車両に搭載されるドアロック制御装置1が携帯機2と通信を行った結果、当該携帯機2が正当なキーであることが認証されたことを条件として、車両のドアのロックまたはアンロックを可能とする。これによって、正当な携帯機2を有する正当なユーザのみがドアのロックおよびアンロックの操作を行うことができる。
図1において、ドアロック制御装置1は、ロック制御部3、通信部4、制御部5、給電部6、および操作受付部7を備えている。また、給電部6には、車両に搭載される電源8が接続されている。以下、本実施形態に係るドアロック制御装置1の各部について説明する。
ロック制御部3は、後述する制御部5による指令に従って、車両のドアのロックおよびアンロックを行う装置である。また、通信部4は、アンテナ等を含み、携帯機2との間で無線通信を行う。
操作受付部7は、車両に設けられ、ドアのロックおよびアンロックを指示するための入力を受け付ける入力装置である。すなわち、本実施形態においては、正当な携帯機2を有するユーザが車両周囲の検知エリア内に存在する状態(携帯機2が正当なキーであることが認証される状態)で、操作受付部7に対する入力が行われることによって、ドアのロック/アンロックが行われる。
本実施形態においては、操作受付部7は、ドアのロックを行うためのタッチセンサ(以下、ロックセンサと記載する)、および、ドアのアンロックを行うためのタッチセンサ(以下、アンロックセンサと記載する)である。本実施形態においては、これらロックセンサおよびアンロックセンサが、請求項に記載の入力部に相当する。各ロック用センサ(ロックセンサおよびアンロックセンサ)は、車両のドアの外側に設置され、ユーザの操作しやすさを考慮して、ドアハンドル付近に設置されることが好ましい。さらに、ロックセンサはドアハンドルの外側(車両の外側を向く面)に設置されることがより好ましく、アンロックセンサはドアハンドルの内側(車両の内側を向く面)に設置されることがより好ましい。なお、本実施形態では、操作受付部7は、ロックセンサおよびアンロックセンサの両方を有するものとするが、他の実施形態においては、ドアのロックを指示するための入力を受け付ける入力装置とアンロックを指示するための入力を受け付ける入力装置とのいずれか一方を有する構成であってもよい。
なお、操作受付部7は、ドアのロックまたはアンロックを指示するための入力を受け付けることが可能であればどのようなものであってもよく、タッチセンサに限らない。例えば他の実施形態においては、操作受付部7はスイッチであってもよい。操作受付部7がスイッチである場合もタッチセンサである場合と同様、ドアハンドル付近に設置されることが好ましい。また、他の実施形態においては、非接触型の入力システムが用いられてもよい。このとき、操作受付部7は、ユーザが操作するキー(携帯機2と同一であってもよいし異なっていてもよい)からの電波を受信するためのアンテナである。
制御部5は、ロック制御部3、通信部4、給電部6、および操作受付部7に接続されており、ドアロック制御装置1における各種動作の制御を行う。具体的には、制御部5は、ドアロック/アンロックの制御、および、操作受付部7に対する電力供給の制御を行う情報処理装置である。なお、本実施形態においては、制御部5は、スマートキーシステムの制御を行うECU(スマートECU)として実現されるものとする。ただし、他の実施形態においては、制御部5は、当該スマートECUとは別に、操作受付部7に対する電力供給の制御を行う回路として設けられてもよい。
制御部5による操作受付部7への給電制御は、給電部6を用いて行われる。すなわち、給電部6は、電源8と操作受付部7との間に接続されており、制御部5の指令に従って電源8から操作受付部7への電力供給のオン/オフを行う。また、本実施形態においては、制御部5は、ロック制御部3を用いて、車両のドアのロック/アンロックの制御を行う。
本実施形態において、制御部5は、車両の電源がオンであり、かつ、車両の車室内に乗員が存在することを条件として、操作受付部7に対する電力供給を停止する。ここで、本実施形態において、車両の外部に設置される操作受付部7が入力を受け付ける必要がある場合とは、乗車するために乗員がドアロックを解除(アンロック)する場合、および、降車した乗員がドアをロックする場合である。つまり、乗員が車内にいる場合にはロック/アンロックを行うことがないと考えられる。そこで、本実施形態においては、制御部5は、上記条件が満たされる場合にはロック/アンロックが行われることがないと判断し、操作受付部7(すなわちロックセンサおよびアンロックセンサ)への給電を停止する。このように、操作受付部7への不要な給電を停止することによって、電力消費を抑えるとともに、センサ回路からの輻射波による他の回路に対する悪影響を抑えることができる。
以下、ドアロック制御装置1の動作を説明する。まず、ドアロック制御装置1による車両のドアのロック/アンロック制御動作について説明する。ドアロック制御装置1は、通信部4から所定周期で携帯機2に対して送信要求信号を送信し、携帯機2から当該送信要求信号に対する返送信号が通信部4で受信されるか否かを判定する。そして、返送信号が受信された場合、制御部5は、返送信号に含まれているIDコードを用いて認証を行う。すなわち、返送信号に含まれているIDコードと、ドアロック制御装置1が予め記憶しているIDコードとを照合して、2つのIDコードが一致しているか否かを判定する。判定の結果、2つのIDコードが一致している場合、携帯機2が正当なものであることが認証されたと判断する。なお、上記返送信号が通信部4で受信されない場合、または、上記2つのIDコードが一致しない場合には、携帯機2が正当なものであることが認証されない。以上のロック/アンロック制御動作は、例えば車両が駐車状態の場合(例えば、エンジンスイッチがオフであり、かつ、ドアがロックされている場合)にのみ行われてもよい。また、他の実施形態においては、操作受付部7に対して電力が供給されている場合にのみ、ロック/アンロック制御動作が行われてもよい。
次に、制御部5による給電制御動作について説明する。図2は、本実施形態に係るドアロック制御装置1の制御部5による給電制御動作の流れを示すフローチャートである。図2に示す給電制御動作においては、まずステップS1において、制御部5は、車両の電源がオンであるか否かを判定する。ここで、車両の電源がオンとは、イグニッション電源がオンであるか、または、アクセサリ電源がオンであることを指す。ステップS1の判定結果が肯定である場合、ステップS2の処理が実行される。一方、ステップS1の判定結果が否定である場合、後述するステップS4の処理が実行される。なお、本実施形態においては、当該ステップS1を実行する制御部5が、請求項に記載の車両電源判定部に相当する。
ステップS2において、制御部5は、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する。本実施形態においては、当該ステップS2を実行する制御部5が、請求項に記載の乗員判定部に相当する。ステップS2の判定方法の具体例としては、例えば以下の例が考えられる。
(1)第1の判定方法
ステップS2において、制御部5は、携帯機2が車室内に存在するか否かによって、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定することが可能である。携帯機2が車室内に存在するか否かを判定する方法としては、例えば次に示す方法がある。すなわち、車両(通信部4)は、携帯機2との通信を行うための複数のアンテナを有しており、当該複数のアンテナには車室内用のアンテナおよび車室外用のアンテナが含まれる。車室内用のアンテナと車室外用のアンテナとは互いに異なる情報を含む送信要求信号を送信する。また、携帯機2は、車室内用のアンテナから送信要求信号を受信した場合と車室外用のアンテナから送信要求信号を受信した場合とで異なる返送信号を送信する。以上によって、制御部5は、携帯機2からの返送信号の内容によって、携帯機2が車室内に存在するか否かを判定することができる。
また、携帯機2が車室内に存在するか否かの判定は、上記返送信号が車室内用のアンテナで受信されるか車室外用のアンテナで受信されるかによって行われてもよい。すなわち、上記返送信号が車室内用のアンテナで受信される場合(車室内用のアンテナで受信される返送信号の電波強度が、車室外用のアンテナで受信される返送信号の電波強度よりも大きい場合を含む)、制御部5は、車両の車室内に乗員が存在すると判断する。一方、上記返送信号が車室内用のアンテナで受信されない場合(車室内用のアンテナで受信される返送信号の電波強度が、車室外用のアンテナで受信される返送信号の電波強度よりも小さい場合を含む)、制御部5は、車両の車室内に乗員が存在しないと判断する。
(2)第2の判定方法
ステップS2において、制御部5は、車室内に搭載されたカメラで撮影された画像に乗員が含まれているか否かによって、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定することが可能である。すなわち、制御部5は、車室内を撮影する1台以上のカメラを車両に搭載し、当該カメラで撮影された画像を解析し、当該画像に乗員が含まれているか否かを判定する。制御部5は、当該画像に乗員が含まれている場合、車室内に乗員が存在すると判断することができ、当該画像に乗員が含まれていない場合、車室内に乗員が存在しないと判断することができる。
(3)第3の判定方法
ステップS2において、制御部5は、車両のシートに設置された着座センサによって乗員の着席が検知されたか否かによって、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定することが可能である。この場合、車両の各シートに着座センサをそれぞれ設置しておき、制御部5は、着座センサによる検知結果に基づいて、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する。すなわち、制御部5は、各着座センサのいずれもが乗員の着席を検知しない場合、車室内に乗員が存在しないと判断することができ、各着座センサのいずれかで乗員の着席が検知された場合、車室内に乗員が存在すると判断することができる。
なお、ステップS2の判定における「車両の車室内に乗員が存在するか否かの判定」は、車両の車室内の全領域に関して乗員が存在するか否かを判定するものであってもよいし、車両の車室内の所定領域に乗員が存在するか否かを判定するものであってもよい。この所定領域とは、例えば、運転席の領域や、または、車室の前部領域(運転席および助手席の領域)等である。例えば、上記第2の判定方法においては、車室内の上記所定領域を撮影するようにカメラを設けてもよい。また、上記第3の判定方法においては、上記所定領域内の座席にのみ着座センサを設けてもよい。
なお、以上においては、ステップS2の判定方法の具体例として第1〜第3の判定方法という3つの方法を挙げて説明したが、ステップS2の判定方法はこれに限られず、車室内の乗員の存在の有無を判定することができる方法であればどのような方法であってもよい。例えば、他の実施形態においては、制御部5は、車速センサを用いて車両の速度を検出し、検出された車速に基づいてステップS2の判定を行うようにしてもよい。すなわち、車速が“0”よりも大きい場合(車両が走行している場合)には、車室内に乗員が存在していると判定し、車速が“0”である場合(車両が停止している場合)には、車室内に乗員が存在しないと判定するようにしてもよい。また、他の実施形態においては、複数の判定方法を用いて、車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定するようにしてもよい。
上記ステップS2の判定結果が肯定である場合、ステップS3の処理が実行される。一方、上記ステップS2の判定結果が否定である場合、ステップS4の処理が実行される。
ステップS3において、制御部5は、操作受付部7への給電を停止する。具体的には、操作受付部7への給電を停止するように給電部6に対して指示を行う。この指示に応じて、給電部6は、電源8から操作受付部7への給電を停止する。本実施形態においては、当該ステップS3を実行する制御部5が、請求項に記載の給電制御部に相当する。なお、ステップS3においてすでに給電が停止されている場合には給電部6は特に動作を行わない(給電を停止している状態を維持する)ことになる。ステップS3の後、ステップS1の処理が再度実行される。
一方、ステップS4において、制御部5は、操作受付部7への給電を行う。具体的には、操作受付部7への給電を行うように給電部6に対して指示を行う。この指示に応じて、給電部6は、電源8から操作受付部7への給電を行う。なお、ステップS3においてすでに給電が行われている場合には給電部6は特に動作を行わない(給電を行っている状態を維持する)ことになる。ステップS4の後、ステップS1の処理が再度実行される。本実施形態においては、以上のステップS1〜S4の処理ループが所定時間に1回の割合で実行される。
以上のように、本実施形態によれば、上記給電制御動作によって、車両の電源がオンであり(ステップS1でYes)、かつ、車両の車室内に乗員が存在する(ステップS2でYes)ことを条件として、操作受付部7に対する電力供給を停止する(ステップS3)ことができる。これによって、操作受付部7への不要な給電を停止することができるので、電力消費を低減することができるとともに、センサ回路からの輻射波が他の回路やアンテナに悪影響を与えることを防止することができる。
なお、図2に示した給電制御動作においては、車両の電源がオンであるか否かの判定を行った後、車両の車室内に乗員が存在するか否かの判定を行うようにしたが、これら2つの判定処理を実行する順序は逆でもよい。
また、上記実施形態は、操作受付部7への不要な給電を停止するための基本的な動作のみを行う場合であり、種々の変形例が考えられる。以下、上記実施形態の変形例について説明する。
(第1の変形例)
上記実施形態において、実際には車室内に乗員が存在するにもかかわらず、何らかの理由でステップS2の判定結果が否定となる場合が考えられる。例えば、第1の判定方法を用いる場合、車室内に携帯機2があってもドアロック制御装置1との通信が何らかの理由でうまく行かなかったときにステップS2の判定結果が否定となるおそれがある。このとき、操作受付部7に対して不要な給電が行われてしまう。そこで、第1の変形例においては、ドアの開閉が行われた後で車室内に乗員が存在しないと判定された場合に、操作受付部7への給電が開始されるようにする。以下、第1の変形例の詳細について説明する。
図3は、第1の変形例における給電制御動作の流れを示すフローチャートである。なお、図3において、図2と同様の処理を行うステップについては図2と同様のステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。
第1の変形例においては、ステップS1の判定結果が肯定であった場合、ステップS11の処理が実行される。ステップS11において、制御部5は、ドアが開閉済であるか否かを判定する。なお、ステップS11の処理は、運転席のドアが開閉されたか否かを判定するものであってもよいし、いずれかのドアが開閉済であるかを判定するものであってもよい。ステップS11の判定結果が肯定である場合、ステップS2の処理が実行され、ステップS11の判定結果が否定である場合、ステップS3の処理が実行される。
以上のように、第1の変形例においては、車両の電源がオンであり、かつ、車両の車室内に乗員が存在する場合であっても、ドアが開閉済でない場合には(ステップS11でNo)、操作受付部7への給電は停止されたままになる(ステップS3)。つまり、制御部5は、ドアが開閉済でなければ乗員が降車した可能性がないと判断して、操作受付部7への給電を停止したままにし、ドアが開閉済であれば乗員が降車した可能性があると判断して、ステップS2において車両の車室内に乗員が存在しない場合には給電を開始する。これによって、車両の車室内に乗員が存在するか否かの判定をより正確に行うことができ、ステップS2の判定処理が誤判定される場合であっても、操作受付部7への給電が不要に行われることを防止することができる。
なお、第1の変形例においては、ステップS1、ステップS11、ステップS2の順で判定処理が実行されたが、他の実施形態においては、これら3つの判定処理を実行する順序はどのような順であってもよい。すなわち、「車両の電源がオフであること(条件a)」、または、「車両の車室内に乗員が存在せず、かつ、ドアが開閉済であること(条件b)」のいずれかが満たされる場合に、操作受付部7への給電が行われれば、上記3つの判定処理を実行する順序はどのような順であってもよい。例えば、上記ステップS11の処理は、ステップS3の後(図3で言えば、ステップS3とステップS1との間)に実行されてもよい。この場合、制御部5はステップS11の判定結果が肯定となるまで待機する(判定結果が肯定の場合にステップS1の処理に進み、判定結果が否定の場合には再度ステップS11を実行する)。
(第2の変形例)
上記実施形態においては、ドアロック制御装置1は、操作受付部7に含まれるロックセンサおよびアンロックセンサに対して同じように給電制御を行った。これに対して、第2の変形例では、ロックセンサとアンロックセンサとで給電の条件を異なるようにする。以下、第2の変形例の詳細について説明する。
図4は、第2の変形例における給電制御動作の流れを示すフローチャートである。なお、図4において、図2と同様の処理を行うステップについては図2と同様のステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。
第2の変形例においては、ステップS1の判定結果が否定である場合、または、ステップS2の判定結果が否定である場合、ステップS21の処理が実行される。ステップS21において、制御部5は、車両のドアがロック状態であるか否かを判定する。ステップS21の判定結果が肯定である場合、ステップS22において、制御部5は、アンロックセンサへの給電を行う。具体的には、操作受付部7のアンロックセンサへの給電を行うように給電部6に対して指示を行う。一方、ステップS21の判定結果が否定である場合、ステップS23において、制御部5は、ロックセンサへの給電を行う。具体的には、操作受付部7のロックセンサへの給電を行うように給電部6に対して指示を行う。なお、ステップS22またはS23においてすでに給電が行われている場合には給電部6は特に動作を行わない(給電を行っている状態を維持する)ことになる。ステップS22またはS23の後、ステップS1の処理が再度実行される。
以上のように、第2の変形例においては、操作受付部7への給電を行う場合(ステップS1でNo、または、ステップS2でNo)、ロック状態であればアンロックセンサへの給電を行い、アンロック状態であればロックセンサへの給電を行う。ここで、ロックセンサは、ドアがアンロック状態である場合に必要となる一方、アンロックセンサは、ドアがロック状態である場合に必要となるものである。つまり、第2の変形例によれば、ドアのロック状態をさらに考慮して不要な方のセンサについては給電を停止することによって、センサ回路による消費電力をより低減することができる。
なお、第2の変形例においては、ステップS21〜S23の処理をドア毎に別個に行うようにしてもよい。すなわち、制御部5は、ドア毎にロック状態か否かを判定し、ロック状態と判定されたドアに対応するアンロックセンサに対して給電を行い、アンロック状態と判定されたドアに対応するロックセンサに対して給電を行うようにしてもよい。
なお、本発明においては、第2の変形例と、上述した第1の変形例とを組み合わせて実施することも可能である。すなわち、制御部5は、第1の変形例のステップS4に代えて、上記ステップS21〜S23の処理を実行するようにしてもよい。
(第3の変形例)
上記実施形態においては、車両の電源がオンであっても、乗員が車外に出れば(車室内に乗員が存在しなければ)操作受付部7への給電が行われてロック操作が可能となる。そのため、上記実施形態においては、車両の電源がオンのままで乗員が車両から離れてしまう場合がある。そこで、第3の変形例においては、このような場合に警報を行い、車両の電源がオンのままであることを乗員に通知することとする。以下、第3の変形例の詳細について説明する。
図5は、第3の変形例における給電制御動作の流れを示すフローチャートである。なお、図5において、図2と同様の処理を行うステップについては図2と同様のステップ番号を付し、詳細な説明を省略する。
第3の変形例においては、ステップS4の次にステップS31の処理が実行される。ステップS31において、制御部5は、車両の電源がオンであるか否かを判定する。ステップS31の判定結果が肯定である場合、ステップS32の処理が実行される。一方、ステップS31の判定結果が否定である場合、制御部5はステップS1に戻って処理を実行する。
ステップS32において、制御部5は、ロック操作(ロックセンサに対するタッチ操作)が行われたか否かを判定する。ステップS32の判定結果が肯定である場合、ステップS33の処理が実行される。一方、ステップS32の判定結果が否定である場合、制御部5はステップS1に戻って処理を実行する。
ステップS33において、制御部5は、車両の電源がオンのままでドアがロックされたことを乗員に通知するための警報を行う。本実施形態においては、当該ステップS33を実行する制御部5が、請求項に記載の警報部に相当する。警報は、具体的には、ブザーやクラクション等の音によるものでもよいし、車両のメータやナビゲーション装置の画面等における表示によるものでもよいし、音および表示の両方であってもよい。ステップS33における警報によって、車両の電源を切り忘れたことを乗員に気付かせることができる。
以上のように、第3の変形例においては、操作受付部7への給電が開始された後、車両の電源がオンであり(ステップS31でYes)、かつ、ロック操作が行われた(ステップS32でYes)場合、乗員に対する警告(通知)を行う。車両が実際に使用される状況においては、上述したように、車両に乗っていた乗員が車両の電源をオンにしたまま、電源を切り忘れて降車するおそれが考えられる。これに対して、第3の変形例によれば、車室内に乗員がいない状況で車両の電源がオンのままでロック操作が行われた場合に警報を行うことができるので、車両の電源の切り忘れを乗員に通知することができる。
なお、本発明においては、第3の変形例と、上述した第1および第2の変形例とを組み合わせて実施することも可能である。すなわち、制御部5は、第1の変形例のステップS4の次に上記ステップS31〜S33の処理を実行するようにしてもよい。また、制御部5は、第2の変形例のステップS22またはS23の次に上記ステップS31〜S33の処理を実行するようにしてもよい。さらに、本発明においては、第1〜第3の変形例を組み合わせて実施することも可能である。
(他の変形例)
なお、他の変形例としては、操作受付部7への給電を行う給電条件として、車両のドア周囲に設定される検知エリア(通信部4との通信が可能なエリア)内に携帯機2が存在することを用いることが考えられる。すなわち、制御部5は、上述した実施形態および変形例における給電条件に加え、携帯機2が上記検知エリア内に存在する場合に操作受付部7への給電を行うようにしてもよい。これによれば、乗員が車両から離れた場合には給電が停止されるので、消費電力をより低減することができる。
以上のように、本発明は、必要な場合にのみロック制御センサに対して電力を供給すること等を目的として、車両に搭載されるドアロック制御装置等に利用することが可能である。
1 ドアロック制御装置
2 携帯機
3 ロック制御部
4 通信部
5 制御部
6 給電部
7 操作受付部
8 電源

Claims (9)

  1. 携帯機と通信を行った結果、当該携帯機が認証されたことを条件として車両のドアのロックを行うドアロック制御装置であって、
    前記車両に設けられ、電力が供給された状態で、前記ドアのロックを指示するための入力を受け付ける操作受付部と、
    前記車両の電源がオンであるか否かを判定する車両電源判定部と、
    前記車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する乗員判定部と、
    (A)前記車両の電源がオンであり、かつ、前記車両の車室内に乗員が存在しないと判定される場合、前記操作受付部に対して電力を供給し、(B)前記車両の電源がオンであり、かつ、前記車両の車室内に乗員が存在すると判定される場合、前記操作受付部に対する電力供給を停止する給電制御部とを備える、ドアロック制御装置。
  2. 前記乗員判定部は、前記携帯機が車室内に存在するか否かによって、前記車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する、請求項1に記載のドアロック制御装置。
  3. 前記車両には、車室内を撮影するカメラが搭載されており、
    前記乗員判定部は、前記カメラで撮影された画像に乗員が含まれているか否かによって、前記車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する、請求項1に記載のドアロック制御装置。
  4. 前記車両には、座席に乗員が着席していることを検知する着座センサが搭載されており、
    前記乗員判定部は、前記着座センサによって乗員の着席が検知されたか否かによって、前記車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する、請求項1に記載のドアロック制御装置。
  5. 前記給電制御部は、(C)前記車両の電源がオンであり、かつ、降車時に前記車両の所定のドアが開閉されていないと判定される場合に前記(B)の場合であると判定し、前記操作受付部に対する電力供給を停止する、請求項1に記載のドアロック制御装置。
  6. 携帯機と通信を行った結果、当該携帯機が認証されたことを条件として車両のドアのロックを行うドアロック制御装置であって、
    前記車両に設けられ、電力が供給された状態で、前記ドアのロックを指示するための入力を受け付ける操作受付部と、
    前記車両の電源がオンであるか否かを判定する車両電源判定部と、
    前記車両の車室内に乗員が存在するか否かを判定する乗員判定部と、
    (D)前記車両の電源がオンであり、かつ、降車時に前記車両の所定のドアが開閉された後であって、かつ、前記車両の車室内に乗員が存在すると判定される場合、前記操作受付部に対する電力供給を停止する給電制御部とを備える、ドアロック制御装置。
  7. 前記給電制御部は、(E)前記車両の電源がオンであり、かつ、降車時に前記車両の所定のドアが開閉された後であって、かつ、前記車両の車室内に乗員が存在しないと判定される場合、前記操作受付部に対する電力供給を行う請求項6に記載のドアロック制御装置。
  8. 前記操作受付部は、車両の各座席に対応する複数の入力部を有し、
    前記乗員判定部は、車両の所定の座席について乗員が存在するか否かを判定し、
    前記給電制御部は、前記車両の電源がオンである場合、乗員が存在すると判定される座席に対応する前記入力部に対する電力供給を停止する、請求項1に記載のドアロック制御装置。
  9. 前記操作受付部に対する電力供給が行われている状態で、前記車両の電源がオンであり、かつ、車両のドアがロックされた場合、警報を発する警報部をさらに備える、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のドアロック制御装置。
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